目次
- 面接で「将来の自分像」を聞かれることは少なくない
- 採用担当者が将来の自分について質問する理由
- 人柄を知りたい
- 成長意欲とスピード感覚を知りたい
- 企業とのマッチ度を知りたい
- 将来の目標との違いとは
- 目標:企業で達成したいゴールのこと
- 将来の自分:なりたい自分や企業でどう活躍したいかでもOK
- 将来の自分を考えるための方法6選
- ①1~3年後の将来から考えてみる
- ②Will・Can・Mustで絞り込む
- ③業界分析・企業分析から可能な将来像を把握
- ④OB・OG訪問で具体的な理想像を探す
- ⑤過去にやりがいを感じたことを分析する
- ⑥理想のワークライフバランスを考える
- 面接での「将来の自分」の答え方
- ①結論から始める
- ②理由や動機を伝える
- ③現在努力していることを盛り込む
- ④短期的な目標と長期的な目標を伝える
- ⑤企業で実現したいことを伝える
- 面接で「将来の自分」を答えるときのNGポイント
- 内容が企業とマッチしていない
- プライベートな内容に偏ってしまう
- 本心ではないことを言う
- 誇張表現を使う
- 将来の自分像は特にないと答える
- 漠然としていてイメージしにくい
- 例文5選! 将来の自分の答え方
- 業界・企業分析から目標のキャリアが見えている場合
- 憧れのOG・OBがいる場合
- 自分の過去の経験から目標を見出した場合
- 現在努力していることに関わる目標の場合
- 自分の強みを活かした将来の自分像の場合
- 面接での将来の自分についての答え方に悩む学生からよくある質問に回答!
- 将来の自分を考えることは自分のためにも大切
面接で「将来の自分像」を聞かれることは少なくない
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接で志望動機と並んでよく聞かれる質問項目が「将来の自分像について」です。具体的に、「5年後、10年後の自分の姿をどう想像しているか」と言葉を変えて質問されることもあります。しかし、
「企業側の質問する意図がわからない」
「なんと答えれば評価されるのか見当がつかない」
と戸惑う人も多いのがこの質問です。そこでこの記事では、企業が「将来の自分」を質問する意図や、自分らしい回答をするための考え方を実例付きで説明します。
「将来の自分」を自信を持って話し、評価につなげるために必要な内容ですので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
10年後の自分を考える方法についてはこちらの記事で詳しく解説をしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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10年後の自分についてを面接で聞かれることはよくあります。そこでうまく回答することができなければ、せっかくのチャンスを活かせないばかりか、マイナスな印象につながってしまうことも。対策必須の頻出質問と言えますよ。この記事ではキャリアアドバイザーのアドバイスを交えて、10年後の自分の考え方から、回答方法、また回答の参考となる例文を11個紹介しています。就活対策としてとても役立つ記事なので、ぜひチェックしてくださいね。
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採用担当者が将来の自分について質問する理由
自分の将来像について聞かれたとき、「どんな生活を送っていたいか」という質問だと勘違いしないようにしましょう。採用担当者は、「将来は結婚して子どもをつくりたい」といったプライベートについての答えを求めているわけではありません。
企業側が知りたいのは、どんな仕事をしたいのか、どんな立場に立っていたいのかといったことについての答えです。
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人柄を知りたい
「将来の自分像」から企業が知りたいと思っていることの1つ目は人柄です。
たとえば、就活生がジェネラリスト志向かスペシャリスト志向か。ジェネラリスト志向の企業では、数年おきに社員がいろいろな部署を異動するジョブローテーション制度を採用しています。これに対して、スペシャリスト志向の企業では、入社から1つの部署で仕事をします。
就活生が特定の分野でのスペシャリストになりたいという将来の夢を持っているのに、ジェネラリスト志向の会社に入ってしまうと、入社後の将来像と現実のギャップが大きくなります。
また、人の上に立ってチームを率いていきたい、縁の下の力持ちとして会社を支えたいなど、理想的な活躍の仕方も人によってさまざまです。
キャリアアドバイザー
成長意欲とスピード感覚を知りたい
企業は「将来像」の質問をすることで、就活生が自分の将来を明確にイメージして就活できているかも判断しています。将来を見据えて就活に取り組んでいる学生は、成長意欲が旺盛で、スピード感を持って成長できる可能性が高いからです。
企業は、応募してくる就活生が会社に貢献してくれる人材かどうかを見極めたいと思っています。将来像がしっかりあれば、自分の将来像を達成しようとして、仕事に真摯に向き合い努力を続け、結果として企業に貢献してくれるでしょう。
キャリアアドバイザー
志望する企業での将来像を描くためには、業界研究や企業研究をしっかりおこなっておくことが前提となります。このようにきちんと事前準備をしているかどうかも見極めることができる質問が「将来像」であることを意識しておきましょう。
企業とのマッチ度を知りたい
理想的な将来の自分像は、入社後、成長していくうえで本人にとってのモチベーションとなるものです。このモチベーションと企業が求める人材の方向性が違うと、ミスマッチが起こります。
就活生と企業が求める人材の価値観が合っているかどうかは、学生に戦力として長く働いてもらいたい企業にとっては非常に重要なポイントです。
キャリアアドバイザー
価値観が合っていれば、ストレスなく働き続けることができ、実力を遺憾なく発揮することができるでしょう。応募者は理想的な将来の自分像を叶えることができ、企業は利益につなげることができるのです。
企業の求める人物像も把握しておこう
企業の求める人物像を把握し、それに近づけるイメージで将来の自分像を組み立てると、評価されやすくなります。
たとえば、ある志望企業では自ら率先して問題提起をしていく、自分で調べて解決できることは積極的に調べることを求める人物像としているとします。
そこに、「わからないことは何でも先輩に聞きながら身につけて成長したい」と答えると、マッチ度は低くなり、お互いにハッピーな出会いとは言えなくなりますね。
企業はどんな人物を求めているのかを把握して、自己分析した自分と合っているかどうか確認しておくことが大切です。そこに無理に合わせるということではなく、自然にマッチしていると、入社後に自分に合った良い環境となるでしょう。
- 自ら問題提起し、積極的に動いて解決できる人
- 目標達成のためにチームワークで努力できる人
- 向上心があり、自ら探求して成長していける人
- 社会において新しい価値を提供したい
- 社会問題の解決に向け、自分で組織を作って起業したい
- 早いうちから管理職としてマネジメントをおこないたい
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
企業が学生に将来像を聞くのは「学生のキャリアプランを応援できるかどうかが知りたい」という理由もあります。すべての企業が「社員には長く働いてほしい」と考えているわけではありません。社員が長く働くことをそれほど求めていない企業において、たとえば「将来は起業したい」というような向上心ある学生を採用するところは、自社の事業部で学生の将来像に役立つスキルが身につくかを確認するために聞いているケースもあります。特にベンチャー企業などでよく見られる傾向ですね。
そのため、ベンチャー企業のように主体的に行動し利益を追求してくれる人材が求められている企業の選考では、自分の将来像を問われた際は将来像だけでなく、それを叶えるためにその企業で学べそうなスキルかつ身につけたいスキルについても触れるようにしましょう。将来像をしっかり描けていることのアピールにもつながりますよ。
将来の目標との違いとは
面接では「将来の自分」と並んで「将来の目標」を聞かれることもあります。
どちらも就活生の価値観や活躍のイメージを問う質問であり、企業は就活生のモチベーションのもとになる、意欲・やる気など行動を突き動かす原動力を知りたいと思っています。
就活生の「将来の自分」像や「将来の目標」について企業が理解して、企業の方向性と合っていれば、入社した後も長く活躍してくれる人材だと判断するでしょう。
そのうえで「将来の自分」と「将来の目標」の質問は、非常に似ていますが若干ニュアンスが違います。「将来の自分」の考え方をまとめるためにも、ここで整理しておきましょう。
目標:企業で達成したいゴールのこと
将来の目標は、その企業に入社する目的であり、最終的にそこで何をやり遂げたいかというゴールを示します。
たとえば、「新しい介護向けサービスを創造したい」というゴールがあり、それをその企業で実現することが目標なのであれば、ゴールに向かってどのように努力していきたいかを説明するのが「将来の目標」に対する答えになります。
企業側としては、自社でその目標につながるキャリアを提供できるのかというマッチ度をはかる機会となります。就活生が達成したいゴールと企業が求めている活躍のしかたがずれていると、ミスマッチにつながります。
「どんな社会人になりたいか」について上手く考えられない人は、この記事も参考にしてくださいね。
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将来の自分:なりたい自分や企業でどう活躍したいかでもOK
一方、「将来の自分」では、目標ほど明確なゴールが設定されていなくてもかまいません。もう少しざっくりと、近未来のなりたい自分や企業で活躍する姿を明確にイメージできていればOKです。
たとえば先ほどの例であれば、「介護で新しいサービスを創造する」というほど明確でなくても、「同僚と一緒に、社会のためになる商品やサービスを生み出せる人になりたい」といった、働き方や働くうえで大切にしたいことも含めたイメージができていれば、十分に「将来の自分」に対する回答になります。
将来の目標についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
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将来の自分を考えるための方法6選
将来の自分像を考えるためには、じっくりを時間をかけて自己分析をおこない、今の自分のことを客観的に理解しておきましょう。自分はどんな人間で、仕事をすることで何を実現したいかを知っておくことが大切です。
今の自分をよく理解すれば、将来どんな自分を目指してどんな風に成長していきたいのかを考えやすくなります。以下のポイントに沿って、将来の自分について考えていきましょう。
①1~3年後の将来から考えてみる
漠然と「将来の自分像」を考えてもピンと来ない場合、「10年後」にどんな仕事を、どこで、どんなふうにやりたいかを考えると、より具体的なキャリアプランが作成できるでしょう。
そしてその10年後の将来像をかなえるために1年後、または3年後の目標を定めると考えがまとまりやすくなります。1年、3年といったステップ・バイ・ステップで考えると、次のステップに向けた目標が明確になり、実行しやすい可能な目標を積み上げていくことができます。
②Will・Can・Mustで絞り込む
企業でキャリア形成を考えるうえで「Will・Can・Must」をもとに考えをまとめる方法が取り入れられています。この考え方は自分の将来について考えるときにもあてはめることができます。
社会人経験がほとんどない就活生ではCan(今できること)とMust(やるべきこと)は自分で正確に把握・理解するのは難しいかもしれませんね。今回は、Will(将来やりたいこと)について集中的に考えてみます。
自分は将来、どんなことがしたいのか、またはどんなことはしたくないのかについて深く考えていくと、そのWillを実現するために必要なスキルや経験がわかってきますね。
キャリアアドバイザー
たとえば将来、調理師の免許を取って、オーナーシェフになりたいと思ったとしましょう。この夢を実現するのには食材や調理方法に関する知識だけでなく経験や実績、集客の方法やレストラン経営の知識などが必要ですね。これらをCanとMustに振り分けて考えていくと、将来やりたいことを中心とした、将来の自分像が見えてきます。
③業界分析・企業分析から可能な将来像を把握
「将来の自分なんて、そんな先のことまで考えていない」という人もいるでしょう。社会人の場合、企業で実現できることが自分の将来像となります。業界分析や企業研究を丁寧におこない、仕事への理解を深めることで、将来像がイメージできるようになりますよ。
企業研究では業界全体の動きにも注目すると、その企業の将来性を見極めることができるとともに、より長期的な将来像を描くことができるでしょう。
各業界の特徴はこちらも参考にしてくださいね。
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④OB・OG訪問で具体的な理想像を探す
イメージを膨らませるのが難しければ、OB・OG訪問で具体的な理想像を探すのも良いでしょう。先輩からのリアルな声を通じて、仕事の進め方、ジョブローテーション、やりがいなどを聞き「自分もこうなりたい」と思える将来像を固めていきます。
OB・OG訪問の機会がない場合は、企業採用ページの「先輩社員紹介」も参考になります。実際に働いている社員の仕事内容や今までの異動歴などを詳しく紹介しているサイトも多いので、身近な例として参考になるでしょう。
OB・OG訪問の方法についてはこちらで詳しく紹介しています。
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⑤過去にやりがいを感じたことを分析する
自己分析では、過去、何にやりがいを感じたか、どんなことに充実感を覚えたのかを振り返ります。それが仲間と一緒に力を合わせて何かに取り組み、やり遂げたことだったとしたら、あなたはきっと将来も同僚や仲間と一緒にやり遂げることに価値を見出すでしょう。
組織力やチームワークを重視している企業では、まさに価値観が合致するので、評価されるポイントになります。
このように、過去の自分の経験から自己分析を進め、将来像を考えることもできます。
自己分析を難しく感じている学生はまずは診断ツールを試してみるのも良いでしょう。
20~30分で回答できるものが多く、あなたの特徴だけでなく向いている職業や業界を示してくれるツールもあるので初めての自己分析にもぴったりです。
おすすめの自己分析ツールはこちらです。
⑥理想のワークライフバランスを考える
前述したように、就活で聞かれる将来の自分像は、企業におけるあなたのキャリアプランです。しかし、将来の自分像についてのイメージを膨らませるために、ワークライフバランスについても考えておきましょう。
仕事とプライベートのバランスをイメージしたうえで、キャリアプランについても考えていくとまとまりやすくなります。
仕事をバリバリこなすことも大切ですが、ライフスタイルが変わればプライベートに時間が必要になることも増えていきます。そのとき、どんな働き方をしたいかによっても、求めるスキルや人物像が変わってきます。
仕事についてしっかり向き合うことで、より自分に合った将来像を見つけることができます。
キャリアアドバイザー
たとえば、現状気になる要素があって会社の環境自体を変えていきたいのであれば、誰もが直面する働き方の問題とうまくつきあっていけるよう、仲間の声をしっかりと聞く組織作りを目指すべきですね。
ワークライフバランスを大切にしたい学生は、福利厚生についてもしっかり学びましょう。
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キャリアアドバイザーコメント上原 正嵩プロフィールをみる
自分の将来像は「自分が人より得意なこと」から考えることをおすすめしています。得意なことは会社に入っても役立つことが多いからです。たとえば、接客が得意なら接客業はもちろん、営業職で顧客対応のときにも役立ちます。分析が得意ならマーケティング職に活かせることもありますよ。
とはいえ得意なことを探すのが苦手だという人もいることでしょう。そのような人は「やっていて楽しかったこと」を思い出すと良いですよ。やっていて楽しいことは、人から評価されたり人より上手くできることだったりすることもあるからです。
ロジックツリーを使ってみよう
得意なことを見つける方法として、ロジックツリーという分析手法があります。これはある問題をツリー状に分解しそれに至った原因を見つける手法ですが、楽しかった出来事から楽しめた理由や得意なことを見つけるときにも使えます。
まずは楽しかった出来事をひとつ書き出してみましょう。そこに横線を引いて、なぜ楽しかったのかその理由を書いていきます。書き足す横線とその理由は何本でもかまいません。
ツリーのように木の枝をいくつも派生させていくと、楽しかった理由としてたとえば「仲間から褒められたこと」や「売上に貢献できたこと」などに気づくことができます。思考が散らかりにくくなり得意分野を見つけやすくなりますよ。スマホのアプリもあり、手軽におこなうことができるのでぜひ実践してみてください。
このほかに自分に将来を考える手法はこちらでも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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面接での「将来の自分」の答え方
「将来の自分」について大まかにイメージができたら、面接での答え方を考えておきましょう。先のことを話すためどうしても漠然としてしまいがちですが、きちんと論理立てて話すことで相手に伝わりやすくなります。
ポイントに沿ってメモを取り、話の筋を通すことで面接官が納得できる内容にします。最後にその将来の自分像を企業で実現したいことを伝えるのを忘れないようにしてくださいね。
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①結論から始める
一番大切なことは、結論からはっきりした目標を伝えることです。結論はわかりやすく、簡潔に述べるようにしましょう。その結論と自分の今のスキルや知識のギャップを埋めるために、どうすればよいか、どうしていきたいかということを肉付けします。
たとえば、将来の自分像が「幅広い人に役立つウェブサイトを作りたい」というものであれば、そのためにどんな知識やスキルを身につけていきたいのか、どんな仕事をしていきたいのか、といったように中身を充実させていきましょう。
②理由や動機を伝える
- 過去の経験
- 憧れの人物
- 趣味・嗜好の延長
- 理想のライフスタイルの実現
結論を言っただけで具体的な理由が足りないと信憑性に欠けてしまいます。そのため、なぜそう思うようになったのか理由や動機を伝えましょう。
面接官を意識して立派な理由を掲げなければと気負う必要はありません。「こうした人を見て自分もそうなりたいと思った」「こうした商品やサービスに触れて感動し、自分も同じようなものを作りたいと思った」など、心から「こうなりたい」と思えるようになったエピソードを伝えることが大切です。
③現在努力していることを盛り込む
「将来の自分」の理由づけや動機を伝えることができたら、今、そこに向かって努力していることを伝えましょう。
たとえば先ほどの例で「幅広い人に役立つウェブサイトを作りたい」であれば、ウェブサイトの基本的な知識を身につけたり、実際にサイトを作ってみたりといった取り組みをすでに始めていると説得力があります。自分がいいと思うウェブサイトを探している状態でも良いでしょう。
「こんなすごい人になりたい」という理想だけでなく、今の自分の努力が将来の自分につながっていることを伝えられると本心から語っていると判断してもらえるでしょう。
④短期的な目標と長期的な目標を伝える
将来の自分に到達するための長期的な目標と近未来の目標を伝えると、より具体的に考えていることが感じられます。
長期的な目標、たとえば10年後の目標だけでは、少し現実味に欠け、単なる夢物語のような話になってしまいがちです。そこで1年後や3年後といった近未来の目標に細分化することで、より具体的なキャリアプランを描くことができ、企業側もイメージしやすくなります。
- プロジェクトリーダーとして仲間をまとめられる存在になる
- 生産工程や予算を理解して商品開発できるようになる
- 初めての仕事にも果敢に挑戦し、業務遂行できる人材になる
- 高い視座を持ち、会社の利益と社会への貢献を両立する商品を開発できるようになる
- チーム一人一人の能力を最大に引き出し、大きな成果を導くことができるリーダーになる
- 会社の幅広い業務について理解し、その中核として貢献できる人材となる
わかりやすく言えば、いきなり「役員になりたい」とだけ面接で伝えても、ただ漠然とした目標を掲げているように捉えられてしまう可能性もあります。。しかし、そこに到達するまでのキャリアプランや、なぜ役員になりたいのかといった背景がしっかりとしていれば、具体的な将来の理想像として伝えることができます。
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⑤企業で実現したいことを伝える
最後に、企業で実現したいことを伝え志望動機と結びつけます。
長期的な自分のなりたい像については、志望企業でなくても実現できる内容が多いと思います。そこで話を終わらせるのではなく、ぜひ志望企業で実現したいということを伝えましょう。
それには、志望企業だけでなく、競合他社についてもしっかり調べておく必要があります。将来の自分像に企業の強みや理念を融合させ、志望企業だからこそ実現できるのだという結論(志望動機)につなげることができれば、志望動機との一貫性が強まり、面接官に印象づけることができるでしょう。
企業で実現したいことを考えるには、入社後に挑戦したいことを考えるのも効果的です。入社後に挑戦したいことを考えたい学生はこちらを参考にしてくださいね。
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自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけで裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが自動で完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう!
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キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
将来の自分の姿を語るときは自己PRも盛り込みましょう。面接ではどんなときでも自分をアピールできそうなチャンスは活かしたほうがいいからです。
たとえば、将来像の理由や動機付けに、自分の実績を持ってきます。仮に、「これまでしていた接客のアルバイトで、顧客1人あたりの購入単価が店舗1位になった経験」があるとしましょう。この場合は「顧客と良好な関係を築けるスキルを活かして、将来は配属されている部門の顧客満足度向上に貢献できる人材になりたいと考えています。」などとアピールすることができますね。将来像を語ると同時に自分の成果も伝えられ、自己アピールにつながります。
求める人物像と自分のスキルを照らし合わせ、評価される要素を選ぶことが大切
ただし実績を伝えるときは、企業が求める人材像に合っているかどうかを必ずチェックしてくださいね。企業がミスなく確実な仕事のできる人材を求めているのに、失敗を恐れず挑戦を重ねた経験や実績を伝えてしまうと逆にマイナスの評価につながりかねません。
企業に「この学生は自社と相性がいい」と思ってもらうには、企業が求めている人材像に合わせる必要があります。もちろん嘘はいけませんし、無理をする必要はありません。あくまで自分が持っているいくつかの強みやスキルのなかから企業が評価してくれるものを理解し、ピンポイントで伝えましょう。そのために、事前に企業の求める人物像を理解する企業分析と自己をよく理解する自己分析が非常に大切になりますよ。
面接で「将来の自分」を答えるときのNGポイント
「将来の自分」という質問に答えるときに注意したいNGポイントについて紹介します。よくあるのが、面接官の前で緊張して、自分の想いを適当にごまかしてしまうケース。あるいは、志望企業に入ることだけを目標にしてしまい、自分のほんとうに描いている将来像をうまくアピールできないケースです。
その他、特に気をつけたいNGポイントをまとめるので、自分の回答例を振り返ってぜひチェックしてみてください。
内容が企業とマッチしていない
もっとも避けたいNGポイントの1つが、志望企業で実現できないことを伝えることです。志望企業ではなりたい将来の自分が実現できない場合、将来の自分の設定がそもそも間違っているか、その企業には単なる知名度などへの憧れで応募している可能性があります。
憧れだけで志望企業を選ぶと、入社してしまえば、それでゴールが達成されてしまいます。しかし、大切なのはその後どのようにステップアップして、企業に貢献するかということです。
キャリアアドバイザー
単なる憧れではないのであれば、将来の自分の設定が間違っていることになります。たとえば、専門知識と技術を身につけ、独立して働きたいと思っていても、企業が独立を奨励していなかったり、業界的に独立が容易ではない場合、マッチしていないと判断されてしまうでしょう。
自己分析を徹底して再考し、無理なく企業で実現できる内容になっているかを確認しましょう。インターンで憧れが現実と離れていないか体験しておくことも重要です。
インターンを効果的におこなうポイントについてはこちらの記事で紹介しています。
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インターン充実に不可欠な目標設定の秘訣|選考を有利にするコツも伝授
インターンを充実させるために目標を設定していますか? 実は就活生にとってインターンの目標設定はかなり重要です。今回は、目標別のインターンを紹介し、目標や学びたいことを書く時の3つのポイントをキャリアアドバイザーが例文とともに解説していきます。
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プライベートな内容に偏ってしまう
たとえば、安定収入を得て、家族を支えたいというのも立派な就職の目的ではあるでしょう。しかし、プライベートの話をしても面接では評価されにくいです。
企業が知りたいのは、入社後、どのように企業に貢献してくれる人材なのかということ。その企業での仕事に絡めた内容でなければ意味がないことを覚えておきましょう。
キャリアアドバイザー
経営コンサルタントになって自営業である実家の仕事もサポートしたいなど、将来の自分を目指す理由としてプライベートが絡んでくるのはもちろんOKです。
本心ではないことを言う
「特に自分の将来像が思いつかない」ということもあるでしょう。そんなときについ、本心ではないけれど、企業受けしそうなことを取り繕って言ってしまおうと考えるかもしれません。
しかし浅はかな回答は、何人もの就活生に話を聞いている面接官には嘘であることがすぐにバレてしまうのでおすすめできません。適当に本心ではない将来の自分像を答えても、その背景や、そこに至るまでの短期的な目標も定まっていないので、キャリアプランそのものの内容が薄くなってしまいます。
キャリアアドバイザー
面接官は企業に必要な人材を見極めるプロなので、志望度が低い応募者だと判断されてしまうかもしれません。
面接で嘘をつくことのデメリットはこちらの記事でまとめています。
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就活で嘘をつくことには、たくさんのリスクがあります。この記事では、嘘と嘘ではないの境界線や、嘘のエピソードを話さなくていい対策もキャリアアドバイザーが紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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誇張表現を使う
将来像ですから、夢を大きく持つことは問題ありません。しかし、「10年後には1億円売上たい」などと、ステップ・バイ・ステップの具体的な道筋もなく、夢物語だけを語っても面接官からは自己分析ができていないと捉えられるだけです。
「絶対にこうなりたい」「必ず~します」といった誇張表現も、確証もないのに口だけで言っているような印象を与えますので避けるべきです。
キャリアアドバイザー
強い言葉を選ぶよりも、その将来像を目指す理由や成長する方法を述べることで説得力をもたせることを意識しましょう。
将来の自分像は特にないと答える
就活生
将来の自分なんて、社会人体験もない自分が言うのはおこがましいように感じるんです。「特にありません、ただただ目の前の仕事を頑張ります!」じゃダメなのでしょうか……。
キャリアアドバイザー
気持ちはわかりますが、それでは企業がこの質問をした意味がなくなってしまいますよね。
就活生
た、たしかに……。
キャリアアドバイザー
そういうときは、今の自分ができることを絡めて近未来の将来の自分像を話してみてはいかがでしょうか。
将来の自分像を具体的にイメージするといわれても、社会人経験がほとんどない就活生にとってはとても難しい作業です。かといって「将来の自分像は特にない」と言い切ってしまうことは、自己分析をしっかりやっていないと開き直っていると捉えられてしまう可能性があるので、おすすめできません。
真面目であるがゆえに、「実績もないのに勝手なことはいえない」と考える人もいるでしょう。しかし、「将来の自分」では特に何年後のことであるのか限定されていません。
そのため、「プログラミングの腕を磨きたい」「語学力を活かしたい」「新しい機械を扱えるようになりたい」など、今のスキルの延長上にある身近な将来像を伝えてみてはどうでしょうか。
漠然としていてイメージしにくい
将来の自分は漠然としすぎているとイメージがしにくく、印象にも残りにくいです。たとえば、AとBの文章だったらどちらのほうが印象にのこるでしょうか。
豊富な知識と経験を積み、確かな判断力のある、部下に頼られる人になりたいです。
2つ上の先輩が今、クライアント企業に自社アプリを活用してもらおうとチームの中心になって企画をまとめているという話をインターンで聞き、まずは自分もそんな風にチームをまとめてみたいと思いました。
B案のように、具体的で面接官にも共感してもらえるような例を加えてみるのもいいでしょう。
社会権県のまだない就活生の取って、将来の自分像はどうしても漠然としたものになるかもしれません。しかし、そこに至る短期的な目標や過程のイメージまですべてが漠然としていると、相手に自分の将来像が伝わりにくい可能性もあります。
例文5選! 将来の自分の答え方
ここで、将来の自分像についての答え方の例をいくつか紹介します。これまで紹介してきたように、自分の将来像が明確に設定できるようになるには、しっかりした自己分析ができていることが大前提です。
パターン別に例文を挙げていますので、自分が取り組みやすい方法で考えてみましょう。
業界・企業分析から目標のキャリアが見えている場合
業界・企業分析から将来の道筋を考えた場合の例文です。
私は将来、プログラミングの会社を立ち上げたいと考えています。
日頃「こんなアプリがあったら便利なのに」と感じることがよくあり、コロナ禍でオンライン授業がはじまってからは、とくにその思いが強くなりました。かゆいところに手が届くアプリが見つからないと「自分が開発したい」と思うようになりました。
今後も成長が見込まれるIT業界では、同時に競争も激しくなっていくと思われます。そんな中、貴社ではプログラミングや管理スキルを磨きながら、将来的な独立も推奨しているという話を聞き、自分の将来像に近づけるのではないかと考えています。
まずは社内でチームをまとめ、プロジェクトを率いることで、将来、会社を運営するにあたって重要になる統率力や管理能力を高めていきたいと思います。
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キャリアアドバイザー
「独立」を将来像として語るときは、企業でそれを奨励しているなどの背景があるかリサーチしておきましょう。長く腰を据えて働いてほしいと考えている企業に、独立を将来像として語ってしまうと逆効果になります。
憧れのOG・OBがいる場合
身近に「こうなりたい」という憧れの先輩がいると、具体的でイメージしやすい話ができ、面接官の印象にも残りやすくなります。
自分の将来像は「みんなが幸せになれる社会づくりに貢献できる人間になること」です。
就活を始めた頃に、NGOでイベントを企画していた2年上の先輩に話を聞きに行き、職場見学もさせてもらいました。そこで、体の不自由な人が活き活きと運動会に参加している様子と、運動会がスムーズに進行できるよう、走り回っている先輩を目の当たりにし、その目標を一歩ずつ叶えようと努力する姿に心を打たれました。
先輩の働く様子を間近で見て、「現場で困っている人」に役に立ちたいと強く思うようになったのです。そのために、先輩のように自分の想いを具体的な行動に移していける人間になりたいと思っています。
貴団体では、現場第一主義というのがモットーだと伺っています。将来の自分に近づくために、是非、同じ価値観をもった皆さんと仕事がしたいと考えました。
キャリアアドバイザー
将来の自分像がそこまで明確ではない分、先輩のエピソードが入ることで具体性のある内容になっています。最後は志望する企業や団体で実現したいことを伝えるのも忘れないようにしましょう。
自分の過去の経験から目標を見出した場合
自分の過去の経験をエピソードを交えて具体的に語ることで、説得力のある内容になります。
幼い頃から、自分はCAかホテルマンとしておもてなしに関わっていきたいと考えてきました。
両親が旅行好きで、小学生のときから国内や海外への旅行に連れて行ってもらいました。そこでの思い出の1つが、優しく接してくれたCAやホテルのスタッフの方の笑顔です。
ホテルの中で両親とはぐれてしまい、戸惑っていたときに声をかけてもらってほっとしたこと。初めての国で刺激が強く、疲れていたときに、ホテルに帰ると誕生日にサプライズのケーキを用意してくれて、とてもうれしかったこと。
居心地の良い空間で楽しい時間をたくさん過ごすことができた経験を、今度は社会人として自分がお客様に提供したいと考えています。そして、当時の自分のように、心からの「ありがとう」をお客様に言っていただけるスタッフになりたいです。
貴社では、入社1年目から全国の提携ホテルや系列ホテルと積極的に人材交流して、接客の意見交換をしていると伺いました。貴社で一流のホスピタリティを学び、自分が理想とするおもてなしが提供できるよう、成長していきたいです。
キャリアアドバイザー
ここでの将来の自分像は、お客様に「ありがとう」と言ってもらえるスタッフです。それだけでは一般論のようにも聞こえますが、エピソードがある分、オリジナリティのある内容になっています。
現在努力していることに関わる目標の場合
現在、努力していることが将来の自分に直結している場合の例文です。将来に向けて努力していることが面接官に最も伝わりやすいので、今努力していることがある場合は積極的に取り入れましょう。
私の将来の自分像は、食を通じて人々の健康に役立つことです。
現在私は、自然素材を活かしたサンドイッチ店でアルバイトをしています。それ以前は、サンドイッチなら何でも同じだと思っていましたが、「店の看板に書いてある素材の産地をみると安心するから他の店ではもう買わない」というお客様の声を聞いて、消費者はとても素材の安全性や健康に気を遣っているのだということがわかりました。
大学では栄養学を専攻しています。就活を始めたときは、漠然と「栄養士」という事しか思い浮かばなかったのですが、今は大学で学んだことを「レストランでの安全・安心なメニュー開発」につなげていきたいと思うようになりました。
貴社の「お客様の安全安心のために」という社風はまさに、私の将来像と一致しています。ぜひ貴社でお客様の目線に立ったメニュー開発に取り組みたいと思います。
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キャリアアドバイザー
将来の自分像と企業の社風が非常にマッチしていて、そのまま志望動機につながっている回答例です。経験からの気づきや現在、学んでいることを絡めながら、説得力のある将来の自分像を伝えています。
自分の強みを活かした将来の自分像の場合
現在の自分の強みがあれば、そこからさらに成長した将来の自分と絡めて積極的にアピールしましょう。
私は10年後、語学力を磨いて海外に日本の商品を届ける仕事に携わりたいという目標を描いています。
文学部英文科に所属しているので、TOEICや英検などの検定試験を受けたり、語学留学をしたりして英語に触れる機会をたくさん作ってきました。英語の学習時間も長くなり、自分の強みになったと思っています。
同時に、海外を知ることで、日本の良さを世界にアピールしたいと思うようになりました。今後は、培った英語力をツールとして活用しながら、その夢を実現したいと考えています。
貴社では、入社2年目から能力があれば、海外支社への勤務も検討するという話を聞き、実際に赴任された人の話も紹介されていたので、自分も挑戦したいと思いと強く思うようになりました。
キャリアアドバイザー
学生時代に英語を学んだ人は多いでしょう。しかし、社会人になってからは単に「英語を学びたい」というだけではなく、それをどのように仕事に活かしたいのかに触れられるといいですね。
面接での将来の自分についての答え方に悩む学生からよくある質問に回答!
面接で「将来の自分は」と質問されて、どのように答えたらいいのか悩む人もいるのではないでしょうか。また、答える際に気をつけることはあるのかも気になりますよね。そのような疑問にキャリアアドバイザーが回答します。
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将来の自分はどのように考えたらいいですか?
将来の自分についてイメージが湧かない場合は、会社説明会やインターンシップで「いいな」と思える先輩社員はがいなかったか考えるのがおすすめです。憧れる先輩社員の仕事内容やリーダーシップの取り方などを知ると「自分もそうなりたい」と思う場合もあるでしょう。目標とする先輩社員と10年後、20年後の自分を照らし合わせ、将来の自分を想像することをおすすめします。
また、応募先の先輩社員をイメージした回答だと企業とのミスマッチも起こりにくいはずですよ。
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将来の自分を伝える際に避けるべきことはありますか?
将来の自分を伝える際に、プライベートに偏った回答は避けましょう。面接官はあくまでも「当社に入社したら」を前提に質問しているため、プライベート重視の回答だと「仕事する気はあるのかな」と疑問を持たれてしまう可能性がありますよ。プライベートなことも話したいという人は初めに仕事の話をしてから「また、プライベートでは~」などと、補足程度のような感じで伝えるようにしましょう。
つい夢中になってプライベートのことを話しすぎる人がいますが、仕事への意欲を伝えるためにも仕事に重きを置いて話すことをおすすめします。
将来の自分を考えることは自分のためにも大切
「自分の将来像」について考えることが大切なのは、就活のためだけではありません。自分のキャリアを一歩一歩進めていくには、納得のいく就職をして、腰を据えて自分のキャリアプランを実現していく必要があります。
そのためには、まず現時点での理想の将来の自分像を明確にしておくこと。さらに、そこに近づくには、どこでどのような努力を積む必要があるのか、しっかりと考えておくことが、実現への近道となります。
自己分析を徹底して長期的な自分の将来像を設定し、その将来像をかなえるマッチ度の高い企業を志望すれば、企業にとっても就活生にとってもいい出会いとなります。
仕事人としてどうありたいか、どんな人を目指しているのか、将来の自分像に向かって何を大事にしたいかという活躍のビジョンが、企業が求めているものと合っているかどうかを、面接官は「将来の自分」から判断しています。