目次
- サイレントお祈りかどうかを3つの質問で見極めて次に取るべき行動を知ろう!
- サイレントお祈りとは不採用通知をしないこと
- サイレントお祈りをする企業の3つの特徴
- ①応募者数が多すぎる大企業や人気企業
- ②採用活動に十分な人手を割けていない企業
- ③応募者に対するリスペクトに欠けている企業
- なぜ連絡してくれないの? 企業がサイレントお祈りをする3つの理由
- ①内定辞退に備えてキープするため
- ②就活生から不合格理由を聞かれるのを避けるため
- ③連絡ミスでトラブルを起こすのを避けるため
- あなたの場合はどう? サイレントお祈りされているか見極める3つの質問!
- Q①:面接を受けてから2週間以上経過している?
- Q②:今までの結果通知より明らかに結果が来るのが遅い?
- Q③:同じ企業を受けた人たちはすでに結果が出ている?
- マナーに則した方法を解説! 結果が気になるときの問い合わせ例文
- 電話で問い合わせる場合の例文
- メールで問い合わせる場合の例文
- サイレントお祈りされた……気持ちを立て直すための方法3選
- ①サイレントお祈りをするような会社に入社しなくて良かったと考える
- ②気持ちをわかってくれる人に話を聞いてもらう
- ③ほかの気になる企業の対策に注力する
- 事前に手を打っておこう! サイレントお祈りを避けるための2つの対策
- 面接の終わりに合否連絡のタイミングを確認しておく
- エージェントを利用して就職活動をする
- サイレントお祈りかどうか気になる人によくある質問に回答!
- サイレントお祈りかどうか見極める方法はありますか?
- サイレントお祈りを防止する方法はありますか?
- サイレントお祈りかどうか見当をつけて気持ちを整理し次のステップへ進もう
サイレントお祈りかどうかを3つの質問で見極めて次に取るべき行動を知ろう!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。書類選考や面接を終えた就活生から、
「面接をした企業からもう2週間ぐらい連絡がないです。サイレントお祈りでしょうか?」
「サイレントお祈りはさすがに傷つく」
「次に進むためにも合否をはっきりしてほしい」
という声を多く聞きます。一生懸命に準備したのにもかかわらず何の連絡もないまま落とされると、気持ちの整理がつけられませんよね。次の企業の対策をするにしても、モヤモヤした気持ちが残ってしまい心晴れやかには準備ができないでしょう。
この記事では、サイレントお祈りが起きる理由や対処法、自分がサイレントお祈りをされているか見極める3つの質問について解説していきます。モヤモヤした気持ちを晴らし、今後どのように行動していくべきか明確にするためにも、一緒に確認をしていきましょう。
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サイレントお祈りとは不採用通知をしないこと
サイレントお祈りとは、無音を表す「サイレント」と、不合格通知のメールによく添えられている「ご活躍をお祈り申し上げます」という文言の「お祈り」を組み合わせたもので、採用に至らなかった学生に対して企業が通知を出さないことを指します。
たとえば書類選考や面接後、いくら待っても企業から結果連絡が来なかったり、「○日までに結果を連絡します」といわれたのにもかかわらず連絡がなかったり、といった場面でよく使われます。
結果が気になり何も手がつかなくなってしまう、気持ちが切り替えられないなど、学生にとっては不満の原因となる場合が多いです。
サイレントお祈りをする企業の3つの特徴
- 応募者数が多すぎる大企業や人気企業
- 採用活動に十分な人手を割けていない企業
- 応募者数に対してリスペクトに欠けている企業

就活生

キャリア
アドバイザー
連絡を待たされていた分、サイレントお祈りだととてもショックですよね。企業がサイレントお祈りする理由について、考えられるものを見ていきましょう。
サイレントお祈りをする企業は少なくありません。そのなかでも特にサイレントお祈りをしやすいといわれる企業には特徴があります。
ここからは、サイレントお祈りをする企業の3つの特徴について解説していきます。自分がサイレントお祈りされているかどうかの予測を立てるためにも、一緒に確認していきましょう。
①応募者数が多すぎる大企業や人気企業
サイレントお祈りをしやすい企業の特徴として、毎年何千人もの応募者が殺到するような大企業や人気企業である、ということが挙げられます。
実際、2017年度新卒採用に関する企業調査によると、不合格者への連絡について「しないことがある」と回答した企業は22.4%存在しますが、従業員数3,000人以上の企業に絞るとその割合は31.8%と大きく増加します。
こういった人気企業や大企業の場合、応募者があまりにも膨大なため、一人ひとりに通知を出すことが大きな負担となっていることが推測されます。そのため、応募者が多い人気企業や大企業はサイレントお祈りをしやすい傾向にあると考えられるのです。
なお、大企業への就職を目指している人はこちらの記事を参考にしてください。大企業のメリットや注意点について解説しています。
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キャリア
アドバイザー
こういった企業の場合、「通過者だけに連絡をします」と事前に説明がある場合もあります。よく確認しておきましょう。
②採用活動に十分な人手を割けていない企業
たとえ大企業や人気企業でなくとも、人手不足で採用活動に十分なリソースを割けていない企業はサイレントお祈りをしやすい傾向にあると考えられます。
規模が小さく採用担当を設けられない会社や、一人が多くの役職を兼任しているような会社の場合、通常業務と並行して採用をおこなわねばならないため、自ずと割ける時間や労力が限られてきてしまうでしょう。
そのため、採用活動に十分な人手を回せないような小さな会社の場合も、サイレントお祈りをしやすい傾向になると予測されます。
なお、中小企業への就職を検討している人はこちらの記事を参考にしてみてください。中小企業ならではのメリット・デメリットを紹介しています。
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③応募者に対するリスペクトに欠けている企業
応募者に対するリスペクトが欠けている企業も、サイレントお祈りをしやすい傾向にあります。
なかには、いまだに採用側の立場が上で求職者側が下、という意識を持っている企業も存在します。そういった企業は、採用しなかった学生への連絡は不要と考えサイレントお祈りをしてしまうのです。

キャリア
アドバイザー
意図的にリスペクトに欠けた対応をしてくるような企業は、就職すること自体を考え直したほうが良いかもしれませんね。
なぜ連絡してくれないの? 企業がサイレントお祈りをする3つの理由
- 内定辞退に備えてキープするため
- 就活生から不合格理由を聞かれるのを避けるため
- 連絡ミスでトラブルを起こすのを避けるため

就活生
サイレントお祈りをする企業にもいろいろあるんですね。でも、そもそも企業はどうしてサイレントお祈りをするのでしょう……。

キャリア
アドバイザー
本来は褒められたものではないですよね。しかし、企業側にもいろいろと事情があるケースも多いですよ。
サイレントお祈りをする理由はさまざまですが、企業にも企業なりの事情が存在する場合が多くあります。
ここからは、企業がサイレントお祈りをする3つの理由について解説していきます。モヤモヤとした気持ちを少し落ち着けるためにも、企業側の事情を理解していきましょう。
①内定辞退に備えてキープするため
サイレントお祈りの理由として最も多いのが、「キープするために不採用通知を送らない」というものです。採用活動ではあらかじめ採用人数が決まっていますが、昨今では内定辞退が出ることも多くあります。
企業はそういった場合に備えて、採用するか迷っている学生には不採用通知を送らず様子を見る場合があるのです。そうすることで、内定辞退者が出てしまった場合も採用活動をやり直すことなくスムーズに人材を補填できます。
企業側としては都合が良い話ですが、学生にとっては振り回されていると感じるかもしれません。

キャリアアドバイザーコメント戸田 開
内定辞退者に備えてキープされている場合は、かなり後になってから合格連絡が来るというケースも見られます。いわゆる「繰り上げ採用」ですね。繰り上げ採用は、採用活動が中盤以降に進み、採用状況がある程度固まってきた時期に起こりやすいです。連絡が来る時期は、3週間~1カ月後が多いのではないでしょうか。
特に優秀な学生やポテンシャルの高い学生、業界や職種とのミスマッチが少ない学生が繰り上げ採用の対象者になりやすいと思います。ただ、企業側の本音としては同程度のポテンシャルであれば学歴の高い学生を優先したいと考えることが多いようです。
自分が繰り上げ採用なのかどうか気になる人も多いと思いますが、このように連絡が来るのはかなり後になってからの場合も多いため、あまり期待しすぎるのは避けましょう。
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②就活生から不合格理由を聞かれるのを避けるため
企業がサイレントお祈りをする理由には、返信の手間を省きたいということもあります。お祈りメールに対して不満をぶつける学生や、不採用の理由を聞きたい学生などさまざまですが、いずれにしても返信する時間が必要になり、業務に支障が出てしまいます。
また、返信内容次第では企業の評判を左右する可能性もあります。そのため不合格を通知する際もなるべく丁重に対応する必要がありますが、一人ひとりにそのような対応をするとなると、膨大な時間がかかってしまいます。
これらのリスクを考慮したうえで、あえて不採用の連絡はしないという対応を取っている企業もあるのです。
なお、一般的によくいわれる不合格理由についてはこちらの記事で解説しています。気になる人はぜひチェックしてみてください。
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③連絡ミスでトラブルを起こすのを避けるため
連絡ミスによる大きなトラブルを避けるためというのも、企業がサイレントお祈りをする理由の一つです。
あまりに多くの応募者がいる場合、企業は膨大な量の採用・不採用通知を学生に送る必要があります。そのなかで不合格の人に合格連絡を、合格の人に不合格連絡をしてしまう、といったヒューマンエラーが起こる可能性も否定できません。
そういったミスの可能性を極力減らすため、不合格者には一律連絡をしないこととし、合格者のみに連絡をする、といった方法を選ぶ企業も存在するのです。

キャリア
アドバイザー
選考の結果は、学生の人生を大きく左右するものです。そのような重大な連絡を間違ってしまうと多くの学生を傷つけることになるため、そのリスクを避けようとする意図があります。
あなたの場合はどう? サイレントお祈りされているか見極める3つの質問!

就活生
企業にもいろいろと事情があるのはわかりました。でもやっぱり我が身になると、結果が気になって……。

キャリア
アドバイザー
そうですよね。断言はできませんが、あなたがサイレントお祈りをされているかどうか見極める方法もありますよ。
さまざまな事情があるのは理解できても、サイレントお祈りをされているのかどうしても気になってしまう、という人も多いでしょう。
そのような人は、自分がサイレントお祈りをされているのかどうか、大まかな見当をつけることから始めてください。自分はどちらの可能性が高いのか見極めることができれば、今後の動き方も決めることができますよ。
ここからは、サイレントお祈りをされているか見極める3つの質問について解説してきます。自分の場合はどちらに該当するか、一緒に確認していきましょう。
Q①:面接を受けてから2週間以上経過している?
サイレントお祈りをされているか見極める方法として、面接を受けてからの経過日数を確認することが挙げられます。
- 合格通知:早くて2~3日、遅くても1週間以内
- 不合格通知:1~2週間後
目安として2週間を区切りと考え、2週間を過ぎても合否の連絡がない場合は、サイレントお祈りと判断しても良いでしょう。

キャリア
アドバイザー
連絡を待っている間は不安で仕方ないかもしれませんが、不合格だったときに備えて次の面接対策をしておくことも大切ですよ。
なお、書類選考の場合は面接とやや事情が異なる場合があります。書類選考の結果待ちという場合はこちらの記事を参考にしてみてください。
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Q②:今までの結果通知より明らかに結果が来るのが遅い?
今までは数日ですぐ連絡が来ていたのに、今回だけ明らかに結果が来るのが遅い、といった場合もサイレントお祈りをされている可能性があります。
企業の規模や応募者数によって面接の結果通知の速度はさまざまですが、大まかな連絡速度の目安は決められている場合が多いです。
そのため同一の会社の面接で、今まではとんとん拍子で連絡が来ていたのに急に結果連絡が数週間来ない、といった場合はサイレントお祈りをされていることが想定されます。

キャリア
アドバイザー
ただし、最終面接で役員に確認を回す必要があったり、長期休みを挟んだりといった企業側の事情により結果通知が遅れる可能性もありますよ。
なお、面接の結果通知が遅くて困っている人はこちらの記事もチェックしてみてください。
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Q③:同じ企業を受けた人たちはすでに結果が出ている?
同じ時期に同じ企業を受けた人たちの選考結果がすでに出ている場合も、サイレントお祈りをされている場合が多いです。
最近では、SNSや就活情報を交換できる掲示板などで選考状況を確認できるケースが増えてきました。そのようなサイトをチェックして、同じ時期に面接を受けた人の選考状況を確認してみましょう。
こういった掲示板などを確認したうえで、ほかの就活生は軒並み合格連絡が来ているのに自分は連絡が来ていないという場合は、残念ながら不合格なためサイレントお祈りをされている可能性が高いでしょう。
マナーに則した方法を解説! 結果が気になるときの問い合わせ例文
- 電話で問い合わせる場合の例文
- メールで問い合わせる場合の例文
2週間待っても合否の連絡がこない場合は、企業に問い合わせても問題ありません。その場合は、合否そのものではなく「いつ頃結果が出るのか」を問い合わせるようにしましょう。
メールで問い合わせる場合は、採用担当者が読むということを忘れずに、メールのマナーを守った文面を心掛けましょう。メールであれば、担当者の手が空いているタイミングで返信することができるため、相手に与える負担は少ないと考えられます。
ここからは、マナーに則した問い合わせ方法について例文を交えながら解説していきます。良い印象を残すためにも、一緒に確認していきましょう。
電話で問い合わせる場合の例文
就活生:お世話になっています。○○大学○○学部の○○と申します。先日の採用試験の件でお電話させていただきました。採用ご担当の○○様はいらっしゃいますか?
受付:はい、少々お待ちくださいませ
担当者: お電話かわりました。○○です。
就活生:お世話になっています。○○大学○○学部の○○です。先日の面接では貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。お忙しいところ大変恐縮ですが、先日の選考結果のご連絡がいつ頃になるか伺いたくお電話いたしました。
担当者:合否については今週中にご連絡できると思います。
就活生:承知いたしました。お忙しい中お時間いただき、ありがとうございました。お待ちしています。
電話で問い合わせる場合、タイミングには十分に配慮する必要があります。なるべく出勤直後や退勤前、担当者が不在のお昼休みを避け、10〜12時、14〜16時の間を目安にかけるようにしましょう。
不安な気持ちから声のトーンが暗くなりがちですが、ハキハキと明るく話すように心掛けることが大切です。
なお、企業へ電話をかける際はマナーをよく確認しておきましょう。こちらの記事では、企業に電話を掛ける際の基本的なマナーについて解説していますよ。
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失敗しない就活時の企業への電話のかけ方|マナーとシーン別の例文
電話だけで企業からマイナスの印象を持たれることもある こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から 「企業への電話のかけ方がわかりません」「電話のマナーって何に気を付けたらいいんですか?」 という相談をよく受け […]
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39点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!
やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。
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メールで問い合わせる場合の例文
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
○月○日の面接の結果につきまして/○○大学○○学部○○
株式会社○○
人事部 ○○課 ○○様
お世話になっています。
○○大学○○学部の○○です。
先日の面接では、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。本日は合否の結果の件でご連絡致しました。
何日頃にご連絡いただけるか、ご教示いただくことは可能でしょうか。
本来であれば、面接時に期日を確認すべきところ、私の不注意でこのようなメールを差し上げることになり、大変失礼かとは存じますが、ご連絡いただけますと幸いです。
ご多忙のなか、お手数をおかけして誠に恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
――――――――――――――――――――
○○(署名)○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:minato@☓☓☓☓☓☓.ab.jp
――――――――――――――――――――
メールで問い合わせる場合も、採用担当者が読むということを忘れず、マナーを守った文面を心掛けましょう。
「本当は自分が確認すべきだった」という内容の文章を盛り込むと、謙虚さを印象付けることができますよ。
サイレントお祈りされた……気持ちを立て直すための方法3選
- サイレントお祈りをするような会社に入社しなくて良かったと考える
- 気持ちをわかってくれる人に話を聞いてもらう
- ほかの気になる企業の対策に注力する

就活生
やはり、私はサイレントお祈りをされたようですね……。第一志望だったので、凄く落ち込んでしまいます……。

キャリア
アドバイザー
それは残念でしたね……。ただ、悲しい気持ちをひきずると今後の就職活動に影響が出てしまいます。少しでも気持ちが晴れるように考えていきましょう。
サイレントお祈りをされた場合、やるせない気持ちになってしまうのは無理もありません。しかし、就職活動は続いていきます。少し休憩をしてからまた立ち上がれるように、サイレントお祈りのとらえ方から変えていきましょう。
ここからは、気持ちを立て直すための方法3選について解説していきます。気持ちを立て直せるようにするためにも、一緒に確認していきましょう。
①サイレントお祈りをするような会社に入社しなくて良かったと考える
サイレントお祈りをされて気持ちが落ち込んだときは、「誠実な対応をしてくれない会社に入社しなくて済んだ」と前向きに考えるようにしましょう。
本来、昨今の人材不足のなか自社に魅力を感じて応募してくれた学生には、感謝の気持ちを持って誠実に対応すべきです。どんなに忙しかったとしても、不合格の連絡くらいはするべきでしょう。
そのため、そもそもサイレントお祈りをしてくるような会社は学生を大事に思ってくれていないか、もしくはそういった礼儀を守るほどの余裕がないほど忙しい企業なのかもしれません。
今は悲しくて悔しい気持ちでいっぱいかもしれませんが、より充実したキャリアを歩むという観点で考えると、むしろそういった企業に入らなくて良かったと考えても良いでしょう。
②気持ちをわかってくれる人に話を聞いてもらう
つらい気持ちを受け止めてくれる家族や友人などに話を聞いてもらうことも、サイレントお祈りされて悲しい気持ちから立ち直る際に役立ちます。
サイレントお祈りされた悔しさや悲しさを自分一人で抱えていると、気持ちを切り替えるのに多大な時間を使ってしまう場合もあるでしょう。
そういった場合は、信用のおける人に自分の気持ちを打ち明け、よく話を聞いてもらってください。とにかく言葉にすることで、気持ちが楽になる場合も多いです。
- 似たような経験をしてきた友達
- キャリアセンターの職員
- LINEのオープンチャット
③ほかの気になる企業の対策に注力する
ほかの希望企業の選考対策に集中してしまうのも、気持ちを立て直すのに有効です。
経済産業省の「令和3年経済センサス」によると、日本には現在約368万社の企業が存在するといわれています。たとえ第一志望の企業に落ちてしまったとしても、ほかにも魅力を感じられる企業は数多くあるはずです。
企業研究をしたり志望動機を考えたりなど、いったんほかの企業の対策に専念することで、気持ちが紛れてくるかもしれませんよ。

キャリア
アドバイザー
現時点ではあまり魅力的に思えない企業でも、選考を進めていくなかで第一志望と同じくらい魅力的に感じるようになる場合もあります。
内定を獲得するためには、大手だけにこだわらず視野を広げることが大切です。この記事では、本当に自分にマッチした会社の見極め方について解説しています。ぜひチェックしてみてください。
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会社選びの基準15選|本当に自分が働きやすい会社を見極めよう
会社選びの基準を決めて、自分に合う会社を見極めよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「自分が働きやすい会社ってどう見つけたらいいんですか?」「自分に合った会社の選び方がわかりません」 学生からこのような相談 […]
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事前に手を打っておこう! サイレントお祈りを避けるための2つの対策
- 面接の終わりに合否連絡のタイミングを確認しておく
- エージェントを利用して就職活動をする

就活生
なんとか気持ちを切り替えることはできましたが、期待と不安の狭間でつらかったです。もう金輪際サイレントお祈りはされたくありません……。

キャリア
アドバイザー
そうですよね。そういった場合は、サイレントお祈りされないよう事前に手を打っておくのがおすすめです。
サイレントお祈りは防ぎようのない部分もありますが、ある程度対策を打つことは可能です。
ここからは、サイレントお祈りを避けるための2つの対策について解説していきます。結果が来ないとモヤモヤすることを避けるためにも、一緒に確認していきましょう。
面接の終わりに合否連絡のタイミングを確認しておく
サイレントお祈りを避けるための最も有力な対策として、面接の終わりに「本日の結果はいつ頃どのような形で通知されるのでしょうか?」と聞いてみることが挙げられます。
ここで面接官からはっきりとした返事がもらえれば、待っている間余計な不安を抱える必要がなくなります。
なお、仮にここで明確な答えをもらえなくても、無理に問い詰めるのはやめておきましょう。「もし良ければ教えていただきたいのですが……」という謙虚な姿勢で質問するようにすれば、面接官も無理のない範囲で教えてくれるはずです。

キャリア
アドバイザー
ここで回答が得られなかったからといって無理に詮索すると、「印象の悪い学生」という評価が下されてしまう可能性があります。
なお、直接聞いた結果「2週間以内に連絡します」といわれた場合、不採用フラグかと気になってしまう人もいるでしょう。その場合は、こちらの記事をチェックしてみてください。
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キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
結果連絡の時期をたずねた際にそれとなく濁されたり、かなり先の日程を伝えられたりしたとしても、必ずしも不採用フラグであるとは限りません。いたずらに一喜一憂しすぎないようにしましょう。
企業からの合否連絡は2週間後が一般的だと思われがちですが、たとえば私の担当した学生さんは「3週間後に結果を出します」と企業から伝えられ、実際に3週間後に内定が出たという人もいました。例外はいくらでもあります。それだけで不採用だと判断しないようにしましょう。
エージェントを利用して就職活動をする
エージェントを利用して就職活動を進めるというのも、サイレントお祈りを避けるための一つの手です。
エージェントは企業と学生との間を取り持つ役割があるため、企業が選考結果をなかなか通知しない場合は、学生に代わって催促をしてくれます。そのため、エージェントを利用する場合はサイレントお祈りされることはほぼないといえるでしょう。
絶対にサイレントお祈りされたくないという人は、エージェント経由で就職活動を進めるのも一つの手段です。
サイレントお祈りかどうか気になる人によくある質問に回答!
サイレントお祈りかどうか気になっているものの、どのように見極めたら良いのか、そもそもサイレントお祈りされないためにはどうしたら良いのか気になる人もいるでしょう。
ここからは、そういったサイレントお祈りかどうか気になる人によくある質問についてキャリアアドバイザーが回答します。ぜひチェックしてみてくださいね。
サイレントお祈りかどうか見極める方法はありますか?
サイレントお祈りかどうかは3つの観点から見極めることができます。1つ目は、面接後の経過日数から考えることです。一般的に面接結果は2週間程度で通知される場合が多いため、2週間を超えても結果が来ない場合はサイレントお祈りと考えても良いでしょう。
2つ目は、今までと結果通知の速度が大きく変わっていないか確認することです。一次面接、二次面接は2~3日で結果が来ていたのに、三次面接になって数週間連絡が来ない、といったように連絡速度にあまりにも変化があった場合は、サイレントお祈りされている場合があります。
3つ目は、ほかの就活生と比べてどうかを確認することです。昨今では就活サイトなどでほかの就活生の選考状況をリアルタイムでチェックすることができます。
自分と同じ時期に面接を受けた人には合格連絡が来ているのに、自分はなかなか結果がこないというような場合は、サイレントお祈りされていると予想されます。
サイレントお祈りを防止する方法はありますか?
サイレントお祈りを防止する方法は2つあります。1つ目は、面接の最後に直接スケジュールについて確認することです。
面接官に直接確認をとっておけば、たとえ普段はサイレントお祈りをする企業であっても、「〇日までに連絡します」と答えた手前、連絡してくれる可能性が高まります。
2つ目は、エージェントを利用することです。エージェントは企業と学生の橋渡し的な役割があるため、企業がなかなか結果を通知してくれないような場合は学生の代わりに催促してくれますよ。
サイレントお祈りかどうか見当をつけて気持ちを整理し次のステップへ進もう
ここまで、サイレントお祈りをしやすい企業の特徴や理由、サイレントお祈りか見極める質問を解説してきました。
サイレントお祈りは多くの就活生を悩ませるものですが、結果ばかり気にして次にやるべきことに手が付けられないと、就活全体に悪影響を及ぼしてしまいます。
そういった場合は、自分のなかである程度サイレントお祈りか否かの見当をつけるようにしましょう。面接からの経過日数や連絡速度、ほかの就活生の選考状況などを確認することで、サイレントお祈りかどうかの大まかな目安はつけられます。
どうしても気になる場合は直接企業に問い合わせるのも一つの手です。
この記事を参考に、結果が気になって仕方がない自分の気持ちを整理して、冷静に次の面接対策をおこなっていきましょう。
合否の連絡がこない…それってサイレントお祈りかも?
第一志望の企業にサイレントお祈りされているような気がします……。もしそうであれば、なんだかとても悲しいです……。