「旅行会社への就職はやめとけ」は本当? 実態を就活のプロが解説

この記事にコメントしたキャリアアドバイザー

  • #面接官経験あり#理系学生支援
    大学ではアメフト部のマネージャーとして、練習やチームの運営をサポート。この経験を通して、自身のサポートにより相手が目標を達成する姿を見ることにやりがいを感じ、人材業界を目指す。ポートに新卒入社し、理系学生をメインに支援。キャリアコンサルタント(登録番号23034402)/全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230123001-05662)
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  • #面接官経験あり#理系学生支援
    幼稚園から高校まで野球を打ち込み、所属大学野球大会で優勝。4番ピッチャーとしてMVPを獲得した経験しました。ポートに新卒で入社し文系の学生の支援を担当。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-220824001-02874)
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  • #面接官経験あり
    大学時代は、サッカー部のマネージャーとして選手のサポートに取り組む。選手に加えて、監督やコーチ、保護者からも頼りにしてもらうことにやりがいと感じ、多くの人々をサポートできる企業・業界を軸に就活をおこなう。ポートに新卒入社。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-220824001-02862)
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  • #面接官経験あり
    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリアをスタート。2年目からキャリアアドバイザーへジョブチェンジし、就活シェアハウス事業の運営責任者も兼任。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-220824001-02861)
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目次

  1. 「旅行会社への就職はやめとけ」の理由を理解して適職か見極めよう!
  2. 「旅行会社への就職はやめとけ」と言われる理由と実態
  3. ①平均年収が低い傾向にある
  4. ②労働時間が長くなりがち
  5. ③土日や祝日も出勤の可能性がある
  6. ④外部要因でのトラブルが発生する場合がある
  7. ⑤ミスの許されない事務作業が多い
  8. ⑥クレーム対応が発生する場合がある
  9. キャリアアドバイザーに聞いた!旅行会社が向いているかを見極める方法
  10. 「旅行会社への就職はやめとけ」に惑わされず自分の適性を判断しよう!

「旅行会社への就職はやめとけ」の理由を理解して適職か見極めよう!

「旅行会社への就職はやめとけ」という言葉を目にすると、志望度が高い人ほど不安になりますよね。

そう言われる背景には、実際の働き方や業界特有の課題など明確な理由があります。

まずはその背景を正しく知り、自分に合うかどうかを見極めることが大切です

この記事では、「やめとけ」と言われる具体的な理由や自分に向いているかを見極める方法を詳しく解説します。

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「旅行会社への就職はやめとけ」と言われる理由と実態

「旅行が好き」「華やかな業界で働きたい」という理由で旅行会社を目指す学生は多いものの、ときどき「旅行会社への就職はやめとけ」という声をよく目にします。

そう言われる背景には、憧れのイメージと現実の労働環境や業界構造との間に大きなギャップが存在するためです

ここからは、なぜ「旅行会社への就職はやめとけ」と言われるのか、そのリアルな働き方をわかりやすく解説します。

まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう

自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。

そんな時は「業界&職種マッチ度診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや性格が分析され、向いている職業・向いていない職業が診断できます

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①平均年収が低い傾向にある

旅行会社の仕事は利益率が低く、他業界と比較して平均年収が低い傾向にあると言われています。

実際に旅行商品は仕入れ原価(ホテル代や交通費等)の割合が高く、1件あたりの利益幅が数%程度と薄い収益構造になっています

そのため、どれだけ業務量をこなしても会社に残る利益が少なく、基本給が上がりにくかったり、20〜30代の若手層で収入面にギャップを感じて離職したりする実態があります。

酒井 栞里

酒井 栞里

就活相談で「旅行が好き」と話してくれる学生に最初に伝えるのが、仕事への熱意と将来の給料のバランスです。

どれだけ情熱を持って入社しても、社会人になって生活コストや将来設計を考え始めたときに理想と現実の差で悩んでしまうケースは少なくありません。

もし「着実な年収アップ」や「個人の成果に応じたインセンティブ」を就活軸として重視しているなら、業界の利益率や昇給スピードをあらかじめ理解しておくことをおすすめします。

旅行会社に就職する際のポイントはこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
旅行会社就職人気ランキング|仕事内容4種と志望動機例文をご紹介

②労働時間が長くなりがち

旅行会社の仕事は業務範囲が非常に広く、残業が多くなりやすいと言われています

労働時間が長くなりやすいおもな要因
  • 接客・営業といった表の仕事と手配・確認などの事務手続きを並行する必要がある
  • GW・夏休み・年末年始などの繁忙期に業務量が爆発的に集中する
  • 現地機関や顧客とのやり取りで時差や休日のズレがあり確認・待ち時間に手間がかかる
北浦 ひより

北浦 ひより

「残業が多くてもやりたい仕事だから頑張れる」と考えて入社する人は多いですが、マルチタスクをこなす要領の良さがないとあっという間にパンクしてしまいます。

時間内に作業を効率よく終わらせる事務処理能力と、タスクの優先順位を冷静に判断する力が想像以上に求められる環境であることを理解しておきましょう。

③土日や祝日も出勤の可能性がある

旅行会社の仕事は顧客の休日に合わせて営業するため、カレンダー通りの休みが取りづらいと言われています。

実際に店舗カウンターでの接客対応、ツアーへの添乗業務、休日中の緊急連絡窓口などを維持するため、シフト制を採用している会社が数多く存在します。

世間が休日を楽しんでいるタイミングこそが最も多忙な時期となる実態があります

塩田 健斗

塩田 健斗

「友人と休日を合わせて遊びたい」などプライベートの優先度が高い人は、将来的なライフスタイルの変化(結婚・子育てなど)に直面した際、シフト勤務の継続に苦戦する傾向があります。

長期的に働き続けられる環境か冷静な目で見定めることが大切です。

あなたが受けないほうがいい職業を診断しよう

就活では、自分に合った仕事が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「適職診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけあなたの性格や強みを分析し、適職・適さない職業を提案してくれます

自分の適職・適さない職業を知ることで、自信を持って就活を進めましょう。

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④外部要因でのトラブルが発生する場合がある

旅行会社の仕事は社会情勢や自然災害などの外部環境に業績や業務量が左右されやすいと言われています。

実際に予期せぬアクシデントが発生すると、自社の努力だけではコントロールできない影響によって業績や賞与(ボーナス)が大きく変動するほか、現場では過酷な緊急対応に追われる実態があります

外部要因の例
  • 世界情勢の緊迫
  • パンデミック
  • 急激な円安
  • 台風や地震などの自然災害
上村 京久

上村 京久

外部要因による影響で恐ろしいのは、自分のミスではないにもかかわらず、突如として怒濤の緊急対応に追われる点です。

精神的なタフさがないと、想定外のアクシデントが起きた際に大きなプレッシャーを感じてしまいます。

変化に対してパニックにならず、臨機応変に「今できる最善策」を提案できる冷静さが求められます。

臨機応変に対応する力をアピールするコツはこちらの記事で解説しています。ぜひチェックしてみてください。
臨機応変に対応する力を上手に自己PRする方法|例文あり

⑤ミスの許されない事務作業が多い

旅行会社の仕事は手配や契約などの事務作業において、極めて高い正確性が求められると言われています。

日々扱うミスが許されない手続きの例
  • 航空券の発券システム(GDS)への正確なデータ入力
  • ホテルや現地会社との予約確認・各種契約書の作成
  • 顧客ごとの複雑な決済処理やキャンセル料の計算

実際に、たった一つの記載ミスで顧客が飛行機に乗れなくなったり、入国拒否されたりする重大な問題を引き起こしかねません。

華やかなイメージの裏で、日々膨大なチェックリストと向き合う精密な作業が中心であるというのが実態です

酒井 栞里

酒井 栞里

「接客が好きだから」「企画がやりたいから」という動機だけで入社すると、この「地道なチェック作業」の膨大さにギャップを感じて辞めていくケースが後を絶ちません。

華やかな表舞台を支えているのは、間違いが許されない細かい数字や文字データの確認作業です。

自分の几帳面さや正確性に自信があるかが重要なポイントになります。

几帳面さをアピールする際のポイントを知りたい場合はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「几帳面」は長所としてアリ? 伝え方と内定者例文を紹介

あなたが受けないほうがいい職業を確認しておこう

就活の成功は、自分に合う仕事・合わない仕事を知ることが鍵です。しかし、それがどんな仕事なのかが分からず悩む人も多いでしょう。

そんな時におすすめなのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけあなたの強み・弱みを分析したうえで、合う仕事・合わない仕事を診断できます

早めに自分に合う仕事・合わない仕事を知って、就活を成功させましょう。

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⑥クレーム対応が発生する場合がある

旅行は高額で特別な思い出になるからこそ顧客の期待値や思い入れが非常に高く、トラブル発生時には厳しいクレームに直結しやすいと言われています

そのため、天候不良による運休や現地ホテルの不備など、自社に直接の過失がない事象であっても窓口である旅行会社に不満や怒りが集中しやすい実態があります。

北浦 ひより

北浦 ひより

顧客の感情が高ぶっているクレーム対応では、理不尽に怒声を浴びせられることもあり、メンタル面のストレスを感じやすい仕事です。

しかし、顧客の不満に寄り添いながら迅速・誠実に対応できれば、最終的に「あなたに頼んで良かった」と強い信頼関係に変えられることも。

他人の感情を過剰に受け止めすぎず、うまく切り替えられる適性が問われます。

キャリアアドバイザーが読み解く!旅行業界ならではの厳しさとは?

上村 京久

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上村 京久

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将来性がネック

旅行業界の難しいところと言えば、やはり一番は業界全体の将来性

今は予約サイトやアプリで簡単に安く予約できる時代なので、代理店を挟む必要性がなくなってきているのです。

また薄利多売な面があるため営業の成果が給料に還元されにくいケースもあり、加えて翻訳作業や各種手続きといった雑務も非常に多いです。

こういった側面を理解したうえで、それでも頑張りたいという覚悟が必要になると思いますね。

キャリアアドバイザーに聞いた!旅行会社が向いているかを見極める方法

旅行会社への就職に不安を感じているものの、「それでもこの業界に挑戦してみたい」と考えているなら、自分自身の適性を見極めることが成功への第一歩です

ここからは、旅行会社への適性を正しく判断するための具体的なチェックポイントを、キャリアアドバイザーの視点から解説します。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!適性を判断する方法は?

塩田 健斗

キャリアアドバイザー

塩田 健斗

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強い情熱があるかが分かれ道

旅行会社への適性を判断するには、対価や給料以上に、顧客が楽しんでいる姿を見るのが本気でうれしいと思えるかを考えてみると良いでしょう。

ガツガツ稼げる業界というわけではないので、純粋なホスピタリティ精神が問われますね。

憧れだけで目指した人の9割は実態を知ると辞めてしまう世界。厳しさを知ったうえで、それでも人を喜ばせる仕事がしたい。そんな情熱がある学生は、活躍できると思います。

あとは予期せぬトラブルを楽しめるポジティブ思考や語学力・地理の知識があると強みになりますよ。

「旅行会社への就職はやめとけ」に惑わされず自分の適性を判断しよう!

ネット上の「旅行会社への就職はやめとけ」という噂には、厳しい労働環境や業界ならではの収益構造といった明確な理由が存在します。

しかし、こうしたネガティブな情報だけに振り回されて、安易に志望をあきらめてしまうのは非常にもったいないことです。

ネガティブな声の真相をしっかりと受け止め、自分が後悔しない選択をするための判断材料として上手に活用していきましょう

あなたが受けないほうがいい業界をチェックしよう

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就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。

そんな時は適職診断を活用して、志望する職業と自分の相性を確認してみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

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