目次
- 「広告代理店はやめとけ」の理由を解説! 実態をふまえて行動指針を立てよう
- 「広告代理店はやめとけ」といわれる3つの理由と実態
- ①ハードな働き方が求められる環境が多い傾向にある
- ②クライアントの都合で急な仕事が発生する可能性がある
- ③かかわる相手が多いからこそ関係構築の負担が増えやすい
- 合わせて理解しよう! 広告代理店で働く3つの魅力
- ①ポータブルスキルを高い水準で身に付けられる
- ②さまざまな業界の人とかかわる機会がある
- ③多くの人に影響を与える仕事ができる
- 適性判断に役立てよう! 広告代理店に向いている人の4つの特徴
- ①コミュニケーション能力に自信がある
- ②世の中の流行に敏感
- ③プレッシャーに強い
- ④急な変更にも臨機応変に対応できる
- 本当に「やめとけ」? 広告代理店がベストな仕事か分析する3ステップ
- ①広告代理店で働きたい理由や動機を明確にする
- ②その目的は広告代理店でなければかなえられないのかを考える
- ③広告代理店で求められるスキルが身に付いているか考える
- 「広告代理店はやめとけ」はあくまで一意見! 自分軸で判断しよう
「広告代理店はやめとけ」の理由を解説! 実態をふまえて行動指針を立てよう
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。広告代理店への就職を考えている学生から、
「広告代理店はブラックだというのは本当でしょうか?」
「志望しようと思っていたのですが友人にやめとけといわれて悩んでいます」
といった相談を受けることが多くあります。広告代理店は学生人気が非常に高い業種ですが、ネットで検索してみると「やめとけ」といったネガティブな意見も目に入りますよね。
結論、そういった他人の声をもとにキャリア選択をすることはおすすめしません。なぜ「やめとけ」といわれているのかを理解したうえで自ら判断しないと、のちのち後悔してしまう場合もありますよ。
この記事ではなぜ広告代理店はやめとけといわれるのかの理由、そして広告代理店の魅力、向いてる人の特徴について解説していきます。この記事をもとに広告代理店への理解を深めて、最終的な判断をしてくださいね。
「広告代理店はやめとけ」といわれる3つの理由と実態

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否定的な意見を見ると不安になりますよね。ただ、なぜ「やめとけ」という意見があるのか、その理由をしっかりと理解したうえで自分で判断することをおすすめしますよ!
「やめとけ」という意見には、そう言われるだけの理由があります。どうして広告代理店はやめとけと言われるのか、その理由と本当の実態を理解したうえで判断することが、ミスマッチのない選択につながりますよ。
ここからは「広告代理店はやめとけ」といわれる主な3つの理由について解説していきます。自分にとって広告代理店の仕事がはたしてベストなのか考えてみてくださいね。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!広告代理店はやめとけといわれ悩んでいます……
他人と自分のブラックの基準は同一じゃない
広告代理店に限らず、就職先を選ぶとき、周囲からの「やめとけ」の声に悩む人は数多くいます。そのような場合に私はいつも、なぜ「やめとけ」といわれているのか、そしてその理由のなかで何を一番懸念しているのかをすり合わせるようにしています。
たとえば「残業が多いこと」が懸念なのであれば、何時間までなら許容できるのかを一緒に考えていきます。ある人にとっては「ブラック」でも、あなたにとっては「ブラックじゃない」場合もよくあります。周りの意見も大切ですが、まずは自分自身の価値判断の軸をしっかりと明確にすることで、本当に正しいキャリア選択なのかを見極めることができるはずですよ。
①ハードな働き方が求められる環境が多い傾向にある
広告代理店では複数のクライアントの案件を同時に抱えることが多いです。また売上目標などのノルマが設定されていることもあるので、業務量が増え、残業や休日出勤が必要になることもめずらしくないです。そのため「やめとけ」という意見があるわけです。
ただ実際はすべての広告代理店でそのような働き方が求められているわけではありません。
近年では残業規制を設ける企業も増えているので、入社前にしっかりと働き方をチェックしておけば自分に合った働き方の広告代理店で働くこともできますよ。

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フレックス制度の導入で働き方を調整しやすくしている企業も増えていますよ。
②クライアントの都合で急な仕事が発生する可能性がある
広告代理店はクライアントからの依頼で業務をおこなうことが多いため、緊急の仕様変更や新しいオーダーがあれば、柔軟な対応が求められます。
そのため、クライアント都合の急な仕事が発生しがちで、結果として働き方がハードになるケースもあります。その点を懸念して「やめとけ」という声があるのも事実です。
ただすべての広告代理店がそのような傾向というわけではありません。企業によってはクライアントからの急なオーダーには可能な範囲で対応するという方針を定めている場合もあります。そのような企業に入社すればハードな働き方を強いられることはないでしょう。

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求人票に記載されている平均残業時間などを確認することで、実際の業務環境を確認できますよ。
③かかわる相手が多いからこそ関係構築の負担が増えやすい
広告代理店は「調整役」を担う場面が多いのも特徴です。
広告を展開するにあたっては多様な業種・職種と連携をとる必要があるため、その中間に立って手綱を握る人が求められます。広告代理店で働くとその役目を担うことになるため、かかわる人の数が必然的に増えます。
- 担当クライアント
- 起用するタレントやインフルエンサー
- メディア関係者
- 映像制作会社・Web制作会社
- 印刷会社・イベント会社 など
かかわる人が増えるほど、当然コミュニケーション上でのトラブルが発生するリスクは増えていきます。人間関係によるストレスが発生しがちな点が、広告代理店はやめておけといわれる一つの要因です。
ただかかわる相手が多いというのはデメリットばかりではありません。多種多様な業界の人とかかわることで人脈も広がりますし、自分とは違う業界の人の働き方や考えに触れることで、幅広い視点から物事を見れるようになりますよ。

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また広告代理店では業務時間外でのクライアントへの接待が存在する場合もあります。近年は数が減ってきていますが、不安な人はOB・OG訪問などで直接聞いてみましょう。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!広告代理店は実際ブラックなの?
大事なのは自分がその環境に納得して働けているか
広告代理店はノルマに追われる関係上、激務で退職が多いというイメージを持つ人も多いでしょう。そういったネガティブなイメージで進路を悩んでいる人にまず伝えているのは、キャリアを考えるうえで重要なのは、自分自身がその環境に納得して働けるかどうか、ということです。
実際、広告代理店は他業界と比較してハードな働き方が求められることが多いと思います。ただ仮に業務が忙しくても、自己成長やインセンティブなどの対価に魅力を感じるのであれば、挑戦する価値がありますよね。あなたの人生はあなたのもの。今後の進路を決める最後の軸は、他人の意見ではなく「自分がどう感じるか」であるべきです。
もし実際の働き方が気になるのであれば、社員面談などの機会に直接、働き方の実態について聞いてみるのをおすすめします。また就職エージェントに相談するのも一つの手ですね。エージェントは企業担当者から直接社内の実情について聞いていることが多いので、率直な意見を伝えることができますよ。
まずは興味のある業界・職種との相性を確認しましょう
就活をしていると、興味のある業界や職種が自分に合っているのかと不安になりますよね。
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合わせて理解しよう! 広告代理店で働く3つの魅力


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広告代理店ってなんだか大変そうですね……就職するのはやめておこうかと思います。

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ちょっと待ってください! 広告代理店はたしかに大変な仕事ですが、そのぶん得られるものも多いですよ。
広告代理店に関してネガティブな意見ばかりを目にしていると、「やっぱりやめておいたほうが良いのかな……」と考えてしまうこともあるでしょう。
ただ、まず理解しておきたいのは広告代理店の仕事はとてもやりがいのある仕事だということです。得られるビジネススキルや専門的な知識も数多くあり、だからこそ就職先として根強い人気を誇っています。
ミスマッチのない判断をするためにも、広告代理店で働く魅力についてもしっかりと理解しておきましょう。
①ポータブルスキルを高い水準で身に付けられる
- 業種や職種が変わっても用いることができる「持ち運びできるスキル」のこと
広告代理店の業務では社会人に求められる、いわゆるポータブルスキルを高い水準で身に付けることができます。
広告代理店では複数のプロジェクトを同時並行で進めるため、自然とタスクや時間の管理能力が鍛えられます。またクライアントから課題をヒアリングし適切な施策を考える過程で、情報のリサーチ力なども磨かれるでしょう。
これらのスキルは今後広告業界以外に転職することになっても活きるものなので、長い目で見ても広告代理店への就職で得られるメリットは大きいといえます。
- プレゼンテーション能力
- スケジュール管理力
- マネジメント力
- リサーチ力 など

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社会人としてのスキルを高めたい人にはまさに最適な環境といえますね。
②さまざまな業界の人とかかわる機会がある
広告というのはどの業界の企業にとっても、自社の製品やサービスを普及させるための必要不可欠な手段です。そのため広告代理店の仕事では非常に幅広い業界の人とかかわる機会があります。
- 食品・飲料業界
- 化粧品・美容業界
- エンタメ業界
- アパレル業界
- 観光・サービス業界 など
自分の興味・関心のある業界の仕事にたずさわれる可能性があるのはもちろんのこと、自分の働く領域とはまったく別の分野で働いている人との交流は、自分にとって専門外の知識や情報を得られるため、新たなアイデアの発見のきっかけになることもありますよ。

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業界の垣根を超えた人脈を築けば、将来的なキャリアチェンジの幅も広がりますね。
③多くの人に影響を与える仕事ができる
テレビCMや看板広告など、広告代理店で制作する広告は、世の中の多くの人の目に触れることになります。
自分のたずさわった広告を通して、商品が社会的なトレンドになるなど、自分の仕事の成果がわかりやすく目に見えることは広告代理店で働く魅力のひとつです。

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仕事の成果がわかりやすいことは、モチベーションの維持にも直結しますよ。
なお広告業界についてより詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。広告業界の動向や仕組みについて解説しています。
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あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
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適性判断に役立てよう! 広告代理店に向いている人の4つの特徴


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広告代理店の魅力と懸念点を見比べて、就職を目指すことに決めました! ただ自分に向いているのか不安です……。

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ではここからはどのような人が広告代理店に向いているのかについて解説していきますね!
広告代理店に就職するメリットとデメリットを比較したうえで、いざ広告代理店への就職を目指そうと考えたときに不安になるのが「就職したとしてやっていけるのか」ですよね。
適性がないのに入社してしまうと、業務についていけずにつらい思いをしてしまう可能性があります。そのため自分が志望する業界にはどのような人が向いているのかを把握することは非常に重要です。
ここからは広告代理店に向いている人の特徴を4つ紹介していきます。自分の性格や特徴と照らし合わせて、広告代理店へ就職するかを決める判断材料にしてくださいね。
①コミュニケーション能力に自信がある
広告代理店はクライアントの要望のヒアリングや、進捗や実施効果の報告など、常にクライアントと密接に対話しながら業務を進めていくため、コミュニケーション能力は必須のスキルといえます。
またクライアントのみならず、広告を制作するうえでは社外の人間とかかわる機会が非常に多いです。そのため広告代理店は不特定多数との交流に抵抗がない人や、人と話すのが得意という人におすすめの仕事です。

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たとえ営業職でなくともコミュニケーション能力が求められることを留意しておきましょう。
コミュニケーション能力を面接で効果的にアピールする方法についてはこちらの記事で解説しています。あわせて参考にしてくださいね。
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②世の中の流行に敏感
広告は雑誌への掲載からテレビCM、そして現在ではインターネット広告など目まぐるしくその形を変えていきます。
日々進化する広告の形を早急にキャッチアップし、クライアントに最適な形を提供することが求められるため、流行への興味が薄い人は能力を発揮するのが難しい仕事です。
また消費者に刺さる広告を作成するためには、世の中で流行しているコンテンツや言葉などの把握が重要です。流行やトレンドに敏感な人ほど、斬新かつ実用的なアイディアを生み出すことができますよ。

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日常生活のなかでも常にアンテナを張っておくことが求められますね。
③プレッシャーに強い
広告代理店ではプレッシャーを感じる瞬間が多くあります。そのためプレッシャーに弱い人は重圧に押しつぶされ、苦しい思いをしてしまう可能性があります。
- クライアントとのミーティング
- 重要な案件でのプレゼンテーション
- 厳格な納期
- 具体的な数値設定をされたノルマ
プレッシャーに強いタイプであれば、どのような状況でも冷静さを保ち、パフォーマンスが落ちることがないので、広告代理店に向いているといえるでしょう。

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困難な壁が立ちはだかったときに、むしろ成長の良い機会だととらえられるくらいの人が広告代理店で活躍できますよ。
④急な変更にも臨機応変に対応できる
広告代理店での仕事は、クライアント都合で大幅な路線変更を強いられることもめずらしくありません。
そのようなときに動揺せずに適切な行動を起こせる能力が広告代理店では求められます。逆にこのような状況を楽しめるような人にとっては、広告代理店の業務は刺激的でおもしろいものといえますよ。

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決められた仕事をルーティンのようにこなしたい人には、イレギュラーが多い広告代理店の仕事はストレスになってしまうかもしれません。
臨機応変に対応する能力を面接でアピールしたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。
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あなたが受けないほうがいい業界・職種を確認しておこう
就活の成功は、自分に合う業界・職種を知ることが鍵です。しかし、それがどんな業界・職種なのかが分からず悩む人も多いでしょう。
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本当に「やめとけ」? 広告代理店がベストな仕事か分析する3ステップ

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結局広告代理店への就職が自分にとってベストなのかがわかりません……。

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そのようなときは手順に沿って一つずつ考えていけば、自分にマッチした仕事なのかを判別できますよ。
仕事選びというのはその先の人生を大きく左右する、とても大切な場面です。志望している業界が自分にとってベストな選択なのかは慎重に考えたいですよね。
ここからは広告代理店があなたにとって最適な仕事なのかを考える3ステップを紹介していきます。ミスマッチのない選択肢を選ぶためにも、じっくり分析していきましょう。
①広告代理店で働きたい理由や動機を明確にする
まず最初にやるべきことは自分がなぜ広告代理店で働きたいと考えているのか、その理由や動機を明確にすることです。
- クリエイティブな仕事に挑戦したい
- 多くに人に影響を与えられる仕事がしたい
- マーケティングの力で課題解決に貢献したい など
「なんとなく楽しそうだから」といった漠然とした理由で志望している場合は、入った後に理想とのギャップで後悔してしまう可能性があります。
そのような場合は、まずは徹底的に自己分析と企業研究をやり直して、なぜ働きたいのかを言語化することから取り組んでみましょう。

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逆に明確な動機や強い気持ちがあれば、つらいことがあっても乗り越えられる可能性が高いですよ。
自己分析の方法はこちらの記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてくださいね。
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「広告代理店はやめとけ」といわれる4つの理由|適性がある人の特徴
広告代理店は学生人気が非常に高い業種ですが、その一方で「ブラックだからやめとけ」というネガティブな意見を目にすることもありますよね。広告代理店を目指している学生のなかには「本当に広告代理店を志望しても良いのだろうか」と不安になってしまう人も多くいます。そこでこの記事では就活のプロであるキャリアアドバイザーが、「広告代理店はやめとけ」と言われるその理由と実態について詳しく解説していきます。
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②その目的は広告代理店でなければかなえられないのかを考える
広告代理店を志望する理由が明確になったら、それはほかの業界ではかなえられないことなのかについて考えてみましょう。
たとえば「クリエイティブな仕事がしたい」という志望動機だった場合、出版社や映像制作会社などの業種にも当てはまりますよね。
もちろん、ほかの職種でもかなえられるからといって広告代理店への就職をあきらめる必要はまったくありません。ただ、ひとつの業界に限定せずに視野を広げることで、広告代理店が自分にとって本当にベストなキャリアなのか考える手助けになりますよ。

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一度ほかの業界にも目を向けたら、案外広告代理店より面白そうと感じるかもしれませんよ。
③広告代理店で求められるスキルが身に付いているか考える
どれだけ広告代理店で働きたい意欲があっても、求められるスキルが身に付いていなかった場合、業務についていけないことでストレスが楽しさを上回り、入社後に後悔する可能性が高いです。
そのため広告代理店で求められるスキルを理解して、それらが自分に備わっているかについて考えることはキャリア選択の大きな手助けになります。
- コミュニケーション能力
- 柔軟な発想力・企画力
- 論理的思考力
- 課題解決能力 など

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ただこれらのスキルは入社後、業務を通して会得することもできます。スキルがないからといって必ず諦める必要はありませんよ。
解説した3ステップをもとに広告代理店がベストな仕事だとわかったら、次は選考に応募しましょう。志望動機を書くときはこちらの記事を参考にしてくださいね。
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また広告代理店の面接では「好きな広告は?」というめずらしい質問をされることもあります。選考を受けようと思っている人はこちらの記事を参考に答え方を学んでおいてくださいね。
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あなたが受けないほうがいい職種は?
3分でできる適職診断で確認してみよう
入社後の早期離職を避けるためには、自分に適性のある職種を選ぶことが大切です。しかし、それがどんな職種なのかが分からず悩む人も多いでしょう。
そんな人におすすめなのが「業界&職種マッチ度診断」です。簡単な質問に答えるだけで志望する職種との相性を診断できます。
自分に適性のある職種を早めに知って、就活を成功させましょう。
「広告代理店はやめとけ」はあくまで一意見! 自分軸で判断しよう
ここまで「広告代理店はやめとけ」といわれる理由と、広告代理店に就職するべきか考えるうえで大切なポイントについて解説してきました。
どんな業界でも必ずネガティブな意見というのは一定数存在します。大切なのは他人の意見を深く考えずに鵜呑みにするのではなく、なぜそのようにいわれているのかを理解して、自分の就活の軸と照らし合わせて判断をすることです。
この記事の内容をもとに、広告代理店への就職があなたにとってベストなのか、改めて深く考えてみてくださいね。
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「広告代理店はやめとけ」といわれたのですがやめたほうが良いのでしょうか……。