したい仕事がないニートが適職発見＆就職成功するための8つの方法

したい仕事がないニートでも挽回可能！ 適職を見つけて就職活動を成功させよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの今井です。「したい仕事がない」と悩むニートの人から、

「ニートを脱したいのですが、したい仕事がありません」
「どうすれば自分に合う仕事が見つかるのでしょうか」

といった相談をもらうことがあります。ニートを脱したい気持ちはあるものの、具体的にどう動き出せば良いのか、そもそも自分がやりたい仕事はどう見つければ良いのかわからないと、悩んでしまいますよね。

結論から言うと、「したい仕事がないから」「ニートだから」と就職をあきらめる必要はまったくありません。「したい仕事がない」と思ってしまう原因を確かめ、そのうえで自分に合った仕事を探すことで、将来のキャリア像が見えてきますよ。

この記事では、キャリアアドバイザーのアドバイスを交えつつ、「したい仕事がない」とニートが感じてしまう原因例と対処法を解説するとともに、ニートからでも挑戦しやすい職種や適職を見つける具体的なステップを紹介します。

したい仕事がない×ニートでも就職できる？ まずは今の自分の状況を把握しよう

ニートとは、教育を受けていないし、雇用にも従事していない、あるいは職業訓練も受けていない状態を指します。こうした状態にある人のなかには、「したい仕事がない」と悩む人も少なくありません。

ここからは、仕事がないニートとはどのような状態なのかを解説します。まずは今の自分にきちんと目を向けましょう。

したい仕事がないと悩むニートは意外と多い

一定期間仕事をしていないニートの場合、自分の適性や興味を明確に把握していないことが多く、そのためにどの職業が自分に合っているのか判断するのが難しい場合があります。

自分に合った仕事を見つけることに難しさを感じるのは、一般的なことです。「自分と同じように悩んでいる人は多いんだな」と思うことで、気持ちが多少軽くなることもありますよ。

「したい仕事がない」のはまだ「見つけられていない」だけ

「したい仕事がない」と不安になる気持ちもよくわかりますが、この感情は、多くの場合、自分自身の適性や興味を探求していないか、あるいは適切な情報や経験が不足しているために生じています。

つまり、まだ「見つけられていない」だけの可能性も高いということです。

対策すれば適職を発見することもニートから就職することもできる

ここまで解説したように、したい仕事がないと悩むニートは多く、そのような状況の人が自分に合った仕事を探すことは簡単ではありません。しかし、だからといって何もしなければ、状況が変わることはないでしょう。

適切な対策をすれば、自分にぴったりの仕事を探すことも、ニートという状態から脱出することも可能です。きちんと自己分析をおこなったうえでさまざまな職種や業界を知ることで、将来の選択肢を広げることができますよ。

「したい仕事がない」という状況に陥った原因を探ることが解決への近道！

今の状況を脱出するためには、まずは自分がそうなってしまった原因を探ることが大切です。

「したい仕事がない」という状況に陥ってしまった原因を探ることで、自分がどのような価値観や興味、適性を持っているのかを理解できるようになります。そのうえで職業選びをすれば、これまで選択肢になかった仕事が見つかるかもしれません。

「したい仕事がない」とニートが感じてしまう原因例＆対処法を一挙解説！

ニートがしたい仕事がないという状況を脱出するためには、まずはそうなってしまった原因を探ることが大切。原因をしっかり理解できていれば、適切に対処することができます。

ここからは、「したい仕事がない」とニートが感じてしまう8つの原因と、それぞれの対処法を一挙に解説します。一つひとつ確認して、一緒に乗り越えていきましょう。

「したい仕事がない」と悩んでしまう原因でよくあるのが、世の中にどんな仕事があるのかを知りきれていないケース。

適切にリサーチできていないため、自分に合った仕事の選択肢が限定されてしまっているのです。「ニートだから就ける仕事がない」と思い込んでしまっているケースもよくあります。

そんな場合は、まずはインターネットで求人を検索してみましょう。自分の関心がある分野や業界、職種がない場合は、勤務地や勤務時間などを検索ワードに入れてみるのもおすすめです。

なかには仕事の探し方がわからず、うまく自分に合った仕事を見つけることができない場合もありますよね。そのようなときは、こちらの記事を参考にしてください。

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たとえば昼夜逆転の生活や不摂生は精神面への影響も大きく、常にネガティブな思考になってしまう要因にもなりかねません。

毎日の習慣を変えることで頭がシャキッとして、徐々に心身を「働く」モードにすることが可能です。

どうしても働く意欲がわかないときは、順をふんでその状況を脱することから始めましょう。詳しくはこちらの記事で解説しているので、参考にしてくださいね。

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ニートが「したい仕事がない」と考える原因には、「働くこと自体が怖い」と思っていることも考えられます。自分に自信がなかったり学生時代のアルバイトでトラブルを経験したりしたことが原因で、働くことに恐怖心が芽生えてしまっているのです。

働くことへの恐怖心を克服するためには、小さなステップから始めることが重要です。たとえば、いきなり正社員としての就職を目指すのではなく、アルバイトのような非正規雇用から始めてみるのがおすすめですよ。

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学生時代や就職活動での挫折経験から、そのままニートになってしまうこともあります。昔はしてみたい仕事があったものの、かなえられなかった経験が影響して「したい仕事がない」と考えてしまうようになった、ということもあるのではないでしょうか。

しかし、一度挫折した経験をなかったことにするのは簡単ではありません。そのため、過去の挫折経験は「忘れる」のではなく、「次に活かす」という考えにすることが重要です。

過去の経験を振り返り、そこから学んだことや成長した点を見つけることで、過去の挫折を克服する力をつけることができます。

理想とする仕事や状況と、現実の状況に乖離がある場合、そのせいで「したい仕事がない」と感じることもあります。理想と現実の間に大きなギャップがあり、自信がなくなってどの道に進んだら良いのかわからなくなってしまうのです。

理想を追求することは大切ですが、現実的な目標を設定し、少しずつ進んでいく計画を立てることが必要です。

もしも時間に余裕があるのであれば、仕事に活かせる資格取得を目指すのもおすすめです。資格によって自分のスキルや知識を証明することができれば、理想の業界や職種に就ける可能性も高まります。

資格取得を考えた時、できるだけ就職に有利になる資格が取りたいと考えるときもありますよね。そのようなときは、こちらの記事で就職に役立つ資格を確認しましょう。

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自分に自信がないことが原因で、働くことに前向きになれない気持ちもよくわかります。「したい仕事がない」というより、「自分にできそうな仕事がない」と思い込んでしまっている状態ですね。

自分に自信を持つためには、「できないこと」ではなく「できたこと」に目を向けるようにしましょう。就職や働くということに関する内容だけでなく、日々の些細なことでも問題ありません。

「したい仕事がない」という考えの裏には、「まだ大丈夫」という考えがあることもあります。現状に対して特に焦りや緊急性を感じておらず、仕事探しに消極的な状況です。

しかし、ニートからの就職は決して簡単ではありません。経歴にブランクがある分企業側が不安を抱きがちになり、新卒の学生や一般的な転職と比べると採用のハードルが高くなる傾向にあります。今の自分の状況をきちんと把握し、将来への準備を進めることが大切です。

自分の今の状況での就職活動がどれくらい難しいのか、より詳しい転職市場を知るためには、転職エージェントやハローワークなど、いわゆる「就職のプロ」に相談してみるのがおすすめですよ。

職種22選！ ニートからでも挑戦しやすい職種を知って「したい仕事がない」を脱出

ニートから就職を目指すなら、どんな仕事なら長く続けられるか、採用されやすいのはどんな職種なのかなどを事前に知っておくことが大切です。幅広い選択肢を知っておけば、その分したい仕事が見つかる可能性も高まります。

ここからは、ニートからでもチャレンジしやすい職種を22種類紹介します。自分が興味のある仕事を見つけて、「したい仕事がない」という状況を抜け出しましょう。

工場作業員とは、工場で製造ラインや生産作業に従事する人のこと。食品から生活雑貨、家電、自動車、化粧品など工場によって扱う商品はさまざまで、業務内容も、製品の組み立て、検品梱包、機械のオペレーションなど多岐にわたります。

ほとんどの作業に特別なスキルがいらないため未経験歓迎の求人が多く、経歴面で不安がある人でも採用されやすいのがメリット。基本的にはルーティン作業になるため、一度マニュアルを覚えてしまえばすぐに仕事に慣れるのも未経験者におすすめの理由です。

施設やオフィス内、ホテル、駅、個人宅などの清掃業務を担当する清掃員。おもな業務内容としては、床の掃除やワックス掛け、窓ガラスの清掃、ゴミの回収や分別、トイレや共有スペースの掃除などが挙げられます。

清掃員と一言に言っても施設やオフィスなどの公共スペースを担当する清掃員と、個人宅の掃除を担当するいわゆるハウスクリーニングに分けられます。

自分の担当する場所をきれいにするという業務自体に変わりはないものの、詳細の仕事内容やかかわる人が変わってくるため、求人票を参考に自分がどちらをやりたいのかを事前に明確にしておきましょう。

清掃の仕事に興味がある人は、こちらの記事を参考にして仕事の概要やどのような選考対策が必要かを確認してください。

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警備員は、施設やイベントなどで警備や監視をおこなう人のこと。建物や会場への人の出入り管理や巡回、安全確保などがおもな業務内容です。責任感の必要な仕事ですが、その分やりがいを感じやすいとも言えます。

また、警備員は正社員だけでなくアルバイトの求人も多くあります。自分に向いているかどうか分からないときは、まずは1日限定のアルバイトをしてみるのもおすすめですよ。

警備員の仕事に興味がある場合は、まず警備業界について理解することが大切です。こちらの記事で解説しているので、参考にして自分に向いている仕事かどうかを判断してくださいね。

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オフィス内での事務処理やデータ入力、文書管理、電話応対、スケジュール管理、書類作成などをおこなう事務職。資格がいらないため未経験でも採用されやすい傾向にあります。

さまざまな業務を同時並行して担当することも多く、スケジュール管理やマルチタスクが得意な人に向いています。一方で細かくて単調な作業も多く、ミスなくこなすための集中力も必要です。

もし未経験の状態から事務職を目指すなら、こちらの記事がおすすめです。未経験者に特化した対処法について解説しているので、参考にしてください。

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商品やサービスの提案・販売をおこなう営業職。食品、IT、医療、金融などのあらゆる企業に在籍していて、新規顧客へのアプローチや商談、契約手続きなどを通して顧客との関係構築や自社の売上アップを目指すのがおもな役割です。

営業職としてエントリーするためには、自分のキャリアプランをしっかりと考え、面接時に伝えることが大切ですよ。

営業職に興味がありエントリーを視野に入れている場合は、こちらの記事をもとにあわせて選考対策を進めましょう。

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受付は、会社や施設の入口でお客様や来訪者を案内する職種です。おもな仕事内容としては、来客応対や電話対応、予約管理、手続きのサポートなどが挙げられます。

職場によっては英語や中国語などの外国語力が必要になるケースもあるため、勉強しておくことで面接が有利に進むこともありますよ。

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プログラマーは、システムエンジニア（SE）が作成した設計書をもとにコーディングを担当する人のこと。コードを使ってシステムを実現させることが役割のため、コーダーと呼ばれることも多いです。

未経験でもプログラミングができるよう研修制度が充実しているIT企業は多く、実際に文系出身や未経験から活躍している人も少なくありません。特にプログラマーは未経験でも採用されやすく、プログラマーへの転職を機にIT業界へ飛び込む人も多くいます。

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介護業界は人材不足であることが多く、未経験や無資格の人でも採用されやすい傾向にあります。まずは無資格で入社し、実務を通じて経験や知識を得た後、資格を取得してキャリアを広げたり収入をアップさせたりする人も多いですよ。

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レストランやカフェ、アパレルショップ、コンビニエンスストアなどで顧客対応やサービス提供をおこなう接客スタッフは、人と話すことが好きな人やホスピタリティ精神がある人におすすめの職種です。

ただし、接客スタッフと一言に言っても飲食店や小売店、ホテル、家電量販店など、職場はさまざま。「接客業が良い」というだけでなく、何を売る仕事がしたいか、どんな人とかかわりたいか、そしてその理由を明確にしておくことが重要です。

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ドライバーとは、その名の通り、車やトラックなどを運転して商品や人を輸送する人のこと。運転のほか、荷物の積み下ろしや車両のメンテナンスなどの業務を担当することもあります。

ドライバーとして就職すると、長時間労働になることも少なくありません。一時的な体力だけでなく持久力も必要になるため、今のうちから鍛えておきましょう。

「通勤するのがストレスになる」「会社に行くために朝早く起きるのが苦手」という人は、在宅ワークがおすすめ。インターネットの発達や働き方改革、新型コロナウイルス感染症の影響で、今は100%リモートでできる仕事も珍しくありません。

ただし、在宅ワークの仕事でも、面接時や入社後数日から数カ月は通勤する必要がある場合もありますよ。

ほかにも在宅の仕事について知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

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在宅ワークが気になっていたり、調べていたりする人からこのような相談を受けることがあります。近年は在宅ワークを取り入れる企業も増えていて、「在宅ワーク可能」という求人を見かけることも多くなってきました。この記事では、キャリアアドバイザーのアドバイスをふまえ、在宅ワークの種類やメリット、求人の探し方、在宅ワークに就く前に知っておきたい注意点などについて解説していきます。

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ニートからでもチャレンジしやすい職種のなかには、個人系の仕事も数多くあります。

これらの仕事は特定の企業に雇用してもらう形ではないため、職場の人間関係がほとんどないのがメリット。人間関係に悩みを抱えていたり人とかかわることが苦手だったりする人でも働きやすい職種です。

したい仕事がない……そんなときに試したい適職を見つける3ステップ

ここまで、「したい仕事がない」とニートが感じてしまう原因とその対処法、そしてニートからでもチャレンジしやすい職種を紹介してきました。

しかし、なかには「求人票や職種一覧を見ても自分のしたい仕事がピンとこない」という場合もあると思います。そんなときには、自分の得意なことと苦手なことを紙に書き出し、そのうえで将来について考えることが大切です。

ここからは、「したい仕事がない」というときに試したい、適職を見つけるための3つのステップを解説していきます。1つ1つ実践しながら確認してみましょう。

ステップ①自分の得意なことや苦手なことを紙に書き出す

まずは、自分のスキルや特技、得意なこと、また苦手なことを紙に書き出してみましょう。

自分の長所や短所を把握することで、自分に合った仕事や環境を見つけるヒントを得ることができます。一方、苦手なことを書き出すのは自分のストレスの原因となることを見つけることにつながり、これも仕事選びに役立ちます。

ステップ②将来どんな人になりたいか・どんな働き方をしたいかを考える

次に、将来のビジョンや目標を考えます。自分がどのような人に成長したいのか、どのようなライフスタイルや働き方を望んでいるのかを明確にすることで、その目標に向かって適した仕事や職種を見つけることができます。

ステップ③仕事内容以外に職場に求める条件を整理する

仕事内容だけでなく、職場の環境や条件も適職を見つけるうえで重要な要素です。自分にとって働きやすい環境や条件を整理してみましょう。

このように自分が職場に求める条件を一つひとつ整理することで、理想とする職場像が見えてくるはず。一通り整理できたら優先順位をつけ、当てはまっている項目が多いかどうかで求人票にも優先順位を付けていきましょう。

ニートの就職は企業の不安払拭がカギ！ 抱かれやすい懸念と対処法をチェック

ニートという状況からの就職を目指すなら、企業がニートに対してどんな懸念を抱くのかを知っておくことが重要です。

ここからは、企業がニートに抱きやすい懸念と、それを払拭するための対策法を紹介していきます。選考を通過するためにはそのための対策が必須になるため、一つひとつしっかりと確認して適切に対応できるようにしておきましょう。

●就職しなかった理由を説明できるようにしよう

企業がニートの人に抱く不安で大きいのは、「多くの人ができている就職ができなかったのには、なにか問題があるのでは？」というもの。入社後も、仕事をうまく進められなかったり、メンバーと馴染めなかったりすることを不安に思っているのです。

この不安を解消するためには、就職しなかった理由をきちんと説明できるようにしておくことが大切です。

ニートになった理由が後ろ向きなものである場合は、企業に前向きな印象を与えることが欠かせません。過去の状況にとらわれず、今後のキャリアに対する意欲や計画があることをしっかり示しましょう。

就職しなかった＝働く意欲がないと考える企業も少なくありません。採用活動に多くの時間やコストをかけている企業からしてみれば、働く意欲が低い人をあえて採用しようとは思わないですよね。

働く意欲を伝えるためには、ニートを脱出して働きたいと思った理由を明確に示すことが重要です。かつてはニートという道を選んだものの、今は明確な理由を持って働きたいと思っていることが伝われば、企業の印象が悪くなりすぎることはありません。

具体的なエピソードを交えながら説明できれば、より説得力が高まります。

「とりあえずどこでも良いから就職したいだけなのでは……」「困難に直面したらすぐに辞めてしまうかも」。ブランク期間があったせいで、このような懸念を抱かれることも少なくありません。

その懸念を払拭するために「一生懸命頑張ります！」と言葉で伝えることも重要ですが、より説得力を持たせるためには、入社後の具体的な目標を示すことが大切。どのようなキャリアを築きたいのか、長期的なビジョンや目標を示すことで、自分の意欲を証明できます。

選択肢を増やそう！ したい仕事がないニートが求人を探す4つの方法

就活を始めてまずおこなうのは、求人を探すこと。しかしニート向けの求人は少なく、自分に合った仕事を探すのは決して簡単ではありません。

したい仕事がないニートが効率的に求人を探すために大切なのは、求人を探す手段をできる限り増やしておくこと。さまざまな手段を使って求人を探すことができれば、その分自分にマッチした仕事を見つけられる確立も高まります。

ここからは具体的に、仕事を探す4つの方法を紹介します。しっかり確認し、活用できるようにしておきましょう。

①就職サイトで「未経験可」「スキル不要」で検索する

インターネット上には、多くの就職サイトが存在します。まずは、就職サイトにアクセスし、「未経験可」「スキル不要」といったキーワードで求人を検索してみましょう。

中でもおすすめなのが、第二新卒や既卒の求職者に特化した就職サイト。応募条件が厳しくない求人が多いため、経験が少なくても応募可能な仕事を見つけることができます。

②就職エージェントに登録して求人を紹介してもらう

就職エージェントは、求職者と企業をマッチングさせるサービスのこと。自身のスキルや希望条件を伝えることで、エージェントが適切な求人を紹介してくれます。また、履歴書の作成や面接におけるアドバイスも受けられるため、効率的に就活を進められますよ。

「これまで就活をしたことがなくて何から始めたら良いのか分からない」「一人きりで就活を進めるのが不安」という場合は、一度就職エージェントに相談に行ってみるのがおすすめです。

③ハローワークに行って求人を紹介してもらう

ハローワーク（公共職業安定所）は、日本国内で雇用に関する情報を提供する公共の施設です。自分の希望やスキル、状況を伝えることで、自分にマッチした求人情報を紹介してくれたり、選考対策を受けたりすることができます。

ハローワークのメリットは、圧倒的な求人数と地域密着型であること。「できるだけ多くの求人のなかから選びたい」「地元での就職を目指している」という場合は、ハローワークに相談してみましょう。

ハローワークの利用を視野に入れていても、どういった場所なのかがわからずにためらってしまうこともありますよね。そのようなときは、まずこちらの記事からハローワークがどのようなところで、何ができるのかを確認しましょう。

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ハローワークとは？ 使い方や就活に役立つ8つのサービスを徹底解説

仕事探しにハローワークを使ってみたいけど、利用のハードルが高く感じてしまう人もいますよね。この記事では、そんなあなたのためにハローワークでできることや上手な使い方、初めてハローワークに行くときに必要なものを専門家のアドバイスを交えて解説。私たちと一緒にハローワークについて学んでみましょう。

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④志望企業に務めている知人がいればリファラル採用を活用する

もしも志望している企業で働いている家族や友人がいる場合、リファラル採用を活用するのも一つの手。リファラル採用とは、企業の従業員が知人を推薦する制度のことです。

リファラル採用は、従業員の紹介ということで企業からの信頼を得やすく、さらに一般的な求人に比べて競争率が低いというメリットがあります。また、すでにその企業で働いている知人に会社の雰囲気や文化を事前に聞けるため、入社後のギャップが少ないのも魅力です。

「したい仕事がない」を抜け出しニートから就職を目指すあなたへ

ニートから就職を目指していると、うまくいかずに落ち込んでしまうこともよくあります。「自分なんて……」と自己肯定感が下がってしまったり、就職をあきらめてしまいそうになることもあるかもしれません。

ここからは、ニートの人が就職を目指すうえで覚えておいてほしい3つのことを紹介します。ぜひ事前にチェックしておいて、就活そのものが負担になりすぎないようにしてくださいね。

ニート期間が長引くほど選考が不利になるのでスピード感が重要

ニート期間が長いと、就職活動の際に選考が不利になる可能性があります。仕事をしていない期間が長ければ長いほど、企業の不安要素が多くなってしまうのです。

そのため、ニートの人の就活はスピード感が重要。特に第二新卒や既卒、20代の採用ではポテンシャルを重視する傾向にあり、経歴やスキルを問われないことも多いです。若手だということ自体が強みとなるケースも多いですよ。

働いていくなかで「したいこと」が見つかることもある

いくら求人を見てみたり面接に行ってみたりしても、「したい仕事がない」という気持ちがなくならないこともあるかもしれません。しかし、働いていくなかで自分の興味や適性、好きなことが明確になることもよくあります。

そのため、「したい仕事がないから」といって就職を見送ってしまうのではなく、内定をもらった企業に思い切って飛び込んでしまうのも一つの手。初めての職場での経験や他の仕事仲間との交流を通じて、自分自身の強みや興味が見えてくる可能性もありますよ。

小さなことからコツコツと始めていくことがカギ

ニートからの就職を目指すためには、大きな一歩を踏み出す前に、小さなステップから始めてみることが重要です。いきなりすべてのことを完璧にこなそうとすると、心身に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるためです。

小さなステップから始めることは、未経験からでも着実な成長を実感できるチャンスでもあります。コツコツと努力を重ねながら、自分自身の進化を感じていくことで、モチベーションも高まり、新たな仕事への挑戦に前向きに取り組むことができるはずです。

「したい仕事がないから」「ニートだから」とあきらめず一歩前進することから始めよう

ここまで、「したい仕事がない」とニートが感じてしまう原因とその対処法、ニートからでも挑戦しやすい職種、適職を見つけるステップ、求人を探す方法などを解説してきました。

新卒や転職に比べると、ニートの就職は難易度が上がってしまうのは事実です。しかし、自分に合った仕事を見つけ、一つひとつ丁寧に対策していけば、決して不可能なことではありません。

「したい仕事がないから」「ニートだから」といって就職をすることを諦めるのではなく、まずは自分が今できることから始めてみましょう。