就活ノートの作り方を公開|書くべき内容や注意点をご紹介

コラムの目次

  1. 就活ノートとは
  2. 就活ノートのメリット3つ
  3. 就活ノートに記載する内容一覧
  4. 就活ノートを作るときの注意点
  5. 就活ノートを作って効率よく就活を進めよう

就活ノートとは

就活をよりスムーズに進めるには「就活ノート」の作成がおすすめです。就活ノートとは、簡単に言えば就活に関する情報をまとめたもので、特に決まった形式はありません。商品として売り出されているものもありますが、自身で作成することも可能で、自作したほうがより自分に合った形にしやすいためおすすめです。

就活は解禁日を迎えてから選考まで全速力で走り続けるような日々が続くことも多く、大量の情報が入ってきて混乱することも少なくありません。就活は情報戦でもあるため、混乱して間違って活用することのないよう、正しく管理することが大切です。就活ノートとはどのように活用し役立つものなのか、魅力から注意点まで含めて知っていきましょう。

キャリアアドバイザーコメント

熊野 公俊

自分のやりやすい方法でまとめることが大切

「まとめる」ことは、物事を記憶する上で大変効果的です。私がこれまで就活生と出会ってきた中で印象に残った就活ノートは、文字だけでなく図や絵を使って自らの感情や気付きを記したものです。書き方は人それぞれでいいと思います。
ブレインストーミング的にまとまりのない気付きを並べ立てる書き方など、自分のやりやすい方法で実践することが大切です。 例えばルーズリーフタイプの場合、後から追加も出来て編集し直せたり、企業ごとに並べ替えたり出来るので便利です。
また、とある学生さんはタブレット端末で管理していました。この場合、キーワードで検索すると必要な情報を見つけやすいです。また、参考資料などをインターネット上のURLやデータで補足したりして用途に広がりが生まれます。大切なことは自分が実践しやすい方法でおこなうことです。

就活ノートのメリット3つ

そもそも就活ノートの作成は任意であり、絶対に必要なわけではありません。実際に就活ノートを作成せずに内定を獲得し、就活を終える人もいて、ノート作成に時間を取られたくないと考える人もいるでしょう。確かに任意作成のものに着手する以上、手間が増えてしまうのは確かですが、その分メリットも存在します。就活ノートの作成には大きく3つに分けたメリットがあるため、魅力を知って手間をかけてでも作成する意味を理解しましょう。

①スケジュール管理ができる

就活ノートは自由に就活に関する情報を記載できるため、スケジュールの管理に役立ちます。就活中はとにかく忙しく動き回ることが多く、毎日予定が山積みということも少なくありません。選考はもちろん、説明会への参加や書類選考の応募期限のように、スケジュールをチェックしなければならない項目は数多くあります。

1日に複数の日程が重なるということも多く、きちんと管理していないとダブルブッキングでチャンスを逃してしまうということもあるでしょう。また、就活期間中は完全に就活に専念できるとは限らず、バイトや学校のことを考えなければならない場合もあります。膨大なスケジュールをまとめて管理できるのは大きな魅力で、就活をスムーズに進めるための役立ちアイテムになるでしょう。

②企業分析ができる

就活ノートでは企業についての情報も自由に書き込めるため、それをもとに企業分析も可能です。企業についての理解を深めるのは重要なことで、基本的な知識が身についていないと、選考ではそれだけで不合格になるケースもあります。就活中は説明会で企業から資料をもらうことも多く、基本的な情報はすべてそこに記載されています。

しかし、それらを常に持ち歩くわけにもいかず、複数社ともなると資料を保有するだけでもかなりのスペースを取ってしまうでしょう。就活ノートを持っていると、もらった資料から必要な部分だけを取り出し、ノートに簡潔に企業の情報をまとめられます。膨大な資料を持ち運ぶ必要はなく、自分にとって本当に必要な情報だけ取り出しやすいことも、メリットのひとつでしょう。

③自分を客観的にみることができる

就活ノートは、いわば就活期間中の日記のようなもので、その時々で何を感じたのか、どのような感想を持ったかを書くのもおすすめです。就活時に思ったことを書いておくと、後で見直した時に自分がどのようなことを考えていたかが分かり、より客観視して自分を見つめ直せるでしょう。

就活では自己分析も重要であり、いかに自分を客観視し、自分という人間を理解できているかが求められます。自己分析は就活の基本でありながら難しい部分でもあり、ここで行き詰まる人も少なくありません。就活ノートがあると、自己分析時の材料が増え、より正確な分析がしやすいでしょう。自己分析の結果をまとめることもでき、それを後で見直すことで分析結果のブラッシュアップにも利用できます。

キャリアアドバイザーコメント

熊野 公俊

あらかじめToDoと締め切りを決めておこう

就活中は会社説明会やES作成、自己分析、面接対策など、やらなければいけないことに追われてスケジュール管理も難しくなりがちです。また、そんな時に限って交通費や外食が増えることにより金欠になりやすく、アルバイトとの両立が難しいです。スケジュール管理のコツで私が大切だと思うのは、あらかじめ日々のToDoとその締め切りを決めることです。
就活中は突発的なスケジュール変更も発生しやすいので、前もってやっておいた方がいいことは計画的に実行できる態勢を作れるといいでしょう。計画通り頑張れた日は自分自身に小さなご褒美を与えるなど、ゲーム感覚でささやかな成功体験を積み重ねることもモチベーションを維持向上させるのに効果的です。

就活ノートに記載する内容一覧

就活ノートのメリットが把握できたら、ノートに記載する内容も確認していきましょう。記載する内容は「企業情報」と「就活イベント等の日程」「就活の記録や感想」の3点です。それぞれ必要な項目を挙げているので参考にしてみてださい。企業情報についてなど調べる項目を決めて、まとめておくと確認にするときに見やすくなります。おもに上記の項目についてメモしたり、自分で気になった点について簡単に記録したりしておくと便利です。就活に関するあらゆる情報について記録していきましょう。

企業情報

<企業情報について>

・企業名
・事業内容
・代表者名
・経営理念
・基本給
・年間休暇
・福利厚生
・連絡先

企業情報はすぐに集まるので記載しなくていいと思う人もいるかもしれませんが、就活の面接前に調べると時間がかかってしまいます。そのような際に、企業情報が書かれている就活ノートがあれば便利です。この企業情報をベースに、説明会やOB・OG訪問での経験なども追加していきましょう。そうすることで、説明会に参加した後も帰ってから見返すことができ、企業について復習することが可能になります。

就活イベント等の日程

<就活イベント等の日程について>

・インターンシップ
・会社説明会
・企業セミナー
・正式内定予定日
・エントリーシート提出期限
・Webテスト、筆記試験、面接の日程

説明会やセミナーの開催予定、エントリーシートの提出期限などを管理するために活用しましょう。スケジュールページは、日程を管理しやすいようにカレンダー形式にしてまとめておくと便利です。また、イベントごとに色を変えておくと確認しやすくなります。

就活の記録や感想

<就活に関するメモ>

・インターンシップ参加後の記録
発言内容、提出書類、担当者氏名、反省とメモ

・筆記試験の記録
内容、反省とメモ

・面接試験の記録
内容、面接形式、質問内容、面接官の反応、反省とメモ

就活で経験した内容と反省点をメモしておくのも大切です。経験した内容を記述することで経験後も振り返ることができ、うまくいかなかったことを反省点として書くことで、次の機会に活かすことができます。例えば、面接後に実際にされた質問と自分の回答、うまく答えられなかった質問を記述し、次に活かせる答え方をまとめておきます。面接中にメモをとることはできないので、面接が終わってからできるだけ早く記録を残しておくとよいでしょう。

就活ノートを作るときの注意点

就活ノートを持っているとメリットがあり、情報の管理もスムーズで非常に便利です。しかし、作成時には注意点があり、これを守れていないと上手に活用できなくなる可能性があります。また、場合によっては混乱を招き、就活に悪影響を及ぼす可能性すらあります。メリットを最大限に活かすためにも、注意点を把握して就活ノートを活用しましょう。

就活ノートは1冊にまとめる

就活ノートは基本事項だけでも記載すべき内容が多く、それに個人的にプラスした項目まで含めると情報量が膨大になることが多いです。そのため、より便利に情報を管理しようと考え、項目ごとにノートを分けようと考える人もいるでしょうが、これはよくありません。就活ノートは1冊にまとめるのが基本で、複数冊にまたがると情報の管理がしづらくなるため注意が必要です。

ノートが何冊もあるとどこに何が書いてあるのかが管理しづらくなり、必要な情報を引っ張り出すだけでも時間がかかります。スムーズに情報が取り出せることも就活ノートのメリットのため、冊数が増えるとこのメリットをなくしてしまいます。一元管理してこそ就活ノートは便利に使えると考えましょう。

並べ替えやすいようにルーズリーフを使う

就活ノートは1冊にまとめることが大切で、次のノートに移るのは最後まで書ききったときです。しかし、最後まで書ききって次のノートに移る場合でも、情報の在りかが複数冊にまたがり、不便になる点は変わりません。そのため、最初から継ぎ足しができるよう、ルーズリーフで作成するのがおすすめです。

ルーズリーフならノートがいっぱいになるという心配もなく、1つのファイルですべての情報をまとめて管理できます。また、順番も簡単に入れ替えられ、選考の近い順、優先度の高い順といったより便利な形に並び替えることもできます。就活ノートに記載した情報は、基本的に該当企業の選考が終了した段階で不要になるため、並べ替えたり取り外したりできる点でも、ルーズリーフでの作成がおすすめです。

キャリアアドバイザーコメント

増子 航平

企業の志望度ごとに研究や対策の注力度を記入しておこう

就活ノートを充実させるためには、企業情報や選考フローをまとめた上で、企業の志望度ごとに注力度を記入しておくことがおすすめです。複数の企業選考に進んでいく中で、志望度の高い企業の研究や対策をやり切れずに選考日を迎えてしまうケースもあると思います。
もちろん、業界研究や面接の経験を積むために選考参加も必要ですが、冷静になってバランスを取ることも大事ですよ。各企業の選考状況を把握して、締切前日に徹夜なんてことにならないように進めていきましょうね。

就活ノートを作って効率よく就活を進めよう

就活期間中は多忙なスケジュールで動き回ることも多く、とにかく膨大な情報量を管理しなければなりません。日程の管理から企業情報、自己分析の結果といったように、少し考えただけでもまとめておくべき情報は挙げられ、実際にはさらに多くの項目があります。

膨大な量の情報を管理するには、それをひとつにまとめた就活ノートの作成がおすすめで、自分なりに項目を編集できるのが大きな魅力でしょう。就活ノートを作ることで情報をまとめられ、必要なものと不要なものの取捨選択もおこないやすいです。いかに効率的に進められるかが就活攻略のカギであるため、就活ノートを上手に活用し、スムーズに就活を進めましょう。

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