最終面接に落ちてつらい就活生必見|内定獲得のための対策4ステップ

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落選を繰り返さない! 最終面接で落ちてつらい…… 立ち直り内定する秘策は〇〇

目次

  1. 最終面接で落ちてつらいときは原因分析から改善策につなげよう!
  2. 「最終面接で落ちたのがつらい」と悩むあなたに知っておいてほしいこと
  3. 最終面接で落ちてからも就活を成功させる人はたくさんいる
  4. 最終面接で落ちたからといってあなたの能力が否定されたわけではない
  5. どうしても立ち直れない場合は一度就活をストップするのも一つの手
  6. 原因理解が重要! 最終面接で落ちたときに考えられる5つの原因
  7. ①企業の価値観や社風に合わないと判断された
  8. ②1次面接や2次面接からの一貫性がなかった
  9. ③入社後のビジョンが不明確だった
  10. ④自信や積極性が足りなかった
  11. ⑤他の候補者がより適していると判断された
  12. あらためてチェック! 最終面接で面接官が見ている4つのポイント
  13. ①この会社で働きたいという熱意を持っているか
  14. ②パーソナリティが社風に合っているか
  15. ③将来のビジョンを描けているか
  16. ④成長して会社に貢献できそうかどうか
  17. 最終面接まで進めたら内定まであと一歩! 落ちた経験を糧にすることが重要
  18. 最終面接での落選を繰り返さない! 次に向けて取り組みたい対策4ステップ
  19. ステップ①最終面接での失敗点を洗い出す
  20. ステップ②自己分析を通じて自己PR文を練り直す
  21. ステップ③応募先企業に合わせた志望動機を作成する
  22. ステップ④模擬面接を録画して自分の言動を客観視する
  23. 人に頼ることも大事! 最終面接で落ちてつらいときに頼りにできる相談先3選
  24. ①友人や先輩など自分が信頼している人
  25. ②大学のキャリアセンター
  26. ③就職エージェントなどの就職支援サービス
  27. 最終面接で落ちてつらいときは反省を活かして内定を勝ち取ろう

最終面接で落ちてつらいときは原因分析から改善策につなげよう!

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「最終面接で落ちてしまってつらいです……」
「最終面接で内定を勝ち取るには何が大切ですか?」

といった質問を受けることがあります。たしかに、最終面接で内定まであと一歩のところで落選してしまったら、とてもつらいですよね。そのようなときは気持ちを切り替えるための時間も必要です。

ただ、つらいと落ち込んでいるだけでは内定はつかめないので、落ち着いたらしっかり原因を分析して、次は最終面接を突破するための改善策を考えることが大切です。

この記事では、最終面接で落ちてしまってつらいときの気持ちの整え方や、落選の原因分析方法、内定のための改善策について解説していきます。実際に落選してしまった人も予防策を知りたい人も、参考にしてみてください。

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「最終面接で落ちたのがつらい」と悩むあなたに知っておいてほしいこと

「最終面接で落ちたのがつらい」と悩むあなたに知っておいてほしいこと
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就活生

最終面接で落ちてしまいました……。

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キャリアアドバイザー

それはつらいですよね。ただし、最終面接に落ちるのは必ずしもあなたに原因があるわけではありません。必要以上に落ち込む必要はありませんよ。

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就活生

ありがとうございます。でも、どうしたら内定が取れますか?

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キャリアアドバイザー

原因をしっかり分析することで、内定をつかむヒントが見えてきます。反省を次に活かしていきましょう。

最終面接で落ちてしまったらショックを受けるのは当たり前のことです。前を向いて次に向かうことが大事とはいえ、簡単には気持ちを切り替えられないという気持ちもよくわかります。

ここからは、落選がつらいと悩むあなたに知っておいてほしい3つのことをお伝えしていきます。

最終面接で落ちてからも就活を成功させる人はたくさんいる

最終面接で落選する人は一定数いて、落ちてからも就活を成功させる人はたくさんいます。落選の原因を分析して、次に活かすことが大切です。

最終面接で内定が出る学生の割合は、企業の規模や業界によっても異なりますが、一般的には50%ほどと言われています。一方で、半分は落選してしまうということになります。

厚生労働省がまとめた2024年3月卒業の大学生の就職状況では、就職率が98.1%で調査開始以来過去最高を記録しました。最終面接で落選することがあっても、多くの学生が最終的には内定をつかんで就職先を見つけています。

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キャリアアドバイザー

団塊世代の大量退職、少子高齢化による若年層の労働力不足などから若手社員の需要は高く、就活生にとっては売り手市場が続いているといえます。いわゆる「就活生に有利」な状態なので、一度落ちても次の最終面接で内定を取れるチャンスはあります。

最終面接で落ちたからといってあなたの能力が否定されたわけではない

最終面接で落ちてしまっても、あなたの能力が否定されたわけではないということは覚えておいてください。

採用活動はあくまでも企業と学生のマッチングです。企業側のタイミングや他の就活生との兼ね合いなどで、たまたま縁がなかっただけというケースも少なくありません

また、一般的には最終面接よりも1次面接や2次面接の方が通過率が低いです。そこを突破して最終面接まで進めたということは、企業からあなたの自己PRや志望動機が高く評価された証拠でもあります。

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キャリアアドバイザー

最終面接まで進んだことに自信を持ってくださいね。

とはいえ、最終面接に落ちてしまうとつらい気持ちがなかなか晴れないこともあるでしょう。こちらの記事では就活がつらい時期を乗り越える方法を解説しています。参考にしてみてくださいね。

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どうしても立ち直れない場合は一度就活をストップするのも一つの手

第一志望の企業の最終面接で落選してしまった場合は、ショックは相当大きいはずです。どうしても立ち直れないと思うときは、一度就活をストップするのも一つの手です。

特に志望度が高い企業の最終面接には気持ちも入り、内定を取りたいという思いも強くなりますよね。その反面、落ちてしまったときに気分が落ち込むのは仕方ありません。頑張ろうとしてもやる気が出なかったり、思い出して余計に落ち込んでしまうこともあります

肩の力を抜くためにも、一度就活から離れるということも選択肢に入れてみてくださいね。

最終面接で落ちてつらいときの気持ちの切り替え方
  • 睡眠をしっかりとって体を休める
  • 趣味の時間を作ってリラックスする
  • 友人と食事に出かけたりしてリフレッシュする
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キャリアアドバイザー

就活の最盛期で忙しい時期もつらい場合は、1日だけオフの日を作るなど、就活から少し離れるだけでも気分が変わるはずですよ。

吉川 智也

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最終面接まで進めたことを前向きに考えよう

最終面接で落ちてしまうとつらいと感じますが、最終面接まで進めたという事実は企業から一定以上の評価を得られているということです。ここまでのプロセスをしっかり振り返ることが、他の企業でも選考を進めるカギとなります。

エントリーシート(ES)や筆記試験、グループディスカッション、面接など、これまでの選考過程で何が評価されたのか、改善すべきところはないのかを自己分析しましょう。たとえば、ESで評価されたポイント、面接での受け答えでうまくいった点、課題点は何かを具体的に振り返るようにしましょう。

何が良かったのか、何が悪かったのか自分ではよくわからないという場合は、大学のキャリアセンターや転職エージェントの力を借りるのもおすすめです。プロの視点で、添削やアドバイスをしてもらえますよ。

39点以下は要注意!
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原因理解が重要! 最終面接で落ちたときに考えられる5つの原因

最終面接で落ちたときに考えられる5つの原因
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就活生

どうして自分が最終面接で落ちてしまったのかわかりません……。

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キャリアアドバイザー

面接のフィードバックがない場合は、はっきりとした理由はわかりにくいですよね。それでも、いくつか考えられる原因があるので自分に当てはまるものがあるか振り返ることが大事ですよ。

最終面接で落ちてしまった原因は一つとは限らず、複数が重なって企業から高い評価を得られなかった可能性もあります。ここから最終面接で落選した場合のよくある5つの原因について解説していくので、自分と関係があるか見ていきましょう。

最終面接で落ちてしまう理由と対処法はこちらの記事でも解説しているので、振り返りをする際の参考にしてみてくださいね。

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①企業の価値観や社風に合わないと判断された

最終面接で落ちてしまった場合、企業の価値観や社風に合わないと判断された可能性があります。

最終面接では社長や役員など、会社の経営層が面接官を務めるケースが多いです。会社の方針を決めている人たちなので、会社に合う人材かどうかを見極める立場でもあります。

自分では企業研究を深めて企業理念などに沿った志望動機を作ったつもりでも、上層部が求めているものと多少のズレがあると響かないこともあるのです。

次に受ける企業ではホームページなどで理念を入念にチェックし、自分の志望理由とマッチしているか、すり合わせることが大切です

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キャリアアドバイザー

経営層との質疑応答のフィーリングもかかわるので、縁や相性の要素もあります。

とはいえ、どのように経営層にアピールすれば良いのかわからない人もいるでしょう。こちらの記事では社長面接の対策についてまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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②1次面接や2次面接からの一貫性がなかった

1次面接、2次面接からの一貫性がないことで最終面接で不採用となるケースもあります。

最終面接で気合いが入りすぎて、今までの面接と違ったエピソードを話したり、話を大きくしたりすると、企業から疑問を持たれる可能性があります。場合によっては「嘘をついているのではないか」と思われてしまう可能性もあるでしょう。

そのようなケースだと信頼を得られず、企業側も採用まで踏み切れないことがあります。

最終面接の前には、それまでの選考過程で何を話したのかを振り返ることで、最終面接だけ話がズレてしまうことを防げます。

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キャリアアドバイザー

1次面接や2次面接で話した内容が変わるときや訂正をしたいときは、その理由を伝えたうえで説明すると良いですよ。

③入社後のビジョンが不明確だった

入社後のビジョンが不明確な場合、最終面接で落選してしまう原因となりやすいです。

最終面接で経営層が面接官の場合、会社の将来を担える人材かどうか、成長して会社の利益に貢献する可能性があるかどうかをシビアに見ています。ビジョンが曖昧だと「会社で長期的に働く姿をイメージできていないのではないか」と思われ、評価が低くなってしまう可能性があります。

入社後にやりたい仕事や、将来的に担いたい役割は具体的に考えて面接官に伝えるようにしましょう

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キャリアアドバイザー

自分のキャリアビジョンをしっかり伝えても、企業が経営方針で5年後、10年後に目標としている姿とマッチ度が低いと判断されるケースもあります。

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④自信や積極性が足りなかった

最終面接で自信や積極性が足りなかったことも落選の原因の一つになり得ます。

自信や積極性が足りないと判断されやすい行動
  • 緊張でうまく話せなかった
  • 声が小さかった
  • 面接官と目を合わせて話せなかった
  • 志望度や意欲の高さを伝えきれなかった

最終面接では緊張してうまく話せないこともあります。最終面接で面接官が経営層に変わり、雰囲気が変わることでプレッシャーを感じてしまうこともあるかもしれません

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キャリアアドバイザー

特に初めての最終面接では緊張はあって当然ですが、過度に最終ということを意識しすぎないことも大切ですよ。

⑤他の候補者がより適していると判断された

最終面接も候補の学生と比較されるので、他の候補者がより会社に適していると判断された可能性はあります。

こればかりは仕方ありません。もともと企業の採用数が少なく狭き門だったというケースもあります。自分が納得する志望動機や自己PRを伝えられたうえで、経営層が他の学生が会社に合っていると判断したのであれば縁がなかったとも言えるでしょう

もし、十分に志望度を伝えられなかったのであれば、次に向けて改善していきましょう。

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キャリアアドバイザー

最終面接が集団面接という企業もありますが、他の学生よりも自分をよく見せようと考えるよりも自分の回答に集中することが大切です。

堀内 康太郎

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最終面接で落ちたときは縁がなかったと割り切ることも大切

最終面接で落ちてしまったときは、つらい気持ちや悔しさはあれど、課題を明確にし、次につなげることが重要です。また、面接内容を振り返り、どのような質問に対して、どのように回答したのか、できたこととできなかったことを整理し、課題を発見しましょう。

また、最終面接では、約5割くらいの学生に内々定を出す傾向があるとされています。そのため、落ちてしまったことにネガティブになりすぎず、前向きに受け止めることも大切です。

「今回は、縁がなかったけど、もっと良い企業に出会えるはず」と思うなど、うまく切り替えるようにしましょう。

あらためてチェック! 最終面接で面接官が見ている4つのポイント

最終面接で面接官が見ている4つのポイント
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就活生

最終面接で落選につながりやすい原因は理解できました。そもそも、最終面接では面接官はどこをチェックしているのですか?

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キャリアアドバイザー

最終面接では、本当に企業に合う人材かどうかを見極めることを重視している企業が多いです。主に4つのポイントがあるので紹介していきますね。

「最終面接は入社の意思を確認する場で落ちることはほとんどない」というイメージを持っているかもしれませんが、選考過程としてしっかり学生の資質を見極める企業もあります。そのため、企業側が知りたい内容を理解して、面接に臨むことが大切です。

ここからは、最終面接で面接官が見ている4つのポイントについて解説していきます。

①この会社で働きたいという熱意を持っているか

企業は最終面接で、学生がこの会社で働きたいという熱意をどのくらい持っているかという点をチェックしています。熱意がある方が仕事への積極性や成長意欲が高いと判断されるからです。

最終なので他の学生も同様に志望度の高さや熱意をアピールするはずです。どの部分で違いを見極めるかというと、企業研究の深さが一つの鍵となります

企業研究の深さを見極める基準
  • 企業理念を理解しているか
  • 経営者の方針を把握しているか
  • IR情報などで最新の動向をチェックしているか
  • 業界内での企業の立ち位置を理解しているか
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キャリアアドバイザー

ニュースやメディアの経営者インタビューなどから会社の最新情報を知ることができます。そうしたものに目を通しているかどうかも熱意を伝える要素となりますよ。

最終面接でよく聞かれる質問については、こちらの記事でも解説しています。事前によく確認しておきましょう。

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②パーソナリティが社風に合っているか

最終面接では、学生のパーソナリティが社風に合っているかを面接官が見極めます。

1次面接や2次面接では、比較的若手の社員が面接官を務めることもありますが、最終面接を担当する経営層は長く会社に勤めている人が多く、社風も熟知しています。そのため、学生の表情や声のトーン、振る舞いなどから、会社の雰囲気に合うかどうかを判断します

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キャリアアドバイザー

多様な人材を求めている会社もあれば、体育会系出身者が多い会社など特色があるところもあります。無理に合わせず、普段の自分をアピールすることが大事ですよ。

③将来のビジョンを描けているか

将来のビジョンを描けているかどうかも、最終面接でチェックされる重要な要素です。

長期的なキャリアビジョンを持っていて、それが企業の方針とマッチするかが見られます。5年後や10年後に会社でどのような仕事を担っていきたいか、具体的に考えているかを見極められます

将来のビジョンについてチェックされる点
  • 企業の理念とビジョンがマッチしているか
  • 企業で働くことで目標が達成できそうか
  • 個人の目標を達成することが会社の利益につながるか
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キャリアアドバイザー

将来のビジョンについても最終面接だからといって特別変えることはせず、1次面接、2次面接との一貫性を意識しましょう。

④成長して会社に貢献できそうかどうか

最終面接では学生が入社したら成長して会社に貢献できそうかどうかという点も見極められます。

学生の強みや学んできたこと、将来の目標やビジョンを総合的に見て、会社に貢献できる人材かを判断されます。将来的に会社を引っ張っていくリーダー的な立場を期待される人もいれば、派手さはなくともコツコツ仕事をして周囲を支える役割を期待される人もいます

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キャリアアドバイザー

自己分析をもとに個性を活かしながら、売り上げやチームワークなど自分がどの分野で会社に貢献できるのかアピールすることが大切ですよ。

最終面接で面接官がチェックしているポイントについては、こちらの記事でも詳しく解説しているので、チェックしてみてくださいね。

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上村 京久

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企業側は学生時代のエピソードからポテンシャルや伸びしろを判断する

就活生が成長して会社に貢献できるかどうかは、正直100%予想できるものではありません。企業側も見極めには苦戦しています。

しかし、学生の価値観や過去の経験を聞くことで、企業は学生のポテンシャルや成長の伸びしろを予想します。たとえば、学業やゼミでの研究、サークル活動やアルバイトを通じてどのような課題に向き合い、課題解決をし、成果を出してきたのかをもとに、入社してからも同じように活躍できるかを判断するのです。

そのため、書類選考や面接では、具体的なエピソードを盛り込みながら将来的な成長性や伸びしろ、ポテンシャルをアピールすることが大切です。

最終面接まで進めたら内定まであと一歩! 落ちた経験を糧にすることが重要

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就活生

最終面接で落ちたつらさは二度と味わいたくありません。

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そうですよね。できれば次の最終面接のチャンスでは、しっかり内定をつかみ取りたいですね。

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就活生

でも、また落ちてしまったらどうしようという不安もあります……。

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不安があるのは対策がまだできていないからですよね。原因をしっかり分析すれば、改善点が見えて内定に近づきます。落選をバネにしましょう。

最終面接で落ちてしまったことがつらくても、最終まで進めたら内定まではあと一歩です。そこまで進めたことに自信を持って、落ちた経験を糧に内定に向かって進んでいきましょう。

ここからは、最終面接で内定を勝ち取るための具体策や、一人でつらいときの相談先について解説していきます。あと一歩を確実に進められるように一緒に頑張りましょう。

最終面接での落選を繰り返さない! 次に向けて取り組みたい対策4ステップ

最終面接での落選を糧に 次に向けて取り組みたい対策4ステップ

最終面接での落選を繰り返さないためには、反省点を探して対策していくことが大切です。落ちてしまったつらい気持ちもあると思いますが、落ち込んでいるままでは内定にはつながらないので、少し気持ちが落ち着いたら前に向かって進んでいきましょう。

ここからは、次の志望先の面接に向けて取り組みたい4ステップの対策について解説していきます。次は自信を持って臨めるように、一つずつ対策を進めていきましょう。

ステップ①最終面接での失敗点を洗い出す

最終面接で落選してしまったときは、失敗点を洗い出しましょう。

まず質問を思い出し、答えた内容を振り返りましょう。最終面接で緊張からうまく話せなかったことも考えられます。1次面接から最終面接までの流れも振り返り、一貫性があったかどうかもチェックすることが大事です

最終面接で失敗した可能性がある項目
  • 自己PRや志望動機をうまく伝えられなかった
  • 極度に緊張してしまった
  • 企業が求める人材と自分のアピールにズレがあった
  • 最終面接でそれまでと違うことを話してしまった
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面接の受け答えの精度を高めるために、最終面接に限らず聞かれた質問は忘れないうちに内容と自分がどう答えたかをメモしておくことがおすすめです。

就活の面接でやってしまいがちな失敗例については、こちらでも紹介しています。失敗例を知って、事前にミスを防ぎましょう。

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ステップ②自己分析を通じて自己PR文を練り直す

最終面接で落選してしまったときは、もう一度自己分析をして、自己PRを練り直すことが大切です。

落選した企業と何らかのミスマッチがあったことが考えられるからです。いくつかある自分の強みのなかで、志望企業の業務内容や社風に合うものを選べていたかどうか、精査する必要があります

最終面接で落ちたときに振り返るべき自己分析の項目
  • 自分の強み
  • 就職活動の軸
  • 学生時代に力を入れたこと
  • 自己PRと企業がリンクする部分
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志望企業が変われば内容を微調整する必要がありますが、最終面接までのプロセスを振り返ることで、次のために適切な自己PRを練り直すことができますよ。

自己分析の質を上げる方法はこちらの記事で解説しているので、確認してみましょう。

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ステップ③応募先企業に合わせた志望動機を作成する

次の志望企業が決まったら、その企業に合わせた志望動機を作りましょう。

最終面接まで進めた経験を活かして、前回の企業で良かった点と足りなかった点を考えましょう。志望動機について面接官から質問された内容が足りなかった部分のヒントになります。

質問には面接官が疑問に思ったり、もっと知りたいと思ったりしたことが含まれています。1次面接から最終面接までの質問を思い返して、面接官の質問の意図を探りましょう。

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失敗をふまえて、次の志望先の企業では志望動機と企業が求める人材像がうまくマッチするように練っていくことが内定に近づく道です。

志望動機で熱意を伝えるためには「締め方」が鍵となります。入社したいという強い気持ちを伝えるためにも以下の記事を参考にしてみましょう。

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志望動機のしめの文では、入社してやりたいことをしっかりと伝えることで面接官に熱意を伝えることができます! 今回は熱意の伝わる志望動機のしめ方をOK例文とNG例文とともに紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、魅力的なしめを作るポイントも紹介するので参考にしてみてください。

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ステップ④模擬面接を録画して自分の言動を客観視する

次の志望先への準備が整ったら、模擬面接を録画して自分の言動を客観視することがおすすめです。

録音するとわかりますが、自分が聞こえている声と、他人に伝わっている声は違います。模擬面接を録画することで、自分のしぐさや声のトーンを確認することができます。思っていたよりも声が小さかったり、姿勢が悪かったりすることがあるので、繰り返し練習して理想に近づけましょう。

面接官役を誰かに頼むのが難しいときは、想定問答を考えて自分が答える部分だけ練習したり、一人練習用の模擬面接動画を活用するのも手段です。

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模擬面接は大学のキャリアセンターや、民間でも対面やオンラインでさまざまなサービスが提供されているので自分に合うものを選びましょう。

最終面接の対策法については、こちらの記事も参考にして準備を進めましょう。

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こちらの記事でも最終面接後にやるべきことを紹介しているので参考にしてみてくださいね。

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長尾 美慧

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オンライン面接の場合はそれに合わせた対策が大切

最近は、最終面接まですべてオンラインで実施する企業もあります。オンライン面接では対面面接とは違うこともあるので、オンライン面接の対策をしましょう。

まずは模擬面接を録画することが大切です。振り返る際は、声の大きさ、話し方や表情について確認するようにしましょう。対面での面接よりも声がこもったり、聞き取りにくいことがあるため、普段よりも大きな声でハキハキとゆっくり話すようにしましょう。対面よりも表情についても焦点があてられるため、相手が話しているときはうなずいたり、笑顔を意識することも大切です。

さらに、面接官を目が合うようにカメラの位置を目線の高さに合わせたり、背景に余計なものが映らないように心掛けましょう。オンラインだからと気を抜かず、対面での面接と同じように、適度な緊張感を持ち、自信を持って取り組みましょう。

人に頼ることも大事! 最終面接で落ちてつらいときに頼りにできる相談先3選

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最終面接で落ちてしまって、一人でいるとどうしてもそのことばかり考えてしまいます……。

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一人だと気分が落ち込んでしまったり、考えすぎてしまったりすることがあるので、誰かを頼ることも大切ですよ。相談することで内定のためのヒントをつかめることもあります。

最終面接で落ちてしまっても、自分が悪いと思い込まないようにしてください。他にも企業はたくさんあります。結果は変えられないので、自分に合う企業は他にあると気持ちを切り替えることも大切ですよ。

そのためにサポートしてくれる3つの相談先があります。

①友人や先輩など自分が信頼している人

最終面接で落ちてつらいときは、友人や先輩など自分が信頼している人に気持ちを打ち明けてみましょう。

自分で抱え込んでいたときよりも気分が楽になるはずです。友人と食事に出かけたり、遊んだりしてリフレッシュするのも前に進むきっかけになります。先輩からは自身の経験もふまえて良いアドバイスをもらえることもあるでしょう

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友人とカフェで過ごす時間を作るだけでも就活から頭を切り替えるきっかけになります。なるべく一人で悩む時間を少なくして、誰かを頼るようにしましょう。

②大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターや就職課は、学生の就職活動全般をサポートしています。最終面接で落ちて悩んでいるような場合も、職員が相談に乗ってくれます。

最終面接で落選するのはあなただけではありません。同じ大学で過去に落選した人もいるので、キャリアセンターのスタッフも支援してきた経験があります。志望動機の作成や、模擬面接など、選考にかかわる相談もできます。

学校によってはオンラインや電話での相談を受け付けているところもあるので、自分の大学のキャリアセンターにどのような支援サービスがあるか調べてみるのをおすすめします。

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大学であれば授業の合間などに利用しやすいのはメリットですね。

③就職エージェントなどの就職支援サービス

就職エージェントなどの民間の就職支援サービスを利用するのも、最終面接で落ちてつらい気持ちをやわらげるのに役立ちます。

就職エージェントでは自分に向いている企業探しからES作成、面接対策までトータルサポートを受けられます。エージェントは数多くの学生を支援してきているので、最終面接で落ちてしまった学生を内定まで導いた経験もあります。

第三者の客観的な視点から、最終面接を突破するために自分に何が足りないのか指摘してもらうこともできるので、エージェントの利用も選択肢となります

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就職エージェントのなかには無料で利用できるものも多いので、試しに相談してみるといった使い方もできますよ。

就活で困ったときの相談先はこちらでも紹介しています。併せて参考にしてください。

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就活に困ったときの相談先11選! 相手の見つけ方も徹底解説

就活で困ったら身近な人や就活相談サービスなどで相談しましょう。今回は就活で困った時の相談先11選紹介していきます。キャリアアドバイザー目線で、困ったら相談した方がいい人の特徴や相談する際の注意点を紹介していくので、参考にしてみてください。

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就活に困ったときの相談先11選!  相手の見つけ方も徹底解説

最終面接で落ちてつらいときは反省を活かして内定を勝ち取ろう

最終面接で内定まであと一歩のところで落ちてしまったらつらいですよね。でも、次こそ内定をつかむためには落選の原因を分析して対策につなげることが大切です。

世の中にはたくさんの企業があります。就職活動はそのなかから自分に合った企業、やりたい仕事ができる企業を探すことが目的です。反省を活かして、希望の企業の内定をつかみ取りましょう。

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