ケース別例文|ガクチカで部活を伝えるなら「過程」への言及がマスト

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NG例文付き! 部活のガクチカは ○○を必ず伝えよう!

目次

  1. 部活はガクチカに最適のテーマ! 効果的な伝え方でアピールにつなげよう
  2. ガクチカで部活をテーマにするうえで押さえておきたい前提知識
  3. 「ガクチカ」と「自己PR」の違い
  4. 「部活」と「サークル」の違い
  5. ガクチカで部活をテーマにすることのメリット3つ
  6. ①目標に向かって努力を重ねてきた姿勢を示せる
  7. ②チームで成果を出した経験をアピールできる
  8. ③継続力があることを証明できる
  9. 事前に押さえておこう! ガクチカで部活をテーマにする際の3つの鉄則
  10. 鉄則①実績よりも過程に重点を置く
  11. 鉄則②部活の経験から学んだことを明確に示す
  12. 鉄則③専門用語の使用はなるべく避ける
  13. 魅力的な部活のガクチカを作るための準備3ステップ
  14. ステップ①部活の経験を振り返り学んだことや得られたものを整理する
  15. ステップ②企業分析をおこない志望先の求める人物像を把握する
  16. ステップ③志望先にマッチするテーマを絞り込む
  17. 部活をテーマにしたガクチカの組み立て方を5段階で解説!
  18. ①状況:部活でどのような活動をおこなってきたのか
  19. ②課題・役割:部活の目標と自分が担っていた役割は何なのか
  20. ③行動:目標に対して自分はどのような行動を起こしたのか
  21. ④結果:行動後の結果や得られた成果は何なのか
  22. ⑤抱負:部活で学んだことを入社後にどう活かしたいのか
  23. ケース別5選! 部活をテーマにしたガクチカの例文
  24. 例文①運動部に所属していたケース
  25. 例文②文化部に所属していたケース
  26. 例文③部長を務めたケース
  27. 例文④マネージャーを務めたケース
  28. 例文⑤困難を乗り越えた経験があるケース
  29. やってしまいがち! ガクチカで部活をテーマにする際のよくある3つの失敗例
  30. 失敗例①全体を通して一貫性がない
  31. 失敗例②実績や成果の羅列で終わっている
  32. 失敗例③専門用語が多く内容が伝わりづらい
  33. ガクチカで部活をアピールする際によくある質問に回答!
  34. 役職や目立った実績がなくても大丈夫ですか?
  35. 高校時代の部活はガクチカに使えますか?
  36. ガクチカで部活の経験を効果的にアピールして内定獲得を目指そう!

部活はガクチカに最適のテーマ! 効果的な伝え方でアピールにつなげよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活中の学生から、

「ガクチカで部活を取り上げても問題ないですか?」
「部活をガクチカのテーマにする際のポイントを知りたいです」

といった質問をよく受けます。結論から言えば、部活はガクチカに最適なテーマの一つです。ただし魅力的なガクチカにするためには、部活を取り上げるからこそのポイントを押さえておく必要がありますよ。

この記事では、部活をガクチカのテーマにする際のポイントや組み立て方などについて解説していきます。ケース別の例文も紹介していくので、ガクチカで悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。

ガクチカのテーマとして学業も考えている人は、以下の記事もあわせて参考にしてください。

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11例文|ガクチカでサークル活動はあり! 理解必須な4つの評価軸

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ガクチカで部活をテーマにするうえで押さえておきたい前提知識

ガクチカで部活をテーマにするうえで押さえておきたい前提知識
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就活生

ガクチカは、自己PRとは違うのですか? どう書き分けるのか知りたいです。

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キャリアアドバイザー

どちらもあなたの魅力をアピールするという点は同じですが、それぞれアピールポイントが異なります。両者の違いを把握したうえで作り込んでいきましょう。

ガクチカで部活を取り上げるにあたって、ガクチカと自己PRの違いや、部活とサークルの違いについて気になる人もいるかと思います。

そこでまずは、ガクチカで部活をテーマにするうえで押さえておきたい前提知識について解説します。ガクチカを作る際の根幹となる部分でもあるため、ここでしっかりと押さえておきましょう。

「ガクチカ」と「自己PR」の違い

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略で、自己PRとは「自分の長所や強みをアピールすること」です。両方とも自分のことを伝える点は同じですが、それぞれアピールポイントが異なります。

ガクチカのアピールポイントは、物事への取り組み方です。企業は就活生の物事への取り組み方を通じ、仕事の適性を判断しようとしています。そのため「困難をどう乗り越えたか」「経験から何を学んだか」といった、過程にフォーカスしたアピールが重要です。

一方、自己PRのアピールポイントは、自分の長所や人柄です。企業によって求める人物像は異なるため、就活生の長所や人柄を知ることで自社とのマッチ度を確認しようとしています。そのため、その企業が求める人物像に合った長所をアピールすることが重要です。

ガクチカと自己PRの違いについては、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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「部活」と「サークル」の違い

部活は大学の認可を得て設立された団体で、大学の代表として大会やコンクールなどで結果が求められるのが一般的です。イメージとしては高校時代の部活と同じで、週に数回は練習をおこない、部活によっては朝練を実施するところもあります。

一方のサークルは、学生が主体的に立ち上げて活動する団体で、活動内容も基本的に学生が決めます。なかには部活と同等の活動をしているサークルもありますが、結果を残すよりも楽しむことを目的にしているところが多く、活動頻度は部活よりも低いのが一般的です。

ガクチカのテーマとして部活とサークルの間で優劣はありませんが、活動に対する熱量や本気度の部分では、一般的には部活のほうが高いというふうに認識さるケースもありますよ

吉川 智也

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部活というテーマが就活にもたらす影響の実態

新卒での就職活動において、「部活経験があると有利」といったような話を耳にしたことがあるかもしれません。確かに、一部の企業では部活動や体育会系出身の学生の採用に力を入れている場合もあります。しかし、それはごく一部であり、すべてではありません。多くは通常の選考プロセスを通じて内定が決まるため、部活経験をガクチカとして出したからといって必ずしも有利になるわけではありません。

また、部活経験者が評価されやすいのは「部活での経験が仕事にも活かせそう」と判断されたからであって、部活に入っていたことそのものが評価されているわけではありません。選考でうまく自分をアピールできれば、部活に入っていなくても選考通過は問題なくできますよ。ガクチカとして部活を取り上げたいと考えているなら、まずこの点は理解しておきましょう。

39点以下は要注意!
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ガクチカで部活をテーマにすることのメリット3つ

ガクチカで部活をテーマにすることのメリット
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就活生

そもそもですが、ガクチカで部活を取り上げても良いのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

もちろん大丈夫ですよ。むしろ部活の経験はガクチカに最適のテーマと言えるため、部活に真剣に取り組んでいたのであれば、積極的に取り上げることをおすすめします。

部活での経験をアピールにつなげることができると、あなたの魅力が伝わりやすくなります。効果的なアピールをするために、どのような点を意識すれば良いのかを理解しておきましょう。

ここからは、ガクチカで部活をテーマにすることのメリットを3つ紹介します。自信を持って部活の経験をアピールするには何を押し出せば良いのか、この先の内容でしっかりと確認してくださいね。

①目標に向かって努力を重ねてきた姿勢を示せる

目標を設定し、達成のために努力を続けることは社会人になっても求められる姿勢です。そのため、部活の経験を通じて目標に向かって努力を重ねてきた姿勢を示すことは、効果的なアピールとなります。

もちろん部活の経験以外でもそういった姿勢を示すことはできますが、部活動では大会への出場やコンクールの入賞などを目指し、日々の練習に真剣に取り組む場合も多いですよね。

そういった経験は、目標に向かって努力を重ねてきた姿勢を示すテーマとして非常に説得力があります

②チームで成果を出した経験をアピールできる

部活での目標を達成するには個人の努力だけでなく、メンバーが心を一つにして共通の目標に向かって協力し合うことが必要です。ガクチカで部活をテーマにすることで、チームで成果を出した経験を具体的に示すことができます。

ほとんどの職場はチームで動くことになるため、就活の場では協調性やチームワークが重視されることが多いです。そのため、チームで成果を出した経験は就活においても評価されやすい傾向にあります

また、社会に出れば、組織における自分の役割をしっかりと認識して行動することが求められます。そのため部内で自分が果たした役割を伝えることで「組織の一員としてしっかりと成果を出してくれそうだ」といった印象を残しやすくなりますよ。

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キャリアアドバイザー

たとえ個人競技の部活であったとしても、ほかの部員との連携や情報の共有が求められるため、十分チームワークや協調性のアピールになりますよ。

③継続力があることを証明できる

ガクチカで部活をテーマにすると、継続力があることの証明になる場合があります。部活は大学を代表する団体ということもあり、大会やコンクールで結果が求められがちです。結果を出すためには継続的な練習が必要で、ときにはハードな練習もこなさなければなりません。

成果を出すために日々の練習に耐え、最後まであきらめずに努力を重ねた経験は、継続力があることの大きな証明になります。「最後まで投げ出さずに仕事をやり遂げてくれそうだ」といった印象につながりやすくなりますよ

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事前に押さえておこう! ガクチカで部活をテーマにする際の3つの鉄則

ガクチカで部活をテーマにする際の鉄則
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就活生

ガクチカで部活をテーマにするにあたって、何かポイントのようなものはあるのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

事前に押さえておきたい鉄則が3つありますよ。順に見ていきましょう。

ガクチカで部活をテーマにする場合は、いくつか押さえておきたいポイントがあります。選考の際にあなたの努力を十分にアピールするためにも、しっかり確認しておく必要がありますよ。

ここからは、ガクチカで部活をテーマにする際の鉄則を3つ解説します。一つひとつ確認し、ガクチカ作成の際に意識してみましょう。

鉄則①実績よりも過程に重点を置く

1つ目の鉄則は、実績よりも過程に重点を置くことです。企業はガクチカを通じて就活生の物事への取り組み方を知り、仕事への適性を判断しようとしています。

そのため、ガクチカでは「部活でどのような成果を上げたのか」という実績部分だけでなく、「その成果を上げるまでにどのような行動を起こしたのか」という過程がより注目されているのです

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キャリアアドバイザー

企業は過程を通じてその人の考え方や価値観を測ろうともしているため、実績を述べるだけでは企業が本当に知りたいことを伝えることができないということは覚えておきましょう。

鉄則②部活の経験から学んだことを明確に示す

2つ目の鉄則は、部活の経験から学んだことを明確に示すことです。

企業はガクチカを通じて、「経験から何を学び、何を得たのか」という点も知ろうとしています。そのため、ガクチカでは単に部活で何をしていたかを語るだけでなく、その経験から得たスキルや教訓を明確に示すことが重要です。

さらに、企業側はそこから一歩踏み込んで、「部活の経験から学んだことを、どう仕事に活かせるのか」といった部分も知りたいため、経験を学びとして活かせる点まで示す必要がありますよ

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キャリアアドバイザー

部活の経験から何を学んだのか、それを入社後にどう活かせるのかをセットで伝えることで、ガクチカの完成度が一気に高まります。

鉄則③専門用語の使用はなるべく避ける

3つ目の鉄則は、専門用語の使用はなるべく避けることです。

部活のエピソードを述べるうえで、その競技や分野の専門用語を使いたいこともあるかもしれません。しかし、採用担当者は必ずしもその競技や分野に詳しいとは限らないため、専門用語を使用すると話が伝わらなくなる可能性があります。

また、ガクチカでは「内容を簡潔に伝える能力」も見られているため、相手がわかりにくい用語を多用するのはマイナスポイントとなる可能性もあります

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キャリアアドバイザー

ガクチカで専門用語を使用するのはいろいろとリスクがあるため、専門用語はわかりやすいものに言い換えるなどして、使用はなるべく避けるようにしましょう。

成瀬 遼

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専門用語を使う際には丁寧な解説と最小限の使用を心掛けよう

部活の経験を伝えるうえでどうしても専門用語を使用しなければならない場合は、その用語の背景や意味を簡潔に説明することが必要です。専門用語を使うだけでなく、相手が理解しやすい表現を添えることは、社会人としての基本的なコミュニケーションスキルです。

専門用語をそのまま使うことで相手に誤解を与えたり、話の意図が伝わらなくなるのは非常にもったいないことです。相手の立場や知識レベルに合わせた丁寧な説明を心掛けることで、どれだけ部活に熱意を注いできたか、どのような努力をしてきたかが伝わりやすくなりますよ。

また、専門用語の多用を避ける工夫も重要です。必要な言葉だけに絞り、それ以外は日常的な表現に置き換えるようにしてくださいね。

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魅力的な部活のガクチカを作るための準備3ステップ

魅力的な部活のガクチカを作るための準備
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就活生

ガクチカで部活をテーマにする際の鉄則を理解できました。これらをふまえて、さっそくガクチカの作成に取りかかりたいと思います!

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キャリアアドバイザー

いきなりガクチカを作ろうとしても、なかなか良いものはできません。まずは準備が必要ですよ。

部活をテーマとしたガクチカをより魅力的にするには、段階を踏んで内容をブラッシュアップしていくことが大切です。そのために、まずは丁寧な準備から始めましょう。

ここからは、魅力的な部活のガクチカを作るための準備を3ステップで解説します。参考にしながら、一緒にテーマを絞り込むことから始めましょう。

ステップ①部活の経験を振り返り学んだことや得られたものを整理する

まずは部活でどのような経験をしてきたかを振り返り、学んだことや得られたものを整理していきましょう。

部活の経験から学んだことや得られたものの例
  • 積極的に改善を試みることの重要性
  • チームを一つにまとめるリーダーシップ
  • チームを陰から支える役割の重要性

うまく思いつかない場合には、部活の経験を通じて感じたことをリストアップしてみましょう。たとえば、「自分の意見を通そうとするだけではチームがまとまらないと感じた」「メンバー同士の衝突を防ぐにはコミュニケーションを取る必要がある」などです。

そして、そう感じたことによって「自分の考え方が変わったこと」や「意識を向けるようになったこと」などを考えていきましょう。そうすることで、徐々に部活の経験を通じて学んだことや得られたものが見えてくるようになりますよ。

これまでの経験を振り返る際には、自己分析ノートを活用するのがおすすめです。自己分析ノートの作成法や上手な活用法についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。

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ステップ②企業分析をおこない志望先の求める人物像を把握する

部活を通じて学んだことや得られたものの整理が完了したら、続いて企業分析をおこない、志望先の求める人物像を把握していきましょう。

そもそも志望先がどのような人物を求めているのかを知らなければ、魅力的なガクチカを考えることはできません。企業によって求める人物像は異なるため、志望先が求める人物像を把握するための企業分析が不可欠となります。

企業分析のやり方
  • 企業のコーポレートサイトや公式SNSを確認する
  • 経営者の書籍やインタビュー記事を読む
  • OB・OG訪問をする
  • 企業説明会に参加する
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キャリアアドバイザー

ここの理解が浅いと、どんなに内容を練り込んだとしても魅力的なガクチカにはなりづらいため、しっかりと分析しておきましょう。

企業分析の効果的な進め方については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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ステップ③志望先にマッチするテーマを絞り込む

企業分析が終わったら、最後に志望先が求める人物像と整理した部活の経験を照らし合わせながら、志望先にマッチするテーマを絞り込んでいきましょう。

志望先にマッチするテーマの例
  • 志望先が求める人材:チャレンジ精神を発揮できる人材
  • マッチするテーマ:ライバル校に勝つために積極的に新たな練習メニューを取り入れたこと

このように、「志望先に最もマッチするテーマは何か」といった観点でテーマを絞り込んでいけば、採用担当者に刺さるガクチカを作ることができますよ

吉川 智也

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ガクチカのエピソードは志望先に合わせて柔軟に選ぼう

就職活動において、ガクチカを伝える際、「エピソードは一つに絞るべき」と思い込む必要はありません。むしろ応募する企業や業界ごとに求められるスキルや価値観は異なるため、それに応じて適切なエピソードを選ぶ柔軟さが重要です。

たとえば、リーダーシップを重視する企業にはサークル活動でのチーム統率経験を、創意工夫を求める企業にはアルバイトや研究での問題解決エピソードを用意するなど、志望先に最適な内容を考えてみましょう。

同じ経験でも、見せ方や強調点を変えることで、自分の魅力をより効果的に伝えることができますよ。

39点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!

やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

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部活をテーマにしたガクチカの組み立て方を5段階で解説!

部活をテーマにしたガクチカの組み立て方
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就活生

準備まで完了しましたが、ここからどうやってガクチカを組み立てていけば良いのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

魅力的なガクチカを作るには、枠組みに当てはめて組み立てていく方法がおすすめですよ。

どんなに魅力的なテーマがあったとしても、相手に伝わりやすい内容にできなければあなたの魅力がうまくアピールできなくなってしまいます。

ここからは実践編として、部活をテーマにしたガクチカの組み立て方を5段階で解説していきますよ。解説する枠組みに当てはめ、あなたの魅力が十分に伝わるガクチカを作成しましょう。

①状況:部活でどのような活動をおこなってきたのか

ガクチカでは、「私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、○○です」といったように、最初に結論として自分が部活で何に取り組んできたかを述べるようにしましょう

冒頭で結論を伝えることで全体にまとまりができ、企業側も話の要点を把握しやすくなります。

逆に結論を最初に伝えておかないと、企業側も「何について話しているのか?」がつかみづらくなるため、ガクチカでは最初に結論を述べるようにしましょう。

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キャリアアドバイザー

もし世間的にあまり知られていない競技や分野の部活に所属していた場合は、簡単にその競技や分野の説明を入れておくと良いですよ。

②課題・役割:部活の目標と自分が担っていた役割は何なのか

結論を述べたら、次は部活の目標と自分が担っていた役割を伝えましょう。部活の目標と自分が担っていた役割を示すことで、企業側もその後の成果や成長の過程を理解しやすくなります

特に、入社後は「組織における自分の役割をしっかりと認識して行動すること」が求められるため、自分がチーム内でどのような役割を果たしたのかを伝えることは非常に大切です。

企業側からの評価ポイントにもなりやすいため、部活の目標だけでなく自分の役割もしっかりと伝えるようにしましょう。

堀内 康太郎

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役職についていなくても自分の役割に自信を持ってアピールしよう

「役職についていないから、アピールできる内容がない」と感じている人もいるかもしれませんが、心配はいりません。重要なのは「どのような役割を果たしたか」「その役割を通じてどのように貢献したか」です。

たとえば、部活やサークルでリーダーではなかったとしても、裏方としてチームを支える役割を担ったり、メンバーとして積極的に意見を出して改善を提案したりした経験は、十分に評価されるポイントです。

役職の有無に関係なく、個々の役割や取り組み方にフォーカスすることが、ガクチカを作成する際のポイントです。自分の経験を振り返り、「その場で自分にできることを最大限に実行した」エピソードを自信を持って伝えましょう。

③行動:目標に対して自分はどのような行動を起こしたのか

部活の目標と自分の役割を示したら、続いて目標に対して自分はどのような行動を起こしたのかを伝えていきましょう。

ガクチカで注目されるのは実績よりも過程であり、採用担当者が知りたいのは輝かしい実績ではなく、「目標達成に向けて何をしたか?」です。目標を達成するまでの過程を伝えることで、採用担当者に自分の考え方や価値観も知ってもらうことができます。

ガクチカにおいて核となる部分でもあるため、目標達成のためにどのように努力や工夫をしたのか、しっかりと伝えるようにしましょう

目標に対する行動の例
  • 弱点を克服するために、全体の練習とは別に自主練習をおこなうようにした
  • 試合でのミスを減らすために、全体の練習メニューを変更した
  • チーム内に戦術を浸透させるために、練習後にミーティングを実施することにした

④結果:行動後の結果や得られた成果は何なのか

行動を述べたら、その後の結果や得られた成果を伝えましょう。

結果や成果を伝えることで、ガクチカの内容に説得力が増します。結果や成果を伝える際は、第三者でもイメージしやすいよう、数字などを用いてなるべく具体的に伝えることがポイントです。

具体的な成果の例
  • 好成績を残した → コンクールで○位を受賞した
  • 試合で勝てるようになった → 勝率が前年よりも○○%上昇した
  • 部員を増やした → 新たに部員を○○名増やした

たとえ目標どおりの結果を残せなかったとしても、その過程で学んだことや、チームに貢献できたことをしっかりと示すことによって、効果的なアピールになりますよ

⑤抱負:部活で学んだことを入社後にどう活かしたいのか

最後に、部活で学んだことを入社後にどう活かしたいのかを伝えて、ガクチカを締めくくりましょう。部活で学んだことを入社後に活かしたい姿勢を示すことで、志望先への入社意欲だけでなく、長期的な成長意欲や適応力もアピールすることができます。

部活で学んだことを仕事で発揮できるかは、多くの企業が知りたい部分です。入社後のビジョンまでしっかりと伝えることで、ほかの就活生との差別化にもつながりますよ。

入社後の自分をイメージするには、キャリアビジョンを描くのも効果的です。キャリアビジョンの作成方法については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

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キャリアビジョン例11選|例文から選考で刺さるビジョンを作成!

就活においてキャリアビジョンを考える際は、例を参考にするのも方法の1つです。この記事では例だけでなく、キャリアビジョンの考え方についてもキャリアアドバイザーが詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください

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キャリアビジョン例11選|例文から選考で刺さるビジョンを作成!

ケース別5選! 部活をテーマにしたガクチカの例文

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就活生

部活をテーマにしてガクチカを作りたいのですが、具体的な文章のイメージができません……。

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キャリアアドバイザー

そんなときには、例文を参考にするのがおすすめです。ただし選考を突破するためには、例文をそのまま真似するのではなく、オリジナリティを意識することが大切ですよ。

ガクチカを考える際に、なかなかイメージがわかないこともありますよね。そのようなときは、例文を参考にして考えてみるのがおすすめです。

そこでここからは、部活をテーマにしたガクチカ例文をケース別に5つ紹介します。自分に近いケースがあれば、ぜひ参考にしてみてください。

例文①運動部に所属していたケース

運動部に所属していたケースの例文

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、大学の野球部での活動です。

チームではリーグ優勝を目指しており、着実に成長を続けていましたが、エラーによる失点の多さが課題でした。そこで私はチームの守備力を上げることを目標に、さまざまな試みをしました。

具体的には、練習メニューを変更して守備練習の時間を増やしたり、OBに臨時のコーチを依頼したりして、チーム全体の守備力の向上に努めました。

その結果、チームの失点数が前年に比べて20%減少し、目標であったリーグ優勝も果たすことができました。この経験を通じて、私はチームワークと目標達成に向けて積極的に改善を試みることの重要性を学びました。

貴社は新たな価値を生み出すために、変化を恐れず積極的に挑戦する組織を目指しているとうかがっています。私はこの経験を活かして、貴社の業績に貢献したいと考えています。

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キャリアアドバイザー

基本の型に沿って、わかりやすくまとめられたガクチカとなっていますね。行動の中身をもう少し詳細に説明すれば、さらに完成度が高まりますよ。

例文②文化部に所属していたケース

文化部に所属していたケースの例文

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、大学の合唱部での活動です。

私の部の目標は、夏のコンクールで金賞を受賞することでした。合唱は女声パート2つと男声パート2つで構成されているのですが、私はそのうちの1つのパートのパートリーダーとして、練習の進行管理をおこなっていました。

しかし私のパートは大学から合唱を始めた人が多いこともあり、全体練習で足を引っ張ることも少なくありませんでした。そこで私はパート練習を週2回から3回に増やし、希望者には個別指導もおこなうことで、メンバー一人ひとりの技術アップに努めました。

その結果、パート全体の技術が徐々に向上し、部の目標であった夏のコンクールでの金賞受賞も果たすことができました。この経験を通じて、私は目標達成に向けてメンバーを引っ張っていくリーダーシップを身に付けることができました。

貴社ではこの経験で得たリーダーシップを活かし、チームの目標達成に貢献したいと考えています。

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キャリアアドバイザー

合唱のことをよく知らない人を想定して、自分の役割について簡単に説明を入れている点が良いですね。入社後の抱負をもう少し具体的に述べれば、さらに良くなりますよ。

例文③部長を務めたケース

部長を務めたケースの例文

私は大学のサッカー部で部長を務めました。

チームは全国大会への出場を目標にしていましたが、選手一人ひとりの士気はそれほど高くありませんでした。しかし私はせっかく部長を務めるのであれば、少しでも良い成績を残したいという気持ちがあり、チーム全体の士気を高めることに尽力しました。

最初は毎回の練習後に全体ミーティングを開き、そこでチームワークの重要性を説明していましたが、思うような成果は得られませんでした。そこで全体ミーティングとは別に選手一人ひとりと個別ミーティングを実施し、各選手の意見や考え方にも耳を傾けながらチームワークの重要性を説くようにしました。

その成果もあり、徐々に真剣に練習に取り組むメンバーが増えていき、半年後にはチーム全体が本気で全国大会への出場を目指して練習に取り組むようになりました。残念ながら、最後は地方予選の3回戦で敗退してしまいましたが、メンバーと心を一つにして目標に向かったことは、とても貴重な経験となりました。

企業で働く際はチームワークが重要となる場面も多いかと思いますが、私はこの経験を活かし、ほかのメンバーとも積極的にコミュニケーションや情報共有を図りながら、貴社の業績に貢献したいと思います。

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キャリアアドバイザー

部長としてチームをまとめようとした努力や工夫が具体的に説明できていますね。目標達成にはいたらなくとも、努力の過程をしっかりとアピールできているため、好印象につながります。

例文④マネージャーを務めたケース

マネージャーを務めたケースの例文

私は大学時代にバスケットボール部のマネージャーを務めました。

部の当時の目標は、関東大会への出場でした。私はマネージャーとして練習メニューの調整や選手の体調管理など、チームのバックアップに努めました。

チームは一時期、練習試合で負けが続いたときがあったのですが、私なりに分析した結果、その原因は連係プレーのミスの多さにあると気付きました。そこで私は、監督やキャプテンと相談しながら練習メニューを見直し、連携プレーの練習時間を増やすことにしました。

その成果もあり、徐々にチーム内で連係プレーのミスが減り、最終的に関東大会への出場も果たすことができました。この経験を通じて、チームを陰から支える役割の重要性ややりがいを学びました。

私の志望する事務職は、現場で働く人たちをサポートできる非常にやりがいのある仕事であると思っています。入社後は縁の下の力持ち的な存在となり、貴社の発展に貢献したいと思います。

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キャリアアドバイザー

マネージャーの経験から事務職への動機付けが、自然な流れで説明できていますね。入社後の抱負を志望先に沿った内容にできれば、さらに良くなりますよ。

例文⑤困難を乗り越えた経験があるケース

困難を乗り越えた経験があるケースの例文

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、大学の陸上部での活動です。

私は100メートル走で関西大会に出場することを目標にしていましたが、大学2年生の予選大会直前に左足を骨折してしまい、その年の予選大会には出場できなくなりました。大会直前の大事な時期に怪我をしてしまったことで、陸上に対するモチベーションが大きく下がり、そのまま退部しようかという思いも頭をよぎりました。

しかし、ここであきらめてしまっては今までの努力が無駄になると思い、翌年の大会に照準を合わせ、懸命にリハビリに励みました。

結果として、復帰後は以前にも増して真剣に練習に取り組むようになり、大学3年生の予選大会では自己ベストを更新し、念願の関西大会への出場も果たすことができました。この経験を通じて、挫折を味わっても最後まであきらめずに努力し続けることの大切さを学びました。

貴社は各社員が高い目標を設定し、大きな裁量権を持って仕事ができるとうかがっています。高い目標を達成するのは決して簡単ではないと思いますが、私はこの経験を活かし、最後まであきらめずに目標達成に向けて努力を重ね、貴社の業績に貢献できる人材を目指したいと思います。

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キャリアアドバイザー

困難を乗り越えた経験は、問題に直面した際の対応力や根気強さをアピールするのに非常に効果的です。リハビリや復帰までの過程をもう少し具体的に説明すれば、さらに説得力が増しますよ。

やってしまいがち! ガクチカで部活をテーマにする際のよくある3つの失敗例

ここからは参考として、部活をテーマにしたガクチカのやってしまいがちな失敗例を3つ紹介します。

「どういった点が良くないのか?」「どう改善すれば良いのか?」といった点も考えながら、順にチェックしていきましょう。

失敗例①全体を通して一貫性がない

全体を通して一貫性がない失敗例

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、大学の吹奏楽部での副部長経験です。

部は秋のコンクールで金賞を受賞することを目標にしていましたが、私自身はあがり症ということもあり、緊張によるミスの多さが課題でした。

緊張によるミスを防ぐには、とにかく練習を積んで自信をつけることが必要と考え、積極的に自主練に取り組みました。また、場数を踏むために、部の活動とは別に市内のチャリティーコンサートにも参加しました。

その成果もあり、徐々に自信がついて緊張によるミスが減っていき、最終的に部の目標であった秋のコンクールでの金賞受賞も果たすことができました。

貴社ではこの経験で得たリーダーシップを活かし、チームの目標達成に貢献したいと考えています。

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キャリアアドバイザー

副部長の経験をテーマにしていますが、エピソード内で副部長としての役割を果たしたことが語られていないため、一貫性に欠けています。テーマにマッチするエピソードを選ぶようにしましょう。

失敗例②実績や成果の羅列で終わっている

実績や成果の羅列で終わっている失敗例

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、大学のテニス部での活動です。

私は2年生の秋から主将を務め、エースとしてチームを全国大会に導きました。また、個人戦においては大学3年生の春の選手権ではベスト16入り、秋の選手権ではベスト8入りを果たしました。さらに大学からその功績が認められ、「学生スポーツ賞」を受賞しました。

入社後はこの経験を活かし、一年目からしっかりと成果を出して貴社の業績に貢献したいと思います。

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キャリアアドバイザー

ガクチカで重要な過程が語られておらず、アピールになりにくくなっています。目標達成に向けてどのような取り組みや努力をしたか、といった過程の部分を中心にアピールするようにしましょう。

失敗例③専門用語が多く内容が伝わりづらい

専門用語が多く内容が伝わりづらい失敗例

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、大学のサッカー部での活動です。

チームは全国大会への出場を目標にしていましたが、当時のチームは決定力不足が課題でした。そこで私はチームの得点力を上げることを目標に、さまざまな試みをしました。

具体的には、今までの練習メニューを変更してセンタリングの練習時間を増やしたり、フォワードの選手にはオーバーラップの技術を習得してもらったりして、チーム全体の得点力の向上に努めました。

その結果、チームの得点数が前年に比べて30%増え、念願の全国大会への出場も果たすことができました。この経験を通じて、私はチームワークと目標達成に向けて計画的に行動を起こすことの重要性を学びました。

貴社は新たな価値を生み出すために、変化を恐れず積極的に挑戦する組織を目指しているとうかがっています。私はこの経験を活かして、貴社の業績に貢献したいと考えています。

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キャリアアドバイザー

サッカーの専門用語を多用しており、採用担当者を混乱させてしまう可能性があります。サッカーを知らない人でも理解できるよう、わかりやすい表現に変換するようにしましょう。

ガクチカで部活をアピールする際によくある質問に回答!

部活の経験をガクチカにしたいと考えているものの、「役職や目立った実績がなくても大丈夫なのか?」「高校時代の部活を取り上げても問題ないのか?」といった疑問を持つ学生もいるかと思います。ここからは、そういった学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。

役職や目立った実績がなくても大丈夫ですか?

役職や目立った実績がなくても、部活をガクチカのテーマにするのはまったく問題ありません。

ガクチカで重要なのは、実績よりも過程です。たとえ役職や目立った実績がなくても、目標に向かう過程で学んだことや、自分の役割を通じてチームに貢献できたことをしっかりと示せば、十分魅力的なガクチカになります。

逆に、「部長を務めた」「全国大会で優勝した」といった輝かしい役職や実績があったとしても、目標に向けて自分なりに取り組んだことや自主的に考えて行動したことを伝えなければ、ガクチカとしては不十分と言えます。

高校時代の部活はガクチカに使えますか?

高校時代の部活をガクチカのテーマにすることは可能ですが、あまりおすすめできません。

というのも、高校時代の部活をテーマにすると、採用担当者から「大学では何も経験していなかったのかな」と懸念を持たれる可能性があるからです。

また、採用担当者の多くは就活生の現在の考え方や価値観が知りたいため、高校時代のエピソードでは情報として古く、ガクチカのテーマとして不適切と言えます

ただし、高校時代の部活のエピソードが志望先の求める人物像に最もマッチするテーマである場合には、高校時代の部活をガクチカのテーマにしても問題ありません。

ガクチカで部活の経験を効果的にアピールして内定獲得を目指そう!

部活はガクチカに最適のテーマと言えますが、部活を取り上げるからこそのポイントを押さえておく必要があります。魅力的なガクチカにするためには、「目標達成に向けてどのような努力や工夫を重ねてきたのか」という、過程にフォーカスしたアピールが重要となります。

部活を通じて目標に向かって努力を重ねてきた経験や、チームで成果を出したきた経験は、社会に出ても評価されやすい点です。この記事で解説した内容も参考にしながら、ガクチカで部活の経験を効果的にアピールして内定獲得を目指しましょう。

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