面接時間が長い場合に考えられる3つの理由|合否への影響も解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 「面接時間が長い=合格」とは限らない
  2. 押さえておきたい大前提! 面接時間だけで合否は決まらない
  3. まずは基本的な面接時間を知って長いかどうか判断しよう
  4. 選考段階ごとの基準
  5. 企業の特徴や面接スタイルによる基準や長さの違い
  6. 面接時間が長い場合に考えられる3つの理由
  7. ①就活生の話し方に問題がある
  8. ②面接官が合否を迷っている
  9. ③面接官が自社の魅力をアピールしている
  10. 面接を振り返ってどの理由に当てはまるか考えよう
  11. ①内容を聞き返されることが多かった
  12. ②面接官からの質問が多かった
  13. ③面接官の話が長かった
  14. 面接時間を気にするのはもったいない! 次の行動が大切
  15. 理由別! 今後の選考に向けてやるべきこと
  16. ①就活生の話し方に問題があった場合
  17. ②面接官が合否を迷っていた場合
  18. ③面接官が自社の魅力をアピールしていた場合
  19. 面接時間の長さについて不安を感じている学生からよくある質問に回答!
  20. 面接時間を気にしすぎずに今後に活きる対策をしよう!

「面接時間が長い=合格」とは限らない

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「面接時間が予定よりも長かったけどどうしてだろう……」
「他の人より長いということは合格ですか」

面接を終えた学生からこのような声を聞くことがあります。予定時間や普段の面接と比べて面接時間が長かった場合、どのような理由からなのか、合否に影響があるのかは誰もが気になるところですよね。

それだけ長時間自分に時間を割いてくれたということは、合格の可能性が高いと考える人もいるかもしれません。しかし、合否にどう影響するかは面接が長引いた理由によって異なります。

この記事では面接時間が長い場合に考えられる理由や合否の影響を解説するので、結果が気になる人はぜひ参考にしてくださいね。

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押さえておきたい大前提! 面接時間だけで合否は決まらない

これから面接時間が長い場合に考えられる要因や合否の可能性について解説していきますが、前提として「面接時間だけで合否は決まらない」ということは忘れないでくださいね。

面接の傾向からある程度の予想をすることはできますが、正確な理由や判断は結局のところ企業側にしかわかりません。また企業の状況や特徴によっては、こうした傾向が当てはまらない可能性も十分にあります。

あくまでも結果を左右するのは面接でのあなたの行動です。そのことを念頭に置いたうえで、参考程度に理由や合否を考えていきましょう。

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まずは基本的な面接時間を知って長いかどうか判断しよう

これまでの経験や感覚から面接時間が長いと感じても、客観的に見ると特別長くないということもあります。まずは基本的な面接時間を知って、本当に長いのかどうかを判断しましょう。

  • 基本的な面接時間:20分~1時間

新卒の面接の多くは上記の時間内でおこなわれます。つまり1時間を超えると長いということになりますね。ただし、事前に予定時間が決まっていた場合はそこを超えているかどうかで判断しましょう

選考段階ごとの基準

20分~1時間と聞くとかなり幅が広いと感じる人もいるでしょう。面接時間の幅が広いのは、選考段階ごとに時間の傾向が異なるという理由もあります。

一次面接など早い段階の選考であれば、応募者の人数が多かったり評価基準が明確に決まっていたりと面接時間が短くなりやすいと言えます。反対に最終面接では内定を出す最終判断となるため、長時間かけて合否を見極めることも多いですよ

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とはいえ、たとえばそれまでの面接である程度合否を見極めることができていれば最終面接が短いこともあります。状況によって異なるため、あくまで一般的な傾向として押さえておいてくださいね。

企業の特徴や面接スタイルによる基準や長さの違い

選考段階だけでなく、企業の特徴や面接スタイルによっても面接時間の傾向が異なります。

たとえば大企業など応募者が多い場合は、効率よく選考を進めるために質問内容や面接時間がシステム化されて変動しにくい企業も少なくありません。反対に中小企業など面接官の裁量が大きい場合は、面接官次第で時間が変動しやすいと言えるでしょう

面接スタイルや応募者の人数、面接官の裁量などによって面接時間の基準は異なるということです。企業の状況もふまえたうえで長引いた理由を考えてみましょう。

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面接がシステム化されている企業の場合、面接時間が長かったと感じても他の応募者も同じくらいかもしれませんね。

酒井 栞里

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学生のことを深く知ろうとすると面接時間は長くなる

社員数や採用人数が少ない企業にとって、新卒採用は特に大切です。万一入社後に考え方のミスマッチが起きて早期離職が起きると、新たに人材を確保する労力が必要になります。

特に創業初期の小さな会社は新入社員でも裁量権を持ち、先輩たちと一緒に会社を大きくしていくことを求められています。そのため、経営ビジョンに共感をしてもらえなければ会社を発展させていくことは難しいのです。

こうした企業の面接が長くなった場合には、学生の人となりや考え方の深い部分を知ろうとしているということです。企業の本気度が現れている証拠なので、怖気づくことなく自分のPRをしていきましょう。

面接時間が長い場合に考えられる3つの理由

面接時間が長い場合に考えられる3つの理由

それでは面接時間が長引いた理由と合否の可能性について解説していきます。考えられる理由は主に3つです。

これらの理由によって合否への影響も異なります。もちろん状況によってはこの3つに当てはまらない場合もありますが、面接を振り返りながらどれが理由になりそうか考えてみてくださいね。

①就活生の話し方に問題がある

面接が長引く場合によくある理由として、就活生の話し方に問題があることが挙げられます。就活生の話が長かったり、内容がまとまらず伝わりにくかったりするケースです。

特に質問項目があらかじめ決まっている面接の場合、質問への回答が簡潔な学生と冗長な学生とでは全ての項目を聞き終える時間が異なりますよね。さらに話がわかりにくいと、1回の回答で理解できず余計に時間がかかります

基本的にどの企業も基礎的なコミュニケーション能力のある人材を求めています。面接でもコミュニケーション能力は見られていますから、あなたの話し方に問題があって会話が進まなかった場合は良い評価を得られたとは考えにくいでしょう。

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ただし、時間がかかりながらもしっかりとあなたの魅力や熱意を伝えることができた場合は合格となることも十分あります。気を落とさずに話し方を改善していくことが大切です。

②面接官が合否を迷っている

面接の合否は、面接時間内に判断するケースと面接終了後に他の学生と比較して相対的に判断するケースがあります。前者の場合、面接官が合否を迷っていて判断に時間がかかることも面接時間が長引く要因です。

面接を受ける人数が多く評価基準が明確になりやすい一次面接よりも、面接官の裁量で合否を決めることが多い最終面接などの終盤の選考でよく見受けられます

面接官がなかなか合否を決めきれていないため、就活生側も結果を予想するのは難しいでしょう。

③面接官が自社の魅力をアピールしている

3つ目の理由は、面接官があなたにぜひ入社してほしいと思っていて、自社の魅力をたくさんアピールしていたことが挙げられます。

それまでの選考ですでに評価が高かったり、また面接の中で高評価を得られた場合、自社への志望度を上げようと面接官が時間をかけて自社の魅力を伝えているということです

この場合は合格の可能性が高いと言えますね。ただし、他にも優秀な学生がいれば面接後に比較してあなたが落ちてしまうという可能性もゼロではありません。合格を確信せずに他の対策を続けましょう。

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吉川 智也

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相対評価の場合も判断材料を探して長引くことがある

他の学生と相対評価をして合否を迷っているケースもあります。この場合、予想外の質問や少し意地悪だと感じる質問を受けることもあるでしょう。それらは、どちらにしようか迷っている学生と比べるために、あえておこなっている場合もあります。

そしてその場合、面接官の中で、社内に持ち帰って検討をするときに十分な情報を得ることができたと確信できるまで続くこともあります。そうなると自ずと面接時間が長くなりますし、練習してきた質問以外のことを聞かれるので不安も募っていってしまうかもしれません。

しかし、答えに正解はありません。これまで答えてきた内容とあまりにも軸がズレてしまうような回答にならないように注意しながら落ち着いて臨みましょう。

その他に考えられる理由

面接が長引く理由は基本的に上記の3つですが、もちろんそれ以外の理由も考えられますよ。以下の例も参考にしてくださいね。

その他に考えられる理由
  • 面接官が話し好き
  • 共通の話題などで会話が盛り上がった
  • 面接官が面接に慣れていない
  • あなたの経歴や経験などに興味を持った

面接の合否が気になるという人はこちらの記事も参考にしてください。

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面接を振り返ってどの理由に当てはまるか考えよう

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就活生

面接が長かった理由が、3つのどれに当てはまるのかよくわかりません……。

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キャリアアドバイザー

それぞれ見極めるコツがありますよ。一緒に考えてみましょう。

これから解説する3つの視点で振り返ることで、自分がどの理由に当てはまるのかが見えてきますよ。理由がわかれば今後の対策も見えてきますから、面接を振り返りながら1つずつ考えてみましょう。

①内容を聞き返されることが多かった

面接時間が長い理由
  • 内容を聞き返されることが多い
    →就活生の話し方に問題がある
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面接官

もう一度最初から教えてもらえますか?

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面接官

〇〇ということですか?

このように面接官から回答に対して聞き返されることが多かった場合は、あなたの話し方に問題があった可能性が高いでしょう。1回のやりとりで終わらずに、同じ話を何回か繰り返した覚えはありませんか

ただし「そのエピソードについてさらに詳しく教えてください」など、あなたの回答に対して深掘りするような質問は聞き返しているわけではないので問題ありません。

②面接官からの質問が多かった

面接時間が長い理由
  • 面接官からの質問が多い
    →面接官が合否を迷っている

面接を何回か受けたことがある人は、他の面接と比べて質問数がどれくらいだったかを振り返ってみましょう。

質問が多い場合は、あなたのことをもっと知ろうとしているということです。つまり、合否を迷っていて判断材料にしていたと捉えることができますね。

ただし、面接スタイルとしてあらかじめたくさんの質問が用意されているようなケースもあるため、全ての企業に当てはまるとは言えません。

③面接官の話が長かった

面接時間が長い理由
  • 面接官の話が長い
    →面接官が自社の魅力をアピールしている

面接を振り返ってみて、あなたと面接官どちらの方が話す時間が長かったと感じますか。

普通は質問に答える側の就活生の方がたくさん話をすることになりますね。しかし面接官がよく話していたと感じる場合は、自社のアピールをしていたと捉えることもできるでしょう

ただし、単に面接官がお話し好きという可能性もあります。企業の魅力について話していたかどうか、話の内容まで振り返ってみましょう。

面接時間を気にするのはもったいない! 次の行動が大切

ここまで面接時間が長い理由と合否の可能性について解説してきました。しかし1番大切なことは、過ぎたことにとらわれすぎず次に活きる行動をすることです。

最初にお伝えした通り、面接時間で合否は決まりません。いくら想像したところで、正しい答えは合否の連絡が来るまでわからないですよね。

あなたが面接時間を気にしている間にも、他の学生は対策をおこなっているかもしれません。結果が気になる気持ちはわかりますが、自分が次にやるべきことを探して行動しましょう。

高橋 宙

キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる

後悔が残る場合は誰かに吐き出そう

面接時間が長かった場合、どうしても合否への影響が気になってしまうという人も多いでしょう。今できる力を出し切ってただ単に面接結果が気になる、という人は「果報は寝て待て」の言葉通り次にやるべきことに取り組むことが大切です。立ち止まらずに就職活動を進めたら、新たに魅力を感じる企業と出会えるかもしれませんし、いろいろな発見をすることができるでしょう。

一方「あのときああ言えばよかった」など後悔が残っている場合にはすぐに切り替えることが難しいかもしれません。しかし、面接をやり直すことはできませんし、その後悔は傍から見ると実はそこまで気に留めることではないかもしれません。

まずは、本当はどうしたかったのかきちんと誰かに吐き出して、本当に気に留めるべきことなのかどうか客観的かつ冷静に受け止めてもらえる機会を作るといいですよ。家族や友人、エージェントなどに相談してみましょう。

理由別! 今後の選考に向けてやるべきこと

就活では選考内容を振り返り次に活かすことが大切です。面接を振り返り時間が長くなった理由がわかったと思うので、次はその理由ごとにやるべき行動まで考えてみましょう。

理由ごとに改善点や重要な対策が異なりますから、それぞれ当てはまるものを実践してみてくださいね。

①就活生の話し方に問題があった場合

あなたの話し方に問題があって面接時間が長くなった場合は、面接官との円滑なコミュニケーションを心掛けていく必要がありますね。

面接官にわかりやすく話をして高評価を得るには練習が必要です。具体的な対策を2つ解説します。

話し方の改善策はこちらの記事でも詳しく解説しているので、併せて確認してみてください。

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PREP法でわかりやすくまとめる練習をする

PREP法

面接官にわかりやすく話をするにはPREP法を使うことがおすすめです。PREP法とは「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」の順番で話す手法のことで、初めて聞く相手にも伝わりやすくなりますよ。

PREP法を使いこなすには普段から練習して慣れておきましょう。身近な生活でのあなたの考えや出来事などを、PREP法を用いて家族や友人などに聞いてもらうと良いですね。

模擬面接で練習する

面接だと緊張してしまって上手く話せなくなるという人もいるでしょう。独特の緊張感の中で回答を考えたり話をまとめたりするのは難しいですよね。

面接で緊張してしまうという人は模擬面接で練習することがおすすめです。特にキャリアセンターやエージェントであれば模擬面接でも本番のような緊張感がありますし、就活のプロならではのアドバイスをもらえるでしょう

模擬面接の詳しい方法はこちらの記事を参考にしてください。

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②面接官が合否を迷っていた場合

面接官が合否を迷っていて面接時間が長くなった場合は、今後の選考ですぐに合格と決断してもらえるように対策していく必要がありますね

また悩んでいる面接官に対して、面接後もさらに熱意をアピールできれば合格につながるかもしれません。詳しく解説していきます。

お礼メールを送る

面接時間の長さにかかわらずおすすめしたいことではありますが、特に面接官が合否に悩んでいる場合は面接のお礼メールを送ることで合格の後押しになる可能性があります。

もちろん選考内容で合否が決まるため、お礼メールが結果に直結する可能性は低いでしょう。しかし、お礼メールを送ることで「丁寧な学生だ」「志望度が高い」と印象付けることができますね

送って損をすることはないので、迷ったらぜひ送ってみてください。ただし面接から日が空いているとすでに選考結果が出ていることもあるので、面接当日~次の日までに送りましょう。

お礼メールの詳細はこちらの記事で解説しています。一次面接後の内容となっていますが、どの段階の選考でも参考になりますよ。

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回答内容をブラッシュアップする

エピソードの深掘り

面接官がすぐに合格を決断できなかったということは、あなたの回答にまだ改善できる点があるということです。回答内容を振り返ってブラッシュアップしましょう。

おすすめの方法は、回答内容を深掘りして自己分析をおこなうことです。話の根本からわかる人柄や価値観を伝えきれていないために、面接官があなたの魅力をすぐに掴みきれなかった可能性があります。まずはそこを自分で明確にしましょう。

たとえば学生時代のエピソードについて話した場合は「なぜそれを始めたのか」「なぜ頑張れたのか」など自分でどんどん深掘りしていきます。面接ではそこから見えた価値観や強みを軸にそのエピソードを話すことで、面接官にあなたの魅力が伝わりやすくなりますよ。

自己分析の方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せて確認してみてください。

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③面接官が自社の魅力をアピールしていた場合

面接官が自社の魅力をアピールしていた場合は高評価を得ている可能性が高いとお伝えしました。しかし油断は禁物です。

あなたへの期待値が高い分、合格したとしても次の選考で気が緩んでいると他の学生以上にがっかりされてしまうかもしれません。次の選考に呼ばれても合格できるように対策することが大切です。

回答内容をメモしておく

ES(エントリーシート)や面接などの選考を通じて、企業はあなたの回答の一貫性も見ています。回答に矛盾があると話の信憑性を疑われてしまうでしょう。

二次面接以降の面接官は、前回の面接官から学生の印象などの情報を得ていることが多いです。そのため次の選考に呼ばれた場合に一貫性のある回答ができるよう、面接で話した内容はメモしておいてくださいね

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キャリアアドバイザー

面接時間の長さにかかわらず、選考の振り返りをするという意味でも回答内容をメモしておくことはおすすめですよ。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

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高橋 宙

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回答内容を記録しておけば次の選考や他社で役立つ

上記の面接で聞かれた質問と回答内容を忘れないように記録しておくことは必ずおこないましょう。稀にですが次の面接の場で以前の面接の感想を聞かれたり「前回〇〇と言っていたみたいですが」と、以前の面接の話を再度聞かれる場合があります。

もしも前回の面接でこう言えばよかった、などの心残りがある場合には挽回できるチャンスです。しかし、面接の振り返りができていなかったらそれすらもできなくなってしまいます。せっかくの機会を存分に活かせるようにしましょう。

それだけではなく、面接内容を記録しておくことで企業や業界ごとに面接の特徴が掴めるなど、就職活動を進めるうえで学びになることも多いです。マイナスに働くことは一切ありませんので、面倒くさがらずに毎回振り返る癖をつけていきましょう。

面接時間の長さについて不安を感じている学生からよくある質問に回答!

面接時間が予定より長いということは、自分に興味を持ってくれたという証拠で合格したということだろうかと思う学生も少なくありません。面接時間の長さをどう判断したらいいのでしょうか。そんな学生の疑問にキャリアアドバイザーが答えます。

  • 面接時間が長いときは合格ということでしょうか?

    基本的に面接時間の長さと合否には関係がありません。面接時間が人より長くなったのは、あなたに興味を持ち好印象だった場合もありうることでしょう。一方で、早い段階で企業が求める人物に当てはまる有望な学生であることが判明したからこそ、面接が短時間で終了する場合もあります。

    企業は面接時間の長さに関係なく、各企業は自社のもとめる人物像にマッチする人材を一定の評価基準に照らし合わせて判断をしています。企業によっても面接時間は異なりますし、人によっても時間の長短の感覚は異なります。面接時間の長短に一喜一憂せず、自分の面接でのアピール内容の見直しとさらに充実させることに努めるようにしましょう。

  • 面接の時間が長くなる理由を教えてください。

    企業側の事情によるものと応募者側に起因する理由がありますが、面接対策の参考になるようにここでは応募者側の原因に絞って回答します。応募書類と面接での回答に一貫性がなく人物像が把握しにくい場合や、合格したいがために実際以上に能力や強みを盛り過ぎている場合などは、事実確認のためにさまざまな角度からの質問が多くされることがありますよ。

    また、同じようなタイプや能力に大差がない学生が多く、その中から採用者を絞り込む場合も質問が多くなり、時間が長引くことがあります。さらに各々の質問に対する応募者の答えが長すぎて時間が延びている可能性もありますよ。

面接時間を気にしすぎずに今後に活きる対策をしよう!

面接時間が長いと感じた場合、その理由や合否への影響は誰しもが気になってしまいますよね。しかし、大切なのは今後に活きる対策をすることです。

面接内容を振り返って面接時間が長くなった理由を予想したら、ただ合否を考えるのではなく自分がやるべき対策を明確にしましょう。今回解説した対策を実践して次の面接に活かしてくださいね。

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