バイト経験なしでも大丈夫! 好印象な伝え方を10の例文付きで解説

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選考の重複ポイントも解説バイト経験がない人は○○をアピールしよう

目次

  1. 「バイト経験なし」が就活に与える影響と2つの対処法を押さえよう!
  2. 大前提! バイト経験のある・なしが選考の合否を分けるわけではない
  3. バイト経験がない人必見! 選考対策の2つの方針
  4. ①バイトではない別の話題をガクチカ・自己PRとしてアピールする
  5. ②バイト経験の代わりになるガクチカ・自己PRのネタを新しく作る
  6. バイト経験がないときに使えるアピール別の例文10個
  7. ガクチカ①学業
  8. ガクチカ②サークル
  9. ガクチカ③ボランティア
  10. ガクチカ④インターン
  11. ガクチカ⑤趣味
  12. 自己PR①学業
  13. 自己PR②サークル
  14. 自己PR③ボランティア
  15. 自己PR④インターン
  16. 自己PR⑤趣味
  17. バイト経験がないときに別のアピールポイントを探す6つの方法
  18. ①夢中になったことを思い出す
  19. ②何かを達成した経験を考える
  20. ③継続したことを書き出す
  21. ④目標を立てて頑張ったことを考える
  22. ⑤他者を巻き込んだ活動がないか考える
  23. ⑥第三者に意見を聞く
  24. 「バイト経験なし」を深掘りされたときの対処法
  25. 「バイト経験なし」でも大丈夫! 人柄や強みが伝わる話題で自分を魅せよう!

「バイト経験なし」が就活に与える影響と2つの対処法を押さえよう!

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活中の学生から、よくこんな相談をうけます。

「バイト経験なしですが就活できますか?」
「バイトをしてこなかったのでガクチカで書くことがありません……」

面接やほかの就活生のガクチカなどでバイトが話題に上がり、「アルバイト経験は必須なのではないか」と感じる人もいるかもしれません。しかし、実際の面接で見られているのはバイト経験ではなく、別のポイントにあるのです。

この記事では、バイト経験の有無が選考にどのように影響しているのかや、バイト経験がない人ができる具体的な対策を解説します。

バイト経験がないことで、アピール材料に不安を感じている人はぜひ読んでみてくださいね。

バイト経験がない…そんな人は〇〇をアピールしよう!

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大前提! バイト経験のある・なしが選考の合否を分けるわけではない

結論から言うと、「アルバイト経験がない=不合格」というわけではありません。

面接官が重視しているのは、過去に力を入れた経験や印象的な出来事から、学生がどのような学びや強みを得たのか、という点です。また、これらのポイントから、その学生の価値観や考え方を見抜きたいという思惑もあります。

ガクチカや自己PRの話題にアルバイトが選ばれやすいのは、力を入れた経験や強みを発揮できた場面がアルバイトだった、ということです。そのため、必ずしもバイト経験がないといけない、ということはないので安心してくださいね。

キャリアアドバイザーが読み解く!面接でのバイト経験の評価

加藤 大智

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「バイト経験なし」がマイナスになる企業もあるがリカバリーは十分可能!

結論から言ってしまうと、他者とかかわる可能性が高い職業では、バイト経験がないことを若干マイナスに見られる可能性があります。特に、顧客と直接コミュニケーションを取る接客や営業職の場合、対人コミュニケーション能力が備わっているかどうかは、企業にとっても重要なポイントです。

しかし、アルバイト経験がなくても部活動やゼミ活動など、ほかに頑張った経験があれば、そのポテンシャルを評価して採用するケースはあります。バイト経験がないからこそ、別の経験を全面的に打ち出すことが重要です。

あくまで企業が懸念しているのは「他者と円滑にコミュニケーションができるか」という点であることを忘れず、自分が主体的に活動したことをアピールしてリカバリーに努めましょう!

バイト経験がない人必見! 選考対策の2つの方針

面接で見られているポイントは「過去の経験からどのような強みや学びを得たのか」という点です。

つまり、バイト経験がなくても、自分の過去の経験からアピールポイントを見つけることができれば問題ありません。ここでは、バイト以外の出来事からアピールポイントを探す2つの方法について解説します。

①バイトではない別の話題をガクチカ・自己PRとしてアピールする

企業が知りたい「熱中した経験」や「そこで得た強み・学び」は、ほかの活動からも見つけることができます。

たとえば、「趣味で始めたランニングが1年続き、継続力と忍耐力が身に付いた」というのも、立派なアピールになります。このように、バイト経験ではない別の話題をガクチカや自己PRとして話すことも可能です。

バイト以外に面接でアピールできる話題
  • サークル活動
  • 学業
  • ボランティア
  • インターンシップ(インターン)
  • 趣味

大切なのは、どんな過程を経て強みや学びを得たのかを、自身の言葉で語ることです。まずは、身近な話題からアピールにつながる活動がないかを考えてみましょう。

下記の記事ではガクチカや自己PRを簡単に作成する方法について解説しています。「ガクチカがない」と感じる人向けに対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ガクチカの例文15選! ガクチカがないときの見つけ方と書き方
例文10選|自己PRが簡単にまとまる6ステップの書き方を伝授!

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②バイト経験の代わりになるガクチカ・自己PRのネタを新しく作る

「ほかの活動を振り返ってみてもガクチカや自己PRの話題になりそうなものがない……」という人は、思い切って新しくネタを作ってしまうのも手段の一つです。

たとえば社会経験を積むことを目的にバイトをいくつか経験してみる、興味のある業界や職業について調べてみたうえで資格取得の勉強に集中してみる、などです

今から作れるガクチカ・自己PRのネタ
  • すぐに始められるアルバイトをする
  • インターンに参加する
  • 資格を取得する

面接では「なぜそれをしようと思ったか」「どのような目標を立てて行動を起こしたか」を深掘りされる可能性があります。

「社会人になる前に一般的なマナーを身に付けたかったから」「志望する業界について知りたかったから」など、主体性をアピールできるような理由付けをしたうえでアクションを起こせると良いですね。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!これから自己PRのネタを作る人へ

加藤 大智

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取り組みやすくかつアピールになるのは長期インターン

アルバイトの経験に代わる経験をこれから探す人には、長期インターンがおすすめです。もちろんアルバイトを始めるのもアピールとして良いと思いますが、長期インターンでは社会人と近い距離で仕事を体験していくことができ、企業ウケも良いです。

企業としても長期インターンを経て一定の社会人経験を積んだ人には、「社会に出てもやっていけそうだ」という安心感を持ちやすいですよ。やってみたい仕事のインターンに挑戦してみてはいかがでしょうか。

バイト経験がないときに使えるアピール別の例文10個

ここからはアルバイトの経験以外でアピールできる話題から、ガクチカや自己PRに使える例文を10個紹介します。

バイト経験でなくても学業やサークル活動、趣味などを話題にすることができるので、アピールできる話題になりそうなものは構成や内容を真似してみてくださいね。

キャリアアドバイザーが読み解く!学びや気付きを社会人視点から活かす考え方

塩田 健斗

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サークルや部活動の経験はアピールできることが多くあり使いやすい

サークル経験は社会人と同じく集団行動のため、そこで得たものは会社の一員として働くうえで役に立つことが多いですよ。例を挙げてみますね。

・学生同士でやりたいことの方向性の違いでトラブルが起きていた
→双方の意見をよく聞いたうえでお互いが納得できる折衷案を出しチームをまとめた

・部活でなかなか成績がふるわず、チームの雰囲気も悪くなっていた
→参考になる資料・動画を皆に紹介し練習に盛り込むとともに、練習方法の改善を提案→全体の技術の向上と学生同士のコミュニケーションを深めることに成功した

再現性のある出来事を選んでみよう
このように、周囲とかかわるエピソードや取り組んだことが多く出てくるはずです。ここでのポイントは、会社での再現性のある出来事を選ぶこと。

たとえば「方向性の違いによるトラブル」は実際の企業でも起こりそうなことですよね。実際、チームの意見がうまくまとまらずに議論が進まないことはよくあります。そんな場面でこの学生がどのような行動を取るのか、その様子がイメージできるので、高評価につながりやすくなりますよ。

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ガクチカ①学業

例文

私が学生時代にもっとも力を入れたことは大学のゼミでの研究です。ゼミでは各自が一つテーマを設定し、1年間でそのテーマに沿って研究し、年度の最後に専攻生の前で発表会をおこないます。

私はまず発表会を最終のゴールと考え、年度の初めに一年間の予定を緻密に計画することから始めました。また計画通りに研究を進めるために、一度つまずいたら一旦そこから離れて別の研究をするなど効率的な進め方にこだわり続けました。

その結果、研究成果そのものを教授から褒めていただいたうえに、発表会では全専攻生の中で2位を頂くことができました。この一年間で、事前に計画を立てることと効率的に仕事を進めることの大切さを学べたと考えています。

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しっかり学業に励んでいたことがわかるガクチカです。結果もはっきり明示されているので、熱中していたことに説得力がありますね。

ガクチカ②サークル

例文

学生時代はサッカー部の活動にもっとも力を入れていました。もともとフォワードのポジションを希望していましたが、入部時にはフォワード希望者が10人以上いたため、突出した力がないと勝ち抜けないと感じていました。

私は弱点である基礎体力のなさを補うために、毎日の練習に加えて3kmのランニングをすることにしました。今までランニングは1kmほどしかおこなったことがなかったため、正直目標を高く設定しすぎかとも思いましたが、レギュラーになるためにはこのような困難も超えなければならないと考えました。

この結果、フォワード希望者の中でトップの体力を身に付け、レギュラーを勝ち取ることができました。この経験を通して、自分の弱みを分析することの大切さと、達成がぎりぎり可能なラインの目標を立て、それに向かい努力することの大切さを学びました。

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自分の課題に向き合ったというガクチカです。向上心の高さや課題発見力を強みとしてアピールすることもできそうですね。

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11例文|ガクチカでサークル活動を魅力的に伝える4ステップ

サークルはガクチカのテーマとして最適な題材です。ただし、評価されやすいガクチカにするためには「面接官目線を理解しておくこと」と「伝え方の工夫」が必要になります。 この記事では、役職やサークルごとの例文も交えながら、現役のキャリアアドバイザーがサークルでガクチカを作成するときのポイントを解説します。

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11例文|ガクチカでサークル活動を魅力的に伝える4ステップ

ガクチカ③ボランティア

例文

私が学生時代にもっとも力を入れていたのは幼稚園や老人ホームへの訪問です。学生時代は民間のオーケストラ団体に所属しておりました。コンサートなどでの演奏のほかに、同年代の子数人でグループを作り幼稚園や保育園、老人ホームなどに訪問演奏をおこなっておりました。

もともと音楽のすばらしさを多くの人に広めたいと考えており、普段は演奏会に来れない人をメインに始めたものでした。初めはこちらがただ演奏を披露する機会になっていましたが、徐々に子どもやお年寄りの方と交流するようになり、もっと楽しんでもらうためにはどうしたらいいかを考える機会が増えました。メンバーでさまざまな意見を交換し、流行りの音楽だけに絞った演奏会や、友人を読んでミュージカルや紙芝居をおこなうなどの工夫を取り入れたことで、さらに喜んでもらえるようになったことに加えて、多くの施設から声がかかるようになりました。

この経験を通じて、相手の考えにしっかり耳を傾けることの大切さや、完璧だと自分で決めつけずに、努力や工夫を重ねれば物事はどんどん良くなることを学びました。

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ガクチカでボランティア経験を話す際に「多くの人に喜んでもらえてよかった」などで締めてしまうと、抽象的なアピールになってしまいます。学びや気付きを得られた過程を具体的に示せるように心掛けましょう。

ガクチカ④インターン

例文

私が学生時代に力を入れたことは、IT系のベンチャー企業での長期インターンです。

もともとマーケティングに興味があったため集客に関するインターンに参加しました。業務の中で毎日ブログ更新をおこなっていましたが、最初の1カ月はブログのクリック数がかなり低く、ほぼ読んでもらえていない状態でした。

そこで、まずはその原因を分析したところ、コンテンツの内容がユーザーニーズと逸れているのではないかと考えました。ほかのインターン生だけではなく部署全体に対し分析結果を共有し、対応を検討したところ、1記事あたりの文字数を増やし、市場調査をより細かくおこなうことでユーザーのニーズに沿ったコンテンツを制作することになりました。

その結果、分析前に比べて上位に表示される記事が2倍に増えたことで、会社への問い合わせ数もこれまでに比べて毎月1〜2件ほど増えるようになりました。この結果から、物事がうまく進まないときはまず現状から原因を分析し、それに沿った行動計画を立てることの大切さを学びました。

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インターンからの学びが技術や知識ではなく、物事への取り組み方なのが良いですね。このようにインターン先の企業だけでなく、別の企業でもしっかり活かせそうな学びをアピールしましょう。

ガクチカ⑤趣味

例文

学生時代は、趣味のボルダリングにもっとも力を入れていました。初めは友人の付き添いで始めましたが意外と楽しく感じ、一人でもやるようになりました。ボルダリングには筋力だけではなく技術も必要で、登る前にルートをしっかり考えておかなければなりません。

初めは登りきることが少なかったのですが、登る前にルートをきちんと決めてから取り組むことで、徐々に登りきる機会も増え、難しいレベルも攻略できることが増えるようになりました。この経験から、物事をする前にまずは自分が何をすべきか、優先順位をしっかり考えることの大切さを学びました。

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趣味についてのガクチカですが、物事に対してどのように取り組むか、具体的に明示されているため、ガクチカとしてまったく問題ないでしょう。学びもしっかり述べられており良いですね。

自己PR①学業

例文

私は、周りが最大限の力を発揮できるように働きかけ、チームを円滑に動かすことができます。法学部に所属しているため、ゼミではよく実際にあった事件をもとに議論を交わすことが多くありました。

あるとき、実際に起きた事件を話題にしてレポートを作成する課題がありました。
私を含めた7人のメンバーと、実際に裁決を下すまでの情報収集や分析をすることになったのですが、ゼミのメンバーは就活やアルバイトなどで忙しく共同作業をする時間が限られていました。

そこで私は、それぞれの担当範囲を細かく限定して、やってほしいことを端的にし、準備の負担を減らすことにしました。また、オンラインでの会議の頻度を増やすことで、わざわざ会議のために通学する手間をなくしました。会議の内容も私が議事録を取り、メールで共有するようにしていました。

その結果、ゼミ生同士直接顔を合わせて対策をおこなうことはほぼなかったものの、無事にレポートは完成し、教授からもゼミ内で一番の成績をいただくことができました。御社においても、積極的に自分がサポートに動くことでチームの力を最大化できるよう努めていきます。

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エピソードが細かく説明されているので、熱中して取り組んだことがよくわかります。また課題へのアプローチ方法も的を得ていて、入社後もその力を活かしてくれそうです。

自己PR②サークル

例文

私は、人と人とをつなげるコミュニケーション能力が強みです。学生時代は吹奏楽部に所属していました。部内の一体感を高めるために後輩には自分から積極的に話しかけにいくことを意識しており、加えて後輩から相談を持ちかけられることがよくありました。あるとき、後輩から「部活の人間関係が悪く、活動しにくい」という相談を受け、その後輩を交えて、先輩と話し合いの機会を設けました。

私が仲介者になることで、普段の活動ではわからなかった本音や思いを引き出すことを意識した結果、お互いの認識のずれを解決でき、温和な雰囲気づくりに貢献できたと思います。また、話し合いを通して新たな部活動の課題も発見でき、全員で協力しながら改善に動きました。

このように人と人をつなげる強みを活かして、御社でも周りが働きやすい環境づくりに励んでいきます。

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具体例がしっかりと組み込まれており、わかりやすくて良いですね。サークル活動は協調性のアピールに向いているので、ぜひ参考にしてみてください。

自己PR③ボランティア

例文

私の強みは相手の立場に立った提案ができる発想力です。一年前から地元の町内会の美化活動に参加しています。公園のゴミ拾いが主な活動内容ですが、どんなにきれいにしても、しばらくするとまたゴミが落ちています。

ボランティアの清掃だけでは埒が明かないと考えた私は、公園の利用者に「きれいな公園を保ちたい」と思ってもらえないかと考えました。そして公園に花壇を整備し花を栽培したり、小学生の図画工作作品の展示や遊具のペンキ塗り替えをしたりするなどのアイデアを町内会長に提案しました。

費用や行政の問題上で実現できないこともありましたが、地元の市役所の方から定期的な意見を聞いてもらえるようになりました。御社の企画部においても、ユーザーの立場まで下りて、ユーザー目線で提案ができるように努力します。

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ユーザー目線というのが非常に良いですね。ボランティアの経験からしっかりビジネスを意識した自己PRになっています。

自己PR④インターン

例文

私の強みはお客様一人ひとりの目線まで降りて物事を考えられる思いやりです。学生時代はホテルのインターンに参加し、フロントスタッフを体験しました。もともと人に喜んでもらうことが自分の原動力だったのですが、インターンの経験の中で、ホスピタリティやコミュニケーション能力を活かせることにやりがいを感じました。

お客様一人ひとりに本当に喜んでもらうために、まずはお客様の様子を観察し、今後求められるであろうことを先回りしておこなうことを心掛けていました。その結果、さまざまなお客様から「ありがとう」と言ってもらうことが増え、社員の方からも「お客様の立場になって物事を考えられるのはとても良いことだ」とお褒めの言葉をいただくことがありました。

御社においても、お客様が本当に望んでいることを汲み取って動くことでお客様の満足度を上げ、御社のサービスとブランドの価値を高めることに貢献したいと考えています。

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自分から主体的に行動している様子がよくわかります。入社後も自ら課題を見つけてくれそうですね。またインターン先の社員からの評価も盛り込まれているので、強みに説得力があります。

自己PR⑤趣味

例文

私はすぐに実行できる行動力があります。音楽鑑賞が趣味で、その中でも好きなアーティストのライブに参加することに熱を入れていました。

特にK-POPが好きで、全国各地でおこなわれるライブに参加するのはもちろんですが、現地である韓国にも頻繁に足を運んでいました。ライブそのものを楽しむだけでなく、ライブの数カ月前からSNSを通じて積極的に交流の輪を増やし、楽しさや感動を共有するコミュニティを作ることにも尽力していました。また、その輪を日本国内だけにとどまらせず広く発信することで、韓国や中国の方とのつながりを作ることもできました。

このように、自分の行動力を活かして、入社後も自分のアンテナを広く張り、さまざまなことに挑戦していきたいと思っています。

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ライブやSNSなど、具体例を用いて行動力のアピールにつなげられています。このようにエピソードに趣味を用いても、自分の強みをアピールすることができますよ。

バイト経験がないときに別のアピールポイントを探す6つの方法

アルバイト経験がない場合に、自身の強みやアピールポイントを見つけるためには、過去の経験を様々な角度から振り返ることが重要です。

ここまでは、学業や趣味・ボランティア活動などをテーマにした例文を紹介してきました。しかし、なかなか例文のようにアピールできる話題が見つからない、という人もいるでしょう。

実際、自身の強みやアピールポイントを見つけるためには、過去の経験をさまざまな角度から振り返ることが必要になります。

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ここからは、自分のアピールポイントを探す際に役立つ6つの方法を紹介します。

①夢中になったことを思い出す

アルバイト経験以外で、時間を忘れて熱中して取り組んだことはないか思い出してみましょう。それは趣味かもしれませんし、学業やサークル活動かもしれません。熱中した経験からは、あなたの興味関心や取り組み方、情熱などが伝わります。

夢中になったことの例
  • 過去にハマったもの
  • 時間を忘れて熱中していたこと
  • お金をかけたこと
  • 趣味として楽しんでいたこと

このように、自分が「楽しい」と感じて続けていたことや、お金や時間をかけていたことがないか思い出してみてください。それを始めたきっかけや、一番こだわったこと、その活動から学んだことを一連の流れとしてアピールするのも効果的ですよ

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「なぜそれに熱中していたのか」「どうしてそこまで楽しんでいたのか」という視点から、気付いたことや学んだことがないか考えてみましょう。

下記の記事では、熱中したことをより掘り下げる方法について解説しています。

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②何かを達成した経験を考える

難易度にかかわらず、目標を持って何かを成し遂げた経験を振り返るのも効果的です。自分のマイルールを決めたもの、期限を決めて取り組んだこと、自分以外の人と一緒に取り組んだ活動などがないか思い出してみましょう。

何かを達成した経験の例
  • 高校生のときサッカー部に所属して県大会優勝を果たした
  • アルバイト先のマニュアルを整備し直して教育体制を確立した

自分で立てた目標に対して、どんな計画を立て、どのような困難があって、それをどのように乗り越えたのかを具体的に説明することで、問題解決能力や粘り強さをアピールできますよ

この記事では困難を乗り越えた経験を魅力的にアピールする方法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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③継続したことを書き出す

長期間何かを継続していたという経験は強力なアピールにつながる可能性があります。自分が習慣的に続けていたこと・継続してできていたことが、実は他者にとっては難しかった、ということもあるからです。

たとえば、読書やスポーツなど、些細なことや日常的におこなっていることでも構いません。始めたきっかけや継続できた背景や、そこからどんな強みや気付きを得たのかを考えてみましょう。

継続した出来事を説明するときは「我慢してやっていた」「周りに流されてなんとなく続けていた」と捉えられないよう、主体性を意識するのがポイントです

継続力を自己PRとしてアピールする際は、この記事を読んでみましょう。

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④目標を立てて頑張ったことを考える

目標を設定し、それに向けて努力した経験は、計画性や実行力を示す良いアピールポイントになります。

目標を立てて頑張ったことの例
  • 趣味のSNS運用でフォロワー10,000人を目指して頑張った
  • 専攻している授業12個のうち、8個はS評価をもらえるよう取り組んだ

上記のリストのように、「これを目標に頑張ってみよう」と考えた出来事がないか探してみてください。

もし良いエピソードが見つかったら、「どうしてその行動をしたのか」「自分にとってどんな気付きを得た体験だったのか」などの観点から深掘りをしてみてください。そこに実績や期間を取り入れたり、強みの活かし方を発見できたりすれば、どんどん内容がブラッシュアップされますよ。

⑤他者を巻き込んだ活動がないか考える

社会人として仕事をするうえで、他者との協力やコミュニケーションは必要不可欠です。そのため、組織で活動した経験は、協調性やチームプレーができることをアピールする強力な武器になります。

授業のグループワーク、学園祭の運営、研究のグループ成果の発表など、他者とかかわりながら目標達成に向けて取り組んだ経験を掘り下げてみましょう。

⑥第三者に意見を聞く

相談相手の例
  • 家族
  • 友人
  • 先輩
  • 大学の教員
  • キャリアセンターの職員

自分一人で考えてもアピールにつながる経験が見つからない場合は、信頼できる第三者に頼るのも手段の一つです。

客観的な視点から自分の長所や人柄について聞くことで、自分では気付かなかった強みや視点が見つかることがあります。そこからアピールポイントがないか、視点を変えてみるのも効果的ですよ。

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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!アピール材料が見つからないときの対処法

酒井 栞里

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うまく見つからない人はより身近な所にも目を向けてみよう

アピール材料がうまく見つからない場合は、日常生活の中から探してみることも一つの手ですよ。例を挙げてみましょう。

SNSの何気ない投稿に「いいね」をもらえることが嬉しくなり、投稿に工夫を施すようになった
→いいねをよりもらうには?と考え、投稿時間や文面、写真の撮り方などに工夫を加えた
→大幅な増加はまだ見られないものの、少しずついいねの数が増えつつある

何らかのSNSをやっている人は多くいると思いますが、日常の一つだと捉えてしまいアピール材料を考える際に目を向けない人も多くいます。しかし、普段何気なく生活している中で当たり前になっていることを見直してみると「課題発見力」や「問題解決力」をアピールすることができますよ。このスキルは会社でも役に立つことです。

ビジネスの場では何気ないことに課題意識を持つことが重要
ビジネスの場においては、自ら課題を発見し主体的に行動する力は非常に重要視されます。上司から逐一指示を受けてから動く人よりも、積極的に自分から動く人のほうが成長速度も速いですし、新たなビジネスの可能性を生んだり、効率的な事業展開が期待できますよね。特に、誰もが目を向けないようなところにフォーカスを当て、課題意識を持てる人は重宝されるものです。

今一度自分の周りの環境を見直してみて、小さな問題の解決から始めてみるのもいいかもしれませんよ。

「バイト経験なし」を深掘りされたときの対処法

アルバイト経験がないことを伝えると、「どうしてですか?」と深掘りをされる可能性はゼロではありません。

回答として理由を伝える際は、ほかの活動に積極的に取り組んでいた結果としてアルバイトをしていなかった、とポジティブな印象になるように伝えましょう

深掘りされたときの回答例
  • 学業に専念していたため
  • サークル活動に力を入れていたため
  • 資格取得に励んでいたため

このとき、何に力を入れていたのかを具体的に伝えることも、説得力をアップさせるのに重要です。アルバイトの代わりに何をしていたのか、具体的な活動内容と共に説明するだけで、目的意識を持って学生生活を送っていたという印象になります。

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深掘りの裏には「多くの学生がアルバイトをする中でどうしてやっていなかったのか」という点に疑問を感じているケースが多いため、その点で安心できるような回答をすることが大切です。

「バイト経験なし」でも大丈夫! 人柄や強みが伝わる話題で自分を魅せよう!

この記事では、バイト経験の有無が面接の評価に影響するのかや、バイト経験がない場合にできる対処法について解説してきました。

アルバイト経験の有無は本質的な評価ポイントではなく、「バイト経験」そのものが企業から求められているわけではありません。

大切なのは、物事への取り組み方と、そこから得た学びを示すことです。アルバイト経験がないからといって自信を失うのではなく、自分の人柄や強みが伝わるエピソードを見つけ、就活に臨みましょう。

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