履歴書の資格欄の書き方|ミスしない書き方や資格なしの対処法もご紹介

この記事のアドバイザー

戸田 開

大学卒業後、大手民間教育企業に入社し歴代新卒最速で拠点長に。その後、外資系生命保険会社での営業では単月5000万の売上を出すなど別の土俵でも活躍を見せる。人と向き合う仕事を経験し続けてきた中で、「就職」という人生の一大選択に自身の経験を役立てたいという想いからポート株式会社に入社を決意し今に至る。学生の皆さんに真剣に向き合って、キャリアプランを一緒に考えていきたいと思っています。まずはお気軽にご相談ください!

村井 俊介

大学時代に社会保障や少子化問題を学んでおり、働き方改革をしたいと考え、人材業界を目指す。大学卒業後、外資系の人材会社でコンサルタントとして、オフィス系からファクトリー系まで幅広い業界のお客様とお取引させえて頂いておりました。そこからポートへ転職をして、キャリアアドバイザーとして、学生さんキャリアの形成のお手伝いをさせていただいおります。一緒に明るい就活にしていきましょう!

コラムの目次

  1. 履歴書の資格欄を正しく記入しよう
  2. 履歴書の資格欄の書き方のポイント3つ
  3. 履歴書の資格はどの順番で書く?
  4. 資格なしの場合の履歴書の書き方
  5. 履歴書の資格欄は正しく記入しアピールに役立てよう

履歴書の資格欄を正しく記入しよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「履歴書の資格欄ってどうやって書けばいいんですか?」
「資格を持っていないのですが、空白でも大丈夫でしょうか…?」

という声を多く聞きます。履歴書の資格欄は、どのような書き方が正しいのでしょうか。学生時代資格の取得に励んだという人は、ぜひ有効に活用しましょう。しかし、資格欄はただ書けばいいというものではなく、ルールを守って書くことが大切です。ルールを守って書くことで、面接官により内容が伝わりやすくなります。この記事では、履歴書の資格欄の書き方について詳しくご紹介していきます。

履歴書の資格欄の書き方のポイント3つ

履歴書は企業に提出する書類なので、履歴書欄においてもマナーを守りながら慎重に記入する必要があります。マナーを守るためにも「正式名称で書く」「取得年月日を正しく記入する」「嘘の記述はNG」という3つは最低限守りましょう。

①資格名は正式名称で書く

履歴書は公的な文書であり、記載内容には正確性が求められます。そのため、資格名はすべて正式名称での記載が必要で、略称を用いるのはNGです。資格名は普段は略称で呼ばれることが多く、それが正式名称だと勘違いしている人も多いため、注意しなければなりません。

・自動車免許 普通自動車運転免許
・英検 実用英語技能検定
・漢検 日本漢字能力検定
・簿記 日本商工会議所簿記検定
・MOS Microsoft Office Specialist
・秘書検定 秘書技能検定
・FP ファイナンシャル・プランニング技能士
・宅建 宅地建物取引士
・ITパスポート 情報処理技術者試験

これらの資格や免許は取得している人も多く、かつ間違えやすいもののため注意しなければなりません。

②取得年月を正しく記入する

履歴書の資格欄では、資格名称だけでなく、取得した年月も記載する必要があります。取得年月の記載が重要なのは、資格を複数持っている場合、何をどのような順番で取得したのか、前後関係を把握するためです。資格取得の順番を見ることで、その人が何を考え、どのようにスキルアップしてきたのかが分かり、人間性の把握にも役立ちます。

また、資格によっては上位の資格が存在し、それに挑戦するには取得してから一定の年月が必要な場合もあります。取得年月は軽視されがちですが、実は重要な情報なのです。資格を取得した際にもらった証明書や免許証を確認し、正確な取得年月日を記入しましょう。また、履歴書全体で西暦(例:2000年)か和暦(例:平成)で合わせる必要があります。西暦と和暦を交えて書かないように注意してください。西暦と和暦どちらで統一するかは自由です。自分の書きやすい方を選択しましょう。

③嘘の記述はNG

資格欄に限ったことではなく履歴書全体で言えることですが、嘘は当然NGです。資格は能力を定量的に表す指標であるため、ここで嘘をついてしまうとペナルティは非常に大きいです。企業によっては資格の有無やレベルで募集を制限したり、採用を決めたりすることも少なくありません。

取得していない資格を記載するのはもちろん、段階のある資格で上位のレベルまで取得したと誇張して記載するのもNGです。嘘がバレれば、企業からの信用を失ってしまいます。採用前であれば嘘がバレた時点で不合格となり、内定が決まっていても取り消される可能性も考えられます。

キャリアアドバイザーコメント

村井 俊介

嘘の記述をすると経歴詐称のリスクがある

結論から言うと、嘘は記載してはいけません。リスクとしては経歴詐称になりますので、最悪のケースでは懲戒解雇になる恐れがあります。面接時などでも履歴書に沿って質問をしていきます。そのため、実際に経験したことがないことを、イメージで話していくことになりますので、深堀をされていくことで、面接官にばれる可能性があります。仮にその場でばれなかったとしても、採用されるための嘘になりますのでいずればれます。ばれた場合はその人の信用も落ちてしまいますので、嘘の記載は避けましょう。採用されることがゴールではなく、その先も人生は続いて行くので、自分の個性で勝負していきましょう!

履歴書の資格はどの順番で書く?

資格を1つしか持っていないなら、それを書くだけで終わりますが、複数持っている場合は記載する順番にも気を配りましょう。持っているもの資格をすべて提示するなら、順番は関係ないと思う人もいるでしょうが、実はそうとも限りません。

全く同じ資格を持っていても、順番を少し入れ替えるだけで与えられる印象が違ってくることもあります。些細なポイントではありますが、細部までこだわることが大切であるため、順番にも気を配って資格欄を記入しましょう。

基本的に取得した順番で書く

履歴書の資格欄は、基本的に取得した年月が古いものから順に記載すれば問題ありません。これは編年体方式と呼ばれる書き方で、取得年月がもっとも古いものが上に、もっとも新しいものが下にきます。取得年月の古い順から記載することで、どのような順番で資格を取得していったかが分かり、成長の様子もイメージさせやすいでしょう。

いつ、何を考えて成長を目指したかが分かるため、事実を記載するだけでもプラスアルファのアピールになる場合があります。また、編年体方式のメリットは、単純に情報が整理されていて分かりやすいという点にもあります。記載内容がすっきりとし、読みやすくなります。

アピールしたい資格がある場合は上に書いても良い

基本的に取得年月に沿って記載しますが、特別にアピールしたい資格がある人もいますよね。その場合は、上の方に書いても問題ありません。仕事に活かせる資格を持っているのなら、目立つ場所に書いてアピールしましょう。上に書くことで、面接官の目に留まりやすいです。

下にいくほど印象は薄れやすく、中ほどになると他の資格に埋もれてしまうこともあるため注意しなければなりません。もちろん、仕事に関係する資格なら、中ほどに書いていても見つけてもらえるでしょうが、一番上に記載している場合と比べるとアピールのインパクトが違います。自分がアピールしたい順番で書くといいですよ。

キャリアアドバイザーコメント

村井 俊介

一定の基準値に満たないレベルの資格記載はマイナスに繋がる可能性がある

資格の記載に関しては、記載できるボーダーラインがある程度設定されております。資格を保有しているのはとてもいいピールになります。努力をして目に見える結果として残していますし、すごくポジティブで成長意欲なども感じらます。ですが、一定の基準値に満たないものを記載してしまうとマイナスになる場合があります。実際に他の学生さんとの比較や、まだまだ伸びしろがあるなどの理由から記載する場合は、一定の水準まであるものを記載することが好ましいです。

枠に入らない場合は仕事に関係のある資格を優先する

資格を数多く取得しており、資格欄に収まらないという人もいるでしょう。既存の枠に入らない場合は、仕事に関係のある資格を優先するのがおすすめです。趣味関係の資格よりもビジネス系の資格を優先して記入すると、業務において資格を活かせると期待されるでしょう。

趣味関係の資格を書くことも、もちろん悪いことではありません。趣味関係の資格を書くことで、就活生の個性や何に興味があるのかを面接官が知ることができます。しかし、趣味関係とあわせてビジネス系の資格も複数取得している場合は、ビジネス関係を優先した方が評価される可能性が高いのでおすすめです。

資格なしの場合の履歴書の書き方

たくさんの資格を持っている人がいる一方で、資格を全く持っておらず何も書くことがないという人もいるでしょう。「資格がないと評価されないのでは?」と思う人もいれませんが、資格を持っていない人も大勢います。資格を持っていない場合も、正しい書き方をすれば問題ありません。

基本は特になしでOK

資格を持っていない場合は無理に書こうとする必要はなく「特になし」と書けばOKです。履歴書での「特になし」は印象がよくありませんが、資格欄に限っては別です。資格欄は資格を持っていないと書きようがなく、持っていないものを書くと嘘になります。

ただし、資格を持っていないからといって空欄のままにするのはNGなので「特になし」の記入が必要です。空欄のままにしていると、資格を持っているのに書き忘れたとも判断でき、面接官が困るので、持っていないことを提示するためにも記入してください。「特になし」と書いた後で「以上」と書くのも忘れないようにしましょう。

キャリアアドバイザーコメント

戸田 開

専門性のない職種の場合はポテンシャル重視で採用がおこなわれる

採用において、専門性のない職種での採用であれば資格の有無よりもその学生のポテンシャルに期待をして企業は採用可否を判断します。もちろん、一生懸命勉強して資格を取ったという努力面は評価対象になり得ますが、特に総合職は企業側から「TOEIC●●点」「日商簿記2級以上」などの条件が課されていない場合、ポテンシャル重視で選考をおこなってくれますので、尻込みせずに積極的にチャレンジするといいと思います。

取得予定・勉強中でもアピール可能

資格欄にはすでに取得している資格だけでなく、これから取得予定の資格も記入することができます。すでに試験を受けて合否の通知がまだの場合は「資格名+取得予定」、試験は受けていないものの、勉強中なら「資格名+勉強中」を書いて構いません。取得していなくても取得予定や勉強中と書いておくことで、向上心の高さや努力する姿勢をアピールできます。

ただし、これらはあくまで「評価されればラッキー」程度のもので、実際に取得している場合のように確実に評価が得られるわけではありません。また「取得予定」は合格の可能性が濃厚な場合に記載できる表現で、「勉強中」は本当に資格取得に向けた活動をしていることが前提です。これらの表現を用いる場合でも、全くの嘘にならないよう注意しましょう。

履歴書の資格欄は正しく記入しアピールに役立てよう

履歴書の資格欄は書き方に悩みやすい項目のひとつで、ここで手が止まってしまう人も少なくありません。資格を持っている場合は、取得しているものを書き出していきますが、このとき名称や順番といった細かい点にも注意してください。資格はすべて正式名称で書く必要があり、アピールしたい順番に書くなども工夫も大切です。

また、資格を持っていない場合でも「特になし」の記入が必要であり、空欄のまま提出することだけは避けなければなりません。資格試験を受けて結果待ちの場合は「取得予定」、試験に向けて勉強している場合は「勉強中」と書くなど、取得に向けた努力をアピールすることも大切です。

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