質問例60選|いい質問は面接の回答内容と同じくらい評価される!

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目次

  1. 面接でいい逆質問をすると採用担当者からの評価が上がりやすい! 
  2. いい質問の定義とは?
  3. 採用担当者が逆質問からチェックしている2つのポイント
  4. 自社への志望度は高いか
  5. 業務で必要なコミュニケーション能力があるか
  6. 面接で評価されやすい! 聞いておくといい逆質問30選
  7. 業務内容に関する質問
  8. 保有資格やスキルをアピールする質問
  9. キャリアビジョンに関する質問
  10. 企業の現状に関する質問
  11. 企業の将来に関する質問
  12. 採用担当者に対しての質問
  13. 状況によって聞くべき内容は異なる! 選考段階別のいい逆質問15選
  14. 一次面接:企業の理解度の深める質問
  15.  二次面接:実務に関する質問
  16. 最終面接:入社することを前提にした質問
  17. 面接で聞くのを避けた方がいい逆質問15選
  18. 避けるべき逆質問①YES・NOで答えられてしまう質問
  19. 避けるべき逆質問②待遇ばかりにフォーカスした質問
  20. 避けるべき逆質問③事前に調べれば分かる質問
  21. 避けるべき逆質問④ネガティブな印象が付きやすい質問
  22. 避けるべき逆質問⑤採用担当者が答えにくい質問
  23. いい質問に関するQ&A
  24. 逆質問で「特に質問はありません」と伝えるのはアリか?
  25. 集団面接ではどんなことに気をつけて質問をすべきか?
  26. いい逆質問により効果的なアピールをして選考突破に近づこう

面接でいい逆質問をすると採用担当者からの評価が上がりやすい! 

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。面接を控えた学生から

「逆質問の内容が思いつきません」
「どんな逆質問が採用担当者に評価されるのでしょうか」

という声が寄せられています。上記のように逆質問の内容で悩んでいる学生もいれば、「逆質問の内容を考えるより、面接の回答の練習をした方が良いのでは?」と考える学生もいるのではないでしょうか。

ただ、面接でいい逆質問をすると採用担当者からの評価が上がりやすいのです。採用担当者は逆質問の内容から自社への志望度の高さやコミュニケーション能力の有無など選考結果に直結する評価を下している場合もあります。

ここでは採用担当者が逆質問からチェックしているポイントだけでなく、聞いておくといい逆質問や選考段階別のいい逆質問、面接で聞くのを避けた方がいい逆質問を例文付きで解説します。いい逆質問が思い付かない学生はこちらの記事を参考にして、質問を作成してみてください。

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いい質問の定義とは?

いい質問と聞いて、ピンとこない学生もいるのではないでしょうか。いい質問の定義とは、具体的かつ本質的な内容であることです

たとえば、「あなたにとって仕事とは?」という質問は面接において抽象的であり、本質を突いていません。ふわっとした答えしか出せない質問をするのではなく、「〇〇事業は今後どんな展開を考えていますか?」といった明確に答えがある質問がベターですね。

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キャリアアドバイザー

質問を作成する際は採用担当者に聞くべき内容かつ答えやすい内容かを意識しましょう。

採用担当者が逆質問からチェックしている2つのポイント

採用担当者が逆質問からチェックしている2つのポイント
  • 自社への志望度は高いか
  • 業務で必要なコミュニケーション能力があるか

前述したとおり、採用担当者は逆質問の内容から自社への志望度の高さやコミュニケーション能力の有無など選考結果に直結する評価を下している場合があります。ただ、チェックしているポイントが分かれば、評価されやすい逆質問を作成するのは簡単でしょう。

ここでは、採用担当者が逆質問からチェックしているポイントを2つ解説します。

自社への志望度は高いか

採用担当者は逆質問の内容から志望度や就業意欲の高さを感じ取っていますね。

どうしても入社したい企業の場合は徹底的に業界・企業研究をしている学生も多いのではないでしょうか。実際、業界・企業研究は没頭するほど分からないことが出てくるため、志望度の高い学生は質問を多く持っている傾向があります

そのため、採用担当者は逆質問の質・量から志望度の高さを読み取っているのです。

業務で必要なコミュニケーション能力があるか

逆質問は学生から面接官に向けたコミュニケーションであり、質問の内容から業務で必要なコミュニケーション能力があるかを採用担当者は読み取っていますね

前述したとおり、採用担当者に聞くべき内容かつ答えやすい内容でないと、入社後の配属先で活躍できるかが不安視されてしまうかもしれません。

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キャリアアドバイザー

基本的に会社での業務はほとんどがチームプレイになりますね。適切なコミュニケーションが取れることをアピールするために、事前に逆質問を用意しておきましょう。

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面接で評価されやすい! 聞いておくといい逆質問30選

聞いておくといい逆質問の種類

逆質問は企業へのアピールにもなったり、ミスマッチを防ぐための判断材料になったりしますね。ここで解説する逆質問を参考にして、自分で質問を作成してみましょう。

面接の逆質問について詳しく知りたい場合はこちらの記事も参考にしてみてください。

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【質問例55選】質問はありますか?と面接で聞かれた時の答え方

業務内容に関する質問

イメージしていた業務内容と入社後の実務内容にギャップを感じてしまう新入社員は多いですね。入社後にミスマッチを起こすと仕事へのモチベーションが上がらず、短期離職を招いてしまうかもしれません

ミスマッチを防ぐためにも業務内容についてきちんと聞いておきましょう。

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キャリアアドバイザー

配属希望先の部署の管理者がいる場合は積極的に部署についての質問をするのがベターですね。

業務内容に関する質問例
  • 〇〇部で特に重要な業務は何でしょうか? 
  • 在宅ワークではどのように業務を進めているのでしょうか? 
  • 御社の1日の業務の流れを教えてください
  • 御社で働くうえで「これだけは覚悟しておくべき」ことはありますか? 
  • 終業後はどのような流れで業務に携わっていくのでしょうか? 

保有資格やスキルをアピールする質問

志望する業界や職種を決めている学生もいるのではないでしょうか。業務で役立つ資格やスキルを持っている場合は逆質問に絡めてアピールしましょう。

ただ、経験やスキルを自慢する形にならないように注意してください。多くの学生が実務経験を積んでいるわけではありません。応募先企業の実務に触れていないため、「井の中の蛙」「天狗だな」という印象につながってしまいやすいですね。

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キャリアアドバイザー

これまでの経験やスキルを御社の業務で役立てたいという姿勢を忘れずに質問しましょう。

保有資格やスキルをアピールする質問例
  • 〇〇の資格を保有しているのですが、〇〇部ではどのように活かせるでしょうか? 
  • 過去に留学経験があるのですが、語学力を活かせる機会はありますか? 
  • 〇〇という資格を保有しており、さらに上級の資格を取得していきたいのですが、資格取得をサポートしてくれる制度はあるのでしょうか? 
  • インターンの経験で他の家電メーカーの〇〇の経験を積みました。御社でこのスキルを活用できる業務はありますでしょうか?
  • 学生時代に〇〇の実績をあげていたのですが、御社では通用しますでしょうか?

キャリアビジョンに関する質問

キャリアビジョンを持っている学生は社会人としての心構えや長期的に定着したいという考えがあるとみなされるため、採用担当者から高い評価を得やすいでしょう。自分のロールモデルになりそうな役職に就いている人について質問してみるのもアリですね

キャリアビジョンに関する質問例
  • 最終的には広報の仕事がしたいと考えているのですが、広報職に就くにはどんなキャリアパスを歩めば良いのでしょうか? 
  • クリエイティブ局に異動するにはどんな試験をパスする必要があるのでしょうか? 
  • ジョブローテーションから本配属までの流れを教えてください
  • 〇〇様が入社前に描いていたキャリアビジョンはどのくらい実現しているのでしょうか? 
  • 御社でキャリアアップしていくにはどんな素養が必要でしょうか?

企業の現状に関する質問

企業理解を深めるために企業の現状に関する質問をしておきましょう。実際に働いている社員なら企業の現状を熟知している可能性が高いです。

企業が抱える課題は公式サイトには公開されません。今後の選考でその課題を解決するための方法を提案できれば、高評価につながるでしょう

企業の現状に関する質問例
  • 御社の強みと弱みを教えてください
  • 商品開発の観点で同業他社と差別化を図るためにおこなっている工夫を教えてください
  • 長期的な目標を達成するために、会社全体で取り組んでいることはありますか? 
  • 今の御社に足りないと思うことは何でしょうか?
  • 御社のSDGsに対する取り組み事例を教えてください

企業の将来に関する質問

企業の将来に関する質問ができる学生は、長期的な目線で企業選びをしていることが高評価につながるでしょう。学生としても将来性がある企業かどうかを知る良い機会になりますね。

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これからの展望を公式サイトで公開している企業も多いため、事前にチェックしておくのはどうでしょうか。

企業の将来に関する質問例
  • 今後はどのような事業を展開していく予定でしょうか? 
  • 今後の海外での事業戦略について教えてください
  • 現在、〇〇業界には〇〇という課題がありますが、御社はどのような対策を検討しているのでしょうか? 
  • 5・10年後に描いているビジョンを教えてください
  • 御社の中で課題となっていることは何かありますか?

採用担当者に対しての質問

当たり前ですが、採用担当者は実際に企業で働いている先輩に当たります。採用担当者にフォーカスして質問して、応募先企業で働くイメージを膨らませましょう。

採用担当者の所属したことがある部署や経験した役職は事前に把握しておいてください。たとえば、人事畑で働いてきた人に対して、「営業職の1日のスケジュールについて教えてください」といっても具体的な回答をするのは難しいでしょう。

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キャリアアドバイザー

相手が答えられる質問かをきちんと精査してから質問してみてはどうでしょうか。

採用担当者に対しての質問例
  • 現在の役職に就くまでに意識されてきたことは何でしょうか? 
  • 営業職の1日のスケジュールについて教えてください
  • 営業職で活躍するために特に大事にしていることは何でしょうか? 
  • 〇〇様が入社後に感じたギャップは何かありますか? 
  • 〇〇様が考える御社の強みは何でしょうか?

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状況によって聞くべき内容は異なる! 選考段階別のいい逆質問15選

選考段階別のいい逆質問

一次面接・二次面接・最終面接と選考が進むたびに採用担当者が変わります。また、自分の企業への知識量を考慮して、質問内容をグレードアップしていくのがおすすめですね。ここでは、選考段階別のいい逆質問を15個解説します。

一次面接:企業の理解度の深める質問

一次面接の段階では企業研究があまり進んでいない学生も多いため、逆質問の場で企業理解を深める下記に関する質問をしても問題ありません。

主な質問内容
  • 社風
  • 簡単な業務内容
  • 組織図
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キャリアアドバイザー

企業研究が完璧な状態なら今後の事業の展望などについて質問しても良いですが、十分な知識が身についてしないと理解できないかもしれませんね。

一次面接の質問例
  • 御社はどのような社風ですか? 
  • 社員の皆さんの雰囲気を教えてください
  • 御社の組織図と各部署のかかわり合いについて教えてください
  • 他部署との交流はありますか? 
  • 社内では上司をどのように呼んでいますか? 

 二次面接:実務に関する質問

二次面接では現場の責任者である社員が担当する可能性が高いため、具体的な業務内容や現場で活躍している人にしか答えられない内容の質問をするのをおすすめします

二次面接の質問例
  • これまでで一番キツかった仕事を教えてください
  • 入社までに準備しておくべきことはありますか? 
  • 〇〇部署の皆さんの雰囲気を教えてください
  • どんな方が営業部では活躍されていますか? 
  • 新入社員に求めるべきことは何でしょうか?

最終面接:入社することを前提にした質問

最終面接では入社することを前提にした質問がおすすめですね。長い目で見ると内定獲得をするより、自分が思い描いた理想像に近づけるかが大切でしょう。入社することで理想像に近づけるかどうかを確認する内容の質問を考えてみてください

また、最終面接は社長や役員クラスなど経営層が担当することがほとんどです。そのため、実務に関する内容より今後の展望や利益を伸ばすための戦略について質問すると、視点が評価がされやすいですね。

最終面接の質問例
  • 海外進出においてどんな人材を求めていますか? 
  • 御社の〇〇事業に興味を持っているのですが、機会があればかかわることができるのでしょうか? 
  • 今後はどのように事業を展開していきますか? 
  • 御社で働くうえで最も大切にすべきことは何でしょうか? 
  • 御社の主力事業である〇〇はどのような戦略で売上を伸ばしてきたのでしょうか? 

最終面接での逆質問の作成に悩んでいる学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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鴨川 未奈

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面接官の立場や役職によって質問を変えてみよう

「一次・二次・最終面接で同じ逆質問でも問題ないですか?」と学生から質問を受けることがありますが、面接ごとに逆質問の内容は変えることをおすすめします。

面接ごとに採用担当者は異なりますが、基本的に、前回の面接の内容は次の採用担当者に共有されます。それにもかかわらず同じ逆質問をしてしまうと、「志望度が低いため質問内容を使いまわしている」と捉えられてしまうかもしれません。

また、そもそも逆質問の内容は採用担当者の立場によって変えるべきものです。採用担当者の立場や役職に合わない質問をしてしまうと「相手の立場を考えての発言ができていない」と志望度以外の面においても、評価が下がってしまう可能性が高いです。

しかし、同じ質問内容でも、採用担当者それぞれの意見を聞きたいといったケースであれば大丈夫です。その際は「前回の面接でも質問したのですが、○○様のご意見も伺いたく、再度質問させてください。」などと、同じ質問をする意図を必ず伝えるようにしましょうね。

面接で聞くのを避けた方がいい逆質問15選

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就活生

やはり、面接では質問は積極的にした方が良いですよね?

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キャリアアドバイザー

もちろん、そうですね。ただ、面接で聞くのを避けた方がいい質問も存在します

面接で避けた方がいい質問もあり、質問をすることでマイナスな評価につながる場合もありますね。自分の考えた逆質問がNG質問に当てはまっていないかをここで確認しておきましょう。

避けるべき逆質問①YES・NOで答えられてしまう質問

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就活生

〇〇様は主に新聞で経済の動向をチェックしていますか?

というように答えがYESかNOで限定されている質問をクローズドクエスチョンと呼びますね。求めている答えがあらかじめある場合には使えますが、「もっと企業について知ってほしい」と思って、設けられている逆質問の場面では相応しくありません

YES・NOで答えられてしまう質問の例
  • 〇〇様は御社の商材に強みを感じていますか? 
  • 今後海外に事業を展開していく予定はありますか? 
  • 〇〇様は主に新聞で経済の動向をチェックしていますか?
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キャリアアドバイザー

基本的に逆質問は採用担当者に自由に答えてもらえるオープンクエスチョンにしましょう。

避けるべき逆質問②待遇ばかりにフォーカスした質問

給料や労働環境は仕事を選ぶ際には重要なポイントですよね。ただ、待遇ばかりにフォーカスした質問をしてしまうと、「自社より条件が良い企業があれば、そっちを選ぶのでは?」と内定を出すのを躊躇されやすいでしょう

待遇ばかりにフォーカスした質問の例
  • 手取り額はいくらでしょうか? 
  • 住宅手当は出るのでしょうか? 
  • 〇〇部の月の残業時間を教えてください
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キャリアアドバイザー

どうしても、待遇について質問したい場合は「閑散期と繁忙期では忙しさにどの程度の差があるのでしょうか?」といったように直接的な表現は避けましょう。

避けるべき逆質問③事前に調べれば分かる質問

企業の公式サイトに記載されているような質問をするのはやめておきましょう。「こんなことも調べずに面接に来たのか?」と志望度の低さが露見してしまうかもしれません

逆質問は調べても分からなかったことを採用担当者に質問する場面だと考えてください。そのため、事前に企業研究をしておくことはマストですね。

事前に調べれば分かる質問の例
  • 御社の主力商材は何でしょうか? 
  • 今年で創業何年目でしょうか? 
  • 昨年の採用人数は何人でしょうか?

避けるべき逆質問④ネガティブな印象が付きやすい質問

採用担当者は学生の自信がなさそうな一面を見てしまうと「業務についていけず、短期離職してしまうのではないか?」と懸念し、内定を出すのを躊躇してしまいますね。逆質問は自分をアピールできるチャンスなので、ネガティブな印象が付きそうな質問は控えましょう。

ネガティブな印象が付きやすい質問の例
  • 私は〇〇の分野に乏しいのですが、大丈夫でしょうか? 
  • 不採用になってしまった場合、秋採用の予定はあるのでしょうか?
  • 職場でなじめるかが不安なのですが、社員のみなさんはどんな雰囲気の方が多いですか?

避けるべき逆質問⑤採用担当者が答えにくい質問

選考の段階によって、面接を担当する社員は異なります。前述したとおり、採用担当者に合わせた内容の質問をしましょう。

採用担当者が答えにくい質問
  • クリエティブ局の雰囲気を教えてください(人事に対して)
  • 現場はどんな人材を求めていますか? (役員に対して)
  • いずれは海外展開を考えている御社ですが、どんな人材を求めていますか? (現場の責任者に対して)
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キャリアアドバイザー

実際に応募先企業で働いている社員に質問できることはあまりなく、貴重な機会です。自分の疑問を解決するためにも採用担当者に合わせた内容の質問を考えておいてくださいね。

吉川 智也

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傲慢な印象を与えてしまう質問は避けよう

他にも逆質問のNG例として、自分が採用されることを前提とした質問も挙げられます。たとえば「私が活躍できる環境はありますか」「採用されたらどの部署に配属される可能性が高いですか」といった質問は、傲慢な印象を与えてしまう可能性があります。自信があるに越したことはないですが、採用されることが当たり前という言動は「入社するために頑張ろうという姿勢が見られない」「謙虚でない」とマイナスな印象になってしまうかもしれません。

このような質問をする際は、自分の過去の経験も一緒に伝えることが大切です。「○○の資格をもっており、御社の業務でも活かしたいと考えています」などと前提を話すことで、仕事に対する熱意を伝えることができます。また、入社後活躍することができるという説得力も増すでしょう。

他にも、抽象的な質問も避けたほうが良いでしょう。たとえば「御社で活躍している社員はどのような人ですか」と質問しても、部署や仕事内容によって活躍の仕方も異なります。「営業職として活躍している人」などと、ある程度条件を絞ったうえで質問すると、採用担当者も回答しやすくなるでしょう。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

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いい質問に関するQ&A

ここでは、いい質問に関するQ&Aをまとめました。気になるところがあれば、チェックしてみてください。

逆質問で「特に質問はありません」と伝えるのはアリか?

逆質問で「特に質問はありません」と伝えるのはおすすめできませんね。せっかく設けられた逆質問の時間を有効活用しないと、企業に対する興味が薄いと思われてしまうためです

興味が薄い学生は内定を出しても辞退されてしまうかもしれないため、逆質問で「特に質問はありません」と伝えるのはやめておきましょう。

キャリアアドバイザーコメント

上村 京久

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質問がない場合は、会社への理解や入社意欲も忘れずに伝えよう

本当に質問したいことがない場合は、質問がないことの伝え方に気をつけたうえで、選考への意気込みや志望度の高さを伝えるようにしましょう。

まず質問がない場合の伝え方ですが「特にありません」と一言で済ませることは避けるべきです。「今までの説明会や選考を通して、御社のことを十分に理解できましたので、本日の時点での質問はございません」などと、企業についての理解はしっかりと深めていることを伝えることが重要です。

しかし、伝え方にかかわらず、質問がない時点で「志望度が低い」と判断する採用担当者は少なからず存在します。そのリスクを払拭するために、選考への意気込みや志望度の高さを伝えることが鍵となります。「本日○○様とお話しし、御社への志望度がますます高くなりました。御社に入社し一日でも早く活躍したいと考えております」などと最後に熱意を伝えることができれば、マイナスな印象にはなりませんよ。

このように、本当に質問しないことがない場合は、企業理解を十分に深められたこと、志望度の高さを伝えることを意識しましょう。

集団面接ではどんなことに気をつけて質問をすべきか?

「集団面接と個人面接で逆質問に違いなんてあるのか?」と思う学生もいるかもしれません。もちろん、集団面接ならでは質問の注意点がありますね。

集団面接ならでは質問の注意点
  • 質問は簡潔にまとめる:限られた逆質問の時間を独占してしまうと、協調性がない印象につながってしまう。質問数も多くて2〜3に留めておく。
  • 周りの質問に流されない:自分より順番が前の学生と質問が被ってしまうこともある。その場合は質問をより深堀した内容や類似した内容、事前に用意しておいた質問を伝える。

集団面接で気をつけるべきポイントを詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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いい逆質問により効果的なアピールをして選考突破に近づこう

いい質問は具体的かつ本質的でなければなりません。ただ、選考の段階によって評価されるポイントも異なるため、状況に合わせた質問作成が求められますね。いい逆質問により効果的なアピールをして選考突破に近づきましょう。

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