追求心とは|自己PRの例文や言い換え表現をご紹介

この記事のアドバイザー

塩田 健斗

大学卒業後、ポート株式会社に新卒として入社。メディア広告の営業とマーケティングを兼任。2年目からキャリアアドバイザーへジョブチェンジし、異動後1年で就活シェアハウス事業の責任者として事業運営。入社後、ご自身の選択を正解にしたいと思えるようなキャリア選択のサポートをします。

戸田 開

大学卒業後、大手民間教育企業に入社し歴代新卒最速で拠点長に。その後、外資系生命保険会社での営業では単月5000万の売上を出すなど別の土俵でも活躍を見せる。人と向き合う仕事を経験し続けてきた中で、「就職」という人生の一大選択に自身の経験を役立てたいという想いからポート株式会社に入社を決意し今に至る。学生の皆さんに真剣に向き合って、キャリアプランを一緒に考えていきたいと思っています。まずはお気軽にご相談ください!

五反田 誉司

大学卒業後、大手アパレル企業にて販売と人材育成を経験。販売では個人成績で全国1位を獲得。また、店長として店舗のマネジメントも行い、赤字店舗を12か月連続予算達成店舗へと改善する。人材育成において、人の人生に関われる喜びを感じ、より多くの人の人生の選択のお手伝いをしたいと思い、人材業界に転身。 人の無限の可能性を信じ、広げるお手伝いをしております。 人と話すのが何よりも好きなのでまずはお気軽に何でもご相談ください。

コラムの目次

  1. 追求心とは物事を深掘りして探求・解明しようという気持ち
  2. 仕事に繋がる追求心の特徴2つ
  3. 追求心を言い換えるのもおすすめ
  4. 追求心をアピールするポイント3つ
  5. 追求心は頑固に思われる可能性がある
  6. 追求心の自己PR例文
  7. 追求心の自己PRは具体的なエピソードを交えよう

追求心とは物事を深掘りして探求・解明しようという気持ち

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。追求心をアピールしようと思っても、意味をきちんと理解していないと面接官に納得感を与えられませんよね。追求心は、物事を深掘りして探求しよう、解明しようという気持ちです。

簡単に言えば「知りたい」という欲求が強い状態で、これは就活のアピールの題材にも使えます。追求心をアピールする際には工夫が必要で、伝え方が重要です。単に追求心があると述べるだけではアピールになりませんし、高評価の獲得も難しいでしょう。

追求心がどのように備わっており、それが企業側のいかなるメリットに繋がるかを意識して伝えることが大切です。追求心を上手に提示するには、評価されるポイントを知る必要があります。仕事における追求心とはなにかを正しく理解し、上手にアピールして高評価の獲得を目指しましょう。

仕事に繋がる追求心の特徴2つ

就活生

僕は追求心が強みなのです!興味を持ったことを追い求める性格をアピールしようと思います!

キャリア
アドバイザー

強みを認識しているのはいいことですね。自己PRをするときは、まず仕事に繋がる内容かどうかを確かめましょう。

追求心はプラスの側面が強い題材のため、自己PRやその他のアピールでも使えます。しかし、アピールしたからといって必ずしも評価されるとは限らず、高評価を得るには「仕事に繋がること」が重要です。

仕事で活かせることをアピールすることで、追求心はより魅力的に提示できますし、高評価にも繋がります。仕事で求められる、評価される追求心とはどのようなものなのか、まずは基本的な定義から知って理解を深めていきましょう。

新しいことにも積極的にチャレンジできる

追求心とは新しいこと、知らないことを深掘りしていける能力であり、行動面でも積極的にチャレンジできることを指します。仕事はルーティンワークも多いですが、当然経験したことのない仕事を担当することもあり、新しいことへの積極的なチャレンジ精神が求められることも多いでしょう。新しいことに尻込みしてしまう人、挑戦をためらってしまう人は多いため、積極的にチャレンジできるのは大きな魅力と言えます。

また、追求心のある人は、新しい環境でも力を発揮しやすい傾向にあります。誰もやったことがないこと、難しいことでも自分なりのやり方を見つけ、柔軟に適応できるのも魅力のひとつです。他の人がためらいやすい部分だからこそ、新しいことへのチャレンジは評価されるポイントです。

ひとつの物事を極めることができる

ひとつの物事が極められるのも、追求心がある人の特徴です。追求心がある人は、自分が納得できる結果が得られるまで継続して努力する側面があります。他の人が投げ出してしまう難しいことであっても、成功するまで続けるという人も多いでしょう。

時間はかかるものの成功を収める人は多く、ひとつの分野で突出した能力を持ち、大成することも珍しくない性格です。企業ではオールマイティーなタイプだけでなく、ひとつの分野を極めるプロフェッショナルな存在も求められます。専門性が高い分野などでは、特に追求心が強みになってくるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

戸田 開

追求心をアピールする就活生には高いレベルの到達を期待する

追求心をアピールする就活生に対して、最初の印象としては「積極的」「チャレンジ精神が強い」「結果にこだわれる」「工夫する力が高い」など非常にポジティブな印象を受けます。

同時に、多くの就活生がこれらのアピールをするケースが多いことから「本当かな?」「どのくらいだろう?」と少なからず疑問を抱くような印象も受けます。したがって学生のアピール内容に求めることへの期待値は高くなると思います。

期待としては、例えばカードゲームで強くなることを追求した結果、全国大会レベルのプレーヤーになったというような、大多数の他者はそこまでやらないだろうというレベルのものを期待してしまいます。

追求心を言い換えるのもおすすめ

「追求」は「どこまでも後を追いかけ求めること」という意味なので、いまいちピンとこない面接官も多いかもしれません。そこで、別の言葉に言い換えるのもおすすめです。追求心を言い換えた表現は数多くあり、他の表現を使うことで、より細部のニュアンスまでこだわってアピールできるでしょう。

追求心の言い換え
  • 探求心がある
  • チャレンジ精神旺盛
  • 職人気質
  • 継続力がある
  • 好奇心旺盛

追求心をアピールするポイント3つ

追求心はただ提示するだけで評価されるとは限らないため、上手に売り込むことを考えなければなりません。これはどのような能力でも同じで、売り込みに欠けていると高評価の獲得は難しく、魅力が半減してしまう可能性もあるため注意が必要です。

追求心を上手にアピールするには、3つのポイントを押さえることが大切です。それぞれのポイントを正しく把握し、魅力的に伝えて高評価の獲得を目指しましょう。

①どのような追求心か提示する

どのような追求心なのかを詳細まで提示するのは非常に重要で、アピールの前提が示されていないと、上手く伝わらない可能性もあります。例えば「私は追求心があります」と言うのと、「私は新しく始める物事を深く掘り下げ、極めるまで行動するという追求心があります」というアピールがあったとしたら、後者の方がイメージがわきやすいですよね。

アピールの冒頭でどのような追求心が備わっているかを提示することで、これから何をアピールしようとしているのかが明確に伝わります。先入観を持たせた状態でアピールが可能となり、より印象的で魅力的に伝えやすくなるのです。明確性を持たせるためにも、詳細な情報を開示することが大切といえるでしょう。

②具体的なエピソードを伝える

追求心をアピールするには、どのような場面で追求心を発揮したのかというエピソードを提示する必要があります。具体的なエピソードがあるからこそ、面接官はその状況を想像し、就活生の人柄を把握することができるのです。具体例として取り上げるエピソードは、サークルや部活動、アルバイト、研究、ボランティア活動など何でも構いません。

ただし、出来るだけチーム内で追求心を発揮した出来事がいいでしょう。追求心は1人だと比較的発揮しやすいため、面接官の目に「強みというほどでもない」と映る可能性があります。しかし、チームの中で追求心を発揮した出来事だと、自分の役割を全うし貢献したという好印象を与えることができるのです

③仕事との繋がりも意識する

最終的には、仕事との繋がりを明らかにすることが大切です。追求心がいかに仕事で役立てられるかを提示しましょう。追求心はただ備わっているだけではアピール力が低く、仕事で活かせることが重要です。本当に身についていると証明できても、仕事に活かせないと判断されると評価が半減する可能性があるため注意しましょう。

仕事との繋がりを明らかにするには、追求心を活かしてどのように活躍できるか、いかに企業のメリットになるかを伝えることが大切です。追求心を活かした仕事への取り組み方を細かく伝えるのもいいでしょう。追求心を活かして企業で働いている姿を相手にイメージさせることを心がける必要があります

追求心を仕事に活かす例
  • 問題の発見と解決に活かす
  • 知識を蓄えてプロフェッショナルになる
  • 業界No.1になるために深く追求する

キャリアアドバイザーコメント

五反田 誉司

仕事での再現性を提示するにはビジネスモデルの理解が必要

仕事での再現性を提示するためには、まずは志望企業のビジネスモデルを理解しましょう。どんな仕事をして、どうやって結果を出して、どう活躍できるのか?これを見据えた上で、自分の長所や強みの中からアウトプットすることが大切です。

例えば、とにかく積極的に行動をして契約を取ってくるような営業職を志望しているのに、自分のアピールした長所が「細かい作業が得意」などであれば再現性はないですよね。たとえ素晴らしい長所や強みだったとしても、その仕事に結び付かないものであればそれは評価されにくいです。しっかりとビジネスモデルを理解した上で自分の強みや長所をアピールしましょう。

追求心は頑固に思われる可能性がある

ひとつの物事を極める追求心をアピールすると、頑固に思われる可能性があります。自分本位で物事を進め、周囲のことなど気にしないといった印象も与えかねないため、注意しなければなりません。こだわりを持っていると考えると聞こえはよいですが、集団においてはマイナスに働くことも0ではありません。

集団の中における頑固な性質は、協調性がない、自己中心的といったイメージを与え、チームワークを重視する企業ではマイナスの印象を落ちやすいです。個人で進める仕事であっても、他の部署などと協力することは大いにあります。これまでの経験を振り返って思い当たることがあれば、これから改善していくようにしましょう。

柔軟性のアピールが大切

追求心のアピールで頑固に思われないためには、柔軟性をアピールすることが大切です。追求心にはひとつの物事を極めるだけではなく、新しい物事に積極的にチャレンジできるという側面もあります。新しいことに挑戦できるということは、物事に柔軟に対応できると同義でもあるため、この面にも触れておくと頑固に思われずに済むでしょう。

ひとつの物事を極めている場合でも、新しいやり方を模索したり、他のことから刺激を受けようと積極的に行動をしていることは多いはずです。それらに言及することで柔軟な心を持っていることをアピールしやすく、マイナスの印象も排除できます。

追求心の自己PR例文

就活で追求心をアピールするためにも、例文を参考にさらに詳細部分まで理解を深めておきましょう。例文からよい点と悪い点の両方を知ることで、魅力的なアピールも考えやすくなるでしょう。ポイントへの理解をさらに深め、自己PRの内容をブラッシュアップしておくと、より高評価を獲得しやすくなります。

例文①

例文

私は追求心があり、ひとつの物事を極めることが出来ます。幼稚園の頃からスイミングを続けており、大学でも水泳部に所属していました。私はクロールの選手として練習を積み上げました。
1日3時間の練習量はもちろん、筋トレなどの基礎づくりや、弱点を克服するための練習メニューを作り質にもこだわることで、チームで一番の成績を収めることが出来ました。
御社でもまずは営業職を極めて、誰からも認められる人材に成長したいと考えています。その後、別の部署でもノウハウを吸収して、一ヶ所に留まらない活躍をしたいと考えています。

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

言い換え表現を使うことでイメージしやすくなっている

論理構成が「言い換え」「根拠となる経験」「どのように会社で活かすのか」の順序で盛り込まれていてGoodです。上記に記載している「追求心の言い換え」が出来ていますね。追求心=ひとつの物事を極める「没頭力」に近い表現が出来ていますので、非常にイメージしやすいです。

また定量的に練習量の多さなどを伝えられているので、貪欲に取り組んでいる様子が見てとれます。強みを「自身の成長イメージ」と照らし合わせているため、活躍イメージが沸きやすいだけでなく、成長イメージまで想起させることが出来ているため非常に良いです。

より具体的に練習メニューの作り方などを伝えることで、地頭のよさや追求心だけでない強みを伝えることもできるので、そこのボリュームも増やしてみるのはいかがでしょうか。

例文②

例文

私の強みは、興味を持った物事を深く追求することです。学生時代に回転寿司店でアルバイトをしていたのですが「なぜお客様のほとんどがリピーターになるのか」という入り口からマーケティングに興味を持ち、書籍やWebの教材で勉強しました。
そして、身につけたマーケティング力を実際に活かせないかと思い、学園祭のクラス出店においてマーケティング担当となり企画の立ち上げから実行まで携わりました。この結果、満足度の投票で1位を獲得することができました。御社に入社後も持ち前の追求心を活かし、意欲的に業務に携わっていきたいです。

この例文では、アルバイトがきっかけでマーケティングに興味を持ったことを、追求心の強さをあらわすエピソードとして取り上げています。そして「実際に身につけたマーケティング力を学園祭で活かした」とあり、ただ身につけるだけでなく周囲に貢献する形で行動したことがわかります。集団の中でマーケティング担当となったという経験から、入社後の活躍も期待される内容となっています。

例文③

例文

私の強みは、自分がこれまで触れたことのない新しい分野を追求できるところです。以前からネットサーフィンが趣味で、さまざまなブログを見ていたのですが、大学1年のときにブログソフトウェアのワードプレスというものを知りました。
そこで、この機会に自分もブログをやってみようと思い、ワードプレスをインストールすることにしました。書籍を使って独学で設定を完了し、自分のブログを開設することができました。
昨年にはアルバイト先のカフェから依頼を受けてブログを開設し、店の宣伝に役立っていると喜ばれています。御社に入社しましたら、追求心の高さを活かして「〇〇部門のプロフェッショナル」と呼ばれる存在になりたいと思っております。

この例文では、新しく触れるものに興味を示し、勉強しながら目標を達成できたことをエピソードとして示しています。独学で勉強している点からも意志の強さが伺えます。また、アルバイト先から依頼を受けてブログを開設している点も、店舗の売り上げに貢献しているとして好印象を与えるでしょう。

NG例文①

NG例文

私は追求心があります。気になることは何でも調べ、納得するまで勉強を続けられます。追求心を活かし、御社でもひとつの部署に留まり続けて活躍したいと考えています。営業職として配属されたなら、営業職でトップを目指し、誰にも負けない営業マンに成長します。
「営業なら○○」と言ってもらえるまで成長して、企業に欠かせない人材に成長する自信があります。追求心は就職後も絶やすことなく磨き続け、少しでも高いキャリアを目指し、活躍し続けたいと考えています。

冒頭で追求心があると述べられており、どのような追求心かも提示できています。この点は問題ありませんが、その後過去の経験から明確な根拠が示されていない点がNGです。能力の提示はできていても、根拠付けができていないため、本当のことだと信用してもらえない可能性があります。場合によっては嘘をついていると判断され、大幅なマイナス評価に繋がるでしょう。また、仕事でのビジョンも営業職に執着し過ぎていて、頑固な印象を与えてしまうのもNGポイントです。

NG例文②

NG例文

私の強みは追求心です。追求心は仕事をする上で欠かせないものであり、御社に貢献できるスキルだと思います。これまでも、追求心があることで何事も極めてきました。御社に入社しましたら、持ち前の追求心でさらなる高みを目指して行こうと考えております。

この例文には、具体的にどのような追求心なのか、どういった場面で発揮したことがあるのかが含まれていません。「何事も極めてきた」とありますが、面接官にはこれが本当かどうかが伝わらず、信ぴょう性がないと言えるでしょう。

NG例文③

NG例文

私は追求心が強いです。小学生の頃からお菓子が好きで、大学生になってからも毎日お菓子を食べ続けています。今では、コンビニスイーツの新商品チェックを毎週欠かさずしています。こんなに長い間続けているのも、追求心があるからこそだと思っております。

この例文では、長い間お菓子が好きで食べ続けているという内容を取り上げています。自己PRでは、プライベートすぎる内容はNGです。面接官は自己PRから入社後の姿を想像する必要があるのですが、この内容を仕事に関連づけるのは難しいです。「仕事にどう活かせるか」までを考えましょう。

追求心の自己PRは具体的なエピソードを交えよう

追求心は、物事を深掘りして探求しよう、解明しようという気持ちです。しかし、これだけでは企業に売り込むためのアピールにはならず、「新しいことにも積極的にチャレンジできる」「ひとつの物事を極めることができる」などの仕事をする上でプラスになる内容が必要です。

また、過去の追求心を発揮したエピソードを提示して、「本当に追求心があるかどうか」をアピールする必要があります。提示するエピソードは、できれば自分1人で完結するものではなく、集団の中で追求心を発揮したり、周囲を巻き込んだりしたものである方がいいです。仕事もチームの中でやるものなので、どう立ち振る舞うのかを提示しておくと、面接官もイメージしやすくなります。

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