目次
- 事前対策が絶対必要! 性格を表す四字熟語を準備しておこう
- 就活で四字熟語を使って性格を表す場面って?
- 知っておこう! 企業が四字熟語で性格を問う意図とは
- 企業との相性を確かめるため
- 学生の価値観を知るため
- 学生が一般常識を持っているか確かめるため
- 学生の発想力を確かめるため
- 四字熟語を活用して答えよう! 性格を四字熟語で表現する3つのメリット
- ①面接官の印象に残りやすい
- ②一言で自分を表現できる
- ③知的なイメージをアピールできる
- 自分のアピールしたい性格を表す四字熟語を見つける方法
- 自分にぴったりの言葉を見つけよう! 性格を表す四字熟語50選
- 行動的な性格を表現できる四字熟語
- 最後まで諦めない性格を表現できる四字熟語
- リーダーシップを表現できる四字熟語
- 努力家な性格を表現できる四字熟語
- 明るい性格を表現できる四字熟語
- 真面目な性格を表現できる四字熟語
- 好奇心旺盛な性格を表現できる四字熟語
- 柔軟な性格を表現できる四字熟語
- 社交的な性格を表現できる四字熟語
- 冷静な性格を表現できる四字熟語
- 要注意! 避けた方が良い四字熟語の3つの特徴
- ①仕事をするうえで懸念点される性格を表す四字熟語
- ②自分で作成した造語
- ③四字熟語の概念からそれているもの
- 4ステップで完成! 四字熟語で性格を表現する回答の作り方
- ①自分のアピールしたい性格を決める
- ②四字熟語にあてはめる
- ③根拠となるエピソードを盛り込む
- ④企業でどう活かせるのかで締める
- 四字熟語で性格を伝えるときのコツ
- 簡潔に伝える
- 四字熟語に頼りすぎずに論理立てて伝える
- 例文6選! 企業タイプ別の性格を表す四字熟語の回答方法
- 中小企業に向けてアピールしたい学生におすすめの四字熟語
- 大手企業に向けてアピールしたい学生におすすめの四字熟語
- 四字熟語で性格を表現して自分の個性をアピールしよう!
事前対策が絶対必要! 性格を表す四字熟語を準備しておこう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から
「四字熟語で性格を表すと、という質問に答えられませんでした」
「自分の性格を四字熟語で例えられたら、面接官の印象に残りますか?」
という相談を寄せられることがあります。四字熟語で性格を表すように言われたら、その場でうまく答えられる自信がない、という学生もいるかもしれませんね。
今回は性格を表す四字熟語50選と「自分の性格を四字熟語で」と質問する企業の意図などを解説していきます。事前準備のために参考にしてみてくださいね。
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就活で四字熟語を使って性格を表す場面って?
就活の面接の中で、「あなたはどういう性格ですか?」と質問されることは珍しくありません。採用担当者にとっては、これから一緒に働くメンバーの採用になるため、どんな人なのかという学生の人柄は気になるものです。
ここではどのような場面で四字熟語を使って性格を表すのかを解説していきます。実際の面接の様子をイメージしながら読んでみてくださいね。
「四字熟語で性格を表してください」と指定された場合
面接では性格を問われる質問をされることがよくあります。その中でも、企業によっては「あなたの性格を四字熟語で表してください」と四字熟語を使用するように指定されることがあります。
自分の性格は、これまでの経験や事前準備の自己分析から「優しい」「明るくて活発」など回答できるかもしれませんが、四字熟語ですぐに思いつく人はなかなかいないでしょう。
キャリアアドバイザー
性格を問われたときに自発的に四字熟語を使う場合
上記のように「四字熟語で答えてください」と指定された場合以外でも性格を問われた際に自発的に四字熟語を使って自分を表現することもできますね。普通に性格を答えるよりもオリジナリティを表現できたり、簡潔に自分のイメージを伝えることができるのもメリットです。
「四字熟語を使って性格を表してください」のほかにも、〇〇で自分を例えて表してくださいという問いにはバリエーションがあります。
どの問いも事前に考えられていれば問題ありませんが、突然の質問に頭が真っ白になって黙り込んでしまう可能性もあります。こちらの記事では「自分をものに例えると?」という質問に関して詳しく解説しています。併せて確認しておきましょう。
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こちらの記事では「自分を色に例えると?」という質問に関して詳しく解説しています。
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四字熟語は、「性格」を表すだけではなくてモットーなど行動指針を問うために使われることもあります。しかし、「こう聞かれた場合にはこの四字熟語を答えよう」と網羅的に準備をしすぎる必要はないので安心してください。
たとえば自分の性格を表す四字熟語を「用意周到」にしていた場合、行動指針でも同じ文言を使って何も違和感はないはずです。様々な場面で四字熟語を求められることがあるかもしれませんが、焦らずに対応をしていきましょう。
なお、四字熟語はある程度言葉の定義が決まっているので、学生と面接官に解釈の齟齬が生じにくいです。そのため、この他にも、企業から指定をされていなくても四字熟語を使うことで自分のアピールをできる場合もあるので積極的に活用しましょう。例を挙げると、長所と短所を表す場合、他人からどのような人だと言われるか、どんな社会人になりたいか、など端的かつ想像がしやすい回答が求められる場合に有効と言えます。
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知っておこう! 企業が四字熟語で性格を問う意図とは
就活生
性格を四字熟語で表せなんて、面接官は意地悪です……。
キャリアアドバイザー
答えにくい質問ですよね。ただの意地悪に感じるかもしれませんが、企業には意図がありますので理解しておきましょう。
就活生
意図があるのですね! 気になります!
企業がどうしてわざわざ四字熟語で性格を聞いているのか分からない学生も多いかもしれませんね。この意図を理解しておけば、企業の求めている回答をすることができます。一緒に確認していきましょう。
企業との相性を確かめるため
どれだけスキルが高くても、社風や企業の雰囲気に合っていなければ、社員との間で上手にコミュニケーションが取れず、十分に実力が発揮できないこともあります。
仕事の内容ごとに適性があるように、企業の雰囲気にも合う合わないがあります。せっかく採用した新入社員に対して、企業としても長く続けて欲しいと考えているため、企業との相性が良く、長く続けられそうかどうかを判断するためにも性格を確認しているのです。
また四字熟語の選び方によってはユーモアのセンスやその人自身の価値観も表れます。ただ単に性格を聞くだけでなく、四字熟語だからこそ企業との相性がよりわかるのかもしれません。
企業はストレートに「自覚している性格」について質問をする場合もあります。その場合の答え方は、こちらの記事で解説しています。
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学生の価値観を知るため
四字熟語には数えきれないほどの種類があります。その中から自分の性格に合う四字熟語を選ぶので、どうしてそれを選択したのかという理由からは、学生の価値観が浮き彫りになります。
企業は、四字熟語から性格が知りたいのはもちろんのこと、選んだ理由というところから学生の価値観を把握することで、今後どんな働き方をしていくのかを想像することもできます。
面接官は、今後一緒に働く仲間になるという視点で面接をしているので、学生の価値観がどういうものなのかも、採用の判断基準として重視しています。
価値観についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
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学生が一般常識を持っているか確かめるため
四字熟語は日常生活の中でもよく使われます。テレビや新聞のニュース、普段の会話の中でも四字熟語はよく耳にします。
「あなたの性格を四字熟語で表してください」と問われ、一言も回答できない場合、一般常識が欠けていると判断されかねません。常識とされる基礎知識が欠けていると、社会人としての常識も通用しないのではという疑問を抱かれてしまいます。
この質問ではどれだけ難しい言葉を知っているかを聞いているわけではありません。常識の範囲内の四字熟語を知っていて、なおかつ自分に当てはまるものを見つけられるかが重要なのです。
学生の発想力を確かめるため
「性格を四字熟語で」という質問は、他の自己PRや志望動機などに関する質問と比較すると出題頻度は低いかもしれません。しかし、いろいろな表現が期待できる質問でもあるため、学生の個性や独自性が垣間見える質問でもあるのです。
四字熟語に関して、事前に準備できていない場合には、この質問の回答からその場での発想力を試されることになります。
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四字熟語を活用して答えよう! 性格を四字熟語で表現する3つのメリット
就活生
僕の行きたい会社は志望者がたくさんいて、少しでも面接官の記憶に残るような発言をしたいです! 特に性格の質問をされたら、みんな同じようなことを言いそうで……。
キャリアアドバイザー
それなら四字熟語がおすすめです!
就活生
そうなんですか? なんか堅くて馴染みもないのでイメージしにくいです。
キャリアアドバイザー
性格を四字熟語で伝えることにはたくさんのメリットがあるんですよ。
自分の性格を四字熟語で表すことのメリットは3つあります。面接官の気持ちになって考えてみるとメリットも理解しやすくなりますよ。一緒に確認していきましょう。
①面接官の印象に残りやすい
採用担当者は多い日には100人以上の学生に1日で会うこともあります。面接は長くても30分〜1時間ですから、その短い中で面接官に覚えてもらえなければ、印象の薄いことして、その先の選考に進ませてくれない可能性もあります。
四字熟語は、たった4つの漢字で語呂が良く、インパクトがあります。どんな性格の学生だったのかという部分で耳に残りやすいので、印象にも残りやすいのです。
②一言で自分を表現できる
面接は時間が限られているため、端的に伝えることが求められます。「性格を四字熟語で示してください」という質問以外にも「あなたの性格を一言で表すと?」のように簡潔な回答を求められた時も、四字熟語は有効です。
広辞苑に載っている四字熟語は6000個以上もの数があり、その中には自分の性格に近いものも見つけられるでしょう。
キャリアアドバイザー
自分の性格をだらだらと語ると何を伝えたいかわからなくなってしまいがちですが、自分に合う四字熟語を一度見つけておけば安心できそうですね。
面接では「自分を一言で表すと」という質問がされるケースもあります。自分を一言で表す方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。
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【例文28選】「自分を一言で表すと」は5ステップで簡単にできる!
面接やESにて「自分を一言で表すと? 」という質問をされることがあります。適切に回答するために、まずは質問をする企業の意図を理解することが重要です。この記事では、回答方法や例文も紹介しているので是非参考にしてみてください。
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③知的なイメージをアピールできる
自分の性格を普段から四字熟語で考えられている人はそんなに多くありません。また面接という非日常な空間で、性格を四字熟語で示せるということは、日頃から勉強に励んでいる、しっかりと面接の準備をしてきたなど、知的で真面目だと思ってもらえる可能性が高いです。
難しすぎる四字熟語を使用する必要はありませんが、面接官が知らないような言葉に関しては、より知的な印象を持ってもらえるかもしれません。
自分のアピールしたい性格を表す四字熟語を見つける方法
面接では自分のどんな部分を伝えたいのかを決めることが大切です。企業の求めている人物像と、自分自身のアピールポイントとの共通点がどこにあるのかを考え、焦点を絞って四字熟語をさがしましょう。
いくつかニュアンスの近い四字熟語を用意しておくと、面接官や企業に合わせて受け応えられるようになるので、類義語の欄をはじめ近しいものはまとめて覚えておくと良いでしょう。
まずはどんな四字熟語があるのかをざっくりと探してみるとイメージしやすいかもしれません。
- 商品やサービスの四字熟語のキャッチコピーを探してみる
- 四字熟語辞典から気になるものを見つけてみる
- 偉人の格言から四儒熟語を探してみる
- テレビや雑誌の企画名から四字熟語を見つけてみる
- すでに知っている四字熟語の類義語を調べて自分にぴったりなものを探す
自分の性格がいまいちわからない人は、身近な人に聞いて他己分析するのも良いでしょう。他己分析について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
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他己分析は自己理解アップに役立つ奥の手|ステップでやり方を解説
他己分析をすると、周囲の人からの評価も取り入れられて自己理解が深まりますよ! この記事では他己分析をするメリット、やり方、質問項目、活用方法などをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考に実践して自分の長所・短所を把握しましょう。
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キャリアアドバイザーコメント上原 正嵩プロフィールをみる
自分にぴったりの四字熟語を見つけることが大変に思えている学生もいるかもしれませんが安心してください。近年では「人の性格」をピックアップした四字熟語の本やインターネット情報もたくさんあります。
まず、自分がどの段階にいるかによって四字熟語を見つける順番は少し異なります。何もアイディアがない人はまずは四字熟語の一覧表を眺めて、ピンとくるものを複数ピックアップしてみましょう。始めは無意識にピックアップしていたとしても、その中で共通項を見いだせるようになるはずです。そこまできたら、更にしっくりくるものを絞り込んでいきます。
一方、自己分析がある程度完了していてあとはそれに当てはまる四字熟語を見つけるだけ、という人はその性格と「四字熟語」というキーワードを入れてインターネット上で検索をしてみたり、周囲に聞いてみたりすると良いでしょう。
自分にぴったりの言葉を見つけよう! 性格を表す四字熟語50選
就活生
性格を表す四字熟語がたくさんありすぎて選ぶの難しいですね。
キャリアアドバイザー
そうですよね。まずは何を伝えたいのかで絞って探してみましょう!
ここからは就活に使える四字熟語を大まかな性格別にいくつか挙げていきます。自分にぴったりな四字熟語を一緒に見つけていきましょう。
行動的な性格を表現できる四字熟語
社会人にとって行動的な性格はとても重要です。何か言われなければ動けないという人よりも、自ら動き仕事をする姿勢があれば、早く業務を覚え、即戦力として働いてくれることが期待できます。
これまでに行動的な性格だなと感じた経験のある人は、アピールしていきましょう。
- 大胆不敵(だいたんふてき):大胆でものごとに動じないこと
- 有言実行(ゆうげんじっこう):言ったことは必ず実行に移すこと
- 迅速果断(じんそくかだん):物事を思いきりかつ速やかに決断し、行動すること
- 勇往邁進(ゆうおうまいしん):恐れることなく、自分の目的や目標に向かって、まっすぐに前進すること
- 勇猛果敢(ゆうもうかかん):危険や困難を屈せず、力強く思いきりのよい決断をして行動すること
また、行動的な性格は自己PRでアピールする場面も多くあります。行動力についてもっと知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
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最後まで諦めない性格を表現できる四字熟語
業界や企業の業務によっては、なかなか結果の出ない忍耐力の必要な場面も多々あります。その場合、飽きてしまったり、途中で投げ出してしまうようでは仕事にはなりません。
最後まで諦めずに粘り強く頑張れる性格は、この人に仕事を任せようと、責任のあるポジションに選んでもらえる可能性があります。物事をきちんとやり遂げられる自信のある人はこの性格をアピールできるといいですね。
- 臥薪嘗胆(がしんしょうたん):将来の目的や成功を果たすために苦労に耐えること
- 初志貫徹(しょしかんてつ):最初に心に決めた志を最後まで貫き通すこと
- 不撓不屈(ふとうふくつ):苦労や困難があったとしても決して諦めることがないこと
- 七転八起(しちてんはっき):何度も失敗しても力を落とさずに、立あがって奮闘すること
- 修己治人:(しゅうこちじん):自身の知識を絶えず高めて、精神をも磨き続けること
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リーダーシップを表現できる四字熟語
社会人になるとリーダーシップを求められる場面が多くあります。学生の頃は手を挙げたり、推薦された人がリーダー務めていたかもしれません。しかし仕事では常に責任感を持ち、仕事をやり遂げなければいけませんし、急に業務の中心を任されることも少なくありません。リーダーシップは会社の中でも今後の幹部候補として欲しい人材でもあります。
これまでにリーダーの経験がある人は積極的にアピールしていきましょう。
- 率先垂範(そっせんすいはん):先頭に立ち、模範を示すこと
- 察言観色(さつげんかんしき):人の言葉や顔つきをよく察し、人の性質や考え方を見抜くこと
- 陣頭指揮(じんとうしき):先頭に立って指揮すること
- 敢作敢当(かんさくかんとう):決断して行動した結果の責任をしっかりとること
- 威風堂々(いふうどうどう):態度や雰囲気に威厳が満ちあふれていて立派な様子
努力家な性格を表現できる四字熟語
小さな努力の積み重ねは必ず大きな成果につながります。面接官は新卒を今後のポテンシャルを見て採用する傾向にあります。まだ社会に出たことのない学生を採用するのですから、今後どのように活躍するのかという将来性を鑑みているのです。
努力家な性格は、さまざまな仕事に真摯に向き合ってくれることが期待ができるため、自分のポジティブな性格として四字熟語で表現していきましょう。
- 日進月歩(にっしんげっぽ):日に日に絶えず進歩を続けること
- 温故知新(おんこちしん):過去の事柄をよく調べて学び、そこから新たな知識を得ること
- 博覧強記(はくらんきょうき):広く書物を読み、多くのものごとを知っていること
- 大器晩成(たいきばんせい):大物は遅れて頭角を現すということ
- 温和勤勉(おんわきんべん):穏やかで優しく、何事にもよく勤め励むこと
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明るい性格を表現できる四字熟語
明るい性格はどんな場面でも重宝される性格です。会社という組織に所属する以上、多くの業務がチームの協力の下おこなわれます。そのため全てが完璧に遂行され、うまくいくことばかりではありません。
その状況をネガティブに捉え立ち止まるか、前向きに考えてさらに前進するかでは大きな差があります。ここぞというときに新しい風を吹かせる明るさは、どんな企業でも必要とされる存在なのです。
- 天真爛漫(てんしんらんまん):無邪気で明るく、飾らず自然のままの姿であるさま
- 奔放自在(ほんぽうじざい):何ものにもとらわれず思いのままにふるまうこと
- 意気揚々(いきようよう):得意げで威勢がよく、誇らしげにふるまうさま
- 明朗闊達(めいろうかったつ):明るく朗らかで、小さなことにこだわらないさま
- 精力旺盛(せいりょくおうせい):力がみなぎっておりとびぬけて元気な様子
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長所で明るいところをアピールする際には、具体的な表現を補足することでより効果的にアピールすることができます!今回は長所で明るいところをアピールする際に企業にわかりやすく伝える構成や、説得力を与えるコツを、キャリアアドバイザーが例文付きで解説していきます。
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真面目な性格を表現できる四字熟語
真面目さには、会社のルールや業務の期限をきちんと守ることができる、また、与えられた仕事に対して責任感を持って一生懸命に取り組めるといった将来性が見込めます。
この性格も組織で働くうえで必要不可欠な大事な素養であるため、前向きに評価する企業も多いでしょう。
キャリアアドバイザー
真面目さはときに柔軟さに欠けるというネガティブな側面も想定されるため、アピールするときは、臨機応変に対応できることも併せて伝えられるといいですね。
- 言行一致(げんこういっち):口で言うことと行動とに矛盾がないこと
- 居案思危(きょあんしき):常に不測の事態を考えて用心を怠らないこと
- 謹厳実直(きんげんじっちょく):慎み深く真面目であること
- 一意専心(いちいせんしん):ひたすらひとつのことだけに気持ちを集中させること
- 堅忍質直(けんにんしっちょく):何事にも我慢強く耐えるまっすぐな性格であること
真面目さは自己PRでもアピールすることができます。もっと知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
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真面目な性格の自己PRは、具体的でわかりやすい表現をすると面接官に伝わりやすくなりますよ。 この記事では真面目な人の特徴、アピールすべきポイント、自己PR例文をキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考にして、好印象を与えましょう!
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長所で真面目さをアピールするときは、具体的なエピソードを交えて効果的にアピールしていきましょう。今回はキャリアアドバイザーが、真面目さをアピールする際に必要な3ステップや具体的なアピール方法を紹介していきます。3つの例文も紹介するので、自分に合ったアピール方法を探してみましょう。
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好奇心旺盛な性格を表現できる四字熟語
企画や開発などクリエイティブな職では、特にこの好奇心が必要とされます。常に新しいことに目を向けられるということは、時代の流れにも敏感で、意欲的に働くことを想像させます。
また、仕事はやらなくてはいけないものという印象が強い中で、好奇心旺盛な人はそれを一つの興味として本心から楽しめる傾向にもあります。やらされているのではなく、自ら楽しんで仕事をすることは社員と会社双方にとって良いことです。学生時代の経験や、アルバイトなどで取り組んだことと織り交ぜてアピールしましょう。
- 試行錯誤(しこうさくご):トライ&エラーを繰り返しながら解決策を見出すこと
- 局面打開(きょくめんだかい):困難な状況を切り開き解決策を見つけ出すこと
- 進取果敢(しんしゅかかん):失敗を恐れず自ら積極的にものごとに取り組むさま
- 猪突猛進(ちょとつもうしん):ひとつの目標に向かいがむしゃらに突き進むこと
- 乾坤一擲(けんこんいってき):運命をかけいちかばちかの大勝負をすること
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好奇心旺盛な性格をアピールする場合は、言葉の意味を正確に理解したうえで、ポイントを押さえたアピールが必要です。 この記事では、就活でアピールしたい好奇心旺盛の特徴や注意点などをキャリアアドバイザーが解説します。 例文や解説動画も参考に、働く上で活躍するポテンシャルを伝えましょう。
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柔軟な性格を表現できる四字熟語
柔軟な性格は、さまざまな場面で機転を効かせて素早く対応できたり、状況に応じて適切な判断ができます。イレギュラーな状況が多く起こるような企業では、この臨機応変に物事を進めることができる性格は非常に大切です。
また、新規事業をどんどん立ち上げるベンチャー企業においては、新しいことにも物怖じせずマルチに活躍できる人材を必要とするため、より良い評価を得られるでしょう。
- 臨機応変(りんきおうへん):その場の状況に応じて適切な対応をすること
- 千思万考(せんしばんこう):あれこれ考えをめぐらせること
- 独立不覊(どくりつふき):他人に頼らず、他から束縛もされずに行動すること
- 鷹揚自若(おうようじじゃく):ゆったりと落ち着き何事にも動揺しない様子
- 当意即妙(とういそくみょう):即座にその場に適応した機転を利かせること
柔軟で臨機応変に対応できる力について面接でもっとアピールしたいという人はこちらの記事を参考にしてみてください。
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臨機応変に対応する力は自己PRに向いてる? こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から最近、こんな声を聞くことが多くあります。 「臨機応変なことって自己PRになりますか?」 「アピール内容を面接官に評価される […]
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社交的な性格を表現できる四字熟語
企業の業務によっては社内の人間だけでなく、顧客や取引先の人など、多くの人とかかわることがよくあります。心地の良いコミュニケーションを土台にして初めて仕事ができるため、社交的な性格はとても重要です。
仕事の話し合いの多くは利害関係を含むため、相手を尊重したコミュニケーションが必要です。ただ明るく人とかかわるのが好きといった部分を主張するのではなく、相手の意見に耳傾け尊重しながら、良好な人間関係を築けるという社交性をアピールしましょう。
- 軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ):軽やかで洗練されていること
- 一視同仁(いっしどうじん):誰にも差別なくすべての人に平等に接すること
- 一言芳恩(いちごんほうおん):声をかけてもらったことを忘れずに感謝すること
- 開心見誠(かいしんけんせい):誠意をもって人に接し、隠し事をしないこと
- 霖雨蒼生(りんうそうせい):苦しむ人々に救いの手を差し伸べ恵みを与えること
冷静な性格を表現できる四字熟語
仕事の中には、緊急に対応しなければならないことも多くあります。そこで焦りが表にでるとさらに二次災害を巻き起こし、想定以上の損失を起こす可能性あります。思わぬアクシデントに見舞われた際に、適切に判断して行動できるかどうかで、会社の命運を分けることもあるので冷静さは重要です。
冷静さは、客観的に物事を見ることができるという印象も与えられます。何か状況が急に悪い方向に向かったとしても、落ち着いて現状を理解できるのは、頼もしい存在です。
キャリアアドバイザー
冷静さは物静かな性格とは異なります。アピールする際は、経験をもとに根拠を示せるようにしましょう。
- 言笑自若(げんしょうじじゃく):何事にも動じず落ち着いていること
- 天衣無縫(てんいむほう):作為が見えずいかにも自然な様子
- 外柔内剛(がいじゅうないごう):一見穏やかそうなものの心の中では強い意志を持っていること
- 用意周到(よういしゅうとう):細かいところまで不備なく準備されていること
- 泰然自若(たいぜんじじゃく):落ち着いており何事にも動じないさま
キャリアアドバイザーコメント乾 花穂子プロフィールをみる
残念ながら、上記の四字熟語どれを使えば企業に最も受けるかどうか、という正解はありません。企業によって求める人材はさまざまだからです。
しかし、どんな回答も同様ですが大切なのはその四字熟語を選んだ根拠を明確に伝えられるかどうかです。たとえば自己PRで伝えた強みと四字熟語を聞かれたときの回答に大きな差があった場合、面接官は「どちらが学生の本心なのだろうか?」と疑問を抱いてしまいます。どうしても、企業は積極的な人や明るい人を求めているだろうと考え、寄せすぎてしまう学生がいるのですが、四字熟語はあくまでも面接のきっかけになる質問に過ぎません。
その四字熟語を根拠づけるエピソードを深堀りされたときに自分が楽しく自信を持って回答できるかどうかを考えて四字熟語を選びましょう。
要注意! 避けた方が良い四字熟語の3つの特徴
四字熟語にはたくさんの種類がありますが、中には面接で性格を伝えるにはふさわしくない四字熟語もあります。
この避けるべき四字熟語を事前にチェックして、自信をもって面接に挑めるようにしましょう。
①仕事をするうえで懸念点される性格を表す四字熟語
四字熟語で性格を伝える際に、無理にユーモアを交える必要はありません。「面白い回答を作ればより面接官に覚えてもらいやすいだろう」と考えて、あえてひねりを加えた四字熟語を選ぶのは控えましょう。
そのユーモアが上手に伝わり回答が評価される場合もありますが、うまく伝わらなかった場合そのユーモアは仕事上の懸念点として捉えられてしまいます。
特に「私利私欲」「三日坊主」のように、社会人として致命傷となるような四字熟語は避けましょう。
②自分で作成した造語
自分で性格を表す四字熟語を作成し、それを面接で伝えるには注意が必要です。稀に造語でも良いという企業もありますが、自作した四字熟語を四字熟語として認めない面接官の方が多いでしょう。
もし認めてもらえない場合、性格を伝えられないだけでなく、質問の意図を理解していない、コミュニケーションスキルに欠けているといった印象を与えかねません。
リスクが大きいため、なるべく存在している四字熟語の中から適切なものを選ぶようにしましょう。
③四字熟語の概念からそれているもの
「4つの漢字でできている熟語ならなんでもいいのでは?」と考える学生もいるかもしれません。しかし、面接で問う四字熟語は、長い歴史の中でこれまで受け継がれてきた、表現力の高い言葉のことです。歴史を通してできた四字熟語を面接では知りたいと考えられているケースがほとんどです。
そのため「元気一杯」「山田太郎(自分の名前)」のような意図とはそれているものは選ばないようにしましょう。
近年では気がつかないうちに概念からずれている四字熟語を使用しているケースもありますので、選んだ熟語はどういった歴史背景があるのかを調べてから面接で伝えるようにしましょう。
4ステップで完成! 四字熟語で性格を表現する回答の作り方
就活生
私はよく友人から努力家だねといわれるので、努力家についての四字熟語を選んで回答しようと思います!
キャリアアドバイザー
努力家! とても良いことですね。ただ四字熟語だけの回答では不十分なので注意が必要ですよ。
就活生
四字熟語を伝えるだけじゃダメなのですか?
キャリアアドバイザー
これから回答のステップを教えるので一緒に作っていきましょう!
四字熟語で性格を示すときには、ただ単に選んだ四字熟語を回答するだけでは不十分です。ここからは回答の作り方を4つのステップに分けて解説していきます。実際に回答を作るつもりで考えていきましょう。
①自分のアピールしたい性格を決める
自分の性格を表す四字熟語を探すときには、アピールしたい性格を決めてから選ぶようにしましょう。
四字熟語は数えきれないほどの量があるので、そこから数個に絞るというのは大変な作業です。また企業によってアピールしたい性格も変わってくるため、まずは自分のどの部分をアピールしたいのかをしっかりと考えましょう。
業界企業研究と自己分析からアピールしたい性格を導き出してから決めると良いです。自分のどんな部分が性格として魅力があるのかわからない場合は、家族や友人に聞いてみるのも良いでしょう。
業界研究についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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②四字熟語にあてはめる
アピールしたい性格が決まったら、今度はそれを四字熟語に当てはめていきましょう。辞書やインターネットを使って調べて、四字熟語の背景も含めて当てはめていきます。
ただし、1つに絞り込む必要はありません。同じような意味でも、四字熟語は一つひとつニュアンスが異なり、企業によっては使い分けることができるからです。
たとえば同じ明るい性格だったとしても「天真爛漫」「奔放自在」では意味が異なります。自分の志望している企業にとってはどちらの方が適切なのか、企業の募集要項や、採用ホームページの活躍している社員の欄を良く読み込んでから定めましょう。
③根拠となるエピソードを盛り込む
アピールしたい性格とその四字熟語を決めたら、なぜ選んだのかについて根拠を示しましょう。
そこには、これまでの自分の経験やエピソードがあると説得力が加わり、評価されやすいの回答になります。自分が実際にした経験は、他の人にはない独自性があり、採用担当者を引き付けるフックになります。そのため、自分のアピールしたい性格がいつ、どこの場面のものなのか、振り返りつつ考えられるといいですね。
キャリアアドバイザー
もしも四字熟語が他の学生と被ってしまったとしても、エピソードを交えてきちんと回答できれば差別化ができるので、根拠の部分は特に慎重に考えてみてくださいね。
④企業でどう活かせるのかで締める
最後の締めくくりとして、企業でその性格がどう活きてくるのかを伝えます。どのような働き方をして、どのように活躍するのかを具体的に考えてみましょう。
学生の中には内定をとればそこがゴールと考える人もいるかもしれませんが、面接官は入社後のことを考えて面接をおこなっています。採用担当者目線になって、働いてるイメージを持ってもらえるように考えておきましょう。
四字熟語で性格を伝えるときのコツ
面接官に話す内容が決まったら、ここからは伝え方について解説していきます。同じような内容を話していたとしても、伝え方一つで伝わり方は異なります。
自分の伝えたいことをくみ取ってもらえるように、伝え方のコツを一緒に確認していきましょう。
簡潔に伝える
自分の性格を四字熟語で伝えるときは、語りすぎないように注意しましょう。アピールしたい気持ちはわかりますがあまりにも多くを語ると、自慢話のようになってしまうことがあります。
また、四字熟語の歴史についても長々と話す必要はありません。選んだ四字熟語が生まれた変遷を1から語りだすとそれだけで面接の時間をオーバーしてしてしまいます。
長くても全部で1分程度になるように、事前に練習しておきましょう。
キャリアアドバイザー
あまりにも長く語ってしまうと、自分自身でも何を伝えたいのかわからなくなってしまいますよね。そうなると採用担当者にも伝わらない可能性がありますので気をつけましょう。
四字熟語に頼りすぎずに論理立てて伝える
いろいろな四字熟語を探す中で、ついかっこいい良い意味のものを選んでしまいがちです。見栄えの良い四字熟語を選ぶことが悪いわけではありませんが、良い意味だからといって自分の性格とかけ離れていたり、根拠を示すことができないと、説得力のない回答となり良い評価は期待できません。
どんなエピソードを交えて論理立てられるかを考えながら四字熟語を選ぶと、性格と四字熟語の間に大きなギャップがなく伝えられるようになります。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
インパクトにこだわろうとしすぎて時々見受けられるのが、四字熟語の中の一文字を当て字にするケースです。極端な話かもしれませんが、たとえば「大樹」さんという名前の方が「大器晩成」をもじって「大樹晩成」にしてみる、などです。また、1つずつ意味を説明をしなければまったく想像ができない難しい四字熟語を選ぶ、なども挙げられます。これでは「端的に表現できる」「面接官との認識の齟齬をなくすことができる」という四字熟語の利点を活かせません。
ちなみに前者は、自分のクリエイティビティと発揮したいと考える学生がやりがちです。しかし企業は「またこの手の書き方をする人が出てきた」「こちらの意図を読み取っていない」、さらに辛辣な場合ですと「別におもしろくもなんともないな」という感想をいだくこともあります。
このように、この学生が少し面倒くさい人かもしれないなど、まがったみかたをされてしまうリスクは避けていきましょう。絶対にいけない、というわけではありませんがインパクトをこだわりすぎることについて、企業は学生が思っている以上に冷静にジャッジをしていることを肝に銘じましょう。
例文6選! 企業タイプ別の性格を表す四字熟語の回答方法
ここからは性格を表す四字熟語の方法を企業タイプ別にご紹介します。中小企業や大手企業によって評価されやすい回答方法には違いがあります。
自分の志望している企業に合わせて、実際に回答するイメージをしながら確認していきましょう。
中小企業に向けてアピールしたい学生におすすめの四字熟語
中小企業にも、スタートアップやベンチャーなど比較的若い企業もあれば、歴史の長い企業もあります。一般的に少数精鋭でも手がける仕事の責任が大きいこと特徴のある中小企業では個人のスキルや仕事への熱量が伝わるような例文が良いでしょう。
例文①
私の性格を四字熟語で表すとしたら「勇猛果敢」です。これは、どんなことに対しても恐れずに勇気をもって決断できることを示す四字熟語です。
学生時代、経済学部として日本の経済事情について研究をしていたのですが、もっと幅広い知識が必要だと思い、海外留学を決断いたしました。留学のための資金はアルバイトを掛け持ちしてまかない、留学後もさまざまな場面で決断力を活かし多くの経験をしてきました。
卒業時には留学で学んだ知識を活かして研究発表をしたところ最優秀賞をいただきました。私は勇猛果敢に決断するだけでなく、その決断を正解にする力があります。御社のさまざまな業務に対してもこの性格を活かし、活躍してまいります。
キャリアアドバイザー
特にスタートアップの企業では、周りに頼らずに自分で決断しなければならない業務も多くあります。この回答は、経験を活かしながら上手に伝えられていますね。
例文➁
私は臨機応変という四字熟語が性格を表すのにぴったりだと考えています。
小学生のころからボランティア活動をしており、幼稚園や保育園の園児たちとレクリエーションをしたり、介護施設で高齢者の方々と触れ合ったりとさまざまな年齢層の方と接してきました。そのせいか、私は無意識に相手に合わせた話し方や態度で良好な人間関係を築くことができます。接客業として働いていたアルバイトの上司の方にも「相手に合ったサービス提供ができるカメレオンだね」とお褒めの言葉をいただきました。
御社の営業職としても、また新たな事業に対してもこの対応力を活かし、誇りある商材をより多くの方に伝えて成果を出したいと考えております。
就活生
常に新しい視点を持っているベンチャー企業に対しては、このような臨機対応な性格は求められる傾向にあります。臨機応変という言葉は被りがちですが、「カメレオン」といってユーモアを持たせているため、記憶に残りやすい回答になっていますね。
例文③
私は真面目な性格なので、謹厳実直という四字熟語にあてはめられると思います。
大学に入学と共に一人暮らしを始めたのですが、日々の生活には多くの費用がかかることを知りました。そこで、アルバイトを始め、さらにお金の知識をもっと身に付けようと思いました。そこで、私はファイナンシャルプランナーの資格を取得するための勉強を始め、3ヶ月間毎日2時間コツコツ勉強しました。資格を取得した今では、その知識を活かして家計簿をつけています。
御社に入社後も出来ないことをそのままにせず、自分で目標を立てながらコツコツと努力を続け皆さんに貢献していきたいと思います。
キャリアアドバイザー
歴史のある企業ではこれまで培ってきたものがある分、新しいことにどんどん挑戦するという性格よりも、真面目さで伝統を継承してくれる人を求める傾向にあります。この回答方法はその真面目さが資格取得という目に見えるものになっているので説得力がありますね。
大手企業に向けてアピールしたい学生におすすめの四字熟語
大手企業は社員数も多く、事業の規模も大きいのが特徴です。企業によっては年功序列の風土が残っている企業も多くあります。チームで物事を成し遂げた経験や、協調性に関する四字熟語が特におすすめですよ。
例文④
私は泰然自若な性格です。
幼い頃から野球やバレーボール、サッカーなどのチームワークが大切なスポーツに勤しんでいました。チームがピンチな時でも落ち着いていることから、冷静な判断が必要な司令塔となるポジションを任されることが多かったです。また、その判断から戦略をよく考えていました。
しかし、課題点としては冷静すぎるあまり果敢に挑戦しないことです。まずは持ち前の冷静さから自分が挑戦できることを探し、御社で活躍する存在になります。
キャリアアドバイザー
大手企業では多くの部署の人とかかわってひとつの仕事をおこないます。そのため、ひとつのミスが命とりとなり、冷静さはとても大切になります。
例文⑤
私は一度抱いた夢や志最後まで貫き通す性格なので、四字熟語では「初志貫徹」が一番適切だと考えています。
高校1年生のころから志望校を決め、ずっと合格のために受験勉強をしていたのですが結果としては不合格でした。それでもその夢をかなえたいと思い、1年間アルバイトをしながら浪人し、トップの成績で合格することができました。
現在は御社で活躍することが一番の夢で、理念である「なりたいをかなえる教育業界の先駆者」に強く共感し、私もお客様である学生に諦めない大切さを伝えられると思います。
キャリアアドバイザー
ここの一番のポイントは「御社で活躍することが一番の夢」というところで、入社を前提に話せています。最初に夢や志を貫き通す性格だと伝えてあるので、強い熱意と大手企業ならではの長期的な活躍が見込めます。
例文⑥
私の性格は霖雨蒼生です。この四字熟語は何日も続く恵みの雨が、長い苦しみから民を救ったというところが由来となっており、慈悲深いという意味の四字熟語です。
私は6人兄弟の一番上で、学生生活では副キャプテンやマネージャーを努めることが多く、常にサポートをすることがとても性に合っていました。中でも遅れている人や上手くいかない人を放ってはおけないという気持ちが強く、高校・大学では陸上部のマネージャーとして部員全員の体調管理を担っていました。
御社は社員数もとても多く、社員同士のかかわりがとても重要であると会社説明会で伺いました。入社後は社内の究極のNo.2として、全員で一つの目標に向かっていけるように、まずは即戦力として活躍致します。
キャリアアドバイザー
ただの優しさではなく、会社が重要とすることと絡めて話せているのがとても良いですね。
四字熟語で性格を表現して自分の個性をアピールしよう!
四字熟語で性格を示す表現するのは、難しそうだと諦めてしまいがちですが、コツを押さえればとても良いアピールになります。自分の個性をしっかりと表現できるようにするには、事前準備も必要です。例文に倣って正しい回答をして、アピールのチャンスを掴みましょう。
面接の中で、四字熟語を使って性格を表すようにと指定された場合は、臨機応変に対応して答える力が求められています。社内外の人とのコミュニケーションが中心となる営業の企業では、特に臨機応変な対応力が必要となるので、選考で聞かれることがあるかもしれませんね。