目次
- 企業が感じる「我慢強い人」の印象
- 評価につながる経験
- 自分から行動を起こして成果を出した経験
- 人が嫌がるような仕事もやり抜き、利益に貢献した経験
- 注意点
- 「我慢強い=耐えただけ」のエピソードにしない
- 「我慢強い」という言葉をそのまま使わない
- 言い換えられる言葉
- 粘り強さ・やり抜く力
- おすすめの業界・職種・会社
- 通信・人材・不動産など、新規開拓やテレアポがメインの営業職
- 広告・不動産開発など長期的な調査や提案、交渉が求められる業界
- 「我慢強いこと」の自己PRはどう伝えるべき? キャリアアドバイザーがアドバイス!
- 「我慢強いこと」を題材にした自己PR例文
- 「我慢強いこと」を自己PRにしたい人はこちらの記事もチェック!
- 「我慢強い」を自己PRにする学生へのリアルな印象
- 「ただ耐えていただけ」と思われないためのコツ
- 実例に基づいたキャリアアドバイザーからのアドバイス
※この記事では、現役キャリアアドバイザーに独自インタビュー。インタビューの音声データをもとに生成AIを駆使しながら再構成し、社内の編集者が編集・チェックしています。
インタビューでは「我慢強い」を自己PRにしようとしている学生を想定して編集者が質問。
「我慢強いことって自己PRとしては弱いですか?」
「どのような伝え方をすれば企業に響くアピールができますか?」
など多くの学生が抱きがちな悩みを質問しています。キャリアアドバイザーが実際に伝えているアドバイスも盛り込んでいるので、ぜひ参考にしてみてください。
就活のプロの意見を参考に、好印象につながる自己PRの伝え方を深く理解しましょう。
なお、以下の記事では自己PRを書く前に知っておきたい基本的な考え方を紹介しています。合わせてチェックしてみてください。
自己PRの書き方|就活中の大学生必見の例文5選をアピール別に紹介
企業が感じる「我慢強い人」の印象
厳しい環境や困難な状況でも逃げ出さず、地道に努力を続けられそう
耐えるだけで自分から行動を起こさない、受け身な人という印象を抱く
評価につながる経験
自分から行動を起こして成果を出した経験
- インターンシップで最初はまったく成果が出なかったが、諦めずに先輩のやり方を研究したり、自分なりの工夫を重ねてトップの成績を出した
- 「なぜ上手くいかないのか」を分析してアプローチを変え、自ら状況を打破した
人が嫌がるような仕事もやり抜き、利益に貢献した経験
- 塾講師のアルバイトで、ほかの人が避けたがるテレアポや新規の提案営業をやり切り、入塾者数を増やした
- リスト全件への連絡と丁寧なヒアリングをやり切り、過去最高の結果を記録した
個人的に、インターンやアルバイトなど実務に近い経験のほうが活躍イメージがわきやすいと思います。
「営業成績が2倍に向上した」など定量的な成果まで伝えられれば、かなり好印象ですね。
注意点
「我慢強い=耐えただけ」のエピソードにしない
- 「厳しい部活の練習に耐え抜いた」という話は、明確な結果やそこに至るまでの工夫がないと、「ただ耐えただけ」と思われてしまう
⇒「耐えた結果、どんな成果が出たのか」「我慢している間にどうやって現状を良くしようと行動したか」を語る
「我慢強い」という言葉をそのまま使わない
- 「我慢」という言葉は「嫌なことを無理してやる」という受け身な印象につながりやすい
⇒「目標達成への執着心」「諦めない心」など、ポジティブなビジネス用語に言い換える
言い換えられる言葉
粘り強さ・やり抜く力
- 逆境でも諦めずに解決策を探し、成果を取りにいける力として評価されやすい
おすすめの業界・職種・会社
通信・人材・不動産など、新規開拓やテレアポがメインの営業職
- 断られることが当たり前という状況でも活路を見出すことが求められる環境
- 何度断られてもめげずにアタックし続けるメンタルの強さと粘り強さが成果に直結する
広告・不動産開発など長期的な調査や提案、交渉が求められる業界
- 数カ月単位で提案を重ね、億単位の契約を勝ち取ることが求められる
- 結果が出るまでモチベーションを保ち、粘り強く交渉を続ける力が評価される
「我慢強いこと」の自己PRはどう伝えるべき? キャリアアドバイザーがアドバイス!
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「ただ耐えただけ」は評価できない!
主体性をアピールできる言葉に言い換えよう
私が支援した学生のなかでは、「我慢強いこと」をアピールする人はスポーツ経験者に多かったですね。
しかし「ただ耐え忍んだ」というだけでは、体育会系のエピソードでも評価は難しいと思ってしまいます。
なぜなら、採用したいのはただ受け身でじっと耐えるだけの人ではなく「困難な状況でも自ら行動を起こして成果をつかみ取れる人」だから。
もし私のもとに「我慢強さをアピールしたいんです!」という学生が来たら、「我慢強さを『粘り強さ』や『やり抜く力』に言い換えよう」とアドバイスします。
高評価につながる! 「我慢強さ」の自己PR例
【どんな困難があった?】
・塾のアルバイトで、保護者向けに講習の追加案内などをおこなうテレアポ営業的な業務があった
・同僚は誰もやりたがらず、進捗が滞っていた
【どう粘り強く行動した?】
・主体的にテレアポ業務に力を入れた
・ほかの同僚の分までテレアポ業務を巻き取った
【結果どうなった?】
・多くの追加契約を獲得し、売上の向上に貢献できた
⇒ほかの人が敬遠するような業務を主体的に担い、成果を取りに行く姿勢がGOOD!
このように、困難な状況でも諦めず自ら行動して成果につなげたエピソードがあれば、「高い行動力とやり切る力を持つ人」として高く評価されるでしょう。
「我慢強いこと」を題材にした自己PR例文
私の強みは、どんなに厳しい状況でも諦めず成果をつかみ取る力です。
大学2年生のころ、家電量販店で来店者にインターネット回線をすすめるアルバイトをしていました。始めたての頃は声をかけても冷たく断られることばかりで、最初の2カ月は契約がゼロで終わってしまいました。
しかし絶対にこのまま諦めることはしたくないと考えた私は、店舗で一番売上を立てている先輩の接客を観察してみることにしました。そこで、先輩はお客様の話から「今のネット環境で困っていること」を先に引き出していることに気がつきました。
それからは商品のスペックを一方的に説明するのをやめ、まずはお客様の悩みを聞くスタイルへと変えました。また自分のトークを毎日振り返って改善を続けた結果、半年後には店舗でトップの営業成績を出すことができました。
この経験から得た諦めず成果が出るまで試行錯誤する力を活かし、入社後も「なぜ上手くいかないのか」を考えて行動し続けることで成果を出してまいります。
この例文は、以下の2点が良いですね。
・先輩の接客を観察するという主体的な行動を起こせていること
・毎日トークの振り返りをするという地道な努力を重ねられていること
このように、困難に直面した際も粘り強く取り組み、試行錯誤して成果までつなげられる人は、入社後も素早く成長して成果を出せる人材として歓迎されるでしょう。
「我慢強いこと」を自己PRにしたい人はこちらの記事もチェック!
「我慢強い」に似た強みとして、「粘り強さ」や「忍耐力」が挙げられます。以下の記事ではそれぞれの強みをアピールするコツを紹介しています。気になる人はぜひチェックしてみてください。
【12例文】粘り強い性格は自分の言葉に言い換えて魅力を伝えよう!
自己PR「忍耐力」で高評価は狙える? 企業の本音を徹底解説
また、「努力を惜しまない」も「我慢強い」に近い強みとして考えられるでしょう。努力を惜しまないことを自己PRにしたい人は、以下の記事もチェックしてください。魅力的に伝えるコツを紹介しています。
例文10選|「努力を惜しまない」を自己PRで魅力的に伝えるコツ
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
「我慢強い」という自己PRは、表現がちょっとおしいなという印象です。
企業は利益を生み出すところなので、「ただ耐え忍んでいただけ」の人ではなく「耐えたうえで攻撃に回れる」、つまり成果を取りにいける人がほしいのです。
アピールするなら、「我慢した結果、大会に出場できた」とか「プレイヤーとしてここまで成長できた」といった具体的な成果のエピソードを伝えましょう。