インターンは保険加入で有意義になる! 3つの目的別の選び方を解説

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目次

  1. インターンに参加するなら保険加入がおすすめ! 種類や補償内容を確認しよう
  2. 加入は必要? そもそもインターン保険とは
  3. インターンに参加する学生向けの保険
  4. 加入は義務ではないがいざというときに助けになる
  5. 迷ったらチェック! インターン保険に加入したほうがいい3つのケース
  6. ①インターン先から加入が義務付けられている
  7. ②初めての社会人経験に不安がある
  8. ③いざというときのリスクを負えない
  9. 「いざというとき」は案外ある! インターンにおける4つのリスク
  10. ①インターン先のものやシステムを壊してしまった
  11. ②インターン先の社員に怪我をさせた
  12. ③インターン中に自分が怪我をした
  13. ④インターン先の情報を漏洩してしまった
  14. どれが当てはまる? インターン保険の種類と向いている人
  15. 学生教育研究災害傷害保険(学研災保険):学校活動における基本的な補償が欲しい人向け
  16. 学研災付帯賠償責任保険(付帯賠償):相手への損害まで補償が欲しい人向け
  17. 民間の保険:個人でインターンに参加する人向け
  18. どこで申し込む? インターン保険に加入する方法
  19. 大学のキャリアセンターや生協で申し込む
  20. 保険会社やネット経由で申し込む
  21. 知っておいて安心! インターン保険の3つの注意点
  22. ①保険加入証明書が必要な場合がある
  23. ②個人で申し込んだインターンには大学の保険は適用されない
  24. ③補償内容とインターンの内容が合っていないと補償されない
  25. インターン保険についてよくある質問に回答!
  26. インターンに参加するなら保険加入が安心! 自分に合った保険で全力で参加しよう

インターンに参加するなら保険加入がおすすめ! 種類や補償内容を確認しよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。インターンシップへの参加を検討している学生から

「インターン保険は入らないといけませんか?」
「どの保険に加入すべきかよくわかりません。」

といった質問を受けることがあります。インターンの保険に入るべきか迷っている学生や、インターン保険にはさまざまな種類があり、どれを選べば良いかわからない学生もいるでしょう。

この記事ではインターンに参加するために保険に入るべきなのか、保険の種類やカバーできるリスク、加入したほうがいいケースなどを解説します。インターンに参加を予定している人や、保険に加入するか迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。

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加入は必要? そもそもインターン保険とは

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就活生

インターン保険という言葉を友人から初めて聞いたのですが、どういったものなのですか?

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キャリアアドバイザー

インターン保険は、インターンに参加する学生向けの保険です。

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就活生

でも、インターンに保険って必要なのでしょうか……?

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キャリアアドバイザー

企業から入るように言われていなければ必須ではありませんが、加入したほうが安心ではありますよ。

そもそもインターン保険とはどのようなものなのか、本当に加入が必要なのかいまいち理解できていない人もいますよね。インターン保険について正しい知識を身に付けるために、まずは基本的な情報を押さえておきましょう。

保険以外にインターンに必要な準備についてはこちらの記事で解説しています。

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インターンに参加する学生向けの保険

火災保険や自動車保険と同じように、怪我や事故のリスクに備えられるのがインターン保険です

インターンには火事や自動車事故のようにわかりやすいリスクが見えづらいため、どんな場面で保険が必要になるのかイメージできないかもしれませんね。

しかし、自分が怪我を負ってしまったり職場の物品を壊してしまうなど、インターン中にも損害を被る、または与えてしまう可能性が十分に考えられます。高額な機械を壊してしまったときには大きな損害賠償を請求されるケースもあり、そうしたリスクに備えるのがインターン保険の役割です。

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キャリアアドバイザー

インターン保険では、インターンに参加する学生向けにマッチした補償内容が用意されています。

加入は義務ではないがいざというときに助けになる

インターン保険に法的な義務はないため、加入するかどうかは個人の判断に委ねられます

ただし、インターンへの参加にあたって保険加入を必須としている企業の場合は、実質的に加入が義務となっているのが現状です。法的義務はないものの、加入しないと参加できないインターンがある点には注意してくださいね。

1dayなどのオープンカンパニーで必要になることはほとんどありませんが、数週間から数カ月におよぶような長期インターンでは加入必須のケースが多くみられます。

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キャリアアドバイザー

企業側もいざというときのために加入を参加条件にしている場合がありますよ。

長期インターンを就活に活かすポイントはこちらの記事で解説しています。

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キャリアアドバイザーコメント

酒井 栞里

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インターンを実施する企業の増加にともない保険の需要も高まっている

就活におけるインターンの重要性は年々高まっており、最近では多くの学生がインターンに参加するようになりました。今ではインターンに参加していない学生の方が少数派となるほどに、就活の中で必須のイベントとして位置付けられています。

また、これまでインターンを実施してこなかった企業も積極的に実施するようになりました。インターンの期間や内容なども多様化したことで、怪我や備品の破損だけでなく、システム破損による情報漏洩といった新たなリスクも生まれているのです。

特にシステム破損による情報漏洩などは企業側に与える損害も莫大なものとなります。こうした近年のインターンにおけるリスクの多様化にともない、インターン保険の加入を必須とする企業も増えているため、学生側もインターン保険に加入する必要性が高まっていますよ。

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迷ったらチェック! インターン保険に加入したほうがいい3つのケース

インターン保険に加入したほうがいい3つのケース

インターンの保険加入は義務ではないからこそ、加入すべきかどうか迷っている人もいるでしょう。ここからはインターン保険に加入したほうがいい3つのケースについて解説しますよ。

「加入手続きが煩わしいから」「保険料がもったいないから」といった理由でためらっている人でも、以下のケースに当てはまるようならぜひ加入を検討してみてください。

①インターン先から加入が義務付けられている

法的義務がないとはいっても、インターン先から義務付けられているのであれば、加入しないと参加はできません。どうしてもインターンに参加したい企業から保険加入の指示があった場合は、加入を検討してみましょう。

インターン保険という言葉はあまりなじみがない人も多いかもしれませんが、最近では参加にあたって加入を義務付ける企業が増えています。企業と学生が雇用関係にないインターンでは、万が一の事態が起きても雇用保険が適応されないからです。

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キャリアアドバイザー

何かあったときにお互いが損をしてしまわないように、インターン参加時に保険に加入することが主流となりつつあります。

②初めての社会人経験に不安がある

初めての社会人経験で、「ミスしてしまうかもしれない」「機械をうまく扱う自信がない」といった不安がある人にも保険加入がおすすめです。

慣れない環境では緊張してしまい、普段できていることができなくなったり不注意によるミスが増えたりするものです。わざとではなくでも、自分のミスでインターン先に損害を与えてしまうかもしれませんよね。

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キャリアアドバイザー

特に長期インターンで最初から最後までミスなく過ごすのは難しいため、少しでも不安がある人は加入しておくのがおすすめですよ。万が一のときの補償を受けられるのと同時に、保険があることで精神的なゆとりをもてるというメリットもあります。

インターンが「怖い」と感じる場合の対処法はこちらの記事を読んでみてください。

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③いざというときのリスクを負えない

生命保険や医療保険と同様に、インターン保険も「十分な蓄えがあるか」が加入するか否かの一つの判断基準になります。たとえば、職場の物品を壊して大きな損害賠償を請求されたとしても、賠償できるだけの貯蓄があるなら保険の必要性は高くないですよね。

一方で、十分な蓄えがない場合は、万が一のときに大きな打撃となる恐れがあります。

「損害賠償金が払えない」といった事態になりかねないため、いざというときのリスクを負えないようなら保険に加入しておくのが無難でしょう。

キャリアアドバイザーコメント

高橋 宙

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インターンに最大限集中するために保険加入がおすすめ

自分自身でどんなに気を付けていても、予想外のことやふとした瞬間にミスをしてしまう可能性はあり、いざというときのリスクをゼロにすることはできません。特にインターン中は緊張していたり、慣れない機械を取り扱ったりすることもあるため、常にリスクがともないます。

とはいえ、いざというときのリスクを気にしすぎてしまうあまり、目の前の仕事に集中できなければ、インターンに参加しても得られるものが少なくなってしまいます。企業によってはインターン中の仕事ぶりを選考評価に加えるケースもあるため、その後の選考にも影響する可能性もありますよ。

せっかく時間や労力をかけてインターンに参加したにもかかわらず、本題である職場体験ができなければ本末転倒です。目の前のやるべきことに最大限集中するためにも、インターン参加時には保険に加入しておくことをおすすめします。

インターンから採用につながるケースについてはこちらの記事で詳しく紹介していますよ。

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「いざというとき」は案外ある! インターンにおける4つのリスク

考えられるインターンのリスク
  1. インターン先のものやシステムを壊してしまった
  2. インターン先の社員に怪我をさせた
  3. インターン中に自分が怪我をした
  4. インターン先の情報を漏洩してしまった
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就活生

インターンのリスクについて考えたら、ちょっと怖くなってきました。

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キャリアアドバイザー

必要以上に恐れることはないですが、「いざというとき」は案外あるということを知っておくと良いですね。

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就活生

いざというとき……。企業の物品を壊してしまうとかですかね?

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キャリアアドバイザー

それが特にイメージしやすいと思いますが、実はそれ以外にも考えられるリスクがありますよ。

「保険にまで入らなくても、心配するようなことはないのではないか」と深く考えないでいると、思わぬリスクに遭遇してしまうかもしれません。考えられるインターンのリスクを紹介するので、自分が参加するインターンの内容と照らし合わせてイメージを膨らませてみてください。

①インターン先のものやシステムを壊してしまった

インターンではパソコンやタブレット端末、コピー機など、職場の物品を扱う場面が多々あります。たとえば、「タブレット端末を落として反応しなくなった」「操作ミスでシステムを壊してしまった」といったケースがあるかもしれないですよね

企業への損害の大きさ次第では賠償が必要となる可能性があり、そうしたリスクをカバーできるのがインターン保険です。もちろん何事もなくインターンを終えられるのが一番ですが、万が一物品を壊してしまったときでも保険で補償してもらえると安心ですね。

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キャリアアドバイザー

物品を壊してしまった場合の補償内容や金額は保険によって異なるので事前に確認しておきましょう。

②インターン先の社員に怪我をさせた

「人」に怪我を負わせてしまうリスクも考えられるでしょう。たとえば、「機械操作を誤って社員に怪我を負わせた」「階段でぶつかって怪我をさせてしまった」といったリスクは保険でカバーできます

軽傷であれば保険がなくても対応できるかもしれませんが、怪我の度合いによっては、支払えないほど大きな損害賠償を請求される可能性もあるので注意しましょう。また、インターン先の社員に限らず、自分と同じ学生参加者や外部の通行人に怪我をさせたときも、保険でカバー可能です。

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キャリアアドバイザー

しっかりとした補償を受けることで、自分のためになるのはもちろん、相手のためにもなりますよ。

③インターン中に自分が怪我をした

「不注意で怪我をしてしまった」「通勤中に事故にあった」など、自分がインターン中に怪我をするリスクもカバーできます

インターン中でも、学生が労働者とみなされれば労災保険の対象となりますが、対象とならないケースもあります。

労働者とみなされるケース
  • 企業が学生に対して指示を出し、実務に近い業務を担当する場合

学生が労働者とみなされない場合には労災保険の補償を受けられず、怪我の治療費を自分で負担する必要があります。このようなリスクに備えることができる点も、インターン保険に加入するメリットですね。

④インターン先の情報を漏洩してしまった

企業の大切な情報を漏らしてしまった場合も、損害賠償につながる恐れがあります。

たとえば「新商品の企画」や「今後の経営方針」などの情報が漏れてしまうと、将来的に企業が得るはずだった利益を逃すことになりかねません。そうすると自分や大学の責任が問われることになるので、インターン先の情報の扱いには十分に注意しましょう。

ただし、情報漏洩による損害賠償のリスクは、後で紹介している大学で申し込むことができる学研災保険などのインターン保険ではカバーできない場合が多くみられます。個人の責任・負担となるため、インターン中はもちろん終了後も、業務で知り得た情報は外部に漏らさないことが大切です。

キャリアアドバイザーコメント

根岸 佑莉子

キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる

インターンの様子や内容を外部に漏らさないように細心の注意を払おう

インターネットやスマートフォンが普及したことで、さまざまな価値のある情報が行き交うなど、現代はまさに情報化社会となっています。誰でも手軽に情報が入手できるようになった反面、情報が流出した際の影響は計り知れません。

特に企業では、顧客の個人情報や社外秘の機密情報など、絶対に外に出してはいけない情報も取り扱っています。これらの情報が漏洩した場合、企業の経営自体を左右する可能性さえあります。それほどに情報漏洩はリスクが大きいということを理解しておいてください。

また、SNSによる発信にも注意が必要です。インターン中の様子を撮影した写真やインターン内容を安易に投稿した結果、想像もしなかったところで情報が流出してしまうという可能性も十分に考えられるため、インターンに関するSNS投稿は一切しないようにしてくださいね。

どれが当てはまる? インターン保険の種類と向いている人

インターン保険のおもな種類と向いている人

インターン保険は実は1種類だけではなく、補償対象の異なる保険が複数存在します。日本国際教育支援協会が提供する保険と、大学生協の保険を中心に紹介するので、どんなものがあるのかチェックしておきましょう。

どんな人に向いているかも紹介するので、参加したいインターンの内容と照らし合わせながら自分に合う保険を考えてみてくださいね。

学生教育研究災害傷害保険(学研災保険):学校活動における基本的な補償が欲しい人向け

学生教育研究災害傷害保険(通称、学研災保険)は、学校活動中に起こり得る事故への補償を受けられる制度であり、大学を通して参加するインターンである場合は保険が適用になります

学研災保険が適用されるインターンの例
  • 単位認定されるインターン
  • 授業としておこなわれるインターン
  • 大学の推薦を受けて参加するインターン

保険というと保険料が高い印象と思う人もいますが、学研災保険の基本保険料は年間で数百円と割安なのが特徴です。

学生が利用しやすい額に設定されているので、保険料負担をネックに感じて加入をためらっている人も、ぜひ検討し直してみてくださいね。

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キャリアアドバイザー

学研災保険は入学時などに加入している場合も多いので確認してみましょう。

インターンの参加募集は大学で見つける場合のほかにもいくつかの探し方があります。大学以外でも探したい場合はこちらの記事を参考にしてください。

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インターンの探し方を把握すると手間なく自分に合った企業を選ぶことができますよ! この記事ではインターンに参加するためのステップ、探し方、参加方法、注意点などをキャリアアドバイザーが解説します。 この記事を参考に効率的に希望のインターンを見つけてくださいね!

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学研災付帯賠償責任保険(付帯賠償):相手への損害まで補償が欲しい人向け

インターンでの第三者への損害までカバーしたい場合は、学研災に付帯する学研災付帯賠償責任保険(付帯賠償)などに加入する必要があります。こちらも学研災保険同様、すでに大学で加入している場合があるので確認してください。申し込みも大学経由(キャリアセンターなど)でおこなうことになります。

付帯賠償にはA・B・C・Lの4つのコースがあり、インターン中の活動と移動の補償に特化しているのはBコースです。

2024年度の加入の場合、Bコースの保険料は1年間で210円、4年間で840円です。1年あたりの支払限度額は、対人賠償と対物賠償あわせて1事故につき1億円限度に設定されています。

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キャリアアドバイザー

数百円の保険料で大きな補償を受けられる付帯賠償ですが、学研災保険に入っている人しか加入できない点に注意が必要です。

民間の保険:個人でインターンに参加する人向け

大学経由ではなく個人でインターンに参加する際は、学研災保険と付帯賠償が適用されない場合がほとんどなので、民間の保険への加入を検討しましょう

必要な補償が備わっている保険なのかをよく確認し、どれに加入すべきかわからない場合はインターン先の企業に問い合わせるようにしてくださいね。インターン先から加入が義務付けられるケースが多い保険は以下の2種類です。

①災害傷害保険

災害傷害保険は学研災保険と同様に、「自分」が事故や損害を被ったときに補償を受けられる制度です。民間の保険は学研災保険よりも保険料が高い傾向にあるぶん、さまざまなリスクを幅広くカバーしています。

たとえば、大学生協が提供する「CO・OP学生総合共済 G1200コース」は、怪我だけでなく、病気や災害による通院・入院も対象としています。

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キャリアアドバイザー

学内はもちろん、インターンのような学外活動や、海外での活動中に怪我を負った場合にも補償を受けられる点が特徴です。

②損害賠償責任保険

損害賠償責任保険は付帯賠償と同じく、「相手」に与えた損害や、相手の「もの」に与えた損害を補償する制度です。自分だけでなく、相手への損害まで補償が欲しい人におすすめですよ。

代表的な保険には、大学生協の「学生賠償責任保険」があります。付帯賠償との違いは、示談交渉サービスの有無です。示談交渉サービスとは、損害を与えた相手との話し合いを保険会社が代わりに進めてくれるサービスで、学生賠償責任保険には付いていますが付帯賠償には付いていません。

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キャリアアドバイザー

付帯賠償にしか加入していない場合は自分で話し合いを進める必要があるため、不安な人は大学生協の学生賠償責任保険に入っておくのがおすすめです。

どこで申し込む? インターン保険に加入する方法

インターン保険に加入する方法
  • 大学のキャリアセンターや生協で申し込む
  • 保険会社やネット経由で申し込む
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就活生

インターン保険の補償内容を知って、加入しようと思います! ちなみにどこで申し込めるのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

わかりました! ではインターン保険に加入する方法についても紹介しますね。

インターン保険の種類について理解を深めたところで、次は具体的な加入方法を紹介します。

保険への加入方法は「大学のキャリアセンターや生協で申し込む」「保険会社やネット経由で申し込む」の2通りです。加入したい保険の種類に応じて、適切な方法を選びましょう。

大学のキャリアセンターや生協で申し込む

インターンの保険は基本的に、大学のキャリアセンターもしくは大学生協から申し込むことになります。

キャリアセンターや生協から申し込む場合は、大学に行くついでに手続きを済ませられる点が魅力です。インターン保険に関する相談にも応じてもらえるので、何かわからないことがあればまずはここに相談するようにしましょう

保険会社やネット経由で申し込む

大学のキャリアセンターと生協から申し込める保険以外に加入したい場合は、保険会社やネット経由で申し込むことになります。インターン内容と照らし合わせ、必要な補償が備わっている保険に加入するようにしてくださいね。

特にネット経由で申し込む場合は、内容をよく確認しないまま加入してしまい、いざというときに適切な補償を受けられない場合があります。種類が豊富な民間の保険の中から自分に合った商品を選ぶのは難しいため、インターン先の企業担当者や、大学のキャリアセンターに相談してから申し込むようにしましょう

知っておいて安心! インターン保険の3つの注意点

インターン保険の注意点
  1. 保険加入証明書が必要な場合がある
  2. 個人で申し込んだインターンには大学の保険は適用されない
  3. 補償内容とインターンの内容が合っていないと補償されない

インターン保険はさまざまなリスクに備えられますが、「保険に加入しておけば絶対に安心」というわけではありません。

目的に合った保険に加入しないと、いざというときに補償を受けられない可能性があるので、注意点をきちんと理解しておきましょう。

①保険加入証明書が必要な場合がある

インターン先によっては、保険加入証明書の提出を求められる場合があります。保険に加入してから証明書が発行されるまでには一定の期間を要するので、早めの準備を心掛けましょう

発行方法については、加入する保険の種類によって異なります。たとえば学研災保険と付帯賠償は、大学内に設置された自動発行機、もしくは担当窓口で発行可能です。

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キャリアアドバイザー

インターン先から提出を求められたときにスムーズに対応できるよう、証明書の発行方法は事前に確認しておいてくださいね。

そのほか、インターンに持参するべき持ち物はこちらの記事で確認してください。

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②個人で申し込んだインターンには大学の保険は適用されない

企業のホームページや就活サイトなどを経由し、個人でインターンに参加する場合には、大学の保険が適用されない可能性が高いです。学研災保険や付帯賠償への加入を検討している人は注意しましょう。

また、会社説明会の側面が強い1dayのオープンカンパニーのように、就業体験をともなわない場合は補償の適用外となることがあります。

ただし、個人での参加でも、事前に所定の書類を提出することで学研災保険と付帯賠償が適用されるケースがありますよ。

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キャリアアドバイザー

正式な授業や教育活動の一環として認められた場合には補償対象となるため、個人で参加するときでもまずは大学に問い合わせてみましょう。

③補償内容とインターンの内容が合っていないと補償されない

学研災保険と付帯賠償、大学共済の保険など、インターン保険にはいろいろな種類があり、それぞれ補償内容が異なります。

せっかく保険に加入しても、補償内容とインターンの内容が合っていないとリスクをカバーできません。いざというときに困ってしまうので、加入するつもりの保険ではどんなリスクに備えられるのかをよく確認しておきましょう

たとえば幅広い補償を受けられる学研災保険でも、通学中等傷害危険担保特約を付けていないと、インターン先への移動中に何かがあったときに補償を受けられません。

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キャリアアドバイザー

保険を選ぶ際は、特約も含めて補償内容をしっかりと確かめることが大切です。

キャリアアドバイザーコメント

吉川 智也

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インターンの業務内容を把握して保険が適用されるかを確認しておこう

せっかくインターン保険に加入したにもかかわらず、いざというときに保険が使えなければ意味がありません。なにかトラブルやミスが発生した際、確実に保険を使えるようにするには、加入時に「補償内容」「適用条件」「特約」をよく確認することが重要です。

また、自分が参加するインターンの具体的な業務内容や期間なども事前にしっかりと把握しておく必要があります。インターンでどのような業務に携わるのかを把握しておかなければ、入るべきインターン保険の種類や特約なども選べませんからね。

保険は専門的で難しい内容なども多いため、丁寧に確認するのが面倒になる気持ちもわかりますが、万が一に備えるためには、事前の確認作業が欠かせません。特に上記でお伝えした3つの項目については、適用の有無に直接かかわるため、しっかりと確認してくださいね。

インターン保険についてよくある質問に回答!

インターン保険にはさまざまな種類があって、どれに加入すべきなのか判断が難しいですよね。最後に、学生から寄せられることの多い質問にキャリアアドバイザーが回答するので、ぜひ参考にしてください。

  • インターンに参加する際には保険加入が必要ですか?

    必須ではありませんが、インターン中に起こり得るさまざまなリスクを考慮すると、加入しておくのがおすすめです。たとえば「アルバイトと同じ業種だから大丈夫」と思っていても、いざインターンになると緊張し、思わぬミスをしてしまうかもしれません。与えた損害の度合いによっては大きな金額を請求される可能性もあるので、ぜひ加入しておきましょう。

  • インターン保険はどれに加入すれば良いですか?

    大学で申し込める学研災保険と付帯賠償にセットで加入するのがおすすめです。両方に加入しておくことで、「自分が怪我をしてしまったとき」「相手やものに損害を与えたとき」のどちらにも対応できます。個人でインターンに参加する場合でも、まずは学研災保険や付帯賠償が適用されるかどうか確認してみましょう。

    より幅広いリスクに備えたい場合や、示談交渉サービスが欲しい場合は、大学共済の保険もおすすめです。大学共済の保険には、学生にとってうれしい補償が付いており、インターン以外の学校活動や日常生活にも役立ちますよ。

インターンに参加するなら保険加入が安心! 自分に合った保険で全力で参加しよう

法的な義務はありませんが、安心してインターンに参加するには保険に加入しておきたいところです。保険加入をインターン参加の必須条件としている企業もあるため、就活の進めやすさを考えても、入っておくことをおすすめします。

インターン保険は学研災保険と付帯賠償の2つをメインに、大学共済の保険や民間の保険などさまざまな種類があります。保険ごとに補償内容が異なるので、インターンの内容に合ったものを選ぶようにしてくださいね。

インターンの時間を有意義にするためにも、インターンに参加する際はぜひインターン保険への加入を検討しましょう。

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