ドレスコーディネーターの志望動機を作成するコツを徹底解説

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目次

  1. ドレスコーディネーターの志望動機は業界の特徴を理解することが重要
  2. まずはブライダル業界について理解しよう
  3. ドレスコーディネーターが人気な理由とは? 
  4. 自分のアイデアを仕事に活かすことができる
  5. 人と人とをつなぐ感動の瞬間に携われる
  6. ドレスコーディネーターの具体的な仕事内容
  7. 新郎新婦から結婚式の要望をヒアリング
  8. 新婦の要望に沿ったドレスの選定
  9. ドレスに合うようなアクセサリーなどの小物類を手配
  10. メイクやヘアメイクの提案
  11. 予約の確認や電話の対応
  12. ドレスコーディネーターでもとめられる3つの能力
  13. ①提案の趣旨をわかりやすく伝えるためのコミュニケーション力
  14. ②新婦の要望を的確に把握するためのヒアリング力
  15. ③新婦に満足してもらうための提案力
  16. ドレスコーディネーターにおすすめ! 押さえておきたい資格8選
  17. WBJ認定ドレスコーディネーター
  18. ブライダルコーディネート技能検定
  19. ジュエリーコーディネーター検定
  20. JMAメイクアップ技術検定
  21. ネイリスト技能検定
  22. 色彩検定
  23. パーソナルカラー検定
  24. フォーマルスペシャリスト検定
  25. ドレスコーディネーターでもとめられる人材の5つの特徴とは? 
  26. ①ホスピタリティがある
  27. ②ファッションセンスがある
  28. ③色彩感覚がある
  29. ④イベント好きである
  30. ⑤几帳面な性格である
  31. ドレスコーディネーターの志望動機に記入すべき3つのポイント
  32. ①なぜブライダル業界を志望しているのか
  33. ②その中でなぜドレスコーディネーターを志望しようと思ったのか
  34. ③自分の強みを活かして入社後にどんなことをしてみたいのか
  35. ドレスコーディネーターの志望動機例文3選
  36. 例文①: アルバイト経験をアピール
  37. 例文②: 自分のスキル経験をアピール
  38. 例文③: 入社後の目標をよりアピール
  39. パターン別で紹介! ドレスコーディネーターのNGな志望動機とは? 
  40. パターン①: 責任感が感じれられない志望動機
  41. パターン②: 相手への思いやりや気配りが感じられない志望動機
  42. ドレスコーディネーターについて理解して面接官に刺さる志望動機を作成しよう! 

ドレスコーディネーターの志望動機は業界の特徴を理解することが重要

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「ドレスコーディネーターの志望動機はどのように書いたらいいですか?」
「ドレスコーディネーターでもとめられる人材とはどのような人ですか?」

といった質問を受けます。たしかに内定を獲得するためにも志望動機で入社への意欲をアピールしたいものですよね。

しかし、志望動機を書くためにはドレスコーディネーターはもちろんですが、まずは業界の特徴を理解することが必須です。

理解が乏しいと内容が薄くなってしまい、結果的に相手にも伝わりにくくなってしまいます。そのためにはしっかりと業界や志望企業について知る必要があるでしょう。

この記事では、ドレスコーディネーターでもとめられる人材の特徴や志望動機作成のポイントについて詳しく解説していきます。面接官から高い評価を得るためにも内容の濃い志望動機を作成しましょう。

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まずはブライダル業界について理解しよう

ブライダル業界は主に結婚式場をはじめ挙式サービスをおこないます。新郎新婦の幸せと感動をサポートし、やりがいを実感できるため学生からも人気も高い業界と言えるでしょう。

また、ブライダルサービスはホテルウェディングをおこなうホテル系以外にもゲストハウス系やレストラン系、リゾート系といったさまざまな場所や方法でおこない、新郎新婦のニーズにあわせておこなっています。

そのなかでもドレスコーディネーターは新婦のドレスの着こなし方や当日のヘアメイクなど新婦をいかに輝かせるかがもとめられるため業界のなかでも重要な役割を担っています。

ブライダル業界の理解を深めるためにもこちらの記事も併せて確認しましょう。

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ドレスコーディネーターが人気な理由とは? 

ドレスコーディネーターが人気な理由は2つあります。それぞれの理由について知ることでドレスコーディネーターのやりがいや魅力を知るきっかけになります。自分にドレスコーディネーターが合っているか合っていないのかを知るためにも理解しておきましょう

自分のアイデアを仕事に活かすことができる

ドレスコーディネートを通じて自分のアイデアや考えを提案し、それを形にできることはドレスコーディネーターのやりがいであり、人気な理由のひとつといえるでしょう。

ただし、新婦の要望を無視して自分の独断だけでおこなうわけではありません。あくまで、ドレスコーディネーターは新婦と協力し、たくさんのアイデアを提案をすることで、新婦の要望に寄り添うことがもとめられます。自分のアイデアを仕事に活いかしたい人にはぴったりな職種といえますね。

人と人とをつなぐ感動の瞬間に携われる

ドレスコーディネーターにかかわらずブライダル業界の最大の魅力は人と人との感動の瞬間に携わることです。結婚式は新郎新婦の大切な門出の日であり、多くの方に祝福され感謝を伝える日でもあります。

新郎新婦の幸せそうで晴れやかな表情を見られたときは特に感動や喜びを実感できるでしょう。

ドレスコーディネーターの具体的な仕事内容

ドレスコーディネーターの仕事内容は多岐にわたりますが、ここでは5つの内容について説明します。ドレスコーディネーターを志望するうえでも仕事内容の理解は重要ですので、しっかりと押さえましょう。

新郎新婦から結婚式の要望をヒアリング

結婚式のドレスは式の雰囲気や演出によってもとめられるデザインが異なりことなります。そのため、ドレスコーディネートする前に、新郎新婦にヒアリングをおこない結婚式の要望やイメージを知る必要があります

式のイメージ、好みの色、こだわりなどの要望を細かく聞き出し、提案することがもとめられますね。

新婦の要望に沿ったドレスの選定

要望を聞いたら次は実際にドレス選びをしていきます。新婦の要望に応えるのは大前提ですが、ここでは自身のセンスやアイデアが問われます。

新婦の体型や肌の色、顔立ちなどを踏まえて、新婦が一番輝けるような一着を選定します。新婦と意見交換などもしながら常に共通認識をもって進めることが重要といえますね。

ドレスに合うようなアクセサリーなどの小物類を手配

選定したドレスをより着こなすためにもアクセサリーなどの小物類は必要不可欠です。ドレスのデザインや色味にあわせて新婦と一緒に決めていきましょう。また、挙式の場所によってはブーケも一緒に選ぶこともあります。

メイクやヘアメイクの提案

ドレスコーディネーターの仕事はドレスのコーディネートだけでなく、新婦の持つ美しさを引き出すためにも、当日のメイクやヘアメイクの提案やアドバイスまでおこないます

そのためにも新婦の好みを聞いたうえで肌質や髪質を理解し、どのようなメイクやヘアメイクであれば会場やドレスの雰囲気、式の演出と合うのかなどあらゆる状況を加味し、新婦にもっとも似合うメイクやヘアメイクを提案しましょう。

予約の確認や電話の対応

最後は予約の確認や電話の対応についてです。予約の確認や電話の対応はドレスのコーディネートとは少しかけ離れた業務内容ですが、お客様を来店までスムーズに案内ができるように、いただいた予約や問い合わせ内容を常に把握し、自身のスケジュールを調整する必要があります。

また、予約が決まったらスタッフ全員に共有したり、スタッフのシフトやお客様の年齢層などを考慮し、段取りを組むのもドレスコーディネーターが担当します

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ドレスコーディネーターでもとめられる3つの能力

ドレスコーディネーターとしてもとめられる能力は主に3つあります。もとめられる能力を理解していることでその能力を事前に補ったり、面接のときも自身のエピソードをふまえてアピールすることができるでしょう。それぞれどのような能力がもとめられるのか知っておきましょう。

①提案の趣旨をわかりやすく伝えるためのコミュニケーション力

コミュニケーションをとるうえで相手への理解はもちろんですが、自分の提案に対してよりお客様から納得いただけるように自分のアイデアや考えをわかりやすく伝える必要があります。

そのためにも、いかに提案の趣旨を言語化できるかがポイントです。新婦も自分の晴れ舞台に着る重要なドレス選びだからこそ、なぜこのような提案をしてくれたのか、背景が気になるわけです。適切なコミュニケーションをとるには主観を伝えるだけでなく、相手のことを考え、客観的視点で物事を伝えるように心掛けましょう。

コミュニケーション力を長所にしたい人はこちらの記事を参考にしてみてください

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②新婦の要望を的確に把握するためのヒアリング力

結婚式でドレス選びは多くの女性が悩むアイテムのひとつでしょう。ドレスコーディネーターはその人が自分に似合うドレス選びができるようにどんなドレスを着たいのか、どんな結婚式をしたいのかなど新婦の好みや希望をヒアリングし、要望を的確に把握する必要があります

そのためにも新婦とデザインや着こなしのイメージがずれないよう適度に確認しながらコーディネートを進めたり、要望に沿って細かなところまでヒアリングしていくことがもとめられます。

③新婦に満足してもらうための提案力

新婦に満足してもらうためには提案力も必要です。提案力というのは自分のアイデアや考えにより共感してもらったり、相手にプラスアルファの価値提供をすることです。

たとえば、ドレスコーディネートにおいてもコーディネートをする過程で、新婦の骨格に合う服の種類やパーソナルカラーから色味を伝えるだけでも価値を提供することができます。ほかにもメイクやヘアメイクの仕方をアドバイスできれば普段のメイク時にも活かせたりと提案できることはさまざまあります。

お客様一人ひとりにぴったりなコーディネートを提案できるよう、自分がもっている知識を最大限に活かしつつ相手に寄り添うことが大切ですね

川﨑 瑛久

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ヒアリング力があると新婦から信頼されるドレスコーディネータになれる

ドレスをコーディネートするうえで提案力が最も大切と考えている人がいますが、実はこれは間違いなので注意が必要です。ドレスコーディネーターとして活躍するために最も重要なことは、きちんと新婦の気持ちに寄り添って話を傾聴するヒアリング力です。

新婦からどのようなドレスが良いかヒアリングをおこないますが、着用したいドレスの特徴がなかなか言語化できない人もいますよね。そのような新婦に対して寄り添って話を聞くことで、本質的なニーズを知ることができます。

たとえば、最初にヒアリングをしたときには特にこだわりはないといっていたとします。ですが、詳しく話を聞いたら幼少期の思い出や印象に残っているエピソードから色味やデザインのこだわりが見つけられるかもしれませんよね。

一方的に提案をするのではなく、きちんと寄り添って話を聞くことができるドレスコーディネーターがもとめられていることを覚えておきましょう。

ドレスコーディネーターにおすすめ! 押さえておきたい資格8選

ここではドレスコーディネーターになるために必要な資格や役立つ資格について説明していきます。

押さえておきたい資格8選
  • WBJ認定ドレスコーディネーター
  • ブライダルコーディネート技能検定
  • ジュエリーコーディネーター検定
  • JMAメイクアップ技術検定
  • ネイリスト技能検定
  • 色彩検定
  • パーソナルカラー検定
  • フォーマルスペシャリスト検定

選考や実務のなかでも役立つものばかりなので、ドレスコーディネーターを目指す学生はぜひ知っておくと良いでしょう。

WBJ認定ドレスコーディネーター

WBJ認定ドレスコーディネーターとは、ウェディングスビューティフル協会が認定する資格です。婚礼衣装の専門知識だけでなく、ブーケ、ヘアメイクの知識まで網羅している資格なので、取得しておくと入社後に役立つでしょう

ブライダルコーディネート技能検定

ブライダルコーディネート技能検定は公益社団法人日本ブライダル文化振興協会が実施する国家検定で1級から3級まであり、結婚式において質の高いサービスを提供するためのブライダルに関する実務知識を幅広く網羅している資格です。合否基準はそれぞれ学科試験は加点法で満点の70%以上、実技試験は減点法で満点の70%以上がもとめられます。

また、実技ではロールプレイ形式で顧客のブライダルに対するニーズの聞き取り、既存サービス・商品等を組み合わせたブライダルの提案ができるかが試されるので、ブライダルの知識だけでなく、基本的なコミュニケーション力や提案力なども鍛えることができたり、より入社後の業務に活かせることが期待できます。

ジュエリーコーディネーター検定

ジュエリーコーディネーター検定も1級から3級まであり、高額な宝飾品を取り扱ううえで必要な専門知識や商品知識をもとに適切なアドバイスやコーディネートをおこなえる人に与えられる資格です

3級の合格率は70%台を推移していますが、より高度な専門的な知識がもとめられる2級になると、試験範囲も広く3科目全てに合格することが必要になり、合格率も20%台とぐっと難易度が上がります。

また、2級以上は特にファッションおよびコーディネートの基本知識やロールプレイング形式の実技、面接が加わるので、より入社後の実務に役立てたいと考えている学生は2級から受けるのがおすすめです。

JMAメイクアップ技術検定

JMAメイクアップ技術検定はメイクや美容にかかわる資格で、海外でも通用するメイクアップのプロの育成を目的とした資格です

また知識を問うための筆記試験はなく、実技試験のみがおこなわれるので自身の技術力がもとめられるのが特徴です。

そのため、独学でおこなうには練習相手を探したり、練習していることが本当に正しいものなのか、的外れではないか、など自分の学習を評価することが難しいという面があるため、対策がしづらい傾向にあります。取得を目指す場合は専門学校やセミナーで専門的な知識をもった人からアドバイスを受けながら対策を立てていくとよいでしょう。

ネイリスト技能検定

ネイリスト技能検定は公益財団法人「日本ネイリスト検定試験センター」が主催する検定で正しいネイリストの技術や知識の向上を目的とした資格です

試験内容は大きく分けて実技試験と筆記試験の2つに分かれていて、実技ではテーブルセッティングのマナーや両手10本のネイルケア、カラーリング、ネイルアートなどがおこなわれます。

また、近年はジェルネイルのツヤや発色の美しさ、状態が長持ちするポイントなど、流行や需要に適した試験内容が問われることもあります。

色彩検定

色彩検定とは色に関する幅広い知識や技能がわかる試験で、2021年までの約30年間で累計150万人以上が受験しており、知名度や人気度の高い資格です

また、検定は1級から3級まであり、2級以上から基本知識を活かしたファッションやインテリアの記述試験や実技試験が問われるなど、より実践的な試験内容となっています。ドレスコーディネーターにおいてもドレスとお色直し衣装との色彩の調和やブーケ、アクセサリーとの配色バランス確認など実際の業務でも十分に活かすことができる資格といえるでしょう。

パーソナルカラー検定

パーソナルカラー検定はNPO法人日本パーソナルカラー協会が主催しており、パーソナルカラーの理論を理解し、どのように似合うのかを分析する力、そしてもとめるイメージを演出する力を養う資格です

たとえば、ドレスコーディネートにおいてはパーソナルカラー検定を通じて新婦の肌や髪、目の色に合うような衣装やドレスの提案方法が学べます。

そのため、パーソナルカラーを上手に活用すると、ドレスコーディネートのときも新婦の個性を活かしたイメージ演出ができるようになるなど、ドレスコーディネーターとしてのスキルアップにもつながるでしょう。

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キャリアアドバイザー

パーソナルカラーとは、人間の眼・肌・髪の色にマッチした似合う色を指します。

人それぞれ適するカラーが異なるため、新婦に適するドレスを選ぶうえでも必要な視点になるでしょう。

フォーマルスペシャリスト検定

日本フォーマル協会の実施する養成講座や認定試験によって認定される資格で、フォーマルな場での着こなし方や振るまい方など冠婚葬祭にかかわる内容が問われます

また、近年ではブライダル業界でもフォーマルの専門的な知識を持った人の需要が高まっています。2級からブライダルに関する内容が問われるので、2級以上の取得を目指すのがおすすめです。

加藤 大智

キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる

学生時代に取得必須の資格はないが勉強だけしておくことはおすすめ

ここまで読んだ学生の中には、「ドレスコーディネーターは勉強しなければならないことが多く大変」と感じた人がいるのではないでしょうか。実は、就職するために必要な資格や経験はないので安心してください。ですが、資格を取得しなくても勉強をしているだけで志望度の高さをアピールできるため資格学習をしておくことがおすすめです。

中でも「ブライダルコーディネート技能検定」は学生でも取得できるので資格学習にはおすすめです。試験は3級と2級、1級に分かれています。3級は学生やブライダル業界へ転職したい未経験者向けの検定なので、学生が勉強をするのに最適です。2級と1級は合格者や実務経験者向けなので、就職後に勉強をする方がおすすめです。

はじめに説明したとおり、ブライダルコーディネーターに資格は必須ではないです。そのため、資格取得をしても内定しやすくなるということはありません。資格取得だけでなく、これから紹介する志望動機に力を入れ、それでも時間に余裕がある人は勉強の時間をつくりましょう。

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ドレスコーディネーターでもとめられる人材の5つの特徴とは? 

ドレスコーディネーターにもとめられる人材の特徴は主に5つあります。もとめられる人材の特徴を知っておくと面接でどんなことをアピールすべきか明確になるため、面接対策もしやすくなります。それぞれどのような人材が企業からもとめられているのか押さえておきましょう。

①ホスピタリティがある

自分の生涯のなかでも晴れ舞台である結婚式でドレスを選ぶとき、あなたならどんな人に一緒に選んでほしいと考えますか。

おそらく自分の好みや主観だけを押しつけてくるのではなく、親身に要望を聞いてくれたり、一生懸命結婚式のためにサポートしてくれる人に選んでもらいたいと考えるのではないでしょうか。

ドレスコーディネーターはセンスや知識以前にホスピタリティがもとめられます。そのため、人の役に立ちたい気持ちや相手への思いやる気持ちが必要不可欠なのです

②ファッションセンスがある

ドレスも服装の一種と考えるとどうしてもファッションセンスはもとめられることがあります。しかし、あくまでも新婦の要望を聞いたうえで自分のファッションセンスを活かすことが大原則です

自分のファッションにおいての知識や経験を存分に活かして、新婦の要望に沿いながらも新婦に似合うドレス選びができるといいですね。

③色彩感覚がある

ファッションセンス同様に色彩感覚もドレス選びのなかではポイントです。

新婦の好みはあるものの、似合う服装や色味を提案することがコーディネーターとして重要な役割です。そのため、その人の顔立ちや当日の式の雰囲気などからどんな色味が最適か的確に判断する必要があります。

④イベント好きである

結婚式は人生においても一大イベントです。新郎新婦の幸せや喜びを自分ごとのように感じながら、2人を最高に輝かせるために式のコンセプトを理解し、主体性をもって取り組める人がもとめられます。

採用面接では、イベントでの運営などの実際の経験からイベントへの熱意を伝えると、よりイベント好きといったことをよりアピールできるかもしれないですね

⑤几帳面な性格である

ドレスコーディネーターはドレスをただ選ぶだけでなく、新婦に細部まで美しく見えるように工夫してドレスをもったり、より着たイメージが持てるように立体的に見せるなど几帳面な性格がもとめられます。他にも新婦に見せて案内するときに簡単に丈の調整をおこなったりもします。

ドレス選びで新婦により納得してもらえるようにどんなことにも妥協せず、几帳面な姿勢が重要です

ドレスコーディネーターの志望動機に記入すべき3つのポイント

ドレスコーディネーターの志望動機で記入すべきポイントは3つあります。志望動機は面接の中でも入社意欲が図られる設問であり、面接官も重要視しています。面接官の心に刺さるような志望動機を作成するためにもそれぞれのポイントについて押さえておきましょう。

①なぜブライダル業界を志望しているのか

まずはその業界を志望する理由ついて述べましょう。ブライダル業界では人の幸せを第一に考え、働く人も多いでしょう。そのため、自分がなぜ人の幸せや感動を瞬間に携わり、サポートしたいのか考えるとより業界を志望する理由が見えてくるはずです。

②その中でなぜドレスコーディネーターを志望しようと思ったのか

ブライダル業界のなかでもさまざま職種が存在するため、なぜその職種を志望するのかも答える必要があります。同じ業界とはいえ職種によってももとめられる能力やスキルが異なるため、志望するときは注意が必要です。

たとえば、ドレスコーディネーターであれば実際に新婦のドレスをコーディネートするうえで他の職種ではもとめられることのない、ファッションセンスや色彩感覚などがもとめられたり、新婦の要望を詳細に聞くヒアリング力がもとめられます。

このように、職種ごとにもとめられるスキルを把握したうえで、自分がその職種でどんなことがしたいのか答えられると良いでしょう

③自分の強みを活かして入社後にどんなことをしてみたいのか

面接官はその学生のポテンシャルや入社後の働きを図るうえでも、その業界でどんなことをしたいのか、どのようにその業界に貢献したいのかを重視していることがあります。

そのため、ドレスコーディネーターとして将来的にどうなりたいのか、またどのようなことに挑戦したいのか、今後の展望について述べる必要があります

今後の展望を考えるうえでなかなか明確な目標や夢がない学生は、学生時代のさまざまな経験をさかのぼることで自分がブライダル業界やそのなかでドレスコーディネーターを志望しようと決断にいたった根拠を知ることができるでしょう。

志望動機の答え方を詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。

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ドレスコーディネーターの志望動機例文3選

ドレスコーディネーターの志望動機で意識すべきポイントをふまえてここでは3つの例文をもとに解説していきます。それぞれの志望動機でどんなことをアピールしているのか確認し、自分自身が作成するときの参考にしましょう。

例文①: アルバイト経験をアピール

例文

私は学生時代にホテルの宴会で接客のアルバイトをしていました。そこで結婚式の手伝いをすることがあり、新郎新婦の幸せそうな笑顔を見る機会が非常に多く、ブライダル業界で人の晴れ舞台である結婚式によりかかわりを持ちたいと思いました。

また、晴れ舞台をより良いものにするために新婦に寄り添いドレスを通じて幸せの一部をともに作り出してたいと考え、ドレスコーディネーターを志望しています。

貴社に入社したら宴会のアルバイトで培ったヒアリング力やコミュニケーション力を活かし、新婦の要望に一番近いドレス選びができるように、そして最高の1日になるように情熱を持って取り組みます。

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キャリアアドバイザー

学生時代のアルバイトで感じたことやそこで培った能力について触れましょう。

また、どの能力を活かしてどのような志で働きたいのかもポイントです。

例文②: 自分のスキル経験をアピール

例文

私は人を喜ばせたり、感謝されることがとても好きで、人とともに喜びや感動を分かち合い、感謝されながら働くことができる職業がブライダル業界だと思いました。

また、学生時代にファッションデザインついて勉強をしていたため自分のスキル経験を活かし、人の幸せにより貢献したいと思い、ドレスコーディネーターを志望しています。

貴社に入社したら持ち前のファッションセンスを活かし、誰からも信頼されるドレスコーディネーターになりたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

学生時代に学んだことやもっている能力やスキルがブライダル業界やドレスコーディネーターでそのまま活かせるものは存分にアピールしましょう。

ここでは触れていませんが、ドレスコーディネーターに活かせるような資格などをもっている場合もその資格を活かしてどのようになりたいのか伝えると良いでしょう。

例文③: 入社後の目標をよりアピール

例文

私は小さい頃から結構式に参加することが多く、ブライダル業界に大きな憧れをもっています。
また、ブライダルで結婚式のプランなどを一緒に考えることももちろん大事ですが、女性が1番輝いて見える瞬間に寄り添いたいと思い、ドレスコーディネーターを志望いたしました。

貴社に入社したら学生時代に培ったリーダーシップを活かして、ドレスコーディネーターの仕事だけにとどまらず、他のスタッフとも積極的に連携を取り、新婦の要望により答えられるようになりたいです。

そのためにも、将来的にはスタッフのマネジメントやより新郎新婦が満足いただけるようにドレスコーディネーターとしての知見を活かした新規プランなども考案していきたいです。

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キャリアアドバイザー

ブライダル業界やドレスコーディネーターとしての憧れだけではなく、しっかりと将来的な目標や意気込みも伝えているのがポイントです。

よりブライダル業界やドレスコーディネーターへの熱い想いをアピールするためにも具体的な目標や意気込みについて述べるとよいでしょう。

パターン別で紹介! ドレスコーディネーターのNGな志望動機とは? 

ここでは学生がおちいりやすい志望動機のNGなことについて説明します。せっかくドレスコーディネーターとして活かせるスキル経験が自分にあっても伝える内容や伝え方を誤ってしまっては評価を下げてしまうのでもったいないですよね。自分が作成した内容がこれから説明するNGな内容になっていないか確認しましょう。

パターン①: 責任感が感じれられない志望動機

ドレスコーディネーターは新婦の晴れ舞台でコーディネートをつうじて責任感をもった業務への取り組みがもとめられます。

そのため、志望動機でも責任感が伝わらないような内容だと面接官に良い印象を与えることができません。自分が責任をもってやり切ったエピソードや自分の性格を交えて作成すると良いでしょう

パターン②: 相手への思いやりや気配りが感じられない志望動機

自分のファッションセンスや色彩感覚を業務で活かしたい気持ちが先行して、相手への思いやりや気配りがなければ本末転倒です。

ドレスコーディネートは自分のアイデアやセンスを押しつけるのではなく、新婦の要望をまずは忠実に聞くことが重要です。自分がどうしたいのかではなく、相手にどうなってもらいたいかを考え、記載することがポイントです

吉川 智也

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ドレスコーディネーター以外に当てはまってしまう志望動機にならないようにしよう

志望動機をアピールするときには「なぜドレスコーディネーターになりたいのか」を伝えられると、採用担当者から高い評価を得ることができます。逆に、他の仕事に当てはまってしまう志望理由ではマイナス評価につながってしまうため注意が必要です。

たとえば、「人とかかわることが好き」や「人生の節目にかかわりたい」などは典型的なNG志望動機です。「人とかかわることが好き」という理由は、アパレルや小売業界の販売職でも当てはまってしまいますよね。また「人生の節目にかかわりたい」という動機は、式場スタッフなど別の職種に当てはまってしまいます。

高い志望度をアピールするためには「なぜドレスコーディネーターへの就職でなければならないのか」をじっくりと考えるようにしましょう。

ドレスコーディネーターについて理解して面接官に刺さる志望動機を作成しよう! 

面接官に刺さる志望動機を作成するにはドレスコーディネーターへの理解も必要ですが、そのなかで一番大事なことはもとめられている人材の特徴を知ることです。

また、ホスピタリテやファッションセンスなどドレスコーディネーターとしてもとめられている人材の特徴に対して自分にあてはまる内容をもとに自分がどうなりたいか、相手にどうなってもらいたいかを具体的に書くことが面接官に刺さる作成方法といえるでしょう。一つひとつ理解しながら納得のいく志望動機を作成しましょう。

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