原付免許を履歴書に書く際のポイントと企業に与える印象

この記事のアドバイザー
コラムの目次
原付免許を履歴書に書くべきか確認しよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
企業に提出する履歴書には、資格や免許などを記載する項目があります。
面接を控えた学生から
「原付免許って、履歴書に書いてもいいのでしょうか?」
「書いたら評価に響いたりしますかね………」
という声を聞きます。
そこでこの記事では、原付免許は履歴書に記載したほうが良いのか、履歴書に原付免許を書くことで選考にどう影響するのかなどを詳しく説明します。
実際に履歴書に原付免許を書く際の注意点も解説するので、ぜひ参考にして、納得のいく履歴書を完成させてくださいね。
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原付免許は履歴書に書いたほうがいい?

就活生

キャリアアドバイザー
資格欄に原付免許を書いたからといって、問題になることはありませんよ。
履歴書の資格・免許欄は、自身が保有している資格・免許を記入する欄です。そのため、原付免許について記載したからといって、それが選考で不利になる可能性はありません。
ただし、だからといって「必ずしも原付免許を履歴書に記載しなければならない」というわけではありません。原付免許を履歴書に書くかどうかについては、志望企業の仕事内容に合わせて、ケースバイケースで考えましょう。
業務に関係しそうな場合は積極的に書く
最近では若者の車離れなども影響していることから、車や原付の免許を持っていない学生の割合が増加傾向にあります。特に都心部などでは公共の交通機関も発達しているため、車や原付の免許を持っていなくても仕事に支障が出ないケースがほとんどです。
そのため、原付免許の保有有無については「履歴書に書いても書かなくてもどちらでもいい」というのが正直なところです。
とはいえ、原付の運転が求められる職種を志望している場合は、ぜひ積極的に原付免許の所持を履歴書に記載してください。志望企業の仕事にかかわりが深い資格を保有していることは、アピールポイントになります。
- 郵便配達員
- デリバリーをおこなう飲食店
- 白バイ隊員
逆に、原付の運転をおこなう必要がない職種を志望していて、あなたが原付免許以外の資格や免許を複数持っている場合などは、より実務につながりやすい資格・免許を優先的に履歴書に記載するようにしましょう。
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ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
(リーダーシップが強みの場合)
普通自動車免許を書く場合は必要ない
普通自動車免許を所持している場合は、原付免許もそれに付与されているため、履歴書にあえて原付免許を記載する必要はありません。また、中型や大型の自動車免許などを所持している場合も、同様に原付免許が付与されているので原付免許の記載は不要です。
「自分が何の免許を持っているのか忘れてしまった」という場合は、手持ちの運転免許証を確認したうえで、所持している免許に原付免許が付与されているかどうかをチェックしてから正確な資格を履歴書に記入しましょう。

キャリアアドバイザー
普通自動車などの免許を持っている場合は、履歴書への原付免許の記載は不要であることを覚えておきましょう。
「小型特殊免許」のみ持っている場合は書く
小型特殊免許とは、耕運機やフォークリフトなど、小型特殊自動車を運転できる免許です。農家の手伝いなどで運転の必要があった場合に、小型特殊免許を取得している人もいるでしょう。
最近ではさまざまな場面で本人確認をされる機会が増えていることから、学生証のほかに使用できる身分証明書を手に入れることを目的として、他の免許よりも手軽に取得できる小型特殊免許を取得する学生もいるようです。
この小型特殊免許には、原付免許が付与されていません。そのため、小型特殊免許と原付免許の2つの免許を所持している場合は、履歴書にそれぞれの免許を個別に書きましょう。
キャリアアドバイザーコメント
吉川 智也プロフィール
たとえば珍しい資格を取っていたり、面接官がその資格や免許を持っている場合、そのことがきっかけに話が弾むケースはゼロではありません。原付免許は必ずしも珍しい免許とは言えませんが、なぜその免許を取ったのかという話からバイクの話などで盛り上がれる可能性もあります。もし資格・免許欄が空欄の場合にはなおさら記載しておいて損はないでしょう。
また、既述の通り当然ながら業務で使う必要がある、または原付に関連するメーカーなどを志望する際などには、積極的に記載して問題ありません。ただし、普通自動車免許が必須となっている求人に応募をする際には注意をしましょう。なぜ普通自動車免許ではなくて原付の免許のみを取得したのか、今後普通自動車免許を取得する気持ちはあるのかどうかは答えられるようにしておきましょう。
履歴書の資格欄の考え方についてはこちらの記事でも解説しています。
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原付免許の企業の受け取り方


就活生
実際、企業は履歴書に原付免許が記載されているとどういう印象を持つのでしょうか。

キャリアアドバイザー
業務に関係するかどうかによって違うので、それぞれの場合で見ていきましょう。
明らかに業務に活かせそうな資格・免許であれば迷いなく履歴書に記載できますが、そうでない場合は記載するべきか悩んでしまいますよね。業務に関係ないにしても、履歴書の資格・免許欄を白紙で出すことに抵抗があり、欄を埋めるために原付免許を記載したいという人もいます。
これから解説する「原付免許に対する企業の受け取り方」を知り、原付免許を履歴書へ記載するべきかどうかの判断材料にしてください。
業務に関係ない場合は重視されることは少ない
これまでにもお伝えしたように、業務で原付を運転する機会がない限り、原付免許は「必ずしも履歴書に記載する必要はない資格」といえます。そのため、業務に関係する企業を除いて、原付免許の保有有無を重視されることはありません。
中には「通勤で原付を使いたい」と思っている学生もいるかもしれませんが、企業によっては自家用車や原付での通勤を禁止しているところもあります。いずれにせよ、実際の業務には関係のない部分なので、履歴書に原付免許を記載したとしても選考時のアピールにはつながりません。

キャリアアドバイザー
原付に限らず、資格・免許は「持っていること」が大切なのではなく、「それを仕事に活かせるか」ということが何よりも大切です。採用担当者もその点を重視して履歴書の資格・免許欄をチェックしています。
簡単な民間資格と同程度の印象
原付免許は国家資格ですが、企業側にとっては比較的簡単に取得できる民間資格と同程度の位置付けであることが多いです。
原付免許は普通自動車免許を持っている人であれば誰でも付与されている資格です。「自動車は運転しているけれど、原付は免許があっても運転したことがない」というケースもあり、免許の所有自体に特別な印象が持たれることはありません。

キャリアアドバイザー
原付免許を履歴書に記載するかどうかは、志望企業の業務内容やその時の状況に合わせて、適宜判断することをおすすめします。
キャリアアドバイザーコメント
津田 祥矢プロフィール
鉄道などの交通網が整っていないエリアで業務をしなければいけない会社の場合、普通自動車免許を必須としているケースも多いです。就職活動の段階で取得をしていなくても入社するまでに取得意欲を見せるようにしてください。このような企業の場合には、原付免許や普通自動車免許はプラスに捉えられるでしょう。
一方、原付免許は数日、または早ければ1日で取得可能な資格です。このほかにも数時間講習を受ければ取ることができるような資格をいくつも羅列している場合には、「資格マニアなのかな」「なぜその資格を取るのか目的意識がなく行動しているのではないか」などうがった見方をされてしまうリスクも把握しておきましょう。資格は数が多ければ有利、というわけではありません。どのような考えで取得に至ったのかが大切だと肝に銘じておきましょう。
就活で有利になる資格はこちらの記事で紹介しています。
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履歴書に原付免許を書く際のポイント
実際に、履歴書に原付免許を記載する場合に知っておきたいポイントについて押さえておきましょう。
正式名称で書く
- 原動機付自転車免許
履歴書に原付免許を書く場合は、必ず正式名称で記載しましょう。資格や免許だけでなく、履歴書に記載する項目はすべて正式名称を用いることがマナーです。
一般的には「原付免許」と呼ばれることが多いですが、正式名称は「原動機付自転車免許」です。略称で書いたからといって選考に大きな影響が出るわけではありませんが、採用担当者からの印象が悪くなる可能性があるので、記入時には十分注意しましょう。
資格欄の書き方のマナーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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原付以外の運転免許の正式名称も確認しておこう
原付以外の運転免許を記載する場合も、正式名称で書く必要があります。「第一種」「第二種」などの区別がある免許を持っている場合は、企業側がすぐにわかるよう「第◯種」まで記載するようにしましょう。
- 大型:大型自動車第一種運転免許
- 中型:中型自動車第一種運転免許
- 準中型:準中型自動車第一種運転免許
- 普通:普通自動車第一種運転免許
- 大特: 大型特殊自動車免許
- 大自二:大型自動二輪車免許
- 普自二:普通自動二輪車免許
- 小特:小型特殊自動車免許
- 原付:原動機付自転車免許
- け引:牽引自動車第一種運転免許
- 大二:大型自動車第二種運転免許
- 中二:中型自動車第二種運転免許
- 普二:普通自動車第二種運転免許
- 大特二:大型特殊自動車第二種免許
- け引二:牽引自動車第二種運転免許
キャリアアドバイザーコメント
大江 マリア 百合プロフィール
特にデータで情報を管理する企業の場合、資格や免許の名称は正式名称でそろえています。たとえばタブで選択ができるようになっていることもあり、場合によっては資格手当などの給付のために従業員情報を取りまとめておく必要もあるからです。企業はこのように業務上で正式名称で管理をすることに慣れています。日常生活においては略称で呼ぶことに慣れている資格でも、管理をする側から見ると統一させることの重要性は想像できると思います。
また、正式名称で記載をする際も、たとえば「AT限定」など細かい区分が定められているケースもあるので、記憶に頼らずに必ず自分が持っている資格証明書などを手元に置いて記入をしていきましょう。
原付免許を正しく履歴書に記入しよう
原付免許が選考時のアピールポイントとなる場合は、ぜひ積極的に履歴書に記入してください。ただし、記入する際は必ず正式名称で記載する必要があります。
原付免許が業務に関係がなく、記載するかどうか迷う場合も、記載したことでマイナス評価につながることはありません。
原付免許を履歴書に記載することで企業にどういった印象を与えるかも理解して、完成度の高い履歴書を作成しましょう。
ネタがなくても3分あれば受かる自己PRを作れます
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ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
履歴書に原付免許を書いて、非常識だと思われないか心配です。