目次
- 企業からの「オーケストラ」の印象
- アピールできる強み
- 注意点
- おすすめの業界・職種・会社
- 「オーケストラのガクチカ」に対してキャリアアドバイザーからアドバイス!
- 「オーケストラ」を題材にした内定者例文
- 【内定者例文】26卒 名古屋大学 コンサル業界
- 「オーケストラ」を題材にした例文2選
- 例文①異なる属性のメンバーをまとめ上げた
- 例文②オーケストラの資金難を解決した
- オーケストラでガクチカを作りたい人はこちら!
企業からの「オーケストラ」の印象
多様な価値観を持つ人たちと力を合わせて一つの物事を成し遂げる力がありそう
個人の成果が見えない場合「ほかのメンバーが凄かっただけでは?」と感じる
アピールできる強み
- 組織のなかで多様な属性の人をまとめる力が評価される
(例)モチベーションの異なるメンバーと話し合い全員が納得する練習方針を取り決めた
- 現状を打破するため、効果的な打ち手を考えて行動する力が評価される
(例)演奏技術向上のため、プロの外部講師を招く施策を企画・実行した
注意点
- 「良い演奏ができた」など定性的な成果を伝えるだけでは仕事にどう活きるかがわかりにくい
⇒組織のなかで自分がどう立ち回り、どう貢献したのかというプロセスを掘り下げて伝える
- 「集客のためにSNS発信を頑張った」といったよくある打ち手を伝えるだけでは印象に残りにくい
⇒「なぜその施策が必要だったのか」という論理的な思考プロセスを語る
おすすめの業界・職種・会社
- 多様な属性の人と力を合わせて組織の課題を解決することが求められる環境
- モチベーションや実力の異なるメンバーをまとめ上げた経験が評価されやすい
- 厳しい環境でもタフに挑戦し続けることが求められる風土
- 厳しい練習やオーディションを勝ち抜く過程で培った行動力や粘り強さとの親和性が高い
「オーケストラのガクチカ」に対してキャリアアドバイザーからアドバイス!
「オーケストラ」を題材にした内定者例文
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。
【内定者例文】26卒 名古屋大学 コンサル業界
私は大学のオーケストラサークルに所属し、練習の参加率を向上させる取り組みをおこないました。きっかけは、曲の指導や練習全体を仕切る役職に就いたことでした。
当時の練習参加率は40%程度と低迷しており、状況を改善するために2つの施策を実行しました。
1つ目は、一人ひとりのレベルに合わせた練習方法のアドバイスです。団員の実力を把握し、それぞれに適した声掛けを徹底しました。
2つ目は、練習内容の質の向上です。参加意欲の低さは練習内容にあると考え、曲に対する共通のイメージを持てるよう言い回しを工夫し、わかりやすい指導を心掛けました。
また一方的に指示するのではなく、積極的に意見を求めることで、団員が主体性を持てる環境を整えました。
これらの結果、参加率は平均90%まで向上しました。この経験を通じて、多様な意見に耳を傾けながら相手の立場に寄り添い、組織の課題を解決へ導くことの難しさと重要性を学びました。
この例文の評価ポイントは以下の通りです。
・「練習参加率が40%→90%まで向上」と定量的な成果を示せている
・「練習方法のアドバイス」「練習内容の質の向上」など具体的な行動を説明できている
一人ひとりの主体性を重んじたマネジメントをしながら定量的な成果を出せる人は、組織をまとめるリーダー候補として歓迎されるでしょう。
「オーケストラ」を題材にした例文2選
例文①異なる属性のメンバーをまとめ上げた
私が学生時代に最も力を入れたのは、100名規模のオーケストラの指揮者として組織をまとめ上げたことです。
当時、弦楽器と管楽器のリーダー間でテンポのとらえ方や音量バランスに対する意見が対立し、練習がうまく進まないという課題に直面していました。担当する楽器によってそれぞれ難しさがあり、お互い「相手が合わせるべき」という考えを譲れなかったのが大きな要因でした。
そこで私は互いのパート練習を交換・見学する機会を作り、楽器ごとの音の出るタイミングや息遣いの違いを直接体感してもらいました。
また各パートのリーダー数名による少人数での話し合いの場を定期的に設け、本音で意見をすり合わせる環境を作りました。結果、お互いに歩み寄りができたことで合奏の精度が劇的に向上。目標としていたコンクールでは過去最高の金賞を受賞できました。
この経験から、異なる価値観を持つ人々を巻き込み、一つの目標に向けて目線を合わせる難しさと重要性を学びました。入社後も多様な関係者と信頼関係を築き、スムーズにプロジェクトを進行することで貴社に貢献したいです。
組織に対する解像度の高さが伝わる例文ですね。特に良いポイントは、以下2点です。
・互いのパート練習を交換するという新しい取り組みを主体的に提案できている
・「コンクールで金賞を受賞」という明確な成果を示せている
テーマだけ見れば「ありきたり」とも言われやすい内容ですが、対立の原因を見抜いたうえで的確な解決策を考え、実行に移すまでの過程を詳しく説明できてるため、仕事でも活躍イメージのわく魅力的なガクチカに仕上がっています。
例文②オーケストラの資金難を解決した
私が学生時代に最も力を入れたのは、所属していたオーケストラの楽器の修繕費不足を解決したことです。
当時、団内では大型楽器の老朽化が進んでいました。しかし会費だけでは、数百万円にのぼる修繕費を捻出できません。このままいくと大型楽器が必要な楽曲は弾けなくなってしまう可能性がありました。
団員からの追加徴収やチケット代の値上げという選択肢もありますが、それだと退団者が増えたり客離れが進んだりするリスクも考えられます。
そこで私は地元企業から募金を募る代わりに、式典や地域のイベントで有志メンバーが生演奏を提供することで、外部から資金を調達するという方法を考えました。企画書を作成して近隣の企業30社に電話で営業をかけ、直接訪問して企画をプレゼンしました。
最初は断られることも多かったものの、粘り強く提案を続けた結果、5社からの協賛を獲得。結果、無事に楽器の修繕費を捻出することができました。
この経験から、課題解決力と実行力を身につけました。入社後は、前例のない課題に直面した際も主体的に行動して成果を残すことで、貴社に貢献したいです。
高い当事者意識が印象的な例文です。評価ポイントについては以下の通り。
・課題解決の方法についてリスクを想定しながら検討できている
・近隣の企業に電話をかけるなど、提案だけでなく行動まで移せている
このように組織の課題に当事者意識を持ち解決まで導く力のある人は、仕事において再現性の高い力を持つ人材として高く評価されるでしょう。
オーケストラでガクチカを作りたい人はこちら!
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!問われるのは「あなたの役割」
キャリアアドバイザー
吉川 智也
プロフィールをみる組織の課題に対する行動を語ろう
「ほかのメンバーが凄かっただけじゃないの?」
オーケストラのガクチカに対して、多くの採用担当者が最初に抱く疑問です。
オーケストラは規模によっては100人近い大人数で演奏するため、ただ「大会で入賞しました!」といった実績ばかりを語ってしまうと「すごい集団に属していただけの人」と思われてしまいます。
大切なのは、音楽的な凄さではなく「組織の課題に対してどう動いたか」。
私が実際に聞いて感心した、オーケストラのガクチカの例を2つ紹介します。
高く評価される! オーケストラのガクチカ例
【どんな課題があった?】
・定期演奏会の集客が毎年伸び悩んでいた
【どんな行動をした?】
・ほかの部活や団体とコラボ企画を立ち上げ、新しい層へアプローチした
・近隣住民や学生など、新規の来場者に響きやすい楽曲を提案した
・練習風景や団員へのインタビュー動画を配信した
【結果どうなった?】
・来場者数が例年の1.7倍になった
⇒誰もが思いつく集客ではなく、周囲を巻き込んだ効果的な打ち手を実行できている!
このように、成果に向けた具体的なアクションを盛り込めていると企業から高く評価されます。
組織のために周囲を巻き込んで行動した経験がないか、あなたならではの役割を探してみてください。