目次
- 企業が抱く「飽きっぽい」の印象
- 「飽きっぽい」短所を前向きに言い換える方法
- いろいろなことに興味が目移りしやすい
- 注意点
- 何かを短期間で辞めた経験を伝えない
- 物事を「途中で手放す・捨てる」イメージを付けない
- 「飽きっぽい」を短所として伝えないほうが良い企業・仕事
- 定常業務やルーティンワークが多い職種
- 業務ルールが厳密に決まっている仕事
- 短所「飽きっぽい」はどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
- 「飽きっぽい」を題材にした例文
- 短所で「飽きっぽい」を伝えたい人はこちら!
- 「飽きっぽい」学生へのリアルな印象
- 「すぐ投げ出す人」と思われないためのコツ
- 実例に基づいたキャリアアドバイザーからのアドバイス
この記事は現役キャリアアドバイザー・面接官への独自のインタビューをもとに作成しています。
「短所が『飽きっぽい』という学生が来たらどう感じますか?」
「『飽きっぽさ』を面接で伝えても大丈夫ですか?」
「『飽きっぽさ』をうまく伝える方法はありますか?」
このような質問を通じて、実際のアドバイスの仕方や面接官からのリアルな視点を紹介しています。また実際の学生の実例や多くの就活生を見てきたからこそわかるキャリアアドバイザーならではの独自の見解も紹介。
就活のプロと面接官の意見を参考に、マイナス評価につながらない短所の伝え方をチェックしましょう。
「飽きっぽい」の短所について確認する前に、短所についての基本事項を押さえたい人は、以下の記事を確認してください。
10例文|面接での長所と短所の答え方3ステップ! 題材一覧も紹介
企業が抱く「飽きっぽい」の印象
- 早期離職につながりそう
- 成果が出る前の下積み期間にやる気を失ってしまいそう
- 飽きるだけでやり切る力や継続性がなさそう
「飽きっぽい」短所を前向きに言い換える方法
いろいろなことに興味が目移りしやすい
- 興味の対象が多岐にわたることで、1つにかける時間や労力が分散してしまう状態を客観的に表現できる
飽きっぽさを選考で伝えようとしている人はそもそも、自分が「飽きっぽい性格だ」ということを自覚できているはず。
私が学生に伝えているのは、「『飽きっぽい』のレベルを自覚しよう」ということです。
毎回全力で挑戦したうえで飽きてしまうのか、少し手を付けただけで飽きてしまうのか……。後者であれば、飽きっぽさを短所として話すのは得策ではないかもしれません。
注意点
何かを短期間で辞めた経験を伝えない
- 「1カ月でアルバイトを辞めた」などの短期間で何かを辞めた経験は、離職や業務への飽きが早い印象となってしまう
⇒部活動を3年間やり切ったうえでの変化など、「一定期間やり切った実績」をあわせて提示してネガティブな印象を払拭する
物事を「途中で手放す・捨てる」イメージを付けない
- 企業側は「飽きてすぐ投げ出す姿勢」に懸念を抱く
⇒「投げ出した」のではなく「次の挑戦へ視野を広げた」という前向きな文脈で伝える
「飽きてすぐ手放してしまわないか」、ここが企業がもっとも気にしているポイントです。
仕事に対しても同じで、「できないから飽きる⇒飽きたから辞める」というサイクルに陥りやすい人は要注意。
新卒1年目で仕事が完璧にできる人はいないですよね。年数を重ねてやっとできるようになるもの。だからこそ、手放し癖がある人は、「うちもすぐ飽きられるのでは?」という懸念が残ってしまいます。
「飽きっぽい」を短所として伝えないほうが良い企業・仕事
定常業務やルーティンワークが多い職種
- 業務が型決まっており、毎日決まった事務作業を繰り返す環境
- 業務を覚えた後の変化が少なく、すぐに退屈さを感じて集中力やモチベーションが保てなくなる可能性がある
業務ルールが厳密に決まっている仕事
- 業務範囲や役割分担が定められており、決められた手順に従って着実に進める環境
- 新しい取り組みや自由な提案がしにくく、窮屈さや退屈さを感じやすい
コツコツと同じことを積み重ねる事務職や、同じ手順に沿って物事をやりとげることが何よりも大切な製造業などが上記の一例です。
このような仕事の採用担当者は、「同じことの繰り返しすぎてすぐに飽きてしまうのでは」という懸念を抱きかねません。
正直、採用してもらえる確率はかなり低いでしょう。
短所「飽きっぽい」はどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「飽きっぽい」をそのまま伝えるのはNG!
言い換えと「やり切り」で好印象に変えよう
正直「飽きっぽい」という言葉をそのまま使うのはとても危険。企業からすると「入社しても、すぐに飽きて早期離職してしまうのでは?」という不安を感じてしまうからです。
私も実は飽きっぽいのですが、そういうタイプって「ハマったものへの集中力や行動力は人一倍強い」という特徴もありますよね。
その姿勢をプラスに変えるために、私は「途中で投げ出さず、やり切った事実を共に語ろう」と学生にアドバイスしています。
過去に担当した学生で、このアドバイスを元にした結果、好印象を残せた例を見てみましょう。
実際にあった! 「飽きっぽい」を好印象に変えた例
【どのように短所を言い換えて伝えた?】
「好奇心が強すぎる」
【短所が表れた具体的な行動】
小・中・高・大学で毎回異なるスポーツに挑戦してきた
【短所を補うための行動】
途中で投げ出さず、各部活で3年間やり切ったうえで次の挑戦に移っている
【評価のポイント】
目移りではなく、「挑戦心があり、かつ決めたことは最後までやり切る人物」として好評価を獲得
この学生は、「飽きて手放した」のではなく「成果や区切りまでやり切って次の挑戦へ進んだ」というストーリーが伝わり、高評価につながっていました。
このように、「やり切る工夫」まで伝えて企業側が抱く懸念を払拭できると、プラスな印象を残せますよ。
「飽きっぽい」を題材にした例文
私の短所は、好奇心が旺盛なあまり、関心や意識が分散しやすい点です。興味の対象が広がると同時に注力したい気持ちが強まってしまうことがあります。
大学のペーパーレス化を推進する学生プロジェクトでは、書類のデジタル化だけでなく、専用ツールの導入や他部署との連携プロセスの刷新など、次々と新しい施策に興味が向き、当初の作業ペースが落ちてしまう課題が生じました。
そこで、優先順位を明確にするタスク管理シートを作成し、毎朝「本日の最優先事項」を1つ設定して完遂する仕組みを取り入れました。その結果、関心の幅広さを「課題解決の選択肢を増やす強み」として活かしながら、最終目標までブレずにやり切る実行力を身に付けました。
この短所と向き合いながら、多角的な視点で新しいアプローチを模索しつつ、目の前の目標に対して着実に成果を積み上げていく所存です。
・飽きっぽさを「課題解決の選択肢を増やす強み」として前向きに再定義できている
・短所に対し具体的かつ即効性のある行動策を示せている
この2点が、特に良いポイント。
企業が懸念する「目移りして途中で投げ出すリスク」に対し、自発的にコントロールした経験を提示できています。
短所でありながらも、失敗から学びを得て行動を変えられる柔軟性と、最後までやり抜く姿勢がしっかり伝わりますね。
短所で「飽きっぽい」を伝えたい人はこちら!
本文で紹介したように「飽きっぽい」は、新しいことに挑戦できる「チャレンジ精神」と言い換えられます。以下の記事から、チャレンジ精神の自己PR方法をチェックしてみてくださいね。
「チャレンジ精神」の自己PR法|高評価のコツを例文つきで解説!
「ほかにもさまざまな短所の例を見てみたい」と思う人は、以下の記事もおすすめです。例を学び、自分の短所の表現の幅を広げましょう。
50の短所一覧と回答例文|選考で伝えるべき短所は3ステップで発見
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
〇×△で評価するなら、個人的には「×」。選考ではこの弱みを伝えないほうが良いと感じますね。
飽きっぽい性格を伝えられると、「入社して希望の職種に就けなかった場合、早期離職してしまうのかな」などの懸念を感じてしまいます。