目次
- 説明会を無断欠席バックレの影響は選考だけでない可能性あり
- 説明会をバックレしたときの5つの影響
- ①選考結果が左右する可能性がある
- ➁将来的に転職活動で影響する可能性がある
- ③エントリー企業の幅が狭くなる
- ④さまざまな企業に迷惑がかかってしまう
- ⑤バックレた企業が入社後に取引先の可能性がある
- 説明会のバックレは企業にバレる? パターン別の実態
- 合同説明会はバックレの影響は少ない
- 単独企業の場合はバックレは選考に影響する
- グループ企業で共有され選考に影響する可能性あり
- ブラックリストが他社に共有されバレることはない
- 説明会のバックレによる影響が特に大きい企業の特徴
- シフト制を導入している
- 勤務形態が客先への常駐
- 営業職で募集している
- マイナス印象を軽減! 説明会をバックレたときの対処法
- ①忘れていた時はすぐに連絡する
- ②合同説明会はメール連絡
- ③電話で謝罪連絡をする
- ④ビジネスマナーに注意しメールで謝罪連絡をする
- 説明会のバックレを防ぐためにすべきこと
- 就職活動のスケジュールを見直す
- エントリー企業数を見直す
- 参加するか迷ったら参加をする
- 事前に説明会の欠席連絡をする
- パターン別の例文|説明会をバックレたとき連絡内容
- 電話連絡
- メール連絡
- 説明会のバックレへ正しい対処をしてプラス評価を勝ち取ろう
説明会を無断欠席バックレの影響は選考だけでない可能性あり
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「説明会を無断でバックレてしまったのですがどうすれば良いでしょうか」
「他の選考と被ってしまい説明会をバックレしたいのですが影響はありますか」
就活中の学生からこのような質問をされることがあります。就活を進めていると急に面接が入ってバックレをしたくなったり、スケジュールを把握できておらずバックレてしまったりすることもありますよね。
しかし、バックレをしてしまったときに、どのような行動をするかで選考への影響が大きく変わります。また、企業によっては選考だけでなく思いもよらないところでバックレの影響が出ることもあります。
この記事では説明会をバックレたときの影響や、バックレをしてしまったときの対処法を説明します。バックレを防ぐためにすべきことまで解説するので、就職活動の参考にしてくださいね。
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説明会をバックレしたときの5つの影響
説明会をバックレしてしまったとき、思いもよらないところでマイナスの影響が出てしまうことがあります。ここでは、説明会のバックレによってどのような影響があるのか4つに分けて紹介します。
①選考結果が左右する可能性がある
説明会に参加するときは、応募者が参加しているかどうか出欠確認をおこなっています。そのため、無断で説明会をバックレている学生は企業が把握しています。企業の立場に立って考えると、「入社後に無断で休まれたら困る」と思われてしまいますよね。
ただし、体調不良などやむを得ない理由で説明会を欠席することもあると思います。そのときには、正しい対処法があるので参考にしてください。
➁将来的に転職活動で影響する可能性がある
企業によっては就職活動でエントリーした学生情報を社内で管理していることもあります。また、データとして管理をしていなくても、採用担当者の記憶に残っていることもありますよね。
すると、転職活動をするときに「説明会をバックレた学生」というマイナス評価から選考を受けることになってしまいます。このマイナス評価が理由で、転職活動で選考落ちになってしまう可能性もありますよ。
③エントリー企業の幅が狭くなる
ここまで説明したとおり、説明会のバックレが新卒の就活だけでなく転職活動の選考にも影響する可能性があります。すると、エントリーできる企業の幅が狭くなってしまいますよね。
なかなか内定獲得ができずエントリー数を増やさなければならない状況に置かれたときに、自分で自分の首を絞めることにことになってしまいます。
④さまざまな企業に迷惑がかかってしまう
説明会をバックレて迷惑がかかるのは、実は自分だけではありません。説明会に応募した企業が就活エージェントからの紹介だった場合には、自分のバックレがキャリアアドバイザーの評価を下げることにもなってしまうのです。
すると、就活エージェントからの信頼を失ってしまい、結果的に求人紹介をしてもらえなくなってしまう可能性もありますよ。
⑤バックレた企業が入社後に取引先の可能性がある
説明会のバックレをした企業の担当者が、学生のことを覚えている可能性があることを説明しました。バックレした企業以外に就職したとしても、就職後にバックレした企業が取引先になることもあります。
すると、学生のときに説明会をバックレたことによるマイナス評価が、就職後の仕事に影響してしまう可能性もあるのです。就職活動の段階では、取引先まで細かく把握することはできないので、このような影響があることも覚えておきましょう。
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説明会のバックレは企業にバレる? パターン別の実態
就活生
説明会をバックレる影響はよくわかったのですが、そもそも企業にバレるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
バックレがバレる可能性や影響は応募パターンによって異なるので説明しますね。
基本的には説明会のバックレは選考に影響すると思ったほうが良いです。ですが、参加する説明会によっては選考や就職後の影響がほとんどないこともあります。
合同説明会はバックレの影響は少ない
合同説明会のような大規模イベントでは、参加する学生の出欠を管理していないことがほとんどです。また、出欠を管理しているのは合同説明会を企画している企業なので、説明会をおこなっている企業へはほとんど影響がありません。
ただし、説明会の規約によっては学生情報の共有をされてしまうこともあります。すると、合同説明会のようなイベントでも今後の選考に影響してしまう可能性は少なからずあるので注意しましょう。
単独企業の場合はバックレは選考に影響する
特定の企業の説明会をバックレてしまうと、選考へ影響がでる可能性が高いです。説明会に応募された時点で、学生情報の整理をしていますし、当日の出欠管理も必ずおこなっています。そのため、説明会をバックレてしまうと採用担当者は必ず把握しています。
また、オンラインで説明会が実施されるときにも、参加者の確認をしています。画面上に名前を表示していなかったとしても、発行されたIDなどで管理していることもありますよ。
グループ企業で共有され選考に影響する可能性あり
説明会をバックレた情報が、他のグループ企業へ共有されて選考に影響することがあります。まれにグループ会社から出向している社員が面接を担当することもあるので、やはり選考への影響がないとは言い切れないですね。
基本的に、学生の個人情報を別の企業へ共有することは違法になりますが、大手企業グループ企業などでは共有されることもあります。もちろん違法ではなく、個人情報取扱規定に則っておこなわれています。
ブラックリストが他社に共有されバレることはない
説明したとおり個人情報を他社に共有することは違法なので、「欠席者リスト」のようなブラックリストが他社へ共有されることはありません。
ですが、他社に共有されないからといってバックレても良いということではありません。説明したとおり、説明会のバックレによる選考への影響がまったくないとは言い切れないです。
説明会のバックレによる影響が特に大きい企業の特徴
就活生
バックレによる影響がよくわかりました。特にバックレに注意した方が良い企業や仕事はあるのでしょうか。
キャリアアドバイザー
マイナス評価につながりやすい企業の特徴はいくつかありますよ。
説明会のバックレはもちろんしない方が良いですが、予期せぬ事態が起きてしまったり忘れてしまったりして、結果的にバックレてしまうこともあると思います。ですが、これから紹介する3つの特徴のいずれかがある企業では、バックレの影響が特に大きいです。
紹介する特徴がある企業にエントリーしている人は、スケジュール管理や企業への事前連絡を徹底するようにしましょう。
シフト制を導入している
飲食業や接客・販売業、コールセンターに多いですが、シフト制を導入している企業や職種があります。シフト制を導入している理由は、オフィスの仕事や店舗の営業を止めないために人材の配置をすることです。そのため、バックレは企業にとっては痛手になってしまいます。
説明会のバックレはもちろんですが、無断の遅刻も入社した後には、シフト制のお仕事の場合は影響が大きいですよね。そのため、バックレだけでなく説明会への遅刻についても注意が必要です。
勤務形態が客先への常駐
コンサルタントやエンジニアに多いですが、勤務先が就職した企業ではなく、客先へ常駐して働くことがあります。このような客先常駐の働き方がある企業でも、バックレによる選考への影響があります。
客先常駐の場合は、就職した企業だけでなく常駐している客先の業務が止まってしまうため、シフト制のお仕事よりも影響が大きくなります。説明会であってもバックレをしてしまうと、企業からは「入社後に仕事を安心して任せられない」と思われてしまい、選考結果に影響してしまうのです。
営業職で募集している
営業職のように取引先とのかかわりが多い仕事で新卒採用をしている企業も、説明会のバックレによる影響はとても大きいです。
客先常駐と同じように、営業職も企業の代表として取引先である顧客へ訪問しています。企業の顔である営業がアポイントメントを忘れてしまったり、無断でバックレてしまうと企業の信頼だけでなく業績にも影響してしまいますよね。
このように、事前の連絡がなく休んだり遅刻されると、仕事への影響が大きい仕事はバックレに対して厳しい評価をされてしまうので注意しましょう。
マイナス印象を軽減! 説明会をバックレたときの対処法
就活生
スケジュールを確認しておらず、ついバックレてしまったときはどうすれば良いでしょうか?
キャリアアドバイザー
意図せずにバックレしてしまったときもありますよね。そのようなときは、事後対応をきちんとすることで、マイナス印象を解消することもできますよ。
バックレてしまったときに何も対応しないのではなく、その後の対応次第でマイナス評価を払拭することもできます。ここではパターン別の対応方法や、対応するときの注意点について詳しく解説します。
①忘れていた時はすぐに連絡する
説明会への参加を忘れてバックレてしまったときには、気づいたタイミングですぐに連絡を入れるようにしましょう。説明会の実施日から日程が空いてしまうと、採用担当者から「就職後も連絡が取りづらいと困る」と考えられてしまいます。
また再調整を希望するときには、別日程の説明会がなくなってしまうこともありますし、人気の企業であれば再調整が先付けになってしまうこともあります。
②合同説明会はメール連絡
合同説明会の方に大規模で実施されるときには、メールで連絡を入れておくことがおすすめです。非常に多くの学生が参加するため、電話で連絡をしてしまうと問い合わせ対応で、主催者側へ負担になってしまいますよね。
また、説明したとおり合同説明会をバックレてしまったときには、選考に影響を与える可能性が低いです。そのため、メールで謝罪の連絡を入れておくようにしましょう。
③電話で謝罪連絡をする
バックレてしまったとき、電話で連絡する気が引けてしまいメールで連絡したくなりますよね。ですが、合同説明会以外でバックレてしまったときは、電話で連絡をするようにしましょう。
電話で連絡をしたほうが誠意が伝わり、別日程の説明会へ参加するときの再調整をスムーズにおこなうこともできます。ただし、電話連絡をするときには2つの注意点があるので、必ずチェックしましょう。
電話をかける時間
まず1つ目の注意点は、電話で連絡をする時間帯です。早朝や終業後の時間帯は、営業時間外の連絡となってしまい非常識と思われてしまいます。エントリーした企業の定時を調べたうえで、日中に電話連絡をするようにしましょう。
ビジネスマナー
電話で連絡をするときに、ビジネスマナーを意識していないと、せっかく連絡をしてもマイナスの印象を増幅させてしまう可能性もあるので注意が必要です。連絡をするときには、最低限このようなことを意識しましょう。
- はじめに大学名と名前を伝える
- 担当者に電話をつないでもらう
- 電話の時間が取れるか確認する
- 要件から述べる
まずは連絡をしたときに、担当者が誰からの連絡かわかるように名前を述べましょう。電話をかけたときには、担当者が別のこともあるので担当へつないでもらうようにします。担当者へつないでもらったら、「5分ほどお時間よろしいでしょうか」のように電話する時間があるか確認することもマナーの一つです。
また、連絡をした要件を先に述べることも大切ですよ。つい、バックレてしまった理由を先に伝えたくなりますが、どのような要件で連絡をしたのか伝えることが大切ですよ。たとえば「説明会参加日の再調整をお願い」などです。
他にも企業へ連絡をするときの注意点はいくつかあります。電話での連絡が不安な人は、こちらの記事もあわせてチェックしておきましょう。
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④ビジネスマナーに注意しメールで謝罪連絡をする
やむをえず電話で連絡できない場合は、メールで謝罪連絡をするようにしましょう。また、電話で連絡を入れたときにも、お礼の連絡をメールで入れると好印象を与えられますよ。
ただし、メールで連絡をするときにも電話連絡と同様に意識するべきビジネスマナーがあります。2つの注意点を特に意識してメール連絡をするようにしましょう。
深夜のメール送付を避ける
電話でなければ時間帯を問わずに連絡をしても良いと思うかもしれませんが、メール連絡でも送付する時間帯は注意する必要があります。深夜にメール送付されて仕事に影響が出ることはありませんが、ビジネスマナーとして日中に連絡をすることが一般的です。そのため、遅くとも21時までにメール送付しましょう。
21時以降にメールを送付したいときには、予約送信機能を使って翌日の朝に送付されるようにセットしておきましょう。
欠席や再調整希望は3日前までに連絡をする
説明会当日の体調不良や交通機関の乱れ以外で、欠席や参加日の再調整を希望するときは、説明会の3日前までに連絡をするようにしましょう。3日前といっても土日祝日は企業側も対応ができないことがあるため、3営業日前までに連絡できると良いですね。
説明会のために参加者の座席やグループワークの割り振りなど事前に準備していることもあります。当日に急遽欠席になると、企業だけでなくほかの学生へ迷惑をかけてしまう可能性もあるのです。つい先延ばしにしたくなりますが、できるだけ早くメール連絡をするようにしてくださいね。
欠席や再調整のメール連絡をすると、必ず担当者から返信が返ってきます。メール返信のマナーが気になる人は、こちらの記事でメールの返信方法について紹介しているので参考にしてください。
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企業へメールを送る際は、時間を意識することが重要です。今回はメールを送る最適な時間帯や、送るときの3つのマナーを解説します。キャリアアドバイザー監修のもと、メールのOK・NG例文も紹介していくので、参考にしてみてください。
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キャリアアドバイザーコメント上原 正嵩プロフィールをみる
忙しいスケジュールで就活をしていると、前の予定が延長してしまったり説明会を失念していたりして、意図せずに説明会をバックレてしまうこともあると思います。バックレに後で気づいたときにも、誠意を持って対応すればマイナスの影響なく巻き返せる可能性もあるので、選考を諦めてしまうのはもったいないですよ。
企業の採用担当者としては、より会社にあった人材を採用したいため、1人でも多くの人を選考したいと思っています。そのため、仮にバックレしてしまった学生であっても、選考エントリーをして欲しいと思っていることがほとんどです。また、バックレした後の対応によっては「就職後にもしトラブルがあったときにも誠実に対応してくれる」と高い評価を得ることができる可能性もあります。
もちろん説明会のバックレをしないことが望ましいですが、意図せずにバックレしてしまったときには、選考を諦めずに誠意を持って企業へ謝罪しエントリーしたい旨を伝えるようにしましょう。
説明会のバックレを防ぐためにすべきこと
就活生
説明会のバックレを防ぐ方法があったら教えて欲しいです。
キャリアアドバイザー
バックレを防ぐためには4つのおすすめの方法があるので、是非確認してみてください
ここからは、説明会のバックレを防ぐ方法について紹介します。
就職活動のスケジュールを見直す
就活がはじまると多数の企業にエントリーしますよね。そのスケジュールをきちんと把握できておらず、説明会を忘れてしまったり、複数の企業の説明会が被ってバックレたりする人が多いです。そのため、1週間ごとに就活のスケジュールを見直すことが重要ですよ。
定期的に就活のスケジュールを見直すことができれば、説明会を忘れたり重複したりすることはありませんし、就活の進捗を把握することにもつながります。たとえば、「2週間後のエントリーシート(ES)提出期限へ間に合わせるために、今週は自己分析や企業分析に取り組む」などです。
説明会のバックレを防ぐだけでなく、就活を計画的に進められるようになりますよ。
エントリー企業数を見直す
説明会をバックレてしまう人の中には、エントリーしている企業の数が多く、参加が面倒になり欠席してしまう人もいます。就活が始まったときには余裕があっても、ES作成や適性検査の勉強、企業分析などやらなければならないことが多くなってきますよね。すると、はじめは参加するつもりであっても、説明会が近づくとバックレてしまうのです。
企業からの信頼を失わないように、自分が参加できる企業数のみエントリーするようにしましょう。
参加するか迷ったら参加をする
エントリー数で説明したとおり、説明会参加の直前にやるべきことが多いと参加しない理由を探すようになってしまいます。そのため「参加するかどうか迷ったら参加をする」と、自分の中でルールをつくっておくことがおすすめです。
ここまで解説しましたが、やはり説明会であってもバックレることによるリスクが完全にないとは言い切れません。参加しなかったことで後悔をしている学生を毎年多く見ているので、基本的には説明会は参加するようにしましょう。
事前に説明会の欠席連絡をする
どうしてもスケジュールの調整ができず欠席せざるを得ないときもあると思います。そのようなときは、説明会の欠席がわかったタイミングで早めに連絡をするようにしましょう。
連絡が早すぎることで企業に迷惑がかかることはありません。この後に紹介する電話・メールのテンプレートを活用して後悔しない就活をしましょう。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
就活に焦って「持ち駒を増やしたい」と考えて、多数の企業にエントリーしている人も多いのではないでしょうか。もちろん、さまざまな企業について知ることはとても大切です。しかし、自分の就活スケジュールをきちんと考えてエントリーしないと、思いもよらないところで不利益を被ってしまう可能性もありますよ。
多くの学生がやってしまいがちなこととして、エントリーシートの準備や学業・アルバイトとの両立を考えずに説明会へエントリーしていることが挙げられます。すると、スケジュール上では余裕があると思っていても、タスクが重なってしまい説明会をバックレてしまうのです。説明したとおり、バックレは就職後に思いもよらないところでマイナス影響が出ることもあります。
スケジュールの管理だけでなく、タスクの管理を徹底することで、説明会をバックレせずに済みますよ。「持ち駒を増やしたい」という考えにとらわれず、計画的にエントリーを進めることが大切ですね。
パターン別の例文|説明会をバックレたとき連絡内容
最後に、説明会をバックレてしまったときの電話連絡のトークスクリプトとメール連絡のテンプレートに分けて紹介します。実際に連絡をするときに活用してくださいね。
電話連絡
ここでは電話連絡をするときに押さえておくべき3パターンのトークスクリプトを紹介します。
- 説明会のキャンセル連絡
- 説明会当日に遅刻の連絡をする
- 説明会終了後に謝罪(再調整)の連絡をする
説明会のキャンセル連絡
就活生
御社の説明会へ参加予定の〇〇大学〇〇と申します。
参加予定の説明会についてご相談がありご連絡いたしました。
ただいま、5分ほどお時間いただけますでしょうか。
担当者
5分程度であれば問題ございません。
就活生
ありがとうございます。
〇月〇日(〇)〇:〇からの説明会へ参加予定なのですが、参加をキャンセルしたくご連絡いたしました。
担当者
かしこまりました、ご連絡ありがとうございます。
それでは、〇月〇日の説明会への参加はキャンセルで承りました。
就活生
ありがとうございます。
貴重なお時間をいただいたにもかかわらず申し訳ございません。
それでは、失礼します。
キャリアアドバイザー
キャンセル連絡をするときは、開催日と開催時間を伝えると採用担当者は確認がしやすくなりますね。
説明会当日に遅刻の連絡をする
就活生
〇〇大学〇〇と申します。
人事部〇〇様はいらっしゃいますでしょうか。
受付
人事部〇〇ですね。
おつなぎするので、少々お待ちください。
担当者
お電話変わりました、人事部〇〇です。
就活生
御社の説明会へ参加予定の〇〇大学〇〇と申します。
参加予定の説明会についてご相談があり、ただいま5分ほどお時間いただけますでしょうか。
担当者
5分程度であれば問題ございません。
就活生
ありがとうございます。
本日〇:〇からの説明会へ参加予定なのですが、交通機関の乱れにより到着が遅れてしまうため、事前にご連絡いたしました。
担当者
かしこまりました、ご連絡ありがとうございます。
もし、大幅に時間が遅れるようだったら、日程の再調整も可能なのでおっしゃってください。
それでは会場でお待ちしているので、お気をつけてお越しください。
就活生
ありがとうございます、本日はよろしくお願いします。
それでは、失礼します。
キャリアアドバイザー
企業へ連絡するときは、このように採用担当ではない方が電話に出ることもあります。
どなた宛に連絡をするか事前に確認しておくようにしましょう
バックレはしなくても、交通機関の乱れなどで遅刻をして参加になってしまいそうなときもありますよね。そのようなときの対処法はこちらで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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面接に遅刻した時の対処法|連絡内容から謝罪メールまで完全網羅
面接に遅刻しそうなときは、すぐに電話で連絡をしましょう。 この記事では遅刻しそうなときの対処法、理由別の謝罪例文、謝罪メールの例文をキャリアアドバイザーが解説します。 遅刻を回避するコツも説明しますので参考にしてくださいね。
記事を読む
説明会終了後に謝罪(再調整)の連絡をする
担当者
お電話ありがとうございます、株式会社〇〇人事部〇〇様でございます。
就活生
お世話になっています。
本日の説明会へ参加予定でした、〇〇大学〇〇と申します。
説明会の件でご相談がありご連絡いたしました。
ただいま5分ほどお話のお時間いただけますでしょうか。
担当者
問題ございません、どうされましたか。
就活生
本日参加予定でしたが、失念しており欠席をしてしまいました。
ご調整いただいたにもかかわらず大変失礼いたしました。
もし可能であれば別日程で参加させていただきたいのですが、ご調整いただけますでしょうか。
担当者
かしこまりました。
それでは、〇月〇日(〇)〇:〇に開催予定があるのですが、ご都合いかがでしょうか。
就活生
その日時であれば問題ございません。
担当者
それでは当日お待ちしています。
お気をつけてお越しくださいませ。
就活生
ご調整誠にありがとうございました。
当日はよろしくお願いします。
キャリアアドバイザー
このようにスムーズに再調整ができることもあるので、まずは連絡をしてみることがおすすめです。もちろん再調整ができない場合もあるため、注意が必要ですよ。
メール連絡
次にメールで連絡するときに使えるテンプレートを紹介します。
- 事前に欠席連絡をする
- 事前に再調整の依頼を連絡する(再調整後にお礼の連絡をする)
- 事後に謝罪の連絡をする
基本的には電話で連絡をすることがおすすめですが、連絡をして担当者不在のときなどはメール連絡もあわせて活用しましょう。
事前に欠席連絡をする
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
【説明会の欠席連絡】〇〇大学 港太郎
株式会社〇〇
人事部
〇〇様
お世話になっています。
〇〇大学〇〇学部の港太郎と申します。
〇月〇日(〇)〇:〇の説明会へ応募したのですが、
諸事情により欠席させていただきたく存じます。
ご調整いただいたにもかかわらず申し訳ございません。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――
事前に再調整の依頼を連絡する
事前に説明会へ参加する日時の再調整依頼を連絡するときには、予定日に参加できない謝罪と再調整希望、説明会の実施日が確認できるときは参加希望日時を記載するようにしましょう。
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
【説明会参加日程の再調整のご依頼】〇〇大学 港太郎
株式会社〇〇
人事部
〇〇様
お世話になっています。
〇〇大学〇〇学部の港太郎でございます。
〇月〇日(〇)〇:〇の説明会へ参加申込みしたのですが、
諸事情により別日程で再調整いただきたくご連絡いたしました。
採用ページに記載されている開催予定の下記日時は参加可能なのですが
ご調整いただくことは可能でしょうか。
・〇月〇日(〇)〇:〇
・〇月〇日(〇)〇:〇
ご調整いただいたにもかかわらず申し訳ございません。
ご多忙な中恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願いします。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――
キャリアアドバイザー
採用ページへ日程の記載がされているときには、メールのやりとりが少なくなるように参加可能日程を記載することがおすすめですよ。
また、電話で再調整をしてもらったときにも、このようにお礼のメールを送付するようにしましょう。
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
【説明会の参加日再調整のお礼】〇〇大学 港太郎
株式会社〇〇
人事部
〇〇様
お世話になっています。
〇〇大学〇〇学部の港太郎でございます。
先ほどはご多忙な中、説明会日程のご調整いただき誠にありがとうございました。
ご調整いただいた〇月〇日(〇)〇:〇の説明会へ参加します。
今後はこのようなことがないようスケジュール管理を徹底します。
当日は何卒よろしくお願いします。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――
キャリアアドバイザー
採用担当者にとっては、このように別の日程で参加することをメールの文面でもらえると情報の管理がしやすくなるので好印象ですよ。
事後に謝罪の連絡をする
事後に連絡をするときは、無断で欠席してしまった謝罪と再調整を希望するかどうかを記載して送付しましょう。再調整の希望を記入しないと、採用担当者から再度メール返信がくるため、できるだけ少ないやりとりで完結するようにメール対応することがおすすめですよ。
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
【〇月〇日〇:〇説明会欠席の連絡】〇〇大学 港太郎
株式会社〇〇
人事部
〇〇様
お世話になっています。
〇〇大学〇〇学部の港太郎と申します。
〇月〇日(〇)〇:〇の説明会へ参加申込みをしていたのですが、
一身上の都合により説明会を欠席させていただきました。
現状、説明会参加の再調整の希望は検討中となります。
参加を希望する場合は、あらためてご連絡します。
ご調整いただいたにもかかわらず申し訳ございません。
ならびに、事後連絡となってしまい大変申し訳ございませんでした。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――
キャリアアドバイザー
参加日の再調整を希望しない旨はこのように記載すると良いですね。
やや冷たいメールに感じるかもしれませんが、メールのやりとりが重ならないように必ず記載するようにしましょう。
説明会のバックレへ正しい対処をしてプラス評価を勝ち取ろう
説明会のバックレをしてしまうと、就職活動だけでなく入社後にもマイナスの影響が出てしまう可能性があることについて紹介しました。もし、事後にバックレてしまったことに気がついても、紹介した方法を実践すると再調整やマイナス印象を払拭することもできます。
後に後悔をしないためにも、無断で説明会をバックレることは避け、計画的に就活をおこない内定獲得をしましょう。
キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる
説明会に参加する学生は多いためバックレてもばれないと思っているかもしれませんが、就活だけでなく就職後にマイナス影響がある可能性は拭えません。軽く考えている学生がいるかもしれませんが、実際に就職後にマイナス影響があったケースもあるため注意が必要です。
バックレによるマイナス影響を受ける可能性が大きいのは、転職活動や取引先とのやり取りが考えられます。「さすがに自分の名前なんて覚えていない」と思うかもしれませんが、人事は採用のプロで、学生の名前を覚えていることも多いです。そのため履歴書を見たときや、取引するときに書類に名前が載っているだけでも、説明会をバックレした印象が残っていることもあります。
書類上はバックレしたことを管理していないかもしれないです。ですが、採用担当者が覚えている可能性もあり、将来的に不利益を被ってしまうのは自分です。まずはバックレしないことが大切ですし、この後に紹介するバックレしてしまったときの対処法についてもきちんと理解しましょう。