目次
- データベースエンジニアになりたいなら目指すためのルートを知ろう
- まずは基本を押さえよう! データベースエンジニアとは
- データベースの開発・設計から活用までを担うスペシャリスト
- 専門的な知識が必要なため就職難易度は高め
- データベースエンジニアの仕事の影響規模は大きい
- データエンジニア・データサイエンティストとの違い
- データベースエンジニアの仕事内容を3つの視点で押さえよう
- 設計:データベースの構造や仕様を設計
- 開発・構築:設計に基づいてデータベース管理システムを構築
- 運用・保守:データベースの安定稼働を維持
- 今後はどうなる? データベースエンジニアの動向と将来性
- AI技術の発達とともに需要が高まる傾向
- クラウドやソフトの発達により運用・保守の分野は需要が下がる可能性がある
- 設計・構築を専門とするデータベースエンジニアの需要は高まる
- データベースエンジニアを目指す道に近道なし! 着実なスキル取得がマスト
- 就活に役立つ! データベースエンジニアになるための3つの方法
- ①エンジニアの実務経験を積む
- ②データベースエンジニアに役立つ資格を取得してアピールする
- ③ITエンジニアスクールに通ってスキルを身に付ける
- 就職後も大活躍する! データベースエンジニアに欠かせない6つのスキル
- ①データベース設計スキル
- ②データベース製品の知識
- ③SQLの記述スキル
- ④コミュニケーションスキル
- ⑤OS・ミドルウェアなどIT全般の知識
- ⑥プログラミングスキル
- データベースエンジニアを目指すうえで役立つおすすめの資格6選
- ①基本情報技術者試験
- ②応用情報技術者試験
- ③データベーススペシャリスト試験
- ④ORACLE MASTER
- ⑤OSS-DB技術者認定試験
- ⑥Microsoft認定資格プログラム
- 目指す人物像の指針にしよう! データベースエンジニアに適性がある人の特徴
- ①几帳面な性格の人
- ②急な変更でも冷静に対応できる人
- ③最新技術やトレンドを学ぶのが好きな人
- ④物事を論理的に考えられる人
- ⑤周囲とコミュニケーションを取りながら仕事を進めるのが好きな人
- 就職後のことも見すえよう! データベースエンジニアのキャリアパス
- ITコンサルタント
- プロジェクトマネージャー
- セキュリティエンジニア
- データアナリスト
- データベースエンジニアに関する就活生からよくある質問に回答!
- 必要なスキルと身に付ける方法を押さえてデータベースエンジニアを目指そう!
データベースエンジニアになりたいなら目指すためのルートを知ろう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、
「新卒でもデータベースエンジニアになれますか?」
「データベースエンジニアにはどんなスキルや資格が必要か教えてください。」
といった質問を受けます。データベースエンジニアという職種を聞いたことがあっても「実際にどのような仕事なのか」「どうすればデータベースエンジニアになれるのか」気になっている人は実際とても多いです。
この記事では、新卒からデータベースエンジニアになるための方法、求められるスキルや知識、適性がある人の特徴について解説します。さらに、データベースエンジニアの将来性やキャリアパスについてもお伝えします。
この記事を読むことで、データベースエンジニアについての理解を深めることができます。ぜひ、就活の参考にしてくださいね。
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まずは基本を押さえよう! データベースエンジニアとは
データベースエンジニアの仕事は、企業や組織が保持する膨大なデータをデータベース内で整理し、利用者が必要なデータを迅速に取り出せるようにする役割を担っています。
では、データベースエンジニアは具体的にどんな仕事をして、企業内でどんな役割を担っているのでしょうか。ここからは、データベースエンジニアの基本について詳しく解説していきますね。
- データベースの開発・設計から活用までを担うスペシャリスト
- 専門的な知識が必要なため就職難易度は高め
- データベースエンジニアの仕事の影響規模は大きい
- データエンジニア・データサイエンティストとの違い
データベースの開発・設計から活用までを担うスペシャリスト
データベースエンジニアは「情報を扱うプロ」で、ビッグデータ(人間の脳や手では把握・管理し切れない膨大なデータ群のこと)を効果的に管理するためにデータベースの設計から開発、運用まで幅広い業務を担当するスペシャリストです。
インターネットやAI(人工知能)が普及した今、世の中のシステムやサービスをスムーズに動かすためには、世の中にある大量のデータを適切に管理するデータベースエンジニアの存在は不可欠です。その一方、データベースエンジニアは難しく広範囲な知識が求められますよ。
専門的な知識が必要なため就職難易度は高め
データベースエンジニアとして働くためには、データベースのレイアウトからデータ処理、分析、データの見せ方などの幅広いかつ専門性の高い知識とスキルが必要です。
さらに、最近ではビッグデータやAI(人工知能)の進化により、新しいデータベースシステムやツールが次々と登場したりデータ処理や分析方法も絶えず変化しているため、それらへの順応能力も欠かせません。
このような新しいテクノロジーに対応するために知識を学ぶ必要があります。もちろん専門知識は入社後に身に付けることができますが、そもそも多くの専門知識を身に付けたり実践できたりするポテンシャルが必要です。さらに最近はエンジニアを志望する学生が増えているため、就職難易度はますます増していると言えるでしょう。
キャリアアドバイザー
データベースエンジニアの仕事の影響規模は大きい
データベースエンジニアのやりがいは、担当しているデータが安全に有効活用され、社会に貢献しているという実感を現場で直接感じることです。
たとえば、金融機関ではデータベースの設計と構築で顧客の資産管理を安全におこないます。また、医療機関ではデータベースの運用と保守で患者の診療情報を正確に管理し、医療サービスのクオリティを向上させます。
その一方で、データベースエンジニアは情報漏洩や不正書き込み、データ改ざんなどのトラブルを防ぐ責任を持ちデータを守るプレッシャーと戦わなければなりません。
キャリアアドバイザー
データベースエンジニアの仕事には、やりがいもありますが同時に大変なことも多いです。これらの点をしっかりと理解したうえでキャリアプランを考えていきましょう。
データエンジニア・データサイエンティストとの違い
データベースエンジニアのように、「データ〇〇」という言葉が付く仕事がたくさんあり「似ている職種がありすぎてわからない」と感じる人もいるでしょう。
データエンジニアと似ている職種の中にデータサイエンティストがあります。どちらもデータに関する仕事をおこなう職種ですが役割が異なります。
役割 | データベースエンジニア | データサイエンティスト |
担当する業務 | データベースの設計・構築 | データの収集・加工・分析・可視化 |
対象とするデータ | 業務で利用されるデータ | マーケティングデータや顧客データ |
目的 | データベースの効率的な運用・保守 | データから新たな価値の創出 |
データベースエンジニアはデータの土台となるデータベースを設計、構築します。一方で、データサイエンティストはデータの価値を引き出すためにデータ分析をおこない新たな価値を提供する仕事です。
キャリアアドバイザー
データベースエンジニアとデータサイエンティストは、建築で言えば「家を建てる人」と「インテリアデザイナー」のような関係と言えるかもしれないですね。
データサイエンティストについて気になる人はこちらの記事をチェックしてみましょう。
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新卒でもデータサイエンティストに就職できる! 必須準備を解説
データサイエンティストに新卒から就職を狙う学生も少なくありません。この記事ではデータサイエンティストを目指す方法について、プロのキャリアアドバイザーが詳しく解説します。具体的な仕事内容についても紹介しますので、是非参考にしてみてください。
記事を読む
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
データベースエンジニアは、企業活動において必要なあらゆるデータ分析の根幹を支える仕事です。データサイエンティストが手掛ける仕事については、データベースエンジニアが設計・構築したデータベースがなければ成り立ちません。
つまりデータ分析やデータ活用において、0から1を生み出しているのがデータベースエンジニアであり、データ分析の基盤を0から作り上げるという面白さは、唯一無二のものと言えます。
また、近年急激に進化しているAIや機械学習の運用・改善などを手掛けているのもデータベースエンジニアです。これらの市場は間違いなく今後さらに拡大するため、常に最先端の技術やスキルに携われるのも、データベースエンジニアならではの面白さと言えますね。
データベースエンジニアの仕事内容を3つの視点で押さえよう
データベースエンジニアの仕事内容は、おもに「設計」「開発・構築」「運用・保守」の3つに分かれています。それぞれの役割を通じてデータの安全性と効率性を確保できるのです。
それでは、データベースエンジニアの3つの仕事内容について詳しく解説していきますね。
設計:データベースの構造や仕様を設計
データベースの構造を設計することがおもな仕事です。
- データの配置、設定
- テーブルの設計
- セキュリティ対策
- バックアップの設定
また、データベースエンジニアは予算内で適切なスペックのデータベースを設計し追加の改修費用が発生しないように意識して作り込みます。
このように、さまざまな要素を検討しながら設計を進め、他のエンジニアと協議しながら最善のデータベースの構造や仕様を設計します。
開発・構築:設計に基づいてデータベース管理システムを構築
設計図に基づいてデータベースを構築し、企業や組織が保有する膨大なデータをデータベースに取り込むことも仕事内容の一つです。このプロセスによってデータはデータベース内で分類され適切なテーブルに格納されます。
たとえば、店舗のデータベースの場合、顧客の関連するデータが結び付けられ店主は顧客の注文履歴や在庫状況などを簡単に検索できるようになるでしょう。
このように、データベースは膨大な情報を効果的に管理し、必要なデータを迅速に取り出すための基盤となります。
運用・保守:データベースの安定稼働を維持
最後に、運用と保守を解説します。データベースの安定稼働を維持するために運用と保守をおこないます。
- バックアップとリカバリの設定
- データの監視と問題が発生した場合には迅速に対処
- 最新のセキュリティ対策の実施
このように、システム障害や問題が発生したときは適切な手順を踏んで問題を解決します。運用中の情報資産を守ることも大事な役割です。
今後はどうなる? データベースエンジニアの動向と将来性
AI技術の急速な進化とクラウド運用の普及でデータエンジニアの将来性について心配する声もあります。しかし、データエンジニアは、AI技術の進化によってますます重要になる職業だと言われています。
ここからは、なぜデータエンジニアの将来性があるのか、データエンジニアの役割がどのように変化していくのかなど、データベースエンジニアの動向と将来性を解説していきます。
- AI技術の発達とともに需要が高まる傾向
- クラウドやソフトの発達により運用・保守の分野は需要が下がる可能性がある
- 設計・構築を専門とするデータベースエンジニアの需要は高まる
AI技術の発達とともに需要が高まる傾向
2023年に経済産業省が公表した「第四次産業革命スキル習得講座認定制度の概要について」では、2022年から2026年までにデジタル推進人材を累計で230万人を育てるという目標が立てられています。
データベース自体の需要は今後も高く、さらに顧客の要望に合わせて新たなデータベースを設計・構築する必要が出てくるため、データベースエンジニアの需要は今後も高まる可能性は高いです。
しかし、AI技術の進歩によってデータベースエンジニアの仕事内容が変化してきているのも事実です。クラウドの管理や予測モデルの構築など、さらに難しい作業が求められるようになってきているため、設計・構築を専門としている場合でも、AI知識の学習は継続することが求められていくでしょう。
クラウドやソフトの発達により運用・保守の分野は需要が下がる可能性がある
クラウドやソフトウェアの発達により、データベースエンジニアがいなくてもデータベースの管理・運用が可能になりました。そのため、データベースエンジニアの需要が低下する可能性があります。
2023年の経済産業省「デジタルスキル標準」によると、AIの登場によりデジタル職の改革期が訪れていると言われています。それに伴い、IT職種の業務範囲、資格の定義を見直す検討が始まっています。
このように、これまでのデータベースエンジニアの業務範囲にとらわれず他の領域の専門性を広げていく必要があるでしょう。
設計・構築を専門とするデータベースエンジニアの需要は高まる
経済産業省「IT分野について」の資料の中ではIT人材が不足していることが述べられていますが、今後も情報社会はますます拡大していくことから、データベースの設計をする人材は引き続き重要であると予想されます。
その一方で、クラウドを使用する企業やサービスが近年増えてきているため、データベースエンジニアとしての需要に応えるためには、クラウドをうまく活用しつつ、より幅広い知識やスキルを活用してデータベースを管理する能力を身に付けることが重要です。
たとえば、サーバーやネットワーク、プログラミングなどのITスキルや知識です。単なるデータベースの管理だけでなく、他の分野のスキルも身に付け、データベースの設計・構築の専門性を高めていきましょう。
キャリアアドバイザー
広範囲の知識を持つ専門性の高いデータベースエンジニアは、新しいビジネスの担い手として期待されており、将来性の高い職業として注目されています。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
企業活動におけるDX化、ITインフラの普及など、IT技術が活用される場面はどんどん増えていますよね。またIT人材が不足していることに加え、AIやVRなどの新しい技術が進化することに伴い、AIエンジニアやVRエンジニアといった新しい仕事も誕生しています。このようなことをふまえ、IT系職種の価値は今後さらに高まっていくことが予想されますよ。
データベースエンジニアについても、クラウドやAI、ビッグデータなどの技術が進化したとしても、仕事が消滅することはありません。なぜなら、データベースはあらゆるITシステムのバックエンドに存在しており、クラウド全盛の現代においても、システムの裏側で動作しているからです。
つまり、ビッグデータやAIのような最先端技術も、データベースの技術によって支えられているということであり、その領域の専門家であるデータベースエンジニアの需要がなくなることはないと言えるのです。
データベースエンジニアを目指す道に近道なし! 着実なスキル取得がマスト
さまざまな知識やスキルを必要とするデータベースエンジニアになる近道はなく、じっくりスキルを身に付ける必要があります。
データベースエンジニアは高度な知識が必要です。さらに、セキュリティなどにも気を配らないといけません。たとえば、データベースエンジニアになるためには、以下の知識やスキルが求められます。
- データベースの基礎知識
- データベース製品の知識
- SQLの記述スキル
- コミュニケーションスキル
- OS・ミドルウェアなどIT全般の知識
- プログラミングスキル
データベースエンジニアになるためには多くの知識が必要ですが、これらは一度身に付ければ今後さまざまな仕事に活かせます。着実にスキルを磨いていけば活躍するチャンスは必ず訪れます。焦らずにスキルを身に付けるために努力を続けましょう。
就活に役立つ! データベースエンジニアになるための3つの方法
就活生
データベースエンジニアとして就職したいのですができますか?
キャリアアドバイザー
新卒からすぐにデータベースエンジニアとして採用されることは、実務経験が必要なデータベースエンジニアの世界では正直難しい面もあります。
就活生
そうなんですね……。それなら、大学時代にデータベースエンジニアに必要な資格を取っても無駄になっちゃいますね。
キャリアアドバイザー
そんなことはありませんよ! 目指すルートとしては、新卒でIT職で採用されて、それからエンジニアの基礎を身に付けながら経験を積んでいくのが一般的なんです。資格や知識が無駄になることなどないので安心してくださいね。
新卒未経験からデータベースエンジニアになるのは狭き道ですが、決して不可能ではありません。実際に、未経験からデータベースエンジニアとして就職した方もいますよ。
ここからは、データベースエンジニアになるための3つの方法をお伝えします。
①エンジニアの実務経験を積む
まずは、エンジニアとしての実務経験を積んでから就職を目指す方法があります。実務経験を積めばデータベースエンジニアとして活躍するための知識やスキルを身に付けられるため、就職できる可能性が高まります。
また、プロジェクトに参加することで実際の業務に携わりながら、新しい技術やツールに触れることができます。現場で実践を積むことで知識を広げるだけではなく、問題解決力やコミュニケーション力も身に付けることが可能です。
さらに、実務経験を積むことで先輩エンジニアからアドバイスや指導をもらうチャンスがあるため、スキルを磨きながらより高度なエンジニアとしてのスキルを身に付けやすく、着実にデータベースエンジニアに近づくことができるおすすめの方法です。
長期インターンシップは実務経験が積めるのでおすすめ
就職前に実務経験を積みたい人にはインターンシップがおすすめです。インターンは企業で働くイメージをつかむことができるだけでなく、実際の業務に携わる貴重な機会でもあります。
実際の業務を通じて職場環境や社風も知ることができます。長期のインターンではより深く業務に携わることができ企業の文化や仕事の流れをより深く理解することができるため、可能であれば長期インターンに参加しましょう。
インターンは実務経験を積むだけでなく、自分自身の成長や将来のキャリア形成にも大きく影響を与える重要な機会なので、ぜひ積極的に参加してみてくださいね。
長期インターンに参加するにあたっては目的を持って自分に合ったインターンを選ぶことが大事です。自分に合った長期インターンの探し方はこちらを確認してみてください。
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②データベースエンジニアに役立つ資格を取得してアピールする
データベースエンジニアに関連する資格を取得して、採用担当者に自分の意欲や専門知識の証をアピールしましょう。
これらを取得することで、データベースエンジニアとしてのスキルや意欲をアピールすることができます。
また、面接では資格を取得した理由や意義、そして資格を活かして具体的に何をしたいのかなどを伝えることが大切です。
たとえば、基本情報技術者試験を持っている場合、「データベースエンジニアになるためITの基礎力を身に付けました」「企業のIT戦略に貢献したいと考えたからです」というアピールができます。
就活では資格があることを強みにして資格を取得した理由や意義を熱くアピールしましょう。
③ITエンジニアスクールに通ってスキルを身に付ける
「なかなか自分だけでは勉強を進められない」「何から始めれば良いのかわからない」という人は、スクールなどのサポートを受けながら勉強する方法がおすすめです。
学業やアルバイトで忙しく疲れているなか、自分自身を奮い立たせて机に向かうことは根気が必要ですし、一人で勉強するとつい気が緩んでしまい、なかなか先に進まないこともありますよね。そういう場合には、資格取得サポートを提供しているスクールを選びましょう。
スクールに通うためにはある程度の時間やお金が必要ですが、体系的に学ぶことができます。独学より効率的にスキルを身に付けたい人にとっては、選択肢の一つとしておすすめです。
キャリアアドバイザーコメント成瀬 遼プロフィールをみる
上記でお伝えした方法はいずれも有効な手段ですが、この中でも特におすすめなのがエンジニアの実務経験を積む方法です。長期インターンはもちろん、新卒入社で最初にデータベースエンジニア以外のエンジニア経験を積んでおくことは、将来的な自分自身の市場価値を高めることにつながります。
また、近年の採用傾向として、データベースに関する知識やスキルだけしか持っていないデータベースエンジニアは、市場価値が下がっています。クラウドやソフトウェアが発達した影響もあり、データベースのほかにも、インフラやネットワーク、プログラミングといったITに関する総合的な知識・スキルを持ったエンジニアが求められているのです。
新卒未経験からデータベースエンジニアを目指すことは、決して間違った選択ではありません。しかし、将来性や市場価値という視点で考えたときには、データベース以外の知識やスキルを兼ね備えておくことも非常に大切ですよ。
就職後も大活躍する! データベースエンジニアに欠かせない6つのスキル
データベースエンジニアは必要な知識を学ぶ必要がありますが、どのような知識やスキルから身に付けたらいいかわからないですよね。
そこで、データベースエンジニアに欠かせない6つのスキルについて具体的に解説します。これらのスキルは社会人となった後でも役に立つものばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
①データベース設計スキル
まずは、大前提としてデータベースはデータを「保存しておく場所」です。データベース設計とはデータベースに「どういった種類のデータを」「どのような区分けで保存するか」さらに「今後、どんなデータが集まるのか」も想定して設計します。
データを整理整頓する際にはデータベースの「論理設計」と「物理設計」という2種類のスキルを身に付ける必要があります。
- 論理設計とは
データの意味を理解してデータの流れを把握し、整合性を保ちパフォーマンスを向上させる - 物理設計とは
ハードウェアやストレージの知識、データベースの性能やセキュリティに関する知識
論理設計と物理設計どちらもマスターする必要があり、両方をマスターすることで効率的で正確なデータベース設計をおこなうことができます。
②データベース製品の知識
データベース構築では、製品に関する知識も必須です。それぞれの業務に適したデータベース製品についての知識は一通り覚えておきましょう。
データベース製品の知識を身に付けることは、効率的な業務進行やトラブルへの迅速な対応が可能になるというメリットがあります。また、複数のデータベース製品について知っておくと、対応できる業務の幅が広がります。
③SQLの記述スキル
SQL(Structured Query Language:構造化問い合わせ言語)はデータベースを操作するための言語ですが、SQLの知識がないとデータベースの操作はできません。
反対にSQLスキルがあれば大きく4つの操作ができます。
- データベース・テーブルを作成する
- データを検索する
- データを操作する
- テーブルを結合する
データベース内で特定の条件で検索したりデータの追加、更新、削除等の操作をするためには、「データベース言語」SQLという専用の言語を利用します。つまり、データベースに触れるためにはSQLスキルが必要不可欠のため、確実に習得しておく必要があります。
④コミュニケーションスキル
データベースエンジニアにはコミュニケーションスキルが必須です。
データベースエンジニアは社内外の人や顧客と頻繁な打ち合わせがあります。企業や組織の要望を理解しないとデータベースを作り込むことはできないため、チームで協力して仕事を進め、顧客の要望を正確に把握するためにはコミュニケーションスキルが欠かせません。
そもそも、知識やスキルがあっても意思疎通ができず、周囲に信頼してもらわなければデータは任せてもらえません。大事な要素になるので意識しましょう。
- 普段から他人の話に積極的に耳を傾ける
- 結論ファーストで簡潔に話す練習をする
- 常に相手の心理や気持ちを考えて行動する
⑤OS・ミドルウェアなどIT全般の知識
データベースは、OSやミドルウェア上で動作します。そのため、データベースを扱うためにはOSやミドルウェアなどに関する基本的な知識を事前に身に付けておく必要があります。
具体的には、OS、ミドルウェア、ネットワークセキュリティの概念や対策の知識が必要です。これらを理解できていると、データベースサーバーシステムのハードウェアやソフトウェアを調整して処理性能を向上できます。
データベースを運用・保守するためには、IT全般の知識を身に付けることが不可欠ということです。
- OS(オペレーティングシステム)
Windowsなどのパソコンやスマホなどを操作するために必要なソフトウェア - ミドルウェア
OSとアプリをつなぐ役割を担うソフトウェア。OSとアプリだけでは実現できないことを提供できるようになる
⑥プログラミングスキル
プログラミングスキルとはプログラミング言語を使ってプログラムを作成・実行する能力のことです。データベースの運用・保守を自動化する場合には、プログラミングスキルが必要となることがあります。
プログラミング言語や仕組みを理解していると、データベースを効率的に運用したり問題が生じた際にスムーズに対応したりできます。
プログラミングの知識は、ウェブ開発、アプリケーション開発、データ解析など多くの職業や業界で必要不可欠な要素ですが、データベースエンジニアにとっても重要な要素です。プログラミングスキルの習得は必須と言えるため、ぜひ今のうちから習得しておきましょう。
データベースエンジニアを目指すうえで役立つおすすめの資格6選
データベースエンジニアとしての知識やスキルを証明するためには、資格取得を目指すのがおすすめです。業務に対する理解を深められ自身のスキルアップにもつながります。
そこで、データベースエンジニアを目指すうえで役立つおすすめの資格を6つ解説します。
資格取得は書類選考で有利に働く場合もあります。積極的に資格を取得してアピールしましょう。
①基本情報技術者試験
経済産業省所管の独立行政法人「情報処理推進機構(IPA)」が実施している基本情報処理技術者試験は、IT業界でよく知られている資格試験の一つです。
この試験は、基本的なIT知識や技術を持っていることを証明する国家資格で、IT系のエンジニアとしての基礎能力を評価する登竜門とも呼ばれています。
- コンピューターの基礎知識
- ネットワーク
- データベース
- プログラミング
出題範囲を見てもわかる通り、基本情報技術者試験ではさまざまな領域の知識が問われます。システム開発にかかわるエンジニアとして重要な内容ばかりなため、押さえておいて損はありません。
②応用情報技術者試験
基本情報技術者試験の次にトライしたい応用情報技術者試験は、ITに関する専門知識や技能についての応用力を試す試験です。
この試験では、高度なIT人材としての方向性を確立して応用的な知識や技能を備えているかどうかが試されます。応用情報技術者の資格を持っていることで、データベースエンジニアとしての信頼性が高まるということです。
なお、応用情報技術者試験の合格率は20%前後と難易度が高い試験となるため、経験を積んだ後、しっかりと対策をして臨みましょう。
③データベーススペシャリスト試験
データベーススペシャリスト試験は、データベースエンジニアの業務に特化した資格です。
試験に合格することでデータベースの設計、開発、管理、および運用に関する高いスキルを証明することができます。
この資格はプロジェクトの中心的な存在である指導者レベルの方を対象としています。そのため、新卒時点で持っている必要はありません。キャリアアップや転職の際に有利となる資格だということを知っておきましょう。
キャリアアドバイザー
簡単に取得できる資格ではありませんが、データベースエンジニアが目指す最高峰クラスの国家資格です。ある程度の実務経験を積んだ後、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
④ORACLE MASTER
ORACLE MASTER(オラクルマスター)は日本オラクル社が公式に運営する「Oracle Database」シリーズの技術力を認定する資格です。
出題範囲にはデータベース管理と運用、SQLの習熟度を問う問題が含まれています。試験には「Bronze(ブロンズ)」「Silver(シルバー)」「Gold(ゴールド)」「Platinum(プラチナ)」の4つのグレードがあります。
この資格を取得するメリットは、データベースエンジニアにとって世界トップシェアのデータベース製品であるOracleの知識やスキルがあることをアピールできる点です。
世界的に認められている資格は将来のキャリアアップや国際的な活動に役立ち、他のエンジニアよりも強力な武器になることでしょう。
⑤OSS-DB技術者認定試験
OSS-DB技術者認定試験は、特定非営利活動法人LPI-Japan事務局が総括する民間資格です。データベースエンジニア業務に必要不可欠なシステム設計・開発・運用に関するスキルを所有している技術者であることが証明できる資格試験です。
試験は「Gold」と「Silver」の2種類あります。
- Gold:大規模データベースシステムの改善・運用管理・コンサルティング技術者
- Silver:データベースシステムの設計・開発・導入・運用ができる技術者
Silverの試験はデータベースの初心者から中級者までを対象としています。基本的な知識とスキルを身に付けるための第一歩としておすすめです。
⑥Microsoft認定資格プログラム
Microsoft認定資格プログラムはMicrosoft社の認定資格で、同社製品に対する知識や技術を持つ個人を認定する世界共通のプログラムです。
今は企業や個人でもMicrosoft製品は欠かせませんよね。Microsoft製品に詳しくなることで、より多くのことができるだけでなく入社後もIT部門や技術職で有利になります。
- Microsoft Office:プレゼンテーションやドキュメント作成のスキル
- Microsoft Azure:クラウドやデータ分析に関する知識
- Microsoft Excel:データを整理したり分析したりするスキル
学生のうちに取得しておくと、会社で一目置かれる存在になるでしょう。将来のキャリアにおいてもMicrosoft製品のスキルは非常に重要です。ぜひこの機会にMicrosoft製品について学んでみてくださいね。
目指す人物像の指針にしよう! データベースエンジニアに適性がある人の特徴
データベースエンジニアになりたいと思っても、自分が向いているかどうか不安になりますよね。ここからは、データベースエンジニアに適性がある人の特徴を5つ紹介します。
それでは、一つずつ解説していきますね。参考にしてみてください。
①几帳面な性格の人
データエンジニアの仕事は、非常に細かい作業が多いです。さらにデータの処理や分析の際には、小さなエラーが生じるだけでデータの結果や予測に大きな影響を及ぼします。
ミスなく正確に作業をおこなうためには細部まで注意を払う必要があるため、几帳面な人に向いています。一方、大雑把な人にとってはそういった毎日の細かい作業がストレスになってしまうことがあります。
②急な変更でも冷静に対応できる人
データベースエンジニアの仕事は、計画どおりに進むことが少なく、むしろ予想外の展開になることが多いと言っても過言ではありません。
たとえば、データベースに予期せぬ負荷がかかったりすると、システム全体の応答が遅くなり、システムが停止してしまうことがあります。また、データベースエンジニアに限った話ではないものの、プロジェクトの予算がなくなったりトップからの指示によって進めていたことが突然中止になることも多いです。
急な変更でも、要望や指示に合わせて冷静で柔軟に対応できる人が求められます。急な予定の変更も含めて楽しめると、ストレスなく働けますよ。
感情と折り合いをつけながら切り替えられる人は、ストレスや困難な状況にも冷静に対処できることでしょう。
③最新技術やトレンドを学ぶのが好きな人
データベースエンジニアは好奇心旺盛で新しいものが好きな人に向いています。
データベース技術は常に進化しており、新しいデータベースシステムや技術が継続的に開発されています。そのため、データベースエンジニアは常に新しい技術やトレンドを学びながら自身のスキルや知識を更新し、業界の変化に迅速に対応する必要があります。
また、データベースエンジニアは問題解決能力やクリティカルシンキングが求められる職種でもあります。新しい技術やトレンドを学ぶことで、より効率的なデータベースシステムの設計や実装方法を習得し、さまざまな課題に対処する能力を高めることができます。
これらの理由から、データベースエンジニアは最新技術やトレンドを学ぶのが好きな人や興味関心がある人に向いている職業と言えるでしょう。
④物事を論理的に考えられる人
データベースエンジニアは、設計や開発では複雑な要件やビジネスのニーズを論理的に分析して最適なデータベースを作成しなければなりません。
たとえば、データ間の矛盾を避けるためにはアップデートや記録方法の見直し、効率的な読み書きや速度の向上を考慮する必要があります。しかし、限られた予算や納期の中で迅速に解決する必要があるため、時間をかけてゆっくり考える余裕はありません。
そのため、データエンジニアには効率的で矛盾のないデータ構造を導き出すために、論理的な思考力が不可欠と言えるでしょう。
⑤周囲とコミュニケーションを取りながら仕事を進めるのが好きな人
データベースエンジニアは、顧客や他の開発者など、さまざまな部門やチームと連携しながら仕事を進めます。情報の共有や連携が円滑におこなわれるためには、効果的なコミュニケーション能力が必要です。
ただし、コミュニケーションが必要といっても、ただ単に人と話すことが好きというだけでは、ビジネスの場においては不十分な可能性があります。今のうちから、以下のスキルを身に付けることを心掛けましょう。
- 傾聴力:相手が話している内容を理解し共感する
- 質問力:質問で相手の考えや意見を引き出し、深い対話を生み出す
- 説明力:複雑な内容を相手が理解できるように伝える
- プレゼンテーション力:情報を魅力的かつ効果的に伝える
- 相手の立場に立つ:相手の状況を理解し考慮して発言・行動する
(例:IT知識がない顧客にITの専門用語で説明しない)
就職後のことも見すえよう! データベースエンジニアのキャリアパス
データベースエンジニアとしての経験を活かした将来のキャリアについて気になりますよね。データベースエンジニアのキャリアパスを知っておくことは、入社後をより具体的にイメージしたり、志望動機の説得力を高めたりすることにもつながります。
そこで、キャリアチェンジが可能な人気の職種を4つ解説します。
データベースエンジニアは、幅広いキャリアパスが選べる職種なのでぜひ参考にしてみてくださいね。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、企業の問題解決をサポートする専門家です。
ITコンサルタントになるために特定の資格は必要ありませんが、経営課題の解決スキルやコミュニケーション能力などが欠かせません。さらに、ITコンサルタントには技術的な問題解決だけでなく、ビジネスの視点からのアドバイスも求められます。
これらのスキルはデータベースエンジニアとして働くうちに身に付くため、転身することができるのです。企業のデータベース設計や最適化のアドバイスが可能となるほか、問題解決能力やプロジェクトマネジメントのスキルも活かせます。
データベースエンジニアとしての経験から得たビジネス理解や業界知識は、ITコンサルタントとして非常に役立つでしょう。
ITコンサルタントに興味がある人は、こちらの記事で目指し方も詳しく解説しています。
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プロジェクトマネージャー
チームを率いたりリーダーシップやコミュニケーションが得意な人は、プロジェクトマネージャーを目指してみてはいかがでしょうか。
プロジェクトマネージャーの役割は、チームのまとめ役としてプロジェクト全体を管理し成果物を納期までに完成させることです。リーダーシップ、マネジメント力、交渉力、コミュニケーション能力などの幅広いスキルが求められます。
仲間と一緒に達成した成功は、個人より喜びもやりがいも大きいはずです。自分に向いていると思った人はプロジェクトを成功に導くマネージャー試験にぜひチャレンジしてみてください。
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、情報セキュリティのプロで会社や組織の大事なデータやシステムをいろんな脅威や攻撃から守る役割を担っています。
また、情報漏洩やサイバー攻撃などの被害を最小限に抑えるために、対策を取って情報資産を守ることが使命です。
データベースエンジニアの経験があれば、適切なアクセス制御の仕組みを作成することができます。セキュリティエンジニアとして、機密情報へのアクセスを制限したり情報漏洩や不正な操作を防げたりするのです。
データアナリスト
データアナリストは膨大なデータから情報を取り出して分析や解釈をする専門家です。スポーツの対戦相手やゲーム業界の市場動向など私たちの生活に近い分野でも役に立つため、昨今需要が広がっているんですよ。
データアナリストは、「コンサル型」と「エンジニア型」に分類されます。
- コンサル型データアナリスト
企業のビッグデータを解析し、課題解決の提案や現場のコンサルティング(論理的思考力、仮説思考、マーケティング) - エンジニア型データアナリスト
BIツールや機械学習(AI)を活用して高度な分析をおこないます。エンジニアの特徴が強く求められます。
データベースエンジニアの経験があれば、高度な分析をおこなうエンジニア型アナリストへの転身も可能です。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
上記以外にも、データベースコンサルタントやインフラエンジニア、クラウドエンジニアなど、データベースエンジニアには幅広いキャリアパスがあります。また近年は独立してフリーランスで働くデータベースエンジニアも増えていますよ。
データベースエンジニアのような専門職となると、キャリアパスが狭いと考えている人もいますよね。しかしここまでご紹介したキャリアパスについては、いずれも将来性が高く、データベースエンジニアとして得た知識やスキルを活かせるものばかりです。
ただ専門職である以上、スキルや経験、実績が伴わなければ、市場価値を高めることはできません。データベースエンジニアの幅広いキャリアパスを実現するためには、経験を積みながら、着実に成長していかなければならない点は、忘れないでくださいね。
データベースエンジニアに関する就活生からよくある質問に回答!
データベースエンジニアは求められる能力やスキルが幅広いため、不安や疑問を抱く人も多いと思います。
そこでデータエンジニアを志望する学生からよくある質問に回答しています。ぜひ参考にしてみてください。
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データベースエンジニアのやりがいは何ですか?
データベースエンジニアのやりがいの一つは、さまざまなITテクノロジーをマスターできることです。業務を通じて、サーバー技術、ネットワーク技術、セキュリティ技術に加え先端IT技術にも触れることができます。その他にも、「多くの人と目標を達成したときに喜びや達成感を得られる」「政府系や金融系など責任の重いプロジェクトにかかわれることがある」などのやりがいがあります。データベースエンジニアは「きつい」「やめとけ」と言われることも多いですが、それを乗り越えた人にしか味わえない大きなやりがいも待っていますよ。
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新卒でもデータベースエンジニアになれますか?
データベースエンジニアとして成長するためには、まずはIT人材として採用されないといけません。未経験の学生がエンジニア志望で就活するときIT系の資格を複数もっていれば間違いなく武器になります。企業も努力で資格を勝ち取った学生に興味を持ち戦力とみなすかもしれません。IT人材不足の時代なので資格を取得して就活でアピールしましょう。
入社後は、先輩エンジニアからアドバイスをもらいながらエンジニアの基礎を学び経験を積みましょう。その過程でデータベースエンジニアに関連する資格を取得することで、さらに知識を深めたり、自身のスキルを外部に証明したりできますよ。実務経験を通じてスキルを磨いたり、資格取得や学びを通じて知識を深めたりすることで、新卒からでもデータベースエンジニアを目指すことができますよ。 -
データベースエンジニアを目指すにあたって取得した方がいい資格はありますか?
エンジニア志望の学生におすすめの資格は「基本情報技術者試験」と「Microsoft認定資格プログラム」です。「基本情報技術者試験」は、ITエンジニアの基礎的な知識やスキルを問う試験であり、「Microsoft認定資格プログラム」はMicrosoft製品やサービスのスキルを問う試験です。
どちらの試験もエンジニアとして必要な基礎を身に付けることができます。さらに、資格を取得することで就活時にITの基礎知識を証明することができ、書類選考や面接で有利になるでしょう。ぜひ、挑戦してみてください。
必要なスキルと身に付ける方法を押さえてデータベースエンジニアを目指そう!
データベースエンジニアは高度な知識や専門性の高いスキルを求められる職種ですが、やりがいのある仕事です。
新卒から短期間で一気に目指すことは難しいかもしれませんが、必ずしも越えられない壁ではありません。
この記事を参考にして、データベースエンジニアに必要なスキルと身に付ける方法を押さえてデータベースエンジニアを目指しましょう。
これらの能力やスキルは身に付けるまでに時間と努力が必要ですが、身に付いてしまえばいろいろな仕事に応用が効くスキルになります。