目次
- 自己PR「改善する力」の伝え方や注意点をチェックしよう
- 「改善する力」を自己PRにする学生への企業からの印象
- 評価につながる経験
- 改善によって組織全体の成果を引き上げた経験
- 課題を解決するための仕組みを作った経験
- 注意点
- 「自分一人が効率化したこと」だけで終わらせない
- 本質的な課題を改善したエピソードを伝える
- 言い換えられる言葉
- 課題発見力・仕組み化する力
- おすすめの業界・職種・会社
- 仕事の効率化や仕組みづくりを主導するITコンサルタント・事業推進担当
- 無駄を省くことが重視される生産管理職や流通・小売の本部職
- 自己PRで「改善する力」はどう伝えるべき? キャリアアドバイザーがアドバイス!
- 「改善する力」を題材にした内定者例文
- 【内定者例文】27卒 高麗大学 コンサル業界
- 「改善する力」を題材にした自己PR例文2選!
- ①アルバイト先で料理の提供スピードを向上させたエピソード
- ②サークルで予算管理のルール化を実現したエピソード
- 「改善する力」を自己PRにしたい人はこちらの記事もチェック!
- 「改善する力」を自己PRにする学生へのリアルな印象
- 「ありきたり」と思われないためのコツ
- 実例に基づいたキャリアアドバイザーからのアドバイス
※この記事では、現役キャリアアドバイザーに独自インタビュー。インタビューの音声データをもとに生成AIを駆使しながら再構成し、社内の編集者が編集・チェックしています。
自己PR「改善する力」の伝え方や注意点をチェックしよう
インタビューでは「改善する力」を自己PRにしようとしている学生を想定して編集者が質問。
「『改善する力』は自己PRとして好印象ですか?」
「ありがちな自己PRと思われませんか?」
など学生からよく聞かれがちな質問を厳選。実際に面談中キャリアアドバイザーが学生に伝えるリアルなアドバイスもたくさん紹介しています。
就活のプロの意見をもとに、高評価な自己PRの伝え方を理解しましょう。
自己PRを書く際のコツが気になる人は、以下の記事も要チェックです。
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「改善する力」を自己PRにする学生への企業からの印象
業務上の課題を積極的に見つけるなど、現状のやり方にとらわれず、より良い方法へとアップデートできる姿勢がありそう
王道なテーマだからこそ「個人の作業を素早くこなせるようになった」程度のエピソードだと印象に残りにくい
評価につながる経験
改善によって組織全体の成果を引き上げた経験
- コールセンターのアルバイトにおいて、自分なりにトークスクリプトを工夫して成果を出し、かつそのやり方を部署全体に共有してチーム全体の成約率を上げた
- アルバイト先の教育担当として新人研修の品質を高め、配属してすぐ即戦力になる新人を育て上げた
課題を解決するための仕組みを作った経験
- オーケストラ部において楽器搬入のやり方を見直し、業者と協力しながら「図解付き安全マニュアル」を作ることで楽器の破損をゼロにした
- ミスが多発していた学祭の備品発注において、入力ミスを防ぐ自動計算ツールを導入して作業時間を大きく短縮した
私が支援した学生のなかでもすごく良いと思ったのは、以下のようなエピソード。
・文化祭で昔から使い回されていた大型の装飾の作り直しを提案した
・地域の建設会社に電話して相談に行き、安全な骨組みの作り方をアドバイスしてもらった
・後輩たちも同じクオリティで作れるよう、制作マニュアルを作った
やっていること自体は決して派手ではないものの、長期的な目線を持ち、周囲を巻き込みながら改善をやり抜く姿勢が伝わってきて好印象でした。
注意点
「自分一人が効率化したこと」だけで終わらせない
- 「自分の作業スピードが上がった」だけでは組織への影響力が伝わりにくい
⇒「作ったマニュアルがチーム全体のお手本として採用された」など、全体へ及ぼした効果や成果の広がりまで提示する
本質的な課題を改善したエピソードを伝える
- ただの思いつきや目の前のトラブルに対処しただけのエピソードでは「再現性が低い」と思われやすい
⇒長期的な運用などビジネス視点を意識したうえで根本的な問題の改善にあたったエピソードを語る
言い換えられる言葉
課題発見力・仕組み化する力
- チーム全体の生産性を長期にわたって高め続けられる人材として評価されやすい
おすすめの業界・職種・会社
仕事の効率化や仕組みづくりを主導するITコンサルタント・事業推進担当
- 課題を改善し、新しい業務手順やシステムを構築する仕事
- 既存のやり方にとらわれず、本質的な課題を見抜いて再現性のある仕組みを作る力が評価される
無駄を省くことが重視される生産管理職や流通・小売の本部職
- 作業手順などをマニュアル化し、チーム全員が再現できる仕組みを作ることが重視される環境
- 自ら課題を見つけて改善を図り、組織全体のパフォーマンスを底上げする姿勢が評価につながりやすい
自己PRで「改善する力」はどう伝えるべき? キャリアアドバイザーがアドバイス!
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!ありがちだからこそ「改善レべル」が重視される!
組織全体に成果をもたらしたエピソードを語ろう
「改善する力」は、学生と面談をしていてもかなりの頻度で聞く自己PRですね。
ありきたりとも言えるからこそ、「どういったレベルの改善をしたのか」が重要になりますよ。
たとえば「マニュアルを読み込んで自分の作業効率を上げました」といった内容では、残念ながら良い評価にはつながりません。
もしそういった学生が相談に来たら、「組織全体に成果をもたらすような改善エピソードを伝えよう」とアドバイスします。
ここからは、実際に学生から話を聞いたなかでも「これは好印象だ」と感じたエピソードの実例を紹介します。
実際に聞いた! 期待を超える「改善する力」の自己PR例
【どんな状況だった?】
・長期インターンでテレアポを実施した際、従来のトークスクリプトでは獲得率が悪かった
【どんな改善をした?】
・より獲得効率が高くなるような伝え方を考え抜き、新たなトークスクリプトを作った
【その結果どうなった?】
・ほかの学生の2倍の獲得率をたたき出した
・作ったトークスクリプトが社内のマニュアルに採用された
・教育担当に抜擢され、部署全体の新人研修を担った
⇒周囲に影響を波及させ、会社全体に利益をもたらせている点がGOOD!
このように根本的な課題を見極めて改善をすることで、組織に大きく貢献できたエピソードがあれば、入社後も組織の生産性を向上させられる人材として高く評価されるでしょう。
「改善する力」を題材にした内定者例文
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。
【内定者例文】27卒 高麗大学 コンサル業界
私の強みは、課題を分析しより良い状態へと導く「改善力」です。
私は留学生コミュニティにおいてSNS運営を担当していたのですが、当時は一方的な情報発信にとどまっており、多くの人に見られないまま終わっているという課題がありました。
そこで私は留学生の意見や不安を直接ヒアリングし、その内容をSNSの企画に反映させるという仕組みを導入しました。
また運営メンバー内で今後の運用方針を話し合った際、お互いの意見が対立し合う場面がありました。そういった際も、まず私が論点をボードに書き出し、整理してから話し合うことで、チームの意見をまとめました。
結果として、運営の方向性がまとまったこと、ヒアリングの内容をコンテンツに反映させることの2点によりSNSの反応が向上しました。
貴社においても、現場の課題を見極め、周囲と協力しながら業務を改善していくことで貴社の利益に貢献いたします。
※自己PRが思いつかない人は、自己PR作成ツールを活用しましょう
「自己PR作成ツール」を試してみる
「今課題になっていることは何か」という根本を見極め行動できていることが伝わる例文ですね。特に良いと感じたのは以下の2点です。
・「多くの人に見られていない状態」を課題としてとらえて改善のために動けていること
・意見の対立という冷静さを欠いてしまいがちな状態でも的確に状況を見極め行動できていること
このように、周囲に流されず冷静に課題を見極めて改善する力をアピールできれば、組織を前に進められる人材として評価されるでしょう。
「改善する力」を題材にした自己PR例文2選!
①アルバイト先で料理の提供スピードを向上させたエピソード
私の強みは、課題に直面した際周囲を巻き込んで改善を図り、チーム全体の成果を引き上げる力です。
ファミリーレストランでアルバイトをしていた際、土日の18~20時のピーク時に料理の提供が遅れ、お客様をお待たせしてしまうことが店舗の課題でした。そこで私は「なぜ遅れるのか」を観察することから始めました。
観察するなかで気づいたのは、新人スタッフが業務手順に迷って立ち止まっている時間がかなり長いということです。そこで私は、店舗の教育体制の改善を提案しました。まず先輩方の教え方のバラつきを無くすため、仕事の優先順位とコツを写真付きで整理した手順書を作りました。
さらに店長に提案し、新人と先輩がペアで動く「バディ制」を導入して、すぐに疑問を解消できる環境を整えました。この仕組みを取り入れた結果、新人が一人立ちするまでの期間が今までの半分と大幅に短くなりました。
この経験から培った「課題の根本を見極め、チーム全体の生産性を底上げする力」を活かし、入社後も顧客の課題解決に貢献してまいります。
この例文の高評価ポイントは以下の通りです。
・「なぜ遅れるのか」を観察したうえで改善策を考えられている点
・教え方のバラつきという隠れた課題を見出せている点
やみくもに改善策を考えるのではなく、きちんと状況を分析したうえで行動できていることが伝わるため、論理的思考力もアピールできています。
②サークルで予算管理のルール化を実現したエピソード
私の強みは、トラブルの原因を見極め、長期にわたって無理なく続けられる改善策を考える力です。
大学で100名規模のイベントサークルの幹部を務めていた際、イベントの度に機材や備品が壊れる・なくなるといったトラブルが発生し、その買い替え費用が発生していました。
最初は「気をつけよう」と声をかけるだけでしたが、なかなか状況が改善しなかったため、ほかの策を考える必要がありました。
私は片付けの方法そのものに原因があるのではという仮説のもと、メンバーにも協力してもらい詳しく調査を実施しました。すると撤収する際に「どの備品を誰がどこへ戻すか」のルールがあいまいであることがわかりました。
そこで私は、すべての機材に番号を振り、保管庫の棚に「置く場所の写真」を貼ることで、誰が見ても一目で返却する場所が分かる仕組みを作りました。さらに、イベント終了後にリーダー2名で確認する「Wチェックシート」を導入しました。
結果、1年間で備品の紛失・破損をゼロに抑えることができ、年間数万円のコスト削減に成功しました。この運用ルールは後輩の代にも引き継がれ、現在もサークルの標準として定着しています。
入社後も、この改善力を活かして組織の資産や時間を守る仕組みづくりに取り組むことで貴社に貢献します。
※自己PRが思いつかない人は、自己PR作成ツールを活用しましょう
「自己PR作成ツール」を試してみる
この例文は、以下の2点が良いですね。
・「片付け方法そのものが悪いのではないか」という仮説を持って行動できている点
・誰でも無理なく続けられる仕組みを作れている点
このように、その場しのぎの対処ではなく制度から作り上げられる人は、入社後も組織全体の力を底上げできる人材として歓迎されるでしょう。
「改善する力」を自己PRにしたい人はこちらの記事もチェック!
改善力のある人は、課題発見力や課題解決能力も持っている人が多い傾向にあります。それぞれの詳しいアピール方法については以下の記事で解説しているので、気になる人はぜひ目を通してみてください。
「課題発見力」の自己PRを魅力的に伝える方法|企業の印象も紹介
「課題解決力」をアピールする自己PR例文|26卒内定者の実例

「改善する力」は、王道で良い自己PRだと感じます。
ただ私が面接官なら「どんな改善をしたのか」という点は深掘りして聞きたくなるでしょうね。
そこで出てきた内容が「その程度か……」と思ってしまうようなものだと、高い評価はつけにくいと思います。