官公庁のインターンシップを徹底解説|省庁別の詳細情報や参加するメリットを解説

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官公庁のインターンシップを徹底解説|省庁別の詳細情報や参加するメリットを解説

目次

  1. 官公庁のインターンシップは狭き門! 参加するメリットは大きい?
  2. 官公庁のインターンシップとは?
  3. 官公庁が開催している職場体験のこと
  4. 期間は2日から2週間程度で実施される
  5. 個人での応募であれば誰でも応募可能
  6. 官公庁インターンシップに参加するメリット
  7. 公務員の仕事内容を詳しく知れる
  8. 本選考で有利になる可能性がある
  9. 履歴書やESなどの応募書類が書きやすくなる
  10. 本選考の面接でアピールしやすくなる
  11. 官公庁インターンシップの注意点
  12. 体験業務での情報の取扱いには気を付ける
  13. 希望部署で働ける可能性は低い
  14. 基本的に報酬はでない
  15. 官公庁別インターンシップ例
  16. 公正取引委員会
  17. 警察庁
  18. 金融庁
  19. 消費者庁
  20. 総務省
  21. 法務省
  22. 外務省
  23. 財務省
  24. 文部科学省
  25. 厚生労働省
  26. 農林水産省
  27. 経済産業省
  28. 特許庁
  29. 国土交通省
  30. 環境省
  31. 原子力規制庁
  32. 防衛省
  33. その他:女子学生霞が関インターンシップ
  34. 官公庁インターンシップの探し方
  35. 学校のキャリアセンターに相談する
  36. 大手就職情報サイトを活用する
  37. 官公庁のホームページから探す
  38. 官公庁インターンシップで書類選考を突破するためのコツ
  39. インターンシップに参加する目的を明確に伝える
  40. 民間ではなく官公庁のインターンシップに参加しようと思ったかを伝える
  41. 強みをどう活かせるのか伝える
  42. 人事院の説明会やセミナーに参加して事前に情報収集をする
  43. 官公庁のインターンシップに参加し視野を広げよう!

官公庁のインターンシップは狭き門! 参加するメリットは大きい?

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「公務員を目指していますが、インターンシップ(インターン)は受けた方がいいのですか?」
「官公庁のインターンとはどのようなことをするのですか?」

といった質問を受けます。将来公務員になりたいと思っている人は多く、就職するのは狭き門なのでライバルに差を付けるため、インターンはぜひ受けてほしいものです。しかし民間企業と違ってどのように応募したらいいのかわからない、どのような業務をするのだろうと不安に感じている人も多いでしょう。

この記事では、官公庁が開催するインターンの業務内容や参加するメリット、注意点などを解説します。この記事を読めば自信を持ってインターンに臨むことができるでしょう。

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官公庁のインターンシップとは?

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就活生

将来は公務員になりたいと思っているのですが、実際にどのような仕事をしているのかいまいち想像がつきません。

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キャリア
アドバイザー

そんなときは、一度インターンに参加してみてはいかがですか?

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就活生

公務員にもインターンがあるのですか?

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キャリア
アドバイザー

もちろんです! 仕事内容をより深く知ることで、就職活動をする際のモチベーションもアップしますよ。

公務員を志望する学生の方は多い一方、業務内容を知らないまま就職し、「思っていた仕事じゃなかった」なんてこともよくあります。インターンに参加し、仕事内容について理解を深めましょう。

官公庁が開催している職場体験のこと

官公庁インターンとは、国や都道府県、市町村などの役所で開催している職場体験のことです。身近で公務員の業務といえば市役所の窓口で市民の対応をしているイメージがありますが、もちろんそれだけではありません。所属する部署によっても業務はまったく異なります。インターン参加は視野を広げる良い機会になるでしょう。

インターンの内容は業務説明のほか、実際に現場に同行したり、学生同士で政策を考えるディスカッションをおこなったりするなどさまざまです。先輩職員と懇談の場が設けられていることもあるので、仕事や働き方について生の声を聞くことができますよ

期間は2日から2週間程度で実施される

インターンの開催時期は大学生の夏休み期間である7〜9月におこなわれることが多いため、募集時期は5〜6月ごろに集中しています。また、インターン実施期間は2〜14日程で、月〜金の勤務が多いですが、職場によっては土・日におこなうところもあります。

短期の場合は、職場の説明や見学、グループワークなどがメインとなる傾向にありますが、長期の場合には職員とともに机を並べて実際の業務を体験するという内容のものが多いです。期間が長いほど多くの職員とかかわる機会も増え、より職場の雰囲気を体感することができるでしょう

複数のインターンに参加してそれぞれの職場を比較することも可能です。その場合には、くれぐれも日時が重なっていけなくなってしまったということがないよう、スケジュール管理は徹底しましょう。

短期インターンの特徴はこちらを参考にしてみてください。

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個人での応募であれば誰でも応募可能

インターンへの応募は、メールや郵送でエントリーシート(ES)や必要書類を送るという方法が一般的です。募集要項に「個人からの直接応募」と記載されている場合は、特に学校などに相談することなくだれでも自由に応募することができます。

選考を通過したら、日時や場所、持ち物、服装などをいま一度確認し、不明点があれば聞いておきましょう。官公庁インターンは学生から人気があり倍率も高いため、応募可能なインターン先を事前に調べて多めにエントリーすることをおすすめします。その際、選考通過したインターン先の日程が重なってしまった場合には、早めにキャンセルの連絡をしましょう。

就活では複数の企業とやり取りを進めていくため、スケジュールの自己管理が非常に重要です。最低限のマナーとして、ESの締め切り厳守、時間厳守、無断で休まないということは徹底しましょう

所属する大学などを通じて応募する場合は推薦書が必要

なかには、より優秀な学生を受け入れるため大学からの推薦書が必要な場合もあります。推薦状とは大学の教授が「〇〇さんはこのような素晴らしい点があり、そちらの組織にふさわしい人物です」と推薦する文書のことです。教授からの太鼓判があることで信頼度も上がります。

大学教授は日々の業務で多忙なので、推薦状の完成までに時間がかかる場合もあります。作成を依頼して完成するまでの時間も考慮し、余裕をもって依頼をしましょう。

推薦状は授業態度や成績、課外活動などが評価されます。より良い評価を書いてもらえるかどうかは大学生活の過ごし方や教授との関係性に左右されるので、普段から意識して生活を送りましょう

鴨川 未奈

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内定に直結することは少ない点に注意しましょう

民間企業と比べて、官公庁のインターンは内定直結型ではなくて、職業意識を醸成するために実施をしていることも多いです。そのため、民間企業のインターンシップにたくさん参加をして積極的に行動をしている学生には、少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。

しかし、官公庁の仕事は世の中のために行われる公の仕事です。なぜその部署が存在しているのかや、世の中をどのような方向に導いていきたいのかなど、倫理観に関わる問題について考える機会を得ることができるでしょう。どちらが良い悪いというわけではありませんが、インターンシップに参加した後にギャップに驚きすぎないようにしましょう。

まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう

自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや性格が分析され、向いている職業・向いていない職業が診断できます

自分の適職・適さない職業を今すぐチェックしてみてください。

官公庁インターンシップに参加するメリット

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せっかくの夏休みを削ってまでインターンに行く必要はあるのでしょうか?

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インターンにはメリットがたくさんあるので、参加しないなんてもったいないですよ。

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就活生

具体的にはどんなメリットがあるのですか?

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インターンに参加したことで採用試験の合格が保証されるわけではありませんが、インターンの経験が有利に働く可能性は十分考えられますよ。

インターンのメリットは大きく4つあります。

  1. 仕事内容を知ることができる
  2. 選考で有利になる
  3. ESが書きやすくなる
  4. 面接でPRできる

それぞれについて詳しく解説していきます。

公務員の仕事内容を詳しく知れる

公務員の仕事内容は多岐にわたります。1つの分野の中にも政策の企画、立案、データ収集、設備整備、啓発イベントの開催など多様な業務があり、文系理系それぞれの知識を活かして活躍することができます。

また、データ入力や資料整理といった裏方の仕事も多くあります。ホームページ(HP)の情報だけでは知ることができない、業務の実態を知ることができるのは一番のメリットです

業務内容を理解することで自分の進路選択を見つめ直すきっかけにもなるでしょう。

本選考で有利になる可能性がある

インターンに参加したから採用試験に必ず合格するというわけではありません。しかし、インターンに参加した人とそうでない人を比べた場合、インターンに参加していた人のほうがより積極的な印象を受けますよね。

採用担当者は、やる気と熱意のある学生を求めています。インターン参加は熱意をPRするチャンスでもあるのです。

また、先輩職員かHPだけでは得られない業界の知識や採用試験のコツなどを教えてもらえる可能性もあります。人とのつながりやアドバイスが思わぬところで良い方向に導いてくれることもあるので、インターンが採用にまったく影響しないとは言い切れません

履歴書やESなどの応募書類が書きやすくなる

履歴書を書く際、多くの学生が志望動機に頭を悩ませます。HPなどで公開されている組織目標や政策について「共感しました」という文章を書く人が多いですが、それでは他のESの中に埋もれてしまいます。実体験を語るほうが、読み手に熱意がぐっと伝わりやすくなります。

たとえば、「インターンに参加した際に〇〇〇という経験をして、〇〇と思った。だからここで〇〇をしたいと思う」というような、自分だけの体験談を交えた志望動機でライバルと差別化を図りましょう

公務員試験で重要な面接カードの書き方はこちらで解説しています。

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本選考の面接でアピールしやすくなる

ESと同様に、面接でも具体的な体験談を交えた回答をすることで、より説得力のある回答に近づきます。実際に体験をしたからこそ、予想していなかった質問に対しても対応しやすくなるでしょう。

また、インターンでお世話になった職員と面接の場で再会するということもあるかもしれません。インターンで熱心に活動していたことが評価にプラスされる可能性もあります。
インターン担当者が面接官だったという可能性は低いとしても、関係を築いておくことは有利になるでしょう

公務員試験での自己PRの方法はこちらも参考にしてみてください。

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上村 京久

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百聞は一見に如かずなのでまずは参加をしてみましょう

民間企業と官公庁のどちらに就職をするか迷っている場合には、ぜひ官公庁のインターンに参加をしてみましょう。官公庁の仕事はなかなか想像がつきにくいですし、実際に働いている人の様子も表には見えてきません。

一番大きな収穫になることは、そこで働いている人と直接話ができる点です。就活のときの軸や、なぜ民間企業ではなく官公庁の仕事を選んだのか、という本音を知ることができれば自分の価値観と比較もできます。

その結果、やはり自分には官公庁は向いていないと思っても問題ありません。官公庁の仕事は、働き始めたらなかなか経験することができません。百聞は一見に如かずという気持ちを大切にして、積極的に行動をしてみてください。

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官公庁インターンシップの注意点

官公庁インターンシップの注意点

インターンとはいえ、期間中は組織の一員として働いているという自覚が大切です。また、官公庁インターンに参加するにあたっては特に「情報の取り扱いに注意」「希望部署になるとは限らない」「報酬は出ないことが多い」という3点は心得ておきましょう。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

体験業務での情報の取扱いには気を付ける

官公庁には、国民に関すること、政策に関すること、外交に関することなどさまざまな機密情報があります。そのため、インターンの受け入れが決定した際には、受け入れ先と学生との間で秘密保持などの約束事が記載された誓約書が交わされます。

万が一、インターン中に知り得た情報を口外したりSNSで発信したりした場合、自分だけでなくインターン先の社会的信用を失うことにもつながりかねません。当然ですが、インターン中だけでなく、終了した後も決して情報を口外してはいけません。情報の取り扱いには十分に注意しましょう。

これは、官公庁インターンだけでなく、民間インターンでも同じです。社会人のマナーの一つとして覚えておきましょう。

希望部署で働ける可能性は低い

官公庁のインターンは希望者が非常に多い一方で、受け入れ人数は各部署1〜2人という場合が少なくありません。そのため、選考が通過しても必ずしも希望の部署に配属されるわけではないということは頭に入れておきましょう。

もし行きたい部署でなかったとしても、希望の業務に通じている部分を発見したり、今まで知らなかった業務を知り新たに興味が沸いてくることもあります。自分の視野を広げる良いチャンスと捉え、ぜひ挑戦してみてください。

職員の方は、日々の業務の合間を縫って学生のために対応してくれています。希望の部署であってもそうでなくても、誠意をもって業務に取り組みましょう

基本的に報酬はでない

民間企業の場合はインターンであっても報酬や交通費などを出すことが多くなってきましたが、国民の税金で運営している官公庁では基本的に報酬は出ません。

交通費、宿泊費、食費のほか、施設見学にかかる費用も自己負担となることがほとんどです。また、インターン中の事故やトラブルに備えて学生教育研究災害傷害保険やインターンシップ等賠償責任保険に加入することも求められます。

インターンはあくまでも自分の進路選択のために職場体験をする場です。もしもアルバイト感覚で参加を考えている方は考え直した方が良いかもしれません。

津田 祥矢

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情報漏洩にはほかのインターンよりも注意しましょう

上述の通り、情報漏洩の意識は高めておきましょう。もちろん民間企業でのインターンでも気を付けなければいけません。しかし、官公庁においてはより一層留意をするようにしてください。

学生のみなさんも、公の機関が個人情報を漏洩してしまい大問題になったニュースを一度や二度は見たことがあるのではないでしょうか。細心の注意を払ってもこのような状況を招いてしまうことがあります。

たとえば昼休みに社内を撮影してSNSにアップをしたら、外に出してはいけない情報が入り込んでしまっていた、などということはご法度です。たったこれだけのことで記者会見をおこなわなければいけないリスクも孕んでいます。学生のうちは何気なく写真や情報を周囲に伝えてきたかもしれませんが、プライベートと仕事をわける大切さを今のうちから意識しておきましょう。

官公庁別インターンシップ例

ここからは官公庁別にインターンの例を紹介します。1府12省庁を中心に、組織の役割や活動内容、インターン内容、実施時期、期間、募集人数などをまとめました。

開催場所はほとんどの場合それぞれの庁舎内でおこなわれますが、現場に同行したり関連施設見学におこなったりすることもあります。最近はオンラインで開催をする場合もあります。内容についてはその年によって多少変化しますが、おおよその目安として参考にしてみてください。

公正取引委員会

公正取引委員会は、市場における企業の公正かつ自由な競争を守る独占禁止法の運用をおこなっています。インターンはグループワークが中心となり、具体的な内容は、ケーススタディを使った、独占禁止法違反の事件調査体験や独占禁止法の相談対応体験などです。

具体的には、事件調査では「ブツ読み」と言われる証拠調べや事情聴取を体験します。相談対応では、「この新規事業は独占禁止法で問題になるの?」という企業からの相談にどう答えるかを5〜7人のグループで考え理解を深めます。職員と座談会の時間も設けられているため、疑問点などを解決するチャンスです

警察庁

警察庁は、警察態勢、犯罪鑑識、犯罪統計といった業務について都道府県警察を指揮監督する、日本中の警察のトップの組織です。

警察庁では、事務系の業務に関心のある学生に向けたインターンを開催しています。内容は、自動運転、ストーカー対策、暴力団対策、サイバー対策といったテーマについての基本知識や政策立案の考え方を講義やグループワークで学ぶことが可能です。

若手職員との座談会では仕事の魅力やキャリアパスについて、さらには受験のアドバイスもしてもらえます

金融庁

金融庁は日本経済の成長と国民の厚生を増大するために、金融システムの安定や市場の公平性を図るための金融行政に取り組んでいます。インターンは金融行政コース、Tech Formingコースの2つが開催されます。

金融行政コースでは金融行政の目的や政策について学ぶグループワークや、年次の異なる職員による座談会がおこなわれます。Tech Formingコースでは庁内の課題を解決するための業務効率化アプリケーション作成体験をすることが可能です。

金融庁職員のサポートのもと、Visual Basic、php、pythonなどを使ったプログラミングを予定しており、特に理工系のスキルを活かしたい学生におすすめです

消費者庁

消費者庁は国民が安心して消費生活を送ることができるよう制度を整え、消費者の財産被害防止に向けた取り組みや、わかりやすい食品表示制度運用などをおこなっています。

インターンでは、各課それぞれの業務を体験できます。具体的には、食品ロス月間に向けた準備、消費者被害防止に関する企画の立案、食品消費に関する企画の立案、意識調査の分析、幼稚園で食品ロス絵本の読み聞かせ体験などです。

3〜5日間の日程でおこなわれますが、どの課も受け入れ人数が1〜2人となっているため、よりじっくりと業務を体験することができるでしょう

総務省

総務省は行政運用、地方行財政、消防防災、情報通信、郵政行政など、国の基本的な機能を担っている、国家を支える存在です。

インターンでは自分が興味のある課題を選択し、それに合った部局に配属されます。課題例としては、国の行政管理・評価、統計にかかる政策に関する行政実務、地方自治行政に関する行政実務、情報通信産業・技術にかかる政策に関する行政実務などです。

若手職員のサポートを受けながら政策の最前線の業務を体験できます

法務省

法務省は、人々が安心して暮らすことができるよう、法律の整備や法秩序の維持、受刑者の社会復帰支援、出入国管理などを担っています。

インターンは5つのコースが用意されています。それぞれ、採用広報活動に関する行政実務、矯正施設の計画・設計、国際法務に関する行政事務、国際研修実施業務およびそれに付随する事務などです。

受入れ人数は各コース2〜3名となり、実際に資料作成や企画などの実務を経験することができます。Word、Excel、PowerPointのスキルが必須です。

外務省

外務省は、国家の平和と安全を守るために外交政策の制定や外交関係の構築、国際支援、国際犯罪対策の推進などに取り組んでいます。インターンでは各課室に所属して業務を体験します。

具体的には情報公開業務の補助、海外メディアの分析、国連総会に向けての準備、核兵器に関する情報収集、ASEAN各国の外交政策に関する調査、東南アジアの外交にかかわる調査、アフリカ外交にかかわる調査など多岐にわたります。

約30の課室で受け入れ態勢を整えており、インターン期間も長めであるため、より専門的な知識に触れることができるかもしれません

財務省

財務省は国家予算や税制度の立案をおこない、健全な財政の確保を担っています。金融庁とともに金融危機に対応するなどの金融システムの安定確保にも取り組んでいます。

財務省では毎年「政策立案ワークショップ」を開催しています。こちらは最前線で活躍している職員とともに、政策立案の過程を体験することができます。テーマは各回で異なり、過去には「税制改正について」「地球温暖化と予算」「経済社会の変化と税制」「財政投融資」などのテーマのもと、おこなわれました。

文部科学省

文部科学省は教育、科学技術、学術、スポーツ、文化の振興などを担っています。文部科学省のインターンでは、文部科学省、文化庁、スポーツ庁にそれぞれ配属され実際の業務を体験することができます。

具体的な業務内容は

  • ユネスコ活動の推進事業
  • 学校施設整備に関する資料の作成およびデータ整理
  • 公立学校における予算執行業務補助
  • 教員養成研修の事務補助
  • 社会教育の推進事業
  • 科学技術の動向分析
  • スポーツの普及活動業務
  • 文化芸術に関する施策提案

など多岐にわたります。各課の受け入れ人数は1〜2人が多く、期間も1〜2週間と長めです。インターンであっても文部科学省の一員として積極的な取り組みが求められます

厚生労働省

厚生労働省は国民生活の保証と向上を目指し、社会福祉、社会保障、公衆衛生の増大、労働環境の整備、職業の安定、人材育成などを推進しています。

インターンでは、各課に所属して業務の補助をおこないます。具体的な内容としては

  • 看護行政
  • 薬剤師・薬局、医薬品販売
  • 医薬品、医療機器などの安全対策
  • 医療機器、再生医療製品などの審査
  • 食品衛生監視
  • 過労死対策
  • 労働基準監督制度
  • 労災保険制度
  • 医療保険制度
  • 若者の雇用対策

などです。それぞれ、資料作成やデータ整理、関係施設見学などがおこなわれます

農林水産省

農林水産省は命を支える「食料」と「環境」を守るため、持続可能な食料システムの構築や農林水産業、農山漁村の発展に向けた取り組みをおこなっています。

インターンでは各課に所属して業務を体験します。具体的には、

  • 食料自給率に関する業務
  • フードテック関係
  • 青果物卸売市場調査
  • 食品表示調査
  • 米の消費拡大に向けた企画
  • 畜産に関する政策の立案
  • 農業女子プロジェクトの推進
  • 木材利用の推進

などです。それぞれ、データ収集や資料作成、会議やイベントへの参加などがメインとなります

経済産業省

経済産業省では「国富を追求する官庁」として日本の経済発展を目指し、ものづくり、情報、流通サービスなどの促進、中小企業施策の策定、エネルギー政策の推進などをおこなっています。

インターンでは政策立案体験をおこないます。内容は、自分で設定したテーマの実現に向けた政策の立案や、実際に企業にヒアリングをしながら課題を見つけて政策を考えるという体験をおこないます。日本だけでなく世界の現状も視野に入れた考え方が求められます。

若手職員との座談会も予定されており、職員のリアルな声を聞くことができるでしょう

特許庁

特許庁は産業技術の発展に向け、発明やデザインなど知的創造の成果の保護、活用を担い、産業財産権の付与、中小企業の支援、制度の策定などをおこなっています。インターンでは、模擬審査体験や政策討議などを通じて業務を体験することが可能です

また、特許庁では、知財行政について理解を深めるワークショップ「知財ゼミ」も随時開催しています。「知財ゼミ」では、知的財権制度や、特許庁、特許審査官の業務について解説してくれます。対面だけでなく、オンラインでの開催もしているので、業界研究に役立ててみてください。

国土交通省

国土交通省は、国土の保全、開発、交通政策の推進、気象業務の発展などを担っています。
技術者向けのインターンは自動車局、航空局、海事局の施策について職員が講義をするという内容になっています。

また、事務職向けのインターン「サマージョブ」も毎年開催しており、グループワークを通して政策、立案などの業務を体験することができます

国土交通省は、日本全国それぞれの地域に分局を設置しています。分局でも技術職を対象としたインターンを受け入れており、そちらの方がより実践的な内容を体験できます。

北海道開発局

北海道開発局では北海道総合開発計画推進に向けて、道内の河川や道路、湾港、空港、農業基盤、漁港などの整備や都市・住宅行政にかかわる地方公共団体への支援、建設業・不動産業への指導、監督などをおこなっています。

インターンでは、ダムや堤防、トンネルといった工事現場や施設の見学のほか、現場監督業務や道路点検、図面作成など職員が実際におこなっている調査や業務を体験することができます

部門は、河川、道路、湾港・空港、農業農林整備、電気通信、機械事業、営繕事業などです。実際に現場作業の様子を見ることで、スケールの大きさを感じることができますよ。

東北地方整備局

東北地方整備局では、東日本大震災以降、河川や河岸の堤防、港湾の復興や復興支援道路の開通に取り組むほか、自治体と協力して震災伝承に向けた取り組みをおこなってきました。

現在は、防災・減災、国土強靭化に向けた5か年加速化対策として大規模地震対策、道路などの老朽化対策などをおこなっています。

インターンは各事務所に所属して業務を体験します。内容は、道路管理業務、河川監視、ダム調査、湾港事業の計画などです

また、東北地方整備局本局では、事務系業務の説明や施設見学ができるインターンを開催します。こちらは9月に3日間程度の予定です。

関東地方整備局

関東地方整備局では、将来発生が予想される首都直下型地震に備えた対策強化のほか、日本の心臓部である関東地域のインフラを守るためにさまざまな取り組みをしています。また、関東の6つの国営公園の運営もおこなっています。

インターンは各事務所に所属して業務を体験します。内容は、官庁施設の企画、荒川や多摩川の調査、ダムの運用業務、ICT技術を利用した施工業務、東京国際空港などの整備などです

北陸地方整備局

北陸地方は急峻な地形や脆弱な地質、急流河川などにより、日本の中でも降水量や降雪が多く災害が発生しやすい地域です。北陸地方整備局では、水災害リスクに備えた「流域治水プロジェクト」に取り組み、堤防整備やダム建設対策を加速させています。

また、三大都市圏に近接する交通拠点として道路整備や湾港機能強化を進めています。インターンは各事務所に所属して業務を体験します。

内容は、清流荒川の河川管理ダム管理、新潟港の防波堤工事現場体験、信濃川下流域での河川管理体験、新潟道路バイパスなどの道路管理常願寺川における急流河川に対応した治水工法習得などです

中部地方整備局

中部地方整備局では、南海トラフ地震に備えた地震、津波対策を進めており、災害に強い地域づくりに貢献しています。長時間労働が問題視される建設業の働き方改革を推進しており、週休2日制導入や適切な工期設定などに取り組んでいます。

インターンの内容は事務所ごとに異なりますが、現場での仕事体験を通し業務への理解を深めることができるでしょう。ちなみに、中部地方整備局は木曽川や庄内川などの1級河川や名古屋港などの主要インフラの整備を担っています。

近畿地方整備局

近畿地方整備局では、災害に強いまちづくりとして、足羽川ダム建設事業や六甲山系直轄砂防事業、由良川河川管理などを担っています。また、自動車道の整備によって地域の連携を強化し、地域活性化に貢献しています。

インターンの内容は、道路改築事業業務、砂防工事の調査、河川改修事業業務、ダム管理業務、公園整備事業などです

中国地方整備局

中国地方整備局では、治水、利水、環境の3本柱で命と財産を守ることを目標に、それぞれの業務に取り組んでいます。ICT施工やドローンを使用した点検など、新技術も現場に取り入れて作業をおこなっています。

インターンは各事務所に所属して業務を体験します。内容は、河川の観測や水生生物調査、砂防基礎調査、道路調査設計業務、斐伊川の治水事業、道の駅の利用環境活性化に向けた対策検討、災害復興についての検証、主要渋滞箇所の解決に向けた整備効果の検討などです

四国地方整備局

四国地方整備局では、南海トラフ地震への対応強化、女性と高齢者が活躍する社会づくり、地域資源を生かした産業形成、農山漁村と都市との共生、歴史を活かした地域づくりという5つの目標に向けた取り組みをそれぞれおこなっています。

インターンは各事務所に所属して業務を体験し、事務職、技術職ともにそれぞれの業務を体験することができます

技術職向けに個別説明会も開催しており、学生からの質問や疑問に対してじっくり解説してくれます。

九州地方整備局

九州地方整備局では、度重なる豪雨や地震被害からの復旧対策事業、アジアと九州をつなぐ架け橋としての港湾、空港事業などに注力し、女性技術者も年々増加しています。家庭と仕事のワークライフバランスを大事にしながら働くことができる両立支援制度を導入しており、結婚や出産後も働きやすい環境を整えているといえるでしょう。

インターンは各事務所に所属して業務を体験します。内容は、橋梁工事視察、トンネル工事視察、水辺の生物調査、吉野ヶ里歴史公園の現地調査、ダムの湖面巡視などです

環境省

環境省は、現在世界的に問題となっている環境問題の解決に向け、地球温暖化対策、オゾン層保護、海洋汚染防止、廃棄物対策、公害規制などをおこなっています。

インターンでは、設定されたテーマについて環境問題と社会課題解決両方を実現するための政策企画・立案の体験が可能です

職員から気候変動対策についての基本情報や、技術イノベーションによる課題解決の取り組みを学んだ後、現場見学、グループディスカッション、プレゼンテーションを通して業務についての理解を深めます。

原子力規制庁

原子力規制庁は原子力の規制を通じて人と環境を守ることを使命に、原子力発電所などの審査、原子力災害対策、放射線規制、現場監督などをおこなっています。

インターンでは、希望する実習を選択し業務の体験をおこないます。具体的には、制度の運用や規制基準の策定、原子力発電所の安全審査、原子力施設の審査、環境放射線モニタリング、地震や津波などに対する安全性の調査などです。

いずれの体験でも行政事務を体験することができますが、安全審査や検査業務では理系の知識が求められることもあります。

防衛省

防衛省は、国民の命、領土、領海、領空を守るという使命の下、安全保障や防衛政策の立案、装備品や防衛施設などの立案や整備などをおこなっており、インターンは、事務系、装備系、施設系の3つにわけておこなわれます。

事務系では防衛省のあり方について検討するワークショップが開催され、装備系、施設系では、それぞれの政策課題に対する対応のあり方を学んだり、設計演習などをおこないます

その他:女子学生霞が関インターンシップ

こちらは女子学生を対象にしたインターンです。5日間の日程で、初日は内閣人事局で行政機関での女性の活躍状況や、結婚、出産後のワークライフバランスなど、女性ならではの問題について説明します。残りの4日間は2府省などで政策の企画や立案体験などが予定されています。

複数の府省を体験、比較することができることや女性職員の声を聞くことができることから毎年人気のインターンとなっており、技術職系のグループもあるため、理系学生も必見といえるでしょう

官公庁インターンシップの探し方

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就活生

官公庁のインターンはこんなにたくさん開催しているのですね。私の住む地域の役所などでも募集しているのでしょうか。

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キャリア
アドバイザー

地方の市役所や県庁で開催しているところはたくさんあります。一緒に調べてみましょう!

インターンの探し方でおすすめは以下の3つです。

  • 大学のキャリアセンターに相談する
  • 大手就活情報サイトを活用する
  • 官公庁のから探す

これから3つそれぞれのメリットなどを解説します。3つの方法をうまく使い分けながら自分に必要な情報を手に入れてください。

インターンの探し方についてはこちらで詳しく解説しています。

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学校のキャリアセンターに相談する

インターン探しで何から手を付けたら良いかわからない、どこに申し込むのが良いのかわからないなど、一人で困ったときには学校のキャリアセンターに相談してみましょう。

キャリアセンターの職員はこれまでに何人もの学生を支援してきた就活のプロです。数ある情報の中から学生の志望に合った情報に的を絞って紹介してくれます。その大学ならではの情報やアドバイスの提供もしてくれますよ。

そのほか、OB、OGの情報を教えてくれたり、ES添削、面接練習までおこなってくれるので心強い存在です。インターンが単位として認められる場合もあるので、手続き方法などについても聞いておくと良いでしょう

大手就職情報サイトを活用する

学生の多くが利用する「リクナビ」や「マイナビ」といった大手就職情報サイトにも官公庁の募集が数多く掲載されています。

組織の紹介記事や働き方のデータも、写真や図とともにわかりやすく記載されています。インターンを開催する地域や業種、募集人数、応募締め切り日、会うことができる社員の人数や役職なども絞り込むことができるので自分の希望する条件に合ったインターン先を探すことができます。

官公庁に限らず一度に多くの企業情報を見ることができるので、どのような募集があるのか知りたい人や、多くの職場を比較して決めたい人におすすめです

官公庁のホームページから探す

すでに志望する職場が決まっている人は、直接官公庁のHPを見てみましょう。こちらでは、一番最新の情報を手に入れることができます。

インターンのための特設サイトが設置されていることも多く、専用の推薦書やESなどのダウンロードをおこなうことができます。採用情報だけでなく、組織の理念や政策について、今国が置かれている課題などについての知識を得ることができるので、ESを書く際や面接の際にも役立ちます

インターンの締め切りや日程、内容については状況によって変更になる可能性があるので、随時の確認をしておきましょう。

官公庁インターンシップで書類選考を突破するためのコツ

ESを書くうえで欠かせない志望動機ですが、この志望動機をどう書くかが選考通過の鍵となります。書類選考を突破するためのESのコツをよく理解してインターンへの参加を実現させましょう。

書類選考を突破するためのコツ
  1. 目的を明確にする
  2. 民間ではなく官公庁のインターンに参加する理由を述べる
  3. 自分の強みを伝える
  4. 組織の情報収集をする

それぞれ詳しく解説していきます。

インターンシップに参加する目的を明確に伝える

採用担当者は、多くの学生の中からより組織に適した人材を採用したいと考えています。そのため、ESではインターンの参加意欲が高いか、インターンの内容がその学生に適しているのかを見ています。

たとえば、「〇〇という事業に興味があり応募した」というよりは「将来は政策の立案に携わりたいと思っており、インターンでその立案過程について体験し、自分に足りない考え方を吸収しながら成長の糧にしたいと思っている」とした方が具体的で熱意が伝わりますよね。

まずは、なぜそのインターンに参加したいのか、参加して何がしたいのかを明確にしましょう

インターンの目的を持つ重要性はこちらを確認してみましょう。

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民間ではなく官公庁のインターンシップに参加しようと思ったかを伝える

次になぜ、官公庁でその仕事をしたいのかを明確にしましょう。たとえば、志望動機が「土木関係の仕事に就きたいから」だけでは、民間企業でも土木関係の仕事ができる企業は多くあるので、官公庁のインターンを理由としては弱い印象を受けます。

「私が住む地域の〇〇〇という状況を改善するためにはまず国の制度を整える必要がある。だから、官公庁で働きたい」というような、官公庁でしかできない特徴を見つけて志望動機につなげると良いでしょう

同様に、地方の役所などを受けたい場合には、なぜその地域の役所で働きたいのかを明確にしましょう。

強みをどう活かせるのか伝える

インターンが採用に直結しないとはいえ、採用担当者は一緒に働きたい人物か、組織の力になれるかどうかも見ています。そのため、志望動機と並んで自己PRも重要な項目です。自己PRでは自分の強みを仕事においてどのように活かすことができるのかを意識して書きましょう。

例としては「私の強みは〇〇です。学生時代はこの強みを生かして〇〇という結果を出しました。インターンでもこの強みを生かし〇〇をしたいです」というように、①自分の強み②強みが生きたエピソード③インターンでの目標という流れで書くといいでしょう。

自分の強みは基本的に何を選んでも問題ありませんが、組織の求める人物像により近い長所を選ぶことをおすすめします

自分の強み・弱みがわかる自己分析方法はこちらを参考にしてみてください。

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人事院の説明会やセミナーに参加して事前に情報収集をする

志望動機を書くうえでは、やはり業界研究が欠かせません。組織がおこなっている取り組みや、業界が直面している課題などについて理解をしておきましょう。

公務員について事前に理解を深めるためにおすすめなのが人事院で開催している「公務研究セミナー」です。こちらでは、各府省職員が業務内容や直面している課題、仕事のやりがいなどを説明してもらえます。9〜2月に随時おこなっており、オンラインでも開催しています。セミナーを受講することで、改めて業界を見つめ直すきっかけにもなりますよ。

2022年度の開催時期は現在調整中ですが、過去のアーカイブ動画が公開されているのでぜひ参考にしてください。説明会・セミナー|国家公務員試験採用情報NAVI (jinji.go.jp)

官公庁のインターンシップに参加し視野を広げよう!

一言で公務員といっても、多種多様な業種があります。また、理系分野で技術職のイメージが強い職場であっても、事務や企画など文系の方が活躍できる場はたくさんあります。

ぜひインターンを利用してさまざまな職場を体験し、業種や職種の理解を深め、視野を広げたうえで進路選びに役立てていきましょう。

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