目次
- 証券会社への就職は本当にやめとくべき? 実態を把握して判断しよう
- 「証券会社はやめとけ」と言われる4つの理由
- ①数値を追うプレッシャーが非常に大きい
- ②顧客の利益と会社の利益の板挟みになりやすい
- ③相場によって左右される要素が大きい
- ④休みの日も市場トレンドなどについて勉強をする必要がある
- 証券会社への就職に向いている人・向いていない人の特徴
- 証券会社が自分に向いているか判断できるチェックリスト
- 「証券会社に就職はやめとけ」と言われる理由を正しく理解して適性を見極めよう!
証券会社への就職は本当にやめとくべき? 実態を把握して判断しよう
「証券会社はやめとけって聞くけど、本当なのかな……」
華やかなイメージがある一方で、ノルマの厳しさや激務といったネガティブな噂も耳にする証券業界。
自分に合っているのか、就職して後悔しないか不安を感じる人も多いでしょう。
この記事では、「やめとけ」と言われる理由や証券会社に向いている人の特徴を解説します。噂だけで判断せず、実態を把握して自分に合ったキャリアを選択しましょう。
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「証券会社はやめとけ」と言われる4つの理由
証券会社に関するネガティブな意見を聞き、「就職すると大変そう」「自分には耐えられないかもしれない」と不安になる人も多いでしょう。
ここからは、なぜ証券会社が「やめとけ」と言われるのか、代表的な4つの理由を解説します。実態を正しく知ったうえで、自分に合うかどうかを考えましょう。
まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう
自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。
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①数値を追うプレッシャーが非常に大きい
証券会社の営業職は、常に厳しい目標数値(ノルマ)を達成することが求められます。
- 新しい顧客を契約につなげる件数
- 顧客から預かるお金(資産)の総額
- 商品を売ったときに会社に入る手数料の金額
前の月にどれだけ好成績を出したとしても、次の月になれば実績はリセットされます。
また一から新しい目標に向かって走り続けなければならないため、気が休まる暇がないと感じる人が多いのです。
②顧客の利益と会社の利益の板挟みになりやすい
顧客の気持ちに寄り添いたいという思いと、会社のルールとの間で悩んでしまう社員は少なくありません。
たとえば、世界中の株価が下がって顧客が損をしている場合、顧客のことを一番に考えるなら、「今は静かに様子を見ましょう」と伝えたいところ。
しかし会社からは、「今月の目標を達成するために新しい商品を提案しなさい」と指示されるケースがあります。
顧客に得をしてほしいという思いと、会社からの命令との間で気持ちが揺れてしまい、精神的に負担を感じて退職を決める人もいますよ。
この悩みをマイナスにとらえず、「どうすれば顧客の満足と会社の目標を両立できるか」を工夫できる人が評価されます。
普段から人の話にしっかり耳を傾けられるタイプの人であれば顧客と深い信頼関係を築けるため、無理な提案をしなくても選ばれ続ける営業になれるでしょう。
③相場によって左右される要素が大きい
自分の努力だけではどうにもならない市場の変化に仕事の成果が大きく振り回されるのも、証券会社の大変なところです。
メーカーであれば、商品の良さや工夫した営業活動によって売り上げを伸ばせます。
しかし証券会社が扱う商品は、世界中の出来事や経済の動きによって値打ちがすぐに変わってしまうもの。
昨日まで喜んでいた顧客が、急な株価の暴落によって大きな損をしてしまい「あなたを信じて買ったのに損をした」といったクレームにつながることもあります。
暴落などのトラブルが起きたときこそ、顧客に寄り添うことでピンチを信頼に変えられます。
たとえ自分の失敗によるものでなくとも逃げずに誠実に向き合える人なら、周囲と大きな差をつけられますよ。
予期せぬトラブルに慌てず、冷静に対応できる柔軟さを持った人に向いている仕事です。
④休みの日も市場トレンドなどについて勉強をする必要がある
証券会社で働くなら、勤務時間外や休日であっても学習を続けなければいけません。
顧客に適切なお金の提案をするためには、世界の経済がどう動いているかを常に知っておく必要があるためです。
- 朝早く出社して経済新聞に目を通す
- 夜や休みの時間を使って海外のニュースや会社の業績を調べる
- お金に関する新しい資格の勉強をする
場合によっては仕事が終わったあとも勉強時間を確保しなければならないため、自分のプライベートな時間が減ってしまうと感じる人がいます。
日々の勉強は大変に思えますが、社会人として一生役立つ経済やお金の専門知識が身に付く絶好の機会です。
知的好奇心が旺盛な人や、自分自身のスキルを高めたい人にはぴったりの環境といえます。
毎日の生活のなかでニュースを見る習慣をつけておけば、苦にならず続けられますよ。
キャリアアドバイザーが読み解く!証券会社の実態とは?
過酷な環境であることは覚悟しておこう
証券会社の実態として言えるのは、世間で言われている通り非常に過酷な環境であるということ。特に、
・ノルマの多さ
・強いプレッシャー
・実力主義
といった点は世間一般のイメージ通りと思っておきましょう。
証券会社が合うかどうかは自分の意識次第
過酷な環境のなかでも比較的働きやすい企業を見つけたいと思うなら、まず自分なりの働きやすい条件を明確にしてください。
たとえばコミュニケーションが多い、切磋琢磨する環境があるといった点に働きやすさを感じるなら、希望はかなえやすいと思いますね。
一方で、残業がゼロで落ち着いて働ける環境などを求めるのであれば、証券会社では難しくなります。
証券会社への就職に向いている人・向いていない人の特徴
証券会社は厳しいノルマや日々変化する市場に対応する必要があるため、楽しく働ける人とギャップに悩んでしまう人で適性がはっきりと分かれます。
向いている人と向いていない人の特徴をそれぞれ整理したので、自分自身の性格や価値観と照らし合わせてみましょう。
・失敗しても気持ちを素早く切り替えられる
・決めた目標や数字を達成することに強いこだわりがある
・新しい知識を得ることが好きで日々の学習を楽しめる
・人の懐に自然と入り込んで信頼される魅力がある
・相手の反応や失敗した結果を深く考えすぎてしまう
・結果よりも「どれだけ頑張ったか」という過程を評価してほしい
・仕事とプライベートの時間をはっきり分けたい
・争いごとや急な環境の変化が苦手で安定を好む
自分がどちらのタイプに当てはまるか知ることは、後悔のない会社選びの第一歩です。
向いている人の特徴にある「切り替えの早さ」や「目標へのこだわり」は、部活動や受験勉強をやり遂げた経験がある学生ならすでに持っている強みといえます。
一方で、向いていない特徴に当てはまったとしても落ち込む必要はありません。
自分の持ち味が別の業界で輝く証拠なので、自信を持って自分に合う環境を探しましょう。
キャリアアドバイザーの体験談証券会社に向いているのはどのような人?
向上心が強い学生にはおすすめ
これまで支援した学生を見ると、やはり体育会系の学生が内定を獲得することが多かったですね。
ノルマやプレッシャーに抵抗がなく「厳しい環境に身を置くことで成長したい」と考えられる向上心の強い人は歓迎されます。
話しているなかでも「しんどそう」「残業が怖い」といった言葉が出て来なかった学生は概ね受かっていました。
必要なスキルは「論理的思考力」
スキル面で言うと、論理的思考力があるかどうかは大前提になります。証券会社は何事も数字をベースとして考えることが多いので、必要な素養ですね。
加えてメンタル面のタフさやストレス耐性、泥臭さ、厳しい環境へ飛び込む覚悟といった要素を持ち合わせていると、非常に高評価となるでしょう。
証券会社が自分に向いているか判断できるチェックリスト
証券会社への適性があるかどうかは、実際の仕事で直面する場面を想像してみるとわかりやすくなります。
以下、証券営業でよくある5つのシーンに対し、自分がAとBどちらの感情に近いか直感で選んでみましょう。
【A】が4〜5個:適性度90%
証券会社で大活躍できる素質の持ち主です。成果がダイレクトに評価される環境を楽しみながら、若いうちから高い実績とスキルを身に付けられます。
【A】が2〜3個:適性度50%
バランスの取れた感覚を持っています。最初は環境の速さに驚くかもしれませんが、経験を積むことで着実に一流の営業へ育っていけるポテンシャルがあります。
【A】が0〜1個:適性度10%
ノルマを追う営業職では負担を感じやすい可能性があります。証券会社の内勤職(ITや事務系など)や、信託銀行などの他業界にも目を向けてみるのがおすすめです。
この診断は、今の自分の考え方や行動パターンを知るためのヒントです。
もし「A」が少なかったとしても、自分の軸を持って就活を進められれば何の問題もありません。
大切なのは「自分はどのような環境ならストレスなく全力を出せるか」を知ることです。
診断結果を参考にしながら、自分が心から納得して働ける業界や職種を見つけましょう。
自分に向いていると判断したうえで証券会社への就職を目指す場合は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
証券会社への就職は早めの準備が必要! 必要な知識と資格を押さえて内定を目指そう
例文8選|証券会社の志望動機で面接官を唸らせる秘訣
「証券会社に就職はやめとけ」と言われる理由を正しく理解して適性を見極めよう!
証券会社が「やめとけ」と言われる背景には、厳しい数値目標や市場変動によるプレッシャーといった実態があります。
しかし、こうした環境は目標達成に向けた強い執着心や、困難を前向きに切り替える力を持つ人にとって活躍できる絶好の場。
ネガティブな噂だけで判断せず、仕事の厳しさと魅力の両面を客観的に把握することが重要です。
自分の強みや価値観としっかり照らし合わせ、納得感を持って後悔のないキャリアを選択しましょう。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。

毎月の目標がリセットされる環境は確かに大変ですが、若いうちから数字を追う厳しさを経験しておけば、どこに行っても通用する圧倒的な営業力が身に付きます。
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