目次
- 就職に有利な資格は複数ある! 自分に今必要な資格を見つけよう
- まず理解しておこう! 就職における資格の立ち位置
- 入社後必要になる資格は就職で有利に働きやすい
- 職種への興味・関心を示すうえでも役立つ
- 勉強しているという意欲そのものが評価される場合もある
- どの業界でも幅広く役立つ! 汎用性の高い資格6選
- ①TOEIC
- ②日経TEST
- ③秘書検定
- ④日商簿記
- ⑤MOS
- ⑥普通自動車第一種運転免許
- 就職に有利な資格のなかからどれかを選ぶときは「今」求めるものに注目しよう
- 【メーカー志望者向け】幅広い職種で役立つ! 就職に有利な資格3選
- コスパ重視:危険物取扱者
- タイパ重視:衛生管理者
- 差別化重視:品質管理検定
- 【商社志望者向け】語学力を証明! 就職に有利な資格3選
- コスパ重視:通関士
- タイパ重視:英語検定
- 差別化重視:TOEFL
- 【小売業志望者向け】物流に関する知識をつけよう! 就職に有利な資格3選
- コスパ重視:販売士
- タイパ重視:貿易実務検定
- 差別化重視:登録販売者
- 【金融志望者向け】お金の流れを正しく理解! 就職に有利な資格3選
- コスパ重視:ビジネス会計検定
- タイパ重視:証券外務員
- 差別化重視:FP技能士
- 【サービス・インフラ志望者向け】アピールしやすい! 就職に有利な資格3選
- コスパ重視:宅地建物取引士
- タイパ重視:ガス主任技術者
- 差別化重視:中小企業診断士
- 【広告・出版・マスコミ志望者向け】専門性で差をつけよう! 就職に有利な資格3選
- コスパ重視:校正技能検定
- タイパ重視:ウェブ解析士
- 差別化重視:DTPエキスパート認証試験
- 【ソフトウェア・通信志望者向け】知識自体がアピールになる! 就職に有利な資格3選
- コスパ重視:基本情報技術者試験
- タイパ重視:ITパスポート
- 差別化重視:応用情報技術者試験
- より魅力をアピール! 資格を就職に活かすために伝えたい4つのこと
- ①目的意識をもって取り組んだことを伝える
- ②取得の過程で得た経験の活かし方を伝える
- ③難易度や努力の方法を具体的に伝える
- ④業界・職種への興味や入社意欲をアピールする
- 要注意! 就職に有利になりにくいケースがある資格
- TOEICや語学検定:応募資格になっている場合
- 自動車免許:業種・職種によっては応募資格となる
- 就職に有利な資格は多い! 最も必要な資格を見極めて就活に役立てよう
就職に有利な資格は複数ある! 自分に今必要な資格を見つけよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就職に有利な資格について考えている学生から、よくこんな相談をもらいます。
「就職に有利な資格は何ですか?」
「何らかの資格を取っておこうと思うのですが、何が良いのでしょうか。」
就職に有利な資格は複数あるため、そのなかでも今の自分に必要な資格を見極めることが大切です。どのような資格を取るべきかは志望業界や今の自分の状況によって変わってきますよ。
この記事では、就職に有利な資格27選のほか、あなたが今取るべき資格を判断する方法について解説していきます。まずは就職に有利な資格は何なのかを知り、そのなかからあなたの就活に本当に役立つ資格を見極めましょう。
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まず理解しておこう! 就職における資格の立ち位置
就活生
キャリアアドバイザー
それは良いですね。資格を持っていると就活の際にも有利に働きやすいですよ。
就活生
そうなのですね! たとえばどのような点で有利になるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
資格はあなたの能力を示す指標の一つとなるほか、志望意欲の高さの表れととらえられる場合もあります。ここから詳しく解説しますね。
資格を取得しておくことは、就職活動を有利に進める観点でもおすすめです。企業にどのような印象を残せるか具体的に知っておくことで、アピールする際にもどう押し出せば良いのかが判断しやすくなりますよ。
ここからは就職における資格の立ち位置について解説していくので、最初に確認して資格がどのように役立つのかを理解しておきましょう。
入社後必要になる資格は就職で有利に働きやすい
職種によっては、入社後に必ず資格の取得が求められる場合があります。そのような企業への就職を狙っているなら、事前に該当の資格を取得しておくことで就活の際に有利に働きやすくなりますよ。
入社後のキャリアアップを考えてもほかの新卒社員より一歩リードできる可能性が高く、入社後の活躍を期待してもらえる場合があります。もし今から取得できそうな資格があれば、積極的にチャレンジしておくのがおすすめです。
キャリアアドバイザー
なかには就業経験がなければチャレンジできない資格もあるので、どのような資格が必要とされているのか、自分が資格取得にチャレンジする要件を満たしているのかは確認しておきましょう。
職種への興味・関心を示すうえでも役立つ
資格を取得することは、その職種への強い興味・関心を示すことにもつながります。
資格を取得するには一定の時間勉強をし、熱意を持って臨む必要がありますよね。そのため「それだけ強い思いを持って入社を目指している」ということの証明になりやすいのです。
キャリアアドバイザー
志望企業への就職を目指すには、いかにその企業での仕事に興味を持っているか、意欲高く働く意思があるかを示す必要があります。その点でも資格を取得しておくことはアピールになりますよ。
勉強しているという意欲そのものが評価される場合もある
新卒の場合は経験やスキルよりも、仕事に対する意欲や志望度の高さ、将来性といったポテンシャルを重視されることが多くあります。そのようなときに、資格の取得に向けて行動をしていることは大きなアピールになる場合がありますよ。
特に新卒の場合は、これから仕事の内容について一から教える必要があります。そのようなときに勉強意欲がないと、キャッチアップに時間がかかってしまう可能性がありますよね。
しっかりと自分で勉強をしてスキルや知識を身に付けられることを示すうえでも、資格の取得は役に立ちますよ。
キャリアアドバイザー
仮にまだ取得していなかったとしても、勉強意欲そのものが評価につながることもあります。就職への意欲が高い企業に対しては、アピールの一つとして伝えるのも良いですね。
自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけであなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
どの業界でも幅広く役立つ! 汎用性の高い資格6選
就活生
やはり資格は就職のときに有利になる場合が多いのですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。ただし、どのような資格でも良いというわけではありませんよ。
就活生
確かにそうですよね。複数の業界を志望しているので、できればどのような企業でも役立つ資格があったら良いなと思ったのですが……。
キャリアアドバイザー
確かに、業界が絞り切れていない場合はできるだけ汎用性の高い資格が取りたいところですよね。そのような資格ももちろんあるので、ここから紹介していきます。
資格のなかには、どのような職種・企業であっても役に立ちやすい汎用性の高いものもあります。どの資格を取れば良いのか悩んだときは、そのような資格のなかから選ぶのもおすすめですよ。
ここからは、資格のなかでも汎用性の高い6つの資格を紹介します。幅広い業界で就活をする際に有利になる可能性があるので、しっかりと確認しておきましょう。
資格を取得した際には、しっかりと履歴書に記入して自分の実力をアピールすることが大切です。こちらの記事で履歴書への記入法やマナーについて解説しているので、参考にしてください。
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①TOEIC
就職に有利な資格として、TOEICが挙げられます。これは「聞く」「読む」という2つの観点から、ビジネスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力の高さを測る世界共通の試験です。
最近は募集条件として「TOEICスコア◯点以上」などと掲げている企業も増えており、条件を満たすTOEICのスコアがなければエントリーができないこともありますよ。
TOEICのスコアを履歴書に記載する場合は、650点以上であるのがベストです。それ以下の場合はかえって英語が苦手な学生と見られる場合もあるので、取得の際は650点以上を目指しましょう。
- 主催団体:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
- 資格種類:民間資格
- 試験日:月1回
- 試験形式:マークシート式
- 600点を超える割合:10%前後
- 勉強時間:300~400時間
- 受験料:7,810円
キャリアアドバイザー
現時点では英語力を重視していない企業でも、グローバル化の波に乗り海外展開をしていく可能性もあります。TOEICのスコアが今後もさらに重視されていくことが考えられますよ。
TOEICの勉強方法やアピールの仕方はこちらの記事でも解説しているので、あわせて読んでみてください。
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②日経TEST
就職に有利で汎用性の高い資格として、日経TESTも挙げられます。これは経済知識とその知識を仕事に活かす力を合わせた「ビジネス基礎力」を客観的に測って診断するテストです。
日経TESTの資格を取得することで、ビジネスに関する基礎知識があることを証明できます。業界や職種を問わず、どの企業においても経済に関する知識やビジネス基礎力は役に立つのでおすすめです。
- 主催団体:日本経済新聞社・公益社団法人日本経済研究センター
- 資格種類:民間資格
- 試験日:年2回
- 試験形式:選択式
- 合格率:非公開
- 勉強時間:~100時間
- 受験料:6,600円
キャリアアドバイザー
日本経済新聞社の経済情報が問題として出題されるため、日経新聞を読むことが必須になります。勉強をとおして経済に触れられるうえ、社会のニュースもわかるので就活対策にもなりますよ。
③秘書検定
秘書検定も、就職に有利になりやすく汎用性の高い資格の一つです。「理論」「実技」で構成される試験で、ビジネスにおける基本のマナーや一般常識が問われるので、社会人スキルに関する知識が身に付いている証明になりますよ。
履歴書には2級以上からの記載がおすすめです。また準1級以上の場合は面接試験があるため、実践的な知識やスキルを有していることをよりアピールすることができます。職種によっては即戦力としての期待もされる可能性がありますよ。
- 主催団体:公益財団法人実務技能検定協会
- 資格種類:民間資格
- 試験日:年3回
- 試験形式:筆記式
- 合格率:60%前後
- 勉強時間:30時間ほど
- 受験料:5,200円
キャリアアドバイザー
秘書を目指す人だけに限らず、これから事務職にも向いている資格といえるでしょう。
秘書検定については、こちらの記事でより詳しく解説しています。取得を視野に入れている人は参考にしてください。
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④日商簿記
就職に有利で汎用性の高い資格の一つに、日商簿記があります。簿記に関しては、2級以上の取得で一定の評価となりますよ。
財務経理職の知識の証明になりますが、新卒採用において財務経理職の募集はほぼありません。ただ、総合職や一般職として入社し、知識のポテンシャルから財務経理職配属になる可能性はあります。
- 主催団体:日本商工会議所
- 資格種類:民間資格
- 試験日:年3回
- 試験形式:記述式、CBT式
- 合格率:25%前後
- 勉強時間:100時間~
- 受験料:5,500円
キャリアアドバイザー
将来的に財務経理職のキャリアを目指している人は、取得しておくことで希望を実現しやすくなりますよ。
⑤MOS
就職に有利な資格で、汎用性の高いものではMOSも当てはまります。
正しくはMicrosoft Office Specialist(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)といい、業務でよく使用されるOfficeソフト、「Word」「Excel」「PowerPoint」「Access」「Outlook」の5つのスキルを証明する資格です。
- 主催団体:オデッセイコミュニケーションズ
- 資格種類:民間資格
- 試験日:月1回
- 試験形式:選択式
- 合格率:70%前後
- 勉強時間:40~80時間ほど
- 受験料:10,780円(学割適用時は8,580円)
キャリアアドバイザー
業務でパソコンを使用する企業であれば、一定の知識とスキルが保証されるのでプラス評価になりやすいです。実際の業務の際にも役立つでしょう。
MOSの就活でのアピール法に関してはこちらの記事で解説しているので、参考にして就活の際に役立ててくださいね。
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⑥普通自動車第一種運転免許
普通自動車第一種運転免許も、就職に有利になりやすい資格として挙げられます。特に外回りの営業がある仕事の場合は免許を持っていることで重宝されることもありますよ。
なかには普通自動車第一種運転免許の取得が応募資格とされている職種もあり、仕事によっては資格を持っているかどうかが重要なポイントになります。あなたが志望している職種では必須となっていないか確認しておきましょう。
- 主催団体:公安委員会
- 資格種類:国家資格
- 試験日:随時
- 試験形式:選択式、実技
- 合格率:70%前後
- 勉強時間:2週間前後(最短の目安)
- 受験料:3,800円(受験料1,750円、免許証交付料2,050円)
キャリアアドバイザー
仮に現時点で普通自動車第一種運転免許を持っていなかったとしても、免許合宿に参加することで最短2週間を目安に取得することができます。
キャリアアドバイザーコメント成瀬 遼プロフィールをみる
上記のような汎用性の高い資格は幅広い業界や職種で求められる一方、自分以外の多くの学生が取得していたり、業務においてあまり必要のないものであった場合、選考で大きなアドバンテージにならない可能性もあります。
この点をふまえ、汎用性の高い資格を取得するのであれば、できるだけ高得点や難易度の高い等級を目指すことが重要です。特に大手企業や倍率の高い人気企業を受ける場合、求められる資格のレベルも高くなるため、ただ資格を取得するだけでは意味がありません。
また、汎用性の高い資格にプラスして、ITエンジニアへの就職を目指すのであればIT関連の資格など、実際の業務に役立つ専門的な資格を取得しておけば、知識やスキルはもちろん、志望度や熱意の高さも伝わるため、大きなアドバンテージになるでしょう。
就職に有利な資格のなかからどれかを選ぶときは「今」求めるものに注目しよう
就活生
汎用性の高い資格というだけでも、就職に有利になるものってたくさんあるのですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。あなたにとって必要なものを見極めることが重要になりますよ。
就活生
でも、どれも必要な気もしてしまって……何を基準とすれば良いのでしょうか?
キャリアアドバイザー
どの資格を取るか判断するうえで大切なのは、今必要なものについて改めて考えてみることです。ここで詳しく解説しますね。
就職に有利な資格は数多く、そのなかからピックアップしようと思ってもなかなか難しいときもあると思います。そのようなときは、今のあなたがもっとも必要としているのは何かを考えてみてください。
たとえば低価格で受験できる、短い勉強時間で取得できるなど、今あなたが置かれている状況に合わせて考えるのもおすすめですよ。
- 低価格で資格を取得したい:コストパフォーマンス(コスパ)重視
- なるべく早く資格を取得したい:タイムパフォーマンス(タイパ)重視
- ライバルと差別化になる資格を取得したい:差別化重視
また、今求めているものは何かを考えるうえで、何の業界を志望しているかも重要な指標の一つになります。
ここからは業界別にコスパ、タイパ、差別化それぞれの観点からのおすすめの資格を紹介していくので、参考にしながら今のあなたに必要な資格を見極めましょう。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
取得を目指す資格を選ぶ際、安い料金で挑戦できるかという「コスパ」、勉強時間が短く済むかという「タイパ」、難易度は高いが採用担当者の目を引く「差別化」のいずれも重要と考え、なかなか選びきれずに悩む人もいると思います。
もし資格選びに悩んでいるのであれば、まずは志望企業や職種を基準にするのがおすすめです。たとえば、外資系企業を目指すのであればTOEIC、事務職であれば日商簿記など、志望先でより活かせる資格を取得することで、資格の効果を高めることができます。
ただ、経済的な理由や勉強に使える時間の関係で、志望先企業で活かせる資格を目指すこと自体が難しいケースもありますよね。資格取得のためにアルバイトの数を増やしたり、寝る時間を削った結果、就職活動に集中できない状況になってしまっては本末転倒です。
資格を取ることは就職活動でアドバンテージになりますが、あくまでプラスアルファのアピール事項であるということを忘れてはいけません。自身の経済状況や時間的な余裕、学力などをしっかりと考慮したうえで、無理のない範囲で資格を選ぶようにしてくださいね。
【メーカー志望者向け】幅広い職種で役立つ! 就職に有利な資格3選
就活生
今必要な資格を見極めるうえでは、志望業界で絞っていくのが良いのですね。
キャリアアドバイザー
そうですね。それが最もわかりやすい指標になるでしょう。
就活生
たとえばメーカーを志望している場合は、どのような資格が良いのでしょうか?
キャリアアドバイザー
では、ここからはメーカー志望者向けのおすすめ資格を解説します。
メーカー業界と一言に言っても、食品メーカーや自動車メーカーなどさまざまな分野がありますよね。ここでは、幅広い分野で有利になりやすい資格をコスパ重視、タイパ重視、差別化重視、それぞれの観点で紹介します。
今のあなたの状況に合わせて、どのような資格を取得するのがベストなのかを考えてみてくださいね。
コスパ重視:危険物取扱者
メーカーを志望していてできるだけ安い受験料で資格を取得したいと思ったときは、危険物取扱者の資格がおすすめです。その名のとおり一般の人が取り扱えないような危険物を扱うときに必要な資格ですよ。
危険物取扱者はすべての危険物の取扱に対応している資格なので、取得しておけば幅広い業務に役立てることができます。また比較的受験料も安く済む場合が多く、コスパを重視している人におすすめです。
- 主催団体:一般財団法人 消防試験研究センター
- 資格種類:国家資格
- 試験日:毎月2~4回
- 試験形式:マークシート式
- 合格率:30~40%
- 勉強時間:40~60時間ほど
- 受験料:4,200~7,200円
キャリアアドバイザー
特に薬品や化学品の取り扱いが頻繁に発生するような職場では、危険物取扱者の資格が重宝されますよ。
タイパ重視:衛生管理者
メーカー志望でできるだけ短時間で取得できる資格がほしいと思っている人には、衛生管理者の資格がおすすめです。これは仕事中の労働災害や、働いている人が健康を害するような状況に陥らないよう管理をするスキルを証明する資格です。
職場環境の改善を図るためにも、50人以上が働く現場では衛生管理者を置かなければならない決まりがあります。幅広いメーカーで必要とされるため、おすすめの資格といえますよ。
- 主催団体:公益財団法人 安全衛生技術試験協会
- 資格種類:国家資格
- 試験日:年に1~7回
- 試験形式:マークシート式
- 合格率:40~50%
- 勉強時間:100時間ほど
- 受験料:8,800円
キャリアアドバイザー
特に規模の大きなメーカーで働く場合は重宝されやすい資格ですよ。
差別化重視:品質管理検定
難易度が上がってもできるだけライバルとの差別化につながる資格がほしいと思ったときは、品質管理検定の取得を目指すのがおすすめです。「QC検定」とも呼ばれ、品質管理の方法や考え方などの幅広い知識を持っていることの証明になります。
特にメーカーではどのようなシーンでも品質の担保が必要とされるので、品質管理検定を取得していると有利に働きますよ。就活でアピールとして押し出すなら、2級以上は取得しているのが良いでしょう。
- 主催団体:日本規格協会
- 資格種類:民間資格
- 試験日:3月と9月の年2回
- 試験形式:マークシート式+論述
- 合格率:20%前後
- 勉強時間:200時間ほど
- 受験料:6,380円
キャリアアドバイザー
品質管理検定は級が上がると非常に難易度が高くなります。メーカー企業のなかで強く志望している企業があったり、ライバルと差をつけたいと思ったときは高みを目指すのもおすすめです。
品質管理検定の資格は、おもに品質管理の職種で役立ちます。品質管理職を志望している人は、こちらの記事も参考にして対策をしましょう。
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品質管理の志望動機で説得力を与えるコツ|例文付きで紹介
品質管理の志望動機で説得力を与えるために、まずは仕事内容の理解から始めましょう。今回は、品質管理の志望動機の構成方法や志望動機例文5選をキャリアアドバイザーが紹介します。仕事の重要性を理解して、具体的な志望動機を作成しましょう。
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【商社志望者向け】語学力を証明! 就職に有利な資格3選
就活生
メーカーは分野が細かく分かれているのでどのような資格を取れば良いのかわからなかったのですが、代表的な資格が結構あるのですね。
キャリアアドバイザー
そうですね。各業界ごとにおすすめの資格があります。
就活生
では、商社はどのような資格がおすすめなのでしょうか?
キャリアアドバイザー
商社は語学力が必要になることが多いので、語学力を証明できる資格が重宝されやすい傾向にあります。ここから詳しく解説していきますね。
商社は世界中の多くの国と商談をする機会があるため、特に語学力を持っている人材が重宝されやすい傾向にあります。また人気のある業界でもあるので、差別化を図るうえでは高い語学力をアピールできると良いですよ。
ここからは、商社への就職に有利な資格をコスパ、タイパ、差別化それぞれの観点から紹介していきます。
商社へ語学力をアピールする際には、いくつかコツがあります。こちらでくわしく解説解説しているので、商社を目指している人はぜひ参考にしてください。
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コスパ重視:通関士
商社への就職を目指していてコスパを重視した資格を探しているなら、通関士の資格がおすすめです。通関士のおもな仕事は税関に貨物をとおすことであり、輸出入する貨物が安全なものかを取り締まる役割を担います。
語学力のアピールにはなりませんが、複数の国と商材のやり取りをする商社では重宝される存在です。就職の際にも有利に立ちやすいでしょう。
- 主催団体:Japan Customs
- 資格種類:国家資格
- 試験日:年1回
- 試験形式:マークシート式
- 合格率:10~15%
- 勉強時間:400時間ほど
- 受験料:3,000円
キャリアアドバイザー
通関士の資格を持っている学生はあまり多くないため、企業の目を引きやすいのも魅力の一つです。
タイパ重視:英語検定
就職に有利で語学力をアピールできるものに、英語検定があります。基本的には、世界共通の試験であるTOEICやTOEFLの取得がおすすめですが、英語検定はTOEICにはない「スピーキング力」の検査があり、総合的な語学力の証明になりますよ。
英語検定の場合は、2級以上の取得からアピールが可能です。またTOEICやTOEFLのスコアも持ち合わせていると、より強固なアピールとなりますよ。
- 主催団体:公益財団法人日本英語検定協会
- 資格種類:公的資格
- 試験日:年3回
- 試験形式:一次は筆記とリスニング、二次は面接形式のスピーキング
- 合格率:65%前後
- 勉強時間:100~150時間
- 受験料:9,700円
キャリアアドバイザー
タイパを重視しつつより差別化を図りたいときは、2級よりも高い級の取得に挑戦するのがおすすめです。
商社への就職を目指して英語検定を受験するなら、やはり1級の資格がもっとも差別化につながります。より魅力的にアピールする方法についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。
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差別化重視:TOEFL
商社への就職を目指しており、なかでもコスパを重視した資格を取得したい場合は、TOEFLがおすすめです。「Test Of English as a Foreign Language」の略で、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を測定します。
海外留学へ行く際の基準として用いられやすいテストですが、海外での駐在の機会も多い商社では一定の点数を獲得していることで大きなアピールになりますよ。就職の際に有利になる観点で見ると、80点以上は取得していると良いですね。
- 主催団体:TOEFL®テスト日本事務局
- 資格種類:民間資格
- 試験日:月2~5回
- 試験形式:Reading、Listening、Speaking、Writing
- 勉強時間:約2000時間(英検2級レベルの場合)
- 受験料:US$245(日本円で36,700円程)
キャリアアドバイザー
一般的にはTOEICのほうが知名度は高いですが、海外での仕事も多い商社ではTOEFLも十分に語学スキルを表す指標として使用することができますよ。
【小売業志望者向け】物流に関する知識をつけよう! 就職に有利な資格3選
就活生
商社では語学力がアピールできる資格が役立つのですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。商社は学生にも人気で難易度が高い就職先の一つなので、資格を持っていると有利に立てる可能性が高いですよ。
就活生
実は小売業も気になっているのですが、小売業でもおすすめの資格はありますか?
キャリアアドバイザー
もちろんあります。小売業では、おもに物流に関する知識をアピールできる資格がおすすめです。ここから詳しく解説しますよ。
小売業への就職を志望しているときは、物流に関する知識があることのアピールになるような資格が有利に立ちやすいといえます。
ここからおすすめの3つの資格を解説していくので、今のあなたにぴったりな資格を探してみてくださいね。
コスパ重視:販売士
小売業界での就職を目指していて、より低価格で受験できる資格を探しているときは、販売士の資格がおすすめです。「リテールマーケティング検定」とも呼ばれており、モノの販売に必要な知識全般が備わっていることを証明できます。
販売士の資格を就職の際にアピールするとしたら、2級以上を取得しておきましょう。2級からは店舗運営に関する知識を問う問題も出題されるため、店長やエリアマネージャーといったようにスキルアップを目指している人におすすめですよ。
- 主催団体:商工会議所
- 資格種類:民間資格
- 試験日:随時
- 試験形式:CBT式
- 合格率:60~70%
- 勉強時間:60時間~
- 受験料:6,600円
キャリアアドバイザー
小売業界の企業のなかには入社後に販売士の資格の取得を必須としているところもあるので、特にそういった企業に挑戦する際に有利に立つことができます。
販売職を志望している場合は、この販売士の資格が非常に役立ちます。そのほかの就活対策はこちらでも解説しているので、販売員を志望している人は参考にしましょう。
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タイパ重視:貿易実務検定
小売業界での就職を目指しており、より短時間の勉強で資格を取得したいと思っている人には、貿易実務検定の資格がおすすめです。その名のとおり貿易に関する業務全般の知識を持っていることを証明できる資格で、小売業界では知名度が高い資格の一つです。
貿易実務検定にはA級、B級、C級があり、最も難易度が高いのがA級です。就職に有利になる資格が取得したい場合は、B級以上の取得を目指しましょう。
- 主催団体:貿易実務検定協会
- 資格種類:民間資格
- 試験日:年3回
- 試験形式:マークシート式
- 合格率:40~45%
- 勉強時間:70時間ほど
- 受験料:7,480円
キャリアアドバイザー
小売業界のなかでも海外とのやり取りが多い企業を目指している場合は、幅広い業務で活かせるので活躍の場が広がりやすくなりますよ。
差別化重視:登録販売者
小売業界への就職を希望しており、有利になる資格のなかでもライバルとの差別化につながる資格が取得したい人には、登録販売者の資格がおすすめです。この資格は医薬品を販売するために必要な資格で、取得していることで幅広い職種で活躍できます。
最近は医薬品を扱う店舗も増えてきているため、そういった店舗に配属になった際の即戦力があることをアピールするためにも登録販売者の資格はおすすめです。
- 主催団体:公益法人 全日本医薬品登録販売者協会
- 資格種類:公的資格
- 試験日:年1回(8月下旬~12月中旬)
- 試験形式:マークシート式
- 合格率:40~50%
- 勉強時間:200~300時間
- 受験料:12,800~18,200円(都道府県ごとに異なる)
キャリアアドバイザー
特に薬局やドラッグストア、コンビニエンスストアといった医薬品を販売している店舗では登録販売者の資格を持った人が必要になるので、そういった職場で重宝されやすいですよ。
【金融志望者向け】お金の流れを正しく理解! 就職に有利な資格3選
就活生
小売業を志望するなら、物流に関する知識を証明できる資格が有利になりやすいのですね。
キャリアアドバイザー
そうですね。小売業も幅広い分野があるので、具体的に志望企業が決まっていない場合は幅広い職種で活用できる資格がおすすめです。
就活生
ちなみに、金融業界を志望している場合はどういった資格がおすすめなのでしょうか? 少し興味を持っていて……。
キャリアアドバイザー
金融業界の場合は、お金の流れをきちんと理解できていることが証明される資格が役立ちます。ここから紹介していきますね。
金融業界への就職に有利になる資格となると、やはりお金の流れを深く理解できていることが証明できる資格や、金融商品の扱い方に関する知識の証明となる資格がおすすめです。
ここからコスパ、タイパ、差別化それぞれに特化した資格を紹介していくので、あなたの今のニーズに合わせて取得を目指す資格を見極めましょう。
コスパ重視:ビジネス会計検定
金融業界を志望しており、特に低価格で受験できる資格を取得したいと考えている人には、ビジネス会計検定がおすすめですよ。この検定は上場企業などに作成を義務付けられている「財務諸表」という書類をより深く理解し、ビジネスに活かす能力を示す資格です。
資格を取得することで会計に関する知識が身に付くため、企業経営に携わるようなよりレベルの高い職務を担いたいと思っている場合にスキルアップがしやすくなる可能性が高いですよ。
- 主催団体:大阪商工会議所
- 資格種類:民間資格
- 試験日:年2回
- 試験形式:マークシート式
- 合格率:60%前後
- 勉強時間:50~100時間
- 受験料:4,950円
キャリアアドバイザー
特に入社後会計に携わる職種に就きたいと思っている人は、積極的に取得するのがおすすめです。
タイパ重視:証券外務員
就職に有利な資格のなかでも特にタイパを重視したい場合は、証券外務員の資格がおすすめです。証券外務員の資格を持っていることで金融商品全般を扱える証明となり、金融商品の販売の際にも必要な資格ですよ。
職種によっては金融業界で働くうえで必須の資格となるので、入社後に資格の取得が求められる場合もあります。その点でも事前に取得していることで有利になる可能性が高い資格の一つですよ。
- 主催団体:日本証券業協会
- 資格種類:民間資格
- 試験日:随時
- 試験形式:CBT式
- 合格率:50~60%
- 勉強時間:80~100時間
- 受験料:13,860円
キャリアアドバイザー
特に証券会社や銀行といった金融機関を志望している学生におすすめの資格です。また資産運用に関する知識も身に付くので、お金のやり繰りをするうえではプライベートでも役立ちます。
証券会社への就職を目指している人は、こちらの記事も参考になります。あわせて目をとおしておき、対策を固めましょう。
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差別化重視:FP技能士
就職に有利な資格として、FP技能士(ファイナンシャル・プランニング技能士)も挙げられます。FP技能士は国家検定で、ファイナンシャル・プランナーの知識を身に付けられます。
ファイナンシャル・プランナー(FP)とは、お金で悩む人に解決策をアドバイスする専門家です。不動産、相続、年金、資産運用、保険、税金などの日々の暮らしで生まれるお金の疑問を解決することができます。
資格を取得する人のなかには、FPを目指す人だけでなく、お金の使い方を見直したいと考える一般の人も多くいますよ。結婚や住宅購入などのライフイベントにあたって、FPの知識は役立つとされています。
- 主催団体:日本FP協会
- 資格種類:国家資格
- 試験日:年3回
- 試験形式:マークシート式
- 合格率:50~60%前後
- 勉強時間:150~300時間ほど
- 受験料:11,700円(学科5,700円、実技6,000円)
キャリアアドバイザー
FPの資格は多くの場面で需要があるので、金融業界全般で役立ちます。
【サービス・インフラ志望者向け】アピールしやすい! 就職に有利な資格3選
就活生
金融業界に就職するなら、お金に関する知識があることの証明になる資格が良いのですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。どれも金融業界で働くには必要な知識なので、それが入社前から備わっているとうのはライバルとの差別化につながりますよ。
就活生
ちなみに、サービス・インフラを志望している場合はどのような資格がおすすめですか?
キャリアアドバイザー
サービス・インフラといっても多岐にわたるので、そのなかでも取得していることで有利になりやすい資格を紹介しますね。
サービス・インフラ業は職種によって業務内容もさまざまであるため、有利になる資格も多岐にわたります。
ここではそのなかでも特に取得していることでアピールになりやすい資格を紹介していくので、参考にしながら今の自分が求めるものに応じた資格を取得しましょう。
コスパ重視:宅地建物取引士
就職に有利な資格のうち、特に受験料が安い資格を取得したいと考えている場合は、宅地建物取引士の資格がおすすめです。宅地建物取引士は、不動産の販売、売買や賃貸の仲介に従事する不動産会社で必要な資格ですよ。
宅地建物取引士の主要な業務は「重要事項説明書」の読み上げです。新築マンションを売った時や賃貸の入居契約を結んだ時に重要事項を説明する必要があります。
- 主催団体:一般財団法人不動産適正取引推進機構
- 資格種類:国家資格
- 試験日:年1回
- 試験形式:マークシート式
- 合格率:15~18%前後
- 勉強時間:100~500時間ほど
- 受験料:8,200円
キャリアアドバイザー
難易度は高いですが、資格を保持していることで手当がつくケースも多く、昇進や昇給を後押しします。入社後に取得を義務付けている企業も多いので、学生の間に取得しておくのも良いですよ。
宅地建物取引士の資格は、住宅業界への志望を目指している人に特におすすめです。住宅業界についてはこちらの記事でより詳しく解説しているので、視野に入れている場合は参考にしてください。
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タイパ重視:ガス主任技術者
サービス・インフラ業界への就職に有利になる、かつ比較的短時間の勉強で取得できる資格としては、ガス主任技術者が挙げられます。これは一般家庭で使われるガスの管理や保安、監督をするための資格です。
ガス主任技術者の資格を持っていれば、ガスの製造から供給にいたるまで、あらゆる工程に携わることができます。志望度の高さを示すうえでも取得しておくのがおすすめですよ。
- 主催団体:一般財団法人日本ガス機器検査協会
- 資格種類:国家資格
- 試験日:年1回
- 試験形式:マークシート式、論述
- 合格率:20%前後
- 勉強時間:80~100時間
- 受験料:12,700円
キャリアアドバイザー
特にガス会社のようなライフラインにかかわるインフラ業に興味を持っている人は、ガス主任技術者の資格を持っていることで就職の際に有利に働く可能性が高いですよ。
ガス会社への就職を目指している人は、こちらの記事もおすすめです。
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差別化重視:中小企業診断士
サービス・インフラ業界への就職を目指していてライバルと差をつけられるような資格を取得したいときは、中小企業診断士の資格もおすすめです。この資格を取得していることで、企業の経営に関する知識を幅広く身に付けていることが証明できます。
学生のなかでの知名度があまり高くないうえに難易度が高いので、取得しているとそれだけで企業の目を引くことができますよ。
- 主催団体:日本中小企業診断士協会連合会
- 資格種類:国家資格
- 試験日:年1回
- 試験形式:筆記・口述
- 合格率:20%前後
- 勉強時間:1000時間ほど
- 受験料:14,500円(1次試験)
キャリアアドバイザー
中小企業診断士はコンサルタントを目指している人や、ゆくゆくは企業の経営に携わりたいと考えている人におすすめです。
【広告・出版・マスコミ志望者向け】専門性で差をつけよう! 就職に有利な資格3選
- コスパ重視:校正技能検定
- タイパ重視:ウェブ解析士
- 差別化重視:DTPエキスパート認証試験
就活生
サービス・インフラ業界は職種が多岐にわたる分、取得する資格も厳選する必要がありそうですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。特に先程紹介したような資格は学生のうちに取得していることで有利になりやすく、おすすめですよ。
就活生
あとは広告やマスコミ業界なども人気の業界なので、資格があったほうが有利だと思うのですがどうでしょうか?
キャリアアドバイザー
確かに、広告・出版・マスコミ業界もライバルとの差別化を図るうえでは資格の取得は重要になります。ここからおすすめの資格を紹介しますね。
広告・出版・マスコミ業界は、学生からの人気が高い分差別化が難しい業界の一つでもあります。そのようなときに入社後に役立つ資格を取得していると、企業から興味を持ってもらえる可能性が上がりますよ。
ここからは、広告・出版・マスコミ業界への就職を目指すうえで有利になりやすい資格を紹介します。あなたが進みたい分野に合わせて、より専門性の高い知識を持っていることをアピールできる資格を取得しましょう。
コスパ重視:校正技能検定
広告・出版・マスコミ業界に就職したいと考えており、受験料が比較的安い資格の取得を考えているなら、校正技能検定がおすすめです。
校正とは雑誌や書籍の内容に間違いがないかを確認する仕事で、校正技能検定を取得すればその能力の高さを証明することができますよ。
- 主催団体:日本エディタースクール
- 資格種類:民間資格
- 試験日:年1~2回
- 試験形式:〇✕式および筆答式
- 合格率:20~40%
- 勉強時間:180時間ほど
- 受験料:9,900円(上級の場合)
キャリアアドバイザー
特に出版業界を目指している人や、校正の仕事に興味を持っている人は積極的に受験するのがおすすめです。
タイパ重視:ウェブ解析士
広告・出版・マスコミ業界への就職に有利な資格のなかでも、特に短時間の勉強で取得できる確率が高い資格としてウェブ解析士があります。
ホームページのアクセス解析に関するスキルを身に付け、データを読み取ったうえでどうすれば多くの人にアクセスしてもらえるのか、改善・提案をする仕事です。
企業のなかには入社後に資格の取得を求められる場合があるため、学生のうちに取得しておくことで就職に有利になる可能性が高いですよ。
- 主催団体:ウェブ解析士協会
- 資格種類:民間資格
- 試験日:ほぼ常時
- 試験形式:4択問題
- 合格率:50~80%
- 勉強時間:40~60時間
- 受験料:22,000円
キャリアアドバイザー
ウェブ解析士は、資格維持のために6,600円の年会費の支払いが必要になります。あなたにとって本当に必要な資格なのかどうかは慎重に考えましょう。
ウェブ解析士の資格は、特にWeb業界への就職で役立ちます。Web業界にどのような仕事があるのか、どのように対策をすれば良いのかはこちらの記事で解説しているので、あわせて参考にしましょう。
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差別化重視:DTPエキスパート認証試験
広告・出版・マスコミ業界への就職を目指しているなら、DTPエキスパート認証試験の受験もおすすめです。DTPはDesktop Publishing(デスクトップ パブリッシング)の略で、印刷物を作成する際に必要なデータをパソコンを使用して作成することを指します。
この資格を持っていることで、編集から印刷にいたるまで出版に関する幅広い知識や技術を身に付けていることが証明できますよ。特に出版業界では即戦力となることが期待でき、ライバルとの差別化につながります。
- 主催団体:日本印刷技術協会
- 資格種類:民間資格
- 試験日:年2回
- 試験形式:択一式とCBT形式
- 合格率:40%前後
- 勉強時間:200時間ほど
- 受験料:15,000円(エキスパートの場合)
【ソフトウェア・通信志望者向け】知識自体がアピールになる! 就職に有利な資格3選
就活生
広告・出版・マスコミ業界を目指すなら、専門性の高さをアピールすることが大切なのですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。専門性の高さを証明できる資格を持っていると、ライバルとの差別化につながりやすいですよ。
就活生
ほかにもソフトウェア・通信業界ではどのような資格が有利になるか知りたいです。
キャリアアドバイザー
ソフトウェア・通信業界も専門性の高い職種が多く、知識があるということが大きな差別化につながるケースがあります。ここから詳しく解説しますね。
ソフトウェア・通信業界のなかには、専門知識が必要とされる職種が多くあります。そのような企業に挑戦する場合は知識を持っていることそのものがアピールになりやすいため、資格を取得することで有利になる場合が多いですよ。
ここからは3つのおすすめ資格を紹介するので、あなたが挑戦したい分野に合わせて取得を検討してみてくださいね。
コスパ重視:基本情報技術者試験
ソフトウェア・通信業界への就職を目指して資格を取得する場合、コスパを重視するなら基本情報技術者試験がおすすめです。幅広いIT知識だけでなく実際のプログラミングに必要な知識など実践的な知識も問われ、難易度も高いですよ。
実際にシステムエンジニア(SE)として働いている社会人にも人気ですが、合格率は20%前後で高くはありません。SE志望であれば、学生のうちにこの資格を持っていることは評価につながりやすいでしょう。
- 主催団体:情報処理推進機構
- 資格種類:国家資格
- 試験日:年2回(4月、10月)
- 試験形式:選択式、CBT式
- 合格率:40%前後
- 勉強時間:125時間前後
- 受験料:7,500円
基本情報技術者試験の結果を就職で魅力的に伝えるには、コツがあります。こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
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タイパ重視:ITパスポート
ソフトウェア・通信業界を目指していて短時間の勉強で取得できる資格がほしい場合は、ITパスポートもおすすめです。ITに関する基礎的な知識が問われる資格で、実践的な技術というよりはPCやネットワークなど幅広いIT知識を身に付けている証明になります。
ITパスポートは会場に空きがあれば自分の希望した日に受けることができる試験なので、比較的受験もしやすいですよ。
- 主催団体:情報処理推進機構
- 資格種類:国家資格
- 試験日:週に1回~月に1回など都道府県による
- 試験形式:選択式、CBT式
- 合格率:50%前後
- 勉強時間:100~150時間
- 受験料:7,500円
キャリアアドバイザー
技術職だけでなく、IT業界にかかわりたいと思っているすべての学生におすすめです。
ITパスポートの就活での活かし方は、こちらの記事でも解説していますよ。
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差別化重視:応用情報技術者試験
ソフトウェア・通信業界への就職の際にライバルと差をつけたい場合は、応用情報技術者試験もおすすめです。基本情報技術者試験よりも難易度の高い資格となっており、その分より専門性の高い知識を持っていることの証明になりますよ。
試験はテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の3つの分野から出題され、より幅広い知識が必要とされます。
- 主催団体:情報処理推進機構
- 資格種類:国家資格
- 試験日:年2回
- 試験形式:四肢択一
- 合格率:20%前後
- 勉強時間:500時間ほど
- 受験料:7,500円
キャリアアドバイザーコメント堀内 康太郎プロフィールをみる
専門性は高いが活用できる範囲が限定的な資格と、汎用性は高いが差別化しにくい資格のどちらを取得すべきか悩む人もいると思います。就活というシーンに限定した場合、優先して取得すべきは専門性の高い資格でしょう。
汎用性の高い資格の場合、さまざまな選考でアピールすることができますが、ほかの学生も同じアピールができるため、どうしても印象に残りにくくなります。プラスアルファのアピールとして資格を取得したにもかかわらず、選考で差別化されなければ意味がありません。
一方、活用できる範囲は限られるものの、専門性が高い資格であれば、ほかの学生とアピールポイントが変わるため、大きな差別化になります。特に専門性の高い業界や職種ほど、入社後に活かせる専門的な資格を取得しておくことで、アドバンテージになるでしょう。
ただ、専門性の高い資格を取得する場合、どれだけ専門性が高くても業界や職種に無関係であれば評価にはつながらないため、入社後に活かせるかどうかという点については、必ず事前に確認しておいてくださいね。
より魅力をアピール! 資格を就職に活かすために伝えたい4つのこと
就活生
就職に有利な資格がこんなにあるとは知りませんでした。このなかで自分に合ったものを取得すれば、就活もかなりスムーズに進められるということですね!
キャリアアドバイザー
もちろんそうともいえますが、資格は取得して終わりではありません。より就職に活かすためには、面接での伝え方も重要になりますよ。
就活生
そうなんですね。具体的にはどのように伝えれば良いのでしょうか?
キャリアアドバイザー
では、ここからは取得した資格をより魅力的に伝えるために意識したい4つのことを解説していきます。
新卒採用においては資格そのものだけでなく、資格を取得したプロセスも評価されます。つまり、サークル活動や勉強、アルバイト経験と同じように、自己PRの一つの題材になるということです。
資格を取得したというわかりやすい結果があるので、ポイントをおさえて表現すれば、採用担当者にもアピールポイントが伝わりやすい題材とも言えるでしょう。ここでは、資格取得で高評価を得るために必ず伝えたいことについて紹介します。
①目的意識をもって取り組んだことを伝える
採用担当者が資格取得で評価するポイントは「目的意識をもって取り組んだ」ということです。自分で何のために資格を取るのかを明確にし、主体的に取り組んだことをアピールしましょう。
- 将来広告運用に携わり企業の課題解決がしたいと思い、ウェブ解析士の資格を取得しました
- より地球に優しい農薬の開発に携わりたいと思い、危険物取扱者の資格を取得しました
仕事でも、自分の業務に主体性を持ち、しっかりと目的意識を持つこと、そこに向かって結果を出すまで試行錯誤を繰り返すことは基本中の基本ですよね。そのように仕事に向き合えることを示すためにも、目的意識を持っていることを伝えましょう。
キャリアアドバイザー
資格取得をしたエピソードで主体性と目的意識をアピールできれば、採用担当者は仕事での再現性を感じることができ、評価につながりやすいですよ。
②取得の過程で得た経験の活かし方を伝える
資格を取得した経験を効果的にアピールするために、取得の過程で得た経験の活かし方も伝えましょう。
資格取得の過程において、苦手をどのように克服をしたのかもアピールポイントになります。思うように結果が出ずにつまずいたときに、どのように考え、どう行動したのかは仕事の取り組み方にも共通する可能性があるためです。
- 課題:TOEICの目標点数に届かなかった
- 克服過程:原因を分析し、勉強方法や時間を見直して次の試験の際にはしっかりと目標達成した
- アピールできる強み:粘り強さ、分析力
キャリアアドバイザー
取得の過程で得た経験を強みと結びつけることで、よりあなたの魅力をアピールしやすくなりますよ。
③難易度や努力の方法を具体的に伝える
難易度が高い資格については、その努力量を想像しやすいので評価もされやすいですよ。取得した資格について伝えるときは、どの程度の難易度だったか、どのように工夫して取得したのかを具体的に伝えましょう。
私は簿記1級を取得するため、毎日3時間以上の勉強時間を確保して資格取得に取り組んでまいりました。合格率は毎年10%程度と難易度が高かったため、より専門的な知識を身に付けるために一度間違ったところを中心として何度も復習をし、隙間時間にも単語帳を作成して取り組んでおりました。
合格という結果を出したということは、時間を費やして相当勉強し、努力したということでしょう。知識そのものだけでなく、仕事でも結果を出すまで努力できるポテンシャルがあると評価されやすくなりますよ。
キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
仮に資格自体のアピールとしては押しがあまり強くないものだったとしても、取得するためにどのような努力を積み重ねてきたのかというプロセスの部分や、PDCAを回して目標を達成した事実そのものが評価される場合も多々あります。
たとえば、資格を取得するにあたり、試験日から逆算して勉強内容や時間配分を考慮したスケジュールを立て、数カ月間続けた結果、資格を取得できたというエピソードを伝えれば、企業側に計画力や継続力をアピールすることができますよね。
特に新卒就活は、スキルを活かした即戦力採用ではなく、入社後の成長といった将来性を評価するポテンシャル採用となるため、資格自体の押しが弱かったとしても、プロセスや目標達成した事実で人間性をアピールできれば、大きな評価につながるのです。
④業界・職種への興味や入社意欲をアピールする
資格の難易度に関係なくアピールにつながるのが、業界や職種への入社意欲を感じられる資格です。
学生のうちから将来を見すえて基礎知識をつけていることは、その業界・業種に携わりたいという熱意として採用担当者も受け取る可能性が高いですよ。
キャリアアドバイザー
特にその企業で入社後に求められる資格などを取得していれば、ますます入社意欲の高さのアピールにつながります。
要注意! 就職に有利になりにくいケースがある資格
就活生
面接での伝え方を工夫することで、資格を取得した経験はより効果的なアピールになるのですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。資格は取るだけでなく、その伝え方もしっかりと考えましょう。
就活生
わかりました。その点をふまえて、私は自動車免許をアピールしようと思います。志望企業での応募資格でもあるので、アピールになりますよね。
キャリアアドバイザー
ちょっと待ってください! なかには資格が大きなアピールにはならない場合もありますよ。ここから詳しく解説します。
資格を選考でアピールする際に注意したいのは、そもそも応募資格になっているものです。この場合、資格を取得していること・基準点をクリアしていることが前提なので、アピールの材料にはなりません。
ここからは実際にどのような資格が応募資格になっているケースが多いのかを解説していくので、しっかりと目をとおして自分自身に該当しないか確認しましょう。
TOEICや語学検定:応募資格になっている場合
TOEICのような語学検定は、応募資格になっていないか注意必要な資格の一つです。海外事業を展開している企業などではTOEIC●●点以上、中国語検定●級以上など、応募の時点である程度のレベルを求めている場合があります。
その場合、仕事で使う前提になるので、基準を大幅に超えている場合をのぞき、資格取得そのものをアピールすることは難しい可能性が高いですよ。
自動車免許:業種・職種によっては応募資格となる
自動車免許も、場合によっては応募資格になっていることがあるため注意しましょう。メーカー、商社、物流、金融、不動産など業界問わず、営業車を使う企業であれば自動車免許を求められる場合もあります。
そもそも応募資格である場合は、自動車免許を持っていてもアピールにはなりにくくなりますよ。たとえばより専門性の高い特殊車両の免許を取るなど、対策を考えましょう。
キャリアアドバイザー
逆に言うと、自動車免許自体は持っているから評価されるということは少ないものの、持っていれば応募できる企業が広がる可能性があるということです。
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
応募資格や業務に必須の資格として指定されている場合、資格自体はアドバンテージになりませんが、それぞれの資格を取得するまでの努力の過程をしっかりと伝えることができれば、アピールになる可能性は大いにあります。
たとえば、外資系企業や商社を受けるにあたり、応募資格にTOEICが指定されていたのであれば、基準となるスコアを獲得するためにどのようなスケジュールを立て、どのように実行してきたのかなど、プロセスを伝えることで、説得力のあるガクチカになりますよね。
ただ、応募資格や業務に必須の資格になっている以上、ほかの学生も同じような努力を積み重ねており、アピール内容が被る可能性もあるため、資格以外にアピールポイントがある場合は、そちらを優先した方が差別化できるでしょう。
就職に有利な資格は多い! 最も必要な資格を見極めて就活に役立てよう
ここまで、就職に有利な資格や今のあなたにとって必要な資格の見極め方、企業へのアピール方法について解説してきました。
就職の際に有利になる資格は多くあるため、そのなかでも今のあなたが最も必要とするのがどの資格なのかを見極めて取得することが大切です。
まずは志望する業界から絞り、そこからさらに難易度を求めているのか、受験のしやすさを求めているのかなど、求めるものに応じてあなたに合った資格を習得してくださいね。
就職の際に資格を持っていたほうが良いと思うのですが、実際のところどうなのでしょうか?