目次
- 企業が抱く「小説執筆」の印象
- 「小説執筆のガクチカ」でアピールできる強み
- 継続力・粘り強さ
- 論理的思考力・構成力
- 「小説執筆のガクチカ」を伝える際の注意点
- 自己満足で終わらせない
- 「継続」をアピールしたほかのエピソードに負けやすい
- おすすめの業界・職種・会社
- 出版業界など、執筆と親和性の高い業界
- 論理性や継続力が求められる仕事
- 「小説執筆」のガクチカはどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
- 「小説執筆」を題材にしたガクチカ例文
- 小説執筆を題材にガクチカを作りたい人はこちらの記事もチェック!
- ガクチカが「小説執筆」の学生へのリアルな印象
- 「ただの自己満足」と思われないためのコツ
- 実例に基づいたキャリアアドバイザーからのアドバイス
※この記事では、現役キャリアアドバイザーに独自インタビュー。インタビューの音声データをもとに生成AIを駆使しながら再構成し、社内の編集者が編集・チェックしています。
インタビューでは「小説執筆」をガクチカとしてアピールしようとしている学生を想定して編集者が質問。
「そもそも、小説執筆の経験はガクチカになりますか?」
「趣味で小説を書いていただけなのですが、評価されますか?」
といった、実際の面談でも就活生から受ける質問を再現。実際の現場でおこなわれるようなリアルなアドバイスをふんだんに盛り込んでいます。
就活のプロの意見を参考に、アピールにつながるガクチカの伝え方をチェックしましょう。
なお、ガクチカを伝えるうえでの注意点や考え方を知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
ガクチカの例文15選! ガクチカがないときの見つけ方と書き方
企業が抱く「小説執筆」の印象
・論理的な思考力や構成力がありそう
・長きに渡り小説を書いていた場合、継続してコツコツ取り組む姿勢がありそう
・自己満足で終わっていないか、趣味の枠を出ているかどうかは懸念を抱く
「小説執筆のガクチカ」でアピールできる強み
継続力・粘り強さ
- 数万字のボリュームの作品を一定のペースで書き続けるなど、地道な作業を投げ出さずにやり抜く力が評価される
論理的思考力・構成力
- 推理小説などで緻密なロジックを組み立てたり、テーマに沿って読者を引き込むための構成を考えて実践する力が評価される
小説の題材は何でも良いのですが、題材により学生に対する印象が変わるかもしれません。
私なら、推理小説を執筆している学生がいたら特に印象に残ります。緻密なロジックを組み立て、自作の小説に反映させていると「頭が良い子だな」と感じますね。
「小説執筆のガクチカ」を伝える際の注意点
自己満足で終わらせない
- 趣味の延長線で終わりやすい
⇒サイトへの投稿経験や第三者からの評価、コンクールでの実績など、客観的な成果を示す
「継続」をアピールしたほかのエピソードに負けやすい
- 同じ継続力でも「長年の運動経験」などと比べられると説得力に欠けやすい
⇒執筆のペースや分量を定量的に示す
おすすめの業界・職種・会社
出版業界など、執筆と親和性の高い業界
- 物語の作者と密にかかわる環境
- 小説家とかかわる編集職などでは、創作に対する熱意や苦労への理解の深さが評価につながりやすい
出版業界を志望するなら、自作の小説を手元に用意しておくと良いかもしれませんね。
作家としての応募ではないため、読んでもらえる可能性は低いのですが「小説が好き」という熱意は十分に伝えられるはずです。
論理性や継続力が求められる仕事
- 同じ課題に対し、長い期間思考する必要がある環境
- コツコツと地道に文章を書き、ゼミなどでフィードバックを受けて改善した経験がある場合、その姿勢が評価につながりやすい
「小説執筆」のガクチカはどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「小説執筆」は自己満足の域を出ないことが多い
客観的な評価を得られていないと評価にはつながりづらい
「小説執筆」をテーマにガクチカを作るのはなかなかハードルが高いというのが正直なところ。
小説を書いている学生というのは一定数いますが、多くの場合客観的な評価を得られておらず、就活においては単なる自己満足としてとらえられてしまう可能性が高いです。
実際私が過去に支援した学生にも小説執筆でガクチカを作ろうとしている人がいました。その人はSNSで発信していましたが、第三者からの反応を得られておらず、執筆のペースも半年に1,2本程度と少なめでしたね。
これでは客観的な成果が見えないので「ほかのエピソードを探そう」と打診してテーマを変更したのを覚えています。
「数万字の小説を書きあげたので継続力があります!」といった押し出し方をする人も多いのですが、正直「サッカーを中学生から続けています」といった部活動系のエピソードと比較した際、かなり弱いというのが実態です。
小説を書く過程や題材を掘り下げてみよう
どうしても「小説執筆」でガクチカを作りたいのであれば、小説を書く過程での工夫や苦労に焦点を絞ったり、作品の題材そのものを掘り下げたりすることを意識してください。
たとえば、文学部のゼミなどで定期的に教授からフィードバックをもらい、作品をブラッシュアップしていく過程を語れれば、「指摘を受け入れて改善できる人物だ」と好意的に受け取ってもらえるはずです。
さらに、推理小説のように伏線を緻密に回収していく作品であれば、「頭の回転が速い学生かもしれない」と興味を惹きつけることができるかもしれませんよ。
「小説執筆」を題材にしたガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたことは、小説執筆です。年間10万字の長編作品を2本完成させた実績があります。しかし、当初は途中で執筆を断念することが課題でした。
原因は構成の練り上げ不足にあると考え、執筆方法の改善をしました。まずプロット段階で章ごとの登場人物の行動や伏線、回収のタイミングを時系列の表に整理しました。特に推理小説の執筆では、ロジックの破綻を防ぐためにトリックの成立条件や読者の視点誘導の仕組みを視覚化し、矛盾がないか徹底的に検証しました。
また、1日1,500字という数値目標を設定し、執筆が進まない日も構成の再点検に充てることで作業の流れを途切れさせないよう工夫しました。
この取り組みを2年間継続した結果、10万字の長編推理小説を完結させ、Web投稿サイトにて累計500件の評価を獲得できました。
この経験を活かし、地道な作業を構造化し、最後まで完遂する粘り強さを貴社でも発揮します。
この例文のポイントは、下記の2点。
・ひたすら書くのではなく、課題に対し検証を繰り返しながら作業できている
・日々のコツコツとした積み重ねが、きちんと成果に表れている
自己満足な創作活動で終わらせず、目標達成に向けて課題を論理的に解決できる人物像が伝わる内容に仕上がっていますね。
小説執筆を題材にガクチカを作りたい人はこちらの記事もチェック!
小説執筆の経験がある人は、出版業界に興味がある人も多いのではないでしょうか。以下の記事では出版業界について解説しているため、ぜひ目を通してみてくださいね。
出版業界は根強い人気のある業界! 就職のカギを握るのは早期対策
小説執筆の経験は珍しいからこそ、面接で深掘りされる可能性が高いです。以下の記事を参考に、今のうちから深掘り対策をしておきましょう。
ガクチカの深掘り質問に答えるための4つの対策|回答例文9選
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小説執筆をガクチカにするのは良いこと。しかし、ただ小説を書いただけで、発信して終わりだと自己満足に見えてしまいます。
コンクールに挑戦したり、ゼミで評価を得たりなど、目標に向けた努力や成果がないと、面接でアピールするのは厳しいと思いますね……。