自己PR動画で選考を突破するには│対策ポイントと撮影の5つのコツ

この記事のアドバイザー

遠藤 美桜

大学時代は中途の人材紹介会社でのキャリアアドバイザーをインターンで経験し「ファーストキャリアを後悔なく学生に歩んでほしい」という想いから、大学卒業後、ポート株式会社に新卒で入社。誰だってこれからのことに悩むと思います。一緒に頑張る方向を模索していきましょう。

塩田 健斗

大学卒業後、ポート株式会社に新卒として入社。メディア広告の営業とマーケティングを兼任。2年目からキャリアアドバイザーへジョブチェンジし、異動後1年で就活シェアハウス事業の責任者として事業運営。入社後、ご自身の選択を正解にしたいと思えるようなキャリア選択のサポートをします。

桑原 翔

大学卒業後、アミューズメント業界にて接客と店舗管理、人材教育を行いました。その後、不動産業界に入社し半年で2億円を売り上げる。人の教育や悩みの相談に乗ることでその人の人生のきっかけになりたいと思い人材業界に転身。1人で抱え込まずに気軽にまずはご相談をしてください。

コラムの目次

  1. 自己PR動画を導入する企業が増えている
  2. 自己PR動画で採用担当者が見ているポイント
  3. 好印象を与える撮影の5つのコツ
  4. 印象のいい自己PR動画例
  5. 撮影時に使いたい! 便利アイテム
  6. 自己PR動画も面接と一緒! 丁寧に作成しよう

自己PR動画を導入する企業が増えている

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。最近、就活生から

「自己PR動画の提出を求められたのですが、どうすればいいのかわかりません」

と相談を受けることが増えました。
人気の大手商社やマスコミだけでなく、ベンチャー企業でも近年積極的に取り入れられている自己PR動画選考ですが、新型コロナウイルス感染症流行の影響で、実施する企業がさらに急速に増えています。

いきなり「動画で自己PRをしてください」と言われるとハードルが上がってしまうかもしれませんが、ポイントさえしっかり意識すれば、自分の魅力を最大限伝えることができます。苦手意識を克服し、エントリーシート(ES)と同じように丁寧に作成していきましょう。

Web面接を実施する企業も

キャリアパーク就職エージェントを運営するポートが行ったオンライン就活実態調査 (5人に1人が最終選考までオンラインを希望!!|PRTIMES)によると、アンケートに回答した556名の就活生のうち、81.5%にあたる453名がオンライン就活を経験したと回答しました。自己PR動画はESの提出と一緒になることが多いですが、その後の面接もWeb上でおこなう企業も増えています。中には最終面接まで全てWebでおこなう企業も。

今までの選考方法と異なることで驚きもあると思いますが、Web選考ということは、住んでいる場所に捉われずに自分が魅力的だと思う企業を受けられるチャンスでもあります。ポジティブにとらえ、選考に臨みましょう。

こちらの記事では、Web面接の前にしておきたい準備や好印象を与えるポイントについて解説しています。

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自己PR動画で採用担当者が見ているポイント

自己PR動画

自己PR動画では、どのような評価基準で合否が決まるのでしょうか。自己PR動画ならではの採用担当者が見ているポイントを解説します。

書類上ではわからない雰囲気・人柄

動画では、応募書類上ではわからない応募者の雰囲気をみることができます。応募が多い企業になればなるほど、すべての応募者に会うことは難しくなります。しかし、自己PR動画を提出してもらうことで、今まで書類上では判断できなかった雰囲気や人柄を確認することができ、企業としては、求める人物像に近い応募者を効率よく見極められるのです

動画選考を取り入れることで、書類では社風に合うと思っていた人が実際会ってみたら雰囲気が違った、書類では合わないと思っていた人が本当は求める人柄だった、という機会損失を減らすことができます。裏を返せば、応募者にとっては今までより多角的に判断してもらえるのです。

企業に対する志望度

実際に話す姿をみて、企業への志望度をはかるという採用担当者も多いです。話す内容というよりも、話し方や自分をアピールするために工夫している姿勢を通じて「どうしても受かりたい! 」という気持ちが伝わるかどうかをみています。

うまく話せなかったとしても、熱意を伝えようとする姿勢が大切なのです。それは書類上ではなく、動画だからこそ伝わる要素といえるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

面接官が見ているのは「目線」と「伝える力」

自己PRを問う動画選考において見ているポイントは2つあります。1点目は「目線」です。通常の対面での面接と違い相手の目を見て話すことができず、目線がカメラに合わない学生が非常に多い印象です。また、目線があっていないことで「カンニングペーパーを用意して読んでいるんじゃないかな」と疑われることがあり、マイナス評価に繋がりかねません。目線は常にカメラを見て話すことを意識しましょう。

2点目は、「伝える力」です。動画選考の場合、対面の面接と違い相手に対して自分の熱意を伝えづらい形式になってしまいがちです。そのため細かい表現も含めて自分の熱意をいかに伝えるかが重要になります。具体的には「抑揚をつけて話すこと」「適度な間を置いて話をすること」を意識して撮影してみてください。優秀なビジネスマン(特に経営者など)のプレゼンは“抑揚”と“間”の使い方が非常に上手です。参考にしてみてください。

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好印象を与える撮影の5つのコツ

好印象を与える撮影のコツ

ここからは、実際に動画を撮影する際のコツを紹介します。動画に関しては、細かい内容よりも印象が大切です。少しでも良い印象が残るようにこだわって撮影しましょう。

①照明・背景・音声など環境を整える

動画の印象を左右するのが、撮影時の周辺環境です。企業からの指定がない場合は、室内での撮影がおすすめ。外だと雑音が入りやすく自分の声が聞こえづらい、影や光の具合が時間に左右されるなど、自分でコントロールできない要素が増えるためです。 

撮影時の背景は、なるべく白もしくは白に近い色が好ましいでしょう。柄や濃い色の壁が背景の場合、背景に目がいってしまいます。白い背景がない場合、白い模造紙を数枚つなげるだけで簡易背景ができますので、活用してみてください。

照明も大切です。日中撮影できるのであれば、自然光でもOKですが、最近では安価でも使える撮影照明があるので購入を検討するのもよいでしょう。必ずテスト撮影をして、自分の顔が明るく映っているか確認してから本番に臨みましょう。

室内で撮影する際も、音声には注意です。他の人の声やテレビの音が入っていないかだけでなく、自分の声が響いて聞き取りづらくなっていないかもチェックするようにしましょう。

②話し方はゆっくりハキハキと

動画だと、実際の会話よりも聞きづらく表情も乏しく見えがちです。つまり、普段の話し方をしても悪い印象を与えてしまう可能性があるのです。だからこそ、動画で自己PRを撮影する際は、いつもよりもゆっくり目にハキハキ元気に話すように意識することが大切。自分でも少しオーバーかな? と思うくらいのテンションが動画ではちょうどいいです

また、せっかくの動画だからと内容を詰めすぎると間がとれず早口になり、結局何を話しているのかわからなくなってしまいます。しっかりと自分の魅力を伝えるためにも、原稿を作る際は動画の長さに対する文章量に注意しましょう。

キャリアアドバイザーコメント

桑原 翔

いつもより1〜2トーン上の明るい声で話そう

動画選考では、回線や音量などの問題で、声の大きさや明るさが対面よりも伝わりづらいことがあります。そのため、普段よりも声を大きくし1トーン、2トーン上げるようにして話すほうがいいです。また、口の動きなども少しオーバーにしたほうが明るい印象を受けます。

逆に口の動きが小さいと、「ぼそぼそしゃべる人」といったマイナスな印象を受けてしまうことがあるため注意をしましょう。また、ゆっくりと丁寧にハキハキと話せるようにすると非常に印象が良いです。

③目線は正面orやや上ぎみで明るい印象に

動画を作成する際に気を付けたいのが目線です。目線が下がっていると、見下しているようになり、好印象とは言い難いです。必ず正面、もしくはやや上気味になるようにカメラの位置を調整しましょう

また、スマートフォンのインカメラで撮影する際にありがちなのが、カメラではなく画面を見てしまい視線が下がること。しっかりとカメラを見るよう注意してください。

④服装や小道具を使ってのアピールも可能

企業から特に指定がない場合、服装や小物を効果的に使うことも可能です。一番取り入れやすいのは、画用紙などでフリップを作成しアピールしたいポイントを強調する方法。自己紹介のパートでは自分の名前、その後は話の流れに合わせてフリップを出していきます。

また、自己PRしたい内容が部活やサークルなどの場合、ユニフォームを着たり道具を持つこともインパクトを与えるには効果的です。自己PRが一番伝わる服装・小道具を考えましょう。

キャリアアドバイザーコメント

遠藤 美桜

ウケを狙って印象を残そうとするのはNG

「あ、この学生さんわかっていないな」と思うことが「目立つこと」を意識しすぎしてしまっている場合です。もちろん、多くの動画を見る面接官の印象に残ることは大事ですが、「姿勢」や「お話する内容」で印象を残しましょう。

たまにギャグっぽいものをいれてきて「ウケ」を狙ってくる学生さんがいますが、選考には不適切になってしまう場合がありますので、控えましょう。可視化されるほうが相手の記憶に残りやすいので、上述のようにユニフォームを着たり、フリップを作成するのは効果的だと思いますので、ぜひ試してみてください!

⑤動画の「出だし」と「締め」は丁寧に

ESや履歴書の自己PRでも書き出しが大切ということはよく言われていますが、動画でも同じです。ただし、動画の場合、本題に入る前の挨拶も必要。いきなり話始めてしまうと、唐突な印象になるため、「こんにちは」「初めまして」など場面に応じた挨拶と自己紹介をした後に、本論として結論ファーストで話をはじめましょう

また、自己PR動画においては締めも重要。話がプツっと切れたように動画が終わると、見ている人は「ここで終わりなのかな? 」と疑問に思ってしまう可能性があります。必ず「以上です。よろしくお願いします。」「聞いてくださりありがとうございました。」など、締めの挨拶を入れるようにしましょう。見ている相手のことを考えた構成にすることが大切です。

印象のいい自己PR動画例

実際に、OK例とNG例の動画を見てみましょう。

OK動画例

OKポイント
  • 自己紹介をしている
  • 笑顔でハキハキと話している
  • フリップを使うことで話をわかりやすくまとめている

NG動画例

NGポイント
  • いきなり本題に入っている
  • 笑顔が少なく声が小さい
  • 照明が暗い

撮影時に使いたい! 便利アイテム

ここでは、撮影する際にあると動画のクオリティが上がる便利アイテムをご紹介します。最近では気軽に手に入るようになっていますので、活用することをおすすめします。

ライト

先ほどポイントとしてもお伝えしたように、動画撮影において明るさは重要。部屋の電気だけだと、全体的に暗く映ってしまったり、上からの照明だけなので顔に影ができてしまうこともあります。

そんな時は、ぜひ撮影用ライトを使ってみましょう。安価なものでも十分です。顔を正面から照らすだけで、全体が明るくなるのはもちろん、表情も明るい印象になります。レフ版などと併用するとさらにうつりがよくなるでしょう。

三脚

就活における自己PR動画では、スマホもしくはビデオカメラを使用し、カメラは持たずに置いた状態で撮影することになるでしょう。その際に気を付けたいのが、被写体に対して水平になっているかどうかです。カメラと目線が斜めになっていないかは常に気を配るようにしましょう。

その際に便利なのが、三脚です。水平に固定するだけでなく、リモコンでカメラが操作できるタイプのものもあります。また、ライトと一体化した商品もあります。必要に応じて取り入れてみてください。

自己PR動画も面接と一緒! 丁寧に作成しよう

今後スタンダードになってくるであろう動画での自己PR。他の選考と同じように、しっかり準備をして臨みましょう。

自己PR動画は、採用担当者に自分の魅力を知ってもらうためのコミュニケーションのひとつです。自己満足で一方的なものではなく、どうしたら見ている人に伝わりやすいかを考えて撮影してみてくださいね。

記事の監修責任者

北原 瑞起 (きたはら みずき)

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。詳細

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