目次
- 出版業界は就職難易度が高め! 業界情報と差別化のコツを把握して選考に役立てよう
- 出版業界はそもそもどんな業界? まずは業界の基本情報を押さえよう
- 市場規模|紙+電子で1兆5,963億円(2023年)
- ビジネスモデル|「出版社」「取次」「書店」により構成される
- 平均年収|約600万円
- 就職難易度|高い人気があるが新卒募集が少なく難易度は高め
- 出版業界志望なら押さえたい! 3つの最新動向
- 市場規模は縮小傾向
- 電子書籍市場は拡大傾向
- デジタル化への転換が急務
- 職種を理解して働くイメージをつかもう! 出版業界の代表的な9つの仕事
- ①編集者|本や雑誌の企画から制作進行を担当する
- ②校正・校閲|誤字脱字や内容の事実確認をして読みやすい文章に仕上げる
- ③ライター|記事や原稿の執筆を担当する
- ④ブックデザイナー|本や雑誌の表紙やレイアウトをデザインする
- ⑤カメラマン|出版物に掲載する写真を撮影する
- ⑥営業職|出版物を書店や取次に売り込み読者に届ける
- ⑦広報・宣伝|広告やSNSなどでプロモーションをおこなう
- ⑧マーケティング|読者のニーズを分析し売れる出版物を生み出す戦略を考える
- ⑨事務職|円滑な運営のため出版業務を裏方から支える
- 出版業界の企業にはそれぞれの色がある! 大手企業4社の特徴
- ①KADOKAWA|多様なメディアミックス戦略を幅広く展開
- ②集英社|娯楽性の高いコンテンツを多数発行
- ③講談社|多様なコンテンツを手掛ける日本最大級の総合出版社
- ④小学館|漫画雑誌や教育関連書籍も発行する総合出版社
- どんな人が出版業界に向いている? 就職後に活躍できる人の5つの特徴
- ①時代のニーズやトレンドに敏感である
- ②柔軟な発想力と企画力がある
- ③読み手の視点に立ったコンテンツ制作ができる
- ④本や雑誌が好きである
- ⑤コミュニケーション能力が高い
- 難易度が高い出版業界の内定獲得には「早期対策」と「差別化」がカギ
- 出版業界への就職に向けて早めに取り組むべき5つの対策
- ①本・雑誌・漫画などの出版物に触れる機会を増やす
- ②出版業界のインターンシップに参加する
- ③出版業界のイベントやセミナーに参加する
- ④OB・OG訪問をして業務内容や働き方など現場を知る
- ⑤出版物以外のさまざまな事柄にも関心を広げる
- ほかの学生と差別化しよう! 出版業界の就活で押さえるべき4つのポイント
- ①出版に関連する資格を取得する
- ②志望する出版社の得意分野や刊行物を徹底的に分析する
- ③志望先の出版物に関連した新しい企画を考える
- ④適性と熱意が両方伝わる志望動機を作成する
- 出版業界は就職人気が高い! 就職を目指すなら戦略を立てて早めに行動を起こそう
出版業界は就職難易度が高め! 業界情報と差別化のコツを把握して選考に役立てよう
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就職先の候補の一つとして出版業界を考えている学生から
「どうすれば出版業界で働けますか?」
「出版業界に向いている人はどんな人か教えてください」
といった質問が多く寄せられています。出版業界は就職難易度が高い業界ではありますが、まず基本情報を押さえ、代表企業の特徴について知っておくと良いですよ。
本記事では出版業界の基礎を押さえた後、向いている人の特徴や就職に向けて早めに取り組むべきことを解説します。
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出版業界はそもそもどんな業界? まずは業界の基本情報を押さえよう
出版業界といえば本や雑誌、マンガなどを扱う業界として、多くの人に親しまれていますが、出版物が読者に届くまでには多くの会社が複雑に絡み合っているので、仕組みや現状について具体的にイメージするのは難しい場合があります。
そこで、まずは出版業界について、市場規模やビジネスモデル、平均年収、就職難易度などの基本的な情報を解説します。これらを理解すれば、自分がどの分野で活躍でき、就活でどのような準備をすれば良いかわかりますよ。
市場規模|紙+電子で1兆5,963億円(2023年)
出版科学研究所が出版市場規模についてまとめた「『季刊 出版指標』2024年冬号」によると、2023年の出版業界の市場規模は全体で1兆5,963億円でした。
- 全体:1兆5,963億円
- 紙市場: 1兆612億円(前年比6.0%減)
- 電子出版市場:5,351億円(前年比6.7%増)
この数字はほかのエンターテインメント産業と比較しても大きく、出版業界が日本の文化や情報発信において重要な役割を果たしていることがわかります。
近年では電子書籍の普及が進んでいるため、電子書籍が全体の売り上げに占める割合が増加していますが、紙媒体も依然として根強い人気を誇ります。

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ビジネスモデル|「出版社」「取次」「書店」により構成される
出版業界のビジネスモデルを構築しているのは、おもに出版社と取次(とりつぎ)、書店です。それぞれの役割を理解すれば、業界全体の流れをつかめますよ。
- 出版社:本や雑誌などの企画や編集、制作、販売をする
- 取次:出版社から仕入れた本を全国の書店に流通させる
- 書店:読者に本や雑誌を直接販売する
出版社は市場のニーズを読み取って魅力的な作品を届ける役割があり、取次は物流や在庫管理を効率化し、商品が確実に読者の元へ届く仕組みを支えています。書店は販売だけでなく、イベントや地域密着サービスを通じて出版物の魅力を伝える役割を担っていますよ。
この3つの業種の連携により、出版物が読者に届く仕組みが成り立っているのです。出版業界といっても出版社だけが就職先ではないということがわかりますね。

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自分がどういったポジションで出版とかかわりたいのか、イメージしながら業界研究をすると良いですよ。
平均年収|約600万円
出版業界の平均年収は約600万円です。業界全体でみるとほかの業界と比較してやや高い水準ですが、実際の年収は企業規模やポジションで異なります。
たとえば、大手出版社は安定した収益基盤を持っているため、年収水準も高くなる傾向があります。ボーナスや福利厚生が充実している場合も多く、これが収入全体に影響しています。
また、多くの企業と同様に、管理職や編集長など上のポジションになると収入も上がる傾向があります。さらに出版業界ではプロジェクト単位で仕事が動くことが多く、個々の成果が売上や評価に直結しやすいため、成果主義が採用されることも多いですよ。

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平均年収は企業規模やポジションに左右されるデータであるため、あくまで業界全体の傾向としてとらえましょう。
就職難易度|高い人気があるが新卒募集が少なく難易度は高め
出版業界のなかでも出版社は、本や雑誌、マンガなどの制作を通じて社会に知識や文化を提供する役割を担っています。そのため創作意欲や知識欲を刺激する魅力的な仕事が多く、新卒学生から高い人気を誇ります。
一方で出版社は少数精鋭でプロジェクトを回すことが多く、ほかの業界に比べると新卒採用枠は限られています。そのため競争率は非常に高いですよ。たとえば大手出版社の新卒採用人数は10〜20名程度にとどまるケースが多く、就職倍率は100倍を超えることもあります。
就活の選考プロセスも厳しく、筆記試験や面接だけでなく、編集や企画に関する課題提出を課されることが一般的です。

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企業規模にかかわらずどの出版社にも多くの学生が応募するため、出版社への就職を目指すならしっかりとした準備が必要ですよ。
出版業界志望なら押さえたい! 3つの最新動向

出版業界の動向を理解すれば、業界の現状を正しく把握できるだけでなく、自分のキャリアやこれから磨くべきスキルなどを考えるきっかけにもなります。
選考を突破するためにも最新動向を押さえておくことは重要なので、ここから解説する3つの大きな流れを理解しておきましょう。
市場規模は縮小傾向
出版業界の市場規模は全体的に縮小傾向があり、特に紙媒体には販売額が顕著に下がっています。出版科学研究所が日本の出版販売額についてまとめた『出版指標 年報 2023年版』によると、紙の書籍と雑誌の販売額は過去20年間でほぼ半減しています。
この変化には、以下のような社会の動きや業界特有の収益構造が関係していると考えられています。
- デジタルコンテンツの普及
- 高い返本率(書店で販売されなかった本が出版社に返される割合)
- 再販売価格維持制度による価格固定
書籍の返本率は30~40%に達することもあり、在庫管理や物流コストがかさんで利益を圧迫する要因となっています。
さらに日本の出版物は、全国どこでも同じ価格で書籍を購入できるように「再販売価格維持制度」で書籍や雑誌の価格が統一されています。そのためセールなどの販売戦略が制限されてしまい、収益を上げにくくなっています。

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しかし紙媒体は1兆円以上の市場規模があり、縮小傾向にあるといっても現在の出版業界を大きく支える分野であることに変わりありません。
電子書籍市場は拡大傾向
紙媒体の市場が縮小している一方で、電子書籍市場は年々拡大傾向にあります。
出版科学研究所が出版物の販売額の変遷についてまとめた『出版指標 年報 2023年版』によると、データの発表が始まった2014年当初の電子書籍市場は1,144億円でした。しかし、9年後には約5倍の5,351億円(2023年)にまで増加しています。
この成長には以下のような、さまざまな背景が関係しています。なかでもスマートフォンやタブレットの普及は個人が気軽にデジタルコンテンツを楽しめる環境づくりにつながり、以降の電子出版市場の拡大を支えました。
- スマホやタブレットの普及
- 新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるデジタルコンテンツ需要の高まり
- サブスクリプションサービスや無料マンガアプリの台頭

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電子書籍市場は今後の出版業界を支える重要な分野であるため、注力して情報収集に努めましょう。
デジタル化への転換が急務
出版業界全体として、デジタル化への対応は避けて通れない状況となっています。経済産業省が出版市場の動向について調査した「電子書籍市場の拡大等に関する調査報告書」によると、電子書籍市場の拡大に伴って出版業界では以下の取り組みが急務とされています。
- デジタルコンテンツの制作・販売体制の整備
- 読書バリアフリー環境の整備
- AI(人工知能)を活用した編集・校正作業の効率化
これらの取り組みを通して、従来の紙媒体に依存したビジネスモデルからの脱却を図り、持続可能な成長を目指すことが出版業界の今後の課題となります。
出版業界のトレンドについては、以下の記事でも詳しく解説しているため、併せて目を通してみてくださいね。
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出版業界はデジタル化への転換が急務とされていますが、いまだ完全には実現できていません。この背景には、デジタル化にともなう著作権の問題やデータ流出に関するリスクが関係しています。
たとえば書籍をデジタル化するためには、書籍の著作者から特別な許可を得たり、書籍内に掲載されている図版などの利用許諾を取ったりしなくてはなりませんが、これらの作業には手間とコストがかかります。
また、書籍のデジタル化に対して「紙媒体よりも不正コピーされるリスクが高いのでは」「紙媒体の書籍や雑誌が売れにくくなるのでは」と不安を感じる著作者も多く、電子書籍化ができないケースもあります。
出版業界への就職を考えている学生はこれらの課題を理解したうえで、出版業界の将来や進むべき方向性について自分なりの考えや解決策を提示できるようにしておくことをおすすめします。業界内の課題を自分事としてとらえている「主体性」をアピールできますよ。
また、書籍をデジタル化するには著作者や印刷会社、関係各所とのスムーズな連携が必要になるため、特に編集者を目指す場合はさまざまな人をつなげる「橋渡し役」として貢献できるスキルがあることも伝えられるようにしましょう。
自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけであなたの強み・弱みが簡単にわかります。
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職種を理解して働くイメージをつかもう! 出版業界の代表的な9つの仕事
出版業界ではさまざまな職種が連携し、一つのコンテンツを作り上げています。それぞれの職種には独自の役割があるため、理解を深めればあなたのスキルや興味に応じた活躍の場が見つかりますよ。
ここからは、出版業界の代表的な9つの仕事を紹介します。自分のキャリアイメージを膨らませるきっかけとして役立ててくださいね。
①編集者|本や雑誌の企画から制作進行を担当する
編集者は出版業界の中心的な存在であり、企画立案から制作進行、完成後の販売戦略にいたるまで幅広い業務を担当します。
- 新しい書籍や雑誌のアイデアを考える
- 著者から提出された原稿をチェックする
- 印刷会社への発注や進行管理をする
- マーケティングチームや営業と連携してプロモーション計画を立てる
編集者はプロジェクト全体の舵を取り、読者に届けるまでのすべての工程に関与します。そのため企画力や調整力、そして読者を引き付けるセンスなど求められる能力も多岐にわたります。

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責任は大きいですが、自分がかかわった本が世に出る喜びは格別ですよ。
②校正・校閲|誤字脱字や内容の事実確認をして読みやすい文章に仕上げる
校正・校閲は出版物が読者に届く前に、原稿やゲラ(校正紙)を細かくチェックし、正確で読みやすい文章に仕上げる役割を担います。
- 歴史的な記述や統計データ、専門用語の使い方などを精査する
- 誤字脱字や文法の誤りを修正する
- 想定するターゲットに合わせて文章表現を調整する
校正・校閲は地道な作業が多いですが、細部にこだわることで文章の信頼性や読者の満足度に直接貢献できます。自分の力でより正確で質の高いコンテンツを作り上げられる点がとても魅力的な仕事であるといえますよ。

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高い集中力や注意力が必要になるため、黙々と目の前のことに取り組める人に向いています。
③ライター|記事や原稿の執筆を担当する
ライターは、出版物に掲載する記事や原稿を執筆する役割を担います。編集者から依頼を受け、テーマに沿った内容で、読者の心に響く文章を作成します。
- 特定の分野に関する専門性
- 独自の視点や表現力
- 対象者から話を引き出す力(インタビューをおこなう場合)
ライターの仕事の魅力は、文章を通じて自分の言葉やアイデアを多くの人に届けられることです。また執筆活動を通じて知識を深めることができ、常に新たな知識や視点を得られるのも魅力の一つですよ。
締切を守りつつクオリティを維持するという難しさもありますが、完成したコンテンツが読者に支持されたときの喜びは格別です。

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文章を書くといっても小説家、コラムニスト、ルポライターなど職業が細かく分かれていて、執筆する分野やテーマも多種多様です。
④ブックデザイナー|本や雑誌の表紙やレイアウトをデザインする
ブックデザイナーは、本や雑誌の顔となる表紙や中面のデザインを作成する職種です。この仕事では内容やテーマを深く理解したうえで、デザインを通じて作品の魅力を読者に訴えかけることが求められます。
- フォントや色彩の選択
- レイアウトの配置
- デザイン案作成
書籍のデザインは単に見た目の美しさだけでなく、作品のテーマやメッセージを正確に伝える役割も果たします。魅力的なデザインは売上にも直結するため、読者の目を引くアイデアや工夫も重要ですよ。

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ブックデザイナーはデザインが完成するまでのすべての過程にかかわるため、編集者や印刷会社との連携も欠かせません。
⑤カメラマン|出版物に掲載する写真を撮影する
カメラマンは、出版物の内容を視覚的に補完し、印象的な写真を撮影する仕事です。
- 雑誌の特集記事:モデルや風景の撮影を担当する
- 書籍:著者のポートレートや作品の表現を引き立てる写真を提供する
写真は単なる装飾ではなく、書籍の内容を補強して読者の理解や興味を深める役割を果たします。そのためカメラマンにはテーマや記事の意図を深く理解して、編集者やライターと緊密に連携することが求められますよ。
またカメラマンは、光や構図を計算して作品全体のクオリティを高めるセンスも必要です。デジタル技術や編集ソフトを使った画像加工スキルも求められることがあります。

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カメラマンは視覚で読者の関心を引き付ける重要な仕事です。テーマに合った撮影や画像加工でコンテンツをより魅力的にしたい人に向いています。
⑥営業職|出版物を書店や取次に売り込み読者に届ける
営業職は、出版物を実際に読者の手に届けるために欠かせない役割を担っています。
- 制作された本や雑誌を取次業者や書店に売り込む
- 販売促進のコーナー設置を書店に依頼する
営業職には市場のニーズを把握して書店に提案をすることが求められ、出版物の流通の最前線で活躍するポジションといえます。
出版物の売り上げが出版社の経営に直結するため責任は大きいですが、自分の頑張りの成果が見えやすい点は大きな魅力です。特に、自分がかかわった作品が社会で大きな反響を得ると、そのムーブメントを作った一員としての誇りや仕事のやりがいを感じられますよ。

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出版業界の営業職は人と接することが得意であるだけでなく、読者や書店の視点を意識して出版物の魅力を伝えられる人が向いています。
営業職に興味のある人はこちらの記事で志望動機作成のコツをチェックしましょう。
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競争が激しい営業職は志望動機の差別化が重要|アピールのコツも解説
営業職は競争が厳しいので、具体性と意欲をアピールした志望動機で差別化を図ることが重要です。 この記事では営業職の志望動機の書き方や例文、アピールになる4つのスキルなどをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考にぜひ自分なりの志望動機を作ってみてくださいね。
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⑦広報・宣伝|広告やSNSなどでプロモーションをおこなう
広報・宣伝は出版物を多くの人に知ってもらい、購買意欲を高めるためのプロモーション活動をする仕事です。
- プレスリリースの発行
- PRイベントの企画立案・実施
- SNSを活用したプロモーション
また、出版物の宣伝だけでなく、著者を招いたトークイベントやサイン会、読者プレゼント企画などを通じて、読者との距離を縮める工夫をすることも業務の一つです。
広報・宣伝の成功は売り上げの拡大に直結するため責任の大きな仕事ですが、自分の働きによって出版物の魅力を社会に広く伝えられると大きなやりがいを感じられますよ。

キャリアアドバイザー
広報・宣伝はニーズを的確に想定できる人やアイデアを形にするのが得意な人に向いています。
⑧マーケティング|読者のニーズを分析し売れる出版物を生み出す戦略を考える
マーケティングは読者のニーズや市場のトレンドを分析し、売れる出版物を生み出す戦略を立てる仕事です。
- データを分析して人気のテーマやジャンルを把握する
- SNSやレビューサイトの反応をもとに市場動向をリサーチする
- 編集者や営業担当者にデータを共有して企画や販売計画に反映する
マーケティングのやりがいは、自分の分析や提案によって会社の業績や売上に大きく貢献できることです。たとえば新たな読者層をターゲットにした書籍の企画が成功し、話題になったときには大きな達成感を得られますよ。

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読者の興味や価値観を想像しながら創造的な提案をおこなえる点も魅力の一つです。
マーケティング職に興味がある人は、こちらの記事で企業研究のポイントと志望動機の書き方を参考にしてみましょう。
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⑨事務職|円滑な運営のため出版業務を裏方から支える
事務職は出版業務がスムーズに進行するよう、裏方からサポートする仕事です。具体的には以下のような業務を担当します。
- 契約書や請求書の作成
- 印刷会社や取次業者とのやり取り
- スケジュール管理
- 在庫管理
出版業界はプロジェクトごとに多くの人がかかわるため、すべての企業活動をつなぐ事務職の支えが欠かせません。
出版物の制作や売上拡大に直接的にかかわるわけではありませんが、企業活動の出版物の制作や流通を支える「縁の下の力持ち」として重要な存在といえます。

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本や雑誌が好きで、サポート役として貢献したい人に向いていますよ。
出版業界の企業にはそれぞれの色がある! 大手企業4社の特徴

出版業界には多くの企業が存在し、それぞれ独自の強みやカラーを持っています。そのため各社の特徴を知り、自分の興味関心や特性に合った企業を選ぶことが重要です。
ここからは、業界動向サーチによる出版業界の売上高ランキングなどを参考にして、出版業界を代表する大手出版社4社の特徴について詳しく解説します。出版業界での企業選びの参考にしてくださいね。
①KADOKAWA|多様なメディアミックス戦略を幅広く展開
KADOKAWAは、出版業界のなかでも特にメディアミックス戦略に力を入れている企業です。本や雑誌だけでなく、映画やアニメ、ゲームなど、複数のエンターテインメント分野を融合させた展開をしています。
- 人気ライトノベルをアニメ化し、その関連グッズやゲームを制作する
- 電子書籍やWeb小説プラットフォームの運営に積極的である
社員には柔軟な発想力や、エンターテインメント全般に対する興味が求められます。
出版物の企画にとどまらず、アニメや映画のプロデュースやデジタルプラットフォームの運営に携わるなど、多方面で活躍したい人に向いています。

キャリアアドバイザー
複数のメディアを活用して書籍出版の枠を超えた仕事がしたい人におすすめです。
②集英社|娯楽性の高いコンテンツを多数発行
集英社は娯楽性の高いコンテンツを得意とする出版社で、『週刊少年ジャンプ』や『マーガレット』などの漫画雑誌をはじめ、多くのベストセラーを生み出してきた企業です。
ほかにも小説やファッション誌、ライフスタイル誌など、幅広いジャンルの出版物を手掛けています。
- 漫画から派生した映画やアニメ、グッズなどの展開にも積極的である
- 読者のエンターテインメント体験を総合的にプロデュースする
若い読者層をターゲットにした作品が多く、エネルギッシュで挑戦的な社風が特徴ですよ。

キャリアアドバイザー
集英社は、エンターテインメント性が高くトレンドや流行を反映した作品に携わりたいと思っている人に向いている企業といえます。
③講談社|多様なコンテンツを手掛ける日本最大級の総合出版社
講談社は日本最大級の総合出版社として、多彩なジャンルの出版物を発行しています。『週刊少年マガジン』や『FRaU』、『現代ビジネス』など、漫画からビジネス誌、文学作品まで幅広く手掛けており、その多様性が強みです。
- 海外市場への展開に積極的で国際的な事業戦略を進めている
- 電子書籍やWebメディアの運営に力を入れている
講談社は既存の国内の出版事業だけにこだわらず、海外市場、メディア運営など多岐にわたる分野で挑戦できる環境が整っています。

キャリアアドバイザー
特定の分野に縛られず幅広いジャンルでキャリアを築きたい人に向いていますよ。
④小学館|漫画雑誌や教育関連書籍も発行する総合出版社
小学館は『コロコロコミック』や『サンデー』などの漫画雑誌をはじめ、子ども向けの書籍や教育関連の出版物に強みを持つ総合出版社です。
- 若年層向けコンテンツで圧倒的なシェアを誇る
- 学習辞書や参考書など学校教材の制作や販売にも携わる
小学館は「楽しみながら学ぶ」という観点を大切にしており、漫画雑誌など、子どもの想像力を育むエンターテインメントを提供する一方で、学校教育の現場や家庭学習を支えるツール販売でも高い評価を受けています。

キャリアアドバイザー
子どもや教育に関心があり、次世代を支えるコンテンツを作りたい人におすすめです。

キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
出版業界には、上記に挙げた大手出版社だけでなく中小の出版社も数多く存在します。中小の出版社は大手とはまた違う魅力があるので、企業を選ぶ際はしっかりと特徴をチェックしましょう。
たとえば中小の出版社は、大手より担当者一人あたりの業務範囲が広く、柔軟に仕事ができる傾向にあります。意思決定のスピードが早い点も魅力です。また、特定分野の学術書や限られた領域の書籍や雑誌を発行しているなど、ニッチなジャンルに特化している出版社も多いですよ。
しかし就職先としての安定性を考えると、他業界と同様に、大手のほうが優れている傾向があります。複数の出版社にエントリーする学生は、会社の規模も含めた各社の特徴をしっかり理解したうえで、自分に合う企業を見極めましょう。
どんな人が出版業界に向いている? 就職後に活躍できる人の5つの特徴
- 時代のニーズやトレンドに敏感
- 柔軟な発想力と企画力がある
- 読み手の視点に立ったコンテンツ制作ができる
- 本や雑誌が好きである
- コミュニケーション能力が高い
出版業界は社会のトレンドやニーズに合わせた書籍やコンテンツを提供する役割があることから、「トレンドに敏感である」などの特性を持っている人が向いている傾向があります。
ここからは出版業界に向いている人の5つの特徴を挙げます。自分に出版業界への適性があるかどうか判断する、一つの基準にしてみてください。
①時代のニーズやトレンドに敏感である
出版業界では、時代の変化や読者のニーズに敏感であることが重要です。本や雑誌に求められる内容は常に変化しているため、トレンドをいち早くキャッチし、それを形にする力が求められます。
たとえば現在ではSDGsやサステナブルなライフスタイルに関するテーマが注目されていますが、数年前は全く異なる話題が注目されていました。このような移り変わりをとらえ、読者が興味を持つテーマを企画に反映できる人は、業界で重宝されます。
もし今トレンド感度が低いと感じている場合は、以下の方法を試してみるのがおすすめですよ。
- ニュースを毎日チェックする
- SNSでトレンドトピックを追う
- 話題の本や雑誌に目を通す

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特にSNSやニュースを通じて情報収集を怠らない姿勢があれば、トレンドを的確に判断する力が身に付きますよ。
②柔軟な発想力と企画力がある
いつも同じような内容では読者の興味を引き付けるのは難しいため、出版業界では新しいアイデアを生み出す柔軟な発想力が欠かせません。また、アイデアを具体的な企画として形にする企画力も重要です。
この能力は編集者だけでなく営業やマーケティング職でも活かされるため、出版業界全体で重視されるスキルといえますよ。
もし柔軟な発想力や企画力がないと感じる場合、今からでもできる方法があるので、参考にしてくださいね。
- さまざまなジャンルの本を読んだり映画を見たりする
- 複数人でアイデアや課題解決策を導き出すブレインストーミングをおこなう

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日常生活のなかで「これを企画にしたら面白いかも」という視点を持つと発想力が鍛えられますよ。
発想力や企画力を相手に効果的にアピールする方法は以下の記事で確認できます。
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例文11選|発想力のアピールは課題解決で役立てたエピソードが必須
発想力は企業から見ても魅力的な強みなので、自己PRとしてはうってつけのテーマです。ただ、だからこそ多くの学生が自己PRに選んでいるため、印象づけるためには差別化の工夫が必須です。この記事ではキャリアアドバイザーのアドバイスを交えて、発想力をアピールするためのテクニックから、職種別の自己PR例文を11個用意。発想力を就活で押し出すなら必見の内容なので、ぜひチェックしてくださいね。
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③読み手の視点に立ったコンテンツ制作ができる
出版にかかわる人には、常に読み手の視点を意識したコンテンツ制作が求められます。どんなターゲット層に向けて発信するのか、その読者が何を求めているのかを考え、それに応じた表現や内容を盛り込む力が必要です。
たとえば子ども向けの書籍では簡潔な表現やカラフルなイラストが好まれる一方で、ビジネス書ではデータの信頼性や説得力が重視されます。
読者目線を持ちつつ、読み手の期待を超える価値を提供できる人は、出版業界で高く評価されます。読み手の視点に立ったコンテンツ制作力が欲しいと思ったら、以下のことを試してみてください。
- 社会的に注目を集めているコンテンツについてターゲットを分析する
- SNSで多くシェアされている記事の共通点を探す

キャリアアドバイザー
普段自分が読んでいる本や雑誌について「どうして面白いのか」を分析するのも良い方法ですよ。
④本や雑誌が好きである
出版業界で働く人の多くは、本や雑誌が好きであることが原動力となっています。好きだからこそ、企画や編集の仕事にも自然と情熱を注ぐことができるのです。
また、単に「好き」という感情だけでなく、「好きだからもっと知りたい」「この分野にかかわりたい」という気持ちを持つ人が、出版業界では大きな力を発揮しますよ。
本や雑誌が好きという気持ちをさらに強みにするために、今日からできる具体的なアクションを紹介します。
- 読書や雑誌購読の幅を広げる
- 読んだ本や雑誌について感想やレビューを書く

キャリアアドバイザー
本や雑誌を好きという気持ちは、出版業界を目指すうえで一番重要な要素かもしれません。

キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
数多くいるほかの学生との差別化を図るためには、本や雑誌などが好きだからこそこれまで「何をしてきたか」、そして、その経験から会社に対して「これから何ができるか」を自己PRや志望動機などに入れて自分の熱意をアピールしましょう。
たとえば、「海外留学中の書店巡りで翻訳された日本の名著が少ないと気づいて作品の海外展開について学んだ経験がある。この課題発見力を活用して貴社の業績アップに貢献したい」など、具体的な経験と貢献できることを結びつけて説明すると説得力がありますよ。
⑤コミュニケーション能力が高い
出版業界では著者やデザイナー、取次、書店などさまざまな関係者と協力して仕事を進める必要があるため、相手の意図を的確に理解して自分の考えを伝えるコミュニケーション能力が不可欠です。
特に編集者は著者の表現したい内容を引き出す能力や、デザイナーに具体的なビジョンを共有する力が求められますよ。また営業職では書店や取次業者に出版物の魅力を伝え、販売促進に結び付ける力が必要です。
コミュニケーション能力を高めるには、以下の方法がおすすめです。
- 相づちを打ったり要点を繰り返すなど相手の話をしっかり聞く練習をする
- 相手が知りたい情報や背景を考えて相手にわかりやすく伝える力を意識する

キャリアアドバイザー
コミュニケーション能力はどの職種でも役立つため、ぜひ実践してみてくださいね。
コミュニケーション能力の高さをアピールしたい人はこちらの記事も確認してみてくださいね。
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難易度が高い出版業界の内定獲得には「早期対策」と「差別化」がカギ

出版業界は新卒採用の枠が限られており、就職難易度がとても高い業界として知られているため、内定を獲得するためには徹底した準備とほかの応募者との差別化が不可欠です。
本記事では具体的な早期対策の方法を「出版業界への就職に向けて早めに取り組むべき5つの対策」で、差別化のポイントを「出版業界の就活で押さえるべき4つのポイント」で詳しく解説します。
この2つの重要性を理解し、実行に移すことで、出版業界への第一歩を確実に進められますよ。
出版業界への就職に向けて早めに取り組むべき5つの対策
出版業界の選考は、応募者の熱意や業界理解が重視されます。そのため早めに準備を始め、選考に必要なスキルや知識を着実に身に付けましょう。
以下の5つの対策を実践することで準備不足による不安を解消し、自信を持って選考に臨めるようになりますよ。
①本・雑誌・漫画などの出版物に触れる機会を増やす
出版業界を目指すなら、まずは多様な出版物に触れることが必要です。本や雑誌、漫画、電子書籍にいたるまで幅広いジャンルを読むことで、業界のトレンドや読者ニーズを理解できるようになりますよ。
どんなテーマが読者を惹き付けるのか、自分なりの視点で分析することが重要です。またコンテンツの感想を書き留めておくと、選考時に役立ちます。
出版物に触れる機会を増やすためには、以下のことをしてみるのがおすすめです。
- 書店や図書館で週に1度は新しい本を手に取る
- 電子書籍や雑誌アプリで話題の出版物を読む

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さまざまな出版物に触れることで、志望動機や自己PRの内容にも活かすことができますよ。
②出版業界のインターンシップに参加する
インターンシップは、業界のリアルな仕事を体験できる貴重な機会です。編集業務や企画立案、マーケティング活動など、実際の業務を通じて得られる経験は、選考時に大きなアピールポイントになります。
また実際に業界で働く人々と接することで、職場の雰囲気や自分に合うかどうかも確認できます。出版業界のインターンに参加するためには、以下の方法があるので参考にしてくださいね。
- 出版社のホームページや就活サイトでインターン情報を確認する
- インターン経験者の体験談をSNSやブログで調べて選考突破の参考にする
インターンの選考に関しては、以下の記事が役立つため、ぜひ目を通してみてください。
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インターンの経験は選考で大きな強みになるため、ぜひ積極的に参加して業界のリアルを体験してみてくださいね。
③出版業界のイベントやセミナーに参加する
出版業界では定期的に就活生向けのセミナーやイベントが開催されています。これらに参加することで最新の業界動向を把握でき、選考での自己PRに活かせます。またこうした場で出会う業界関係者とのネットワークは、後々の就職活動につながることもあります。
イベントやセミナーに参加したいと考えているのであれば、以下のアクションを取ってみてください。
- 出版関連イベントのスケジュールを検索して1つ以上の参加を目標にする
- 当日に登壇者や出版社の社員などに聞く質問を1つ以上考えておく

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セミナーやイベントなどでは、インターネット上では知ることができないリアルな情報を数多く得られる貴重な機会であるため積極的に参加しましょう。
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④OB・OG訪問をして業務内容や働き方など現場を知る
実際に出版業界で働いている先輩に話を聞くことは、現場のリアルな情報を得るために最適な方法です。業務のやりがいや苦労、求められるスキルなど、自分が業界に適しているかを判断する貴重なヒントが得られますよ。
まずは、大学のキャリアセンターやSNSでOB・OGを探してアポイントを取りましょう。そして当日までに自分が知りたいことを洗い出して質問リストとしてまとめておき、具体的な話を引き出せるように徹底して準備することが大切です。
以下の記事では、OB・OG訪問の相手を見つける方法や、当日までに準備する物、注意点などを解説しています。OB・OG訪問を実施する前にぜひ目を通してくださいね。
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訪問先の社員に良い印象を持ってもらえるように準備を怠らないようにしましょう。
⑤出版物以外のさまざまな事柄にも関心を広げる
出版業界では多様な分野を扱うため、特に編集者には幅広い知識や興味が求められます。本や雑誌だけでなく、映画や音楽、美術、テクノロジーなど、異なる分野に触れることで、企画や編集に活かせる視点を養えますよ。
まずは以下のことに取り組み、自分の興味関心を広げる習慣を身に付けましょう。
- 普段は触れないジャンルの映画や展覧会に足を運ぶ
- 最新テクノロジーやエンタメのニュースをチェックする
- 家族や友人などが好きなことを一緒にやってみる

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普段触れない分野に目を向ければ、視野が広がり新たなアイデアが生まれますよ。
ほかの学生と差別化しよう! 出版業界の就活で押さえるべき4つのポイント

出版業界の就活は新卒採用枠が少なく競争率が高いため、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうには、ほかの学生との差別化がカギとなります。
ここからは、差別化を図るために押さえるべき4つのポイントを解説します。それぞれのアプローチを活用すれば選考で自分の適性や魅力を伝えられるようになりますよ。
①出版に関連する資格を取得する
出版業界に関する資格を持つことで、企業に志望度の高さを伝えることができ、ほかの学生との差別化も図ることができます。
- 校正技能検定:出版物の校正作業に必要な知識とスキルを認定する資格
- 書籍製作技能検定:出版物の製作過程に関する実務的な知識を証明する資格
資格を取得して出版業界の内定に一歩近づきたい人は、まずどのような資格を取ればいいか調べ、今日から以下のことに取り組んでみましょう。
- 試験の出題範囲を確認する
- 参考書や教材を準備する
- 学習スケジュールを作成する

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資格を取得すると、選考で具体的なスキルをアピールできますよ。学習計画を立てて早めに取り組みましょう。

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資格を持っていると、仕事へのスキルや熱意がアピールできます。学生時代に出版関係のアルバイトやサークルなどをしたことのない学生のなかには、資格を取得することでスキルや熱意をアピールしたいと考える人も多いです。
しかし、資格を取得するには勉強時間も受験費用もかかります。必要以上に時間と費用をかけないためにも、本当に取得する必要のある資格かどうかはじっくり考えましょう。
まずは、エントリーしたい出版社が求めている人材像を調べることが大切です。そして求められる人物像に自分が合致すると証明するうえで資格が必要だと思ったら、厳選した資格を取得しましょう。
②志望する出版社の得意分野や刊行物を徹底的に分析する
志望する出版社の得意分野や主要な刊行物を徹底的に分析することは、説得力のある志望動機を作るうえで欠かせません。
たとえば文学作品に強い出版社であれば、過去のベストセラーや新刊リストを調べ、どのようなジャンルが得意なのかを把握しましょう。雑誌出版社を志望する場合は、ターゲット層や編集方針、最近の特集内容を分析すると、面接時の具体的なアピール材料になりますよ。
- 公式サイトを見て刊行物リストを確認する
- ベストセラーリストや受賞歴を調べる
- 出版物のレビューや評価をチェックする

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分析結果をもとに「自分なら出版社のどの分野で、どう貢献できるか」を具体的に説明すると、採用担当者の印象に残りますよ。
③志望先の出版物に関連した新しい企画を考える
志望する出版社が発行している出版物に関連した新しい企画を考えて選考時に提案すると、志望度の高さをアピールできます。
たとえば既存の読者層とは異なるターゲットを意識した新しい切り口を提案するなど、独自性を持ったアイデアが重要です。
選考で企画の提案を求められなくても、自分で企画書を作成することでアイデア力が養われて入社後に役立つでしょう。
- 現代の読者が興味を持ちそうな社会的テーマや流行をリサーチする
- 既存の人気作品を新たな視点で展開するアイデアを練る

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具体的な数字や市場分析を盛り込んだ企画を準備すると、説得力が増します。
④適性と熱意が両方伝わる志望動機を作成する
志望動機は、出版業界への適性と熱意を採用担当者に伝えられる最も重要な部分です。
単に「本が好き」という熱意だけでなく、「なぜこの出版社で働きたいのか」を明確に示すことがポイントですよ。志望先の特徴や方向性をしっかり調べたうえで、自分の考えを盛り込んだオリジナリティのある志望動機を作成してくださいね。
- 出版社の特徴や理念を深掘りする
- 自分の経験や強みを棚卸しする
- 「毎日書店に通っています」など、熱意をエピソードで裏付ける

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志望動機は企業研究と自己分析がカギなので、何度も練り直してあなたらしさが伝わる内容に仕上げましょう。
出版業界は就職人気が高い! 就職を目指すなら戦略を立てて早めに行動を起こそう
出版業界は新卒採用枠が限られており、競争率がとても高い人気の業界です。そのため内定を勝ち取るには、インターン参加や徹底した業界研究など、ほかの応募者と差を付ける戦略が不可欠です。
戦略的な準備と積極的な行動を心掛け、憧れの出版業界でのキャリアを実現する第一歩を踏み出しましょう。
紙と電子、それぞれの需要を理解して業界の動きをつかんでくださいね。