【就活の面接対策一覧】マナーやよく聞かれる質問を徹底解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 就活攻略は面接の対策がマスト
  2. 就活の面接対策でやるべき6つのこと
  3. ①基本マナーや身だしなみのチェック
  4. ②面接全体の流れを確認
  5. ③応募書類は事前に見直す
  6. ④業界・企業の情報収集も再度おこなう
  7. ⑤頻出の質問は回答内容を考える
  8. ⑥実践的な練習をおこなう
  9. 面接官が重視するポイント
  10. 入社意欲
  11. 企業と学生のマッチ度
  12. 評価基準が異なる! 面接の段階ごとに対策しよう
  13. ①一次面接:基準に満たない人を落とす
  14. ②二次面接:活躍できる人を見極める
  15. ③最終面接:内定を出すかどうかを判断する
  16. イレギュラーな面接の対策
  17. Web面接
  18. 私服での面接
  19. 圧迫面接
  20. 優秀な人でも対策せずに臨むと実力を発揮できない
  21. 就活では面接対策が必須

就活攻略は面接の対策がマスト

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「面接前なのですが、自信がありません」
「面接対策ってどんなことをすればいいんですか?」
「なかなか面接を通過できないんです。」

という声を多く聞きます。面接前の不安な気持ちを払拭するには対策をしておくことが大切です。しかし、対策として何をやるべきか分からず、困ってしまう人も多いでしょう。

対策をしたからといって必ずしもそれが実を結ぶとは限らないため、正しく努力する必要があります。面接対策としてやるべきことをしっかり押さえましょう。

【完全無料】
大学3年生(26卒)におすすめ!
面接前に必ず使ってほしい厳選ツール

面接を控えている人は今すぐ活用しよう!

1位:面接力診断
39点以下は要注意!面接を受ける前にあなたの面接力を診断しましょう

2位:逆質問例100選
面接官から「志望度が高い」と思われる逆質問例を厳選しています

3位:面接回答集60選
見るだけでOK!面接でよく聞かれる質問と模範解答をまとめました

4位:採用基準丸わかりシート
面接官が実際に使う評価シートで面接時の注意点を確認しよう

5位:最終面接マニュアル
通常の面接対策だけでは不十分!最終面接は個別に対策が必要です

就活の面接対策でやるべき6つのこと

アップロードした画像


就活生

面接対策ってよく出る質問の答えを考えておけばいいんですよね?

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

それも大事ですが、他の対策もチェックしておくとさらに合格に近づきますよ。

面接対策でやるべきこと
  1. 基本マナーや身だしなみのチェック
  2. 面接全体の流れを確認
  3. 応募書類は事前に見直す
  4. 業界・企業の情報収集も再度おこなう
  5. 頻出の質問は回答内容を考える
  6. 実践的な練習をおこなう

面接を攻略するための事前対策では、やるべきことが大きく6つに分けられます。6つの基本事項をしっかり押さえることで、面接はよりスムーズに進めやすくなり、合格も獲得しやすいでしょう。

6つの基本的な対策は、どれか1つに絞って注力するのではなく、全体的にバランスよくおこなうことが大切です。何か1つに偏りすぎても失敗する可能性が高いため、全体のバランスを見ながらそれぞれの対策を念入りに進めていきましょう。

面接時間が30分と指定された人は、こちらの記事の対策もおこなってくださいね。

関連記事

30分の面接は最初の5分で合否が決まる! 好印象を残す秘訣を紹介

30分の面接は最初の5分がカギ! しっかりと好印象を残すには、どのようにアピールすべきでしょうか?今回は、キャリアアドバイザー監修のもと、30分の面接でおさえるべき4ステップを紹介していきます。最初の5分でしっかりと好印象を与え、合格を勝ち取りましょう。

記事を読む

30分の面接は最初の5分で合否が決まる!  好印象を残す秘訣を紹介

同様に、面接時間を1時間と指定された人はこちらの記事を読んでおきましょう。

関連記事

1時間の面接は深掘り対応が重要! 絶対にやるべき5つの準備

1時間の面接では質問への深掘り対応がカギ こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。 「次の面接、所要時間が1時間らしいのですがどんなことを聞かれるんでしょうか? 」「面接1時間って長くないですか? 」 このような相談 […]

記事を読む

1時間の面接は深掘り対応が重要! 絶対にやるべき5つの準備

就活に関する準備全般については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

正しい就活準備が内定への近道! 準備不足が招くリスクも解説

就活準備はやり方が重要! スケジュールと要点を押さえて選択肢の幅を広げよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「就活の準備っていつ何から始めたら良いですか? 」「どの準備をどれくらいすればいいでしょうか?」 […]

記事を読む

正しい就活準備が内定への近道! 準備不足が招くリスクも解説

①基本マナーや身だしなみのチェック

面接ではマナーや身だしなみが見られており、これはしっかりチェックしておかなければなりません。基本的なマナーで言えば、言葉遣いやあいさつが挙げられ、これらは「社会人としてふさわしい」ことを軸に考える必要があります

難しいことは求められておらず、あくまで社会人として当たり前のことですが、最初のうちは意識しないと上手くできないことも多いため注意が必要です。マナーに自信のない人は、こちらの記事を確認しておきましょう。

関連記事

「就活マナーくだらない」は危険|状況別の実践方法をすべて解説

就活マナーを身につけておくと面接で好印象を残すことができますよ。 この記事では、就活マナーの要素、心がけ、実践法などをキャリアアドバイザーが解説します。 シーン別・メールの返信の就活マナーも参考にして自信を持って臨んでくださいね!

記事を読む

「就活マナーくだらない」は危険|状況別の実践方法をすべて解説

身だしなみは、頭からつま先まで全体を見られています。髪型や髪色、スーツの着こなしから細部の持ち物まで見られており、評価の対象になっていると考えましょう。全体的に大切なのはフォーマルさと清潔感であり、迷ったときは「スーツと合っているかどうか」を指標に考えるのがおすすめです。

男性の身だしなみ

男性の身だしなみ

男性は、身だしなみとして以下の点に気をつけましょう。

チェックポイント【男性】
  • 黒髪がベスト
  • 前髪、耳横、襟足をスッキリさせる
  • ワックスを使う際は、量や香りに注意する
  • 寝癖NG
  • ヒゲの剃り残しNG
  • シャツは白が基本
  • スーツは黒や濃紺などのダークカラー
  • 派手な色柄のネクタイはNG
  • 上着のフラップは屋内で入れ、屋外では出す
  • カバンはA4が入るビジネスバッグ
  • 靴は黒の革靴(汚れを落としておく)
  • 黒か紺の長めの靴下

スーツがシワシワになっていないか、靴が汚れていないかなど、面接前にチェックしておきましょう。メガネをしている人はメガネが曇っていないか、手垢がついていないかなども要チェックです。面接官は細かいところまで見ているので、頭からつま先までピカピカにする気持ちで身だしなみを整えておきましょう。

女性の身だしなみ

女性の身だしなみ

女性が身だしなみで気をつけたい点は以下のとおりです。

チェックポイント【女性】
  • 明るい髪色は避けて、地毛に近い色にする
  • 髪が長い場合はスッキリまとめる
  • おでこが見えるように前髪を留める
  • ナチュラルメイク
  • 白のブラウス
  • スーツは黒や濃紺などのダークカラー
  • スカート丈は膝にかかる程度
  • 肌の色に合ったストッキングを履く
  • 靴は黒いパンプス(高さは3cm〜5cm程度)
  • A4サイズが入るベーシックなカバン
  • 付け爪やネイルアートはNG
  • アクセサリーは基本的につけない
  • 香りの強い香水はNG

女性はメイクやネイルができる分、男性よりも「これはダメ」というNG項目が多くなってしまうのが難点ですね。清潔感を意識して、会社の中にいても違和感のないように身だしなみを整えましょう。

イメージがわかないという人は、オフィスで働く女性をターゲットにした雑誌を見てみるのがおすすめです。雑誌で紹介しているスタイルは就活の身だしなみと比べて派手ですが、業界別のコーディネートなどもあるので雰囲気を参考にできますよ。

面接時のネイルは合否に影響することもあります。ネイルを控えたほうがいい理由などはこちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事

面接でのネイルはNG! 就活時に見落としがちな身だしなみの落とし穴

面接時のネイルは合否に影響する可能性があるので、しない方が安全です。今回は面接でネイルが推奨できない理由をキャリアアドバイザー紹介します。ネイル無しでも手先を清潔に見せる方法も紹介していくので参考にしてみてくださいね。またネイルを外す時間がない時の対処法も紹介しているので、ネイルをしている方はチェックしてみてください。

記事を読む

面接でのネイルはNG! 就活時に見落としがちな身だしなみの落とし穴

塩田 健斗

キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる

聞き手に与える印象は聴覚情報がもっとも大きい

話し手が聞き手に与える影響のうち、「言語情報(話している内容)」が7%、「聴覚情報(話し方、声のトーンなど)」が38%、「視覚情報(表情や立ち居振る舞い、見た目など)」が55%だそうです!見た目の印象は笑顔や明るさはとても大事ですね!

面接会場に入る前からしっかりとスイッチを入れることが大切です。「失礼します」の声のトーンひとつでも「明るくて元気な人だな」という印象を与えることはできます。緊張してしまうかとは思いますが、印象でプラスになればその後の面接もスムーズに運ぶと思います。

オススメのスイッチの入れ方としては、接客業や塾講師などのアルバイトをしている方はその時の自分になることを意識するといいです。また、選考前にお手洗いなどの鏡を使ってチェックしましょう。髪型、ネクタイ、シャツ、靴など細部まで気にしましょう。

また、笑顔の練習を鏡に向かってするといいです。慣れないかもしれませんが、販売や営業の仕事をしている方もやっていることです。鏡に向かって笑顔を作る練習をして口角が上がるようにしておきましょう。

就活の身だしなみ全般についてはこちらの記事で解説しています。

関連記事

就活の身だしなみは超重要!好印象の与え方を男女別に解説

第一印象が重要視されがちな面接では、就活での身だしなみはとても重要です。今回は、就活生の身だしなみで見られているポイントと、気をつけたい身だしなみポイントをキャリアアドバイザーが男女別に紹介していきます。面接当日の身だしなみチェックポイントも紹介しているので、面接直前にもチェックしてみてくださいね。

記事を読む

就活の身だしなみは超重要!好印象の与え方を男女別に解説

②面接全体の流れを確認

面接は全体の流れを把握しておくことも大切です。入退室はもちろん、企業に到着した時から考えておきましょう。

面接は部屋に通されてからがスタートと考える人も多いでしょうが、実はそうではありません。面接自体はスタートしていなくても、企業に到着して受付を通る段階から評価は始まっています。後から受付での印象を聞き、それが評価に加算されることもあるため、常に見られている意識を持たなければなりません。

受付を通り控室で待機、その後面接会場に入室して面接がスタートします。予定していた質問がすべて終わると退室となり、企業を後にして面接は終了です。これら一連の流れを頭の中で細部まで繰り返しイメージトレーニングをしておくと、本番で次に何をやるべきか考えながら行動できるため、余裕が持ちやすいでしょう。

面接の流れについてはこちらでも詳しく解説していますよ。トラブルの対象法も紹介しているので事前に見ておくと安心です。

関連記事

面接の流れを押さえれば自信につながる! イレギュラー対策まで徹底解説

流れを押さえて自信を持って面接に臨もう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接本格化の時期を迎え、就活生から 「明日初めての面接なのですが、うまくいくか不安です」 「挨拶のタイミングはいつでしょうか?」 といっ […]

記事を読む

面接の流れを押さえれば自信につながる! イレギュラー対策まで徹底解説

入室

入室

控室で待機し、順番を呼ばれたら入室します。入室する際、扉が閉まっていたらノックをし、声をかけてから入ります。ノックは基本的に3回です。ノックをした後は「失礼します」と声をかけ、面接官が確認してから入室します。入室したら面接官の方を向いて「よろしくお願いいたします」と言いましょう。

そして、「大学名とお名前をお願いします」と言われたら「○○大学○○学部の○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」と言います。言い終わったら、お辞儀も忘れずにしましょう。「どうぞお座りください」と椅子を勧められたら、「失礼します」と断って座ってください。この時カバンは椅子の横に立てて置きましょう。

面接中

面接中は、面接官に視線を合わせて背筋を伸ばして座りましょう。視線が下を向いていると暗い印象を与え、あちこち向いていると落ち着きのない印象を与えます。人と視線を合わせるのが苦手という人は、面接官の眉間やネクタイの結び目を見たり、適度に視線を外したりしましょう。

面接中は姿勢や視線に気をつける

また、座っている間男性は軽く握りこぶしを作り、女性は両手を重ねます。この時、落ち着きなく手遊びをしないように気をつけてください。手遊びだけでなく、貧乏ゆすりもしないように注意が必要です。男性は肩幅程度に足を広げて座っても問題ありませんが、女性はきちんと揃えて座りましょう。

退室

退室

面接が終わる際に、「本日の面接は以上です」と面接官から告げられます。このような面接終了の合図が出たら、まずはその場でお礼を言い、軽く会釈をしましょう。そして、立ち上がってから「本日はありがとうございました。失礼いたします」と言って出口に向かってください。

出口に着いたらそのまま出て行かず、面接官の方に振り返って「失礼いたします」と言います。そして、扉の外に出たら面接官の方に向き直ってゆっくり閉めます。扉を後ろ手で閉めたり激しく閉めたりしないように気をつけましょう。部屋を出る瞬間まで気を抜かないようにしてください。

③応募書類は事前に見直す

事前に提出している応募書類は、必ず面接前に見直すことが大切です。面接では応募書類を参考にして進められることが多いです。

応募書類と同じ質問をされた場合、全く違う内容で答えるのはNGです。一言一句同じである必要はありませんが、大まかな内容は合わせておかないと発言に一貫性がないと思われます

軸がぶれていて、場合によっては嘘をついているという印象も与えかねないので注意しましょう。上手に伝えるには、応募書類に記載した内容をベースに話し、口頭で書ききれなかった細部を膨らませることが大切です。限られた文字数では入れられなかった詳細部分を盛り込んで伝えると、充実したアピールになって評価も得やすいでしょう。

深掘りして質問された場合の回答を考えておく

応募書類を見直して内容を確認すると共に、深掘りして質問された際の回答も考えておきましょう。志望動機や自己PRなどに書いた内容について、「他の企業じゃダメなの?」や「その強みをどうやって弊社で活かすの?」といった質問をされる可能性があります。

このような質問をされた際は、自分の考えを話す必要があります。「その時に考えればいい」と思う人もいるかもしれませんが、面接で緊張していると意外と答えられません。

事前に深掘りされた質問を想定して回答を考えておくことで、スムーズに答えることができます。回答を考える際は、暗記ではなく箇条書きで覚えておきましょう。

④業界・企業の情報収集も再度おこなう

就活を攻略する上で業界・企業研究は必須ですが、これらはすでに終えているという人も多いでしょう。しかし、すでに終えていても面接前にもう一度やり直すことが大切です。情報は常に最新にしておかなければなりません。業界や企業の情勢は日に日に変わっており、大きな動きが出ることもあります。

特に話題となっていることは確実におさえておく必要があり、新聞やニュースに載るような出来事がないかどうか、必ずチェックしておきましょう。業界や企業への理解度は、面接では企業への就職意欲の高さとして評価されます。理解度が低いと企業に興味がなく、就職意欲も低いと思われます。面接では緊張して基本的な情報をど忘れしてしまうことも多いので、失敗しないよう直前まで知識を詰め込んでおきましょう。

こちらの記事では8業界をそれぞれ解説しています。他業界と比較することもできるので、ぜひ参考にしてくださいね。

関連記事

就職活動で失敗しない業界選び|8業界の特徴や適性を完全網羅

就職では業界の種類や特徴を知って、自分に合った業界を選ぶことが重要です。 この記事では、8業界の特徴、自分の適性を知る秘訣、業界選びのポイントなどをキャリアアドバイザーが解説します。 動画や業界選びの注意点も参考に、ミスマッチを防ぎましょう!

記事を読む

就職活動で失敗しない業界選び|8業界の特徴や適性を完全網羅

商社、コンサル、人材派遣業界、ソフトウェア業界の面接を控えている人は、以下の記事で業界研究をしましょう。

関連記事

商社に就職したい学生必見! 業界の全体像と必須の対策を完全網羅

商社業界の理解を深めて選考対策をしよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「商社って具体的にどんな仕事をしているのかイメージがつかない」 「どんな対策をしたらいいかわからない」 多くの就活生が商社業界に魅力を […]

記事を読む

商社に就職したい学生必見! 業界の全体像と必須の対策を完全網羅

関連記事

コンサル業界の志望動機で盛り込むべき要素とは|例文付きで解説

コンサルならではの志望動機づくりのために知っておきたい4つの要素を紹介します。今回の記事ではキャリアアドバイザーがコンサル業界で求められる人物像を元に、職種別の志望動機例文も紹介するので、コンサル業界を目指す就活生のみなさんは必見です。

記事を読む

コンサル業界の志望動機で盛り込むべき要素とは|例文付きで解説

関連記事

人材派遣業界に向いている人は? 業界動向や選考対策まで解説

人材派遣業界に向いている人って一体どんな人なのでしょうか? 今回は人材派遣業界に向いている人の特徴を3つを紹介するとともに、人材派遣業界の選考で押さえておきたい4つのポイントをキャリアアドバイザーが紹介します!

記事を読む

人材派遣業界に向いている人は? 業界動向や選考対策まで解説

関連記事

ソフトウェア業界に必要なスキルって? 基本知識や志望動機例まで

ソフトウェア業界を目指すうえで必要なスキルにはどんなものがあるのでしょうか?今回はソフトウェア業界の2つのビジネスモデルを紹介するとともに、この業界で求められる5つのスキルについて、キャリアアドバイザーが徹底解説します。身につけると有利になるスキルや知識も合わせて解説します。

記事を読む

ソフトウェア業界に必要なスキルって? 基本知識や志望動機例まで

関連記事

化粧品業界の構造から将来性まで徹底解説|職種別の志望動機4選

男女問わず活躍できる化粧品業界は、業界理解を深めて志望動機を作成すると好印象を得られますよ。 この記事では業界の現状・将来性、メリット・デメリット、向いている人、志望動機のポイントなどをキャリアアドバイザーが解説します。 職種別の例文も参考にしてくださいね。

記事を読む

化粧品業界の構造から将来性まで徹底解説|職種別の志望動機4選

⑤頻出の質問は回答内容を考える

面接では、業界や企業に関係なく出されやすい頻出の質問があります。これらは回答内容を用意しておくことが大切で、本番で聞かれてもスムーズに答えられるようにしておきましょう。頻出の質問は以下のものが挙げられます。

面接でよく出る質問
  • 自己紹介をしてください
  • 志望動機を教えてください
  • 自己PRをしてください
  • 学生時代に頑張ったことは何ですか?
  • 長所と短所は何ですか?
  • 最後に聞きたいことはありますか?

回答内容を考える際には、丸暗記せず要点だけ覚えるようにしましょう。丸暗記したものを話すだけになると、演説のような印象を与えてしまい個性が伝わりづらいです。その時々で言葉を変えながら話すことが大切であるため、本当に伝えたい部分だけを覚えて組み立てながら話すことが大切です。

面接で頻出する質問についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

関連記事

面接を成功に導く質問対策|よくある13個の質問の答え方と例文を解説

面接の質問に対する回答内容を事前に考えておこう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から 「面接でどんな質問がされるかわからない」 「ぶっつけ本番で質問に答えるとヤバいですか?」 といった声を多く聞きます。 […]

記事を読む

面接を成功に導く質問対策|よくある13個の質問の答え方と例文を解説

①自己紹介

面接の最初は自己紹介を求められる場合が多いです。氏名や大学名などの基本情報はもちろんのこと、面接官が興味を持ちそうな内容や面接への意気込みまで話しましょう。自己紹介は第一印象にもつながるため重要ですよ。

例文

○○大学商学部から参りました、○○ ○○と申します。大学ではバレーボール部の活動に力を入れてきました。部活動では副キャプテンとしてキャプテンのサポートや、部員の勧誘などに取り組みました。本日の面接では持ち前の明るさを発揮していきたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します。

こちらの記事では、自己紹介の答え方について解説しています。自己紹介に盛り込むべき内容を押さえて、面接官に好印象を与えましょう。

関連記事

面接の自己紹介例文4選|好印象を与えるポイントやNG例

自己紹介は自分を印象付けるために重要 こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から 「面接で自己紹介をお願いされたらどうすればいいですか?」 「自己紹介は簡単に済ませても問題ないですよね?」 といった声を多く聞 […]

記事を読む

面接の自己紹介例文4選|好印象を与えるポイントやNG例

面接では1分程度の簡潔な自己紹介を求められています。こちらも併せて確認してみてくださいね。

関連記事

1分の自己紹介で面接官に伝えるべき3つの内容|OK・NG例文付き

自己紹介は1分程度にまとめると簡潔で面接官も聞きやすいですよ。 この記事では、1分でまとめるための内容やポイント、例文をキャリアアドバイザーが解説します。 10の例文や解説動画も参考に、第一印象を良くして面接の流れを作りましょう!

記事を読む

1分の自己紹介で面接官に伝えるべき3つの内容|OK・NG例文付き

企業によっては3分の自己紹介をもとめられることもあります。こちらも併せて確認するとよいでしょう。

関連記事

【例文あり】3分の自己紹介の作り方・好印象を与えるコツを解説!

自己紹介は第一印象を決める重要な項目 こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「自己紹介で3分間も何を話せばいいのかわからない」「面接官に好印象を与えるにはどうしたらいい?」 という就活生は多いのではないでしょうか […]

記事を読む

【例文あり】3分の自己紹介の作り方・好印象を与えるコツを解説!

②志望動機

内定辞退を避けたい企業にとって、志望度が低いと感じる学生に内定を出そうと思いませんよね。そのため、入社意欲が伝わる志望動機を考える必要があります。入社後にやりたいことまで触れられるとより志望度が伝わりますよ。

例文

キッチン用品の提供を通じ、多くの人に料理を楽しんでもらいたいと思い御社を志望しました。御社はキッチン用品の設計に強いこだわりを持っており、シンプルで機能性の高いデザインが日本だけでなく海外からも支持を得ています。
御社のキッチン用品を使うことで、これまで料理に関心がなかった人も料理に興味を持ち楽しめるようになると考えております。御社に入社後は、開発部門でデザインと機能性にこだわったキッチン用品やカトラリーの開発に携わりたく思っております。

こちらの記事では、志望動機の書き方を解説しています。志望動機を考えることが苦手という就活生は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

関連記事

志望動機が書けない時の対処法|上手に書くポイントと例文もご紹介

記事を読む

志望動機が書けない時の対処法|上手に書くポイントと例文もご紹介

志望動機の例文はこちらで紹介しています。うまく志望動機が浮かばないという人は参考にしてみると良いですよ。

関連記事

志望動機の例文33選! 就職活動を制するための基本を網羅

就職活動を成功させるには志望動機のブラッシュアップが不可欠 こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「志望動機を書くのは初めてなのでうまく書けるか不安です」「志望動機を書く時の参考となる例文を知りたいです」 志望動 […]

記事を読む

志望動機の例文33選!  就職活動を制するための基本を網羅

吉川 智也

キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる

志望動機にはきっかけや過去の実績、キャリアビジョンを含めよう

採用担当者が志望動機を見る際のポイントは3つです。
①希望職種へのきっかけ
②過去の行動実績
③キャリアビジョン

志望動機を記載する際は、この3点が記載されているかを確認してみて下さい。きっかけがないことには関心を持たないはずなので、①のきっかけの部分は自己分析を念入りにすることで、きちんと書けるようにしましょう。②については、定量的に記載することを忘れずに書きましょう。目的は何だったのか。そのためにどんなことをしたのか。その結果どうなったのか。の順番で振り返ってくださいね! 目的が明確でない行動は、結果含め評価しにくいです。③のキャリアビジョンについては、入社後に何に挑戦してどうなりたいかです。企業理解をした上で考えてみてください。

やりたいことだけ意思表示をしても、企業との関連性がなければ成立しにくいですよね。企業についてさらに詳しく調べるには、IR情報も確認しましょう。HPより細かく企業情報や展望が記載されています。

③自己PR

自己PRは、単にあなたの強みを言うのではなく、根拠となるエピソードを分かりやすく伝えることが大切です。自分の強みをどのように活かすことができたのか、初めて聞く人が想像しやすいように話しましょう。

例文

私の強みはコミュニケーション能力です。私は2年間、カフェでアルバイトをしていました。私は初対面の人でも自分から積極的に話すことが得意なので、初日からスタッフのみんなと打ち解けることができました。しかし、楽しいことばかりではなく、スタッフ同士の意見が食い違うことがありました。
意見を聞く中で、スタッフ全員の問題だと感じることも多かったので、週に1回、全員でミーティングを開催することにしました。ミーティングを開催する前よりもお互いに意見を言いやすくなり、雰囲気もよくなりました。入社後も、コミュニケーション能力を活かして全員が楽しく働ける環境を構築していきたいです。

自己PRを作成する際、まずは構成に注目してみましょう。こちらの記事では自己PRの作り方について詳しく解説しています。

関連記事

自己PRは構成で差がつく! ESや面接など状況別のポイントも解説

自己PRの構成で印象が変わる! 結論ファーストかつ具体的に作成しよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「自己PRの構成ってどうすればいいんだろう」「面接官の印象に残る自己PRの構成ってありますか?」 こうい […]

記事を読む

自己PRは構成で差がつく! ESや面接など状況別のポイントも解説

こちらの記事では、自己PRの伝え方を解説しています。強み別の例文13個とあわせて参考にしてみてください。

関連記事

就活で内定を掴む自己PRのテクニック|強み別の例文を13個を紹介

就活で上手に自己PRができないと内定が遠ざかる こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から 「自己PRってどうやって作ればいいんですか?」 「自己PRできる強みが見つかりません……」 という声を多く聞きます。 […]

記事を読む

就活で内定を掴む自己PRのテクニック|強み別の例文を13個を紹介

④学生時代に頑張ったこと

学生時代に頑張ったことは、どの面接でも必ずと言っていいほど聞かれます。ESに書いたという人も多いかと思いますが、内容は同じで構いません。しかし、ESの丸暗記とならないようにしましょう。機械的で熱意が伝わりにくくなります。

例文

私が学生時代頑張ったことは、雑貨店でのアルバイトです。最新のトレンド商品が毎週入荷される雑貨店でのアルバイトは、トレンドを追うのが好きな私にとって情報収集源でした。
私が雑貨店で特に力を入れていたのは、POP作成です。雑貨店は化粧品の売上が半分を占めていたため、化粧品の売上向上に注力しました。具体的には実際に使用した感想や写真を使ったり、店舗で売り上げた個数を載せたりしました。この結果、POPの作成前よりも売上を10%伸ばすことができました。

こちらの記事では、学生時代頑張ったことがない人に向けて、見つける方法を紹介しています。面接での答え方や例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

関連記事

学生時代頑張ったことがない…見つける3つの方法と面接での答え方

学生時代頑張ったことがないと悩む人は多い こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から 「学生時代頑張ったことがありません」 「学生時代頑張ったことってどんなことを言えばいいんですか?」 という声を多く聞きます […]

記事を読む

学生時代頑張ったことがない…見つける3つの方法と面接での答え方

⑤長所と短所

長所は上手く話せても、短所を話すのは抵抗があるという人もいるかもしれません。しかし、自分の課題を見つけることは社会人にとって重要です。短所だけでなく改善に向けた取り組みまで話すことで課題と向き合う姿勢をアピールしましょう。

例文

私の長所は一度決めたことを最後までやり続ける継続力です。大学2年生の頃に日商簿記検定の取得を目指し、毎日2時間勉強することにしました。アルバイトをしていたのでまとまった時間を取ることが難しく、講義やアルバイトの合間にテキストを解くようにしました。
その結果、目標の1級を取得できました。一方で、短所として目標ができるとそれ以外のことに身が入らなくなることがあります。アルバイト中や講義中も資格について考えることが多くありました。この短所を克服するために、きちんと時間を区切って目の前のことに集中して取り組むように日頃から意識しています。

こちらの記事では、長所と短所の答え方について解説しています。性格一覧や例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

関連記事

面接を成功させる長所と短所の答え方|質問の意図や参考一覧

面接では、長所は仕事への再現性を提示、短所はマイナスの印象を上手に払拭することで高評価を得られますよ! この記事では面接での長所・短所の答え方や例文をキャリアアドバイザーが解説します。動画も参考に上手に答える方法を身につけましょう!

記事を読む

面接を成功させる長所と短所の答え方|質問の意図や参考一覧

⑥逆質問

面接の最後は、「何か聞きたいことはありますか」と逆質問を求められることが多くなります。ここで「ありません」と言ってしまうと、面接官は「自社への興味がないのかな」と感じてしまいますよね。

反対に言えば、逆質問は内容次第で志望度ややる気をアピールできるチャンスでもあります。率直に聞きたいことはもちろん、意欲をアピールできるような質問を事前に考えておきましょう。

逆質問についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。質問例も紹介しています。

関連記事

【質問例55選】質問はありますか?と面接で聞かれた時の答え方

面接で質問はありますかと聞かれた際は、入社後の取り組みなど前向きな質問で意欲をアピールをしましょう。 この記事では意図・面接別の逆質問例、避けるべき質問などをキャリアアドバイザーが解説します。 逆質問は事前に考えておき面接官から高評価を得ましょう!

記事を読む

【質問例55選】質問はありますか?と面接で聞かれた時の答え方

面接における適切な回答時間に関して知りたい学生は、こちらの記事を参考にすると良いでしょう。回答のまとめ方や練習方法について詳しく解説しています。

関連記事

面接における適切な回答時間とは? │人事に刺さる回答方法も伝授

面接の回答時間は、社会人として必要な素養が備わっているかを判断する重要な評価ポイントの一つです。 この記事では、状況別の解説、文章の作成方法、話し方のコツについてキャリアアドバイザーが詳しく解説しています。 面接の回答時間に明確な正解はありませんが、焦らないよう徹底した準備を心がけましょう。

記事を読む

面接における適切な回答時間とは? │人事に刺さる回答方法も伝授

⑥実践的な練習をおこなう

面接当日は誰もが緊張するものです。特に面接経験の少ない人は、いきなり本番となると上手く実力を発揮できないかもしれません。質問の回答を考えたら、実践的な面接練習をおこないましょう。

練習してから臨むことで自信につながり、当日の緊張を和らげることができます。また、実際に練習してみると分かる改善点もあるでしょう。おすすめなのは、家族や友人など誰かに面接官役をお願いして模擬面接をおこなうことです

詳しい面接の練習方法はこちらの記事を参考にしてください。

関連記事

面接を成功に導く練習方法を伝授|チェックポイントも紹介

面接の練習は、改善点の発見や本番の緊張を和らげることに役立ちますよ! この記事では面接練習のメリット、おすすめ練習法、チェックポイントなどをキャリアアドバイザーが解説します。 効果的な練習方法で改善点を克服しましょう。

記事を読む

面接を成功に導く練習方法を伝授|チェックポイントも紹介

効果的な模擬面接の方法はこちらの記事で解説しています。

関連記事

模擬面接を効果的におこなう方法とチェック項目一覧

模擬面接をうまく活用すれば選考通過率がアップ こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。エントリーシート(ES)を出し終えた就活生から 「模擬面接ってやる意味ありますか?」 「模擬面接をやる相手がいないのでできないので […]

記事を読む

模擬面接を効果的におこなう方法とチェック項目一覧

話し方の練習もしよう

話の内容やスムーズな回答ももちろん大切ですが、ぜひ話し方も意識して練習してみてください。いくら話す内容が立派でも、自信がなさそうに見えるとあまり良い印象は持たれませんよね。反対に、上手な話し方は効果的なアピールにもつながります。

面接官に好印象を残す話し方についてはこちらの記事を参考にしてください。

関連記事

面接を成功に導く話し方のコツ|簡単に会話が上達する5つのポイント

面接では話の内容だけでなく話し方も注目されている こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から 「話し方をちゃんと教わったことがなくて面接が不安です」 「社会人と話すことに慣れていなくて面接で上手に話せません」 […]

記事を読む

面接を成功に導く話し方のコツ|簡単に会話が上達する5つのポイント

面接でのアピールには身振り手振りも有効です。普段意識する機会は少ないと思うので、こちらの記事を読んで練習してみてくださいね。

関連記事

身振り手振りを面接で上手に使うには?好印象を与えるコツを伝授

身振り手振りは正しいタイミングで使うことで面接官とのコミュニケーションが円滑になりますよ。 この記事では身振り手振りを使って話すメリット・デメリット、使いたいシーン、テクニックをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考にして、印象アップを目指しましょう!

記事を読む

身振り手振りを面接で上手に使うには?好印象を与えるコツを伝授

面接官が重視するポイント

面接官が重視するポイント

面接のスムーズな攻略を目指すには、面接官が何を重視しているかを知っておくことが大切です。面接で特に念入りに見られているポイントを把握していると、何が評価され、何がマイナス評価になるかが分かります。面接当日スムーズに進められるだけではなく、事前対策もしやすくなるでしょう。面接で特に重視されているポイントは大きく2つです。

入社意欲

入社意欲は非常に重要なポイントで、この有無で面接官は合否を決めるといっても過言ではありません。入社意欲とは、企業への興味関心の高さ、仕事へのやる気です。入社意欲が高いほど就職後のやる気も高く、成長にも繋がると判断されるでしょう。新卒の採用では、多くの企業が就活生のポテンシャルを重視しています。

就職時点での能力も大切ですが、それ以上に成長力が重視される傾向にあるため、意欲を示してポテンシャルの高さを提示するのは非常に大切です。どれだけ能力が高くても、入社意欲が低いと判断されると不合格になることも少なくありません。入社意欲は、発言内容はもちろん、面接への取り組みの姿勢そのものからも見られているため、細部の振る舞いにまで注意が必要です。

面接で熱意を伝える方法はこちらの記事も参考にしてくださいね。

関連記事

面接で熱意を伝えるには準備と話し方が重要! 失敗パターンも紹介

面接で熱意を伝えるために必要なものは何か知っていますか? 面接で熱意を伝えるためには、事前の準備と話し方がとても重要なんです! そこで今回は、面接で熱意を伝える5つの準備と4つの話し方について、キャリアアドバイザーが紹介していきます。

記事を読む

面接で熱意を伝えるには準備と話し方が重要!  失敗パターンも紹介

企業と学生のマッチ度

企業は単に頭数を揃えたいと思って採用を決めているわけではなく、自社で活躍できる人材を採用したいと考えています。そのため、企業とのマッチ度は重要視されているポイントで、相性が悪いとそれだけで不利になってしまいます。

そもそも仕事には向き不向きがあり、能力の高い人がすべての仕事で活躍できるわけではありません。能力が高くても企業が求めるものに合わない場合は、高い評価が得られないことも多いです。相性がよく自社に適性のある人材を企業は探しているため、いかに自分が企業が求める人材像に一致しているか、積極的に売り込むことが大切です。

39点以下は要注意!
面接本番前に面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで"あなたの強み"と"改善点"が明確になります。

もし39点以下を取ってしまった人は内定獲得が厳しいラインです。今すぐ診断で面接力をアップし、効率よく企業からの内定を手に入れましょう。

評価基準が異なる! 面接の段階ごとに対策しよう

アップロードした画像


就活生

今度二次面接を控えています。一次面接のようにできれば大丈夫ですよね?

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

一次と二次では評価基準が異なる場合もあります。段階ごとに対策していく必要がありますよ!

ここまでお伝えした対策は基本的にどの段階の面接でも必要です。しかし、一次面接や最終面接など、段階ごとに面接官や見ているポイントなどが異なります。

「一次は受かるのに二次以降はなかなか受からない」なんて学生を時々見かけますが、原因は段階ごとの違いを分かっていないからです。それぞれの特徴を押さえて、どの面接でも対応できるようにしましょう。

今回は一次面接・二次面接・最終面接の3回面接をおこなう企業を想定して解説しますが、面接回数は企業によりけりで、回数によって面接の役割もそれぞれ異なります。どれくらいの段階に位置しているのかを考えたうえで参考にしてくださいね。

①一次面接:基準に満たない人を落とす

一次面接の特徴は、「落とす人」を見極める面接だということです。特に人気企業では、エントリーシート(ES)である程度数を絞ったとしても、数多くの学生が面接を受けます。そのため、足切りのような役割を持っているのです。

一定の水準に満たない学生が落とされるため、身だしなみやマナー、コミュニケーション能力など基礎的な能力が評価される傾向にあります。面接官は若手社員が多く、合否に迷ったらとりあえず通過させて二次面接での判断に委ねることも多いです。

一次面接の対策はこちらの記事を参考にしてください。

関連記事

一次面接の対策はこれで完璧|よくある質問の答え方や入退室のマナー

一次面接は身だしなみや話し方、基本的なマナーなどを完璧にし、好印象を与えることが必要です。 この記事では、一次面接の特徴や重視される項目、よくある質問をキャリアアドバイザーが解説します。 服装やマナーなどイラストも参考にして一次面接を突破してくださいね!

記事を読む

一次面接の対策はこれで完璧|よくある質問の答え方や入退室のマナー

応募者の多さから、一次面接は集団面接とする企業もよくあります。集団面接は自分に割り振られる時間が少ない分、短い時間で効果的にアピールしなければなりません。詳しい対策はこちらの記事を参考にしてください。

関連記事

【質問例30選】集団面接で頻出の質問はこれ! 評価点と答え方も解説

集団面接では、必要なマナーを押さえて質問の意図を理解して端的に話すことが重要です。 この記事では、集団面接のポイント、よく聞かれる質問30選と回答例、対策やマナーなどをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考にして集団面接を攻略しましょう!

記事を読む

【質問例30選】集団面接で頻出の質問はこれ! 評価点と答え方も解説

②二次面接:活躍できる人を見極める

一次面接は一定の水準を満たせば合格できますが、二次面接ではその人自身のことをより深く知り、人柄や価値観、適性などを見て合否を判断しています。

面接官の年次は一次面接よりも上がり、現場の責任者や管理職などが多くなります。こうしたポジションの人たちから見て、その学生がどのように自社で活躍できるのかを見ているのです。

そのため、一次面接に比べて学生の話を深掘りするような質問が多くなります。学生の価値観や能力を知ったうえで、「この人なら活躍できる」と思えば合格させ、最終面接の面接官に採用するかどうかを委ねるということです。

二次面接の対策はこちらの記事を参考にしてください。

関連記事

二次面接は一次と同じ対策では落ちる可能性大! 対策や質問例を解説

二次面接は一次面接と同じ対策でいいのでしょうか? 今回は二次面接の特徴や役割を解説するとともに、キャリアアドバイザー監修のもと二次面接での頻出質問や回答例、合格に繋がる対策を紹介していきます。しっかりと対策し、万全な状態で二次面接に挑みましょう!

記事を読む

二次面接は一次と同じ対策では落ちる可能性大!  対策や質問例を解説

③最終面接:内定を出すかどうかを判断する

最終面接は、その人に内定を出すかどうかの最終判断です。せっかく内定を出しても、辞退されてしまっては意味がないですよね。そのため、入社意欲を重要視される傾向にあります

また、自社のことをどれだけ理解できているかという点も重要です。企業理解が浅いと、入社しても仕事内容や働き方にミスマッチを感じてしまうかもしれません。早期退職にもつながりかねないため、長期的に活躍できるかどうかという点も見られています。

採用するかどうかの最終判断となるため、面接官の年次も役員などの高役職者となります。そこをふまえたうえで逆質問の内容を考えるというのも気を付けておきたいポイントです。

最終面接の詳しい解説はこちらの記事を参考にしてください。

関連記事

最終面接前の就活生必見|面接官のチェックポイントとやるべきこと

最終面接は企業との相性を見られるので、志望動機や逆質問などしっかり備えておくことが大切です。 この記事では面接官がチェックする内容、合格のためにすべきことなどをキャリアアドバイザーが解説します。 落ちる人の特徴も参考に最後の関門を突破しましょう!

記事を読む

最終面接前の就活生必見|面接官のチェックポイントとやるべきこと

また、最終面接の面接官が社長となる企業もあります。社長面接についてはこちらの記事で解説しています。

関連記事

社長面接で絶対聞かれる4つの頻出質問|例文と攻略ステップも解説

社長面接は入社後を踏まえたアピールを即答できるよう事前準備が重要です。 この記事では社長面接の特徴からよくある質問と答え方、攻略法などをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考にして、就活最後の関門を突破しましょう!

記事を読む

社長面接で絶対聞かれる4つの頻出質問|例文と攻略ステップも解説

イレギュラーな面接の対策

これまでは一般的な面接の対策についてお伝えしましたが、就活でたくさんの選考を受ける中でさまざまなパターンの面接に出会うかと思います。

イレギュラーな面接の対策を解説するので、今後控えている人はもちろん、そうでない人も事前に知っておくと後で役立つかもしれません。

Web面接

最近Zoomなどを用いたWeb面接が増えてきていますね。質問内容などは対面での面接と特に変わりませんが、Webならではの必要な準備や注意点などが存在します。

学生も面接官もまだ慣れていないからこそ、あらゆるトラブルを避けるための準備が大切です。また、対面よりもWeb面接の方がコミュニケーションに苦手意識を感じる学生もいます。

こちらの記事で必要な準備や注意点について詳しく解説しているので、今後Web面接を控えている人は確認してみてくださいね。

関連記事

web面接準備マニュアル|14のチェックリストとNGを一挙紹介

Web面接のコツを知っておこう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。最近、Web面接の需要が高まっています。そんな中、就活生から 「Web面接をするのが初めてで何をすればいいかわかりません」 「Web面接って対面 […]

記事を読む

web面接準備マニュアル|14のチェックリストとNGを一挙紹介

Zoom面接を控えている人はこちらの記事も読んでおきましょう。

関連記事

Zoom面接のコツを徹底解説|準備や好印象を与えるポイント

Zoom面接は、念入りな準備と好印象を得るコツを押さえておくことが評価の分かれ目になります。 この記事では、Zoom面接の参加手順、機能、事前準備、好印象を得るためのポイントをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考にして、高評価を得てくださいね。

記事を読む

Zoom面接のコツを徹底解説|準備や好印象を与えるポイント

私服での面接

面接と言えばスーツが一般的ですが、業界や企業によっては「私服でお越しください」と服装を指定されることがあります。

学生からすると「本当に私服でいいのかな」「私服って何を着ていけばいいの」と困ってしまう人も多いですよね。私服と指定された場合は、スーツではなくオフィスに馴染む私服を着ていきましょう

具体的にはオフィスカジュアルで行くことがおすすめです。オフィスカジュアルの服装はこちらの記事で解説しています。

関連記事

面接向きオフィスカジュアルを解説|イラスト付き正解コーディネート例あり

オフィスカジュアルの面接で好印象を残そう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「面接でオフィスカジュアルを指定されたけれど、何を着ていけばいいか分からない」 「オフィスカジュアルでスニーカーはありですか?」 と […]

記事を読む

面接向きオフィスカジュアルを解説|イラスト付き正解コーディネート例あり

営業職や金融業界など服装に厳しいイメージがある企業では、ジャケットを着用するビジネスカジュアルの方が安心です。ビジネスカジュアルについてはこちらの記事を参考にしてください。

関連記事

就活でビジネスカジュアルを指定されたら? 服装例や注意点など解説

ビジネスカジュアルを間違えると選考で不利になることも こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「説明会でビジネスカジュアルを指定されたのですが、どんな服を着ていけばいいんですか?」「ビジネスカジュアルとオフィスカジ […]

記事を読む

就活でビジネスカジュアルを指定されたら?  服装例や注意点など解説

圧迫面接

アップロードした画像


就活生

今度面接を受ける企業は圧迫面接だと噂で聞きました…。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

それは不安ですね。対処法を把握しておいて、安心して臨めるようにしましょう!

面接官が威圧的な態度をとるような圧迫面接も中には存在します。圧迫面接を受けて辛くない学生はいないと思いますが、対処法や企業の意図を知っておくだけでも気持ちが楽になりますよ。

企業が圧迫面接をおこなう意図としては、ストレス耐性を見ているということが挙げられます。営業職などストレスがかかりやすい仕事の場合、ストレス耐性がなければ休職や退職につながるかもしれません。そのため、面接段階でストレス耐性を見極めているのです。

詳しい内容や具体的な対策についてはこちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。

関連記事

圧迫面接を乗り越える3つの対処法|よくある質問と回答例文

圧迫面接を受けて平気な就活生はいない こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から 「圧迫面接されて泣いてしまいました……。」 「圧迫面接って何のためにあるんですか?」 という声をよく聞きます。圧迫面接とは、面 […]

記事を読む

圧迫面接を乗り越える3つの対処法|よくある質問と回答例文

こちらの記事では圧迫面接の例を紹介しています。

関連記事

圧迫面接の質問例6選|乗り越える対策方法も解説

圧迫面接は対策をすることで乗り越えることが可能です。今回は圧迫面接の質問例6選を紹介していきます。企業が圧迫面接をする目的や、圧迫面接の特徴なども、キャリアアドバイザーが解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

記事を読む

圧迫面接の質問例6選|乗り越える対策方法も解説

このほか、こちらの記事ではフェーズ別・形式別に面接の注意点やポイントを紹介しています。ぜひ目を通してみてください。

関連記事

面接で絶対に押さえておくべき3つの評価ポイント| 形式別に解説

面接対策は一律ではなく面接形式やフェーズによって異なる こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「面接の種類はいろいろありますが、それぞれの評価ポイントを知りたいです」「面接を突破するコツを知りたいです」 一次面接 […]

記事を読む

面接で絶対に押さえておくべき3つの評価ポイント| 形式別に解説

優秀な人でも対策せずに臨むと実力を発揮できない

スムーズに面接を攻略するには事前対策が必須ですが、対策をしていない=絶対に不合格というわけではありません。対策なしで面接に臨んでも合格できるケースはありますし、場合によっては内定を獲得する人もいます。しかし、これは極めて稀なケースで、対策なしで内定獲得まで至る人はほとんど0に等しいと考えましょう。

面接を重ねるごとにボロが出て、失敗することも少なくありません。どれだけ優秀な人でも、全く対策をせずに臨んでしまうと実力を発揮しきれず不合格になることは多いです。面接では回答内容だけでなく、相手にわかりやすく伝えるための伝え方なども重視されるので、それらも踏まえて対策しておきましょう。

吉川 智也

キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる

わずかな時間で自分のよさを伝えて分かってもらうために対策は必須

対策をせずに面接を受けることは非常にリスクの高いことですし、せっかく時間を作ってくださった面接官にも失礼な行為です。たとえ、自分自身の話しかしないとしても、事前にどんなことを伝えるべきなのかを整理しておくことは必要です。面接はお見合いと同じです。

「初めましての相手」に30分〜1時間のわずかな時間で自分自身のことを伝え、相手のことを知らなければいけません。そのわずかな時間の中でどれだけ自分のことを分かってもらえるか?自分の良さを伝えることが出来るのか?これが合否を分けるポイントになります。

そう考えると、対策は必要ですよね。1時間面接をしても「この人のことはよくわからないな」と思われてしまうとお見送りになってしまうケースは多いですね。「もっとこの人のことを知りたい」「もう一度話してみたいな」このような印象を持ってもらうためにも、しっかりと対策をして、どうすれば相手に自分の考えを伝えられるのかをしっかりと考えて臨みましょう。

あなたの面接力は何ランク?
30秒でできる面接力診断で確認しよう

面接力診断 面接力診断

やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

そこで無料の「面接力診断」を活用しましょう。面接力診断を使えば、簡単な質問に答えるだけであなたの面接力と弱点がわかります。

もし39点以下を取ってしまったら早期の改善が必要です。今すぐ診断で面接力をアップし、効率よく企業からの内定を手に入れましょう。

就活では面接対策が必須

就活の選考は面接が中心で、面接の対策をおこなうことは就活全体の対策をおこなうことといっても過言ではありません。つまり、徹底的な面接の対策をおこなうことで、合格を勝ち取りやすく、よりスムーズに就活も攻略できます。面接対策ではやるべきことが複数あるため、できるだけ早い時期に始めることが大切です。

ひとつひとつの工程を丁寧におこなうとさらに確実性は増し、合格への道のりもぐっと近づくでしょう。面接の対策はただがむしゃらにおこなうだけではなく、何をやるべきかきちんと考え、効率的に動くことが大切です。基本的な対策から、いつまでに準備を終わらせるべきか、適切な期限まで把握して万全の状態で面接に臨みましょう。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

そこで、活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でも実際に聞かれたような質問とその答え方が一目でわかります

どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!

記事についてのお問い合わせはこちら

キャリアパーク就職エージェント 就活対策から内定まで徹底サポート!

  • キャリア面談は
    完全オンライン
  • 選考対策では模擬
    面接までできて完璧!
  • 安心して入社できるまで
    内定後もサポート
まずは就活の悩みを相談してみる

既卒・第二新卒の人はこちら

関連コラム