就活ノートの作り方|自己分析と企業研究を言語化しよう

この記事のアドバイザー
コラムの目次
知らなきゃ損する「就活ノート」の作り方を解説!
就活ノートとは
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活を始めるにあたり
「何から始めればいいかわからない」
「考えがまとまらない」
などの悩みを抱える学生の声を多く聞きます。そんな時におすすめなのが、就活ノートの作成です。ポイントは、言語化することです。基本的には、就活に必須の「自己分析」と「企業研究」を効率よく進めるためのツールとして活用します。就活ノートを作成し、納得のいく内定の実現を目指しましょう。
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就活ノートを作成する2つのメリット
そもそも就活ノートの作成は絶対に必要なわけではありません。就活ノートを作成せずに内定を獲得し、就活を終える人も当然ですがいます。作成が必須ではない就活ノートですが、上手に活用すると順調に就活を進められるのです。詳しいメリットについて見ていきましょう。
①自分を客観視できる
就活ノートには、その時々で何を感じたのか、どのような感想を持ったかを書くこともできます。就活中に思ったことを書いておくと、後で見直した時に自分がどんな考えを持っていたのかがわかり、客観的に自分を見つめ直せます。
就活において自己分析は重要です。面接官は、就活生が自分という人間を理解できているかどうかに注目します。しかし、自己分析は就活の基本でありながら難しい部分でもあり、悩む人も少なくありません。そこで就活ノートがあると、自己分析時の材料が増え、より深く自分を掘り下げることができます。複数回にわたる分析結果のブラッシュアップにも利用可能です。
②企業に対する思いをまとめられる
就活ノートを使うことで、企業に対する思いや考えなどを自由にまとめることができます。企業に対する自分なりの思いがないと、「志望意欲が高くない」「興味関心が薄い」という理由で選考で不合格になるケースもあります。
ノートを使って企業に対する思いを自分なりにまとめることで、他の就活生とは違うオリジナルの志望動機などが作成できるようになるでしょう。
ノートを使った自己分析と企業分析のやり方
就活ノートを活用するポイントは、言語化です。就活でやるべきことである自己分析と企業分析では、自分の気持ちを言語化することが最も大切といえます。ここからは、ノートを使って自己分析と企業研究をする際に言語化するコツについて解説していきます。
自己分析:強みを表すキーワードのページを作る

ノートを使って自己分析するには、自分の強みに関するキーワードを常に書くページを作っておきます。キーワードが思いついたら、すぐにそこに書くようにしましょう。CMや広告を見ていて「自分を表しているかも」と思えた言葉もすべてメモします。そして、週に1回その内容を整理します。近しい内容が多く書かれているはずです。1番多く書かれている内容が1番の強みになります。
自分の強みの見つけ方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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企業研究:抱いた感情の理由と価値観を結びつける

企業選びの基準(軸)が明確になれば、エントリーする企業を迷うこともなくなり、志望動機もすぐに書けるようになります。説明会などについて、面白いと思えばその理由、つまらないと思えばその理由を書きます。そして、理由と自分の価値観を結びつけましょう。
「私は○○という考えを持っているからつまらないと思ったんだ」そう説明できるまで落とし込みます。それをまとめていくと、「面白い」と「つまらない」の基準が見えてきます。それが企業選びの軸です。週に1回整理しましょう。
その後の就活に役立つ企業研究はこちらの記事でも詳しく解説しています。
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さらに詳しい企業選びの軸の定め方はこちらの記事で解説しています。
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大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
ノートで管理しておきたいこと
自己分析や企業研究のためにノートを活用する傍ら、就活をする上で作っておきたいページについてもみておきましょう。「覚えておこう」と思っていても、やることが多い就活ではつい忘れてしまう可能性が高いです。ノートで管理することで、大事なことを忘れないようにしましょう。
就活イベント等のスケジュール
- インターンシップ
- 会社説明会
- 企業訪問
- エントリーシート提出期限
- Webテスト、筆記試験、面接の日程
- 正式内定予定日
説明会やセミナーの開催予定、エントリーシートの提出期限などを管理するために活用しましょう。スケジュールページは、日程を管理しやすいようにカレンダー形式にしてまとめておくと便利です。また、イベントごとに色を変えておくと確認しやすくなります。
会社訪問の質問で好印象を残した学生は以下の記事を参考にしてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント
塩田 健斗プロフィール
就活中は会社説明会やES作成、自己分析、面接対策など、やらなければいけないことに追われてスケジュール管理も難しくなりがちです。また、そんな時に限って交通費や外食が増えることにより金欠になりやすく、アルバイトとの両立が難しいです。
スケジュール管理のコツで私が大切だと思うのは、あらかじめ日々のToDoとその締め切りを決めることです。就活中は突発的なスケジュール変更も発生しやすいので、前もってやっておいた方がいいことは計画的に実行できる態勢を作れるといいでしょう。
計画通り頑張れた日は自分自身に小さなご褒美を与えるなど、ゲーム感覚でささやかな成功体験を積み重ねることもモチベーションを維持向上させるのに効果的です。
面接に有利な時間帯も意識しつつ、わかりやすいスケジュールの作成を心がけてくださいね。
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就活の記録や感想
- インターンシップ参加後の記録
発言内容、提出書類、担当者氏名、反省とメモ - 筆記試験の記録
内容、反省とメモ - 面接試験の記録
面接形式、質問内容、回答、面接官の反応、反省とメモ
就活で経験した内容と反省点をメモしておくのも大切です。メモした内容を次の選考に活かしましょう。例えば、面接後に実際にされた質問と自分の回答、うまく答えられなかった質問を記述し、次に活かせる答え方をまとめておきます。面接中にメモをとることはできないので、面接後、時間を空けずに記録を残しておくのがおすすめです。
就活ノートを作るときの注意点
就活ノートを持っているとメリットがあり、情報の管理もスムーズで非常に便利です。しかし、作成時には注意点があり、これを守れていないと上手に活用できなくなる可能性があります。メリットを最大限に活かすためにも、注意点を把握して就活ノートを活用しましょう。
就活ノートは1冊にまとめる
ノートが何冊もあると、どこに何が書いてあるのかが管理しづらくなり、必要な情報を引っ張り出すだけでも時間がかかります。1冊にまとめてこそ就活ノートは便利に使えると考えましょう。
自己分析ノートも就活ノートの中に組み込むことで、常にブラッシュアップを行うことができます。
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並べ替えやすいようにルーズリーフを使う
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大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
キャリアアドバイザーコメント
吉川 智也プロフィール
就活ノートを充実させるためには、企業情報や選考フローをまとめた上で、企業の志望度ごとに注力度を記入しておくことがおすすめです。複数の企業選考に進んでいく中で、志望度の高い企業の研究や対策をやり切れずに選考日を迎えてしまうケースもあると思います。
もちろん、業界研究や面接の経験を積むために選考参加も必要ですが、冷静になってバランスを取ることも大事ですよ。各企業の選考状況を把握して、締切前日に徹夜なんてことにならないように進めていきましょうね。
就活ノートを作って強みや企業選びの軸を言語化しよう
自己分析や企業研究は就活に必須ですが、苦手意識があるという人も多いですよね。今回ご紹介したノートを作ったやり方を毎日続けることで、自分の強みや企業選びの軸が明確になっていくでしょう。ぜひ、就活ノートを毎日の習慣にして、納得のいく内定を掴んでください。
大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
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キャリアアドバイザーコメント
吉川 智也プロフィール
「まとめる」ことは、物事を記憶する上で大変効果的です。私がこれまで就活生と出会ってきた中で印象に残った就活ノートは、文字だけでなく図や絵を使って自らの感情や気付きを記したものです。書き方は人それぞれでいいと思います。
ブレインストーミング的にまとまりのない気付きを並べ立てる書き方など、自分のやりやすい方法で実践することが大切です。 例えばルーズリーフタイプの場合、後から追加も出来て編集し直せたり、企業ごとに並べ替えたり出来るので便利です。
また、とある学生さんはタブレット端末で管理していました。この場合、キーワードで検索すると必要な情報を見つけやすいです。また、参考資料などをインターネット上のURLやデータで補足したりして用途に広がりが生まれます。大切なことは自分が実践しやすい方法でおこなうことです。