目次
- 就活メールの件名はあなたの印象を大きく左右する重要事項
- 就活メールに件名が必要な3つの理由
- ①ビジネスマナーとして常識だから
- ②開封率に影響を及ぼすから
- ③カテゴリ分けをして管理する際に便利だから
- 就活メールに件名を付ける際の4つのルール
- ①内容が要約されている件名にする
- ②メールの目的を件名にする
- ③自分の名前+大学名を記載する
- ④返信の際は「Re:」を残す
- 就活メールの件名で気をつけたい5つの注意点
- ①端的にまとめる
- ➁誤字脱字をしない
- ③返信メールの場合は件名を変えない
- ④「Re:」が多くなりすぎたら適度に削除する
- ⑤メールの内容と件名が違わないようにする
- シチュエーション別で具体例を解説! 正しい就活メールの件名
- 依頼メール
- お礼メール
- 質問メール
- 謝罪メール
- 相談メール
- 日程変更メール
- 開封率が大きく下がるかも! 就活メールのNG件名例
- 挨拶のみの件名:「はじめまして」
- 自己紹介だけで完結してしまう件名:〇〇大学の△△です
- 内容が不明瞭な件名:【ご連絡】
- 抽象的な件名:説明会の件
- 空欄はやめよう! 就活メールの件名が空欄だとどうなる?
- 企業の担当者に読まれない可能性がある
- 迷惑フォルダなどに分類される恐れがある
- 就活メールを送る際は正しい件名のポイントを押さえよう
就活メールの件名はあなたの印象を大きく左右する重要事項
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「就活時のメールの件名を付けるときの基本を知りたいです」
「メールの件名の具体例を知りたいです」
就活中、企業とやりとりをするメールの件名について、どのような点に注意すれば良いのか不安を抱いている人も多いでしょう。就活メールの件名はあなたが思っているよりも重要な項目で、使い方を間違えると学生の印象を大きく損なってしまうことがあります。
この記事では、就活メールの件名の付け方を具体例を交えてお伝えしていきます。メールの件名の付け方に迷っている学生はぜひ参考にしてみてくださいね。
就活メールに件名が必要な3つの理由
就活生
キャリア
アドバイザー
就活メールの件名に悩んでいるのですね。特に採用の合否に関係すると思うとより緊張しますよね。
就活生
はい。間違った件名をつけてしまい企業に失礼に思われたくないので、件名にはとても悩みます。
キャリア
アドバイザー
就活メールには、ビジネスマナーとして件名をつける必要があります。ここからは、就活メールで企業に好印象を抱いてもらえるような件名の付け方について、詳しくお伝えしていきます。
「件名くらいこだわらなくても」と思う学生もいるかもしれませんが、その考えは実は危険な考えかもしれません。まずは、就活メールに件名が必要な3つの理由を解説していきます。
①ビジネスマナーとして常識だから
ビジネスの場でのメールのやりとりでは必ず件名が必要です。忙しいビジネスパーソンは、受け取った人がメールを開かなくても一目で用件が理解できるように、メールの件名を具体的な言葉で簡潔に書きます。
プライベートで連絡を取り合うときは、メールよりも気楽なチャットやSMSを使う人が多いでしょう。しかし、ビジネスではメールのやりとりが基本であり、わかりやすい件名をつけることは相手の貴重な時間を取らないようにするための配慮であるといえるでしょう。
キャリア
アドバイザー
急ぎの用件だとしても、件名を付けずにメールを送るのは相手に失礼であり、マナー違反です。就活をしている今のうちから、メールの使い方をマスターしておくことで、社会人になってからも役に立つでしょう。
メールの返信マナーについてはこちらで詳しく解説しています。
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②開封率に影響を及ぼすから
企業の採用担当者は、社内や取引先など、学生以外にもさまざまな相手と日々大量にメールのやりとりをしています。件名がないメールは、迷惑メールと間違われて、読まれないままゴミ箱フォルダに振り分けられてしまう恐れがあります。
開封率を上げるためには、件名はもちろんのこと、日付を入れると良いでしょう。件名に日付をいれることで、相手に注意をうながすことができます。また、いつまでに返信が欲しいということを伝えるときは、本文に入れるとともに件名にも入れると明確になります。
キャリア
アドバイザー
普段スマートフォンやSMSでメッセージを送るのに慣れている人ほど、件名を入れるのを忘れがちなので気を付けましょうね。
③カテゴリ分けをして管理する際に便利だから
件名を一目見るだけで、どのような内容なのかを判断できるメールは、優先的に対応されます。また、くり返しにはなりますが、企業の採用担当者は面接の日程のすり合わせや問い合わせへの対応など日々大量のメールのやりとりをしています。特に注目してほしい内容を【】や「」でくくってメリハリをつけることで、一目見るだけで内容が理解しやすくなります。
いち早く対応してもらえるように、また、あとから担当者が見直したときでもわかりやすいように、受信した側にいかにわかりやすく伝えるかを工夫することが大切です。
- 【】や「」をつけて強調する
- 件名を一目見るだけで本文の内容が読み取れるよう工夫する
- 件名で緊急性や重要性を伝える
キャリア
アドバイザー
イベント開催時の問い合わせなどは、日にちも盛り込んであげるとさらに親切な件名になりますよ。
あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
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キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
ビジネスコミュニケーションの主なツールとしてメールが挙げられますが、ビジネスパーソンは社内メールだけではなく、社外からのメールにも対応する必要があり一日何十件、多い人は何百件と受信があります。そのため、受信したメールを社内や社外、またプロジェクトや取引先ごとにフォルダを作り、振り分けて管理する場合がよくあります。
就活生から送られてくるメールの件名があいまいだと、瞬時に適切なフォルダへ振り分けられないため、忙しいビジネスパーソンにとっては、時間と労力の無駄が生じてしまいます。就活生一人だと、その作業も苦ではないと思いますが、大勢の応募者の対応をしないといけない採用担当者にとっては、負担も大きくなるのではないでしょうか。
メールの件名を明確にしておくことで、採用担当者の負担を減らすことができるはずです。本文を読まなくても、件名を見るだけで何についての問い合わせかが判別できるメールだと、採用担当者も助かるでしょう。メールを送る際は、件名を読み手がビジネスパーソンだということを意識して作成するようにしましょう。
就活メールに件名を付ける際の4つのルール
- 内容が要約されている件名にする
- メールの目的を件名にする
- 自分の名前+大学名を記載する
- 返信の際は「Re:」を残す
就活メールに件名を付ける際の4つのルールがあります。これら4つのルールを守れば、基本的なビジネスメールの件名が付けられるようになるでしょう。
ここからは、就活メールに件名を付ける際の4つのルールついて1つずつ解説していきますね。
①内容が要約されている件名にする
開封率の高いメールとは、件名を読むだけでメールの内容がわかるものです。相手が優先的に読むべきメールなのか、後回しにして良いものなのかを、件名を見るだけですぐに判断でき、仕事の効率化につながります。
件名だけで内容がわかるメールは、わかりやすいですよね。いますぐ読むか読まないかの判断がすぐにできる、どんな内容か中身を読まなくても伝わるメールが、相手に負担にならないメールです。
キャリア
アドバイザー
件名に具体的なメールのトピックを書くことで、内容が伝わりやすくなります。相手の忙しいスケジュールを慮った、簡潔で読みやすい件名を付けましょう。
②メールの目的を件名にする
どのような目的でメールをしたのかが一目でわかる言葉(お詫び、お礼等)を件名にいれると、件名を見るだけで内容を把握できます。
また相手に何かアクションをしてほしい場合は、「何をして欲しいか」を書いておくと、相手からのアクションを引き出しやすくなります。また、具体的なトピックにプラスして、「〜のお願い」など、依頼内容を件名にいれることで、さらにわかりやすくなりますよ。
- お詫び
- お礼
- ご依頼
- ご質問
③自分の名前+大学名を記載する
差出人がわかる件名も、開封するかどうかを決める重要なポイントです。差出人が名前だけでは、直接の面識がない相手は、どこの誰から来たかがすぐにわかりません。ローマ字表記だとなおわかりにくいです。
開封率を高めるためには、件名に「自分の名前+大学名」を記載しましょう。就活中の学生から来たことがすぐにわかり、安心してメールを開けます。
キャリア
アドバイザー
ローマ字表記だとわかりにくいので避けるようにしてくださいね。
④返信の際は「Re:」を残す
メールで日程調整をお願いしたときや採用などに関して質問したときはやり取りが長くなります。やり取りを繰り返している間は同じ件名で返信をするのがマナーです。
「Re:」を消してしまったり、別の件名に変更してしまったりすると、相手は学生と過去にどのようなメールのやりとりをしたかわからなくなります。
ビジネスパーソンは、日々、たくさんの相手とさまざまな内容のメールをやりとりしています。そのため、基本的には件名でやりとり中のメールを判断します。そのため、返信の際は「Re:」を残すことが、相手にとってわかりやすい優しいメールです。
キャリア
アドバイザー
「Re:」を残すことでやりとりの内容がわかり、内容の齟齬も生まれにくくなります。やり取りを繰り返している間は同じ件名で返信をしましょうね。
就活メールの件名で気をつけたい5つの注意点
ここまで、就活メールに件名を付ける際の4つのルールを解説してきました。就活では、ルールを把握したうえで、適切な件名をつけたメールを送らなければなりません。
就活メールの件名はポイントさえ押さえられれば、適切な件名をつけることは難しくありません。それでは、就活メールの件名で気をつけたい5つの注意点を確認していきましょう。
①端的にまとめる
一目で内容がわかる端的で具体的な件名が望ましいです。情報量が多いとすっと頭に入ってこないため、相手の考える時間を増やすことになり、ストレスを感じさせてしまいます。
「◯◯についてのお礼と◯◯の日程調整についてのご相談」などのように複数トピックを詰め込むのも、相手に伝わりにくさを与えてしまいます。1メールにつき1つの内容を盛り込んだ件名がレスポンスのしやすいメールといえるでしょう。
キャリア
アドバイザー
件名の文字数は、もっとも読み取りやすいとされる、20〜25文字程度にまとめるのが良いでしょう。
➁誤字脱字をしない
変換ミスや抜け漏れによって意味が通らない内容は、読み手にストレスを感じさせます。また、誤字脱字が多いことで、採用して大丈夫かどうか不安を抱かせてしまいます。
マイナスな印象をあたえないために、件名に誤字脱字がないか事前にしっかりチェックしましょう。先方の社名や担当者名を件名に入れる場合は、漢字や表記に誤りがあると失礼に当たります。
キャリア
アドバイザー
不安な場合は、チェックリストを作ったり、読み返したりと、送信前にダブルチェックをするように心掛けましょう。
誤字脱字が与える印象についてこちらで解説しています。
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③返信メールの場合は件名を変えない
企業からのメールに返信をするときは、件名を変えないようにしましょう。
メールの件名を変えると、メールを見失ったり、管理しにくくなったりする可能性があるので、届いた件名のままで返信する必要があります。良かれと思って件名を変えてしまうと、かえって企業の方の仕事を増やす結果になってしまうケースもありますよ。
キャリア
アドバイザー
やり取りが続いてもメールの件名は変わらないことを踏まえて、件名はきちんと考えてつけましょう。
④「Re:」が多くなりすぎたら適度に削除する
メールで日程調整をお願いしたときや採用などに関して質問したときは、やり取りが長くなりますよね。やり取りを繰り返している間は同じ件名で返信をするのがマナーですが、返信が続くと「Re:」が続いて件名が読みにくくなるので、どのようなメールかがわかりにくくなります。
「Re:」が多くなりすぎたら、適度に「Re:」を減らしましょう。「Re:」の数を2~3個にすることで件名が読みやすくなり、採用担当者もメールの確認をしやすいです。
キャリア
アドバイザー
ただし、件名をわかりやすくするために、「Re:」をすべて消すのはNGです。すべての「Re:」を消してしまうと、新規のメールか返信かわかりにくくなります。
⑤メールの内容と件名が違わないようにする
メールの件名と本文との食い違いがないように気をつけましょう。1メールにつき1トピックが基本なので、メインとなる内容を表す件名をつけるようにしてくださいね。
特に何度もやりとりする中で、メールの主題が途中で変わっている場合は注意が必要です。内容と件名が一致しているかは必ず確認しましょう。
キャリア
アドバイザー
途中で担当者が変わる場合には、宛先に齟齬がないかも合わせて確認しましょう。
キャリアアドバイザーコメント鴨川 未奈プロフィールをみる
5つの注意点のなかで特に「⑤メールの内容と件名が違わないようにする」ことに気をつけましょう。採用担当者は件名を一目見て、今読むのか後から読むのかを決めます。そのため件名と内容に違いがあった場合、適切なタイミングで見てもらえない可能性がありますよ。
たとえば、会社説明会の参加や応募書類の提出など、申し込み締め切り日が設けられている場合、件名があいまいだと社内外の他のメールに埋もれて、申し込みに支障をきたしてしまうことも考えられます。
「Re:」の削除は臨機応変に対応しよう
また、上述にもあるように内容が変わったときは「Re:」を削除して件名を変更することも大切なポイントです。当初のやり取りは、採用活動の流れについての確認だったのが、途中「説明会の参加申し込み」などに用件が変わったりする場合もよくあることです。その際、件名が当初のままだと、重要度の高い「申し込み」のメールにもかかわらず処理が後回しになってしまい、応募者への連絡が遅れることも考えられます。
企業へメールを送る際は、内容と件名を一致させることで双方のコミュニケーションがスムーズになるため、件名は明確に書くようにしましょう。
シチュエーション別で具体例を解説! 正しい就活メールの件名
就活生
採用担当者に好印象を持ってもらうためには、どのような件名を付ければ良いでしょうか?ぜひ実践したいので、具体的なメールの例文を教えていただけませんか?
キャリア
アドバイザー
具体的なメールの例文ですね。シチュエーションによってメールの件名や内容は変わります。正しい就活メールの件名が付けられるよう、シチュエーション別で具体例を確認していきましょう。
就活でメールを送るときはビジネスマナーを意識し、内容をわかりやすく伝えられる件名をつけて採用担当者にアピールする必要があります。ここで紹介する例文を参考にして正しい件名のつけ方を理解しましょう。
依頼メール
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
【ご依頼】応募書類の確認について(◯◯ ◯◯ ◎◎大学)
株式会社◯◯
人事部 ▲▲様
お世話になっております。
◯◯ ◯◯と申します。
先日ご依頼頂きました履歴書と職務経歴書をお送りいたします。
恐れ入りますが、添付ファイルをご確認いただけますでしょうか。
お忙しい中恐縮ですが、ご査収のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
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港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
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キャリア
アドバイザー
何に対しての依頼なのかがわかるように【ご依頼】のあとに具体的な言葉を入れましょう。また、氏名と大学名もつけることで誰からのメールかがすぐにわかるようになります。
お礼メール
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
【お礼】面接のお礼について(◯◯ ◯◯ ◎◎大学)
株式会社◯◯
人事部 ▲▲様
お世話になっております。
本日○時より面接をしていただきました、◯◯ ◯◯と申します。
本日はお忙しい中、面接の機会をいただきまして、誠にありがとうございました。
▲▲様のお話を伺い、貴社の質の高いサービスや社員満足度ついて理解を深めることができ、貴社で仕事をしたいという思いが一層強くなりました。
まずは、面接のお礼を申し上げたく、メールいたしました。
末筆ながら貴社のますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。
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港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
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キャリア
アドバイザー
何に対してのお礼を述べたいのか一目でわかるようにしましょう。お礼メールはその日のうちに、なるべく早めに送るのがポイントです。
面接のお礼メールのポイントはこちらで解説しています。
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質問メール
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
【ご質問】●月○日の面接結果について(◯◯ ◯◯ ◎◎大学)
株式会社◯◯
人事部 ▲▲様
お世話になっております。
●月○日△時より面接をしていただきました、◯◯ ◯◯と申します。
先日はお忙しい中、面接のお時間を賜りまして誠にありがとうございました。
恐れ入りますが、面接の結果はいつまでにお知らせいただけますでしょうか。
目安だけでも教えていただけますと幸いです。
お手数をおかけし恐縮ですが、ご確認の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
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港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
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キャリア
アドバイザー
質問や問い合わせのメールの場合は、具体的に何についての質問なのかがわかるように具体的に記します。送る前に質問内容を再確認し、すでに回答済みや案内済みの内容でないかなど、本当に質問すべき内容かどうかを確認しましょう。
謝罪メール
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
【お詫び】面接辞退のご連絡(◯◯ ◯◯ ◎◎大学)
株式会社◯◯
人事部 ▲▲様
お世話になっております。
◯◯ ◯◯と申します。
誠に申し訳ございませんが、
一身上の都合により面接を辞退させていただきたく、ご連絡差し上げました。
大変貴重なお時間を割いて頂いたにも関わらず、身勝手なお願いで誠に申し訳ございません。
メールにより面接の辞退をご連絡しましたことを重ねてお詫び申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展とご活躍を祈念しております。
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港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
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キャリア
アドバイザー
謝罪の内容が一目でわかるように件名をつけましょう。謝罪のメールは確実に開封してもらうためにも簡潔に伝えることが大切です。
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相談メール
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
【ご相談】入社承諾の期日について(◯◯ ◯◯ ◎◎大学)
株式会社◯◯
人事部 ▲▲様
お世話になっております。
内定を頂戴した◯◯ ◯◯と申します。
この度は、採用のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。
大変光栄にございます。
早速にも入社承諾のお返事をすべきなのですが、誠に恐縮ではございますが、返答については○月△日まで猶予を頂けないでしょうか?
現在、選考が進んでいる企業が他にもあり、そちらの話も聞いてみてから判断したいと考えております。
もちろん貴社に対して、大きな魅力を感じておりますが、貴社に失礼のないよう、悔いのない状態で入社させていただきたいのです。
こちらの都合で恐れ入りますが、ご検討の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
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港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
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キャリア
アドバイザー
何に対しての相談なのかが一目でわかるように具体的な言葉を入れましょう。
日程変更メール
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
【ご依頼】×月×日×時からの面接日程変更について(◯◯ ◯◯ ◎◎大学)
株式会社◯◯
人事部 ▲▲様
お世話になっております。
◯◯ ◯◯と申します。
×月×日×時よりお約束しておりました面接につきまして、貴社にお伺いすることが難しくなりました。
大変申し訳ございません。
先ほどお電話にてご連絡させていただきましたが、ご不在とのことでしたので、メールにて取り急ぎご連絡をさせて頂きました。
誠に勝手なお願いで恐縮なのですが、もし可能であれば、以下の日程の中で面接を再調整いただけないでしょうか。
【1】 ●月●日(●)●時〜●時
【2】 ●月●日(●)●時〜●時
【3】 ●月●日(●)●時〜●時
後ほど再度お電話させて頂きます。
ご多用の折、お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご検討いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
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港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
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キャリア
アドバイザー
日程変更については例文のように「【ご依頼】+~~の日程変更について」とするのも良いですし、「【日程変更依頼】+~~面接について」という形にするのでも良いでしょう。
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開封率が大きく下がるかも! 就活メールのNG件名例
採用担当者が好印象を持つメールを送れることで、ビジネスマナーが身に付けていると評価されるケースもあります。一方、内容がわかりにくい挨拶のみや抽象的な件名だと、マイナスな印象をあたえてしまいかねません。
ここからは、開封率が大きく下がる就活メールのNG件名例とともにどこがNGなポイントなのかを、1つずつ解説していきますね。
挨拶のみの件名:「はじめまして」
就活でメールを送るときは挨拶だけの件名は避けましょう。たとえば、「はじめまして」という件名は挨拶のみで、相手にメールの内容を伝えられません。このようなメールからは、緊急性や重要性を感じられません。
また、件名が挨拶だけのメールは迷惑メールと判断される可能性も高いです。迷惑メールフォルダに振り分けられ、開封されない恐れがあります。大切なメールを確認してもらうためには、挨拶のみの件名は避け、挨拶は本文中に書きましょう。
キャリア
アドバイザー
就活でメールを送るときは、挨拶だけの件名は避けましょう。迷惑メールと思われないためにも、挨拶は本文中に書きましょうね。
自己紹介だけで完結してしまう件名:〇〇大学の△△です
就活のメールでは差出人を明らかにしなければなりません。メールの本文に大学名や名前を書くことは大切です。しかし、誰から送られてきたメールであるのか表すために、件名を自己紹介のみにすることは避けましょう。
具体例を挙げると、「〇〇大学の山田花子です」という件名でメールが送られてくると、内容を確認できないので、採用担当者は迷惑に感じます。また、このような件名をつけると、迷惑メールを疑われることも恐れがあります。自己紹介にプラスして、目的を明記しましょう。
キャリア
アドバイザー
件名を自己紹介のみにすることは避けましょう。目的+自己紹介を明記することで、採用担当者は、誰からどのような目的で送られてきたのかを一目で判断することができます。
内容が不明瞭な件名:【ご連絡】
相手にとって、内容を確認しにくい件名は避けましょう。たとえば、【ご連絡】などという抽象的な件名は相手にとって、何の連絡のメールなのかわかりにくいです。相手に件名でメールの内容を正確に伝えるためには、日付や要件を簡潔に述べることを意識しましょう。
また、迷惑フォルダに振り分けられないように、必ず「一次面接の日程変更のお願い」などと具体的な件名を付けてください。
キャリア
アドバイザー
抽象的な件名は避けて、具体的な件名を付けましょう。相手にとって内容を確認しやすい件名を付けることが大切です。
抽象的な件名:説明会の件
「説明会の件」だけだと、説明会のどのような件についてのメールなのか判断できず、相手にストレスを感じさせます。「説明会の日程について教えて下さい」など、具体的なタイトルをつけましょう。用件を簡潔に書いた後、具体的な内容を書くとわかりやすいです。
質問があってメールする場合は、具体的に資料のどの部分の何について質問したいのかを書きます。説明会の日程について確認する場合は、その旨書いた後、具体的な日程を挙げて確認や調整を依頼します。
キャリア
アドバイザー
質問をしたい場合は、用件を簡潔に書いた後、具体的な内容を書きましょう。また、日程確認をする場合は、用件を簡潔に書いた後、具体的な日程をあげて確認や調整を依頼すると伝わりやすいですよ。
空欄はやめよう! 就活メールの件名が空欄だとどうなる?
就活生
スマホのメールやSMSでは、件名を付けずにメッセージを送ることが多いので、うっかり忘れてしまいそうです。
キャリア
アドバイザー
普段メールを使い慣れていないと、件名を付けるのを忘れてしまいそうになりますよね。でも、うっかり忘れの代償は大きいです。就活メールの件名が空欄だとどうなるかを確認していきましょう。
メールでのビジネスマナーとして最も好ましくないのは「件名が空欄」のメールです。件名が空欄のメールは相手の受け取り方次第ではマイナスな印象を持たれてしまうため注意が必要です。
企業の担当者に読まれない可能性がある
就活で重要なメールを確実に開いてもらうためには、必ず「二次面接の日程変更のお願い」などと具体的な件名を付けてください。一生懸命書いたメールが担当者に読んでもらえないのは悲しいですよね。
件名の有無がすべてではありませんが、企業の担当者に読まれない可能性があることは押さえておきましょう。
迷惑フォルダなどに分類される恐れがある
件名なしでメールを送信すると、迷惑メールフォルダに分類されてしまったり、メールの受信に気が付かれなかったりする恐れがあります。
「〇月〇日のOB訪問のお礼」などと件名をつけると、メールを受け取った人は内容を確認しやすいですよ。
件名を入れ忘れた場合は「【再送】+件名」を入れて再送信
件名を入れ忘れた場合は、選考にマイナスな影響が及ぶ恐れもあるので、適切な件名を付けてメールを再送信しましょう。
メールを再送する場合、件名の頭には【再送】と入れておくとわかりやすいです。初めに件名をつけ忘れたことを書き、謝罪文を入れておくと、相手に悪いイメージを与えないでしょう。再送するメールの本文はそのままでかまいません。
キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる
ビジネスメールでは件名を書くのが常識でもあることから、件名が空欄のメールが届くと採用担当者は一瞬、戸惑ってしまうかもしれませんね。就活生から件名が空欄のメールが届くと採用担当者はどのような印象を抱くのか考えてみましょう。
まず性格の面では、せっかちな印象を抱かれる可能性があります。採用担当者は、送り手が「早くこの作業を終わらせたい」といった気持ちから焦りが出て、件名を見落とすミスをしてしまったと思うのではないでしょうか。また仕事の面では、大雑把で丁寧な作業が苦手と判断することもあるでしょう。集中力が散漫しているせいで、件名が空欄になっていることに気付かず、送信してしまったと思われるかもしれません。結果として、相手にマイナスのイメージを抱かせてしまう恐れがあります。
メールを送る際は最初に件名を書いて、内容を書き終わった直後に、改めて件名の見直しをするなどダブルチェックをして件名の空欄を防ぐようにしましょう。
就活メールを送る際は正しい件名のポイントを押さえよう
就活では、面接日程調整や直前の面接日程変更など、応募企業の採用担当者と直接連絡を取り合うことになるでしょう。その際、メールを使ってやりとりする機会は多いですよね。
ビジネスマナーを守って、適切な件名のメールを送ると、しっかりと内容を確認して返信をもらえます。また、採用担当者に好印象を与えられ、選考がスムーズ進む可能性もあります。
そのためメールを送る際は、今回紹介したように正しい件名のポイントを押さえて、相手に内容をわかりやすく伝えられる件名をつけましょうね。
就活で企業とメールのやりとりがあるのですが、件名の付け方に不安があります。どのような件名をつけたら良いのでしょうか?