例文12選|ホテル業界の志望動機の書き方を4ステップで解説

この記事のアドバイザー

他の学生と差をつけよう! ホテル業界の志望動機は○○が重要

目次

  1. ホテル業界の志望動機は仕事内容や働き方への理解をアピールしよう!
  2. ホテル業界の志望動機を作成する際に重要なポイント3選!
  3. ①仕事内容や働き方への理解を示す
  4. ②そのホテルならではの魅力を説明する
  5. ③応募職種に応じた内容にする
  6. ホテル業界の志望動機OK例文7選
  7. 例文①フロントスタッフ
  8. 例文②セールス・営業
  9. 例文③マーケティング
  10. 例文④管理部門
  11. 例文⑤調理師
  12. 例文⑥総合職1
  13. 例文⑦総合職2
  14. ホテル業界の志望動機NG例文5選
  15. NG例文①ホテル業界を志望する理由が不明確
  16. NG例文②特定の部署へのこだわりが強い
  17. NG例文③具体的な内容がない
  18. NG例文④結論から述べていない
  19. NG例文⑤なぜそのホテルを志望するかの説明がない
  20. ホテル業界の志望動機の書き方4ステップ
  21. ①結論:そのホテルを志望する理由を一言で伝える
  22. ②理由・根拠:なぜその志望理由に至ったのか説明する
  23. ③エピソード:志望するきっかけとなった経験を深掘りする
  24. ④入社後の意気込み:入社後どのように活躍したいかを語る
  25. 業界・企業理解が肝心! ホテル業界の志望動機を作成する前にすべき3つの準備
  26. ①ホテル業界の業界研究
  27. ②ホテル業界の企業研究
  28. ③志望理由の棚卸し
  29. ホテルの志望動機で「ありきたり」を脱却するための注意点
  30. ①接客好き一辺倒のアピールは避ける
  31. ②サービスに感動しただけのエピソードは避ける
  32. ③特定の部署でしか通用しない内容は避ける
  33. ホテル業界の特徴や働き方を理解した志望動機でほかの就活生と差をつけよう!

ホテル業界の志望動機は仕事内容や働き方への理解をアピールしよう!

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「ホテル業界の志望動機が思いつきません」
「ホテル業界の志望動機には何を書けば高評価になるのでしょうか?」

学生からこのような相談や質問をされることがあります。ホテル業界は華やかなイメージもあり、人と接する機会も多いことから、志望する学生も多くいるでしょう。

ただ、「人と接する仕事」という点ではほかの接客業や販売業と同じであるため、業界ならではの志望動機を考えるのが難しいですよね。

この記事ではホテル業界の志望動機を書くうえでのポイントや例文、差別化の方法まで詳しく解説します。ホテル業界を志望する人はぜひチェックしてみてくださいね。

【完全無料】
大学生におすすめ!
選考前に必ず使ってほしい厳選ツール

1位:志望動機作成ツール
ホテル業界の志望動機が思いつかないなら、ツールを活用して完成させよう!

2位:志望動機例文集
お手本になる志望動機を集めました。書き方に迷う人・文章の質を上げたい人へ

3位:自己PR作成ツール
自己PRがまとまらない人は、AIツールを活用して自己PRを完成させよう

4位:面接回答60選
見るだけでOK!面接でよく聞かれる質問と模範解答をまとめました

5位:エントリーシート作成ツール
穴埋めだけでサクッと完成!ESを効率よく作りたい人のマストアイテム

【併せて活用したい!】
スキマ時間3分でできる就活診断ツール

適職診断
たった30秒であなたが受けない方がいい仕事がわかります

面接力診断
39点以下は要注意!面接を受ける前にあなたの面接力を診断しましょう

ホテル業界の志望動機を作成する際に重要なポイント3選!

ホテル業界の志望動機を作成する際に重要なポイント3選
アップロードした画像


就活生

ホテル業界を志望しているのですが、志望動機でさっそくつまずいてしまいました……。ホテル業界の志望動機って、何を書けば良いのでしょうか。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

ホテル業界ならではの志望動機を作るときは、3つのポイントを意識すると良いですよ。詳しく解説していきますね。

ホテル業界は学生にとって身近でイメージしやすい業界なこともあって、志望動機では「憧れ」「サービスが好き」などの理由をアピールする学生が多いです。しかし、数多の就活生のなかで憧れの企業の内定を手に入れるためには、それだけでは足りません。

ここからは、ホテル業界の志望動機を作成する際に重要な3つのポイントについて解説していきます。ほかの就活生と差別化するためにも、一緒に確認していきましょう。

①仕事内容や働き方への理解を示す

ホテル業界の志望動機を作成する際に一番大切なのは、ホテル業界の仕事内容や働き方を正確に理解していることが伝わるように書くことです。

ホテル業界の仕事は人々に非日常の体験を提供することであるため、一見華やかなイメージを抱く人も多いでしょう。しかし、実際の仕事は地道な努力が必要であったり、想像以上に体力が必要だったりするケースがほとんどです。

そのため、企業としても実際の仕事内容や働き方を理解している学生に来てほしいと考えています。憧れだけで志望しているわけではないことを伝えるためにも、詳しい仕事内容や働き方をふまえたうえで志望動機を作成するようにしましょう。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

詳しい仕事内容などについては、後述の「①ホテル業界の業界研究」で解説していますよ。

②そのホテルならではの魅力を説明する

ホテル業界では、前述のように「顧客を笑顔にしたい」のようなアピールをしてくる学生が多いです。しかし、こういった抽象的な表現ばかりだと、面接官としては「どこのホテルでも良いのでは」と感じてしまいます。

そのため、そのホテルならではのコンセプトやサービスを理解したうえで、どこに惹かれたのかを詳しく解説することが重要です。企業としても、そのように自社を研究してきたことが伝わる学生には熱意を感じるため、高評価をつけやすいです。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

伝統を重んじる老舗ホテルか、若者向けのブティックホテルかなど、ホテルによって色はさまざまです。独自の魅力を説明できるようにしておきましょう。

③応募職種に応じた内容にする

ホテル業界にはさまざまな仕事があり、職種別に採用をおこなっているケースも少なくありません。それぞれの募集枠によって求めるスキルやキャリアパスが異なる場合も多いため、募集職種に応じた志望動機を考えることが重要です。

たとえば、将来的には企画部門で活躍することが期待されている「総合職」への応募であるにもかかわらず、「顧客に直接サービス提供することで、貴社のファンを増やす一助になりたい」という志望理由だった場合、採用担当者はどのような印象を抱くでしょうか。

残念ながら企業が期待している「企画部門での活躍」をイメージすることはできないですよね。採用担当者が採用するメリットを感じられるように、応募したポジションに期待されているキャリアパスに沿っているかを、あらためてチェックしましょう

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

募集要項をしっかり確認し、職種ごとの働くイメージを膨らませておいてくださいね。

ホテル業界の志望動機は、ツールを使えば自動で作成できます

「志望動機に時間がかかる……」と悩む就活生は多いでしょう。

そこで活用したいのが無料の「志望動機作成ツール」です。5つの質問に答えるだけAIがあなたらしい志望動機をあっという間に作成します

AIをうまく活用し、志望動機の作成時間を短縮しましょう。

こんな人にツールはおすすめ!

・志望動機の作成時間を短縮したい人

今すぐツールで志望動機を作成!

作成スタート(無料)

ホテル業界の志望動機OK例文7選

ここからは、先ほど解説してきた「ホテル業界の志望動機を作成する際に重要なポイント」をふまえて、ホテル業界の志望動機の例文を紹介します。職種ごとの例文を用意したので、自分が志望する職種の例文を参考にしてみてください。

例文①フロントスタッフ

例文

私は貴社のサービスを通じて、日本文化の素晴らしさを外国人観光客に広めたいと考えています。

私は国際交流サークルに所属しており、外国人留学生と交流をしています。サークル活動のなかで和服などの日本文化を紹介したときに、ある留学生は興味を持ってくれ、和服を扱うアパレル企業へ就職しました。このときに、日本文化を積極的に発信することの大切さを学びました。

貴社は、日本の伝統を意識した建物で、ホテル内でも日本文化を楽しめます。フロントスタッフとして案内しながら、日本文化を広められることに魅力を感じています。

入社後は、国際交流サークルで培った英語力を活かし、フロントスタッフとして海外の顧客対応で貢献したいと考えています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

ホテルの企業理念やビジョンなど調べてわかる内容だけでなく、実際に訪問したことでわかる特徴が書かれており、志望度が高いことがわかりますね。

ホテルフロントの志望動機の書き方については以下の記事で詳しく解説しているので、ホテルフロントを志望している人はあわせて確認してみてくださいね。

関連記事

例文10選|ホテルフロントの志望動機はエピソードの具体性が重要!

この記事ではホテルフロントの志望動機の作成方法を解説しています。キャリアアドバイザーのアドバイスを参考にしながら、志望動機を書くために必要な業態・業務への理解を深めることで、完璧な志望動機を仕上げましょう。

記事を読む

例文10選|ホテルフロントの志望動機はエピソードの具体性が重要!

例文②セールス・営業

例文

私はセールス担当として、貴社の魅力を広める一助になりたいと考えています。

私はイベントスタッフのアルバイトをしており、スマートフォンの販売促進を担当しました。最新の機種でしたが数人しか申し込みが入っていませんでした。一方で、同じイベントに出店されていたホテル業界の企業は、顧客へ積極的に声をかけて、人の列が途切れないほど集客ができていました。このときに、ホテル業界への憧れと提案することの大切さを学びました。

貴社は法人への営業を積極的におこなう事業方針で、提案力がある社員と協働できることに魅力を感じています。

入社後は、アルバイトで培ったコミュニケーションスキルを活かして、営業職として貢献したいと考えています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

ホテル業界の営業職がどのような仕事をしているのか理解していることが伝わる志望動機ですね。

なお、営業職の志望動機を書く際のポイントを知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。

関連記事

競争が激しい営業職は志望動機の差別化が重要|アピールのコツも解説

営業職は競争が厳しいので、具体性と意欲をアピールした志望動機で差別化を図ることが重要です。 この記事では営業職の志望動機の書き方や例文、アピールになる4つのスキルなどをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考にぜひ自分なりの志望動機を作ってみてくださいね。

記事を読む

競争が激しい営業職は志望動機の差別化が重要|アピールのコツも解説

例文③マーケティング

例文

私は、貴社のホテル事業を通じて、〇〇地域を盛り上げる一助になりたいと考えています。

〇〇地域の地方創生を考えるインターンシップに参加した経験があります。社員からのフィードバックで、「企画は素晴らしいけどマーケティング視点がなく、集客ができない」と言われました。このときに、集客についての重要性を強く感じました。

貴社は〇〇地域の施設や飲食店と提携しており、地域を盛り上げられることに魅力を感じています。また、オウンドメディアを運営しており、貴社だけでなく地域についての情報発信をしていることに感銘を受けました。

入社後は、サービススタッフとしての経験を積んだのちに、マーケティング職として地域への集客を担う人材として貢献したいと考えています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

つい宿泊事業だけに注目してしまいますが、ほかの事業についてもリサーチすることで、ほかの学生に差をつけるような志望動機がつくれますよ。

マーケティング職の志望動機を書く際のポイントを知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみましょう。

関連記事

例文8選|マーケティング職の志望動機は企業研究がカギを握る!

マーケティング職の志望動機で重要なのは、綿密な企業研究です。今回はマーケティング職の志望動機を作成する際にアピールすべき強みを紹介し、志望動機の構成を解説していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、志望動機の例文も紹介していくので、参考にしてみてくださいね!

記事を読む

例文8選|マーケティング職の志望動機は企業研究がカギを握る!

例文④管理部門

例文

私は、世界に展開する貴社のホテル事業の経営を支える一助になりたいと考えています。

私は大学で管弦楽部に所属しており、経理担当をしています。合宿先を決める際に、ホテルへ連絡したときに、丁寧に希望をヒアリングしてもらい感動しました。その結果、予算内で満足度の高い練習をすることができました。このときに、組織の財務状況を把握して組織の運営を支えるやりがいとホテル業界への興味を持ち始めました。

貴社は海外へホテル事業の展開もしており、さまざまな事業投資をおこなっています。顧客に満足度の高いサービスを提供しているだけでなく、自らの会計スキルの向上に役立てられると感じています。

入社後は、経理部門にて100名以上の部活で協働した経験を活かして、各部署との調整や交渉をおこない、経営に貢献する人材になります。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

経理部門で働くためには他部門との調整が必要なことも理解していることがわかり、経理について調べていることもアピールにつながっています。

経理の志望動機の作成方法についてさらに詳しく確認したい人は、こちらの記事もチェックしてみてください。

関連記事

新卒学生は知っておきたい! 経理の業務と目に留まる志望動機の書き方

新卒で経理職の志望動機を考える際、業務内容をしっかり理解しておくことが重要です。 この記事では経理の業務やおすすめスキル、志望動機の書き方などをキャリアアドバイザーが解説します。 なぜその業界、会社がいいのかを整理し、自分らしい志望動機を作りましょう!

記事を読む

新卒学生は知っておきたい! 経理の業務と目に留まる志望動機の書き方

例文⑤調理師

例文

私は貴社の調理部門で、顧客に日本食をより好きになってもらえる一助になりたいと考えています。

私は、専門学校で日本料理を学び、日本食の飲食店で調理スタッフを担当しています。私の勤務先は休日に予約が多く、忙殺されてしまい満足する調理ができないことがあります。また、調理場から顧客の顔が見られないため、食事をしている姿が見られなかったり、感想を聞けなかったりすることに課題感を抱きました。

貴社は宿泊客に対して料理を提供しています。また、オープンキッチンで調理をしており、顧客の顔を見ながら調理できます。顧客と近い距離で料理を提供できることに魅力を感じています。

入社後は和食料理人として、ホテルを利用される顧客の食事面の満足度アップに貢献したいと考えています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

この例文のようにエピソードのなかで感じた「課題」を志望動機にすることでも、志望度の高さをアピールできることを覚えておきましょう。

例文⑥総合職1

例文

私は一人の顧客を長い時間サポートし、思い出をより華やかにする一助になりたいと考えています。

私は結婚式場でスタッフのアルバイトをしており、提携している宿泊施設があり調整業務も担当しています。ホテルの担当者とやりとりをするなかで、顧客ファーストでサービスを提供していることに感銘を受け、ホテル業界に魅力を感じています。

貴社は、宿泊事業だけでなくウエディングサービスを提供しており、新郎新婦だけでなく家族・友人へより長くサービス提供できることに魅力を感じています。

入社後はオペレーションスタッフとして経験を積んだ後に、経営企画としてウエディング事業に貢献したいと考えています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

ホテル事業だけでなくウエディングサービスを提供していることが書かれており、企業分析したことが伝わりますね。

例文⑦総合職2

例文

私は、顧客だけでなく社員が楽しみながら働ける環境づくりの一助になりたいと考えています。

私は飲食店でアルバイトをしており、デシャップ担当をしています。ホールスタッフの配置の指示出しをおこなっていますが、あるときに配置転換をおこなったところ、料理の提供がスムーズになったことがありました。このときから、人材の適性インターンシップをみて配置することの大切さを学びました。

貴社のインターンシップへ参加したときに、人員配置を軸に業務の効率化へ取り組んでいる話をお伺いしました。顧客のことはもちろん、社員のことも優先して考えている社風に魅力を感じました。

入社後は営業や事務職を経験した後に、人事として人材の採用や研修制度の企画をし、貴社の発展に貢献したいと考えています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

エピソードだけを見るとホテル業界とは関係ないと感じますが、企業へ共感する理由でインターンのエピソードが紹介されており、ほかの企業には当てはまらない志望動機になっています。

志望動機作成ツールなら、選考通過の高いホテル業界の志望動機が自動で作成できます!

志望動機作成ツール 志望動機作成ツール

志望動機を書こうと思っても、内容がまとまらなくて時間がかかってしまう就活生は多いでしょう。

そんな時は無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。5つの質問に答えるだけで、あなたが受ける業界・職種に合った志望動機をAIが自動で作成します

まずはツールを活用して、志望動機のたたき台を完成させましょう。

ホテル業界の志望動機NG例文5選

ホテル業界の志望動機を作成する際、多くの学生が陥りやすいミスがあります。ここからは、注意点ごとのNG例文を紹介し、改善すべきポイントも併せて解説します。

自分の志望動機がNG例文と同じような内容になっていないかチェックしてみてください。

NG例文①ホテル業界を志望する理由が不明確

例文

私は〇〇地域の伝統工芸を盛り上げる一助になりたいと考えて貴社を志望いたします。

私は学生時代にボランティア活動の一環で、〇〇地域の伝統工芸の販売に携わりました。このときから、〇〇地域を盛り上げたいと思うようになりました。

貴社は〇〇地域のホテルで、地域活性化に役立てることに魅力を感じています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

経験が詳しく書かれていますが、ホテル業界を志望する理由が書かれていませんよね。志望動機としては不十分な内容で、選考に落ちてしまう可能性もあります。

NG例文②特定の部署へのこだわりが強い

例文

私は貴社の営業企画部門にて、グローバル進出の一助になりたいと考えています。

私は学生時代にオーストラリアへ留学をし、ホテルにてアルバイトをした経験があります。日本とは異なる事業戦略やサービス展開に感銘を受け、海外の良さを日本に取り入れたいと思うようになりました。

貴社はオーストラリアへの進出を検討しており、事業に携われることを魅力に感じています。入社後は、営業企画部門にてアルバイト経験を活かして、貴社のグローバル化に貢献します。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

理由が明確で説得力がある志望動機ですが、特定の部署への希望がとても強いことは懸念になることがあります。企業側もミスマッチを懸念して、不合格としてしまうことがあるため注意しましょう。

NG例文③具体的な内容がない

例文

私は貴社の顧客を笑顔にしたいと思い志望いたします。

私は雑貨屋で販売のアルバイトをしています。お客様がおすすめした商品を購入され、笑顔で帰られるときにやりがいを感じます。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

志望動機の「笑顔にしたい」という内容が具体的ではなく、イメージが湧きづらい志望理由です。志望理由だけでなく、過去の経験も採用担当者がイメージできるように、具体化をして伝えましょう。

NG例文④結論から述べていない

例文

私は学生時代にホテルで接客のアルバイトをしており、顧客の笑顔を間近で見られることにやりがいを感じました。社会人になっても、接客を通じてやりがいを得たいと感じ、貴社を志望します。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

この例文は、いきなり自分の経験の説明から入ってしまっています。志望動機を聞かれているときには、志望動機を初めに伝えなければ読み手は混乱してしまいます。

NG例文⑤なぜそのホテルを志望するかの説明がない

例文

私は貴社の宿泊サービスを通じて、顧客のストレスを癒やす一助になりたいと考え志望いたします。

学生時代にホテルでアルバイトをした経験があります。顧客に合ったプランを提案したり、要望に応えたりして感謝されることにやりがいを感じ、ホテル業界で働くことに魅力を感じました。

貴社はホテル業界のリーディングカンパニーで、多くの顧客にサービス提供ができることに魅力を感じています。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

一見すると熱意がある志望動機に感じますが、「応募した企業でなければならない理由」が書かれていません。自分の経験と応募先のホテルの特徴を絡めて、志望動機を作成するように意識しましょう。

特別な動機がなくても、ツールを使えば魅力的な志望動機が作れます

「第一志望以外の企業だと、志望動機がなかなか思い浮かばない......」と悩む就活生は多くいます。

そんな人におすすめなのが、無料の「志望動機作成ツール」です。5つの質問に答えるだけあなたが受ける業界・職種の志望動機をAIが自動で作成します

こんな人にツールはおすすめ!

・志望動機がなかなか思い浮かばない人

今すぐツールで志望動機を作成!

作成スタート(無料)

ホテル業界の志望動機の書き方4ステップ

ホテル業界の志望動機の書き方4ステップ
アップロードした画像


就活生

だんだん志望動機のイメージがついてきました。さっそく作ってみようと思います。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

良いですね! ぜひ進めてください。

アップロードした画像


就活生

うーん……。実際に作ってみようと思うと考えがまとまりません。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

では、書き方を一緒に確認してみましょう。

ここからは、4ステップに分けて志望動機を作成する方法について解説していきます。この4つのステップに当てはめるだけで、熱意が伝わる魅力的な志望動機を作成できますよ。

ポイントや意識すべきことも併せて解説していくので、一緒に確認していきましょう。

①結論:そのホテルを志望する理由を一言で伝える

まずはエントリーしたホテルを志望する動機を、面接官が理解しやすいように一言でまとめましょう。結論から伝えることで、あなたの考えを明確に伝えることができます

理由や説明から始めてしまう学生も多いですが、説明を先に始めてしまうと面接官は何に注意して志望動機を聞けば良いかわからず混乱してしまいます。ホテルを志望する熱意をしっかり伝えるためにも、まずは結論である志望する理由を伝えましょう。

②理由・根拠:なぜその志望理由に至ったのか説明する

次に、なぜその志望理由になったのかを説明してください。採用担当者は、志望動機そのものよりも「なぜそのような志望動機を持つにいたったのか」を重要視します。そのため、志望動機を持つようになったそもそもの理由や根拠を簡潔に説明しましょう。

たとえば、「貴社のスタッフとしてサービス提供することで、〇〇地域を活性化させる一助になりたいため志望します」という志望動機だとすると、このように感じるようになった理由が気になりますよね。

この疑問に対して「学生時代に〇〇地域のボランティアへ参加し、観光客を増やす必要性を強く感じたためです」と回答すると、より志望動機に説得力が生まれます。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

着飾った立派な理由でなくてもかまいません。自分なりの率直な考えを伝えましょう。

③エピソード:志望するきっかけとなった経験を深掘りする

さらに、志望するきっかけとなった経験を深掘りしていきましょう。根拠や理由は志望動機に説得力を与えるものの、採用担当者はまだ具体的なイメージができていないことが多いです。

理由や根拠をより説得力のある内容にするためには、具体的なエピソードを語ることが必要になります

先ほどの例で考えると、「〇〇地域のボランティア」や「観光客を増やす必要性を感じたエピソード」について具体的に伝えられると、志望動機に対する熱意を感じることができますよ。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

面接ではエントリーシート(ES)よりも深く質問されることもあるため、自己分析でも過去のエピソードはきちんと振り返りましょう。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!ホテル業界の志望動機をさらにパワーアップさせるコツ

根岸 佑莉子

キャリアアドバイザー

根岸 佑莉子

プロフィールをみる
「ホテルで活かせる強み」と「就活の軸」を伝えよう

志望動機をさらにパワーアップさせたい人は、過去の経験をもとにしつつ、そこから見出した「ホテルで活かせる強み」や「就活の軸」を伝えてみましょう。

たとえば、「〇〇という経験から〇〇という軸で就活したいと考えるようになった」「〇〇が重視されるホテル業界でこそ〇〇という自分の強みを活かせると感じた」などのようにホテル業界の特徴と自分の価値観・強みの共通点をアピールすることで、入社後に活躍する姿のイメージを持ってもらいやすくなりますよ。

④入社後の意気込み:入社後どのように活躍したいかを語る

ここまでの3つのステップで、志望度の高さを伝えることができました。しかし、企業としては「採用するメリット」が感じられないと、内定を出すことはありません。最後に採用メリットを感じてもらえるよう「入社後どのように活躍したいか」を語りましょう。

ここで説得力ある内容を伝えるためには、志望動機の準備でリサーチした企業の情報が必要です。エントリーした企業のビジョンや仕事内容をきちんと理解し、具体的な貢献方法を伝えるようにしましょう

キャリアアドバイザーの体験談志望動機を面接で聞かれる際の深掘り質問を解説!

川﨑 瑛久

キャリアアドバイザー

川﨑 瑛久

プロフィールをみる
志望動機の深掘り質問はあらゆる角度から準備しておこう

志望動機に関連してよく聞かれる質問としては、以下のようなものが多いです。

「あなたが考える『ホテルで働くうえで最も大切なこと』は何ですか?」
「あなたにとって『おもてなし』とは、具体的にどのようなことですか?」
「これまでの経験(アルバイトなど)で、忙しい状況や顧客からのクレームに対応した経験はありますか? その時どのように対応しましたか?」

面接官はこういった質問を通して、企業理念とマッチしているかや自分なりの考えを語れるかどうか、気配りができる人物かなどをチェックしています。

質問された際には質の高いサービスを提供できる人材であることや、企業の一員として同じ方向を向いて成長していけることをアピールするようにしましょう。

志望動機がまとまらない就活生は、ツールを使うのが一番おすすめ!

「この仕事に就きたい!」と思っていても、なぜそうなのかを上手く説明できないと悩む就活生は多くいます。

そんな時は無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう!5つの質問に答えるだけで、AIがあなたの志望動機を言語化します

こんな人にツールはおすすめ!

・志望動機を上手く文章にできない人

今すぐツールで志望動機を作成!

作成スタート(無料)

業界・企業理解が肝心! ホテル業界の志望動機を作成する前にすべき3つの準備

ホテル業界の志望動機を作成する前にすべき3つの準備
  1. ホテル業界の業界研究
  2. ホテル業界の企業研究
  3. 志望理由の棚卸し
アップロードした画像


就活生

ステップで分けて考えると、かなりイメージしやすくなりました! でも、最後の部分が難しくて……。入社後のことまでイメージできません。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

そうでしたか。もしかすると、志望動機を作成する前の下準備が足りていないのかもしれませんね。

志望動機を説得力のある内容にするためには、入念な下準備が必要です。どうしても浅い志望理由になってしまうような場合には、これから解説する3つの準備をしてみてください。

①ホテル業界の業界研究

業界について理解を深めることは、志望動機の作成に欠かせません。ここからは、ホテル業界について解説していきます。業界研究を深めて、他業界との違いやホテル業界の特徴をしっかり押さえていきましょう

なお、こちらの記事ではノートを使った業界研究の方法について解説しています。業界研究について詳しく知りたい人は目を通してみてください。

関連記事

周りと差がつく業界研究ノートの作り方|状況別の活用法まで解説

業界研究ノートは就活成功に近づくツールです!今回は周りと差をつける業界研究ノートの作り方を紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、業界研究ノートに書くべき7つの項目や業界研究ノートの例も紹介しているので、業界研究ノート作成の参考にしてください。

記事を読む

周りと差がつく業界研究ノートの作り方|状況別の活用法まで解説

ホテル業界の職種・仕事内容を理解する

ホテルで活躍している職種一覧

ホテル業界を知るうえで大切なのは、まずホテル業界の職種や仕事内容を理解することです。一口にホテル業界といっても、さまざまな職種があります。

ホテル業界と聞いてまず就活生が想像するのは、サービススタッフでしょう。サービススタッフには、お客さまを一番最初にお迎えするドアマンやフロント、相談や要望に応えるコンシェルジュなど、ホテルの顔とも言える職種が揃っています。

それ以外にも、人事や総務などの管理部門や営業、マーケティングなど一般企業同様に会社を経営するための職種も存在します。それぞれの職種の仕事内容をしっかり押さえておきましょう。

それぞれの職種ごとの詳しい仕事内容やホテル業界の企業について知りたい人は以下の記事で確認してみてくださいね。

関連記事

ホテル業界への就職はあり? 今後の展望と向いている人を解説

アフターコロナを見すえたホテル業界は魅力的! こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「ホテル業界に興味があり、就職したいけどどうすればいいでしょうか?」「コロナ禍の影響を考えるとホテル業界に就職するのはやめた方が […]

記事を読む

ホテル業界への就職はあり? 今後の展望と向いている人を解説

ホテル業界で活かせる強みを把握する

ホテル業界にはどのような強みが活かしやすいのかを把握することも重要です。活かせる強みを理解しておくことで、より効果的に自分をアピールすることができますよ。

ホテル業界では心を尽くしたサービスを提供していく必要があるため、コミュニケーションに関連した力が多く求められる傾向があります。活かせる強みを以下にまとめたので、ぜひ目を通してみてください。

ホテル業界で活かせる強み
  • 行動力がある:先回りして対応する必要があるため
  • 傾聴力がある:相手の要望を丁寧に聞く必要があるため
  • ホスピタリティがある:満足度の高いサービスに必要不可欠なため
  • 探求心がある:「良いサービスとは何か」を探求する必要があるため

キャリアアドバイザーが読み解く!ホテル業界の業界分析で押さえるべきこと

吉田 実遊

キャリアアドバイザー

吉田 実遊

プロフィールをみる
ホテル業界の課題や将来性についても把握しておこう

ホテル業界は近年のインバウンド需要が増大するにつれ、業績予想が過去最高を更新するなど市場の拡大が著しくなってきています。一方で、人件費や食材費などのコストの上昇の影響も大いに受けており、利益面については思うように上がらない企業も多かったようです。

このようなホテル業界の動向を調べて、課題を把握することも業界分析の重要なポイントです。動向を知ることで業界全体にどのような課題があるのかを把握できるため、「業界ではどのような人材が求められるか」をより深く理解することができます。

たとえば、国内の利用者が少ないという課題があったとします。すると、今後はこれを解決するために各社が海外にホテルを立ち上げることも考えられます。そのため、今後は海外でも活躍できるような語学力や柔軟性を持つ人材が必要とされるかもしれません。

このような業界全体の動向や将来性を知ることで、10年後にもホテル業界で活躍できる人材を推測することができます。より深くホテル業界を知るためにも、ホテル業界の現状や将来性についてもリサーチしましょう。

②ホテル業界の企業研究

ホテル業界の特徴を理解した後は、志望企業がほかのホテル企業とどのような違いがあるのかを説明できるようになることが大切です。しかし、はじめて企業分析をする学生にとっては、どのようなポイントに着目すれば良いかイメージできないのではないでしょうか。

このような学生は、まず「業界内での立ち位置」と「求める人材」をリサーチして、ホテル業界の企業分析をおこないましょう。ここからは、それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

なお、企業研究の方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

関連記事

就活の成功は企業研究が鍵! コツを押さえた6ステップで内定獲得へ

就活では企業研究により自分に合う企業を見つけ、説得力のある志望動機を作成することで内定に近づきます。この記事では企業研究の目的、おすすめの方法、注意点などをキャリアアドバイザーが解説します。 具体的な活用方法も紹介するので、ポイントを絞ったアピールで周囲と差をつけましょう!

記事を読む

就活の成功は企業研究が鍵! コツを押さえた6ステップで内定獲得へ

業界内での立ち位置を把握する

企業研究をする際は、志望先がホテル業界のなかでもどのような位置づけにあるのか把握することが重要です。比較をするときには、以下のようなポイントを整理すると業界内での立ち位置を把握できます。

企業分析のポイント
  • ホテルがある地域はどこか
  • それぞれの地域の特徴は何か
  • どのような客層か
  • どのようなサービス内容か
  • 市場シェアはどの程度か など

これらを把握することでほかのホテルとの違いが明確になるため、まだ志望企業が見つかっていない学生は応募先を見つけることにもつながります。

志望企業が決まっている学生は、他社との違いを把握することで、より熱意ある志望動機を考えることにもつながりますよ。

求める人材像を分析する

企業によって強み・弱みが異なるため、求める人物像は異なりますよね。求める人物像を知ることは、自分が企業から求められているかどうかだけでなく、企業の特徴を知るきっかけにもなります。

たとえば「失敗を恐れず行動できる」という人物像を掲げている会社であれば、伝統を重んじる社風というよりは積極的な挑戦を歓迎する社風である可能性が高いでしょう。

このように、企業研究をする際には「求める人物像」をどのように打ち出しているか、しっかりと確認しておくことが重要ですよ。

③志望理由の棚卸し

業界研究・企業研究が終わったら、続いて志望理由の棚卸しをしましょう。志望理由を伝える際には「自分なりの根拠」を持つことが大切です。深掘り質問をされた際にも自分なりの言葉で説明できるように、自己分析をして一緒に考えを深めていきましょう

なお、志望理由が思いつかない人はこちらの記事も参考にしてみてください。

関連記事

志望動機が書けない時の対処法|上手に書くポイントと例文もご紹介

志望動機が書けないと悩む人は多い こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。志望動機は就活の要ですが、「書けない」と悩む人は少なくありません。実際に株式会社ビズヒッツが2022~2023年におこなった調査によると、エン […]

記事を読む

志望動機が書けない時の対処法|上手に書くポイントと例文もご紹介

接客サービスが好きな理由を考える

「接客サービスをしない募集への応募なので考える必要はない」と考える人もいるかもしれませんが、接客が好きな理由は必ず考えましょう。

たしかに、本社勤務になると接客以外の仕事を担当することもあります。しかし、ホテル業界は顧客へ接客をするサービスを提供していますよね。接客業務を担当しない場合にも、「一社員として接客サービスに対してどのような考えを持っているか」を重視しています。

人を喜ばせることに関心があることをアピールするために、接客サービスを仕事にしたいと思うようになったきっかけを振り返りましょう。

接客サービスが好きな理由の例
  • 笑顔や感謝の言葉を直接受け取れることに達成感を覚えるため
  • 自分の提案や工夫が顧客の満足に直結するため

ホテル業界を選んだ理由を考える

接客サービスが好きな理由だけしかアピールできないと、ほかの業界の志望動機にも当てはまってしまいます。ホテル業界への志望度が高いことをアピールするためには、「なぜ接客をする仕事のなかでもホテル業界なのか」を説明できることが必要です。

ホテル業界を志望する理由は、あなたの過去の経験がきっかけになっていることがほとんどです。なぜホテル業界に魅力を感じたのかを説明できるように、自分の過去の経験を振り返りましょう。

ホテル業界を選んだ理由の例
  • チームで協力し、大きな達成感を味わえる環境に魅力を感じるため
  • 「人生の節目」や「特別な瞬間」に立ち会える唯一無二の場所であると感じたため

なぜその企業で働きたいか考える

すでに志望企業が決まっている人は、その企業を志望する理由についても振り返りましょう。企業の採用担当者は、ほかの企業にも当てはまる志望動機の学生は、志望度が低いと判断してしまいます。すると、書類選考であっても選考通過をすることができません。

志望企業に入社したい理由を自己分析で振り返るときにも、自分の過去の経験を振り返ることで理由を明確にすることができます。

インターネットで調べた内容や説明会に参加したときの印象で、具体的に共感するポイントがなければ入社したいとは思いませんよね。その共感したポイントと、なぜ共感をしたのかを過去の経験を振り返り、自分で納得できる理由を見つけましょう。

その企業で働きたい理由の例
  • 企業独自のサービスや取り組みに魅力を感じたから
  • 企業が持つブランドイメージや顧客層と自分の強みが合致すると感じたから

どのようにホテルへ貢献したいか考える

最後に、強みや今までの経験を入社後にどのように活かしたいかを考えましょう。

ここまで解説してきた自己分析をしていくと、採用担当者に十分な入社熱意を伝えることができます。しかし、入社をした後に「どのように活躍するのか」を採用担当者はイメージができていないことがほとんどです。

入社後に活躍できること・企業へ貢献することを伝えるためにも、具体的にどのように貢献したいか考えてみてください。

強みや経験の活かし方の例
  • 一人ひとりにマッチしたサービスを提供することで、顧客満足度向上に貢献したい
  • 新しいアイデアを積極的に提案することで、ホテルの魅力向上に貢献したい

ホテルの志望動機で「ありきたり」を脱却するための注意点

ホテルの志望動機で「ありきたり」を脱却するための注意点
アップロードした画像


就活生

ついに完成しました! チェックしていただけませんか。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

もちろんです。 ……なるほど、悪くはないのですが、ややありきたり過ぎるように感じるかもしれません。注意点をお伝えしていきますね。

ホテルの志望動機は、多くの学生が似たような経験をしていることもあってありきたりな内容になってしまうケースも多いです。あまりにもほかの学生と同じような内容だと、面接官としてもあなたを合格させる理由を見出しにくくなってしまいます。

ここからは、ホテルの志望動機で「ありきたり」を脱却するための注意点について解説していきます。面接官の心をつかむ志望動機にするためにも、一緒に確認していきましょう。

①接客好き一辺倒のアピールは避ける

人とコミュニケーションを取ることが好きだという理由でホテル業界を志望している学生も多いでしょう。たしかにホテルで働くと接客でコミュニケーションを取る機会が多く、その点ではやりがいを感じやすいかもしれません。

しかし、多くの学生が接客が好きでホテル業界を志望しているため、接客好きだけをアピールすると、ほかの学生との差別化を図ることができなくなってしまいます

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

差別化を図るためにも、接客のどのような点に魅力を感じるのかを具体化するようにしましょう。

②サービスに感動しただけのエピソードは避ける

「実際にホテルを利用してサービスが魅力的だった」という経験が、志望するきっかけになったという学生もいるのではないでしょうか。 

一見するとほかのホテルに当てはまらない理由に感じるかもしれませんが、面接官からするとこの内容もありきたりに感じてしまう恐れがあります。また、「ほかのホテルを利用していたら別のホテルが第一志望だったのではないか」と考えてしまう場合もあるでしょう。

そのため、ホテルを利用したかどうかではなく、具体的にそのホテルのどんな部分に惹かれて志望しているのかを伝えるようにしてください

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

これらの志望動機が必ずしも悪いわけではないのですが、より具体的に伝えることが重要ですよ。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!ホテルの志望動機で「感動した」エピソードを伝えたいときは?

乾 花穂子

キャリアアドバイザー

乾 花穂子

プロフィールをみる
感動体験は入社後の意気込みで伝えることがおすすめ

感動体験だけをアピールすることは避けた方が良いと解説したものの、実際に感動体験がホテル業界を志望する原体験になっている学生も多いですよね。そういった場合、志望理由ではなく入社後の意気込みで感動体験を伝えましょう。

たとえば、「入社後は、私が貴社を利用したときに感じたような非日常を届けられるスタッフとして貢献したいと考えています」のように伝えてみましょう。

志望動機のなかで感動体験を語るのではなく、入社後に企業へ貢献したい内容として「自分が経験した感動を顧客へ届けたい」と伝えることで、感動体験を伝えつつ前向きな姿勢をアピールできます。

③特定の部署でしか通用しない内容は避ける

総合職の場合は、多くの企業で数年ごとに部署異動をして多様な経験をする「ジョブローテーション」という人事制度を採用しています。

そのため、特定の部署へのこだわりが強い志望動機の場合は配属や異動のタイミングで離職するのではないかと思われてしまう場合があります

総合職や部署異動がある募集ポジションへ応募している学生は、自分の志望動機がホテルで長期的に活躍する期待ができる内容になっているか確認しましょう。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

企業についてリサーチしていることは高評価になりますが、こだわりが強すぎる志望動機はかえってマイナス評価になってしまいます。

ホテル業界の特徴や働き方を理解した志望動機でほかの就活生と差をつけよう!

ホテル業界の志望動機は、ともすれば「接客好き」「憧れ」など、ありがちな内容になりやすい傾向にあります。

そのため、自己分析や企業分析を深めて「なぜホテル業界なのか」「なぜそのホテルなのか」などの理由を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

また、ホテル業界の働き方や仕事内容をよく理解していることが伝わる内容にすることで、あなたの熱意をアピールすることも大切です。

この記事で紹介した方法を実践してしっかりと根拠の伝わる志望動機を作成し、ホテル業界の選考を突破していきましょう。

志望動機が思いつかない人は、
ツールを活用して完成させよう

5つの質問に答えるだけAIが志望動機を文章化します

記事についてのお問い合わせはこちら

キャリアパーク就職エージェント 就活対策から内定まで徹底サポート!

  • キャリア面談は
    完全オンライン
  • 選考対策では模擬
    面接までできて完璧!
  • 安心して入社できるまで
    内定後もサポート
まずは就活の悩みを相談してみる

既卒・第二新卒の人はこちら

関連コラム