適職が見つかる仕事の探し方8選|既卒・第二新卒特化の探し方も紹介

この記事のアドバイザー

既卒・第二新卒必見! 仕事の探し方は ○○で使い分けよう!

目次

  1. 仕事の探し方は千差万別! 自分に合う方法を見極めよう
  2. 既卒・第二新卒必見! 仕事を探す方法8選
  3. ①転職サイトを活用する
  4. ②就職エージェントに相談する
  5. ③企業の公式サイトをチェックする
  6. ④SNSで検索する
  7. ⑤ハローワークで相談する
  8. ⑥求人広告から応募する
  9. ⑦合同説明会に参加する
  10. ⑧知人や友人からの紹介を受ける
  11. 就職と転職では仕事の探し方は異なる? 状況別の求人探しの際のポイント
  12. 第二新卒|前職の経験×興味のある分野で絞り込もう
  13. 既卒|ポテンシャル採用をしている企業を狙おう
  14. フリーター・ニート|未経験でもチャレンジしやすい業界を選ぼう
  15. 気になる企業を見つけたら実践! 企業研究のやり方4選
  16. ①まずは企業ホームページや採用サイトを熟読する
  17. ②経営者の取材記事や書籍を読む
  18. ③会社説明会やカジュアル面談に参加する
  19. ④OB・OG訪問を実施して生の声を聞く
  20. 仕事探しに迷っているあなたに知っておいてほしい4つの注意点
  21. ①会社の知名度や人気度だけで転職先を選ぶのはミスマッチのもと
  22. ②プラス面だけでなくマイナス面も含めた「生の声」を参考にしよう
  23. ③目先の希望や条件だけでなく長期的な目線も重要
  24. ④一人で抱えきれなくなったときは周りを頼ろう
  25. 仕事の探し方を押さえ企業研究を徹底し適職を見つけ出そう!

仕事の探し方は千差万別! 自分に合う方法を見極めよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの今井です。

仕事を探している人から、このような相談をされることがよくあります。

仕事を探している人が抱えがちな不安・疑問

結論から言うと、仕事の探し方には決まった方法があるわけではありません。自分に合った仕事を探すためには、まずは自分に合った仕事の探し方を見つけることが大切です。

とはいえ、そうは言っても何から手を付けたら良いかわからないというケースもありますよね。

そこでこの記事では、具体的な仕事の探し方を8つ解説していきます。求人を絞り込む際のポイントや適職を見つけるコツなども紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

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既卒・第二新卒必見! 仕事を探す方法8選

「仕事探しの方法」と聞いてすぐに思いつくのは、転職サイトやエージェントの活用などでしょうか。実は仕事を探す方法はそれら以外にも数多くあり、それぞれ特徴が異なります。

大切なのは、自分に合った仕事探しの方法を見つけることです。一つひとつチェックしながら、「これならできそう」「これは自分には合わないかも……」と見極めていきましょう。

①転職サイトを活用する

転職サイトとは、求人情報をまとめたWebサイトのことです。多くの求人情報が集まっていて、さまざまな業種や職種の仕事を検索できます。企業からオファーが届くこともあり、自分の可能性を広げるのに役立ちますよ。

希望する業種や職種が決まっている場合は、それらに特化した転職サイトを活用するのがおすすめです

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キャリアアドバイザー

最近は「IT業界向け」「エンジニア向け」といった転職サイトも多くあるため、いわゆる総合転職サイトと呼ばれるものと併用しながら、自分に合った仕事を探してみてくださいね。

転職サイトを活用するメリット
  • 登録に手間がかからず、スマートフォン一つで今この瞬間からでも利用できる
  • 業種や職種を問わず数多くの求人が掲載されている
  • 周りの目を気にせず、自分が希望する条件で絞り込める
転職サイトを活用するデメリット
  • 求人数が多すぎるがゆえに、求人を絞り込むのに苦労する
  • サイトによって掲載されている求人の数や種類が異なる
  • 書類作成や面接のスケジュール調整などをすべて自分でおこなう必要がある

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!求人サイトをうまく使うコツ

本田 百合香

キャリアアドバイザー

本田 百合香

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求人サイトは併用が効果的!

転職サイトを利用する場合、一つのサイトではなく複数の転職サイトを併用するのがおすすめです。転職サイトの種類は非常に多く、サイトによって業界や職種、大手中心やベンチャー中心など、掲載企業の種類が大きく異なります。

後々「こんな求人もあったんだ」と後悔しないためにも、複数サイトを併用し、より多くの選択肢のなかから自分に合った求人を探してみてください。目安としては、志望業界や職種が決まっているのであれば特化型サイトと総合型サイトの2つ、決まっていない場合は総合型の転職サイトを3つ程度利用しておけば、幅広い企業を網羅できるでしょう。

条件の絞り込みも重要

また、サイト内における求人の絞り込みは、一つの条件ではなく、複数の希望条件を入力することが大切です。大手の総合転職サイトになると、数万件を超える求人が掲載されているため、条件が少なすぎると求人を絞り込めず、応募企業を決められない状態が続きます。

勤務地や給与といった条件について、事前に自分なりの優先順位を決め、上から順に追加していくことで適度な求人数に絞り込むことができるので、ぜひ試してみてくださいね。

②就職エージェントに相談する

就職エージェントとは、求職者と企業をマッチングする専門のプロフェッショナルのことです。キャリアアドバイザーとの面談をもとに、求人を紹介してくれたり今後のキャリアの相談に乗ったりしてくれます。

転職サイトと同じく、業種や状況によっておすすめのサービスが異なります。既卒や第二新卒向け、技術職向け、IT業界向けなど自分にマッチしたものを選ぶようにしましょう。

幅広い職種を紹介してほしいという場合は、総合エージェントがおすすめです

就職エージェントに相談するメリット
  • 転職市場や業界知識に詳しいので相談しやすい
  • 自分に合った求人(非公開求人を含む)を紹介してくれる
  • 書類作成や面接対策など、転職活動に必要なサポートを受けられる
  • 内定後のサポートや年収交渉なども代行してくれる
就職エージェントに相談するデメリット
  • 相性の良いキャリアアドバイザーに出会えない可能性がある
  • 希望の企業に応募できない可能性がある
  • 一定期間内定が獲得できないと、サポートが手薄になる可能性がある

非公開求人について詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。

関連記事

非公開求人は公開求人との併用がマスト! 応募までの流れ4ステップ

転職を検討していると、非公開求人への応募を考えるときもあるのではないでしょうか? 非公開求人は一般には公開されていない求人なので、応募方法やコツは事前にしっかりと押さえておく必要がありますよ。この記事では、専門家のアドバイスを交えて非公開求人に応募する方法や注意点について解説していきます。

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非公開求人は公開求人との併用がマスト! 応募までの流れ4ステップ

③企業の公式サイトをチェックする

すでに応募したい企業を絞り込めている場合は、企業の公式サイトから直接応募する方法もおすすめです。他のサービスを介していないため、志望度の高さや熱意を評価してくれる可能性もあります。

ただし、企業によっては直接の応募を受け付けていない場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です

企業の公式サイトから応募するメリット
  • 転職サイトや就職エージェントに登録していない企業にも応募できる
  • より詳しい企業情報や最新のニュースを得られる
  • 志望度や入社意欲の高さを評価されることがある
企業の公式サイトから応募するデメリット
  • 書類作成や面接のスケジュール調整などをすべて自分でおこなう必要がある
  • 企業によっては直接の応募を受け付けていない場合もある

④SNSで検索する

最近は、SNSを活用して求人を募集する企業や、応募する人も少なくありません。応募したい企業が決まっている場合はその企業の公式アカウントを探してみましょう。「#(ハッシュタグ)求人募集」などで検索してみるのもおすすめです

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キャリアアドバイザー

SNSを活用する場合はアカウント情報やメッセージでのやり取りがそのまま「応募者の印象」につながるため、投稿内容や言葉遣いには十分注意してくださいね。

SNSで検索するメリット
  • 採用担当者と直接コミュニケーションが取れる
  • 志望度や入社意欲の高さを評価されることがある
  • 情報収集のためのツールとしても活用できる
SNSで検索するデメリット
  • SNSのアカウントを作成する必要がある
  • SNSを活用して採用をおこなっている企業が少ない

⑤ハローワークで相談する

ハローワーク(公共職業安定所)は、厚生労働省が運営している無料の雇用サービス機関です。仕事探しができるほか、失業保険の手続きもできます

求職者のためのセミナーや相談会なども開催されているため、「仕事を探したいけどそもそも何から始めたら良いかわからない」という場合にピッタリですよ。

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キャリアアドバイザー

まずは厚生労働省のホームページから、自宅近くのハローワーク窓口を探してみましょう。

ハローワークで相談するのメリット
  • 全国各地に拠点(相談窓口)がある
  • 自分に合った求人(未公開求人や地域特化求人を含む)を紹介してくれる
  • 書類作成や面接対策など、転職活動に必要なサポートを受けられる
ハローワークで相談するのデメリット
  • 求人に応募するには事前の手続きが必要
  • 大勢の求職者が利用しているため時間がかかることがある
  • 求人掲載のハードルが低く、ブラック企業が潜んでいる可能性がある

ハローワークについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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仕事探しにハローワークを使ってみたいけど、利用のハードルが高く感じてしまう人もいますよね。この記事では、そんなあなたのためにハローワークでできることや上手な使い方、初めてハローワークに行くときに必要なものを専門家のアドバイスを交えて解説。私たちと一緒にハローワークについて学んでみましょう。

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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!ハローワークを活用するためのワンポイントアドバイス!

米田 有希

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エージェントとハローワークの使い分けが大切

求人を紹介してくれる、転職相談や選考対策を含めた転職活動のサポートを受けられるという点で、ハローワークと転職エージェントは共通しているサービスですが、紹介企業など異なる部分もあるため、それぞれの使い分け方を理解しておくことが重要です。

まずハローワークについては、地方の中小企業の求人が多いという特徴があります。ハローワークは全国に拠点を構える公的機関であり、無料で求人を出すことができるため、採用コストをそれほどかけられない地方の中小企業の求人などが集まりやすいのです。

一方、転職エージェントが取り扱う求人は大手企業からベンチャー企業まで幅広く、業界や職種を限定した特化型のサービスもあります。また、なかには非公開求人と呼ばれる、転職サイトなどには公開されていない求人を紹介してくれるエージェントもいます。

ハローワークと転職エージェントはいずれも無料で利用できる転職サービスですが、上記のとおり特徴が大きく異なります。地元就職や転勤のない地方企業を探す場合はハローワーク、キャリアアップや大手企業を目指す場合は転職エージェントなど、特徴に合わせて使い分けることで、効率よく企業探しを進めることができますよ。

⑥求人広告から応募する

新聞折込のチラシや、駅やコンビニに置かれているフリーペーパーなど、求人広告を活用するのも仕事探しの方法の一つです。

特定エリアでの求人情報が多く掲載されているため、自宅から通える範囲で仕事を探している人におすすめの方法と言えます

ただし、掲載枠が小さかったりWebサイトと違って情報を更新できなかったりするため、自ら最新・詳細情報を問い合わせる必要があります。

求人広告から応募するメリット
  • 正社員だけでなく契約社員やアルバイトの求人も多く掲載されている
  • 特定のエリアでの求人情報を多く得られる
求人広告から応募するデメリット
  • 掲載されている情報量が少ないため自分で調べる必要がある
  • 最新の情報が手に入りにくい

⑦合同説明会に参加する

合同説明会とは、複数の企業が一堂に会して、どんな企業なのか、どんな職種を募集しているのかを求職者に説明するイベントのことです。新卒採用でおこなわれるイメージが強いですが、転職者のためのものも定期的に開催されています

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合同説明会は転職サイトや就職エージェントの運営会社が開催していることが多いため、サイト・エージェントに登録する→合同説明会に参加する→サイト・エージェントを介して応募するといった流れが一般的です。

合同説明会に参加するメリット
  • 一度に多くの企業の情報を収集・比較できる
  • 企業の説明や質疑応答を通じて雰囲気や業界の特徴を知ることができる
  • 他の求職者と出会うことで転職活動へのモチベーションにつながる
合同説明会に参加するデメリット
  • 現職の都合などで日程が合わないと参加できない
  • 一つひとつの企業を深く吟味できない
  • 混み合っていることが多く体力面で大変

⑧知人や友人からの紹介を受ける

知人や友人が勤めている会社を紹介してもらう、いわゆる「リファラル採用」も、仕事の探し方の一つです。ライバルが少ないうえにミスマッチも事前に防げるため、他の方法と比べて内定を獲得しやすい傾向にあります

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ただし、いくら紹介制度といっても内定が約束されているわけではありません。また、あなたの行動が紹介してくれた人の印象にかかわることもあるため、振る舞いには十分気をつけるようにしましょう。

知人や友人からの紹介を受けるメリット
  • ライバルが少ない
  • ミスマッチが少ない
  • 公には採用活動をしていない企業でも、応募を受け付けてくれる可能性がある
  • Webサイトなどでは知り得ない企業の実態をを知ったうえで応募できる
知人や友人からの紹介を受けるデメリット
  • 企業について客観的に判断する必要がある
  • 知人や友人との関係性に影響する可能性がある(不合格だと気まずい・内定を断りづらいなど)

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!どの探し方を使うのがベスト?

松下 建都

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仕事の探し方は一つに絞らない!

上記のとおり、転職における仕事の探し方は複数ありますが、探し方によって見つかる企業の種類は大きく異なるため、どれか一つを選ぶのではなく、複数の方法を組み合わせて利用するのがおすすめです。

一つの方法だけに限定すると、探せる企業の種類も少なく、求める条件を満たす企業に出会える確率も下がってしまいます。入社後に後悔したり、ミスマッチによる早期離職を防ぐためにも、企業探しの段階で選択肢を増やしておくことは非常に重要なのです。

良いとこ取りで効率アップ!

また、転職サイトやSNSなど自分だけでおこなうものもあれば、就職エージェントやハローワークのようにプロにサポートしてもらう方法など、サービス内容や流れ、メリットやデメリットも違うため、それぞれの良い部分を利用するのがおすすめです。

たとえば転職サイトで幅広く企業を探しつつ、転職エージェントで非公開求人の紹介や選考対策をおこなうなど、併用することでそれぞれのメリットを享受できますよね。まずはより多くの方法を試し、そのなかで自分に合う方法が見つかれば、徐々に絞りながら転職を進める流れが最も効率的でおすすめですよ。

まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう

自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや性格が分析され、向いている職業・向いていない職業が診断できます

自分の適職・適さない職業を今すぐチェックしてみてください。

就職と転職では仕事の探し方は異なる? 状況別の求人探しの際のポイント

状況別の求人探しの際のポイント
  • 第二新卒|前職の経験×興味のある分野で絞り込もう
  • 既卒|ポテンシャル採用をしている企業を狙おう
  • フリーター・ニート|未経験でもチャレンジしやすい業界を選ぼう

自分に合った仕事を探すためには、自分が置かれている状況に合わせて求人を絞り込むことが欠かせません。新卒の際に気をつけるポイントがあったように、転職の際にも意識したいポイントがあるのです。

ここからは、「第二新卒」「既卒」「フリーター・ニート」の3つの状況別に、それぞれの求人探しのポイントを解説していきます。

第二新卒|前職の経験×興味のある分野で絞り込もう

第二新卒の場合、すでに一度の就職経験があるため、前職で培ったスキルや知識を活かすことが重要です

まず最初に前職での経験を分析し、自分がどんなスキルや経験があるのかを棚卸ししたうえで、今後どんな分野にチャレンジしていきたいかを考えましょう。自身の強みを理解することで、適切な業界や職種を見つけることができます。

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前職での業務内容に関連するスキルや資格があれば、それをアピールポイントとして強調しましょう。前職の経験を踏まえつつ、自分の将来のキャリアビジョンを明確に伝え、新しい挑戦に積極的な姿勢をアピールすることが大切です。

第二新卒の転職に関してはこちらの記事の解説も役立ちますよ。
第二新卒の転職は新卒就活と別物! まずすべき6つの対策を大公開
第二新卒でも狙える大手企業110選|将来性×意欲のアピールで攻略

既卒|ポテンシャル採用をしている企業を狙おう

既卒の場合、第二新卒と違って就業経験がないため、新卒の学生と同じように「ポテンシャル採用」を狙う必要があります。

ポテンシャル採用とは
  • スキルや経験ではなく、候補者の成長やもともとの素質を見込んで採用を決める採用方法。入社意欲や学習能力を評価するケースが多い

特に人材不足の業界では、「今後成長が見込める若手人材であれば、未経験でも大歓迎」という考えを持つ企業も少なくありません。

選考時には、自身の学びたい分野や成長したいスキルにフォーカスし、その成長意欲をアピールすることが重要です

キャリアアドバイザーが読み解く!既卒就職で押さえておきたい重要ポイント

本田 百合香

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既卒の仕事探し・就職こそ熱意が重要

既卒の場合、一般的にはポテンシャル採用となりますが、正社員としての就業経験ではなく、アルバイトや学生時代の経験を評価してもらえるケースも存在します。たとえば、販売職を募集している企業の場合、販売スタッフのアルバイト経験がある人は、正社員でなくとも即戦力として採用できますよね。

また、卒業後の既卒である期間に、志望先企業で活かせるスキルや知識を身に付けることを目的として、アルバイト先を選んだことをアピールするのも有効な手段です。あくまでアルバイト経験のため、即戦力としてのスキルを評価される可能性は低いですが、志望先企業に入社するための行動力や志望度の高さはかならず評価されます。

既卒はポテンシャル採用で長期的な活躍が期待されている存在のため、選考において入社後の長期的な定着を企業側に期待させることが重要です。志望度の高さはその点をアピールする絶好の機会となるため、伝え方を工夫すれば、大きな評価につなげることができますよ。

既卒の仕事探しに関する情報についてはこちらの記事でも解説しています。
既卒でも就職活動を成功させる方法|すべき行動がわかるロードマップ
既卒=人生終了ではない3つの理由|就職成功へ向けた7つの特化対策

フリーター・ニート|未経験でもチャレンジしやすい業界を選ぼう

フリーターやニートからの転職の場合、未経験であることを前提に、就職エージェントやハローワークを活用しながら、チャレンジしやすい業界を選ぶことが重要です。

まずは、自身の興味や関心がある分野を明確にし、そのなかで未経験でも受け入れてくれる企業を見つけましょう。

育成プログラムや研修制度が充実している企業や、未経験者歓迎の求人を掲載している企業がおすすめですよ

未経験者の受け入れ態勢が整っている企業が多い業界
  • 介護・福祉業界
  • IT・Web業界
  • 運輸・配送業界
  • 建設業界

キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ行動を起こそうとするあなたへ

松下 建都

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最初から絞り込みすぎないことが仕事探しのコツ

フリーターやニートから就職を考えて、就職サイトやハローワークなどで求人を探す際には、最初から求人を絞りすぎないことがとても大切です。もちろんゆずれない条件や優先順位付けをしておくことは大切ですが、そもそも募集対象となりづらいことに加え、希望条件を盛り込みすぎてしまうと、該当する求人を見つけ出すことが難しくなります。

一生懸命行動しているにもかかわらず、求人が見つからない状態が続けば、だれでも就職に対するモチベーションは下がってしまうものです。最終的には「今のままでいいや」などと投げやりな状態になってしまう可能性さえあります。

このような状況を生み出さないためにも、まずは業界や職種、条件面などをあまり絞り込みすぎることはせず、幅広く求人を探してみてください。もしそこで多くの求人が見つかれば、段階的に条件を加えながら、自分に合った企業を選んでいくのがおすすめですよ。

フリーター・ニートの仕事探しに関する情報をまとめた記事はこちらです。
フリーターから正社員就職は難しい? 対策やおすすめ職種を徹底解説
ニートからでも就職できる! 不安の解消法から就活のコツまで徹底解説

あなたが受けないほうがいい職業を診断しよう

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就活では、自分に合った仕事が見つからず悩むことも多いでしょう。

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気になる企業を見つけたら実践! 企業研究のやり方4選

入社後に後悔しない企業研究のやり方4選

自分にマッチした仕事を見つけることが「仕事を探すこと」と考えれば、企業研究も非常に重要です。企業研究なしに本当にその会社があなたに合っているのかを知ることはできません。

ここからは、仕事の探し方の次のステップとして、効果的な企業研究のやり方を4つ紹介します。マッチした企業を探し出すためにもしっかり押さえておきましょう。

①まずは企業ホームページや採用サイトを熟読する

​​企業のホームページや採用サイトは、最も基本的な情報が集約されている場所です。

まずは企業のビジョンやミッション、経営理念などの基本情報から始め、事業内容、製品・サービス、企業文化、採用情報まで幅広く熟読していきましょう。

ただし、企業によっては採用サイトを運営していないケースもあります。その際には「〇〇(会社名) 採用」などと検索し、転職サイトのページなどを見つけてみましょう

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特に、「会社概要」や「採用情報」ページは、企業の特徴や価値観を知るうえで重要です。また、社員インタビューや取り組み事例が掲載されている場合は、それらも参考になりますよ。

②経営者の取材記事や書籍を読む

企業のことについて深く知るためには、企業の経営者やトップマネジメントの考え方やビジョンを理解することも重要です

取材記事や経営者の書籍がある場合は、読んでみましょう。企業の方針や将来の展望を知ることができますよ。

特に、役員や社長との選考が設定されている場合には、直前に読んでおいて損はありません。印象に残ったエピソードがある場合には面接時に伝えることで、「よく勉強しているな」と思ってもらえる可能性も高まります。

③会社説明会やカジュアル面談に参加する

企業説明会は、企業の採用担当者と直接対話できる貴重な機会です。参加することで企業のリアルな雰囲気を知ることができますし、将来の「同期」に出会えることもあるかもしれません。

ただし、新卒採用ではほとんどの企業がおこなっている企業説明会は、転職市場ではそこまでメジャーなものではありません。

会社説明会を開催していない場合には、面接前にカジュアル面談を申し込んでみるのがおすすめです

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会社説明会では、ホームページや採用サイトを読んだうえで出てきた質問や疑問を積極的にぶつけましょう。実際にその企業で働く社員と対話することで、自分が将来その企業で働いている様子をイメージしやすくなりますよ。

④OB・OG訪問を実施して生の声を聞く

企業研究の方法としては、OB・OG訪問も効果的です。実際にその企業で働いている人の生の声を聞くことで、企業の実態や雰囲気をより具体的に知ることができます。インターネット上では得られない、リアルな情報を得られるのが最大のメリットです

社員訪問をする場合には、事前準備をしっかりしていくことが大切です。社員の方々も厚意でおこなってくれるため、「何もわからないのでゼロから教えてください」では失礼に感じてしまう人もいるかもしれません。

具体的に聞きたい内容をあらかじめリストアップしてから、本番に臨みましょう。

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最近では社員が自身の広報活動の一環として個人でSNSを運営しているケースも見かけます。オープンなSNSとあってそこまで深い情報まで得られないことも多いですが、一度覗いてみるのもおすすめですよ。

下記の記事は新卒向けですが、OB・OG訪問の基本をまとめています。転職でも役立つ情報ばかりなので、マナーなど不安なことがあればチェックしておきましょう。
OB・OG訪問攻略ガイド|企業理解や選考に役立てるコツを解説
OB・OG訪問では何を質問すべき? 目的や注意点についても解説

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就活の成功は、自分に合う仕事・合わない仕事を知ることが鍵です。しかし、それがどんな仕事なのかが分からず悩む人も多いでしょう。

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仕事探しに迷っているあなたに知っておいてほしい4つの注意点

仕事探しに迷っているあなたに知っておいてほしい4つの注意点

仕事探しは、自分の人生を決めていくうえでの重要な決断の一つです。特に第二新卒や既卒のように20代での就職・転職は、今後のキャリアプランを大きく左右することにもなりかねません。

最近は転職が当たり前になってきているため、一度の選択で人生が決まるわけではありませんが、できれば就職・転職で失敗したくはありませんよね。

ここからは、仕事探しに悩んでいるあなたに知っておいてほしい4つの注意点を紹介します。後悔のない仕事選びのために、ぜひチェックしておいてくださいね。

①会社の知名度や人気度だけで転職先を選ぶのはミスマッチのもと

仕事探しの際によくやってしまいがちなのが、会社の知名度や人気度で転職先を決めてしまうことです。もちろん一般的な意見を参考にするのは問題ありませんが、「人気な会社=自分に合った会社」というわけではありません。

企業の評判が良くても、その企業の文化や価値観が自分に合わない場合、ミスマッチが生じる可能性があります。

仕事探しにおいては、知名度や人気度、会社の規模感よりも、自分のキャリア目標や価値観にマッチするかどうかを重要視しましょう

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「大手企業こそ正義」という意見もよく耳にします。しかし、大手企業よりも中小企業やベンチャー企業のほうが向いているケースもありますし、大手企業だから安定しているとも言い切れません。

②プラス面だけでなくマイナス面も含めた「生の声」を参考にしよう

ミスマッチを防ぐためには、プラス面だけでなくマイナス面についても知っておくことが重要です。特に志望度が高い企業の場合だと、悪い部分につい目をつぶってしまいがちです。しかし実際に働くとなったら、目を向けざるを得ない場面は必ずきます。

カジュアル面談やOB・OG訪問などを通じて、社員の「生の声」を聞くことを意識しましょう。

また、口コミサイトや求人サイトのレビュー、SNS上での情報収集など、複数の情報源から客観的かつバランスよく情報を得ることも大切です

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口コミサイトなどには悪意あるコメントが掲載されているケースもあるため、一つの情報を鵜呑みにするのは避けましょう。

③目先の希望や条件だけでなく長期的な目線も重要

仕事探しでは、目先の希望や条件だけでなく、長期的な目線でのキャリアビジョンを意識することも重要です。

「給料が高い」「休みが多い」といった条件のみで入社を決めてしまうのは、あまり推奨しません。たとえ目先の条件が良くても、中長期的な目標が実現できない環境は、「自分に合った仕事・職場」とは言えないからです。

応募する際には、その企業での成長やキャリアパスが自身の目標に合致しているか、そこで自分が成長している姿を思い浮かべられるかなどをしっかり考えましょう

キャリアビジョンを立てたうえで逆算して考えるのも効果的ですよ。

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キャリアビジョンとは? 10例文付きで解説する作成の極意!

面接対策としてキャリアビジョンを考える時、難しく感じることがありますよね。キャリアビジョンを考えるコツは、今と理想の将来像、そこへ近づくためにするべきことを見極めること。この記事では、専門家のアドバイスを交えキャリアビジョンの例文から考え方まで解説していきます。

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キャリアビジョンとは? 10例文付きで解説する作成の極意!

④一人で抱えきれなくなったときは周りを頼ろう

転職活動の場合、新卒と違って一人で進めるのが一般的です。そのため、就職活動・転職活動が難航してくると、「採用してくれるならどこでも良い」「なんでこんな大変な思いをしなければいけないんだろう」とネガティブな考えに陥りがちです。

ただ、そのまま転職活動を進めていても思うような結果は手に入りません。

不安や悩みがある場合には、一人で抱え込まず、友人、家族、信頼できる同僚などに相談しましょう。身近な人に相談できない場合には、エージェントやキャリアコンサルタントに相談することも効果的です

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他者の視点や経験を取り入れることで、不安を払拭できるだけでなく、冷静な判断ができるようにもなります。周りのサポートを上手に活用しながら、一歩ずつ進めていきましょう。

就職活動・転職活動の相談相手の例
  • 家族
  • 知人・友人
  • 職場の先輩
  • OB・OG
  • 専門機関(ハローワークや就職エージェントなど)
  • 大学のキャリアセンター

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入社後の早期離職を避けるためには、自分に適性のある職業を選ぶことが大切です。しかし、それがどんな職業なのかが分からず悩む人も多いでしょう。

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自分に適性のある職業を早めに知って、就活を成功させましょう。

仕事の探し方を押さえ企業研究を徹底し適職を見つけ出そう!

ここまで、仕事の探し方を紹介するとともに、求人を絞り込む際のポイント、適職を見つけるための自己分析&企業研究の方法などを解説しました。

仕事の探し方は数多くあり、「これをやれば確実に成功する」という方法は残念ながら存在しません。おすすめの仕事探しの方法は、志望する業種や職種、今の状況によって異なります。

とはいえ、自分に合った仕事を見つけるために企業研究が欠かせないのはどんな人にも言えることです。ときに周りのサポートを頼りながら、就職活動・転職活動を進めていってくださいね。

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就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。

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