製薬業界を志望している人必見! 求められるスキルや仕事内容を解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 将来性のある製薬業界は競争倍率が高い人気業界
  2. 製薬業界ってどんな業界?
  3. 製薬業界はなぜ人気業界なのか?
  4. ①安定している企業が多いから
  5. ②募集人数そのものが少ないから
  6. ③高収入が期待できるから
  7. 製薬業界について理解を深めよう
  8. 製薬業界の市場規模
  9. 製薬業界のビジネスモデル
  10. 製薬業界の現状と将来性
  11. 製薬業界の現状
  12. 製薬業界の将来性
  13. 製薬業界の代表的な職種
  14. 研究職
  15. 開発職
  16. 生産
  17. MR
  18. 製薬業界を代表するTOP企業5選
  19. 武田薬品工業
  20. 大塚ホールディングス
  21. アステラス製薬
  22. 第一三共
  23. エーザイ
  24. 製薬業界で求められるスキル
  25. 自分で問題を発見し、解決する力
  26. 主体的に物事に取り組む姿勢
  27. 研究に求められる高い専門性
  28. ビジネスで使えるレベルの英語力
  29. 製薬業界の選考で評価される資格
  30. 薬剤師
  31. 危険物取扱者
  32. MR認定試験
  33. 製薬業界の選考で他の学生と差をつけるためには?
  34. 早めから企業研究をおこなう
  35. インターンシップに参加する
  36. 就活エージェントを利用してアドバイスをもらう
  37. 製薬業界の志望動機で盛り込むべき要素
  38. ①なぜ製薬業界なのか
  39. ➁製薬業界の中でもなぜその企業なのか
  40. ③入社後にどのように貢献したいか
  41. 人気の製薬業界は求められるスキルを理解して強みをアピールしよう

将来性のある製薬業界は競争倍率が高い人気業界

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「製薬業界は人気の業界で、競争倍率が高いと聞いたけど実際はどうなのでしょうか?」
「製薬業界は安定していると聞いたのですが、将来性はあるのでしょうか?」

製薬業界を志望する学生は毎年多く、人気のある業界の1つです。待遇が良く、安定して働けるといったイメージを持つ学生も多いのではないでしょうか。

人気業界である傍ら、実は製薬業界は数々の課題に直面していて変化の激しい業界でもあります。この記事では製薬業界全体の解説や製薬業界で求められるスキルや資格、就活で必要なポイントをまとめて紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね。

入社後にミスマッチのないよう、本記事を通じて製薬業界の理解を深めていきましょう。

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製薬業界ってどんな業界?

製薬業界とは医薬品の研究開発、製造、販売を担う業界で製薬会社はこれらの一連の工程をおこなっています。

製薬と一口にいっても、実はさまざまな形態があります。大きくは医療用医薬品とOTC医薬品に分類されます。また、医療用医薬品はさらに新薬とジェネリック医薬品に分かれ、収益構造も異なっています。製薬業界の中にもさまざまな仕事があり、「薬を扱う仕事」だけでは一概にまとめられないことを理解しておきましょう。

製薬業界はなぜ人気業界なのか?

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製薬業界って難しそうなイメージだけど、どんな業界でしょうか。

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実は製薬業界は学生から人気のある業界の1つなのです。まずはなぜ人気なのか理解していきましょう。

製薬業界は学生から人気が高く、志望する学生が多いのも特徴の1つですが、そもそも、なぜ製薬業界は学生から人気を集めているのでしょうか。

製薬業界が学生から人気を集める3つの理由を解説します。

①安定している企業が多いから

日本では少子高齢化が急速に進み、高齢者の割合が年々増加しています。どんなに健康に過ごしていても、年齢を重ねるごとに病気の治療や予防が欠かせなくなっていきます。

年をとっても健康で過ごすためには薬が欠かせませんね。高齢化社会が進む中で医薬品の必要性は高まっています。景気変動を受けにくい点も製薬業界の安定につながっています。

日本では国民皆保険制度があり、国民は費用を抑えて医療を受けることができます。景気が悪化しても国民皆保険制度を活用して、薬を手にすることができ、景気に影響を受けにくいのです。結果として製薬業界の企業も安定している企業が多くなっています。

②募集人数そのものが少ないから

製薬業界は募集人数が少なく、狭き門であるがゆえに人気を集めています。

代表的な例として、製薬業界最大手の武田薬品工業を紹介します。武田薬品工業の2019年度新卒採用人数は39名とかなり狭き門となりました。この狭き門に対して、数多くの学生がエントリーするため、倍率は50~100倍を超える企業も存在するようです。

他業界の大企業では新卒採用人数が100名を超えることも多く、他の業界と比べても製薬業界の募集人数は少ないといえるでしょう

そもそも募集人数の少ない製薬業界で選考突破は難しく、だからこそ人気を集める要因になっています。

③高収入が期待できるから

製薬業界では、1つの新薬がヒットすると1,000億円以上の売上を超えることがあります。医薬品は全世界の患者が顧客になるため、ひとたび効果のある新薬が発売されれば、全世界の需要を取り込むことができます。結果として、売上は伸び、社員に利益を還元することができるのです。

製薬業界の年収ランキングを見ると、平均年収1,000万円を超える企業が数多くあります。これほど平均年収が高い業界は他になかなか見られません。

今後も安定して新薬を出したり、革新的な医薬品を提供する企業では高年収が期待できるかもしれませんね。

酒井 栞里

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製薬業界の経験は市場価値が高いことも人気の理由

将来的にキャリアチェンジをするとき、他の業界でも通用するスキルが習得できることも製薬業界が人気の理由の1つになりますね。

紹介したとおり、健康需要が高まっているため製薬業界に限らず、「医療機器業界」や「医療系の広告代理店」、「医療系IT・Web企業」なども人材の確保を積極的におこなっています。そしてこれらの業界では、製薬業界の知識・経験を活かすことができます。

たとえばこのあと紹介するMRの仕事では、コロナウイルスの流行によりデジタルコミュニケーションを取り入れ始めています。このように「製薬業界×IT」も進んでいるため、IT企業のようなヘルスケア業界での需要も高まっているのです。また業界経験だけでなく、MRの経験は他業界でも営業やコンサルタントとして転職後に活躍している人も多いです。

このように新卒で製薬業界を選ぶことで、市場価値を高められるのです。そのため長期的なキャリアを考えたときに、製薬業界への就職は魅力的な選択になりますね。

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製薬業界について理解を深めよう

次に製薬業界とはどのような業界であるか、市場規模や扱う医薬品について解説をしていきます。

一言に製薬業界といっても、扱う薬の種類や研究開発の方法はさまざまです。また日本と海外では薬を販売するときの値段の付け方が違うなど、国によって異なる点も存在します。

解説する内容を参考に、製薬業界の理解を深めていきましょう。

製薬業界の市場規模

製薬業界の市場規模(2019年)

世界全体での医薬品市場の売上高は1兆2504億ドルで、日本円に換算すると100兆円以上にのぼります。地域別での規模を見ると、アメリカが世界全体の約40%を占め、一番大きい市場です。日本の市場規模は約10兆円で世界全体の7%程度を占めます

特徴的な点は、国によって薬の値段のつけ方が異なることです。アメリカは企業が薬の値段を自由に決定できます。一方で、日本をはじめと多くの国では薬の値段は国が決定しています。日本では国が決める薬の値段を『薬価』と呼んでいます。

製薬業界のビジネスモデル

製薬業界の商品である医薬品は、医療用医薬品とOTC医薬品の2つに分けることができます。

  • 医療用医薬品 
    医師の処方箋をもとに、薬局で購入する医薬品。消費者が自由に購入する事は出来ない。
  • OTC医薬品
    『Over The Counter』を略したもので、店頭で購入できる医薬品。主にドラッグストアで購入することができる。

医療用医薬品は大きく分けて新薬とジェネリック医薬品に分類されます。新薬には発明した会社が独占して販売できる期間が設けられています。独占して販売できる期間が過ぎたのち、同じ有効成分で販売する医薬品をジェネリック医薬品と呼んでいます

①新薬開発

新薬の開発には多くの時間と費用がかかると言われています。一般的に新薬の研究開発期間は9~16年ほどかかります。また費用は100億以上、なかには1,000億を超えるコストが必要になることがあります。

これほどの時間と費用をかけたとしても、必ず新薬が生まれるわけではありません。約25,000の化合物から1つが新薬になるかどうかといわれており、確率は非常に低いのです。なかには承認申請間際で開発を断念することもあります。

このように新薬が誕生するまでには多くの時間と費用がかかっているため、承認された新薬には独占して販売できる期間が認められています

②ジェネリック医薬品開発

ジェネリック医薬品は後発医薬品とも呼ばれており、新薬の独占販売期間が終了したのちに、新薬と同様の有効成分を用いて作られる医薬品です。

ジェネリック医薬品の開発には新薬のように多くの時間と費用は必要ではありません。一般的に開発期間は3~4年ほど、費用は数億円といわれています。その分、消費者は新薬に比べてて、安く手にすることができます

ジェネリック医薬品開発で注力している1つに、剤形と呼ばれる薬の形状の研究が有ります。たとえば、粉末タイプで苦い薬だと苦手な子供は多いでしょう。子供でも飲みやすいように錠剤にしたり、飲み薬にするなど薬の形状を変えて飲みやすくする工夫をしているのです。

製薬業界の現状と将来性

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製薬業界は安定業界で人気があるとわかりましたが、将来性はあるのでしょうか?

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製薬業界は抱える課題もありますが、将来に向けて明るい材料もあります。現状と将来性について紹介しますね。

製薬業界は現在、いくつかの課題を抱えており、解決していく必要があります。一方で、将来に向けて新しい技術開発も進み、明るい話題も生まれています。現在の製薬業界の課題と将来性について詳しく解説しますので、業界理解を深めていきましょう。

製薬業界の現状

現在、製薬業界には解決しなくてはいけない2つの課題があります。

  1. 高齢化に伴う医療費の増加
    国民の医療費負担は年々増加しており、将来を考えると早い段階で医療費を抑えていく必要がある。
  2. 国際競争の激化
    製薬業界は国境を超えて吸収や合併を繰り返すことで、世界での競争力を獲得してきた。日系の製薬企業も国際競争力を獲得するための吸収・合併を模索したり、逆に吸収・合併から自社を守る動きも求められている。

これら2つの課題について、詳しく解説していきますので、一緒に理解を深めましょう。

国内は高齢化社会の進展とともに国が医療費抑制傾向

日本では急激なスピードで高齢化社会が進んでいます。その影響を受け、国民全体の医療費負担は毎年のように増加し、将来に向けて現段階から医療費を抑制していくことが望まれています。

医療費を抑制する1つの手段として、医薬品の価格引き下げをおこなっており、製薬企業の収益は圧迫されています。新薬は開発に成功しても、数百億と投じてきた研究開発費をまかなうことができなくなる恐れがあります。ジェネリック医薬品は低い価格に抑えられ、利益を生み出せず、最悪の場合、赤字になってしまうかもしれません。

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日系製薬企業は効率的な医薬品開発に加え、海外へのさらなる進出、製薬以外への進出など生き残りに向けたかじ取りが求められています。

世界の競争は激化

製薬会社は吸収・合併を繰り返して、国際競争力を獲得してきました。最近では武田薬品工業がアイルランドの製薬企業であるシャイアーを買収したことで話題になりました。

特に新薬を扱う製薬企業は自前で研究開発をおこなうよりも、有望な製品を持つ企業を買収する方が効率的と考えられています。新薬の開発は多額のコストと長い時間が必要になるため、経営効率を考えると吸収や合併の方が有効と判断されることもあります

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このような状況から、グローバル全体で製薬業界内での吸収・合併は今後、更に進む可能性があるといえます。

製薬業界の将来性

製薬業界が直面する課題はいくつもありますが、将来に向けて明るい材料も存在します。

  1. バイオ医薬
    従来の低分子化合物では治療ができなかった疾患も、バイオ医薬品であれば治療ができる可能性がある。バイオ医薬品の技術開発はこれから広がっていく可能性も。
  2. デジタル化の推進
    製薬業界はまだICTを十分に取り入れられているとはいえず、効率化の余地は多分にある。デジタル化をすることで、新たな技術を発見できるかもしれない。

これら2点について、詳しく解説をしていきますので、参考にしてくださいね。

バイオ医薬品の開発

  • バイオ医薬品:主に遺伝子工学を用いて、複雑な分子構造を持つ医薬品を作る技術

今までの医薬品の多くは、分子量が小さく構造がわかりやすく、主に化学合成を用いて開発された「低分子化合物」と呼ばれるものが中心でしたが、今後はバイオ医薬品の開発が主流になっていく見込みです。

すでにバイオ医薬品の開発は進んでおり、糖尿病の治療薬として活躍するインスリン製剤はバイオ技術を用いています。低分子化合物は出尽くしたともいわれており、今後はバイオ医薬品の研究・開発に力を入れていくと予想されます

ICT技術活用による開発

すでにAIを導入し、薬の研究開発にかかる時間を短くする試みが始まっていますが、デジタル化は始まったばかりです。

新型コロナウイルス感染症の流行により、医師をはじめとした医療機関に訪問ができなくなったMRはオンラインで医薬品の情報提供を開始するなど少しずつICT化が進んでいます。

今後、更にデジタルを取り入れて、製薬業界に新しい技術やトレンドが生まれる可能性があります。まだまだデジタル化の余地が多い製薬業界は、デジタルネイティブの世代にとって、やりがいのあるフィールドといえるかもしれません

吉川 智也

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ICT技術の活用について調べておこう

説明した通り、製薬業界ではICT化が現在進行形で進められています。そして今後もICTは製薬業界と密接にかかわっていくことが予想されるため、事前に業界研究などでICTに関する知識は必ず付けておいた方が良いでしょう。その際には、仕事とどのようにICT技術がかかわっているのか意識して情報収集しておくことがおすすめです。

今後、製薬業界で働くうえで自分の声が技術発展に貢献することも十分に考えられますよね。直接開発にはかかわらないですが、仕事や身の回りのことに情報感度が高いことをアピールできれば就職活動でもプラス評価される可能性も高いです。

しかし製薬業界に興味がある学生の中には、パソコンやIT分野に苦手意識がある人もいるかもしれません。もちろんIT分野に関して専門的に勉強をする必要はないので、製薬業界で導入されているICT技術について調べておくだけでも他の就活生と差がつきますよ。

あなたが受けないほうがいい職業を診断しよう

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製薬業界の代表的な職種

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製薬業界にはどのような職種があるのでしょうか?

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製薬業界は医薬品の研究開発、製造、販売を担っています。それぞれに専門の職種があるので、一つひとつ解説しますね。

製薬業界では医薬品の研究開発、製造、販売を一貫して担っています。それぞれのフェーズで高い専門性が求められます。職種ごとに解説をしますので、自分が目指す仕事に近い職種があるか確認してみて下さいね。

研究職

製薬業界における研究職のミッションは、医薬品になり得る成分を見つけることです。そのために病気の原因解明をおこなったり、新しい有効成分を見つけるための合成研究などをおこないます。これらの研究は基礎研究と呼ばれます。

薬になり得る成分が見つかったら、応用研究に移ります。応用研究では基礎研究で得た結果をどのように製品化し、利益を生み出せるかの研究をおこないます。応用研究は化合物の生成をおこなう探索研究と有効性や毒性を動物実験などで調べる非臨床試験に分かれます。

職種の特性上、理系の学生が採用の対象となり、多くの製薬メーカーでは修士課程修了以上を求める傾向があります

研究職の仕事に向いている人の特徴はこちらで解説しています。

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開発職

開発職のミッションは臨床試験を通じて、新薬の開発をおこなうことです。臨床試験とは、簡単にいうと、人を対象にして候補となる化合物の有効性や安全性を確認する試験です。

開発職は人を対象とするため、命に関わる責任感が求められる職種といえます。また医薬品や人体について専門的な知識を求められるため、理系の学生が求められる傾向にあります。

開発職は患者のいる医療機関と密にコミュニケーションを取りながら臨床試験を進めていく必要があります。そのため、専門的な知識が求められる一方、医療機関の医師や看護師などと良好な関係を構築できるコミュニケーション能力も求められる職種です

コミュニケーション能力のアピールの仕方はこちらで解説しています。

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生産

医薬品を患者に届けるために製造や生産をおこなう仕事も重要な役割を担っています。医薬品は体内に取り入れられ、万が一、異物が混入していると命にかかわる可能性があります。そのため、製造現場では高い衛生基準が求められ、クリーンルーム内での業務をおこないます

生産の仕事は多岐に渡り、それぞれの仕事が専門性を持っています。参考に錠剤を生産するときに必要な工程を紹介します。

錠剤生産時の必要工程
  1. 入荷・受入試験
  2. 秤量
  3. 造粒
  4. 混合
  5. 打錠
  6. コーティング
  7. 印刷
  8. 検査
  9. 包装

近年は生産ラインの自動化が進み、製造ラインでどのような機械が必要かを検討する生産技術や品質をチェックする品質管理・品質保証の仕事など多岐に渡る職種が活躍しています。

MR

MRと呼ばれる職種は、製薬業界における営業の役割を担う仕事です。MRとは『Medical Representative』を略した呼称で、国内では「医薬情報担当者」と呼ばれています。

主なミッションは担当する医療用医薬品を患者に役立ててもらえるように医師をはじめとした医療機関に対し、有効性や安全性などを伝えることです

MRは営業の役割を担う仕事ですが、他の業界のように価格交渉はおこないません。医療機関との価格交渉は流通を担当する医薬品卸のミッションです。

MR職についてより詳しく確認したい人はこちらの記事が参考になりますよ。

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医薬品という人の命にかかわる製品の利用が有効性や安全性ではなく、値引きなどの価格交渉で判断されることのないようにMRは価格交渉はおこなわないようになっています。

あなたが受けないほうがいい職業を確認しておこう

就活の成功は、自分に合う仕事・合わない仕事を知ることが鍵です。しかし、それがどんな仕事なのかが分からず悩む人も多いでしょう。

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早めに自分に合う仕事・合わない仕事を知って、就活を成功させましょう。

製薬業界を代表するTOP企業5選

製薬業界の主な職種について理解が深まったことかと思います。さて日本にはどのような製薬企業があるのでしょうか。実はグローバルでも活躍する製薬企業がいくつもあるのです。

日本の製薬業界を代表する企業を5社紹介します。TVなどを通じて、一度は耳にしたことがある企業もあるかもしれませんね。各社の特徴を把握して、企業研究に役立ててください。

武田薬品工業

武田薬品工業は国内製薬企業のリーディングカンパニーの位置づけにある企業です。全世界での売上高は第10位(2020年度)で、世界全体でもリーダーシップを発揮する製薬企業といえます。

直近のトピックスは、アイルランドに本社を置く製薬メーカー・シャイアーの買収です。シャイアーの買収により売上高を大きく伸ばし、事業規模を拡大させました。

すでに世界70か国以上に事業展開をしており、有望な次世代の医薬品開発をおこなっていますが、今後も武田薬品工業はグローバル展開を推し進めていく方針です。ボストンをはじめ、研究開発拠点を海外に有しており、英語力を持つ人にとっては海外での就業の機会もあるかもしれません

就活で英語力を武器にしたい場合はこちらを参考にしてみてください。

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大塚ホールディングス

「オロナミンC」や「ポカリスエット」で有名な大塚ホールディングスも日本を代表する製薬企業の1社です。大塚ホールディングスは持株会社であり、大塚製薬、大塚製薬工場、大鵬薬品工業といった企業がグループに名を連ねています。

有名な製品は先に紹介した炭酸飲料の「オロナミンC」やスポーツドリンクの「ポカリスエット」、その他に栄養食品の「カロリーメイト」や「SOYJOY」なども提供し、医薬品に限らず、幅広い製品を展開しています。

一般消費者向けの印象が強い大塚ホールディングスですが、製薬の分野でも強みを持っています。医療用医薬品の分野では中枢神経領域、がん領域、消化器領域など多岐に渡る製品を提供しており、患者のニーズに応えています

アステラス製薬

アステラス製薬は2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して誕生した製薬企業です。両社の血脈を引き継いでおり、歴史のある日系製薬企業の1つに数えられます。

アステラス製薬の特徴はいち早く海外展開を図っていた点です。すでに日本以外の地域での売上比率は78%と売上の大部分を国外で稼いできています。日本以外の地域で働く従業員も全体の約65%とグローバル化が進んでいるのが特徴といえます

アステラス製薬の主要製品は前立腺がんの治療薬や膀胱治療薬が挙げられます。近年、急性骨髄性白血病治療薬や尿路上皮がん治療剤などを発売し、次世代の成長を牽引する製品も世の中に送り出しています。

第一三共

第一三共といえば「ロキソニン」や「ルル」、「ガスター10」などのCMや広告を通じて、社名をご存知の学生も多いのではないでしょうか。

第一三共は100年以上の歴史を持つ第一製薬と三共が2007年に合併して誕生した製薬企業です。先に紹介したOTC医薬品に加え、医療用医薬品の新薬、ジェネリック医薬品、そしてワクチンなど人々の健康に欠かせない数多くの医薬品の研究開発、製造、販売をおこなっています。

今後は2025年ビジョンである「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を目指し、患者の多様なニーズに応えていく製品開発に力を入れていく方針です

エーザイ

エーザイは1941年に設立された製薬企業です。「ヒューマンヘルスケアのエーザイ」というTVCMで一度は耳にしたことがある学生も多いのではないでしょうか。

エーザイの特徴は「神経領域」と「がん領域」を中心に新薬開発に取り組んでいる点です。この2つの領域は十分な治療法が確立されていない疾患が多く、「アンメットメディカルニーズ」と呼ばれています。治療法がなく、苦しんでいる患者向けの医薬品開発に力を入れているといえます。

また海外進出にも積極的で、1970年代から海外展開を図っています。従業員数は1万人を超え、そのうち半分以上の従業員が海外拠点で活躍しています。

製薬会社への就職を考えている方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみましょう。

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製薬業界で求められるスキル

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製薬業界に関心があるけれど、どのようなスキルが求められるのでしょうか。

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製薬業界では人の命にかかわるため、医薬品や人体に関する知識は必須です。それ以外にも求められるスキルがいくつかあるので紹介しますね。

製薬業界は人の命に関わるため、最低限の医薬品や人体に関する知識を習得することは必須といえます。しかし知識を習得するだけでは医薬品業界で活躍することは出来ません。

ここからは製薬業界で求められる4つのスキルを紹介しますので、製薬業界を目指す人はぜひ参考にしてください。

自分で問題を発見し、解決する力

製薬業界は医療費の抑制や世界での競争激化など乗り越えなくてはいけない課題があります。これらの課題を解決するために、社員1人ひとりが問題を見つけ、能動的に解決することが求められています

たとえば、開発職であれば医療機関とのトラブルが起きた時、上司に判断を委ねるのではなく、自らトラブルの原因を考え、解決策を提示するなど能動的に行動することが求められます。

このように製薬業界では自らが問題を見つけ、解決する力が求められます。選考では、自己PRに問題発見、課題解決をしたエピソードを盛り込むと面接官の評価を高めることにつなげられるでしょう。

問題解決能力の鍛え方についてはこちらで解説しています。

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主体的に物事に取り組む姿勢

問題発見、課題解決のスキルと重複する部分もありますが、指示待ちで動くのではなく、自らが主体的に動く姿勢が求められています。

紹介した通り、製薬業界はグローバルとの競争が激化しており、変化の激しい業界です。指示待ちの姿勢では、環境の変化についていくことができず、良い結果を残すことはできないでしょう。

重要な決定事項やルールを守って業務に取り組むことが第一ですが、すべての業務の指示を待つのではなく、自分ごととして目の前の状況を捉えて取り組む姿勢が求められます。この姿勢がなければ、変化の早い製薬業界で勝ち残っていくことは難しいといえるでしょう。

主体性をアピールする場合はこちらを参考にしてみてください。

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あなたが受けないほうがいい職業は?
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入社後の早期離職を避けるためには、自分に適性のある職業を選ぶことが大切です。しかし、それがどんな職業なのかが分からず悩む人も多いでしょう。

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研究に求められる高い専門性

開発職、生産職、MRにはそこまで高い専門性は求められませんが、研究職に専門性は欠かすことはできません。

研究職ではまだ治療法がない「アンメットメディカルニーズ」に対処できる革新的な医薬品の開発が求められています。これらの医薬品を開発するためには、対象となる疾患への深い理解や医薬品に関するさまざまな知識を組み合わせていく必要があります

製薬業界の研究職を目指す学生は、医薬品開発における専門性を磨くことで内定に近づくことができるでしょう。

ビジネスで使えるレベルの英語力

繰り返しにはなりますが、製薬業界はグローバルで激しい競争環境に身を置いています。今後は海外の機関と共同研究をしたり、買収や提携をして販路を拡大していく必要があります。

国内の大手製薬企業の動きを見ても、グローバルで活躍できる人材が求められます。武田薬品工業はシャイアーというアイルランドの企業を買収しました。アステラス製薬は海外売上高78%と海外との関わりが求められることでしょう。

グローバル環境で日々の業務をおこなうにあたって、英語力はコミュニケーションに欠かすことはできません。製薬業界で働く上で、英語力は必須といえるスキルです。

吉川 智也

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主体的に取り組む姿勢は特に重要なスキル

医師や薬剤師へ正しい情報を伝えるためには、自ら主体的に常に最新の情報を学びながら活用していくことが求められます。

命にかかわる仕事をする医師や薬剤師との接点がある製薬業界では、特に「伝える」だけでなくきちんと理解し使用してもらわなければなりません。適正に利用してもらうためにも、自分自身が深いレベルの理解をしていないと、意図せず死亡などの大事に至ることもあります。

直接的に患者や家族と関わることがない製薬会社ですが、自分の取り組んでいることが人の命を助けるという当事者意識を持って仕事をすることが大切です。

このように専門的な知識を主体的に学び続ける積極性が大切になることは就職活動のときから意識しておきましょう。

製薬業界の選考で評価される資格

製薬業界の選考で評価される資格
  • 薬剤師
  • 危険物取扱者
  • MR認定試験

製薬業界では専門性の高さを求められるため、スキルだけでなく、保有する資格も評価を得られることがあります。ここからは製薬業界の選考で評価される資格について解説をします。他の学生と差をつけて、製薬業界の内定を勝ち取りたい学生はこれから紹介する資格の取得を検討してみましょう。

薬剤師

製薬業界では薬剤師しか務めることができない職務がいくつかあるため薬剤師の資格は重宝されます。具体的に薬剤師が必要なケースを紹介します。

薬剤師が必要なケース
  • 都道府県の各事業所
  • 医薬品工場
  • 総括製造販売責任者

まず都道府県の各事業所では医薬品を取り扱うために薬剤師が必要になります。常駐している必要はありませんが、有資格者が求められます。

また医薬品工場では製造した医薬品の品質保証をおこなわなくてはいけません。この役割は薬剤師でなくてはいけないと法律で定められており、薬剤師が必要です。

最後に製薬企業には総括製造販売責任者を置くことが求められており、この職務を担うためには薬剤師資格が必須となっています

危険物取扱者

製薬業界の研究職は、有効成分を探すために有機成分を合成することがあります。合成をおこなうときには、大量の有機製剤を用いたり、高圧下で反応を確認するといった業務をおこなうことがあります。これらの業務をおこなうにあたって、危険物取扱者の資格が役立つでしょう。危険物取扱者の他にも、高圧ガス取扱者の資格なども同様の理由から評価を得られるでしょう。

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キャリア
アドバイザー

危険物取扱者はレベルの高い順に甲種、乙種、丙種の3つの分類されます。甲種になると、工場の責任者を任せられる可能性もあり、将来的なキャリアアップにもつながるでしょう。

MR認定試験

MR認定資格は厚生労働省が認可するMR認定センターが実施する試験です。試験に合格するとMR認定証を取得することができ、医師をはじめとした医療機関から信頼を獲得できます

取得にはMR認定の教育研修機関で300時間以上の基礎教育講座を受講したうえで、試験に合格しなくてはいけません。2019年の合格率は74.3%です。

製薬企業の営業職として入社後に取得を指示される会社がほとんどですが、学生のうちから資格を取得することで製薬業界への志望度の高さを伝えることができるでしょう。

製薬業界の選考で他の学生と差をつけるためには?

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就活生

製薬業界の選考を勝ち抜くために、どんな準備をしておけばいいですか?

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キャリア
アドバイザー

選考を勝ち抜くためには、他の学生に差をつけて選考に臨む必要がありますね。そのために必要な対策を紹介しますので、参考にしてください。

他の学生と差をつけて、製薬業界の選考を勝ち抜くためには事前の対策が欠かせません。他の学生に差をつける3つのポイントを紹介します。ぜひ参考にして、今から取り組んでみて下さい。

早めから企業研究をおこなう

一般的に企業研究は早くからおこなうべきといわれますが、特に製薬業界は企業研究を早い段階からおこなうことがおすすめです。

薬といっても企業ごとに研究開発をおこなう疾患が異なったり、研究開発の方針が異なります。丁寧に企業研究をおこなわないと、企業理解が不十分のままになってしまう恐れがあります。またOTCや栄養食品を扱っている企業もあり、企業研究が多岐に及ぶ可能性もあります。

他の業界に比べて、製薬業界の企業研究には時間がかかる可能性があります。早い段階から企業研究を進めて、自分の考えに合う製薬企業を見つけていきましょう。

企業研究を進めるうえで事業内容の把握は不可欠ですのでこちらを参考にしてみてください。

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インターンシップに参加する

インターンの開催時期は企業ごとにばらばらです。インターンの参加を希望する企業のスケジュールを把握し、期日までに応募するようにしましょう。

また製薬業界の場合、一つひとつの職種が専門性が高く、インターンでも職種ごとの開催をしているケースも多く見受けられます。応募しようとしていたインターンが、希望しない職種であるケアレスミスを起さないようにスケジュールの確認は丁寧におこないましょう

インターンシップの選考への活かし方はこちらで解説しています。

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就活エージェントを利用してアドバイスをもらう

就活エージェントは採用ホームページに掲載のない情報を持っているケースがあります。なかには思い描いていた社風と異なるなどの情報を得られることもあるので積極的に活用してみて下さい

また就活エージェントでは、自己分析を手伝ってくれたり、エントリーシート(ES)の添削や面接対策をおこなってくれます。製薬業界へ関心があるけれど応募を迷っていたり、ESや面接に不安があるときは就活のプロフェッショナルである就活エージェントを積極的に利用しましょう。

製薬業界の志望動機で盛り込むべき要素

製薬業界の志望動機で盛り込むべき要素

製薬業界を志望するにあたり、志望動機にはどのような要素を盛り込めば良いか迷う学生も多いのではないでしょうか。面接官にアピールできる志望動機にはポイントがあります。

製薬業界を志望する際、志望動機に盛り込みたいポイントを3つに絞って紹介します。ポイントを参考に、自分ならではの志望動機を作成し、面接官にアピールしましょう。

人事に響く志望動機の作り方はこちらを参考にしてみてください。

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①なぜ製薬業界なのか

製薬業界は人気業界の1つでもあるので、記念に受験する学生も一定数います。製薬業界を希望する理由が明確でないと、それらの学生と同様の評価となり、お見送りになるかもしれません。

まずはなぜ製薬業界を志望するのか、エピソードを踏まえて説明できるように準備しましょう。ただし、一般的な内容では他の学生と差別化ができず、選考が進まない可能性があるので注意が必要です

NG例
  • 人の役に立ちたいから
  • 命にかかわる責任感のある仕事だから

自分なりのエピソードや考えを加えて、オリジナルの内容にするように心がけましょう。

➁製薬業界の中でもなぜその企業なのか

製薬業界といっても、新薬、ジェネリック医薬品、OTC医薬品と扱う製品は企業ごとに異なります。また新薬の中でも研究開発に注力する疾患領域は各社ばらばらです。企業研究が不十分だと、志望動機がロジカルにならず、アピールに欠けてしまいます。企業研究を十分におこない、企業の特徴を踏まえて志望動機を伝えることで面接官にアピールすることが可能です。

受験する企業のホームページや企業説明会を通じて、企業理解を深め、なぜその企業を志望するのか独自の志望理由を準備するように心掛けましょう。

③入社後にどのように貢献したいか

製薬業界はグローバルでの競争激化や国内の医療費抑制などの課題に取り組む必要があります。いくらスキルや知識があっても、待ちの姿勢では課題を乗り越えることはできないでしょう。製薬業界が求めている人材は、能動的に動き、問題解決をしてくれる人です。

そのため、志望動機にも入社後にどのような貢献ができるかを盛り込むと効果的です。能動的に動いたり、問題を発見して解決できる姿勢をアピールできるからです。

志望する企業の課題に合わせてどのような貢献ができるかを考え、志望動機に盛り込むようにしましょう。

乾 花穂子

キャリアアドバイザーコメント乾 花穂子プロフィールをみる

製薬業界では特に「経験を活かしてどのように貢献したいか」をアピールしよう

国際競争力の激化やICT推進で、製薬業界は今までにない変化が求められています。このような「変化に対応・貢献できる人材」という評価を得るために、「どのように企業へ貢献ができるのか」を自己分析しアピールすることが大切になるのです。

自己分析をするときは、ハードルを下げて考えましょう。「企業への貢献をアピールする」と聞くと、立派な成果がなければアピールができないと考えてしまいますよね。ですが、小さいと感じることでも高い志望度は伝わりますよ。

たとえばアルバイトで、「自分から積極的に話しかけることで信頼関係の構築ができた」なども立派なアピールポイントです。貢献したいことの例では、「ICT導入で積極的にコミュニケーションを取ることでメンバー全員が不明点ない状態にする」であれば貢献のイメージも十分伝わります。大会で優勝や売上アップなどの成果がなくても、入社後の企業貢献ができることがわかりますね。

たとえ小さいと感じても、課題や変化に対応した経験を振り返り志望動機をアピールしましょう。

人気の製薬業界は求められるスキルを理解して強みをアピールしよう

製薬業界は学生に人気のある業界の1つですが、変革期にある業界ともいえます。変化の中で求められるスキルや知識も変わりつつあります。

製薬業界の変化を掴みながら、製薬業界で求められるスキルを把握して、強みを十分にアピールしていきましょう。

まずは本記事を参考に、製薬業界で求められるスキルを整理するとともに、自身の強みの棚卸をしてみてはいかがでしょうか。

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