目次
- ガクチカと自己PRはまったくの別物! 違いの理解が説得力につながる
- 前提を押さえよう!ガクチカと自己PRの違い
- ガクチカは自己成長ストーリー
- 自己PRはセールストーク
- ガクチカと自己PRの企業側の意図の違い
- ガクチカは思考過程や仕事への取り組み方を見ている
- 自己PRは人柄や価値観を見ている
- 違いを理解したうえで整理してみよう! ガクチカと自己PRの作成準備3ステップ
- ①自己分析をしてみよう
- ②企業の求める人物像を把握しよう
- ③経験をもとに取り上げるエピソードを探そう
- 作成してみよう! 伝わるガクチカと自己PRの書き方
- ガクチカはSTAR法
- 自己PRはPREP法
- ガクチカと自己PRをもっと魅力的にする2つのコツ
- ①アピールする内容を矛盾させない
- ②専門用語はわかりやすく言い換える
- 同じ題材でもOK! ガクチカと自己PRが被るときの2つの対処法
- ①同じ題材のなかでもエピソードを変える
- ②高校生時代のエピソードを使う
- 題材別! ガクチカと自己PRの例文14選
- ガクチカ例文①アルバイト
- 自己PR例文①アルバイト
- ガクチカ例文②ゼミ
- 自己PR例文②ゼミ
- ガクチカ例文③サークル
- 自己PR例文③サークル
- ガクチカ例文④部活
- 自己PR例文④部活
- ガクチカ例文⑤ボランティア
- 自己PR例文⑤ボランティア
- ガクチカ例文⑥インターン
- 自己PR例文⑥インターン
- ガクチカ例文⑦留学
- 自己PR例文⑦留学
- ガクチカと自己PRに関するよくある質問に回答!
- 企業に対して適切なアプローチをして内定をつかもう
ガクチカと自己PRはまったくの別物! 違いの理解が説得力につながる
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から
「ガクチカと自己PRにはどのような違いがありますか?」
「ガクチカと自己PRを差別化するにはどうすれば良いでしょうか?」
といった質問をよく受けます。ガクチカや自己PRは面接やエントリーシート(ES)で必ず聞かれる質問です。ただ、自分のことをアピールするという点では似た質問なので、「回答内容が被ってしまう」「違いがわからない」と悩む人は実際多いです。
ガクチカと自己PRには明確に違いがあり、それを知らないとせっかくのアピールチャンスを活かすことができません。それぞれどんな役割があるのか、まずは理解を深めることがとても大切です。
この記事では、ガクチカと自己PRの違いを踏まえた書き方や、エピソードが被る場合の差別化の方法についてキャリアアドバイザーが解説します。違いを正しく理解して、説得力のあるアピールで内定への第一歩を踏み出しましょう。
前提を押さえよう!ガクチカと自己PRの違い
就活生
キャリアアドバイザー
ガクチカと自己PRはそれぞれに意味や目的があり、それらを正しく理解することが大切です。まずはガクチカと自己PRの違いを理解するところから始めてみましょう!
ガクチカと自己PRは自分のことをアピールするという面ではよく似ているように思うかもしれませんが、実ははっきりとした違いがあります。
それにともなってアピールポイントも違ってくるため、まずは対策の第一歩として、それぞれの違いをここでつかんでおきましょう。
ガクチカは自己成長ストーリー
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」を略したものです。基本的にはアルバイト、部活動、学業など、学生時代に力を入れたことについてエピソードを中心に伝えます。
また、ガクチカを伝えるうえでは、直面した課題や、その課題をどう乗り越えたか、そしてどんなことを学んだかなど、「取り組みの過程」にフォーカスをしてアピールすることが大切です。
「自分がどのように成長してきたのかを紹介するストーリー」だと思ってアピールを考えると、魅力的なガクチカになりますよ。
キャリアアドバイザー
趣味などでもきちんと目的をもって取り組んだことであれば、題材は基本的には何でも問題ありません。どんな小さなことでも、どんな経験をして、どんなことを学んだのかをアピールできれば、十分魅力的なガクチカになりますよ。
自己PRはセールストーク
自己PRとは、いわば「自分を売り込むセールストーク」のようなイメージをもつとわかりやすいかもしれません。強みや長所を端的にアピールし、採用するメリットを見出してもらうことが自己PRの基本となります。
ただし、アピール内容が企業が必要としている人物像とマッチしていないと、単なる押し付けとなってしまい好印象にはなりにくいです。
志望企業がどんな人物を求めているのかを知り、それをふまえて自分の強みなどをアピールできれば、企業が採用したいと感じられる自己PRにすることができますよ。
キャリアアドバイザー
志望企業が求める人物像は会社のホームページや会社説明会などで調べることができます。具体的な方法は後で解説するので、合わせてチェックしておきましょう。
こちらの記事では、自己PRについて詳しく解説をしています。ポイントや例文なども紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。
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ガクチカと自己PRの企業側の意図の違い
- ガクチカ:思考過程や仕事への取り組み方を見ている
- 自己PR:人柄や価値観を見ている
企業がガクチカと自己PRでそれぞれどんなところを評価しているのかも、気になるポイントですよね。ガクチカと自己PRで分けて質問しているということは当然それぞれに違った意図があり、その違いを押さえることで対策もしやすくなりますよ。
ここからは、ガクチカと自己PRの企業側の意図の違いについてそれぞれ詳しく解説していきます。企業側の視点を理解して、ガクチカと自己PRでアピールすべきことを改めて考えてみましょう。
ガクチカは思考過程や仕事への取り組み方を見ている
企業は、ただ「学生時代に力を入れたこと」だけを知りたくて質問しているわけではありません。
企業がガクチカを通して最も知りたいことは「物事に対する取り組み方」です。
過去に直面した壁や、その壁を乗り越えるためにどう思考し、そしてどう乗り越えたかを知ることで、入社後にあなたが困難に対してどのように向き合うのかを知ろうとしているのです。
だからこそ、高い実績や成果をあげた経験でないとガクチカにならない、というわけではありません。自分なりに一生懸命取り組んだ経験などがあれば、その過程も合わせてアピールすることで魅力的なガクチカになりますよ。
こちらの記事では、ガクチカの見つけ方について解説をしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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自己PRは人柄や価値観を見ている
自己PRではその人の強みや得意としていることなどを取り上げるため、その人がどういった人なのか、という内面の情報を知ることができます。
企業側としても、採用する以上は自社にマッチしていて、長く働いてくれる人材を採用したいのが本音です。だからこそ、自己PRを通じて「どんな人物なのか」「自社とマッチしてるのか」など、人柄や価値観をチェックしているケースが多いですよ。
このような背景があるからこそ、自己PRを準備するときはただ伝えたいことを伝えるだけでなく、企業側がどんな人を求めているのかという視点からも考えることが大切です。
キャリアアドバイザー
これまでの経験を振り返って、最もあなたの人となりや価値観が表れているものを選ぶとより魅力的な自己PRになりますよ。
違いを理解したうえで整理してみよう! ガクチカと自己PRの作成準備3ステップ
就活生
ガクチカと自己PRの違いは理解できました! でも実際にどのように回答を考えればいいかわかりません……。
キャリアアドバイザー
実際に作成するとなると何から手をつければ良いのか悩みますよね。ここからは、魅力的なガクチカと自己PRにするためにするべきことを3ステップに分けて解説していきますね!
魅力的なガクチカと自己PRにするためには、事前準備が欠かせません。回答を作成する前に自分自身のこと、そして企業のことを調べてみましょう。
これまでの経験を整理して回答を作成しやすくするための準備を、ここからは3ステップに分けて解説します。
①自己分析をしてみよう
ガクチカと自己PRはどちらも自分のことを話すため、何よりも自分自身のことをしっかりと知っておく必要があります。まずは徹底的な「自己分析」から始めていきましょう。
自己分析にはさまざまな手段がありますが、どれか1つに最初から絞るのではなく、複数の方法を併用することで、より精度の高い結果を得ることができますよ。
- 自分史:これまでの人生の出来事を時系列に書き出したもの
- マインドマップ:頭のなかで考えていること書き出して図にしたもの
- モチベーショングラフ:過去の経験を振り返り、モチベーションの変化をグラフ化したもの
自己分析で分析した結果は、ガクチカや自己PRだけでなく、就活の軸やこれからのキャリアを考えることにも役立ちますよ。
キャリアアドバイザー
自己分析の手段としては、ほかの人から自分がどう見えているのか聞いてみるという他己分析も効果的ですよ。
自分史を使った自己分析のやり方についてはこちらの記事で詳しく解説をしています。興味のある人はぜひ参考にしてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント
キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
自己分析に力を入れず、表層的な自己理解にとどまっている場合、自分の強みや興味関心、価値観は不明確なままです。
そのままでは、ガクチカ・自己PRともにアピールするポイントが見つからない、見つかったとしても、誰にもでも言える浅い内容になってしまう……という状況に陥ってしまうかもしれません。他者との差別化ができていないアピールでは、あえてあなたを採用しようと思ってもらうことも難しくなってしまいますよ。
自己分析はアピールするための下準備として欠かせないものです。就活のあらゆる場面で自己分析は必要となるので、早い段階からさまざまな手段を用いて自己理解を深めておくことをおすすめします。
②企業の求める人物像を把握しよう
魅力的なガクチカや自己PRを考えるためには、そもそも企業がどんな人物を求めているのかを把握することが欠かせません。ここの理解が浅いと、どんなに内容を練り込んだとしても企業には刺さらない内容になってしまう可能性があります。
企業の求める人物像の調べ方をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 企業のサイトの募集要項を見る
- 経営者のインタビュー記事で該当する記事を探す
- OB・OG訪問で相談する
- 企業の説明会で質問をする
- 面談・面接で質問をする
キャリアアドバイザー
時間をかけてでも取り組んでおきたい準備なので、企業が求める人物像については早い段階から調べておくことをおすすめします。
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③経験をもとに取り上げるエピソードを探そう
企業が求める人物像を調べたら、その人物像に沿ったエピソードや強みを探してみましょう。自己分析で洗い出した自分の内面の情報と、企業研究で見つけ出した企業の求める人物像を重ね合わせるイメージですね。
たとえば、企業が「チャレンジ精神豊富な人材」を求めているとして、過去の経験を振り返って、これまで失敗を恐れず新しい挑戦をしてきたことなどを取り上げて伝えることができれば、高いマッチ度をアピールできますよね。
キャリアアドバイザー
こういった観点で自己PRやガクチカを考えることができれば、内定にグッと近づきますよ!
キャリアアドバイザーコメント
キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
自分の強みや特徴がなんとなくわかっていても、エントリーシートや面接で伝えるほどの裏付けとなるエピソードがない……。そう悩んでいる人もいるかもしれませんね。ただ、それは「強烈な、濃いエピソードがないといけない」と思い込んでいるせいかもしれません。
印象付けるためにエピソード選びに慎重になる気持ちもわかりますが、強いエピソードかどうかで判断する必要はありませんよ。大切なのは、どんな経験をしてきて、どんなことを学び、それをどう活かすかという点です。その視点をもって、過去の経験をあらためて精査してみてください。
どんなエピソードであっても、それはあなただけの経験であり、だからこそあなただけの魅力になります。強みを示すエピソードであると判断できたら、自信をもってアピールしてくださいね。
なかには、「学生時代に頑張ったことがない」という人もいるかもしれません。こちらの記事では、学生時代に頑張ったことを見つける方法を解説しています。エピソードを見つけるのに苦労している人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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作成してみよう! 伝わるガクチカと自己PRの書き方
どんなに素晴らしい強みや実績があったとしても、それをきちんと伝えることができなければ意味がありません。ガクチカ・自己PRであなたの魅力をきちんと伝えるためには、何をどの順番で伝えればいいのかをチェックしておきましょう。
ここからは、ガクチカと自己PRのそれぞれの書き方を解説します。ぜひ自分の経験に当てはめて回答を作成してみてくださいね。
ガクチカはSTAR法
ガクチカをわかりやすく伝える手段として「STAR法」というものが挙げられます。
STAR法とは、具体的な経験を簡潔でわかりやすく説明するときに効果的なフレームワークです。特に、面接など過去の実績を紹介する場で多く用いられています。STAR法に沿ってガクチカを書くことで、エピソードをわかりやすく伝えることができますよ。
キャリアアドバイザー
STAR法を活用したガクチカの伝え方として、具体的にどんな順番で何を伝えるのか、詳しく解説しますね。
こちらの記事では、ガクチカの書き方やエピソードの見つけ方について解説しています。ぜひあわせて参考にしてくださいね。
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①Situation:状況
面接でガクチカを回答する際、ガクチカとした伝えたい出来事の大枠を伝えるために、まず当時自分が置かれていた状況を伝えましょう。結論を共有したうえで、その根拠や具体例を説明するので、結論に至るまでの流れを相手が理解しやすくなります。
この「結論ファースト」はガクチカや自己PRだけでなく相手に何かを伝えるうえでとても大切な要素です。結論を述べる際は、当時の状況がより詳細に伝わるように意識すると相手に伝わりやすくなりますよ。
私が学生時代最も力を入れたことは、アルバイト先の焼肉店のバイトリーダーとして売り上げ増加のためのマニュアル構築をおこない、売り上げを前年比30%増加させたことです。
私が学生時代最も力を入れたことは、アルバイトです。
2つの例を読み比べてわかるように、伝わりやすいガクチカの冒頭例は「売り上げを増加させるために何をしたのか」「どのくらい売り上げを増加させたのか」が書かれています。このように当時の状況を詳細に伝えることで具体性が生まれ伝わりやすくなりますよ。
キャリアアドバイザー
ガクチカの冒頭で当時の状況を詳しく伝えることは、相手の理解を深めるためにも大切なポイントです。
ガクチカが本当にないと悩んでいる人は、こちらの記事がおすすめです。ぜひ参考にしてくださいね。
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ガクチカが本当にないときは、結果ではなくプロセスに着目することが重要です。この記事ではガクチカで企業が見ていることや、ガクチカを見つけるための3ステップなどをキャリアアドバイザーが解説します。ガクチカのテーマごとの例文もあるので、ガクチカが本当にないと悩む学生は参考にしてくださいね。
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②Target&Task:目標や課題
次に、活動に対して掲げていた目標や直面した課題を伝えましょう。目標や課題を伝えることによって、この後に伝える③Action(行動)の内容の説得力が増し、より相手に内容が伝わりやすくなります。
私のアルバイト先の焼き肉店では、月間2000万円を売り上げ目標として掲げ、一丸となって業務に励んでいました
選考の通過率を上げたい人は、自己PR作成ツールを活用しましょう
しかし当時の売り上げは平均1800万円で、目標には及ばないという状況でした。私は、業務マニュアルがないため新人の教育に時間がかかり、それが業務の効率の悪さにつながっていることが原因であると考えました。
このように、なるべく具体的に目標や課題を伝えることがポイントです。なぜその目標を設定したのかや、課題を乗り越えるむずかしさまで伝えることができると、頑張りや苦労がさらに伝わりやすくなりますよ。
③Action:行動
次に、目標や課題に対してどのような行動を起こしたのかを伝えましょう。目標や課題に対する取り組み方は、その人の強みや人柄がよく表れるため、企業が重視しているポイントでもあります。
ただ「〇〇を頑張った」だけではなく、どんな取り組みをしたか、どんな工夫をしてきたか、など試行錯誤してきたことを伝えましょう。より説得力のある内容にまとめることができますよ。
この課題を解決するために、私は業務マニュアルの作成に取り組みました。ホール・キッチンそれぞれの基本的な業務の手順を写真付きで初めて見た人でもできるようにわかりやすく作成しました。そのほかにも顧客への対応方法や起こりやすいミスを記載し、このマニュアルだけで新人のアルバイトの教育が完結するように意識しました。
上記の例文は、ただおこなったことだけでなく「なぜそれをやったのか」を論理的に伝えることができています。このように論理的に伝えることによって、「仕事において問題に直面しても適切なアプローチで解決をできる」とアピールすることもできますよ。
キャリアアドバイザー
取り組みを伝える際には、数字を用いることで相手がより状況を詳細にイメージできるようになります。一つのテクニックとしてぜひ取り入れてみましょう。
④Result:結果
次に、取り組みの結果を伝えましょう。結果を伝えることによってあなたの頑張りがより相手に伝わりますよ。
成果だけで採用の合否や人柄などが判断されるわけではありませんが、取り組みの成果まで話して初めて「学生時代に頑張ったこと」をアピールすることができます。そのため、結果まできちんと伝えてガクチカを締めくくりましょう。
業務マニュアルを作成したことで新人教育に割く時間が減り業務の効率化につながりました。その結果、お店の売り上げが〇〇万円に増加し、利益に貢献することができました。
選考の通過率を上げたい人は、自己PR作成ツールを活用しましょう
このように、読み手がわかりやすくなるように結果はなるべく簡潔に伝えることがポイントです。また、結果の後にそこから得た学びや社会に出てどう活かしていくかといった部分も伝えるとさらに説得力が増しますよ。
ガクチカで学んだことを伝える方法については、こちらの記事で詳しく解説をしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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キャリアアドバイザー
失敗に終わってしまったことは結果まで言いたくないと思うかもしれませんが、それでもどんな結果になったのかまでしっかりと伝えることが内容に説得力を生むので、ぜひ結果までセットで伝えるようにしましょう。
自己PRはPREP法
自己PRは「PREP法」を用いて書くと相手に伝わりやすくなります。
先ほど紹介したSTAR法は経験を構造的に伝える際に効果的なフレームワークですが、PREP法は自分の主張や考えを明確に伝える際に効果的なフレームワークです。
PREP法は自己PRだけでなく、長所や短所など面接におけるほかの質問などでも応用することができるので、ぜひ覚えて活用してくださいね。
自己PRの構成については、こちらの記事でも詳しく解説をしています。ぜひ参考にしてくださいね。
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①Point:結論
ガクチカと同様、初めは「私の強みは〇〇です」といったように簡潔に結論を伝えましょう。
「自己PRをしてください」または「あなたの強みは何ですか」などと聞かれているのに「私はアルバイト先でマニュアルを製作して~」と実績を最初に述べてしまうと、「結局何が強みなんだろう」と疑問に思われてしまう可能性があります。
そのため、自己PRを聞かれた際はまず一言であなたの強みを伝えましょう。
キャリアアドバイザー
初めの結論で使うことができる例文をいくつか紹介するので、参考にしてくださいね。
- 私の強みは苦手なことにも立ち向かえるチャレンジ精神です。
- 私の強みは周りを巻き込んで行動できるリーダシップです。
- 私の強みはみんなを下から支えるサポート力です。
- 私の強みは負けず嫌いなところです。
- 私の強みは課題に対して適切にアプローチする課題解決力です。
- 私の強みは、失敗を恐れず行動する行動力です。
- 私の強みは相手に寄り添って考えることができる傾聴力です。
強みを伝えるときは、一言でどんな人物なのかがわかるように伝えると好印象です。たとえば、「私の強みはリーダーシップです」よりも「私の強みは周りを巻き込んで行動できるリーダーシップです」のようにワンフレーズ付け足すと伝わりやすくなりますよ。
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アピールポイントの効果的に伝えるコツは、結論を冒頭に述べて具体的なエピソードを後に述べることです。今回はアピールポイントを見つける方法5選とアピールポイントの効果的な伝え方を紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、アピールポイント別の具体例も紹介しているので、自己PR作成の参考にしてみてください。
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②Reason:理由
次に、どうしてそれがあなたの強みといえるのかを伝えましょう。
ただ強みを伝えただけでは、本当にそのような強みがあるのかという疑問が生じ、説得力に欠けてしまいます。強みを伝えた後は必ず根拠も伝えることが大切です。
私の強みは課題に対して適切にアプローチする課題解決力です。
部員数の減少に悩んでいたダンスサークルの代表として、サークル人数を30人から115人に増加させた経験があるからです。
このあとでより具体的なエピソードを伝えるため、根拠は簡潔に一言で伝える程度で構いません。どうしてあなたはその強みを獲得することができたのか、考えてみましょう。
③Example:具体例
次に、具体的なエピソードを交えることでさらに自己PRに説得力を持たせましょう。
具体例では、ガクチカと同じように行動や思考がよくあらわれるため、採用担当者が一番注目するポイントです。そのため、課題へのアプローチを数字などを用いて状況が鮮明に伝わるように意識してくださいね。
私が所属していたダンスサークルは、当時30人ほどしかいませんでした。その原因として、「ダンスの経験者が多く、初心者が入りづらい印象がある」が挙げられると考え、以下の施策をおこないました。
①サークルの説明会に未経験で始めたメンバーが参加し、未経験だけどダンスをやってみたいと考えている人に寄り添えるような環境であることをアピールする
②基本的な動きをゆっくりと教えるワークショップを開催し、未経験者の不安を取り除く
その結果、次の年のサークルのメンバーは115人と、約4倍ほどの規模にまでサークルの人数を増やすことに成功しました。
自己PRでも、具体例でのあなたの行動や思考が重視されます。当時の状況をよく思い出し、アピールしてくださいね。
④Point:まとめ
最後に、全体のまとめとしてここまで述べてきた強みなどを使って入社後どのように貢献するかを伝えましょう。
志望している職種や会社が力を入れているプロジェクトなどと絡めて、自分の強みがどう活かせるのかを考えてみてください。そうすることによって、会社に利益をもたらすことのできる人材だとアピールすることができますよ。
あなたの強みが会社の利益にどのように貢献できるか、考えてみましょう。
強みの活かし方を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
私はこの負けず嫌いという性格を、営業職で活かしたいと考えています。貴社の説明会において、営業職は常に向上心を持ち数字にこだわることが大切な職種だと伺いました。私の「粘り強く結果にこだわりながら努力し続ける姿勢」で、営業職として貢献していきたいです。
選考の通過率を上げたい人は、自己PR作成ツールを活用しましょう
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自己PRで悩んだら、AIツールを活用しよう!
自己PRを書こうとしても、ネタが思いつかなかったり、忙しくて手つかずのままだったりする人は多いでしょう。
そんな就活生に活用してほしいのが最新の「自己PR作成ツール」です。AIが自己PRを自動生成してくれるため、ネタがなく悩んでいたり、忙しい就活生にはぴったりです!
自己PRで悩んでいるなら、まずはツールを活用して自己PRの土台を完成させましょう!
ガクチカと自己PRをもっと魅力的にする2つのコツ
就活生
ガクチカと自己PRの書き方についても理解することができました。これでガクチカと自己PRは完璧ですね!
キャリアアドバイザー
ちょっと待ってください! ここまで解説してきたのは、いわばガクチカと自己PRの基本です。周りと差を付けるためのポイントがいくつかあるので、紹介しますね。
これまで紹介してきたガクチカと自己PRの書き方に加えて、さらに魅力的にする2つのポイントを解説していきます。これらのポイントを意識するだけで、ほかの学生との差別化につながりますよ。
①アピールする内容を矛盾させない
面接やESにおいてガクチカと自己PRの両方を質問された際、ガクチカと自己PRでアピールする内容が矛盾しないように意識しましょう。
たとえば、ガクチカでは「忍耐力があり3年間サッカーだけに集中して取り組んできました」と伝えたのに、自己PRでは「好奇心旺盛でさまざまなスポーツにに挑戦しました」と伝えていては内容が矛盾していますよね。
これでは説得力のないアピールになってしまうため、内容に矛盾がないかはぜひチェックしておきたいポイントですよ。
キャリアアドバイザー
ガクチカと自己PRは別々の質問ですが、それぞれの役割を理解してしっかりと軸を持たせることで、より説得力のある魅力的なアピールになりますよ。
キャリアアドバイザーコメント
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
ガクチカと自己PRの内容が矛盾している場合、それを聞いた企業側としては「本当なのかな」と、アピールの内容そのものに疑問を抱いてしまいます。どんなに魅力的なアピールをしていたとしても、その疑問を抱かれた時点で内容の説得力が失われてしまいますし、その結果、選考突破の確率も大きく下がってしまうかもしれません。
ガクチカ・自己PRのそれぞれで話そうと考えている内容を今一度矛盾がないかを確認し、信頼性や一貫性を感じられるかチェックしてみましょう。不安な場合は周りの人に意見を仰いだり、就職エージェントにアドバイスを求めるのもおすすめです。
②専門用語はわかりやすく言い換える
具体例などで自分の経験を伝える際、相手にはわからない専門用語はわかりやすく 言い換えましょう。
あなたのガクチカや自己PRに目を通した全員が専門用語を理解できるとは限りません。専門用語を使いすぎると、経験や成果が相手にうまく伝わらない可能性もあります。
どうしても専門用語を使いたい場合は、必ず相手がわかるように説明を入れるようにしましょう。
- ダスター:テーブルなどを拭く布巾
- トレンチ:料理や飲み物を運ぶお盆、トレー
- ハンディ:注文を受けるための機械
- キャッシャー:会計をするスペースや、会計を担当する係
キャリアアドバイザー
普段当たり前に使っている言葉だと、専門用語かどうかの区別がつかないかもしれません。一度ほかの人に確認をしてもらって、なじみのある言葉であるかチェックしておきましょう。
同じ題材でもOK! ガクチカと自己PRが被るときの2つの対処法
- 同じ題材のなかでもエピソードを変える
- 高校生時代のエピソードを使う
就活生
学生時代は部活ばかりやっていたので、どうしてもガクチカと自己PRのエピソードが被ってしまいます……。
キャリアアドバイザー
題材が被ってしまう場合でも、工夫することで対処することができますよ。ここから解説していきますね!
ガクチカや自己PRを考える際、話したい経験が被ってしまうこともありますよね。ただ、ガクチカと自己PRでまったく同じ回答をしてしまうと、せっかくのアピールチャンスを活かしきることができません。
題材が被ってしまう場合でも、いくつかの工夫をすることでガクチカと自己PRでまったく違った印象を持たせることができますよ。
ここからは、ガクチカと自己PRのエピソードが被ってしまう場合の2つの対処法について解説していきます。
①同じ題材のなかでもエピソードを変える
ガクチカと自己PRが被ってしまう場合の対処法として、「同じ題材のなかでもエピソードを変える」というものが挙げられます。
- ガクチカ:「チーム内のコミュニケーションの場を増やし、関係性を深め勝利に導いた」
- 自己PR:「スポーツ推薦の部員からレギュラーを奪取するのを目標に、徹底した右打ちを強みにすることでライバルと差別化して、ついに3年時点でレギュラーをつかみ取った」
上の2つは同じサッカー部のエピソードですが、ガクチカでは「リーダシップや行動力」、自己PRでは「分析力や継続力」と、違った印象を持たせることができています。
キャリアアドバイザー
エピソードを変えることで、題材は同じでもガクチカと自己PRそれぞれを活かすことができるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
②高校生時代のエピソードを使う
時系列の違うエピソードを使うことで、差別化を図ることができますよ。そもそもガクチカや自己PRで使うエピソードは、必ずしも大学時代のエピソードを使わないといけないといったルールはありません。
伝えたい強みを示すエピソードが高校時代にあるなら、高校時代のことを話しても問題ありません。
注意点として、高校時代のエピソードばかり話してしまうと「大学時代なにもしてこなかったのかな」と思われてしまうことがあります。そのため、高校時代のエピソードだけでなく大学時代のエピソードも必ず用意するようにしましょう。
- 高校での部活動のエピソード
- 学業に関するエピソード
- 大学受験のエピソード
- 文化祭など行事に関するエピソード
- 生徒会のエピソード
キャリアアドバイザーコメント
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
ガクチカや自己PRにおいて、高校時代以前のエピソードを使ってもいいのか不安に感じる人もいるかもしれませんね。まず前提として、高校時代の話を持ち出したからといって評価を下げられるようなことはないので安心してください。エピソードが被ってしまう場合の差別化にもつながるため、基本的には問題はありません。
ただ注意点として、高校時代以前のことだけしか話していないと、「大学時代には何をしたのかな」「話せるようなことはないのかな」と懸念を抱かれてしまうケースもあります。
そのため、高校時代以前のエピソードを使用したい場合は、それが自分を形成するうえで重要な出来事であることを明確に示すことが重要です。さらに、高校時代以前のエピソードを使用する場合でも、その後の大学時代やほかの経験に関するエピソードも用意しておくようにしましょう。
こちらの記事では、自己PRで高校のエピソードをアピールする方法について解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
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題材別! ガクチカと自己PRの例文14選
就活生
ガクチカと自己PRを作成してみたのですが、あまり自信がありません……。
キャリアアドバイザー
確かに、自分で書いてみても本当にこれでいいのか不安な気持ちになりますよね。題材別の例文を紹介するので、自分の作った文章と見比べてみましょう。
ガクチカや自己PRの書き方に悩んだり、書いたものの不安があるという人は例文を参考にすることをおすすめします。
ここからは、題材別のガクチカと自己PRの例文を、テーマ別にそれぞれ7つずつ紹介します。1つの題材に対してガクチカと自己PRそれぞれの例文を紹介するので、エピソードが被って悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
ガクチカ例文①アルバイト
私が学生時代頑張ったことは、飲食店でのアルバイトにおいて新人研修に力を入れ、新人定着率を向上させたことです。
私のアルバイト先では、新しく新人スタッフが入ってきても2カ月以内にやめてしまうという問題がありました。そこで私は新人定着率を向上させるため、以下2つの取り組みをおこないました。
①「新人スタッフの教育を毎回別のスタッフがおこなっていた」という問題点があったため、教育係を固定化して新人スタッフの不安が少しでもなくなるように努めた。
②新人研修のマニュアルがないので新人スタッフがつまずきやすいポイントをまとめて共有した。
その結果、次に新しく入った新人スタッフの3名全員が半年以上アルバイトを続けてくれ、新人定着率の向上に貢献することができました。
この経験から、私は問題解決能力を培いました。貴社でもこの経験を活かし、顧客の悩みを的確に把握して解決できるコンサルタントとして貢献したいです
キャリアアドバイザー
経験から得た学びをきちんと業務につなげてアピールできていますね。入社後のことにも触れると将来性をアピールすることができますよ。
こちらの記事では、アルバイト経験をアピールするときの伝え方について詳しく解説をしています。アルバイト経験をアピールする方法について悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
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自己PR例文①アルバイト
私の強みは、相手の気持ちに寄り添い行動できる力です。
この強みは、私のアルバイト先の飲食店で英語のメニュー表を作成した経験で培いました。私のアルバイト先の飲食店は、観光地として有名な場所にあるにもかかわらず、外国人の来店率は全体の10%ほどしかいないという課題がありました。
具体的な原因として、①メニューが日本語のみで外国人の顧客がメニューを見てわかりづらいことや、②英語ができるスタッフがいないため外国人の顧客のおもてなしができないということがあげられました。
まず、①の問題を改善するため、店長に英語・中国語・韓国語のメニューの作成を提案しました。また、メニューに細かい材料や写真も記載することで初めて日本の料理を口にする方でも安心できるよう工夫しました。
次に、②の問題を改善するために英語での対応マニュアルを作成しました。これによって、スタッフも外国人の顧客に自信をもって接客をすることができるようになりました。この2つの改善の結果、顧客満足度を高めることができ、外国人の顧客の来店率を全体の30%に引き上げることができました。
以上から、私の強みは相手の気持ちに寄り添い行動する力を身に付けることだと考えています。社会に出ても、相手の目線に立って必要なことができる人材になりたいです。
キャリアアドバイザー
アルバイト先の経験を通して、主体性や行動力をアピールすることができていていますね。
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ガクチカ例文②ゼミ
私が学生時代に力を入れたことは、所属しているゼミナールでの研究発表会です。
私が所属しているゼミでは、AIと法の関係性について研究しており、年に一度他大学と合同で研究発表会がおこなわれます。毎年優勝を目指して散会しているのですが、1・2年生のときは優勝はおろか入賞もかなわず悔しい思いをしていました。そのため、今年はチームリーダーとしてチーム4人をまとめつつ、大会での優勝を目指して研究をおこないました。
私たちの課題として、研究テーマに対する理解が足りていないこと、メンバー間での信頼関係が構築できていないことが挙げられました。
そこで、週に一度研究テーマに関する参考文献などの資料を持ち寄ってディスカッションをおこないました。また、ディスカッションをするにあたって「1人1回は質問と意見をする」という決まりを作り、研究テーマに対する理解を深めつつコミュニケーションを取り信頼関係を深めました。
その結果、優勝には一歩及ばないものの、大会では60チーム中2位、そして審査員特別賞を獲得することができました。この経験から身に付けた行動力や統率力を活かし、貴社の営業職として貢献いたします。
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キャリアアドバイザー
リーダーとして、課題に対して的確な対策を講じたことがアピールできていてとても素敵なガクチカですね。
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自己PR例文②ゼミ
私の強みは、協調性と物事を俯瞰してみることができる点です。この強みは、AIと法に関するゼミでのグループ研究において発揮されました。
私はグループのリーダーを務めていたのですが、チーム内での役割分担がうまくできず研究が思うように進まないという問題がありました。この問題を解決するために、私はメンバーの得意分野を見極めそれぞれに合った役割に再分配しました。これによって研究がスムーズに進むようになっただけでなく、メンバーがそれぞれの強みを発揮しながら作業をおこなうことができるようになったため研究の質の向上にもつながりました。
以上から、私の強みは協調性と物事を俯瞰してみることができるところだと考えています。この経験を生かして、社会に出てからもチーム内のメンバーの士気を高め業務の質の向上に努めたいです。
キャリアアドバイザー
ゼミでの経験を通して、チームにおける協調性をしっかりアピールできていますね。しっかりと大学の研究に取り組んでいたことのわかる自己PRです。
ガクチカ例文③サークル
私が学生時代力を入れたことは、ダンスサークルの公演の作品のリーダーを務めたことです。
私は、所属していたダンスサークルにおいて1年生から4年生の100人ほどが出演する作品の制作を担当しました。今まで大人数をまとめた経験がなく、最初はうまく指示を出せずとても悔しい思いをしました。
私は、この失敗の原因は自分の準備不足にあると考え、次の練習からは以下3点を徹底しました。
①限られた練習時間のなかであらかじめ細かくタイムテーブルを決めておくこと
②事前にタイムテーブルや踊りの動画をメンバーに共有し、何をするかを把握できている状態にすること
③振り返りノートを作り、毎回の練習の反省を記録し、改善点を挙げ次の練習に活かすこと
その結果、練習をスムーズに進めることができ、メンバーからも褒めてもらえるようになりました。また、公演当日におこなわれたアンケートでは、20作品中3位という結果をいただきました。この経験をとおして得られた計画性や状況を分析し改善していく力を活かし、貴社のコンサルタントとして顧客の課題解決に取り組みます。
キャリアアドバイザー
自分の課題の原因をしっかりと分析し改善できることが良く伝わるガクチカですね。この例文のように当時の状況を詳しく伝えると説得力が増しますよ。
自己PR例文③サークル
私の強みは、目標の達成のために地道に努力できる忍耐力です。この強みは、私が所属しているダンスサークルの公演の練習において発揮されました。
大学のダンスサークルでは毎年学園祭でダンスを発表します。しかし、同期10名のうちダンスが未経験なのは私だけでした。初めはまったくついていくことができずサークルをやめることも考えましたが、どうしても舞台に立って踊りたいという気持ちが強く、「本番の舞台でダンスを成功させる」ということを目標に練習に励みました。
目標を達成するにあたって、ただがむしゃらに踊るだけでは成長しないと考えました。そのため、同期や先輩にアドバイスをもらう、自分の踊っている動画をとって不自然な動きをしているところが直るまでひたすら試行錯誤する、毎日最低1時間は自主練習をする、この3点を意識して練習に励みました。
その結果、同期や先輩にもほめてもらえるまでに成長することができ、本番の舞台では自信を持って踊ることができました。
この経験から、私の強みは目標の達成のために地道に努力できる忍耐力だと考えています。この強みを活かして、貴社でも営業職において数字に貪欲になり努力を重ねていきたいです。
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キャリアアドバイザー
サークルでの活動を題材として扱う学生は多くいるため、課題解決のためにどれだけ一生懸命取り組んだかを具体的に書くと差別化につながりますよ。
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ガクチカ例文④部活
私が学生時代力を入れたことは、大学のバレーボール部での勧誘活動です。
私は高校時代バレーボール部で活動していたため、大学でもバレーボール部に入部しました。しかし当時先輩20名に対し同期の一年生は3人という状況でした。同期が3人である原因は勧誘活動が積極的におこなわれていないことだと考え、部の存続のためにも積極的な勧誘に取り組みました。
具体的には、SNSで練習風景や活動の詳細を載せたり、部活前の空き時間に大学で呼び込みをしたり、初心者でも入りやすいようにトスやレシーブなど基本的な練習を体験できる会を開きました。
その結果、同期を15名まで増やすことができました。私はこの経験から、不利な状況でもあきらめず努力する大切さを学びました。社会に出てからもこの学びを活かしてどんな状況でも努力を惜しまない人材になりたいです。
キャリアアドバイザー
逆境にも負けずに主体的に行動できることがアピールできている良い例文です。この例文のように具体的な数字も記載すると相手の理解を深めることができますよ。
こちらの記事では、部活動で学んだことを魅力的にアピールする方法について解説をしています。ぜひ参考にしてくださいね。
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自己PR例文④部活
私の強みは高い目標に向かって粘り強く取り組む力です。この強みはバレーボール部に所属していた高校2年生の頃、都大会出場を決めた際に発揮しました。
監督などの指導者がおらず練習環境に制限のあるなかでも、過去の大会から分析し4カ月間でバレーボールの技術を向上するために3点改善をおこないました。
1つ目は、中学の顧問に相談し技術面からアドバイスをもらったことです。2つ目は、レシーブやトスのフォームを動画にとり改善点を記録すること、そして3つ目は、チームで食事制限をおこない私生活から意識したことです。このように状況を多角的な視点から捉え、チーム全体で切磋琢磨してきました。
その結果、チーム全体で技術を底上げすることができ都大会出場を決めることができました。この経験からどんな状況でも挑戦心をもって、粘り強く取り組む力を身に付けました。この経験を活かし、貴社では挑戦心をもってさまざまなことに粘り強く取り組んでいきたいと考えています。
キャリアアドバイザー
ひとつの対策だけでなく、あらゆる視点から問題の改善法を検討していることがわかり、「粘り強く取り組む力」がよくあらわれていますね。
自己PRで部活動の経験をアピールしたいと考えている人もいますよね。そんな人にはこちらの記事がおすすめです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ガクチカ例文⑤ボランティア
私が学生時代力を入れたことは、大学2年次でのボランティア活動です。具体的には、カンボジアに行き子どもたちに対する日本語教育のボランティアをおこないました。
ボランティアをおこなうにあたって、一番の課題は子どもたちがなかなか心を開いてくれないことでした。原因としては、そもそも自分たちがうまく子どもたちの興味を引き出すことができていないことが挙げられました。この課題を解決するために子どもたちに日本料理を振る舞い、少しでも興味を持ってもらえるように努めました。
その結果、子どもたちが日本の料理を気に入ってくれて親交を深めるきっかけとなりました。この経験から、相手の気持ちに寄り添って自分に何ができるのかを見極めることが大切だという学びを得られました。
社会に出てからも、相手の気持ちになって自分ができることを考えることのできる存在になりたいと考えています。
選考の通過率を上げたい人は、自己PR作成ツールを活用しましょう
キャリアアドバイザー
ボランティア活動のガクチカで社会貢献への関心度をよくアピールできています。この例文のように、ガクチカでアピールしたい自分の強みは何か考えてみましょう。
自己PR例文⑤ボランティア
私の強みは、相手のニーズを的確に把握し行動できるところです。この強みは、大学3年生のときに参加した、〇〇県で発生した大地震の被害地域の支援ボランティアで発揮しました。
ボランティアをおこなうにあたってニュースなどで、「不要な支援」が話題になっているのを目にしました。たとえば、千羽鶴やかさばる本、季節外れの服など被災者のニーズに合っていない支援物資が届くという事案が発生していました。
そこで私は、どうすれば被災者の方の迷惑にならないように支援ができるか考え、ニュースやSNSで現在の被災者の方の声を聞いたうえで何が必要なのか分析し、それを支援団体のSNSを活用して発信いたしました。その結果、被災者の方から「ありがとう」「本当に助かった」などの声をいただくことができました。
この経験から、私の強みは相手のニーズを的確に把握し行動できるところだと考えています。この強みを活かして、貴社では顧客のニーズにあったサービスが提供できる人材になりたいと考えています。
キャリアアドバイザー
ただボランティアをおこなっただけでなく、相手の気持ちを汲み取って行動している点からも、素敵な魅力が伝わってきますね。
自己PRでボランティアを効果的にアピールする方法については、こちらの記事で詳しく解説をしています。ぜひ参考にしてくださいね。
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ガクチカ例文⑥インターン
私が学生時代力を入れたことは、SNS運用の長期インターンをおこなったことです。
当初企業のSNSのフォロワーは500人程度でしたが、半年で1,000人に増やすことを目標として設定し、ニュースなどで現在のトレンドをつかむ、最低でも週に3回投稿する、ターゲットがSNSを開く時間を狙って投稿するといった取り組みをおこないました。
その結果、半年でフォロワーを1500人増やすことができました。この経験を通じて身に付けた分析力や計画性を活かして、貴社ではWebマーケティングの分野で積極的に貢献していきたいと考えています。
キャリアアドバイザー
インターンでの実績は、社会に出てからのあなたの仕事への姿勢をアピールするチャンスです。この例文のように、学んだことを具体的にどう活かしたいのか、考えてみましょう。
自己PR例文⑥インターン
私の強みは周りを巻き込みともに成長できるところです。この強みは営業の長期インターンでの経験で発揮しました。私の長期インターン先では5人でチームを作り、チームの契約数を競っていましたが、私達のチームは10チーム中8位とあまり良いとは言えない成績でした。
そこで原因として、チームのモチベーションの低下が考えられたためチーム会議を開き、チームでの契約数を1.5倍伸ばすことを目標に決めました。また、目標達成には個々の営業スキルが足りないと考え、毎週木曜日にロープレ会を開き各々の良い点や悪い点を指摘し合う空間を作り、改善を重ねました。その結果、個々の営業成績は着々と伸びていき、チームでの契約数は1.8倍となりさらにチーム順位では10チーム中1位になることができました。
このように私の強みは周りを巻き込みともに成長できるところです。社会に出てからも、この強みを活かしてチームを引っ張っていけるような存在になりたいです。
選考の通過率を上げたい人は、自己PR作成ツールを活用しましょう
キャリアアドバイザー
インターンでの実績を、具体的な数字とともに伝えることができ、仕事への再現性も期待することができるような自己PRになっています。
ガクチカ例文⑦留学
私は大学2年生のときにアメリカ留学をし、特に語学力向上に注力しました。留学以前も学習に注力しましたが、現地の英語の速さに圧倒され会話に入っていくことができませんでした。
問題は英語を実際に「使う」ことを念頭に置けていなかったことにあると考え、2つの策をとりました。1つ目は実践的な学習を継続することです。部屋で英語の音読、海外映画の鑑賞などに毎日取り組みました。
2つ目はネイティブとの会話の機会を増やすということです。私は完璧主義的なところがあり、英語につまるたびに恥ずかしいという感覚をもっていました。しかし何事も挑戦が大事という意識を持ち、英語コミュニケーションサークルに入り、外国人観光客をガイドする活動に参加するなど、ネイティブと積極的に話すことを心掛けました。
その結果、自信をもってネイティブの方とも会話できるようになっただけでなく、行動力とコミュニケーション能力も培うことができました。この経験から、毎日続けていれば結果が出ること、挑戦してみることの大切さを実感し、現在も実践しています。
キャリアアドバイザー
留学での経験は、語学力はもちろん行動力やチャレンジ精神などさまざまな方向からあなたの魅力をアピールすることができますよ。
自己PR例文⑦留学
私の強みは、課題解決能力と行動力です。この強みは、私の大学2年生のときに経験したカナダ留学で培いました。
1年間カナダに語学留学に行くことを決断したのは、将来的にグローバルに活躍できる人材になりたいという目標があったためです。しかし、留学前は英語をまったく話すことができず、苦手意識すら感じているという状況でした。
英語力を身に付けるために、現地ではなるべくたくさんのコミュニケーションをとることを意識していました。具体的には、美容院にいって理想の髪形を注文してみたり、現地のフットサルチームに入会してさまざまな人とコミュニケーションをとったり、毎日友人に電話してその日あったことを英語で話すなどの取り組みをおこないました。
初めはうまく言葉が通じず苦戦しましたが、ジェスチャーや表情も使いながら毎日取り組みを継続した結果、ネイティブの方にも褒められるくらい英語力を身につけることができました。
以上のことから、私の強みは課題解決力と行動力だと考えています。貴社では、この強みを活かしてユーザーの方の課題を根本的に解決できるよう行動していきたいです。
キャリアアドバイザー
留学をアピールする場合は、成果だけではなく努力の過程を最大限にアピールすることが大切ですよ。
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ガクチカと自己PRに関するよくある質問に回答!
ガクチカと自己PRは、就活するうえで必ずといっていいほど聞かれる重要なものだからこそ、どうすれば最大限に魅力を伝えることができるのか疑問に思う学生もいますよね。そのような疑問にキャリアアドバイザーが回答します。
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ガクチカと自己PRの違いは?
ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略称で、あなたの過去の経験から思考過程や困難をどのように解決するのかを見られます。それに対して、自己PRはあなたの現在の強みやスキルをアピールすることであなたの価値観が企業とマッチしているのかを見られます。ガクチカと自己PRは似ているようでアプローチの仕方が異なるので、違いをしっかりと把握して企業に伝えることが大切ですよ。
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ガクチカと自己PRに一貫性は必要?
ガクチカと自己PRに一貫性があると、さらに魅力的なガクチカと自己PRになりますよ。また、ガクチカと自己PRで伝える内容が矛盾していると企業はあなたがどんな人物なのかを知ることができません。ガクチカと自己PRを書いた後は必ず読み直して内容に矛盾がないか確認するようにしましょう。
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ガクチカや自己PRで嘘のエピソードを言うのはあり?
ガクチカと自己PRで嘘の情報を伝えることはおすすめしません。なぜならあなたが面接やESで話した情報は入社後も使われることがあり、嘘をつき続けなければならなくなる可能性があるからです。これまでの経験で大きな成果を残せていなかったとしても、企業はその努力の過程を重視しています。小さなことでもあなたのありのままの経験を自信をもってアピールすれば問題ありません。
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ガクチカや自己PRは使いまわしてもいいの?
ガクチカや自己PRを使いまわすことはおすすめしません。なぜなら、企業によって求める人物像は異なるためです。伝えたい題材などは共通するとしても、企業ごとに合わせて内容は作り直すようにしましょう。
企業に対して適切なアプローチをして内定をつかもう
ガクチカと自己PRの違いを把握することは、企業に対しての適切なアプローチにもつながります。それぞれの役割を理解し、着実に準備を進めれば、必ず魅力的なガクチカと自己PRを考えることができますよ。
あなただけの魅力を十分にアピールして、内定まで一直線に進んでいきましょう。
ガクチカと自己PRを考えてみたのですが、同じようなエピソードになってしまいます……。