目次
- 広告業界の志望動機を魅力的に仕上げる方法をチェックしよう!
- 広告業界の業態・職種・求められる人物像
- 代表的な業態
- 代表的な職種
- 求められる人物像
- 広告業界の志望動機例文10選! 業態・職種別に紹介
- 広告業界の業態別例文
- 広告業界の職種別例文
- 広告業界の志望動機の作り方
- ①広告業界を選んだ理由を伝える
- ②その企業を選んだ理由を伝える
- ③根拠となるエピソードを伝える
- ④入社後の展望を伝える
- 広告業界の志望動機に活かせる! 最新トレンド3選
- ①躍進するインターネット広告
- ②生成AIの発展による制作・運用の変化
- ③プライバシー保護にともなうターゲティング変化
- 【添削付き】広告業界の志望動機でよくあるNG例
- NG例①動機が消費者目線になっている
- NG例②広告の先にある顧客視点がない
- NG例③現場のシビアな面への理解が浅い
- 【Q&A】広告業界の志望動機でよくある質問に回答!
- Q.「人の心を動かしたい」はありきたりすぎ?
- Q.ほかの広告系の企業と差別化ができない……
- Q.サークルのSNS運用などはアピールになる?
- Q.やっぱりセンスとかも見られる?
- Q.体育会系なイメージがあるけどキャラを寄せるべき?
- 広告業界ならではのポイントを押さえて魅力的な志望動機を作成しよう
広告業界の志望動機を魅力的に仕上げる方法をチェックしよう!
広告業界に対して「華やか」「かっこいい」といった憧れを抱いて応募する人はとても多いです。
もちろん、そういった憧れをきっかけに目指すのは悪いことではありませんが、広告系は狭き門。単に憧れを伝えるだけではまず通りません。
現場で求められている人の特徴や、熱意の伝わる志望動機の作り方をマスターすることが重要ですよ。
志望動機の作り方をおさらいしたい場合には、以下の記事を参考にしてみてください。
履歴書
印象に残る履歴書の志望動機の書き方|新卒の就活生必見!
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広告業界の業態・職種・求められる人物像
広告業界のおおまかな構造は「広告主(クライアント)」がモノやサービスを普及させるために「広告代理店」に依頼し、そこからさまざまな形・手段で広告が打ち出されるという仕組みです。
志望動機を作成するにあたっては、こうした広告業界の全体像の把握が欠かせません。業界への理解が浅いと、説得力のある志望動機は作れません。
まずは業態、職種、求められる人物像の3つの基礎知識を押さえていきましょう。
代表的な業態

広告業界の代表的な業態は「総合広告代理店」「専門広告代理店」「ハウス・エージェンシー」「インターネット広告代理店」「制作会社・プロダクション」の5つに分類されます。
業態によってそれぞれ特徴が異なるため、自分の希望する働き方やキャリアとマッチする代理店を選ぶことが重要です。
業態それぞれの特徴などは下記でまとめているので、気になるものはクリックしてみてください。
①総合広告代理店
特徴
- さまざまな広告枠を扱うため、複数のメディアを活用した広告活動が可能
- 誰もが知る大企業が多く、発注は親会社がおこない、制作や運用は子会社がおこなっていることが多い
代表的な企業
②専門広告代理店
特徴
- 特定の広告媒体に特化しているため、総合広告代理店よりも安価で効果的な広告を打てる点が強み
- 特定のジャンルや地域に根差している企業が多い
代表的な企業
③ハウス・エージェンシー
特徴
- 特定の企業の広告活動を専属的におこない、外部の案件を扱うことは少ない
- ほかの広告代理店よりも費用を抑えた広告活動ができ、情報漏洩のリスクを抑えられる点が強み
代表的な企業
④インターネット広告代理店
特徴
- 検索連動型広告やSNS広告など、Web上のデジタル広告の運用や効果測定に特化している
- データ分析に基づいた細かなターゲティングや、費用対効果の改善をスピーディーにおこなえる点が強み
代表的な企業
ほかにも、媒体社(メディア)やリサーチ会社などさまざまな企業があるため、それらも含めて自分に合った就職先を見極めるようにしましょう。
広告業界については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
広告業界に入りたい学生がやるべきことを解説|差別化の秘訣とは
代表的な職種
広告業界にはさまざまな職種がありますが、代表的な職種は、「営業職」「マーケティング職」「クリエイティブ職」の3つです。
職種とおもな仕事内容
| 職種 | おもな仕事内容 |
|---|---|
| ①営業職 |
|
| ②マーケティング職 |
|
| ③クリエイティブ職 |
|
職種によって仕事内容は大きく異なるため、「どのように広告にかかわっていきたいか」を考えながら、自分に合った職種を見極めるようにしましょう。
職種によって志望動機のアピールポイントも変わってくるため、あらかじめ希望の職種を明確にしておくことも重要です。
キャリアアドバイザーが読み解く!総合職採用が多いが今後は専門職採用も増える
専門スキルの需要が高まっていく
広告業界、特にクリエイティブ職は専門職採用が進んでいますが、新卒採用のメインは総合職としての採用をする企業が多いです。
入社後に適性を見極めて配属を決めていくスタイルなので、文系卒でクリエイティブ職の人や、理系卒で営業職の人もいます。
ただし、昨今はAI(人工知能)の発展もあり、多くの作業が代替されている現状もあります。その点で専門的な知見・スキルの価値が一層高まっていることは間違いありません。
とくにクリエイティブで他者と差をつけていかなければならない広告系の企業としては、競争が激しい時代を生き残っていくために、専門職採用をさらに推進していくケースも増えていくことが考えられます。
求められる人物像
広告業界はその性質上、以下のような人材が歓迎される傾向にあります。
- コミュニケーション能力が高い:社内外のさまざまな人と信頼関係を築く必要があるため
- フットワークが軽い:仕事量が多く、スピードが重視されるため
- トレンドに敏感である:時代やトレンドに合わせて、新しい技術や価値観を取り入れる必要があるため
- 自信と熱意がある:広く深い情報・知識が求められ、物事を深く追求するには自信と熱意が必要となるため
なお、選考時の段階でこれらを完璧に満たしている必要はありません。
たとえば、「人と話すことが好き」「急な移動も苦にならない」という人であれば、広告業界に向いていると言えますよ。
ただし、これらはあくまで業界全体の傾向であり、求められる人物像は企業ごとに大なり小なり差があります。
志望先がどのような人材を求めているのかについては、事前に企業研究を通じてしっかりと把握しておくようにしましょう。
企業の求める人物像の調べ方については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
就活対策! 企業の「求める人物像」とは? 調べ方・活用法を大公開
キャリアアドバイザーが読み解く!広告業界に受かりやすいのは「泥臭い人」
体力や粘り強さなどのアピールが必須
広告業界は華やかなイメージが強いかもしれませんが、実際は泥臭く努力できる人のほうが受かりやすいと思います。
というのも、広告業は受託産業。つまり「クライアントから依頼を引き受けて動く」という構造になっているため、納期が厳しかったり接待や調整ごとが多かったりと、ハードな働き方が求められる傾向にあるからです。
だからこそ「企業先に足を運べる体力」や「何度リテイクされても食らいつく粘り強さ」など、泥臭く動ける一面をアピールする必要があります。
広告業界の志望動機例文10選! 業態・職種別に紹介
広告業界の全体像を把握したら、志望動機の例文を参考にしながらアウトプットのイメージをつかんでいきましょう。
ここからは広告業界の志望動機例文を業態・職種別に10パターン紹介するので、以下の表からあなたの希望に合った例文をチェックしてみてください。
業態 | ①総合広告代理店 | ▶ ここからCHECK! |
| ②インターネット広告代理店 | ▶ ここからCHECK! | |
| ③専門広告代理店 | ▶ ここからCHECK! | |
| ④ハウスエージェンシー | ▶ ここからCHECK! | |
| ⑤制作会社・プロダクション | ▶ ここからCHECK! | |
職種 | ①営業 | ▶ ここからCHECK! |
| ②マーケター | ▶ ここからCHECK! | |
| ③クリエイティブ職 | ▶ ここからCHECK! | |
| ④プランナー | ▶ ここからCHECK! | |
| ⑤コンサルタント | ▶ ここからCHECK! |
広告業界の業態別例文
①総合広告代理店
私は商品やサービスの価値を多くの人に届け、人の心を動かすことで社会に影響を与える仕事がしたいと考え、広告業界を志望しました。
広告業界のなかでも貴社を志望するのは、幅広い領域を横断しながら統合的なコミュニケーションを提案できる総合力に魅力を感じたからです。
私は大学時代、ゼミで地域イベントの集客施策を企画し、SNSと紙媒体を組み合わせた発信により来場者数を大きく伸ばした経験があります。この経験から、複数の発信手法を掛け合わせることの重要性を実感し、総合的な提案ができる環境で成長したいと考え、貴社を志望しました。
入社後は多様な媒体とデータを活用し、課題解決に貢献できるプランナーとして価値を発揮していきたいです。
「統合的なコミュニケーションを提案できる」という総合広告代理店の強みと、「SNSと紙媒体を組み合わせた発信をした」という自身の経験がマッチしており、一貫性のある志望動機になっていますね。
ただ、「総合力に魅力を感じた」という理由はどこの総合広告代理店にも当てはまりそうな理由であるため、志望先にしかない特徴に踏み込んだ志望理由にすれば、さらに完成度が高まりますよ。
②専門広告代理店
私は伝え方次第で人の興味関心を喚起し、行動を促せる点に魅力を感じ、広告業界を志望しました。
なかでも貴社は交通広告に特化し、生活動線上で高い接触率を実現していることから、貴社を志望しました。
私は学生時代、通学中に駅構内で見かけた広告に心を動かされ、その場で内容を調べ行動に移した経験があります。その広告は短いコピーと視認性の高いデザインで一瞬で内容が伝わる工夫がされており、交通広告ならではの影響力を実感しました。この経験から、交通広告の特性を活かした効果的な訴求に携わりたいと考え、貴社を志望しました。
入社後は交通広告の強みを最大限に活かしながら、ターゲットに響く企画を提案し、クライアントの課題解決に貢献できる人材を目指してまいります。
特定の広告媒体に特化した専門広告代理店の特徴を理解し、実体験ベースで組み立てている点が素晴らしいですね。
ただ、交通広告を展開している企業は1社だけではないため、志望先ならではの強みに触れられるとさらに良くなるでしょう。
広告代理店の面接では「好きな広告」について聞かれることもあります。その際の答え方については、以下の記事で詳しく解説しています。
広告代理店で「好きな広告」を聞かれたときの正解例を紹介|質問の目的も解説
③ハウスエージェンシー
私は伝え方一つで人の意識や行動を変え、企業と消費者をつなぐ役割を果たす広告の素晴らしさに惹かれ、広告業界を志望しました。
広告業界のなかでも貴社を志望するのは、グループ企業のブランド価値を深く理解したうえで、統一感のある広告戦略を展開し、各媒体を横断した一貫性のあるコミュニケーションを実現している点に魅力を感じたからです。
大学時代に貴社が手掛けたキャンペーンを目にし、テレビCMやSNS、店頭施策が連動することでブランドメッセージが強く印象に残り、実際に商品購入へと至ったことがあります。この経験から戦略的な広告展開の力を実感し、その一翼を担いたいと考え、貴社を志望しました。
入社後は貴社のブランド理解を深めながら、長期的な視点で価値を高める広告戦略に携わり、企業と消費者をつなぐ役割を果たしていきたいです。
「統一感のある広告戦略」「ブランド理解の深さ」といった、ハウスエージェンシーならではの強みにしっかりと言及しており、志望度の高さがよく伝わります。
エピソードに自分自身が消費者として影響を受けた経験を挙げている点も、熱意が伝わり効果的なアピールとなっていますね。
④インターネット広告代理店
私は情報の届け方次第で人の行動や意思決定に影響を与えられる点に魅力を感じ、広告業界を志望しました。
なかでも貴社は、データに基づいた精度の高いオンラインマーケティングを展開しており、その点に強く惹かれています。
私は大学時代にサークルの新歓活動でSNS広告を運用し、ターゲットや配信内容を分析・改善することで参加者数を前年から30%増やすことに成功しました。この経験から、データを活用して成果を最大化する仕事に携わりたいと考え、貴社を志望しました。
入社後は分析力と提案力を磨き、クライアントの課題解決に貢献できるデジタルマーケターとして、貴社の業績に貢献していきたいと考えています。
SNS広告の運用実績を具体的な数値を用いて説明しており、デジタルマーケターとしての適性が伝わりますね。
データに基づいたオンラインマーケティングを魅力に挙げている点も、広告業界のトレンドを押さえていて高評価です。
⑤制作会社・プロダクション
私はクリエイティブの力で人の心を動かし、印象に残る体験を生み出せる点に魅力を感じ、広告業界を志望しました。
数ある企業のなかで貴社を志望したのは、映像やビジュアル表現において高い制作力を持ち、細部までこだわったクリエイティブを追求している点に惹かれたからです。
私は学生時代に貴社が制作した印象的なプロモーション映像に触れ、その演出や構成によって感情が大きく動かされたことがあります。この経験から、見る人の心に残る表現を自ら生み出したいと考え、貴社を志望しました。
入社後は制作工程への理解を深めながら表現力を磨き、クライアントの意図を形にしつつ、多くの人の心を動かすクリエイティブを提供できる人材を目指してまいります。
全体的に素直な文章で、代理店ではなくプロダクション志向が伝わる良い内容ですね。
「志望先の作品に感動した」という実体験を用いるのであれば、具体的な作品名を挙げるとより熱意が伝わりますよ。
広告業界の職種別例文
①営業
私は消費者との接点を設計する広告の力によって企業の課題を解決したり、企業の成長を支援したりする仕事がしたいと考え、広告業界を志望しました。
なかでも貴社は、クライアントに寄り添いながら多様な手法を組み合わせ、最適な解決策を導く提案力に強みを持っており、その点に魅力を感じています。
私は大学時代にアルバイト先で売上向上に向けた販促提案をおこない、顧客ニーズを踏まえた施策により来店数増加に貢献したことがあります。この経験から、相手の課題を捉え提案する仕事に携わりたいと考えるようになり、提案力に強みを持つ貴社を志望しました。
入社後は課題発見力と提案力を磨き、クライアントの成果創出に貢献できる営業担当として成長していきたいです。
「販促提案によって来店数増加に貢献できた → 提案する仕事がしたい → 提案力に強みのある企業を志望する」という流れがスムーズで、説得力がありますね。
営業として活かせる自分なりの強みを挙げて、「どのような価値提供をしたいか」という点まで言及すれば、さらに良くなりますよ。
営業職の志望動機の作成方法については、以下の記事でも解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
競争が激しい営業職は志望動機の差別化が重要|アピールのコツも解説
②マーケター
広告は情報の届け方を工夫することで、消費者と広告主の双方に価値を生み出せることから、その点に魅力を感じて広告業界を志望しました。
貴社を志望したのは、ビッグデータを活用し、ユーザーのニーズに応じた最適な情報提供を実現しているからです。
私は大学時代にゼミでWebサービスの利用行動を分析し、ユーザーが求めるタイミングで情報を提示する施策を講じることで、利便性の向上と利用意欲の促進につながることを学びました。この経験から、欲しいときに欲しい情報を届ける仕組み作りに携わりたいと思うようになり、貴社を志望しました。
入社後は分析力と設計力を高め、消費者と広告主の双方にメリットをもたらす広告システムの構築に貢献していきたいです。
広告を表現ではなく設計や仕組みとして捉えている点が、マーケターに必要な視点と一致しており、適性の高さが伝わりますね。
改善ポイントを挙げるとすれば、「ビッグデータを活用」という表現がやや抽象的であるため、志望先が具体的にどのようなデータを活用しているのかという点まで触れられると良いですね。
マーケティング職の志望動機の作成方法については、以下の記事でも解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
例文8選|マーケティング職の志望動機は企業研究がカギを握る!
③クリエイティブ職
私は表現の力によって人の感情を動かし、記憶に残る価値を生み出せる仕事がしたいという思いがあり、広告業界を志望しました。
貴社は独自性の高いアイデアと高い表現力によって、見る人の心に強く訴求するクリエイティブを生み出しており、その点に強く惹かれています。
私は過去に印象的な広告に触れ、そのストーリーやビジュアルによって共感や行動が生まれた瞬間を何度も体験しています。そういった経験から、次第に人の心を動かす表現を自ら生み出したいと思うようになり、貴社であればその希望を実現できると考えています。
入社後は発想力と表現力を磨きながら、クライアントの意図を的確に捉え、多くの人の心に残るクリエイティブを創出できる人材を目指してまいります。
広告のなかでも「表現」に軸を置いた内容となっており、クリエイティブの本質を押さえた良い志望動機ですね。
なお、クリエイティブ職を目指す場合、過去に自分で何かを作り出した経験がある人は積極的にアピールしていくことをおすすめします。
④プランナー
私は消費者のインサイトを捉えた戦略設計によって、人の行動や意識を動かす仕事がしたいと考え、広告業界を志望しました。
数ある企業のなかで貴社を志望したのは、消費者視点を重視し本質的な価値提供を目指すという、貴社の企業理念に強く共感したからです。
私は大学時代にゼミで新商品のプロモーション企画に取り組んだ際に、ターゲットの潜在ニーズを分析し、それを反映させた施策を設計したところ、教授から最も高い評価を得られました。この経験から、表面的な訴求ではなく本質に基づく企画の重要性を実感し、ぜひ貴社の理念のもとでその力を磨きたいと考えています。
入社後は分析力と発想力を高めながら、企業理念を体現した価値ある提案をおこない、課題解決に貢献できるプランナーになりたいです。
「本質に基づく企画の重要性を実感した」という気付きがプランナーに求められる視点と一致しており、職種に対する理解の深さが伝わりますね。
さらに、志望先の企業理念と結び付け、その理念のもとで働きたいとつなげているため、全体を通して説得力のある志望動機となっています。
CMプランナー志望の人は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
CMプランナーになるには職業理解が第一|働き方や向いてる人を解説
⑤コンサルタント
私は情報発信の側面から事業成長に貢献したいという思いが強く、広告業界を志望しました。
なかでも貴社を志望したのは、データ分析と戦略立案を強みとし、変化の激しい市場環境のなかでトレンドを捉えた提案をおこなっているからです。
私は日頃からSNSやメディアを通じてトレンドを収集・分析しており、その分析結果をサークルの企画に反映させた結果、時流に即した施策として高い評価を得たことがあります。この経験から、持ち前の情報収集力を活かして課題解決に貢献する仕事に携わりたいと考えるようになり、貴社を志望しました。
入社後は市場動向を的確に捉えながら分析力と提案力を高めていき、クライアントに新たな価値を提供できるコンサルタントを目指してまいります。
「事業成長に貢献したい」「クライアントに新たな価値を提供したい」という理由を押し出すことで、コンサルタント志向であることがよく伝わりますね。
コンサルタントは思考プロセスが重要であるため、「どのような仮説を立てて企画に反映させたのか」という点まで言及すれば、さらに説得力のある志望動機になりますよ。
コンサルタントの志望動機の作成方法については、以下の記事でも解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
コンサル業界の志望動機で盛り込むべき要素とは|例文付きで解説
キャリアアドバイザーの体験談大手は「実績」が評価される傾向
経験と実績を語れる人は強い
一口に広告業界と言っても、大手か中小かによって評価されやすい志望動機は異なります。
大手なら、ある意味下積みのような仕事もやり切れるかという点で納得できる「経験」は歓迎されると思います。たとえば「高校野球で甲子園に出場して優勝した」など、一つの物事をやり切った、過去に厳しい競争を勝ち抜いてきたような経験がある人が高く評価されるケースが多いです。
中小は即戦力を求める傾向にあるため、実績の大きさが重視されている印象です。過去に支援した学生のなかには、「Instagramのフォロワーが〇万人いる」といった具体的な実績を評価されて内定を得たケースもありました。
広告業界の志望動機の作り方
例文を通じてアウトプットのイメージをつかんだら、いよいよ実践です。
ここからは、広告業界の志望動機の作り方を4ステップで解説していくので、この手順に沿って実際に志望動機を作成してみましょう。
①広告業界を選んだ理由を伝える
まずは、数ある業界のなかでなぜ広告業界を選んだのか、その理由を示しましょう。
広告業界は人気の業界ということもあり、ここの理由が弱いと採用担当者から「華やかなイメージで選んでいるのでは?」といった疑念を抱かれやすくなります。
ここでのポイントは、以下の2点を明確にすることです。
- 業界の仕組みや厳しい側面を理解したうえで広告業界を選んでいること
- 広告業界でなければ実現できないこと
この点をしっかりと伝えることで、「単なる憧れではなく本質的に興味や熱意がある」ことを示すことができ、ほかの就活生との差別化にもつながります。
繰り返しになりますが、業界への憧れだけではなかなか熱意は伝わりません。
過去の経験や自分の興味・関心を掘り下げ、「なぜ広告業界なのか?」を明確に説明できるようにしておきましょう。
過去の経験や自分の興味・関心を掘り下げる際は、「自分史」や「モチベーショングラフ」を作成するのが効果的です。以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。
自分史:
自分史の書き方3ステップ|記入例や就活に役立つ自己分析方法を解説
モチベーショングラフ:
テンプレ・見本付き! モチベーショングラフの書き方&活用法を解説
②その企業を選んだ理由を伝える
次に、広告業界のなかでその企業を選んだ理由を伝えましょう。
その企業を選んだ理由は、志望動機において核となる部分です。採用担当者にとっても一番知りたい情報であるため、「他社ではなくなぜこの企業なのか」をしっかりと言語化する必要があります。
私は論理とクリエイティブの両面から、企業の課題解決にかかわりたいと考えているため、デジタル領域に強みを持ち、データに基づいた施策提案をおこなっている貴社に強い魅力を感じています。
私は広告やクリエイティブな仕事がしたく、さまざまな媒体での広告制作を担っている貴社であれば充実して働けると思い志望しました。
ここでのポイントは、企業の特徴に自分のビジョンや強みなどを絡めることです。
「希望を実現できるのは貴社だけ」「強みを最大限に発揮できるのは貴社だけ」という主張に説得力が生まれ、採用担当者の納得感を得やすくなります。
なお、企業によっては「○○(競合他社)ではなく、なぜうちなのか?」と聞かれることもあります。
そのようなケースも想定して、準備の段階で競合他社の研究もしておくと安心ですね。
企業研究のやり方や競合他社の調べ方については、以下でまとめています。あわせて参考にしてみてくださいね。
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③根拠となるエピソードを伝える
続いて、ここまで述べた理由の根拠となるエピソードを伝えましょう。
業界と企業を志望する理由を伝えるだけでは、「ただのきれいごと」と捉えられる可能性もあるため、エピソードを通じてその根拠を示すことが必要です。
過去の経験を振り返り、広告業界や志望先を目指すきっかけになった出来事について、「経験」「気付き」「志望理由」の流れで整理してみましょう。
- 経験:イベントのSNS運用を頑張った
- 気付き:楽しかった
- 志望理由:広告に興味を持った
- 経験:イベントのSNS運用でターゲットごとに発信内容を変えた結果、来場者数が増加した
- 気付き:伝え方で行動が変わることを実感した
- 志望理由:人の心を動かすことで社会に影響を与える仕事がしたいと考え、広告業界を志望した
エピソードはあなたが経験してきたことであり、あなたしか語れないことです。
そのため、志望動機にエピソードを盛り込むことは、ほかの就活生との差別化にもつながりますよ。
エピソードの探し方については、以下の記事を参考にしてみてください。
自己PRのエピソードは3ステップで発見! ないときの対処法も解説
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「消費者目線」に要注意
どのような価値を提供したいかを明確にしよう
よくある志望動機として、「志望先の企業の広告に感動した」など原体験を話す人もいます。
「そういった経験を語れないとだめでしょうか」と学生から聞かれることもありますが、個人的には原体験の有無はあまり関係ないと思います。
もちろんあって困ることはありませんが、「広告を見て感動した」というのはあくまでも消費者としての視点。
作り手としての視点が重要
入社後は消費者ではなく作り手になるわけなので、重要なのは「どういう思いを持って世の中へ届けていきたいか」という送り手としての視点です。
どのような価値を世の中に提供したいかが明確であれば、原体験がなくてもまったく問題ありませんよ。
④入社後の展望を伝える
最後に入社後の展望を伝えて、志望動機を締めくくりましょう。
志望動機は熱意を伝えるだけでは不十分です。入社後の展望を伝え、企業側に具体的な活躍イメージを持ってもらうことで、ようやく完成形と言えます。
ここでのポイントは、以下の2点です。
- どのような価値を提供したいか(できるか)を明確にする
- 志望先だからこそ実現できる要素を入れる
この2点を意識することで、入社後の活躍イメージが明確になり、企業側の採用意欲を高めることができます。
もしイメージが湧かない場合は、周囲に相談するのも一つの手です。
その際は家族や友人などではなく、実際に仕事をしているOB・OGに相談すると、よりリアルなアドバイスが期待できますよ。
OB・OG訪問については、以下でまとめています。あわせて参考にしてみてくださいね。
OB・OG訪問関連のコラムを見る
広告業界の志望動機に活かせる! 最新トレンド3選
近年の広告業界は技術の発展とともにかつてない速度で変化を続けているため、志望するのであれば最新トレンドについても知っておく必要があります。
ここからは広告業界の最新トレンドを3つ紹介するので、順にチェックしていきましょう。
①躍進するインターネット広告
日本の広告市場規模は数兆円にもわたり、その規模は年々拡大傾向にあります。
そのなかでもインターネット広告は成長が著しく、電通が2026年3月に発表した「2025年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」によると、2025年における広告全体に占める割合は50.2%と過半数に達しました。
インターネット広告のなかでも、近年はアプリやゲーム、ネット記事などへの出稿から、InstagramやYouTubeなどの動画広告へと変化を遂げています。
インターネット広告は形を変えながらも、今後さらに注力される分野と予測されますよ。
②生成AIの発展による制作・運用の変化
近年は生成AIの発展に大きな注目が集まっていますが、広告業界においては制作・運用プロセスに大きな変化をもたらしつつあります。
具体的には、従来は人が時間をかけておこなっていた業務を生成AIに移行し、業務の効率化を図る動きが活発化しています。
- バナー画像・動画の作成
- キャッチコピー案の作成
- マーケティングデータの分析
さらに伊藤園などがテレビCMにAIタレント(AIで生成された実在しない仮想の人物)を起用するなど、広告モデルやSNSでのインフルエンサーとして活動させる取り組みも急速に普及しています。
今後はAIは作業、人間は発想へと役割がシフトしていくことが有力視されています。
そのため、これからの広告業界においては、独自性のある発想ができる人材がより重宝されるようになりますよ。
③プライバシー保護にともなうターゲティング変化
近年はプライバシー保護の強化に伴い、広告のターゲティング手法も転換を迎えています。
- Cookie規制:ユーザーの行動履歴が追跡しにくくなった
- 個人情報保護法の改正:個人データの取得や利用について厳格な同意が求められるようになった
- 消費者の意識向上:詐欺被害や個人情報流出を防ぐためにセキュリティを強化するようになった
上記のような動きもあり、「個人の行動データを追跡して最適な広告を配信する」という従来の手法が難しくなってしまったのです。
そのため、近年は自社で収集したデータ(購入履歴や問い合わせ内容など)を活用したアプローチ手法や、現在見ているWebページの内容に基づいた広告を配信する手法などが主流となっています。
キャリアアドバイザーが読み解く!志望動機で生成AIについて触れるのもあり
AIを使いこなせる人は高評価
生成AIの登場によって、広告業界は大きな変革期に突入しています。
だからこそ、「生成AIとどのようにかかわっているか」は志望動機にも練り混めると良いでしょう。
たとえば「SNSを運用していた際にこういった活用をした」などの具体的なエピソードがあれば、「AIを使いこなせる人材」として高く評価されますよ。
特に広告業界は流行へのアンテナも重視されるので、新しい文化や環境に対して柔軟に対応できているかは非常に重要視されます。
【添削付き】広告業界の志望動機でよくあるNG例
広告業界は競争率が高いため、広告の本質や業界の理解に欠けた志望動機はそのまま不採用につながることも珍しくありません。
ここからは、広告業界の志望動機でよくあるNG例を3つ紹介するので、自分の作成した志望動機がこれらのパターンに当てはまっていないか、事前にチェックしておきましょう。
もし自分の志望動機に不安がある場合には、第三者に添削してもらうのも一つの手です。
キャリアパーク就職エージェントでは志望動機の添削もおこなっているため、不安な人は一度相談にきてみてください。
NG例①動機が消費者目線になっている
私は面白いCMを制作して、多くの人を楽しませたいという思いがあり、広告業界を志望しました。
なかでも貴社は印象に残るCMを数多く手掛けており、自分もそのような作品を作りたいと考え、貴社を志望しました。
「面白いCMを作りたい」という思いは消費者としての憧れであり、「価値や魅力を伝えて行動を促す」という広告の本質に触れていません。
企業に刺さる志望動機にするには「どのように価値を提供するのか」といった、企業側の視点を盛り込むようにしましょう。
私はクリエイティブを通じて企業の課題解決に貢献し、人の行動を動かせる仕事がしたいという思いがあり、広告業界を志望しました。
なかでも貴社は話題性だけでなく成果につながる表現を追求しており、自分もそのような作品の制作に携わって顧客に価値を提供したいと考え、貴社を志望しました。
NG例②広告の先にある顧客視点がない
私は自分のアイデアを形にして多くの人に発信できる仕事がしたいと考え、広告業界を志望しました。
なかでも貴社は幅広い広告制作をおこなっていることから、貴社であればさまざまな広告の企画・制作に携われると考え、志望しました。
この例文は広告を作ること自体が目的になっており、その先にある顧客への価値提供の視点が欠けています。
広告の目的は売上の向上やブランドの認知拡大などにあるため、広告はあくまでそのための手段であると捉え、その先にある顧客への価値提供の部分まで言及するようにしましょう。
私は企業の課題に対して最適なコミュニケーションを設計し、消費者の行動変容を促すことで価値を提供できる仕事がしたいと考え、広告業界を志望しました。
なかでも貴社は多様な手法を組み合わせながら、クライアントの目的達成にコミットしていることから、ぜひ貴社でクライアントと消費者の双方に価値を提供できる人材を目指したいと考え、志望しました。
NG例③現場のシビアな面への理解が浅い
私は、華やかなクリエイティブに携わりながら、多くの人に影響を与えられる仕事がしたいと考え広告業界を志望しました。
なかでも貴社は有名な広告を多く手掛けており、貴社であれば刺激的な環境で楽しく働けると考え、志望しました。
この例文は広告業界の華やかさだけにしか着目しておらず、納期管理や地道な調整業務といった、実際の現場にあるシビアな側面への理解が不足しています。
企業に刺さる志望動機にするには、現場の厳しさや泥臭さも理解したうえで、それでも挑戦したいという熱意を示すことが重要です。
私は企業の課題解決に向けて多くの関係者と連携しながら、最適なコミュニケーションを実現する仕事に携わりたいという思いがあり、広告業界を志望しました。
なかでも貴社は成果にこだわり、戦略立案から実行まで粘り強く伴走する姿勢を重視していることから、貴社であれば顧客の期待に応え続けられる人材を目指せると考え、志望しました。
【Q&A】広告業界の志望動機でよくある質問に回答!
最後に参考として、広告業界の志望動機についてのよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。
気になる質問があれば、ぜひチェックしてみてください。
Q.「人の心を動かしたい」はありきたりすぎ?
A.ありきたりではありますが、伝え方次第では十分に使えます。
広告業界の採用選考において、「人の心を動かしたい」という表現はありきたりでそのままでは評価されにくいですが、伝え方次第では十分効果的なアピールになります。
ポイントは、なるべく抽象的な表現で終わらせないことです。
たとえば、「どのような心理につなげたいか」と説明したり、過去の体験や志望先の特徴と結び付けたりすれば、個性が生まれてほかの就活生との差別化にもつながりますよ。
Q.ほかの広告系の企業と差別化ができない……
A.「違い」を探すのではなく「切り口」で差別化を図ってみましょう。
企業ごとの差別化が難しい場合には、自分なりの切り口で差別化を図るのも一つの手です。
たとえば、OB・OG訪問で聞いた社員の生の声を通じて企業理念に共感を示したり、自分の経験を通じて企業の強みに触れたりすれば、自然と個性が生まれてきます。
差別化で行き詰まったときは無理に企業の違いを探すのではなく、自分との接点を通じて差別化を図ることで、突破口が見出せることもありますよ。
Q.サークルのSNS運用などはアピールになる?
A.十分アピールになりますが、伝え方には工夫が必要です。
SNS運用では「ターゲット設定(誰に届けるか)」や「コンテンツ設計(何をどう伝えるか)」といった要素が求められるため、広告業界では評価されやすい経験の一つと言えます。
ただし、単に「SNS運用をしていました」と伝えるだけでは具体性に欠けインパクトも弱いです。自分なりに工夫や改善を試みた点や、具体的な数値を用いた成果などもセットで伝えるようにしましょう。
Q.やっぱりセンスとかも見られる?
A.センスがあったほうが評価されやすいですが、なくても十分に評価されます。
広告業界はクリエイティブな仕事をするため、やはり実態としてセンスがある人のほうが評価されやすい傾向にあります。
しかし多くの企業は、「センスは後から伸ばせるもの」として捉えているため、新卒採用においてセンスの有無はそれほど重要ではありません。
それよりも、「この業界や企業で働きたい」といった熱意をしっかりとアピールすることのほうが遥かに重要と言えます。
Q.体育会系なイメージがあるけどキャラを寄せるべき?
A.無理にキャラを寄せる必要はありません。
広告業界は納期の厳しさや責任の重さもあり、「タフさや主体性が求められる=体育会系っぽい人が多い」といったイメージを抱かれがちです。
確かに、なかには体育会系のノリを好む企業もありますが、それは別に広告業界に限った話ではありません。
重要なのは、広告業界で求められる要素(行動力や熱意など)があるかどうかなので、その点をしっかりとアピールできれば、無理にキャラを寄せる必要はありませんよ。
広告業界ならではのポイントを押さえて魅力的な志望動機を作成しよう
就活生から高い人気を誇る広告業界は、いかに魅力的な志望動機を作成できるかが鍵となります。
重要なのは、業界の厳しい側面も理解したうえで、「それでもこの業界・企業で働きたい」という熱意を明確に示すことです。
今回解説した内容を参考にしながら、採用担当者に刺さる志望動機を作成して、内定獲得を目指しましょう。
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そこでこの記事では、広告業界の志望動機の例文や作り方、知っておきたい最新トレンドなどについて解説していきます。