「仕事に対する価値観」の3つの見つけ方|面接での回答方法と例文

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  • 津田 祥矢

    大学卒業後、新卒で銀行入行。働く中で仕事を楽しんでいない人が多くいることに疑問を感じ、キャ… 続きを読む

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  • 上村 京久

    幼稚園から高校まで野球を打ち込み、所属大学野球大会で優勝。4番ピッチャーとしてMVPを獲得… 続きを読む

コラムの目次

  1. 自分の仕事に対する価値観を考えてみよう
  2. 仕事に対する価値観とはどんなもの?
  3. 何のために仕事をするのか
  4. 何にやりがいを感じるのか
  5. 最終的に何を達成したいのか
  6. 仕事に対する価値観を定めるメリット
  7. やりがいやモチベーションにつながる
  8. キャリアプランを立てやすい
  9. 迷ったときの判断基準になる
  10. 就職前に仕事の価値観について考えるべき理由
  11. 入社後のミスマッチを防げる
  12. 納得して就活に専念できる
  13. 志望動機の説得力が増す
  14. 仕事の価値観を見つける3つの方法
  15. ①自己分析をする
  16. ②他の人の仕事観を参考にする
  17. ③キャリア・アンカーを取り入れる
  18. 仕事の価値観を見つけるうえでの注意点
  19. 他者に自分の仕事観を押し付けない
  20. 仕事の価値観は変化していくものだと理解する
  21. 面接で仕事の価値観を問われる理由
  22. 企業への志望度を知りたい
  23. 人柄や個性を知りたい
  24. 面接での仕事の価値観の答え方
  25. 結論から話す
  26. その価値観を持った理由やエピソードを話す
  27. 自分の仕事観と企業がマッチする理由を述べる
  28. 仕事の価値観の回答例文4つ
  29. 例文①何事にも積極的にチャレンジすること
  30. 例文➁自分の能力や知識を活かして社会に貢献すること
  31. 例文③一つの分野に特化して能力を磨いていきたい
  32. 例文④創造性をもって取り組むこと
  33. 仕事に対する価値観を知り自信を持って就活しよう

自分の仕事に対する価値観を考えてみよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活を進める学生から、

「仕事に対する価値観が自分でもよくわかりません」
「どうやって自分の価値観を見つけたらいいですか」

といった悩みが多く寄せられています。仕事に対する価値観は、面接でも聞かれることの多い質問の一つです。中には過去に「あなたにとって仕事とは何ですか?」「仕事にどんなことを求めますか?」といった質問にスムーズに答えられなかった経験を持つ学生もいるかもしれませんね。

この記事では、仕事に対する価値観を定めるメリットや見つけ方、面接で価値観を問われる理由などを解説していきます。価値観は志望業界や企業を選ぶ際の判断基準にもなるため、就活が思うように進まず悩んでいる人にも参考になるはずですよ。

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仕事に対する価値観とはどんなもの?

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就活生

そもそも、仕事に対する価値観にはどんなものがありますか?

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キャリアアドバイザー

学生の皆さんからすると、漠然としていて答えにくいかもしれませんね。

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就活生

そうなんですよね……。実際に働いてもいないので、考えにくいです。

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キャリアアドバイザー

それでは、就活と関連の深い価値観を中心に見ていきましょう。

自分ならではの仕事の価値観を見つけるために、まずはその定義について正しく理解していきましょう。仕事に対する価値観の考え方にはさまざまな観点がありますが、例として就活との関連性が深い3つの観点を解説します。

何のために仕事をするのか

仕事に対する価値観の一つは「何のために仕事をするのか」です。自分が生きるためや家族のため、達成感を得るためなど、何のために自分は仕事をするのかを考える必要があります

何のために仕事をするのかという価値観は、自分のためと他人のための2つに分けられますが、どちらの考え方も間違いではありません。まずは面接での評価のことはあまり気にせず、自分は何のために仕事をするのか率直に考えてみましょう。

「何のために仕事をするのか」の例
  • お金を稼いで生きていくため
  • 家族を養うため
  • 世間体のため
  • 仕事を通じて自分が成長するため
  • 社会に貢献するため
  • 達成感を得るため
  • 将来の夢を叶えるため

何にやりがいを感じるのか

やりがいを把握することは、長期的に働き続けられる仕事を見つけるうえでも非常に大切です。

人に感謝されることや目標を達成することなど、仕事を進めるうえで自分がどんなことにやりがいを感じるのかを考えてみましょう

過去の経験の中でうれしかった場面や、満足感を得られた場面などをもとに、何が自分のモチベーションになっているのかを掘り下げてみましょう。

「やりがいを感じること」の例
  • 人に感謝されること
  • 活躍を正当に評価してもらえること
  • 目標を達成すること
  • 自分が好きな仕事をすること
  • 社会への貢献を実感できる仕事に携わること
  • 大きな責任がともなう仕事をすること
  • チームで仕事をすること

「社会貢献がしたい」ことをアピールするコツはこちらの記事で紹介しています。

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最終的に何を達成したいのか

仕事は数日間、数週間の短期的なものではなく、数年間、数十年間の長期的なものです。

数十年間働き続けるためには、仕事をする目的ややりがいを感じることはもちろん、仕事を通じて最終的に達成したいことも考えなければなりません。高いモチベーションを維持して長く働いていくために、自分の最終的な目標を考えてみましょう。

仕事の「最終的な目標」の例
  • 若いうちにバリバリ稼いで早期リタイアしたい
  • 将来は本社で働いてみたい
  • 話題になるようなヒット商品を開発したい
  • いずれは独立して自分の事務所を持ってみたい
  • 海外赴任を経験したい
  • 営業のエースと呼ばれる人材になりたい

将来の目標の考え方についてはこちらの記事でも解説しています。

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キャリアアドバイザーコメント

上村 京久プロフィール

仕事の価値観は「やりがい」から考えるのがおすすめ

先ほど説明したとおり、「何のためか」「何にやりがいを感じるか」「何になりたいか」ということから仕事に対する価値観を考えるといいです。特に重要視したいのは「何にやりがいを感じるか」です。やりがいは仕事をやるときのエネルギーと困難に直面したときの粘り強さにつながるからです。

仕事へのやりがいがあれば、「こんな商品を開発したい」「営業で1くらいの成果を出したい」など仕事をやるうえでのモチベーションにつながります。また、自分の好きなことが仕事であれば、評価や給料を抜きにして、その道を極めたいと考えて仕事に励めるケースがあります。

やりがいを感じることが仕事なら、仕事についてネガティブなことが起こっても、「失敗を糧にさらなる成長ができる」というようなポジティブなエネルギーに変換することができます。やりがいのある仕事をすることで、自ら能動的に働くことができ、長期的な仕事でも成果を出しやすくなりますね。まだ自分のやりがいがわからないという方は、まずはアルバイトや部活での経験などを深堀りし、自分が何にやりがいを感じるのか棚卸ししてみましょう。

大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

仕事に対する価値観を定めるメリット

仕事に対する価値観を定めるメリット
  • やりがいやモチベーションにつながる
  • キャリアプランを立てやすい
  • 迷ったときの判断基準になる

「面接で聞かれやすい定番質問だから」という理由で仕事に対する価値観を考える人も多いと思いますが、実は価値観を定めるメリットはそれだけではありません。

仕事の価値観を定めておくことで、就活をスムーズに進めやすくなるだけでなく、入社後のやりがいやモチベーション維持にもつながるメリットがあります。

やりがいやモチベーションにつながる

自分ならではの価値観をもとに目的意識を持って働けば、仕事のモチベーションを維持しやすくなります。

仕事に対する価値観は人それぞれですが、何も考えずに漠然と働くのと、明確な目的意識を持って働くのとでは仕事への向き合い方が違います。生活するためだけに毎日辛い仕事に臨むよりも、「目標を達成するため」「人から感謝されるため」といった目的意識を持って仕事に臨むほうがやりがいを感じやすいのは言うまでもありません

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キャリアアドバイザー

やりがいを実感し、高いモチベーションを維持しながら働くことで、長続きしやすくなるのが価値観を定めるメリットといえます。

キャリアプランを立てやすい

仕事に対する価値観を定めておけば、それに基づいて10年後、20年後といった将来的な自分像を早い段階で形成し、そのプランをもとに行動できるようになります。

「将来の自分像」や「入社後のキャリアプラン」などは面接の頻出質問です。仕事に対する価値観をもとに、将来的に自分はどんな姿になっていたいのかをしっかりと考えておきましょう

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キャリアアドバイザー

何のために仕事をするのか、何にやりがいを感じるのか、最終目標は何なのかを考えていけば、長期的なキャリアプランが立てやすいはずです。

迷ったときの判断基準になる

仕事に対する価値観は、就活を進めるうえでも役に立ちます。たとえば業界・企業選びは非常に選択肢が多いため、就活の中でも特に大変な作業の一つです。

自分に合う業界・企業を見つけられない学生も多い中、仕事に対する価値観をあらかじめ決めておけば、迷ったときの判断基準となります

「社会への貢献を実感しやすい仕事」「若いうちに海外赴任を経験できる仕事」といった価値観をもとに探していけば、漠然と探すよりもはるかに効率的に自分に合う業界・企業を見つけられます。

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キャリアアドバイザー

業界・企業選びでつまずいている人や、やりたい仕事が見つからずに困っている人は、まずは仕事に対する価値観を定めるのがおすすめです

仕事を選ぶ基準の考え方について、こちらの記事で解説しています。

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キャリアアドバイザーコメント

津田 祥矢プロフィール

仕事への価値観は長く働くうえで重要

社会人は自分の仕事観を作りながら働いていることが多く、長期的に働くために仕事観は重要なものといえます。仕事への価値観が働く自分を支えてくれるからですね。長く仕事を続けていると、失敗することや何かを犠牲にしてまで働いたのに成果がでないことなども出てきます。仕事の価値観が定まっていると「でもやりたいことはできた」「成長にはつながった」など発想の転換ができるので、ポジティブな気持ちで目の前の仕事に向き合えるようになりますよ。

逆に仕事の価値観が定まっていないと、ネガティブな出来事にメンタルがひきずられることもあります。とはいえ、就活をしている現時点で仕事観が定まっている方は少ないです。そのため、社会人になったばかりのころは確固とした仕事観を抱けていなくても、働いてさまざまな経験をしているうちに仕事への意味や価値が見出せるようになることもあります。

学生の今は、アルバイトや部活など組織の中で働いた経験をもとに仮の仕事観を持っておくと良いでしょう。仮の価値観でも働く自分を支えてくれますし、実際に働くうえで、ブレない仕事観が見つかるはずです。

就職前に仕事の価値観について考えるべき理由

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就活生

就職する前から仕事の価値観を決める必要はあるのでしょうか。

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キャリアアドバイザー

仕事をしながら価値観を定めていくという方法もありますが、就職前に仕事の価値観を定めることにはメリットがあります。

仕事の価値観は実際に仕事を始めてからでも考えられるものですが、なるべく就職前の段階でしっかりと考えておくことをおすすめします。その理由をいくつか見ていきましょう。

入社後のミスマッチを防げる

仕事の価値観をもとに、自分が仕事に求めるものや、将来的に実現したいことに沿った業界・企業を選んでいけば、入社後に想像通りの働き方を実現しやすくなります。

反対に仕事の価値観を定めずに、憧れやイメージだけで選んでしまうと、入社後に方向性の違いに気づくリスクが高まります。許容範囲であればまだしも、自分の価値観と決定的に違うと感じる場合は早期離職にもつながりかねません

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キャリアアドバイザー

入社後すぐに早期離職を考えるような事態を避けるために、仕事の価値観は就職前にしっかりと考え、少しでもミスマッチのリスクを減らしましょう。

納得して就活に専念できる

仕事の価値観という一つの軸を定めることで、「本当にこの業界・企業でいいのか」といった不安を持つことなく、自信を持って就活に専念できるようになります。

特に、やる気や将来性を重視する新卒採用では、実績やスキルを評価する中途採用以上に選択肢が膨大です。「業界・企業選びに時間をかけすぎて選考対策の余裕がなくなる」というのは就活でよくある失敗の一つですよね。

こうした失敗を避けるためにも、あらかじめ仕事の価値観を定めてから就活に臨むことが大切です。

志望動機の説得力が増す

仕事の価値観が明確であるほど、志望動機の説得力が増します。多くの学生が悩むことになる面接の受け答えやエントリーシート(ES)の回答も、それほど悩まずに考えられるはずです。

よくある志望動機として「社風に惹かれたから」「企業理念に共感したから」といった回答が挙げられますが、仕事の価値観が明確だと、自分の価値観が社風のどの点と一致したのか具体的に説明できます。その企業でなければならない理由が明確になり、面接官に印象付けることができるはずです。

このように仕事の価値観を考えることは、志望動機を考えることにもつながります。

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キャリアアドバイザー

志望動機が思いつかなくて悩んでいる人は、どんな価値観をもとにその企業を選んだのかという観点から考えてみましょう。

人事担当者に響く志望動機の作り方のヒントはこちらの記事で紹介しています。

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仕事の価値観を見つける3つの方法

仕事の価値観を見つける3つの方法

仕事の価値観を定める大切さがわかっても、具体的にどうやって見つければ良いのかわからない人も多いと思います。納得のいく仕事の価値観が見つからずに悩んでいる場合は、以下の方法で仕事の価値観を考えていくのがおすすめです。

①自己分析をする

価値観がわからないときは、自己分析を通じて自分の性格や特徴を明らかにしていきましょう。仕事の価値観を見つけるためには、そもそも自分がどのような性格の持ち主で、何を大切にして行動しているのかを正しく理解する必要があります

具体的な自己分析の方法としては、モチベーショングラフを活用するのがおすすめです。

モチベーショングラフとは、横軸に年齢、縦軸にモチベーションの上下を記入するグラフです。自分のモチベーションが高まった出来事や、反対に低下した出来事を振り返ることで、自分なりの価値観を明確化できます。

②他の人の仕事観を参考にする

仕事の価値観は人それぞれ少しずつ異なるものですが、他の人が仕事にやりがいを感じる部分や仕事の目的を知ることは、自分の価値観を考えるヒントになります。

具体的な方法としては、OB・OG訪問やインターンシップへの参加を通じ、実際に社会で働いている人の話を聞くのがおすすめです。社会人の話から「この人の考え方は共感できる部分があるな」と感じたら、どんなところに共感したのかを考えてみましょう。

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キャリアアドバイザー

他の人の仕事観を参考に、共感できる部分とそうでない部分を区別しながら書き出していけば、自分なりの価値観が明らかになります。

自己分析の質を上げるコツはこちらの記事で読んでください。

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③キャリア・アンカーを取り入れる

キャリア・アンカーを取り入れるのも仕事の価値観を知るうえでおすすめです。

キャリア・アンカーとは、アメリカの心理学者エドガー・シャインが提唱したキャリア理論の概念です。キャリア選択をするうえで譲れない価値観を人生の錨(アンカー)にたとえたもので、8つの分類のうちどれを最も重視するかによって、自分の価値観の傾向や大まかな適性を図ることができます

以下に8つの分類を紹介するので、自分がどのタイプに最も近いか考えながら読んでみてください。

キャリア・アンカーの8つの分類
  1. 管理能力
  2. 専門・職能的能力
  3. 保障・安定
  4. 創造性
  5. 自律と独立
  6. 奉仕・社会貢献
  7. チャレンジ
  8. ワークライフバランス

1.管理能力

経営者やマネージャーなどの組織をマネジメントする立場に価値を見出します。専門的な仕事に特化することよりも、大きな責任のともなう仕事やスケールの大きな仕事に興味を持ちやすい傾向にあります。

成長意欲が非常に高く、キャリアアップや経験を積むための労力を惜しみません。「責任のある立場でリーダーシップを発揮したい」という願望があるため、他人のサポートを率先しておこないます。

2.専門・職能的能力

特定の分野の知識や能力を身につけていくことに価値を見出します。昇進して責任のある立場を任されることよりも、一つの分野を徹底的に極めたエキスパートになりたがる傾向にあります。

「完璧さを求める」「凝り性」といった性格の人がこのタイプに分類されます。高度な知識を能力が求められる技術開発職や、エンジニアなどが適職です。

3.保障・安定

一つの組織で長期的かつ安定的に働き続けることに価値を見出します。転職やキャリアアップにはあまり興味を持たず、ストレスをあまり感じずに働ける職場環境や福利厚生を重視する傾向にあります。

このタイプの活躍フィールドとしては、安定した経営が見込める大企業や、解雇のリスクが少ない公務員などが代表的です。周りの人をグイグイと引っ張るタイプではありませんが、その特性からリスクマネジメント分野での活躍を期待できます。

4.創造性

新しい価値やサービスを自分の手で生み出すことに興味を持ちます。新製品・サービスを開発する商品開発やデザイナー、起業家といった職種に高い適性があります。

「新しいもの好き」「刺激的な仕事がしたい」といった性格がこのタイプに分類される人の特徴です。創造性を発揮できる仕事に価値を見出すため、一度企業に所属しても最終的には独立や起業の道を選ぶケースがよく見られます。

5.自律と独立

行動の自由度が高い環境で働くことを重視します。組織のルールや規則に縛られることを苦手とするため、自分のペースで仕事を進めたがる傾向にあります。

起業家やフリーランスなどに多く、企業に所属して働く場合でも、在宅勤務やフレックスタイムといった自由度の高い制度が導入されている環境を好みます。

6.奉仕・社会貢献

仕事を通じて他人や社会へ貢献することに喜びを感じます。福利厚生の充実やキャリアアップよりも、社会への貢献を実感できる職場環境を好む傾向にあります。

医療系や福祉系、教育系を志す人に多く、自分の仕事がどれだけ社会に役立つか、社会への貢献をどれだけ実感できるかがキャリア選択の基準となります。

7.チャレンジ

困難な課題に自ら挑戦することに価値を見出します。職場環境や福利厚生などの条件面より、強いやりがいを感じられる仕事であるかを重視する傾向にあります。

職種でいえば、営業職や事業開発職などがおすすめです。厳しい状況下で働くことに喜びを感じるため、転職や異動を経験したとしても前向きに物事を考えられます。

8.ワークライフバランス

仕事と同じくらいプライベートの時間も大切にします。職場環境や福利厚生などの条件面はもちろん、「どこに住むか」「家族との時間を十分確保できるか」といった仕事以外の要因も重視する傾向にあります。

特定の職種に高い適性があるというより、在宅勤務やフレックスタイム、育児休暇といった制度が充実しており、柔軟な働き方ができる職場が向いています。

大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

仕事の価値観を見つけるうえでの注意点

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就活生

仕事の価値観、おもしろいですね! じっくり考えてみたくなりました。

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キャリアアドバイザー

仕事の価値観を見つけることにはたくさんのメリットがある一方、注意点もあるので押さえておきましょう。

他者に自分の仕事観を押し付けない

仕事の価値観は優劣を競うものではなく、十人十色であるものです。自分ならではの仕事の価値観が見つかったからといって、それを人に押し付けるのは控えましょう。

たとえ相反するような価値観であっても、それぞれに良い面があり、その人にとっては大切なものである可能性があります

他者の仕事観を尊重することは、良好な人間関係を築くうえでも非常に大切です。

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キャリアアドバイザー

他者が自分と違う考え方だからといって否定するのは避け、異なる価値観があることを認めるようにしましょう。

仕事の価値観は変化していくものだと理解する

仕事の価値観は一生変わらないものではなく、状況によって変化していくものです。人とのかかわりや新しい経験を重ねていくにつれ、仕事の価値観も少しずつ変化していく場合があります

たとえば入社したばかりの頃は「私生活より仕事重視」と考えていた人でも、時が経つにつれて「仕事以上に家族との時間を大切にしたい」と考えが変わるケースもあります。

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キャリアアドバイザー

一つの価値観にこだわりすぎず、柔軟に考えることが自分の価値観を正しく把握する秘訣といえます。

面接で仕事の価値観を問われる理由

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面接官

あなたの仕事の価値観を教えてください。

企業が求める回答をするためには、なぜわざわざ入社前に仕事の価値観を問うのか、その意図を理解することが大切です。

回答内容を考える前に、まずは面接で価値観を問われる理由を確認しましょう。

企業への志望度を知りたい

企業は仕事の価値観から、「なぜ自社を選んだのか」を判断しようとしています。

仕事の価値観は、「自分にとって仕事とは何なのか」「仕事に何を求めているのか」といった考え方を指すものです。仕事を続けていくうえでの根幹のようなものであり、仕事の採用の観点からすれば企業と学生の価値観は高いレベルで一致していなければなりません。

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キャリアアドバイザー

その価値観が企業の方向性と合っているのか、入社後に実現可能なのかを見極めることによって、志望度の高さを判断しています。

人柄や個性を知りたい

仕事の価値観を問うのには、人柄や個性を見極める意図もあります。どんな性格、考え方をもつ人物なのかを見極めることで、企業との相性を判断しています

企業が仕事の価値観から人柄や個性を見極めようとするのは、入社後のミスマッチのリスクを少しでも減らすためです。たとえば協調性を重視している企業にかかわらず、自分の目標に向かって突き進んでいくタイプの人を採用しても、思うように能力を発揮できない可能性があります。

人柄や個性が合わなければ早期退職につながってしまうことも考えられるため、企業はあらかじめ仕事の価値観についての質問から、社風や仕事内容との相性を確かめているのです。

キャリアアドバイザーコメント

大江 マリア 百合プロフィール

仕事への価値観から企業との相性が分かる

面接で仕事の価値観を問われる理由は、志望への熱意と人柄が知りたいためとお伝えしました。これらを知りたい場合、志望動機やガクチカについての質問でも問題ないはずです。しかし、なぜ企業は仕事への価値観をたずねるのかというと、仕事への価値観から学生との相性がより分かるようになるからです。

企業は、自社に対して何かしら引け目を感じていることもあります。「給料は高いけど残業が多いから条件が良くない」「給料が高くて残業も少ないけど古い体質で若手は活躍しにくい」など、企業は自社の映り方に不安を感じている部分もありますね。

そんな時に、学生の仕事への価値観が確認できると「残業は減らすよう努力するが、発生しても対応してくれそうだ」「年配社員ともうまくやってくれそうだ」と学生を採用する際の安心材料になります。

面接での仕事の価値観の答え方

面接での仕事の価値観の答え方

面接で仕事の価値観を答える際は、ただ自分の考えを伝えるだけでなく、企業の方向性に合った回答を心掛ける必要があります。なぜその価値観を大切にしているのかを伝えたうえで、どのような点が企業の価値観に合っているのかを伝えましょう。

相手に自分の考えを理解してもらいやすい回答に仕上げるためには、以下の構成で伝えるのがおすすめです。

結論から話す

価値観についての質問に限らず、面接での受け答えは常に結論から話し始めるよう心掛けましょう。始めに結論を伝えることで、相手に話の内容を理解してもらいやすくなります

反対に、いきなり価値観を持った理由やエピソードから話し始めると、相手は何についての話なのかを推測しながら聞かなければならなくなります。そうすると相手は話に集中できず、要点を理解しづらくなってしまうため、面接での受け答えは常に結論から話すのが大切です。

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就活生

私が仕事で大切にしたい価値観はチームワークです。

その価値観を持った理由やエピソードを話す

結論を伝えた後は、その根拠となる話をする必要があります。価値観を持ったきっかけや影響された事柄など、なぜ自分がその価値観を持つようになったのかがわかるエピソードを伝えましょう。

「仕事の価値観」というのは非常に抽象的な概念です。たとえば「社会の貢献を実感しながら働きたい」と伝えても、相手からするとその価値観がどれだけ深い考えに根差したものか確認する術がありません。

曖昧で不鮮明な概念だからこそ、それを裏付けるエピソードをより具体的に伝える必要があります。学業やアルバイトなど、どんな場面でも構わないので、自分の価値観を象徴するような過去のエピソードを伝えましょう。

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就活生

以前の私は、自分の力だけを信じて抱え込むタイプでした。しかし、ゼミでグループ研究をした際、チームで取り組むことで自分や周りの人の力が引き出され、より大きな成果をもたらすことを体感し、心から感動したのです。

チームワークを就活の武器にする秘訣はこちらの記事で解説しています。

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自分の仕事観と企業がマッチする理由を述べる

最後に、自分の価値観と企業の価値観が一致している点を伝えましょう。自分と企業の方向性が一致していることを証明できれば、企業への志望度の高さをアピールできます

企業の価値観に沿った回答にする必要があるのは、一方的に自分の価値観を伝えるだけでは、自社と学生の相性を見極めたい企業側の意図を満たせないためです。たとえば幅広い知識を持つ人材の育成に注力している企業の面接で、「一つの分野に特化して能力を磨いていきたい」と伝えても、その企業にとっては魅力的な回答になりません。

まったく方向性の違う価値観では入社後の活躍が期待できないため、面接で仕事の価値観を答える際は、自分の価値観と企業がマッチする理由を述べる必要があります。

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就活生

和を大切にし、チームワークで多くの成果を上げてきた御社なら、私の理想とする仕事ができると信じています。

仕事の価値観の回答例文4つ

それでは、実際に仕事の価値観を問われた際の回答例文を4つ紹介します。

「あなたにとって仕事とは何ですか?」「仕事でどんな価値観を大切にしたいですか?」などと質問されたとき、自信をもって答えられるよう、自分なりの回答を考えてみましょう。

例文①何事にも積極的にチャレンジすること

例文

私が仕事で大切にしたい価値観は、「何事にも積極的にチャレンジすること」です。このような考えを持つようになったのには、大学で取り組んだ研究活動が大きく影響しています。

思うような結果が出ず、何度も挫けそうになりましたが、教授や仲間の励ましによって研究を続けることができました。そして、試行錯誤しながら挑戦を続ければ、たとえすぐに成果を得られなかったとしても、新しい発見につながることを学びました。

チャレンジには当然リスクがともないますが、リスクを恐れてばかりで現状維持に努めてしまっては、成長につながりません。そのため私は、若手にもチャレンジの機会が与えられる御社を志望先に選びました。

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キャリアアドバイザー

自分の仕事に対する価値観と企業の方向性が一致している点をうまく説明できています。大学の研究活動について深掘りされることを想定し、具体的にどんな経験が今の価値観形成につながったのかを話せるようにしておきましょう。

チャレンジ精神を効果的にアピールする方法はこちらの記事で確認してください。

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例文➁自分の能力や知識を活かして社会に貢献すること

例文

私は「自分の能力や知識を活かして社会に貢献すること」が仕事だと考えています。もちろん仕事をするのは自分が生きていくためでもありますが、それ以上に大切なのが、社会のためにどう貢献できるかということです。

このような考えを持つようになったのは、大学時代に経験した家庭教師のアルバイトがきっかけです。勉強嫌いだった生徒が嫌々ながらも勉強に取り組み、志望校を目指して頑張る姿を見守るうちに、人の手助けをすることが自分のやりがいになっていると気づきました。

そしてモチベーション高く指導を続けるうちに、自分の成長も生徒の成長も実感することができ、大きな達成感を得ることができました。

長く意欲を維持しながら働くためにも、自分の能力や知識を活かして人や社会に貢献していきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

「自分の能力や知識を活かして社会に貢献すること」が仕事だと考える理由について具体的に説明しています。「人や社会への貢献がやりがいにつながる」というエピソードから、キャリア・アンカーの奉仕・社会貢献に分類されるタイプだと推測できます。

例文③一つの分野に特化して能力を磨いていきたい

例文

私は仕事をするうえで、「一つの分野に特化して能力を磨いていきたい」と考えています。

このような考えを持つようになったのは、大学時代に経験したシューズショップでのアルバイトがきっかけです。アルバイトを通じて接客のスキルを学ぶうちに、「次はこうアプローチしてみよう」と試行錯誤しながら働くことが大きなやりがいになっていきました。

幅広い分野のスキルや知識を身につけるのも魅力的ですが、私は一つの分野のエキスパートを目指すことにより興味を持っています。入社後は多様な客層の店舗を経験し、さらに接客における対応力を向上させていきたいです。

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キャリアアドバイザー

自分が仕事にどんなことを求めるのかが明確な例文です。「さらに接客における対応力を向上させていきたい」という意気込みから、仕事に対する高い意欲も伝わります。

例文④創造性をもって取り組むこと

例文

私が仕事で大切にしたい価値観は、「創造性をもって取り組むこと」です。このような考えを持つようになったのには、大学時代に所属していた建築系のゼミでの活動が大きく影響しています。

建物の設計という決まった答えがない分野で学ぶにつれ、これまでにない独自の価値を自分で生み出していくことに大きな喜びと楽しさを覚えました。

新しい価値をもつ製品やサービスを開発するのは簡単なことではありませんが、自分の努力が結果につながったときには、何事にも代えがたい達成感を得られるはずです。そのため私は、業界の中でも特に個人の考えが尊重される風土がある、御社の研究開発職を志望しました。

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キャリアアドバイザー

実体験にもとづくエピソードを伝えることで、自分が持つ価値観の根拠がより具体的になっています。価値観と社風の一致している点を説明できており、その企業と職種を選んだ理由が明確です。

仕事に対する価値観を知り自信を持って就活しよう

仕事に対する価値観を定めることは、就活をスムーズに進めやすくなる以外に、入社後のやりがいやモチベーション維持にもつながるメリットがあります。自分なりの基準を定めずに業界や企業を選び、入社後に方向性の違いに気づくような事態を避けるためにも、まずは価値観を明確にしてから就活に臨みましょう。

自分の仕事に対する価値観がよくわからない場合は、自己分析をしたり、他の人の仕事観を参考にしたりするのがおすすめです。今回紹介した方法を参考にし、仕事に対する価値観を知り、面接対策をするとともに、自信を持って就活を進めてください。

大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

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就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そこで、適職診断ツール「My analytics」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

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記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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