説明会のブッチは超危険! 選考への影響とリスク回避方法を解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 説明会のブッチは選考に影響するのか? 
  2. 説明会のブッチで生じる4つのデメリット
  3. ①就活のチャンスを捨てることになる
  4. ②企業側に迷惑がかかる
  5. ③選考に影響する可能性がある
  6. ④大学や所属先の信頼が失われる可能性がある
  7. 説明会のブッチは選考にどのような影響があるのか
  8. ESや一次選考で落とされるリスクがある
  9. 印象が悪い状態から選考が始まる
  10. 企業にブッチがばれやすい説明会とは? 
  11. 合同説明会
  12. 企業自ら実施する説明会
  13. ブッチをしてしまったら? 企業へ謝罪連絡をいれよう
  14. 理由①社会人としてのマナー
  15. 理由②誠意を伝えることでリスクを軽減する
  16. ブッチのリスクを軽減する連絡方法を解説! 
  17. 電話での謝罪方法
  18. メールでの謝罪方法
  19. 企業へ謝罪連絡をする際に意識すべき3つのポイント
  20. ①誠意をもって謝罪をする
  21. ②欠席理由を正直に伝える
  22. ③言い訳をしない
  23. 謝罪連絡はあくまでリスクヘッジ! 許されるかは相手次第
  24. 説明会のブッチを避けるための改善方法とは? 
  25. スケジュールを手帳にまとめる
  26. 予定を詰めすぎない
  27. 出ることができない説明会には応募しない
  28. 説明会のブッチについて学生からよくある質問に回答!
  29. 説明会のブッチはデメリットだらけ! 社会人としてのマナーは守ろう

説明会のブッチは選考に影響するのか? 

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活本番となり多くの企業が説明会などを開催し始めると、

「説明会をブッチしてしまったのですが選考に影響ありますか?」

「ブッチをすると企業側にばれますか?」

といった相談をうけます。

さまざまな企業の説明会や選考、エントリーシート(ES)の作成など、就活をおこなう学生は多忙な生活をおくっていることでしょう。その中で説明会の日程を忘れてしまい、ブッチしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、説明会のブッチをしてしまうと、その後の本選考にて悪影響が出てしまう可能性があります。こちらの記事では、説明会をブッチすることによるリスク、ブッチしてしまったときの対策方法について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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説明会のブッチで生じる4つのデメリット

説明会のブッチで生じるデメリット
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就活生

説明会をブッチするとどのような悪影響があるんですか? 

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キャリアアドバイザー

最悪の場合、選考の段階で落とされてしまう可能性があります。そのようなことを避けるためにも、まずは説明会をブッチをすることのデメリットを確認しておきましょう。

①就活のチャンスを捨てることになる

説明会は就活をおこなううえで、重要な情報源かつ企業側の社員と交流を持つことができる貴重な場です。説明会で学んだ内容は志望動機や自己PRを作る際の根拠になりますし、何より企業側の人事に顔を覚えてもらうチャンスの場となります

就活では、説明会のような企業のことをより深く知ることができる機会の数は限られてきます。説明会のブッチはそのような機会を棒に振ることになってしまいます。

②企業側に迷惑がかかる

企業側も時間と労力をかけて、説明会を開催しています。説明会のブッチはそのような企業側の努力に対して、誠意のない行為となってしまいます。

説明会は企業が多くの学生に自社に対し興味を持ってもらうために開催します。ブッチをしてしまうと、当日の参加人数が予定よりも下回ってしまうだけでなく、人数制限などで参加できなかった学生のチャンスを奪うことにつながります

③選考に影響する可能性がある

企業は説明会に参加した学生を記録していることが多いです。そのため、選考の際に説明した学生か、それとも不参加だった学生なのかが面接官に伝わる可能性があります。

当然、参加した学生に比べ、ブッチをして無断欠席をした学生の印象は悪く映ってしまうでしょう。ブッチのような連絡のない無断欠席は、最低限のマナーを守ることができない、と判断されても仕方ないでしょう

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山田太郎

選考ではさまざまな情報をもとに、学生の人柄を見極めます。仮に説明会の無断欠席が企業側に残っていた場合は、印象がマイナススタートとなってしまう可能性も否定できません。

④大学や所属先の信頼が失われる可能性がある

説明会に参加する際は、事前に大学名や所属していたサークルや部活などの情報を企業側に伝えることがあります。そのため、もし説明会をブッチしてしまった場合は、ブッチをした学生の信頼が失われるだけでなく、大学や所属先の信頼も下がってしまう可能性があります。

とくに大学内でおこなわれる説明会などに関しては、参加予定人数よりも当日の参加者が大幅に少ない場合、企業側も説明会を開催するメリットを感じられず、次年度に企業が説明会を開催しないという判断を下すことも考えられます

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山田太郎

説明会のブッチは自分だけでなく、企業や大学、後輩などにも迷惑をかけてしまう行為であることを覚えておきましょう。

高橋 宙

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説明会をブッチしてしまうと企業側には〇〇な迷惑が掛かる

まず考えられるのは、説明会の進行が予定と変わってしまうことですね。たとえば参加型説明会を予定していて、人数を調整して締め切っていた場合、グループ人数のバランスや名簿の事前準備と進行が変わってしまいます。

また、説明会への参加が先着順で日程が埋まっていった際は、ブッチした学生よりも志望度の高い、または自社に合うかもしれない人との接点を奪うことになってしまいます。より多くの学生と出会う機会を創出したいと考える企業側の視点に立てば、ブッチをしてしまう可能性のある学生は、はじめから予約を入れずに参加を遠慮したほうが助かるでしょう。

その他にも企業によっては、説明会を一人ずつおこなう企業もあります。その場合は一人の参加者のためだけに人事担当がスケジュールをあけていたり、オフィスの会議室を押さえるることもあります。説明会には多くの人と時間、そしてお金が費やされていることを理解しておきましょう。

説明会だけでなく、面接をブッチしてしまうことも絶対にやめましょう。こちらの記事では、面接をブッチしてしまった時のリスクや対策について解説しています。

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説明会のブッチは選考にどのような影響があるのか

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就活生

説明会をブッチすると、選考にはどのように影響しますか? 

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山田太郎

必ずしも影響するとは限りませんが、ESや一次選考で落とされるリスクがあります。

それでは、説明会をブッチすると選考にはどのような影響が想定されるのか、具体的に解説します。

ESや一次選考で落とされるリスクがある

説明会によっては参加者の名前を控える企業もあり、参加者・不参加者をデータとして残している場合があります。その場合は「説明会の無断欠席」という行動に対し、厳しく判断する企業では、データを参考にESや一次選考の段階で落とす可能性もあるでしょう

就活では企業は自社で積極的に働いてくれる人材を探しています。そのため、説明会をブッチしてしまう学生に対して「自社に興味がない」と捉えられても不思議ではありません。何より社会人としてのマナーが欠如しているという具体的な根拠となるため、印象が悪くなってしまう可能性は否定できません。

印象が悪い状態から選考が始まる

仮に書類選考を通過した場合でも、説明会をブッチしたという情報は消えないため、どこかの面接のタイミングで理由を聞かれたり、面接官の手元の資料に「無断欠席」と残っている可能性もあります。その場合は印象が悪い状態から、面接などの選考が始まることも考えられます。

では、説明会をブッチするとどのような印象を抱かれてしまうのでしょうか。具体的に解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

入社への志望度が低い

まずは入社への志望度が疑われます。第一志望や第二志望などの志望度の高い企業の説明会を無断欠席はしませんよね。企業側も同様に考えるため、「自社への入社意欲が低いのかもしれない」と不信感を抱かれる要因になります。

仮に志望度が高い企業の説明会に参加できなくなってしまった場合には、必ず事前に企業側に一報をいれると良いでしょう。

社会人としてのマナーが足りない

「時間や約束を守る」というのは社会人として必ず守らなくてはならないマナーとなります。就活では学生の人柄を判断するうえで、礼儀やマナーといった点も評価基準として確認しています。そのため、説明会のブッチをすると「主催者側への配慮が欠けている」「欠席連絡をするマナーがない」と判断されかねません。

採用側も入社後の働き方に不安の残る学生の採用は、極力控えたいと考えています。マナーが欠けている学生を入社させてしまうと、自社だけでなく他者や顧客にも迷惑が掛かってしまうので、懸念要素がある学生は選考の際に不利になるでしょう。

こちらの記事では、就活マナーについて解説しています。興味のある学生は参考にすると良いでしょう。

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企業にブッチがばれやすい説明会とは? 

企業にブッチがばれやすい説明会

説明会のブッチは必ずしも企業側にばれるわけではありませんが、説明会の特徴によっては無断欠席がばれてしまい、記録として残る可能性があります。どのような説明会が対象となるのか、詳しく解説するので、ぜひ押さえておきましょう。

合同説明会

合同説明会などの多くの企業が参加している大型の説明会では、学生のブッチが参加企業に伝わる可能性は比較的低いとされています。

とくにリアルで開催される大型の合同説明会では、企業ごとにブースを出店している形式など学生が自由に説明を聞きたい企業へ足を運べるようなシステムになっています。企業側は自社の説明会に参加した学生を知ることはできても、合同説明会自体に参加しなかった学生を知る可能性は低いとされますが、リスクが伴うことには変わりないので前提としてブッチは絶対にやめましょう

一方で、Webでおこなうオンラインの合同説明会の場合には、リアル開催の合同説明会に比べてブッチがばれてしまうリスクが高くなります。

オンラインでは参加する学生に参加用IDなどを発行するため、学生がどの企業の説明会に参加したのかなどの情報がデータとして記録されてしまいます。合同説明会自体への出席の有無が企業に伝わる可能性は低いかもしれませんが、リアル開催に比べて参加者のデータが残りやすいということは押さえておきましょう。

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キャリアアドバイザー

合同説明会の場合でも特に参加企業が少ない場合や、系列企業を集めた合同説明会ではブッチがばれる可能性は多いにあります。

企業自ら実施する説明会

企業自ら実施する説明会では参加者の名簿や出欠管理を自社でおこなうため、リアル・オンラインにかかわらずブッチした場合はとくにばれやすいとされています。

採用企業が主催する説明会は合同説明会以上に企業側も力を入れているイベントになります。説明会への参加者を限定し、会社説明に加え、社内見学などを実施する企業もあるでしょう。そのため、合同説明会に比べ参加者の管理はとくに徹底しており、ブッチがばれやすい傾向にあります。

企業自ら実施している説明会は、企業のことを深く理解し、接点を持つチャンスである一方で、ブッチなどのマナー違反をした場合にはその後の選考に影響が出てしまう要因になる可能性があることを押さえておきましょう。

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ブッチをしてしまったら? 企業へ謝罪連絡をいれよう

学生は就活時は、複数の企業の説明会や選考、提出書類の準備、学校の課題提出、アルバイトなど時には予定が重なってしまうこともあるでしょう。そして、つい説明会へ参加する予定を忘れてしまい、意図せずブッチをしてしまうこともあるかもしれません。

その際には「ブッチしてしまった」で終わるのではなく、必ず企業側に謝罪の連絡をいれるようにしましょう。謝罪の連絡をすることは、社会人として必要なマナーであると同時にブッチによるリスクを軽減する目的もあります。

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キャリアアドバイザー

企業自ら実施している説明会をブッチしてしまった場合は、とくに謝罪の連絡をいれる必要があるでしょう。

理由①社会人としてのマナー

繰り返しとなりますが説明会のブッチ、つまり無断欠席は相手への配慮の欠けている行為となります。そのため、相手へ誠意を示すためにも、謝罪連絡を入れるようにしましょう

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キャリアアドバイザー

就活は社会人になるための通過点です。就活の時期から社会人としての自覚を持てるような行動を心掛けるようにしましょう。

理由②誠意を伝えることでリスクを軽減する

企業側に謝罪連絡を入れ、ちゃんと誠意を伝えることで、選考への影響するリスクを軽減できる可能性があります。謝罪の連絡を入れたからといって、必ずしもブッチした罪が消えるわけではありませんが、何もしないよりは相手への印象が良くなるでしょう。

逆に直接連絡を入れることで「しっかりと謝罪ができる学生」として、自身の名前を覚えてもらうチャンスになるかもしれません。ブッチした後に連絡を入れた学生と入れなかった学生では、大きな差が生まれることを覚えておきましょう

ブッチのリスクを軽減する連絡方法を解説! 

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就活生

謝罪の連絡を企業に入れたいのですが、どのような回答が来るのか正直不安です。

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キャリアアドバイザー

謝罪の連絡は社会人でも不安になるものです。その場合は、まず自分が何を伝えるべきかから考え、ある程度相手の反応を想定をしてから連絡をすると良いでしょう。

ここでは電話とメールの2パターンの連絡方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

電話での謝罪方法

欠席連絡や謝罪をおこなう場合はスピードが重要になってくるため、電話で連絡を入れるようにしましょう

企業側は欠席者が出たことによって新しく参加者を募集する場合や、説明会にて参加者をチーム分けをしていた場合は調整などの対応が必要になるためです。また、電話は感情が相手に伝わりやすいため、相手への誠意が伝わりやすくなるでしょう。

注意点

電話をおこなう際は何を伝えるべきかを整理してから、連絡をするようにしましょう。ブッチしてしまったことに関する謝罪連絡であれば、下記の内容は必ず伝えべき項目になるので、必ず押さえておきましょう

謝罪連絡の手順
  1. 大学名・名前を明かす
  2. どの説明会に参加予定だったかを伝える
  3. 不参加だった理由を説明する
  4. 今後の選考に対する意気込み(入社意欲など)を伝える
  5. 最後にもう一度謝罪をおこなう

やり取り例

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就活生

お忙しいところ失礼します。
私、御社説明会に参加を予定しておりました、〇〇大学の〇〇と申します。
担当者の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか。

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企業担当者

お電話変わりました。人事部の〇〇です。

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就活生

お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。
本日は先日の説明会をご連絡もせず、欠席してしまったことに関して、謝罪をしたくご連絡をいたしました、

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企業担当者

そうでしたか。わざわざご連絡をいただきありがとうございます。

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山田太郎

いえ、こちらこそ大変申し訳ございませんでした。
私のスケジュール管理不足により大変ご迷惑をおかけいたしました。以後このようなことが起こらないよう改善に努めて参りますので、今後の本選考の際は何卒よろしくお願いします。

あくまで謝罪のための連絡なので、説明会の内容な今後の選考については聞かず、説明会をブッチしてしまったことにのみ触れるようにしましょう。電話をしたからといって、必ず状況が好転するとは限りませんが、謝罪をおこなわなかった学生よりは企業からの印象は良いでしょう。

メールでの謝罪方法

説明会当日より1か月以上前に出席できないことが分かった場合や、電話をしても企業の担当者につながらなかった際には、メールにて謝罪連絡をいれるケースもあります。

ただし、欠席連絡や謝罪連絡はスピードが大切になってくるので、可能であれば電話で直接連絡をいれるようにしましょう

注意点

メールを作成する際は本文だけでなく、件名にも配慮が必要となります。件名からどのような目的でメールを送っているのか、一目でわかるようにしましょう。

状況に合わせて適切なメールを送ることも社会人として、重要なマナーとなるのでぜひ参考にしてみてください。

例文

新規メッセージ

○○○○○@shukatsu.com

△△△△△@shukatsu.com

〇月〇日説明会欠席のお詫び 〇〇大学 港 太郎

株式会社⊡⊡
人事部
△△ △△様

お世話になっています。
私、〇月〇日開催の貴社説明会へ応募しておりました、
〇〇大学〇〇学部の港 太郎と申します。

貴社サイトより参加のエントリーをしておりましたが説明会の予定日を失念しており、連絡を入れることもなく欠席してしましました。
せっかくのご機会をいただいたにもかかわらず、ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした。以後このようなことがないように、自身の行動を改めスケジュール管理を徹底してまいります。

そのうえで大変恐縮ではございますが、別日程の貴社説明会に参加させていただきたいと考えております。貴社サイトより予約させていただきましたので、再度ご機会をいただけますと幸いです。

最後に重ねてのお詫びとなりますが、このたびは大変申し訳ございませんでした。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――

メールを作成するうえで「誰からどのような目的で連絡が来たのか」を相手が一目でわかるようにすることが重要になります。また、メール文が不必要に長くならないよう、できるだけ簡潔に理由を説明し、謝罪をするようにしましょう。

就活で送るメールの件名の書き方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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加藤 大智

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連絡を入れた学生と入れなかった学生に対する企業の印象は大きく異なるる

説明会の定刻になり始めようとしたとき、予定していた学生が集まっていないのですから、主催側の企業側の担当者の気持ちは決して良いものではないでしょう。「毎回同じことを話しているのではないから、一人くらい欠席しても問題ないのではないか」と思う学生もいるかもしれませんが、企業の担当者は毎回気合を入れて説明会を企画していますし、学生の参加を非常に楽しみにしています。事前に学生から連絡があれば、余計な心配をすることもないでしょう。

企業によって欠席した学生への対応をどこまでおこなうかは異なりますが、企業としては少なくとも欠席が確定した時点で連絡はしてほしいでしょう。当日体調が悪いなどのやむを得ない理由があれば人事担当も納得できます。

連絡のない欠席は非常に印象が悪い行為ですので、別日程の参加を希望しても断られるケースもあります。それだけでなく、企業からは「志望度が低いからブッチをした」と印象を付けられてしまう可能性もあるでしょう。

体調不良の場合の欠席連絡に関しては、こちらの記事を参考にすると良いでしょう。

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企業へ謝罪連絡をする際に意識すべき3つのポイント

企業へ謝罪連絡をする際に意識すべきポイント

謝罪連絡をする際に適切な表現をおこなわなければ相手に気持ちが伝わりません。それだけではなく、さらに印象が悪化してしまう要因となることもあるため注意が必要です。

①誠意をもって謝罪をする

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キャリアアドバイザー

まずはじめに謝罪の言葉を相手に伝えるようにしましょう。

企業へ謝罪連絡を入れる目的は、自身の誠意を伝えることにあります。そのため、電話やメール問わず、まずは謝罪の言葉を伝えると良いでしょう。「許してもらおう」という考えが先行し、謝罪の言葉が遅れて出てしまうことだけは絶対に避けるようにしましょう

②欠席理由を正直に伝える

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キャリアアドバイザー

自分に非があることを認め、理由を正直に伝えることで、相手に誠意を伝えることができるでしょう。

謝罪連絡の際に無断欠席の理由を説明することは、謝罪連絡をおこなううえでのマナーとなります。理由を説明した後には、どのような改善を今後おこなうのかも端的に加えたうえで、入社意欲を伝えるとなお良いでしょう

③言い訳をしない

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キャリアアドバイザー

「〇〇のせいで参加できなかった」「自分は悪くない」と言い訳をして、自分を正当化する発言は控えましょう。

企業へ連絡を入れる趣旨は「無断欠席をしてしまったことに対する謝罪」です。そのため、出席や事前連絡を入れることができなかった言い訳をダラダラとしてしまうのは、電話の趣旨と反しているため控えましょう。もし言い訳をしてしまうと「本当に謝罪をする気持ちがあるのか」と疑われてしまう可能性があります。

謝罪連絡はあくまでリスクヘッジ! 許されるかは相手次第

謝罪連絡はあくまで、説明会をブッチしたことにより本選考に影響が出てしまう可能性を少しでも押さえるためのリスクヘッジです。謝罪連絡は必ずおこなうべきですが、おこなったからといってブッチをしてしまった罪がなくなるわけではない、ということは理解しておきましょう

連絡を入れると入れないとでは、企業からの評価は大きく違います。しかし、連絡を受けた後、学生に対してどのような評価を下すのかは企業次第となります。

説明会のブッチを避けるための改善方法とは? 

ここまでは、説明会をブッチすることのリスクに関して解説しました。では次に、説明会をブッチしてしまわないように、今後どのような対策をおこなうべきかについての対策方法を紹介します。

謝罪連絡の際に「今後どのような改善をおこなうのか」と説明する際にも役立つので、ぜひ参考にしてみてください。

スケジュールを手帳にまとめる

スケジュールをスマホにまとめている学生も多いと思います。スマホはとても便利ですが、予定を忘れやすいと自覚している学生には紙の手帳にもスケジュールをまとめることをおすすめします。

自分の手で紙に書くことにより、スケジュールをしっかりと認識できるようになります。さらにプライベート用と就活用などとスケジュールを分けて管理することで、複数の予定が混ざってしまい説明会に参加できない、などのミスも防ぐことができるでしょう。

予定を詰めすぎない

スケジュールの立て方のポイントとして、予定を詰め込みすぎないという方法があります。就活中はいつ新しい説明会や選考の予定が入るのか見通しが立たず、予定を組むのが難しいケースもあります。

そのような場合でも柔軟に対応ができるように、就活中はとくに余裕を持ったスケジューリングを意識すると良いでしょう。説明会や選考が入る可能性のある日は、事前に開けておくことをおすすめします。

出ることができない説明会には応募しない

複数の説明会に応募する中で、説明会の日にちが重なってしまうこともあるでしょう。その際は、説明会当日のギリギリまで欠席の連絡をするのを待つのではなく、どちらに参加するのか早急に判断し、欠席を伝えるようにしましょう

出ることができないと分かった時点で連絡を入れることで、ブッチをしてしまうリスクを回避できますし、企業側にも迷惑がかかりにくいでしょう。

吉川 智也

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スケジュール管理は社会人の必要スキルの一つ! 就活中に身に着けよう

スケジュールを自分自身で管理するのはもちろん大切ですし、社会人になる前に身につけておきたいことでもありますよね。ひとりで管理することに自信がない学生は、友人にスケジュールを共有して声掛けをしてもらう、アプリだけでなく1週間ごとに紙に書き出して貼っておくなどの「ダブルチェック」をできるようにしておくのも良いでしょう。

また、1日にいくつも予定を入れると次の予定に向かう際、電車の遅延のトラブルに巻き込まれたときに対応できないこともあります。そのため、予定を入れる際は多くても午前1つ・午後1つに留めるなどリスクヘッジもしておくと安心です。

企業によってはリマインドメールを送ってくれるところもあるので、メールチェックを欠かさないことも気を付けましょう。

説明会のブッチについて学生からよくある質問に回答!

説明会をブッチすることで考えられる選考への影響や、実際に説明会をブッチしてしまった際の対処法を知りたいと考える学生は多くいます。そのような学生からの質問に、キャリアアドバイザーが回答します。

  • 説明会をブッチしたら選考結果に影響しますか?

    説明会をブッチすると、本選考に影響する可能性があります。企業は説明会に参加した学生を記録していることがあり、選考に進んだ学生が説明会に参加したか不参加だったかがわかりますよ。説明会をブッチしたことが企業にわかってしまうと、不誠実な印象を持たれやすくなります。不参加になる場合に企業に連絡を入れることは、社会人として最低限のマナーです。

    ブッチすることでマイナスな印象からのスタートになってしまう可能性があるため、事情があって参加できなくなった場合は必ず連絡を入れましょう。

  • 説明会をブッチしてしまった場合はどうすれば良いですか?

    説明会をブッチしてしまった場合は、必ず企業に謝罪の連絡を入れましょう。相手に迷惑をかけてしまう場合はどのような状況でも連絡を入れることが社会人としてのマナーです。説明会をブッチした後の連絡があった学生となかった学生では、企業からのイメージが大きく変わります。ブッチしてしまったことによるマイナスな印象がすべてなくなるわけではないですが、精一杯の誠意を伝えて挽回を目指しましょう。

説明会のブッチはデメリットだらけ! 社会人としてのマナーは守ろう

説明会のブッチは企業からの印象を下げてしまうだけでなく、最悪の場合は選考に影響してしまう行為です。絶対にやめましょう。

もし意図せず説明会をブッチしてしまった場合は、必ず企業へ連絡をして、謝罪と事情を伝えるようにしましょう。相手へ気持ちが伝われば、ブッチのデメリットを回避できることもあるでしょう。

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