一次面接の結果は一週間|結果の問い合わせの適切な時期や方法

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    吉川 智也

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    伴 美寿々

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コラムの目次

  1. 不安になる前に連絡の目安や原因を把握しよう
  2. 合否連絡が届くのは一週間以内
  3. メールで連絡が多数派
  4. 早い方が合格可能性が高い
  5. 連絡が遅いときの4つの理由
  6. ①人数が多く選考に時間がかかる
  7. ②企業側の合否確定や連絡準備に使う
  8. ③補欠合格の可能性がある
  9. ④サイレントお祈りの可能性も
  10. 結果待ちの間にやること4つ
  11. ①口コミや就活仲間に連絡がないか確認
  12. ②一次面接の振り返りをする
  13. ③二次選考の準備をはじめる
  14. ④ほかの選考を並行して進める
  15. 問い合わせるときの注意点
  16. 2週間以降が連絡の目安
  17. 連絡は営業時間帯に
  18. 催促でなくお願いの態度で
  19. 事前に結果連絡までの期間を聞いておくのも手
  20. 不安にならずにやれることからはじめよう

不安になる前に連絡の目安や原因を把握しよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「一次面接の結果連絡が一週間経ってもこないのですが……」
「企業にいつごろなら連絡をしてもいいでしょうか」

といった就活生の声をよく聞きます。一次面接の結果を待つ間、不安に感じている就活生は多いのではないでしょうか。連絡がくる期間の目安や、連絡が遅くなる理由、適切な対処法を知っておくことで、「漠然と不安な気持ちで待つ」という事態を避けられます。

就活の成功に向けて、一次面接の結果待ちの過ごし方は非常に重要です。複数企業を受けていくにあたって他の企業への対策もできますし、反省点を洗い出して随時改善していくなど、心配しながらただ待つだけでは大きく差がついてしまいます。この記事では、面接を待つ時間を有意義に過ごすためのやることリストも紹介します。

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合否連絡が届くのは一週間以内

一次面接の連絡は合否にかかわらず、一週間以内が目安です。一次面接は、就活生を相対的に比較する二次選考以降と異なり、マナーや能力など一定の採用基準を満たしているかをチェックする企業も多くあります。そうした理由から、二次以降の選考よりもスムーズに合否連絡がくる傾向にあります。

連絡が来る時期の目安はこちらの記事も参考にしてください。
面接官の反応である程度合否が予測できる場合もあります。

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ただし、のちほど説明しますが、企業にはすぐに連絡ができない事情もあります。「採用基準を満たしている人」「ものすごく手ごたえがあった人」でも翌日に連絡がくることは少ないようです。ですから、「3~5日経ってもこない」などと不安になる必要はありません。

メールで連絡が多数派

選考者が特に多い一次面接にかんしては、合否ともにメールでの連絡が主流です。企業は多くの就活生に連絡をしなければならず、電話よりも手間がかからないからです。郵送で通知するのは、コストや手間の面で現在はほとんどありません。

連絡待ちの期間は、迷惑メールボックスも含めてメールのチェックをマメにすることをおすすめします。また、電話連絡の可能性もあるので、知らない番号からでも電話に出るか、出られなかった場合は必ずかけ直すようにしましょう。

早い方が合格可能性が高い

時間が過ぎれば過ぎるほど合格が遠のくということは必ずしもありませんが、傾向としては連絡が早い方が合格可能性が高いです、なぜなら、企業は優秀な人材の確保を非常に重要視しており、なるべくすぐに連絡したほうが二次選考に辞退することなく進んでもらえる傾向があるからです。

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連絡が遅いときの4つの理由

就活生

一週間前に面接を受けた企業から合否の連絡がきません。毎日毎日そわそわしてしまいます。

キャリア
アドバイザー

たしかに不安な気持ちになりますよね。でも企業も何もいたずらに連絡を遅らせていいるのではありません。

就活生にとって面接の合否連絡は将来にかかわるような心配事ですし、「時間がかかりすぎではないか」と考える人もいるかもしれません。しかし、企業側も就活生になるべくはやく連絡をしたいと考えています。どのような事情があるのでしょうか。

①人数が多く選考に時間がかかる

大手企業に特に多い理由ですが、選考人数が多く、選考作業や連絡準備に時間がかかっている場合があります。また、企業によっては就活生に日程をいくつか提示して、一次面接を数日間にわけて実施していることもあります。合格人数をあらかじめ決めている場合にかんしては、すべての選考が終わらなければ合格ラインが定まらないため、選考終了後に連絡を開始する企業もあります。

②企業側の合否確定や連絡準備に使う

採用担当者は面接官役に加えて、面接の日程調整など非常に多岐にわたって採用業務を担っています。たとえ企業のなかで合否が決まっていたとしても、連絡準備や二次選考の日程調整などの業務を行っている可能性があります。採用業務は就活の人生にかかわるような責任の重い作業です。万一のミスもないように、連絡先や合否などを何度もチェックをしているので、時間がかかってしまいます。

また、採用の担当者は人事部が担う企業が多いですが、人事部は社内制度の設計・運営、労務管理などの業務を担っています。中小規模の企業の採用担当者のなかには採用以外の業務と兼任しているケースがあり、ほかの業務が立て込んでいて、選考や連絡準備が後回しになっているケースもあります。

③補欠合格の可能性がある

合格通知された就活生が必ずしも二次選考に進むとは限りません。一次面接で企業の雰囲気が自分と合致しないと感じたり、次選考の日程が合わないということもあります。

一次面接の通過人数を決めている企業もあると説明しましたが、欠員が出た場合の繰り上げ合格、つまり補欠合格の候補になっていることもありえます。そうした人は二次選考に進む人の数が確定しない限り連絡はありません。

④サイレントお祈りの可能性も

そもそも落ちた人には連絡をしないサイレントお祈りの方針をとっている企業もあります。さきほどからお伝えしているように、一次面接は選考人数がかなり多いです。

事務作業が非常に多くなり、連絡をする作業を省く狙いがあります。また、不合格の理由をたずねられることをさける意味合いもあり、一次面接はサイレントお祈りを採用している企業が多くあります。

サイレントお祈りについてはこの記事が詳しいので、興味があれば参照してみてください。

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キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

伴 美寿々

早く問い合わせると印象が悪くなる可能性も

企業側は必ず事情があって連絡期間を設けているはずです。合否を出す際に、次回面接を担当する人や配属をイメージしている部署への申し送り等もあるでしょうし、人数が多く判断に時間がかかる場合や補欠合格の場合もあります。

個別で面接している企業であれば、学生さん側との日程調整に時間がかかってしまう場合もあるでしょう。このような状況も踏まえたうえで、連絡期間を設けているので早い段階で結果を催促するのは印象が悪くなる可能性もあります。約束期間より1週間経っても連絡が来ない場合に問い合わせてみましょう。

結果の連絡が遅い理由についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

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結果待ちの間にやること4つ

一次面接の連絡を待つ際の対応方法

選考結果を待つ間、就活生の行動で結果が変わるわけではありません。こうした就活生がコントロールできない要素に気をもむよりは、コントロールできる要素に目を向け、「就活に成功するには何をすればいいか」を考えることがなにより重要です。

①口コミや就活仲間に連絡がないか確認

「きょうも連絡がこなかった」とただ不安になっているのではなく、正しい情報を知ることが重要です。一週間以内が目安とはいえ、企業によってばらつきがあるのも事実です。企業ごとの連絡の期間を知るには、口コミサイトやSNSからの情報取得も有効です。就活生が過去にどれくらいの期間で連絡をもらったか、またどのような連絡方法だったのかと比較的確度の高い情報を知ることができます。

また、同じ企業を受けた就活生仲間がいれば、「連絡がきたら教えあおう」と約束するのも一つの方法です。人や合否によって連絡のある日時や、連絡有無が異なる可能性はありますが、安心する材料の一つになります。正しい情報収集をしておけば、根拠のない憶測で「連絡が遅い」などと無駄に心配することも減るでしょう。

②一次面接の振り返りをする

一次面接は、第一印象やマナーなどの評価といった選考基準はどの企業にも共通している部分も多いため、これらを反省することでほかの企業の面接に大いに活かすことができます。一次面接で落ちてしまった人は、ほかの企業でも同じ理由で落ちていることが多いからです。また、合格してしまった後だと「受かったということは、うまくいったということだ」ととらえてしまいがちで、あまり真剣に反省はできないものです。

ただし、「あんなこといわなければよかった」「面接官の反応が悪かった」などとネガティブに振り返っても意味がありません。言葉遣いやマナー、態度、自己PRなど他社の面接にも共通しそうな点を振り返るようにしてください。

反省を活かして自己分析を再度おこなうのも有効です。自分がうまくできなかった回答などを振り返れば、自己分析が足りていない部分の可能性があります。たとえば、志望動機をうまく答えられていなかった場合、自分の興味・関心や将来の展望をさらに深堀りしてみるみるのもいいでしょう。

以下の記事では一次、二次、最終別面接の評価ポイントをまとめていますので、一次選考の評価ポイントを主にチェックしてみてください。

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③二次選考の準備をはじめる

連絡を待ってなにもせずに不安に過ごすよりは、待っている時間も二次選考の準備期間ととらえるのはどうでしょうか。二次選考に進むライバルたちと差をつけることもできます。

ただ、万全の準備をしていて落ちたときの精神的なダメージが大きくなってしまいます。仮にそうなってしまった場合は、「落ちていたとしてもほかの選考に活かせる」といった前向きな気持ちに切り替えも重要です。

上記の記事でもまとめていますが、二次面接は一次面接よりも企業の理解や志望度の高さが求められます。また、二次選考では集団面接などのスタイルの場合もありますので、企業のホームページや口コミなどでどのような面接なのか調べておきましょう。

二次選考の準備のポイント
  • 一次面接で質問された内容の回答をブラッシュアップ
  • 二次選考の形式を調べる
  • 企業の事業や職種の把握
  • 企業のなかでの自分のビジョンを明確にする

キャリアアドバイザーコメント

吉川 智也

吉川 智也プロフィール

連絡がいつきてもいいように準備をしよう

面接の合否を気にしたところで結果が変わるわけではありません。次の面接まで有意義に時間を使いたいのであれば、通過の連絡がいつきても選考が行われてもいいように振り返りをすることをおすすめします! 
受けた面接での質問や面接官の印象で、より企業への理解や印象が深まったはずです。それを言語化し、企業への志望動機などをブラッシュアップします。企業研究や業界研究を深めることもできるでしょう。自分の中でうまく答えられなかった質問を振り返り、回答を深めブレないようにすることも大切です。また、趣味に没頭したり友達と思いっきり遊ぶなど、リフレッシュに使ってもいいでしょう。

④ほかの選考を並行して進める

ほかの企業にエントリーをしたり、面接準備を進めることも非常に有効です。企業研究やES作成などで気がまぎれますし、なにより多くの企業を受ければ、一つの企業ごとの結果に一喜一憂することは少なくなります。

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

塩田 健斗プロフィール

自分なりの気持ちの切り替え方を確立しよう

多くの学生さんが、志望企業の面接の後に「あの受け答えで大丈夫だったかな?」「あれを伝えられなかった…」など悔やむ方が多いと思います。しかし、後悔しても仕方ないのでそこは切り替えることが大切です。

1社ずつエントリーしている訳ではないと思うので、連絡を待つ間にも他企業の選考もあると思います。失敗を反省し次に活かすのはいいですが、引きずって他の選考のパフォーマンスまで落ちないようにしましょう。

気持ちの切り替えが苦手な人は思い切って遊んで考えないようにすることもいい方法だとは思うので、自分なりの気持ちの切り替え方法を確立しましょう。ちなみに、私が新卒の時は就活ノートを作って必ず振り返りをしていました。そして、そのノートに記入したら気にしない!というルールを自分で作っていました。やり方は自由ですが大事なことは”復習・改善は◎””引きずる・気にするは×”です。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

そこで、活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でも実際に聞かれたような質問とその答え方が一目でわかります

どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!

問い合わせるときの注意点

面接の結果の問い合わせは、なるべくしない方が無難です。企業としても選考業務に時間がかかっているなど遅れている理由があり、連絡を催促していると受け取られかねないからです。

とはいえ、連絡がこなければ、なかなか気持ちの切り替えができないという人もいるのではないでしょうか。企業に教えてもらった連絡期間を大幅に過ぎてしまったパターンもあるでしょう。実際に企業に連絡することを決めた場合、「せっかく合格の予定だったのに失礼な問い合わせをしてしまい、不合格になるかも」と心配している人もいるかもしれません。

選考に時間がかかるなどの企業の事情を理解し、ビジネスマナーを守りつつ、適切な問い合わせをおこなってください。

2週間以降が連絡の目安

まず企業に問い合わせる期間は、2週間以降が目安となります。合否連絡がくるとお伝えした一週間以内はあくまで目安に過ぎません。予想以上に選考業務が長引いているケースなども加味して、2週間以降に連絡するようにしてください。

連絡は営業時間帯に

連絡は企業の営業・就業時間帯にするようにしましょう。これは電話、メールとも同じです。電話の場合はそもそも営業時間以外に電話が通じないこともあります。また、昼の時間帯(11時半~1時半)は採用担当者が昼食休憩をとっているかもしれないので、電話をするのはさけください。

メールの場合でも、営業・就業時間帯に送るようにしてください。深夜や早朝に送ってしまうと緊急性の高い催促めいた印象をあたえてしまうことから、メールはなるべく就業時間に送らないというビジネスマナーがあるからです。

催促でなくお願いの態度で

さきほどお伝えしたとおり企業側の事情があり、催促めいた印象を持たれないように、なるべく丁寧にお願いするという気持ちで連絡をするように心がけましょう。「催促めいた連絡をしてしまい、申し訳ありません」とあらかじめわびるのも有効です。

正しい敬語を意識することはもちろんですが、直接的な言い方ではなく、やんわりと遠まわしな言い回しを使うこともポイントです。たとえば、「面接結果はいつごろいただけるでしょうか」でなく、「面接結果がいつ頃か教えていただくことは可能でしょうか」といった形です。

「お忙しいところ恐縮ですが」「差し支えなければ教えていただきたいのですが」といったクッション言葉を上手に使うこともいいでしょう。よりやわらかい印象をあたえることになります。

以下の記事ではクッション言葉など言葉遣いを解説していますので、参考にしてください。

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キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

伴 美寿々

約束期限を過ぎれば問い合わせても問題ありません

ビジネスマナーを守り、約束期限を過ぎてからの連絡の場合は「しっかりスケジュール管理ができている学生だな」という印象にはなるでしょう。
連絡をする際は、電話でもメールであっても「営業時間内」に必ず連絡をすることと。また、「まだ来てません。教えて下さい」と催促するのではなく、「何日ごろにご連絡いただけるでしょうか」等の遠回しにうかがうスタイルで問い合わせてみてくださいね!

電話例文

「◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。◯月◯日の面接の結果につきまして問い合わせしたくお電話差し上げました。◯◯部◯◯課の◯◯さまはいらっしゃいますでしょうか?」
(担当者が電話に出る)
「先日は、貴重なお時間を割いて、面接をしていただき、誠にありがとうございました。◯日に貴社の面接にお伺いしましたが、合否の結果につきまして、何日ごろにご連絡をいただけるか、教えていただくことは可能でしょうか? このような催促めいた電話を差し上げ、大変恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。」

電話をかける際のマナーなどはこちらで確認しておきましょう。

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メール例文

【件名】◯月◯日の面接の結果につきまして(〇〇大学の〇〇)
株式会社◯◯◯ ◯◯部◯◯課
◯◯様

いつもお世話になっております。
先日〇日面接のお伺いしました◯◯大学◯◯学部の◯◯です。

先日は貴重なお時間を割いて面接をしていただき、誠にありがとうございました。
選考の結果につきまして、何日ごろにご連絡をいただけるか教えていただくことは可能でしょうか。

このような催促めいたメールを差し上げ、大変失礼かとは存じますが、ご連絡を頂けますと幸いです。

ご多忙の中、お手数をお掛けして、誠に恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:minato@☓☓☓☓☓☓.ab.jp
―――――――――――――――

メールで問い合わせるときの注意点はこちらの記事でも詳しく解説しています。

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事前に結果連絡までの期間を聞いておくのも手

面接日に、面接結果の連絡方法や、連絡をする期間を説明されない場合、採用担当者に聞いても失礼にあたりません。面接が終わって帰るタイミングがもっとも適切です。近くにいる採用担当者に「面接結果の連絡方法や、いつごろにいただけるか教えていただくことは可能でしょうか」と聞いてみてください。

聞くタイミングとして気を付けてほしいのは、面接中の最後の逆質問のときです。かならずしも逆質問に聞くのはNGではありませんが、せっかくのチャンスを失うことになりかねません。

逆質問は「企業の方針」「面接時の疑問点」などで鋭い質問や志望度の高さをアピールすることにつながります。面接の連絡という事務的な質問はもったいないです。

不安にならずにやれることからはじめよう

一次面接の結果を待つ期間は、誰しもが不安な気持ちになるものです。ただ、その不安な気持ちのまま何もしない人と、前向きな気持ちに変えて次の面接や就活に活かそうとする人とでは、大きな差がつくことは間違いありません。「自分にとってもっとも有効な時間の使い方は何か?」と問いかけ、さきほど紹介したやることリストを参考にしながら、やれることをやりましょう。

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記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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