目次
- 就活したくないと感じるのはあなただけじゃない! 自分の気持ちに正直に今後を決めよう
- キャリアアドバイザーが贈る! 就活したくないと感じるあなたへのメッセージ
- 就活したくない理由別! キャリアアドバイザーからのアドバイス
- 就活というシステムが嫌だった
- そもそも働きたくなかった
- 自分に向いてる仕事がわからなかった
- 就活がうまくいかなかった
- 正社員になりたくなかった
- 今の状況を変えたい……! そんなあなたに贈る「就活したくない」から脱却する方法
- ①将来の自分を想像してみる
- ②就活への見方を変えてみる
- ③社会人の話を聞く
- ④就業後にやりたくないことを除外してみる
- ⑤働くことの良さや楽しさを考える
- ⑥周囲や就活のプロに相談する
- ⑦期間を決めてリフレッシュする
- 実際に就活しなかった学生も! 就活しない場合の選択肢
- 「就活したくない」は甘えではない! 自分の気持ちを整理して一歩踏み出そう
就活したくないと感じるのはあなただけじゃない! 自分の気持ちに正直に今後を決めよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「就活が必要なことはわかっているけど、身体がなかなか動かないんです……」
「なかなか就活への気持ちが向かない自分って、やっぱり変なのかな……」
周りが一気に就活モードに入るなか、自分はなぜか熱が入らない。この状況を変えたいと思っているけど、どうしたら良いかわからず悩んでしまうケースがあります。
大学生活のなかに突如入り込んでくる「就活」の二文字は、受け入れるのに時間がかかってしまいますよね。まずは、自分だけが就活をしたくないと思っているわけではない点を理解しつつ、自らの気持ちを受け入れることが大切です。
この記事では、「就活したくない」という気持ちを抱えながらも、自分のペースで前に進むためのヒントをお届けします。キャリアアドバイザーの視点で、同じような悩みを抱えていた学生の体験談もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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キャリアアドバイザーが贈る! 就活したくないと感じるあなたへのメッセージ
就活したくない理由別! キャリアアドバイザーからのアドバイス

就活生
就活しなきゃいけないことはわかってるんですが、なんとなくやる気がでなくて……。

キャリアアドバイザー
そういった就活生は珍しくありません。実際に多くの先輩たちもそういった悩みを抱えていましたよ。

就活生
そうなんですか? その先輩たちはどんな理由で就活したくないと思っていたのですか?

キャリアアドバイザー
「就活したくない」と感じていた理由と実際にキャリアアドバイザーがどのようにアドバイスをしているのか紹介しますね。
就活への抵抗感は、人それぞれ異なる理由から生まれます。「なぜ就活したくないと感じるのか」原因を探ることで、今の状況を打開するための一歩を踏み出せるようになるでしょう。
ここでは実際に「就活したくない」悩みを抱えていた学生の実例や、実際にキャリアアドバイザーがどのようにアドバイスをしているのかを紹介します。
自身の気持ちに近い状況を見つけることで、これまで見えてこなかった突破口に気付けるかもしれません。一人で抱え込まず、同じ悩みを乗り越えた先輩たちの知恵を借りてみましょう。
就活というシステムが嫌だった
「型にはまった就活スタイルに違和感を覚えた」「みんな同じスーツ、同じ言葉遣い……自分を偽らないと就活できないのかと考えてしまった」など、就活に対してネガティブな感情を抱いている人もいるいるでしょう。
就活は学生と企業との相性なので、どんなに優秀な人でも、企業との相性が悪ければ不合格になります。そのため、就活は頑張りに対して結果が必ずしも伴わないケースもあり、理不尽だと感じる場合もあるでしょう。
先輩たちは「就活生」としての振る舞いに息苦しさを感じながらも、どのようにして乗り越えることができたのでしょうか。学生の実例とキャリアアドバイザーのアドバイスを紹介します。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「就活というシステムが嫌」という考え方との向き合い方
就活はあなたの夢や目標をかなえるための第一歩になる
多くの学生を支援するなかで、「就活そのものが嫌だ」と感じる理由はたくさんあるように感じます。たとえば、海外の就活と比較して、日本の就活に納得感を持てないといったケースです。この場合は、将来的に海外で働きたいという強い気持ちを持った学生が多いですね。
しかし、その目標を達成するためには、まず日本で就職して社会人経験を積むことが必要不可欠です。将来的に海外で働きたいという考えを実現するためにも、まずは目の前の就活を頑張って、一社目で経験値を高めることが重要とお伝えしています。
就活を経て社会人経験を積むことが、その目標達成への大きなステップアップになるでしょう。
そもそも働きたくなかった
「自由な学生時代が終わるなんて考えられない」と、いきなりのしかかってきた就活を目の前にして思ってしまうのは、決しておかしいことではありません。なかには「本当に朝から晩まで働くの?」と、現実を前に働きたくない思いが強まってしまうことでしょう。
いまもなお社会で職務を果たし続ける先輩たちは、この働きたくない思いをどう解消したのでしょうか。キャリアアドバイザーからのアドバイスとともに紹介します。
キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ「そもそも働きたくない」という感情との付き合い方
将来挑戦したいことや自分の理想像を考えてみよう
そもそも働くのが嫌という理由から、就活をしたくないという学生も多くいます。たとえば、アルバイト先の店長があまりにも多忙に働いている姿を見て、社会に出ることへの不安を感じたり、「働きたくない」と感じたりする人もいました。正直なところ、働かずにお金を稼げたら、とても良いですよね。
しかし、働くことへネガティブな感情を抱いてしまったときこそ、一度立ち止まって改めて「将来どうなりたいか」という夢や希望を考えてみることをおすすめします。そして、その夢や希望に少しでも近付けるような仕事を探してみてはいかがでしょうか。就活を経て働くことは、あなたのやりたいことに近付くための第一歩となるはずです。
「自分は働くことに向いていないのでは……?」という気持ちを持っている人は、以下の記事を読んで気持ちの切り替えをおこないましょう。
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「働くことに向いてない」は気持ちの切り替えで打開! 対処法7選
社会人になることを考えると「自分は働くことに向いてないのでは」と感じることもあると思います。そのようなときは、気持ちをうまく切り替えて就職することと向き合っていくことが大切です。この記事では、働くことに向いてないと感じたときの気持ちの切り替え方をキャリアアドバイザーが解説します。
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自分に向いてる仕事がわからなかった
「自己分析とやらをしてみたけど、自分が何に向いているのか見えてこない……」。どうせ働くなら自身に合った仕事が良いと考えるなかで、その答えを導き出せず立ち止まることがあるでしょう。
「そもそも働いたことがないのに、自分に向いているかどうかなんてわからない」と考え始めると、無数の選択肢とともに迷路に迷い込んでしまいます。
自分に向いてる仕事がわからない学生に対して、キャリアアドバイザーが実際にしているアドバイスを紹介します。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「自分に向いてる仕事がわからない」という不安との向き合い方
不安を気負いすぎる必要はない! これまでの経験からやりがいや強みを明確にしよう
就活を通してさまざまな業界や職種の仕事を見るなかで、「自分に向いてる仕事がわからない」と悩む人も多いですね。
たしかに、就活を進めるうえで、自分に合った仕事を探すのは大切です。しかし、本当に自分に向いている仕事は、実際に社会に出て経験を積んでみないとわからない部分が大きいもの。だからこそ、「向いてる仕事がわからない」と今の時点で悩みすぎる必要はありませんよ。
そのうえで、これまで頑張ってきた経験ややりがいを感じた経験、自身の強みなどを振り返り、それらを活かせそうな仕事や、やりがいを感じられそうな仕事から調べていくことをおすすめします。
就活をするなかで「自分に向いてる仕事って何だろう?」と思う瞬間があるかもしれません。そのような場合は、こちらの記事で適職を探す方法を学んでみましょう。
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自分に合った仕事を見つけるには、自己分析と希望・スキルがマッチする点を見つけることが大切です。 この記事では自分に合った仕事探しの見つけ方をキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考に、自分に合った仕事を見つけてくださいね!
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就活がうまくいかなかった
時間をかけて対策をしたのに、一向に報われない状態が続くと、就活のやる気がどんどん失われてしまいます。
ようやく面接に辿り着いても、練習どおりに自分を表現できず、結果は不採用。想定外の質問も飛んでくるなかで「もうあんな苦しい思いをしたくない」と、エントリーする手が止まってしまうかもしれません。
就活がうまくいかないと悩むあなたへの、キャリアアドバイザーからアドバイスを紹介します。
キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ就活が全然うまくいかないときの対処法
就職エージェントを積極的に活用しよう
「就活が全然うまくいかない」「どれだけ対策しても面接で落ちてしまうから、もうやりたくない」。そういった理由から、就活に前向きになれない学生もいます。
もしそう感じているのなら、決して一人で抱え込まないでください。就職エージェントに相談してもらえれば、私のようなアドバイザーが、あなたの面接対策を一から丁寧におこない、企業からのフィードバックをもとにあなたの選考通過や内定獲得を全力でサポートします!
就活は、決して一人で頑張らなけれいけないものではありません。ぜひ私と一緒に、頑張っていけたらと思います!
就活がうまくいかないと悩む場合は、以下の記事で理由を探ってみてくださいね。
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就活がうまくいかない理由は3つ|対策17選から今必要な一手を選ぶ
就活がうまくいかない時、「どうしてうまくいかないのか」「どうすればうまくいくのか」が気になるところですよね。この記事では、キャリアアドバイザーが就活がうまくいかないときの対処法を解説しています。
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正社員になりたくなかった
「そもそも、正社員という枠組みに疑問を感じてしまう」。このように思うのは、働き方が多様化した現代のなかで、自然に出てくる考え方といえます。
世のなかを見渡してみると、正社員にならずとも、幸せそうな生活を送っているであろう人の様子が目につきます。自身の将来を考えるタイミングである就活で、正社員になりたくないという思いから、なかなか履歴書を書く手が進まないこともあるでしょう。
正社員になりたくない学生に対して、実際にキャリアアドバイザーが伝えているアドバイスを紹介します。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!新卒就活ならではの特徴やメリット
幅広い業界から就職先を選べる唯一の機会
就活したくない人のなかには正社員として働くのが嫌な人もいるでしょう。しかし新卒で正社員として就職するのには多くのメリットがありますよ。
たとえば、新卒の就活のように、幅広い業界や企業に足を運ぶ機会は今後ないと思っていいでしょう。仮にこのあと転職を経験するとしても、仕事をしながら何十社も並行して受けていくことは時間的にも体力的にも難しいです。また、ポテンシャル採用の新卒採用とは違って、転職は即戦力として採用されることが多いので、受けられる業界や企業はどうしても絞られてしまいます。そのため、このような制限もなく、単純に興味がある企業に数多く足を運ぶことができる機会はとても貴重なのです。
また正社員以外として働く選択肢もありますが、収入が不安定だったり、一部の福利厚生を得られないなどのリスクもあります。また、その後の正社員になろうとしてもどうしても選択肢が限られる傾向にあります。今本当に自分が正社員以外の選択肢を取るべきなのか、メリットやリスクなどをふまえたうえで、判断することが重要ですよ。
正社員になりたくないと思う人は、こちらの記事を参考にしてみてください。正社員のメリットについて、あらためて見直す機会を得られます。
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正社員になるべき?メリット・デメリットや正社員以外の働き方を解説
大切なのは自分に合った働き方を見つけること こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活中の学生から、 「正社員になるメリットがわからない」「他の働き方ではダメ?」 といった相談を受けることがあります。実際に働いたこ […]
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自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけであなたの強み・弱みが簡単にわかります。
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今の状況を変えたい……! そんなあなたに贈る「就活したくない」から脱却する方法


就活生
就活したくない気持ちはあるけど、いつかはやらないといけないことはわかっています……。

キャリアドバイザー
無理に就活を進める必要はありません。気持ちと向き合う方法を探っていきましょう。
就活に力を注げる自分になるためには、自らの考え方を少しずつ変えていく必要があります。ここでは、選考突破に向けて動き出せる自分になれるよう「就活したくない」状況を抜け出す方法を解説します。
①将来の自分を想像してみる
就活したくない気持ちが強いときは、あえて5年後、10年後の自分をイメージしてみましょう。具体的にどのような生活をしていたいのか、どのような人間関係を築いていたいのかなど自由に考えることが大切です。
たとえば「故郷で働きながら、地域へ恩返しをする生活をしたい」のであれば、働く意欲につながるだけでなく、就職先の目安も立てられます。
なかなか自分の将来を見出せないときは、自分に「なぜ?」の問いかけを蹴り返すことが有効です。
たとえば「お金をたくさん稼いでいたい」という漠然とした気持ちに「なぜ?」を加えてみると「安心した生活を送りたいから」と答えが出てくるかもしれません。そこから、さらに「なぜ?」を繰り返すことにより「家族と過ごす時間を作るため、残業の少ない職場で働きたい」など、自らの本質が見えてくるケースがあります。

キャリア
アドバイザー
将来像が具体的になるほど、「就活」はただの苦しい行動ではなく、理想をかなえるための通過点としてとらえられるようになるでしょう。
将来の自分についての考え方はこちらの記事で詳しく紹介しています。自分の将来について考えたい人はぜひあわせて参考にしてください。
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「将来の自分」を明確にするための6つの考え方|例文付きで解説
面接で「将来の自分像」を聞かれることは少なくない こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接で志望動機と並んでよく聞かれる質問項目が「将来の自分像について」です。具体的に、「5年後、10年後の自分の姿をどう想像して […]
記事を読む

②就活への見方を変えてみる
「就活」を「自分という商品を売り込む行為」ととらえると、一気にやる気の低下につながってしまいます。
そのような場合、「自分を知る機会」「社会を知るチャンス」など、就活を違った視点で考えてみると、日々の選考にも前向きになれるかもしれません。
たとえば面接も「一方的に評価される場」ではなく「自分にとって居心地の良い環境かを見極める場」ととらえることで、少し肩の力を抜いて参加できるはずです。
審査をされているような受け身の姿勢から「自分の将来のために情報収集する側」という主体的な姿勢に切り替えるだけで、就活への恐怖感は薄れていくでしょう。
キャリアアドバイザーが読み解く!就活を通して得られるさまざまな貴重な経験
役職者と話せることは就活生だけの貴重なチャンス!
就活は人生のビッグイベントの一つで、就職先を決定すること以外にも多くのものを手にすることができます。たとえば、面接は通過するほど現場で活躍している実力者や役職者と会う機会があります。企業によりますが、実際に入社すると、一定の地位を築いた人と直に話をする機会はそうそうありません。何かしらの社内イベントで見かけるか、何年後かに自分自身が昇進して近い土俵に立った時、ようやく会話ができたり共に仕事をする機会が生まれます。
面接を通し、そのような方々と面と向き合い、数十分も会話ができるのは就活の特権なのです。逆質問の時間があれば、相手の仕事観や、今の地位を確率するまでの苦労や道のりなどを聞くことができるかもしれませんし、それは非常に貴重な機会です。
だからこそ、選考では気負いすぎず「偉い方々とお話できてラッキーだ!」と、単純にその機会を楽しむようにしてみましょう。緊張してなかなか簡単には切り替えられないかもしれませんが、そのくらい気負わないほうがリラックスしてうまくいくことも多いです。新卒での就活は人生に一度しかありませんので、できるだけ楽しみながら進められたら良いですね。
③社会人の話を聞く
漠然とした「働くこと」への不安は、実際に日々仕事をする人の声を聞くことで、解消につながる場合があります。具体的には、大学のOB・OG訪問制度を利用したり、家族や知人の社会人に話を聞いたりして、リアルな職業観に触れてみることが大切です。
ポイントは「楽しい話だけでなく大変なことも聞く」ことです。リアルを知ったうえで、働くことに少しでもワクワクできれば、気持ちが前向きになるかもしれません。
また、一人の意見だけでなく、さまざまな業界・職種・年代の話を聞くことで、「働く」ことの多様性に気付けるでしょう。

キャリア
アドバイザー
「こんな働き方もあるんだ」という発見が、就活への第一歩になることもあります。
④就業後にやりたくないことを除外してみる
働くことに良いイメージを持てていなければ、就職したいという気持ちも起こりませんよね。しかし基本的にやりたくないことは無理してやる必要はないので、業界・企業選びの際に「どうしてもやりたくないこと」を除外して考えるのも良いでしょう。
「やりたくない」という気持ちがやわらぎ、就活に前向きになれるかもしれません。さらに、「これならやりたい」と思うことや、「これならできる」と思えることを見つけられるとより良いですね。まずは自分が「絶対にやりたくない」「我慢できる」「なるべくやりたくない」などと度合いに分けてリストをつくってみると良いですよ。

キャリア
アドバイザー
まずは「接客したくない」「転勤したくない」など、簡単なことから考えてみましょう。
⑤働くことの良さや楽しさを考える
働くことの魅力は「お金を稼ぐ」だけではありません。たとえば、目の前の仕事に日々チャレンジするだけで、以下のようなメリットを得られます。
- 専門知識や技術を獲得できる
- 多様な人との出会いがある
- 社会の役に立っている実感が得られる
これらのように「働くことの良い面」に目を向けると、就活が「義務」ではなく「自分の可能性を広げるチャンス」に見えてくるのではないでしょうか。
自らの生活を充実させるための一歩として、就活に力を注ぐことは有効な手段です。
働く意味は人それぞれです。自分にとっての働く意味を見つける方法はこちらの記事で紹介していますよ。
関連記事
就職する意味13選! 自分にとっての「意味」を見つける方法も解説
就活をしていると、だんだん就職なんて意味がないんじゃないかと思ってしまいがちですよね。そこで今回は就職の意味や目的を考えるとともに、就職のメリットが分からなくなってしまった時の対処法をキャリアアドバイザーが紹介していきます!
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⑥周囲や就活のプロに相談する
就活に関する悩みは、一人で抱え込む必要はまったくありません。以下のように、相談先は豊富にあるのが就活の特徴です。
- 就活経験のある先輩
- 大学のキャリアセンター
- 就活エージェントのアドバイザー
親身になって話を聞いてもらうだけでも、気持ちは楽になります。また、客観的な視点からのアドバイスで、自分では気付かなかった強みや適性を発見できることもあるでしょう。
誰かに相談することも、立派な就活の一つです。なかなか選考を受けるまで行動できないのであれば、まずは周囲を頼ることから始めてみてくださいね。
⑦期間を決めてリフレッシュする
就活のプレッシャーに心が疲れているときこそ「リフレッシュ期間」を設けるのも一つの方法です。いつまでに休むかの「期限」を明確にすることで、無計画にのんびりと過ごし、就活に戻れなくなる事態を防げます。
- 1週間だけ就活のことは考えずに生活する
- 今月いっぱいは趣味に集中する
- 週末だけ旅行をする
- 冬休みのあいだだけ帰省する
区切りを決めておくことで、休息後に新たな気持ちで再スタートしやすくなります。自分を追い詰めすぎず、ときには心の余裕を作ることも、就活成功のカギといえるでしょう。
キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ「就活をしたくない」からのおすすめの脱却方法
期間を決めてリフレッシュ! 心と体を休ませて就活を再スタートしよう
就活をしたくないと感じている時、これまで解説してきたなかでも特に「⑦期間を決めてリフレッシュする」ことは非常に大切です。
就活のことだけ考えていると、どうしても気持ちがネガティブになってしまいがちです。そのため、就活を休む期間を具体的に定めたうえでしっかりとリフレッシュしましょう。そうすることでより前向きな気持ちで就活を再スタートでき、結果として良い方向へ進んでいくはずです。
以前私が担当した学生で、面接に落ち続けてかなり落ちこんでしまった人がいました。そこで、その学生は1カ月間、就活を休む期間を設けて、趣味など自分のやりたいことを満喫したのです。しっかりとリフレッシュできたおかげで、2週間後には内定を獲得して、無事に就活を終えることができましたよ。
実際に就活しなかった学生も! 就活しない場合の選択肢

就活生
周りに合わせてなんとなく動きたくない気持ちがあります。本当に就活ってしなくてはいけないのでしょうか。

キャリアアドバイザー
決してそのようなことはありません。実際に、就活をせずに大学を卒業した先輩もいますよ。
自分の将来を見つめ直していくと、就活だけがすべてではないことにも気付けます。たとえば、以下のような道のりを選ぶ場合は、いますぐ就活をする必要がなくなるでしょう。
- 大学院に進学する
- フリーランスになる
- 起業する
- 海外留学をする
- フリーターになる
とはいえ、社員として働かない選択肢の場合、リスクが生じることも現実として知っておく必要があります。
たとえばフリーランスの場合、仕事の獲得ができなければ、報酬が入ってくることはありません。大学院の場合でも、学び終わったタイミングで、多くの学生がまた就活の道を進むことになります。
就活しないことを決める前に、ほかの道のりを歩む自分を想像しておきましょう。考えた結果、就活をするのがベストだと気付く可能性があるので、いま検討することが大切です。
キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ「就活しない」選択を取る際に知っておいてほしいこと
新卒での就活は人生で一度きり
いろいろなことを考えた結果、今自分がやりたいことを優先し、就活しないという選択肢を選んだ学生も中にはいます。しかし、就活をしないことで自らのキャリアの選択肢が狭まる可能性があることも覚えておきましょう。
たとえばフリーランスや起業は就活以外の選択肢の一つですが、正直いつでもできることだと思います。まずは社会を知るという意味でも就活を経験したうえで、最終的にフリーランスや起業の方が自分の人生の軸を叶えられると判断するのであれば、そちらを選ぶのはまったく問題ありません。
しかし、就活をせずにそちら一本で進むと、どうしても視野が狭まってしまうのではないかと感じます。いろいろな業界や職種にチャレンジすることができる新卒での就活は人生で一度きりです。今後のあなたのキャリアの選択肢を広げるためにも、就活は一つの選択肢して考え、経験しておくことをおすすめします。
就活しない場合の選択肢や、就活すべきかを判断する方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。迷っている人はあわせて読んでみてください。
関連記事
就活しない人の6つの選択肢|大学生が後悔しないための考え方
就活しない選択をする場合は、さまざまな観点から考えて判断することが重要です。この記事では就活しない場合の選択肢、就活しないメリット・デメリットなどをキャリアアドバイザーが解説します。
記事を読む

「就活したくない」は甘えではない! 自分の気持ちを整理して一歩踏み出そう
「就活したくない」という気持ちのなかには、将来への不安や、自分の適性への疑問などさまざまな理由があります。
同じような悩みを抱える学生が数多くいる限り、就活に前向きになれないこと自体は、決して甘えではありません。まずは、ゆっくりと自分を理解することから始めていきましょう。
就活をしない選択肢が存在するなかで、必ずしも周囲と呼吸を合わせて行動する必要はないといえます。自らのペースで将来を考えながら、ときに休息を取ることも、立派な就活の一つです。
ぜひ自分の気持ちを整理する時間を作り、自らの信じた道に向かって踏み出してみてくださいね。
「就活したくない…」そんな人は〇〇に気をつけよう!
キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ就活をしたくない人はあなただけではない!
キャリアアドバイザー
塩田 健斗
プロフィールをみる今就活をしないことで将来後悔することも
あなたが、「就活をしたくない」と感じる理由は何でしょうか? 就活は、自己分析や面接対策など、さまざまな準備が必要なため、就活がめんどくさいと感じる学生の気持ちも、よく理解できます。学業やアルバイトなど、就活以外のことと並行して就活を進めることは、非常に大変ですよね。
しかし、今就活をしないと、あなたにとって不利な状況に陥ってしまう可能性が高まります。たとえば、時間が経つほどエントリーできる企業数が減りますし、福利厚生やワークライフバランスの充実度など、いわゆる「優良企業」の選択肢も限られてしまいます。そうすると、自分が満足のいく企業への入社が難しくなってしまいますよね。
また、万が一就活がうまくいかなかった場合、就職浪人になってしまう可能性もあります。企業からは、「なぜ新卒で就職しなかったのか?」とマイナスなイメージを持たれる可能性や、周りの友人が就職していくなかでの焦りや孤独感など、精神的な負担も大きくなります。
そのため、あなたの人生を豊かにするためにも、今、就活を頑張ってみるのはいかがでしょうか。また、「誰かに相談したい」というときは、就職エージェントの活用もおすすめです。私のようなアドバイザーが、あなたの就活を全力でサポートします!