目次
- 眼鏡業界の動向を理解して特徴を押さえよう!
- 眼鏡業界の全体像と最新の動向を理解しよう!
- ①ビジネスモデル:2パターンが存在する
- ②規模:近年縮小傾向
- ③売上:コロナの影響を受けたが回復傾向にある
- ④課題:低価格化と通販への移行の難しさ
- ⑤事業展開:海外展開やM&A、ファッションアイテム化
- 眼鏡業界のおもな仕事内容を知ろう!
- ①販売
- ②デザイン
- ③製造
- 眼鏡業界で働くやりがいと大変に感じやすい場面
- やりがいを感じやすい部分
- 大変に感じやすい部分
- 当てはまるか確認しよう! 眼鏡業界に向いている人の4つの特徴
- ①傾聴力が高い人
- ②几帳面な人
- ③勤勉な人
- ④ファッションに関心がある人
- 押さえておこう! 眼鏡業界の代表的な5つの企業
- ①メガネトップ
- ②ジンズホールディングス
- ③パリミキホールディングス
- ④Zoff(インターメスティック)
- ⑤ビジョナリーホールディングス
- 眼鏡業界を目指す人へ! 志望動機の例文3選
- 例文①他社との差別化ができている例
- 例文②採用するメリットを提示できている例
- 例文③将来やりたいことが明確になっている例
- 眼鏡業界の全体像や企業への理解を深めて選考に進もう!
眼鏡業界の動向を理解して特徴を押さえよう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。業界研究を進めている学生から、
「眼鏡業界とはどのような業界なのでしょうか?」
「眼鏡業界で働くことのやりがいや大変なことは何ですか?」
といった質問を受けることがあります。眼鏡業界はその名の通り、眼鏡の製造・販売をおこなう業界のことです。最近は視力が悪くなくても、ファッションとして眼鏡を身に付ける人も増えており、多くの人にとって親しみのある業界となっています。
ただ、眼鏡に親しみがあっても、眼鏡業界のビジネスモデルや仕事のやりがいなど、眼鏡業界の実情については詳しく知らない学生も多いかと思います。
この記事では、眼鏡業界の全体像や仕事内容などについて解説していきます。眼鏡業界の主要企業や志望動機の例文も紹介していくので、眼鏡業界に興味がある人はぜひ参考にしてくださいね。
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眼鏡業界の全体像と最新の動向を理解しよう!


就活生

キャリアアドバイザー
眼鏡業界への就職を目指すのであれば、最初に業界の全体像を把握しておきましょう。
眼鏡業界に限った話ではありませんが、業界のことをよく知らずに就職してしまうと、就職後のギャップに悩まされることがあります。
そこでまずは、眼鏡業界の全体像と最新の動向について解説していくので、ここでしっかりと業界の特徴を理解しておきましょう。
①ビジネスモデル:2パターンが存在する
まずは、眼鏡業界のビジネスモデルについて見ていきましょう。眼鏡業界はおもに、2パターンのビジネスモデルがあります。
- 卸売業などが介入する従来のビジネスモデル
- 眼鏡業界が直接販売する新しいビジネスモデル
なお、眼鏡業界は実は海外進出が活発な業界です。眼鏡は世界で共通の商品であり、商品を現地に合わせる必要もないことから、海外進出がしやすいというのが大きな要因となっています。
なかには海外に100店舗以上展開している企業もあるため、グローバルに働きたいと考えている学生にとっては、意外と狙い目な業界でもありますよ。
卸売業などが介入する従来のビジネスモデル
1つ目は、複数の業者が介入する従来のビジネスモデルです。
- 「部品メーカー」が眼鏡のレンズやフレームなどの部品を製造する
- 「卸売業」が部品を仕入れて、「眼鏡企業」へと商品を卸す
- 「眼鏡企業」が「消費者」に商品を販売する
上記の通り、従来のビジネスモデルでは眼鏡企業が消費者に商品を届ける前に、2つの業者が関与しています。そのため、流通コストによって販売価格が高くなる傾向にあり、消費者ニーズへの迅速な対応も難しくなっています。
眼鏡業界が直接販売する新しいビジネスモデル
2つ目は、「SPA方式」と呼ばれる、眼鏡企業が消費者に直接販売する新しいビジネスモデルです。
- “Speciality store retailer of Private label Apparel”(製造小売業)の頭文字の造語で、企画から製造、販売までを一貫して自社でおこなうビジネスモデルのこと。
SPA方式は中間業者が存在しないため、低コストで商品を提供でき、消費者ニーズにも迅速に対応できる点が大きな特徴です。最近の眼鏡がファストファッション化してきたのは、このSPA方式が要因と考えられています。
SPA方式はもともとアパレル業界のビジネスモデルで、国内では「UNIQLO」が採用していることで有名です。そして、このSPA方式を眼鏡業界に持ち込んだ企業は「JINS」だと言われています。

キャリアアドバイザー
眼鏡業界の主要企業については、「押さえておこう! 眼鏡業界の代表的な5つの企業」で解説しているので、そちらも参考にしてみてください。
キャリアアドバイザーが読み解く!幅広い顧客へアプローチできるのが眼鏡業界の魅力
年齢を見越したマーケティング施策が今後のポイント
同じ販売系の業界であっても、アパレル企業ではブランドによってターゲットとしている年齢層が異なりますよね。ですが眼鏡業界は、どのブランドでも子どもから大人までが利用できるデザインの物が販売されています。そのため、アパレル企業よりも顧客の幅が広く、販売員一人ひとりの接客スキルや、マーケティングが重要になるのです。
たとえば、人口が多い団塊ジュニア世代が眼鏡を使うようになることを見込んで、国内で店舗数拡大をしたというマーケティング施策が有名です。また、スマートフォンの普及によって近視の子どもが増えることを予想し、国内だけでなく海外にも市場を拡大しています。これもマーケティングの一環です。
このように、たとえ眼鏡業界の企業一社であっても幅広い顧客へアプローチできることは、ほかの業界にはない特徴でしょう。
②規模:近年縮小傾向
日本国内の眼鏡業界の市場規模は、減少傾向にあります。理由はおもに以下の2つです。
- 少子化による人口減少
- コンタクトレンズの人気
この2つの理由は、互いに影響しあっています。国内の人口が減ることで、眼鏡を購入するそもそもの母数が減ってしまいますよね。
そして、母数が減っているにもかかわらず、コンタクトレンズの人気が上昇しているため、眼鏡業界の規模はだんだん縮小してしまっているのです。

キャリアアドバイザー
市場規模が縮小を続けているなかで、「いかに他社と差別化して顧客を獲得できるか」が、各企業にとっての重要課題となっています。
③売上:コロナの影響を受けたが回復傾向にある
市場規模の縮小とは反して、眼鏡業界の売上は上昇傾向にあります。矢野経済研究所が2023年に実施した「国内アイウエア小売市場に関する調査」によると、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた2020年は売上が若干減少したものの、2021年以降は増加に転じています。
- 2019年:5,040億円
- 2020年:4,475億円
- 2021年:4,768億円
- 2022年:4,918億円
- 2023年(見込):5,048億円
※…アイウエア市場は、①眼鏡フレーム②眼鏡レンズ③既製サングラス④既製老眼鏡⑤そのほかの既製眼鏡を含む市場を指します。
売上が好調な背景としては、PC用眼鏡やスポーツ用眼鏡といった、視力矯正用の眼鏡以外の普及が挙げられます。
特にPC用眼鏡は、スマートフォンやタブレット端末の普及によって、眼精疲労や「スマホ老眼」が増加したことで売上を伸ばしているようです。
- 至近距離でスマホを見続けたせいで、老眼のように目のピントがうまく調節できなくなってしまう症状のこと。
PCやスマホは今後も普及していくことが予想されるため、それに伴いPC用眼鏡の需要も増加が見込まれています。

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また、アフターコロナで出かける機会が増えたことで、サングラスの需要が増加したことも売上増加の要因の一つとなっていますよ。
④課題:低価格化と通販への移行の難しさ
眼鏡業界の大きな課題は、低価格化と通販への移行の難しさの2点です。
近年は前述のSPA方式を採用する企業が増えてきたこともあり、業界全体で価格競争が激化しています。価格が下がれば消費者側にとっては一時的にメリットとなるものの、企業側は利益を確保しづらくなり、さまざまな悪影響が懸念されています。
- 倒産企業の増加
- 商品の品質やブランド価値の低下
- 人材育成の難化による後継者不足
また、ほかの業界では通販への移行が進んでいるなか、眼鏡業界では通販の比率が依然として低く、その点も大きな課題です。
眼鏡には度数調整やフィッティングが必要であり、オンラインで完結するには技術的な壁が多く、いまだに店舗での販売に特化せざるを得ないという状況にあります。
⑤事業展開:海外展開やM&A、ファッションアイテム化
国内の市場規模が縮小してきている眼鏡業界ですが、その一方で海外への進出は年々活発化しています。アジア・ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリアなど、さまざまな地域に展開しており、今後も各企業で海外進出が加速する見込みです。
また、眼鏡業界においても人材不足や資金不足といった問題があることから、M&Aも活発化しています。
- 2017年:メガネスーパーの子会社・関西アイケアプラットフォームが、シミズメガネなどの11店舗の小売事業を譲り受ける
- 2019年:JINS(ジンズ)が装飾品・装身具販売のVios INTERNATIONAL(ヴィオスインターナショナル)の眼鏡販売事業を譲り受ける
さらに、近年は眼鏡をファッションの一部として捉えて、洋服によって眼鏡を変えるという人が増えていることから、眼鏡のファッションアイテム化が進んでいます。このような考えが今後も広まっていけば、眼鏡の需要はより高まるのではないかと予測されています。
眼鏡業界のおもな仕事内容を知ろう!

就活生
眼鏡業界に就職した場合、具体的にどのような仕事をすることになるのでしょうか?

キャリアアドバイザー
眼鏡業界の仕事は多岐にわたりますが、おもな仕事内容は3つです。一つずつチェックしていきましょう。
就職後の自分の姿をイメージするには、具体的な仕事内容を理解しておく必要があります。また、事前に仕事内容を理解しておかないと、「いざ働いてみたらイメージと全然違った……」といった事態に陥ることもあるかもしれません。
ここからは、眼鏡業界のおもな仕事内容について解説していくので、具体的なイメージをつかんでおきましょう。
①販売
眼鏡業界に就職した人の多くは、店舗での販売業務を経験することになります。販売の業務内容は、大きく分けて以下の5つです。
- 接客
- フレームやデザイン選び
- 度数の調整
- 視力検査
- 眼鏡の加工
上記の仕事のなかで、接客・デザイン選び・度数の調整は、専門的な知識がなくてもおこなうことができます。しかし、視力検査と眼鏡の加工は、目の構造や医学的な知識がスキルが必要となります。
そのため、まずは接客で眼鏡の販売を経験しながら目に関する知識やスキルを磨いて、仕事の幅を広げていくのが一般的です。スキルを磨いていけば、店舗の社員から店長、本部の社員へとキャリアアップの可能性も広がりますよ。
販売職の仕事内容やキャリアパスについては、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
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この記事では販売職の仕事内容、やりがい、向いている人の特徴、選考対策のポイントなどをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画や志望動機・自己PR例文も参考に対策に活かしてくださいね。
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②デザイン
デザインは眼鏡の設計を担当する仕事です。業務内容は多岐にわたりますが、おもに以下の業務に携わります。
- トレンド分析と企画立案
- デザイン制作
- 素材の選定
- 試作品の確認と修正
近年、眼鏡はファッションとしても注目されてきているため、眼鏡デザイナーにはファッション性と機能性、かけ心地などを考慮したデザインが求められます。デザインを形にするためには多くの苦労がありますが、その分やりがいも大きい仕事です。

キャリアアドバイザー
ただし、新卒の未経験で眼鏡デザイナーを募集している企業は、ほとんどありません。デザインを目指したい場合はプロダクトデザインの勉強をするか、現場で経験を積む必要がありますよ。
デザイン系の仕事に興味がある人は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
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デザイン系の仕事を目指すならまずはデザインの種類から理解しよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。よく学生から 「デザイン系の仕事には、どのような種類があるのですか?」「デザインの仕事をするには、美大でなければ […]
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③製造
製造は、眼鏡の部品を作る仕事です。おもにレンズやフレーム、眼鏡の周辺部品の製造を担当します。
- 素材の加工
- 塗装・メッキ処理
- 組み立て
- 検品
眼鏡は機械ではなく人の手による作業も多く、一つの眼鏡ができるまでに150〜300ほどの工程が必要と言われています。繊細な作業が多いため、手先の器用さや集中力の高さが必要とされる仕事です。

キャリアアドバイザー
製造職は未経験でも目指せますが、新卒で正社員として眼鏡の製造職を募集している企業は少ないため、しっかりと情報収集をするようにしましょう。
眼鏡業界で働くやりがいと大変に感じやすい場面
眼鏡業界を目指すうえで必ず知っておきたいのが、働くうえでの「やりがいを感じやすい部分」と「大変に感じやすい部分」です。
ミスマッチに気付かないまま眼鏡業界に就いてしまうのを避けるためにも、眼鏡業界で働くやりがいと大変に感じやすい場面については、セットで押さえておきましょう。
やりがいを感じやすい部分
新卒で眼鏡業界に就職した場合、最初は販売職に配属されるケースがほとんどです。販売の仕事に対して、あまり魅力を感じないという人もいるかもしれませんが、眼鏡業界の販売職にはほかの業界にはない特有のやりがいがあります。
ここからは、眼鏡業界で働くうえでやりがいを感じやすい部分について見ていきましょう。具体的には、以下の3つが挙げられます。
- 顧客の目の健康に貢献できる
- 目や眼鏡に関する専門的な技術が身に付く
- 接客スキルと専門知識の両方を得られる
顧客の目の健康に貢献できる
眼鏡業界の販売職はただ単に商品を売るのではなく、顧客の目の健康を一緒に考えることになります。
たとえば、
- 近視・遠視・乱視の人 → 矯正眼鏡の提案
- パソコン作業が多い人 → ブルーライトカット眼鏡の提案
- 高齢者 → 遠近両用眼鏡の提案
といったように、顧客一人ひとりの状況に応じた提案を通じて目の健康に貢献できるのは、大きなやりがいと言えます。
また、顧客に合う眼鏡を届けて喜んでもらえるのも、やりがいの一つです。
眼鏡は顧客の骨格や顔のパーツによって、似合うデザインや形が異なります。そのため、顧客一人ひとりに合わせて選び、加工や調整をおこなう必要があり、これらの調整がうまくいって顧客にぴったりの眼鏡を提供できたときには、大きなやりがいを感じられますよ。
目や眼鏡に関する専門的な技術が身に付く
目や眼鏡に関する専門的な技術が身に付くことも、眼鏡業界で働くうえでやりがいを感じやすい部分の一つです。もちろん技術を習得するには勉強が必要ですが、現場経験から学べることは数多くあります。
- 視力測定
- レンズ加工
- フィッティング(装用者の顔に合わせて、最適な掛け心地になるよう調整する技術)
特にレンズの加工やフィッティングの技術は、独学ではなかなか実践するのは困難です。その点、眼鏡業界であれば未経験から就職しても、働くうちに専門的な知識が身に付けることができます。

キャリアアドバイザー
接客業は接客以外のスキルを身に付けることが難しいと言われている職種ですが、プラスアルファで手に職を付けられるというのは大きな魅力と言えますね。
接客スキルと専門知識の両方を得られる
眼鏡業界の販売職は、目や眼鏡に関する専門的な技術が求められるため、接客業と技術職の両側面を持ちます。そのため、接客の基本的なスキルを身に付けながら専門知識も得ることができ、販売職と技術職のいいとこどりができるのです。
また、眼鏡に関する知識や技術は、磨けば磨くほど高度なレベルの仕事ができるため、長く勤めることで仕事の幅も広がります。幅広いスキルを身に付けてキャリアの幅を広げられるのは、眼鏡業界ならではのやりがいと言えますね。
- 経験を積んで店長や本社勤務を目指す
- 同じ眼鏡業界で経験者として転職する
- 目に関する専門知識を活かして眼科に転職する
キャリアアドバイザーが読み解く!眼鏡業界ではほかの業界や職種でも活かせる知識やスキルが身に付く
営業職やコンサルタントのような経験が積める
眼鏡業界に興味があるけど、「どのようなスキルが身に付くのかわからない」と、漠然と将来を不安に感じている学生もいるのではないでしょうか。
たとえば、「来店した顧客のニーズをヒアリングして、一人ひとりに合った商品を提案すること」にやりがいを感じた場合は、営業職やコンサルタントとして必要なスキルを身に付けることができます。
営業職に対して「商品を売りつける」というイメージがあるかもしれませんが、そのイメージは間違いです。大切なのは、きちんと顧客の悩みやニーズに寄り添うこと。コンサルタントも同様に、クライアントの課題を特定するためには、寄り添って対応することが求められているのです。
このようにほかの業界や職種でも活かせる経験が眼鏡業界では積めるため、将来的にキャリアアップを考えている人にもおすすめします。
大変に感じやすい部分
眼鏡業界の販売職にはほかの業界にはないやりがいがある一方で、大変に感じることもあります。眼鏡業界を目指すのであれば、そういった部分も事前に理解しておく必要があります。
ここからは、眼鏡業界で働くうえで大変に感じやすい部分について見ていきましょう。具体的には、以下の3つが挙げられます。
- 販売のノルマに苦しむときもある
- 一人前になるまでに多くの経験や勉強が必要になる
- 勤務先のブランドの眼鏡を購入しなければいけない
販売のノルマに苦しむときもある
眼鏡業界に限ったことではありませんが、販売職として働く以上、販売ノルマに苦しむことがあります。
眼鏡はだんだんファッションアイテムとして認識されてきたとはいえ、「1本持っていれば十分」と考える人もまだまだ多いのが実情です。加えて、眼鏡は比較的値段が高い商品であるため、接客の難易度も高くなります。
もちろんノルマの有無は企業や店舗によって変わってきますが、販売のノルマに苦労する可能性があることは、眼鏡業界の大変な部分の一つとして認識しておきましょう。

キャリアアドバイザー
ノルマ達成のために無理な提案をすれば、顧客からの信頼を失う可能性があり、人によっては「高い商品を買ってもらいたい」気持ちと「顧客に満足してもらいたい」気持ちのジレンマに陥ることもあるかもしれません。
一人前になるまでに多くの経験や勉強が必要になる
眼鏡の販売員として一人前になるためには、基本的な接客のスキルに加えて、眼鏡の技術者としてのスキルも必要です。
接客のスキルは実務を通じて磨かれていきますが、眼鏡に関する技術や知識については個人での勉強が必須となります。そのため、新人のうちは覚えることや勉強することが多く、その点で大変と感じることもあります。

キャリアアドバイザー
レンズの加工やフィッティングの技術などは、知識だけではなかなか実践できないため、技術面でも一人前になるには、何年かの現場経験を積む必要がありますよ。
勤務先のブランドの眼鏡を購入しなければいけない
企業や店舗によっては、自社のブランドを着用するルールが設けられていることもあり、眼鏡業界で働くのであれば、勤務先のブランドの眼鏡を購入しなければいけないという大変さもあります。
近年は低価格化が進んでいるとはいえ、眼鏡は決して安い買い物ではありません。シーズンや流行に合わせて、社員にもモデルチェンジをうながされることがあり、仕事内容とはまた別で出費がかさむという点で大変さを感じることもあります。

キャリアアドバイザー
場合によっては、自分の好みではないデザインの眼鏡を着用しなければならず、そういった部分でストレスを感じることもあるかもしれません。
当てはまるか確認しよう! 眼鏡業界に向いている人の4つの特徴

就活生
眼鏡業界で働くイメージがだんだんとつかめてきましたが、眼鏡業界に向いているのはどのような人でしょうか?

キャリアアドバイザー
眼鏡業界を目指す人にとっては、非常に気になる部分ですよね。眼鏡業界に向いている人の特徴としては、おもに4つあります。
眼鏡業界に向いている人の特徴を理解することは、自らの適性を判断するだけでなく、企業が求める人物像に沿ったアピールを考える際にも役立ちます。ここからは、眼鏡業界に向いている人の特徴を4つ紹介するので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
①傾聴力が高い人
眼鏡業界の接客はただ単に商品を売るだけでなく、顧客のニーズを正確に把握し、適切な提案をすることが求められることから、傾聴力が高い人は眼鏡業界に向いています。
たとえば、
- 相手の話に対して尊重する姿勢で耳を傾けることができる
- 共感を示したり質問を重ねたりすることで、相手からより深い話を聞き出すことができる
- 相手の話への理解をしっかりと示すことで、信頼関係を築くことができる
といった人は傾聴力があると言えます。傾聴力がある人は、顧客の要望を正しくくみ取って適切な提案ができるため、信頼関係を築きやすく、リピーターも獲得しやすくなりますよ。
自己PRで傾聴力をアピールする際のポイントや例文については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
関連記事
傾聴力は言い換えが大事! 自己PR作成のポイントや例文を紹介
傾聴力をアピールする際は言い換えることが重要です。この記事ではキャリアアドバイザーが傾聴力の言い換え例やアピールする際の注意点を解説します。言い換えを含めた傾聴力の自己PRの例も紹介するので、傾聴力をアピールしたい学生は参考にしてください。
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②几帳面な人
眼鏡業界の仕事は繊細な作業が多くあるため、几帳面な人は眼鏡業界の適性が高いと言えます。
- レンズの加工
- 度数の調整
- フィッティング
なかでも、装用者の骨格に合わせて眼鏡を微調整するフィッティングは特に繊細さが求められるため、細かな作業が好きな人だとより向いていると言えます。

キャリアアドバイザー
また、几帳面な人は丁寧かつ正確な対応ができるため、顧客一人ひとりに向き合う眼鏡業界の接客においては、顧客からの信頼も得やすくなりますよ。
③勤勉な人
目や眼鏡に関する知識や技術を身に付けるには、継続的な勉強が必要です。そのため、常に学ぶ姿勢がある勤勉な人も眼鏡業界に向いています。
技術力を高めるためには、知識のインプットとアウトプットのバランスが大切です。忙しいなかでもインプットを怠らずに勉強を続けていけば、技術力もどんどん向上していきます。

キャリアアドバイザー
日頃から眼鏡業界の最新トレンドについての情報も集めておけば、接客や商品企画においても役立てることができます。キャリアアップにつなげるためにも、どの領域にもアンテナを立てて勉強するのが良いですよ。
④ファッションに関心がある人
近年は眼鏡もファッションアイテムとして認識されつつあり、アクセサリーとしてのデザイン性が求められるようになりました。そのため、ファッションに興味があり、その目線から接客ができる人も眼鏡業界に向いていると言えます。
たとえば、
- 雑誌やSNSなどを頻繁にチェックし、最新のトレンドに常にアンテナを張っている
- 自分をより魅力的に見せるための研究を怠らない
- アクセサリーや小物など、細部にまでこだわったコーディネートを楽しんでいる
といった人は、顧客の服の系統から似合う眼鏡の提案や、服の流行に合わせて眼鏡のデザインの提案がしやすくなります。
眼鏡のファッションアイテム化は最近どんどん進んでいるため、ファッションに関心がある人は眼鏡業界から歓迎されるでしょう。
ファッション業界にも興味がある人は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
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【職種16選】ファッション業界をわかりやすく図解|仕事内容も紹介
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「好き」という気持ちだけでは仕事は成り立たない
人生全体で見て「好きなことを仕事にするのは幸せか」という視点を持とう
眼鏡業界に就職したいとしても、「眼鏡の専門知識が必須」というわけではないと思います。それよりも、販売職として共通して求められるスキルが重要です。具体的には、コミュニケーション能力、対人折衝能力、柔軟性、そして販売ノルマなどを達成するための忍耐力などが求められるでしょう。
また、なかには「眼鏡が好き」という思いで眼鏡業界を志望する人もいるかもしれません。「好き」という思いを仕事にぶつけるのは悪いことではありませんが、私は学生に「好きなことを仕事にするのが必ずしも幸せとは限らない」と伝えています。
「好き」よりも「強み」を基準にしたほうが良いケースもある
たとえば、車が好きな人が自動車の営業職に就いたとして、ビジネスである以上、必ずしも自分が好きな車種だけを売れるわけではありません。ときには売りたくない商品を売らなければならない葛藤から、かえって車が嫌いになってしまうケースもあります。
「自分の強みを活かせる仕事で活躍し、稼いだお金と時間で好きなことを趣味として楽しむほうが、人生全体で見たときに幸せなのではないか」という視点を持つよう、学生にアドバイスしていますね。
押さえておこう! 眼鏡業界の代表的な5つの企業

就活生
眼鏡業界への理解が深まりましたが、実際に選考を受けるとしたらどのような企業があるのでしょうか?

キャリアアドバイザー
眼鏡業界を目指すのであれば、具体的な企業名も知っておく必要がありますね。眼鏡業界の主要企業について見ていきましょう。
眼鏡業界の各企業は事業内容は同じでも、企業ごとに特徴や強みは大きく異なります。それぞれの違いを理解することで、本当に自分に合った企業が見極められるようになります。
ここからは、眼鏡業界の代表的な企業を5つ紹介するので、企業選びの参考にしてみてくださいね。
企業研究のポイントや方法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
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①メガネトップ
メガネトップは、「眼鏡市場」を中心に1,000店舗以上を展開しています。眼鏡業界では売上1位を獲得する企業です。
メガネの販売はもちろん、コンタクトレンズ・補聴器などの接客販売や、メガネフレームの開発・製造をおこなっていますよ。
- 企業名:メガネトップ
- 従業員数:4,966人
- 設立年月日:1980年5月20日
- おもな販売店:眼鏡市場、ALOOK(アルク)
企業のビジョンとして掲げているのは、「お客様第一主義」を本当の意味で実現すること。顧客が期待している以上のサービスを提供して、常に顧客にとっての「いちばんのメガネ店」であることを目指している企業です。
社風としては、個人のライフスタイルにあったキャリアを尊重してくれるようです。その人に合った教育プログラムがあるのも魅力的なポイントですね。
②ジンズホールディングス
ジンズホールディングスは前述の通り、眼鏡業界にSPA方式のビジネスモデルを持ち込んだ企業です。そのため、「眼鏡業界のユニクロ」とも呼ばれています。
- 企業名:ジンズホールディングス
- 従業員数:3,485人(連結)
- 設立年:1988年7月
- おもな販売店:JINS(ジンズ)
JINS(ジンズ)の特徴は、高品質で低価格の眼鏡を提供していること。主力商品である「エアフレーム」も、高品質でありながら低価格な商品です。加えて、顧客のニーズを捉えた企画力の高さも特徴と言えますね。
そして、海外展開も活発で、中国・台湾・アメリカを中心に250店舗以上を展開しています。ビジョンとしても「世界一愛されるアイウエアブランド」を目指しており、世界を見据えた眼鏡企業と言えるでしょう。
③パリミキホールディングス
パリミキホールディングスは、50年以上続いている老舗眼鏡企業です。高価格な充実したアイケアサービスだけでなく、ファッションとして楽しめる低価格な眼鏡も取り扱っており、老舗の良さと時代の流行りを両立させています。
- 企業名:パリミキホールディングス
- 従業員数:2,777人
- 設立年月日:1950年1月27日
- おもな販売店:パリミキ(旧:メガネの三城
また、AI(人工知能)を駆使して、顧客に最適なデザインを提供する「ミキシムデザインシステム」を世界で初めて開発しました。これは、これまで蓄積されたデータから、顔の輪郭やパーツを分析し、顧客一人ひとりに合わせたデザインの眼鏡を提供するというシステムです。
企業全体として「第一にお客様とその未来のために」という理念のもと、システムの開発やサービスの向上に取り組んでいる企業と言えます。
④Zoff(インターメスティック)
インターメスティックは、あまり聞きなじみがないかもしれませんが、Zoffの運営会社です。インターメスティックが本部として眼鏡の企画販売をおこなっており、その子会社のゾフ(Zoff)で店舗展開をおこなっています。
- 企業名:インターメスティック(Zoff)
- 従業員数:2,514人
- 設立年月日:1993年5月20日
- おもな販売店:Zoff(ゾフ)
Zoff(ゾフ)もJINS(ジンズ)と同じように、SPA方式のビジネスモデルを採用している企業です。安価ながら高品質な眼鏡を提供していることが特徴で、「メガネは5,000円の時代」という価値観を広めた企業とされています。
また、「眼鏡は注文から手元に届くまで数日かかる」という眼鏡業界の常識を破り、即日仕上げを実現したのも特徴の一つです。高くて時間がかかるという従来の眼鏡業界の価値観を変え、眼鏡業界に革命を起こした企業と言えます。

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なお、新卒採用の場合は、ゾフとして採用活動をおこなっているので、混同しないよう注意しましょう。
⑤ビジョナリーホールディングス
ビジョナリーホールディングスは、メガネスーパーを運営している企業です。メガネスーパーは低価格な眼鏡を提供する店舗が増えたことで一時期下火でしたが、高いホスピタリティの接客により、徐々に売上を回復させています。
- 企業名:ビジョナリーホールディングス
- 従業員数:1,393人(連結)
- 設立年月日:2017年11月1日
- おもな販売店:メガネスーパー、シミズメガネ
また、この企業はシニア層をメインターゲットとして、老眼や白内障、緑内障などに対応した商品やサービスの提供に力を入れている点も大きな特徴です。日本では高齢化が加速しているため、今後も堅調な売上が期待できます。
眼鏡業界を目指す人へ! 志望動機の例文3選
最後に参考として、眼鏡業界の志望動機例文を3つ紹介します。
基本的に眼鏡業界は、どの企業でも任される仕事が似ているため、ありきたりな志望動機では選考を突破するのは困難です。例文を参考にしながら、自身の志望動機をブラッシュアップしていきましょう。
志望動機の書き方をおさらいしたい人は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
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志望動機の重要性 選考突破に向けて志望動機は非常に重要です。リクルートがおこなった就職活動・採用活動に関する振り返り調査によると、8割近くの企業が選考で重視する項目に「自社への熱意」を挙げています。 志望動機の内容によっ […]
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例文①他社との差別化ができている例
私は、御社のホスピタリティの高い接客と充実したアイケアサービスに感銘を受け、御社を志望いたしました。
今は低価格で簡単に眼鏡が買えてしまう時代ですが、御社は顧客一人ひとりと向き合う丁寧な接客と高品質な眼鏡の提供によって、着実にリピーターを獲得している点に魅力を感じています。
私もそのリピーターの一人で、御社で眼鏡を作った際の接客の丁寧さとサポートに感動しました。顔に合わせるために何度も調整をお願いしたり、パーツを変えたりしても、納得するまで一緒に考えてくれたことを覚えています。また眼鏡の品質に関しても、機能性やデザイン性ともに高く、どのようなシーンでも使える眼鏡だと感じています。
アルバイトの接客経験も活かして、入社後は顧客一人ひとりに向き合った接客を学び、顧客の健康的な生活に本当の意味で貢献したいです。そして、「このお店でなら高価格でも買いたい」と思ってもらえるような、充実したサポートを提供していきたいと考えています。

キャリアアドバイザー
接客の丁寧さという部分で、他社との差別化をうまく説明できていますね。その企業ならではの眼鏡の特徴なども入れると、さらに良くなりますよ。
例文②採用するメリットを提示できている例
私は、顧客のニーズを捉えて新しい眼鏡のスタイルを追求し続ける御社に貢献したいと思い、志望いたしました。
御社はSPA方式のビジネスモデルだからこそ、顧客のニーズをすぐに企画に落とし込むことができ、常に新しい切り口の商品を市場に提供し続けていると思います。
私も学生時代に、ゼミの一環で企業との商品企画に参加した経験があります。そのときに、ものがあふれている現代において、新たな切り口の企画を考えることの難しさを感じました。ましてや、眼鏡は型が決まっているうえに用途も決まっているため、余計に難しいと考えています。
私はゼミの経験を通じて、企画の考え方や切り口の見つけ方などの基礎知識が身に付いているため、御社の企画部にも貢献できるのではないかと思います。入社後は、新しい眼鏡の可能性を見つけ出し、御社が眼鏡業界の価値観を広げる存在になれるよう尽力していきます。

キャリアアドバイザー
企画についての経験をアピールして、企業の特色をもっと伸ばしたいという思いを効果的に説明できていますね。ゼミでの企画の経験をもっと詳しく掘り下げると、さらに説得力が高まりますよ。
例文③将来やりたいことが明確になっている例
私は、「眼鏡をかけている人は垢抜けていない」というイメージを払拭したいと思い、御社を志望いたしました。
最近は眼鏡も少しずつファッションアイテムとして認識されつつありますが、まだ眼鏡よりコンタクトのほうが垢抜けるというイメージがあると思います。その理由として、手軽に買える眼鏡にデザイン性があまりないことが挙げられると思います。私も学生時代、かわいい眼鏡を買いたいと思っても予算的に難しく、結局値段が安いものを購入した思い出があります。
そのような経緯もあり、低価格でデザイン性の高い眼鏡を提供している御社に入社し、ファッションアイテムとしての眼鏡を認知させることに貢献していきたいと思っています。
眼鏡業界は少し縮小傾向にあるかと思いますが、一人当たりがアクセサリー感覚で眼鏡を使い分けるようになれば、一人当たりの購入本数も増えていくと思います。眼鏡に合わせたコーディネートなど、眼鏡のファッションの部分の魅力を引き出せるよう尽力したいと考えています。

キャリアアドバイザー
縮小する眼鏡業界をファッションとして広めていきたい気持ちについて、自らの経験と絡めてうまく伝えられていますね。ファッション化を広めるための具体的な提案まで言及できれば、さらに魅力的な志望動機になりますよ。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!他社との違いを見つけるには3つのポイントに着目しよう
このポイントを意識することで志望度のアピールにつながる
実際に就活をはじめてみると、他者との差別化のイメージができずに悩む人が多いのではないでしょうか。企業ごとの特徴を分析するときには、「①経営理念②一緒に働く人③仕事内容」の3つのポイントを押さえておくと良いですよ。
企業の理念やビジョンはもちろん企業によって異なります。たとえば、「人々の目の悩みを解決する」というビジョンの企業もあれば、「グローバル展開をしたい」という企業もあります。このようにまったく異なるビジョンであることも多いのです。
また、インターンシップや企業説明会で社員とかかわる機会があった人は、同じ業界であっても、企業によって社員の特徴が大きく異なることに気付いたのではないでしょうか。実際に社員と接点をもったエピソードがある人は、組織風土や活躍している人の特徴で他社との比較もできますね。
仕事内容についても、新卒で入社した後にどのような仕事へ配属されるのかは企業によって異なります。また、配属された後のキャリアパスも企業ごとに異なるものです。このように紹介した3つのポイントを意識して、高い志望度をアピールできるようになりましょう。
眼鏡業界の全体像や企業への理解を深めて選考に進もう!
眼鏡業界は、私たちの生活になくてはならない眼鏡の製造・販売に携わっていることもあり、親しみのある業界です。国内の市場規模は縮小傾向にあるものの、ファッションアイテム化や積極的な海外進出などもあり、依然として将来性の高い業界と言えます。
今回解説した内容を参考にしながら、眼鏡業界の全体像や企業への理解を深めて、選考の突破を目指していきましょう。
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眼鏡業界への就職を検討しているのですが、何から始めれば良いのでしょうか?