やりたいことがない……就職先に悩んだときの見つけ方4ステップ！

「やりたいことがない」就職で悩んだときはまず自分を理解しよう！

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活を始めたものの、やりたいことがなくて悩んでいる学生から、

「やりたいことがなくてこの先就職するイメージも湧きません
「やりたいことがないとき、どうやって就職先を考えれば良いですか？」

という相談をよくもらいます。「やりたいことがない」というのは誰しもが抱える悩みの一つであり、相談に乗ることは非常に多いです。その際に伝えているのは、「やりたいことを無理に見つける必要はない」ということ。

とは言え、一つもやりたいことがないまま就活を進めると苦労するシーンがあるのも実情です。この記事では、やりたいことがない場合の就活の進め方や、納得がいく就職先を見つける方法を解説していきます。

この記事を読んでいる人の中で「やりたいことが分からない」という人は、以下の記事を参考にしてみてください。

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「やりたいことがない」と就職時に悩んだときの2つの心構え

「やりたいことがない」というのは、就活をする学生の多くが抱く悩みの一つ。誰しも同じように悩みながら、それを乗り越えて就活を続けています。

ここからは、「やりたいことがない」と悩んだときに覚えておいてほしい2つのことを解説していきます。しっかりと確認し、就活に臨むうえでまず必要な心構えをしておきましょう。

やりたいことがない状況で就活をするうえで覚えておきたいのは、誰しも同じ悩みに直面しているということ。そもそも、社会に出る前から明確にやりたいことがある人のほうが少ないものです。

実際に、ポジウィルが20代の就職・仕事に関する調査の結果をまとめた「企業に求める軸に関する意識調査」では、アンケートに回答した1～4年の大学生190人のうち56.8%が「やりたいことがわからない」と回答しています。

やりたいことがないために就活に前向きになれず「就活したくない」と考えてしまうときは、こちらの記事がおすすめです。

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やりたいことがないと悩んでいる人に伝えたいのは、今無理に希望を見つける必要はないということ。社会に出て働いたことがないのだから、やりたいことが見つかっていなくて当然です。

そこで、キャリアアドバイザーとしておすすめするのが「人生を通してやりたいことを探す」という考え方。実際に働いてみて初めてわかることはたくさんあります。社会に出たうえで、本当に自分がやりたいことは何なのかを焦らずに見つければ良いのです。

自分を知ろう！ 「やりたいことがない」を打開する4ステップ

就活をするうえでは、将来の希望ややりたいことを聞かれるのは避けられません。それに答えられるようにするためにも、ある程度は将来への希望を持ったうえで就活に臨むのが良いでしょう。

現時点で「これに興味がある」というような希望を持っていれば、就職先を選ぶ際にも検討しやすくなります。

ここからは、「やりたいことがない」を打開し、就活をスムーズに進める方法を解説します。4ステップで解説していくので、一緒に興味を持てるものや、これからやりたいことを探すうえで適した就職先を考えてみましょう。

ステップ①学生時代を振り返り印象的な出来事を探す

やりたいことを見つける際には、まず学生時代を振り返ることから始めましょう。学生時代の出来事を思い返し、そのなかに印象的なことがないかを考えてみてください。

4年間を通して記憶に残っているということは、それだけあなたにとって大きく、意味のある経験であった可能性が高いです。そこから自己分析を深めていくことで、「やりたいこと」の種が見つかる場合がありますよ。

このステップでは、学生時代を丁寧に振り返っていくことが何よりも重要です。ただ思い出すのではなく、ツールを使うとより効果的ですよ。詳しいツールの紹介や使い方は以下の記事を参考にしてください。

モチベーショングラフ：
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自分史：
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ステップ②うれしかったことや楽しかったことをピックアップする

印象に残っている出来事が見つかったら、そのなかでも特にうれしかったことや楽しかったことをピックアップしましょう。

やりたいことを見つけるうえでは、うれしい、楽しいといったプラスの感情を抱けるものが何なのかを明確にすることが欠かせません。その準備として、学生時代に心から楽しめたことやうれしかったことを見つけてください。

特に誰かと取り組んだことにフォーカスするのがおすすめです。仕事では複数人と協力して業務を進めるシーンが多いので、仕事に前向きに取り組むイメージがしやすいですよ。

ステップ③共通点となる自分の価値観を見つける

うれしかったことや楽しかったことがピックアップできたら、そのなかにある共通点を探してください。どのようなことに興味・関心があるのか、何が得意なのかといった価値観が見えてきます。

自分の価値観を基準として仕事を探すことで、やりたいことがない状態であっても入社後にミスマッチのない就職先を見つけられます。ここで「働くうえで何を大切にしたいのか」「どういう仕事や環境に好感を持てそうか」を考えてみましょう。

自分の価値観を明確にするのが難しいと感じるときは、こちらの記事も参考にしてみてください。仕事に対する価値観の例を紹介しています。

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仕事に対する価値観を定めることは、就活をスムーズに進めることや入社後のやりがいにつながます。 この記事では、価値観を定めるメリットや見つけ方、面接で価値観を問われる理由などをキャリアアドバイザーが解説します。 就活で悩んでいる人にも参考になりますよ。

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ステップ④自分の価値観を大切にできる仕事を探す

最後に、自分の価値観を大切にしながら働ける仕事を探しましょう。何に対して心が動くのか、過去の共通点から自分の価値観を明確にしたうえで、それとマッチした環境はどのようなものかを考えてみてください。

企業探しの際には、企業紹介や企業理念を参考にそこで働いている社員が持つ価値観や、企業として大切にしている考え方に注目しましょう。そこで自分と同様な価値観を持っているようであれば、自分の価値観を大切にした働き方ができる可能性が高いですよ。

どうしてもやりたいことがないときの就活法3選

いくら考えてみても、やりたいことが見つからない人ももちろんいます。そのようなときは、一度「やりたいこと」という視点から離れて就職先を探す方法をおすすめしていますよ。

ここからは、どうしてもやりたいことが見つからないときに実践できる就活法を解説します。最終的に納得のいく決断ができるよう、ここで紹介する方法も試してみてくださいね。

どうしてもやりたいことがないときは、反対に最低限これだけは「やりたくない」ということを見つけておきましょう。絶対にやりたくないことだけは避けた選択をすることで、就職後のミスマッチを防ぐことができます。

やりたいことは、社会人になってからでも見つけることができます。これから働く場所は、「やりたいことを見つける場」と考えましょう。

そのような時、大きなストレスとなる要素があってはやりたいことを見つけることに集中できませんよね。ストレスをなくして日々の仕事へのモチベーションを保つためにも、最低限やりたくないことは避けた仕事探しをするのがおすすめですよ。

やりたいことが見つからずに悩んだときは、やりたいことではなくできることから仕事を探すのもおすすめです。好きとは言えなくても、得意なことや苦労なくできることがあれば書き出してみてください。

仮にやりたいことでなかったとしても、得意なことや知識・スキルを活かせる仕事に就ければ、仕事をするうえでのストレスは少なく済む可能性が高いです。そこから実績を積み上げていくことで「やりたいこと」に変わる可能性もありますよ。

自分のできることもなかなか見つからない……という人は、こちらの記事を参考にして強みを探してみてくださいね。

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どうしてもやりたいことが見つからず、就活が前に進まないときは、就職のプロである就職エージェントに頼るのもおすすめです。あなたの代わりに適性の高い仕事を探してくれるので、ミスマッチが少ないですよ。

就職エージェントに相談することで、就活の煩わしさや手間を省けることが多いです。やりたいことがないために就活に前向きになれないときや、不安が大きくてスタートが切れない人には特におすすめですよ。

やりたいことがないときはまず自分と向き合って就職先を見つけよう！

ここまで、やりたいことがないと悩む人へ向けた就活法を解説してきました。

就活という人生にかかわる重要な局面において「やりたいことがない」というのは深刻な悩みの一つです。しかし多くの学生が同じ悩みや不安を抱いており、自分と向き合いながら乗り越えています。

ここで紹介したやりたいことを見つける方法や、やりたいことがなくともできる就活法を実践し、一緒に後悔なく就活を終えましょう。