物流業界の受かる志望動機の書き方を徹底解説|職種別の例文付き

この記事のアドバイザー

目次

  1. 物流業界の志望動機には業界トレンドの把握が必須
  2. 必ず押さえておこう! 物流業界の基本
  3. 基本的な物流の流れ
  4. 物流業界の3つの輸送方法
  5. 物流の仕事を知って志望職種を考えよう
  6. ①物流営業
  7. ②物流コンサルタント
  8. ③倉庫管理
  9. ④情報システム
  10. ⑤ドライバー
  11. 物流企業で求められるスキルとは?
  12. 臨機応変な対応力
  13. 基本的なPCスキル
  14. 通関士資格
  15. 英語力
  16. 志望動機に盛り込みたい物流業界のトレンド
  17. 3PLの活用
  18. 作業効率化のためのスマートロジスティクス
  19. ドライバー不足を補うドローン宅配便
  20. 必ず書こう! 物流業界の志望動機に必要な要素
  21. ①なぜ物流業界を志望するのか
  22. ②理由を裏付ける具体的なエピソード
  23. ③なぜその企業でなければならないのか
  24. ④仕事を通して実現したい将来のビジョン
  25. 【シーン別】物流業界の志望動機の例文7選
  26. 輸送方法別の例文
  27. 志望する仕事別の例文
  28. 物流業界の志望動機のNG例文3選
  29. ①物流業界じゃなくても実現できるビジョン
  30. ➁その物流企業を選んだ理由がない
  31. ③エピソードに具体性がない
  32. 物流業界を理解して説得力のある志望動機を作ろう

物流業界の志望動機には業界トレンドの把握が必須

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「物流業界の志望動機に何を書いたらいいかわかりません」
「どんな志望動機が面接官に刺さりますか?」

という質問をよく聞きます。物流業界について、きちんと調べないまま志望動機を書こうとしている人もいるのではないでしょうか。

物流業界と聞くといわゆる「ガテン系」のイメージを持つ学生もいるかもしれません。しかし、物流業界は、新しいIT技術など最新のテクノロジーが導入されており、古いイメージから変化し続けている業界でもあります。

物流業界のトレンドや志望職種を解説し、それを踏まえた例文を紹介していきます。物流業界を志望している人は、トレンドを把握することで物流業界の理解を深め、説得力のある志望動機を書けるように読み進めていってくださいね。

必ず押さえておこう! 物流業界の基本

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就活生

物流業界を志望しています! でも志望動機の書き方がわかりません。

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キャリアアドバイザー

志望動機を書くためには、物流業界についての理解が必須です。物流業界についてどんなことを知っていますか?

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就活生

荷物を運ぶという事業で成り立っている業界で、社会のインフラであるため決して仕事がなくなることはないということですね。

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キャリアアドバイザー

確かにそうですね。でも、それだけの知識では志望動機を書くのには不十分です。物流の仕事の流れや仕組みまで知ったうえで、一緒に志望動機を考えていきましょう。

志望動機を書くためには、業界の知識が欠かせません。その業界の知識が深ければ深いほど、より説得力のある志望動機ができあがるでしょう。物流業界に関する正しい知識を得て、自分のキャリアについても考えながら志望動機を書いていきましょう。

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基本的な物流の流れ

物流の流れ

「物流業界=荷物を運ぶ」というイメージがありますが、上記の画像のように物流を取り巻く業務は荷物の輸送だけではありません。物流企業は荷主の負担を軽減するために、製品が工場から出荷された後、消費者や小売店に届けるまでの工程をサポートしています。

また、物流業界はシステムを使用した効率化が図られています。データで荷物や倉庫の状況を把握しているため、トラブルが起きたときも素早く情報を得て対応することが可能です。

物流業界の3つの輸送方法

物流業界の3つの輸送方法

物流企業の輸送業務は、「空・陸・海」の3つの輸送方法にわかれています。全ての輸送方法に対応している企業もあれば、どれかに特化している場合もあります。

それぞれの輸送方法で、海外とのつながりがあったり、扱う荷物の種類が違ったりと、業務内容にも影響します。自分が物流業界でどんな仕事をしたいのか、それは「空・陸・海」のどの分野で実現できるのかを考えながら読み進めてくださいね。

①空運

空運では、飛行機を使って輸送をおこないます。輸送料は比較的高額ですが、輸送スピードが早いというメリットがあるため、時間がかかると質が低下する生鮮食品や、すぐに届けたい商品の輸送に向いています。

ANAやJALのような航空会社のイメージとして「旅客輸送」のイメージが強いかもしれません。しかし、自社の航空機を使って貨物輸送も航空会社の仕事の一つです。日本貨物航空のように、貨物輸送に特化している企業もあります。

航空輸送は「航空会社」「フォワーダー」「インテグレーダー」の3つの業者に支えられています

フォワーダーとは、荷主と航空会社を仲介して海外輸送をサポートするサービスをおこなう会社です。荷主に代わって航空会社に輸送を委託し、輸出入時の通関手続きなどを代行しています。

インテグレーダーとは、航空会社とフォワーダーの両方の役割をカバーする空陸一貫輸送が可能な総合物流企業です。自社航空機を使用する財政と国際的な物流網を持っている必要があり、FedEx、UPS、DHL、TNTが世界4大インテグレーターとされています。

空運の主要企業
  • 航空会社
    ・JAL
    ・ANA
  • フォワーダー
    ・日本通運
    ・郵船ロジスティクス
    ・近鉄エクスプレス
  • インテグレーダー
    ・OCS(日本)
    ・FedEx(アメリカ)
    ・UPS(アメリカ)
    ・DHL(ドイツ)
    ・TNT(オランダ)

海外への貨物輸送が主になるため「語学力を活かしたい」「世界の貿易にかかわりたい」と考えている人は、空運でそのビジョンが実現できるでしょう。

航空業界についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事にて解説していますので是非確認してみてください。

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➁陸運

トラックを使用して、荷物の輸送・配送をおこないます。陸運をおこなう企業は、個人向けの「小口」と企業向けの「大口」に分かれている特徴があります。

陸運の主要企業
  • 小口
    ・ヤマトホールディングス
    ・SGホールディングス
  • 大口
    ・日本通運
    ・日立物流

昨今インターネット通販の需要拡大によって、小口輸送は増加しています。特に「当日配送」をおこなうAmazonが小口輸送に与える影響は大きく、その取引はヤマトホールディングスが独占している状況です。

大口輸送では、これまで輸送・倉庫管理の業者がそれぞれ存在していた状況を改め、物流企業がそれら全てを一貫して引き受ける形態にシフトしました。これにより、荷主側も契約が一元化できるため負担が減り、物流の効率化が図れるようになりました。

倉庫管理や配送がシステムで効率化が目指されており、今後も新しいテクノロジーを導入して大きく変化していくのが陸運だといえるでしょう

③海運

海運は、島国である日本の物流を支える重要な輸送方法です。船での輸送のメリットは、大量の貨物を輸送できるということです。一度に大量の荷物を輸送できるため、コストが押さえらえる点が最大の利点だといえるでしょう

経済産業省の通商白書2020によると、日本を発着する国際貨物輸送の方法として空運と海運に限られている中で、その貨物の重量比では、海上輸送が99.7%を占めています。重量が大きい自動車や重電機の輸出、石油や鉄鉱石などの資源の輸入を海運でおこなっていることが理由に挙げられますね。

海運業の主要企業
  • 日本郵船
  • 商船三井
  • 川崎汽船
  • NSユナイテッド海運
  • 飯野海運

日本の輸出入の大部分を占める海運の仕事を選べば、社会のインフラとしての影響力も強く、陸運や空運よりもさらにスケールの大きな物流に携われるでしょう。

海運業界への就職を考えている学生は以下の記事を参考にしてくださいね。

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物流の仕事を知って志望職種を考えよう

物流の5つの仕事内容

物流が「輸送」だけで成り立っているわけではないように、ドライバー以外にもさまざまな仕事で支えられています。物流の流れのどの部分に携わるかで、仕事内容は全く異なります。

どのような業務内容に魅力を感じるのかを考えて志望職種を絞り込めば、より入社後をイメージした志望動機になるでしょう。

①物流営業

物流営業は、荷主から商品の配送を一貫して自社に任せてもらえるように契約を結ぶのが仕事です。昨今はインターネット通販で商品を販売する企業は増えたものの、自社で保管・配送まではできない場合も多いです。

そのような企業に対して、自社の物流サービスの魅力を伝えて契約につなげます。荷主にとって大切なのは効率化や費用の削減だけではなく、実際に商品を使う人の満足度です。その双方を満たす提案をして初めて契約につながるでしょう。

物流営業は、自社のサービスを魅力的に伝える力、相手のニーズを察してそれに合った提案をする思考力が求められています。営業は物流企業の売上に大きく貢献する職種であり、機械やシステムが代行することは難しいため、今後もニーズが絶える可能性は低い職種でしょう。

②物流コンサルタント

物流コンサルタントとは、荷主や物流企業の悩みを解決する仕事です。具体的には、物流の輸送・保管に関する物量や費用をデータ化して視覚化します。そして、抱える問題を導き出した上で、最低な解決策を提案するのです。

たとえば、輸送の際に費用削減のため大量に詰め込んで商品がつぶれたり破損してしまう課題を抱える企業がいるとします。この場合、積載量を減らせば商品の破損は防げますが、輸送費用は増えてしまいますよね。どのように荷物を輸送すれば、大量かつ破損せずに運べるのかを考えるのが、物流コンサルタントの仕事の1つです。

物流の効率化という課題を抱えている顧客には、同業他社のシステム導入の実績を調べ、最適なシステムを提案・導入して、顧客のニーズに答える必要もあります。物流コンサルタントは、顧客の課題解決をするために、物流に関する幅広い知識、分析力、論理的思考力が求められている仕事です

③倉庫管理

倉庫管理は、物流の流れの「保管」の部分に携わる仕事です。配送センターや倉庫で商品の入庫や出庫、仕分けなどをおこないます。物流企業が扱う商品は、アパレル商品から食品まで様々であり、その管理環境も違います。

荷主から荷物を預かってから、輸送するための出荷準備までを担当するため、委託された商品の管理に大きくかかわっています。倉庫は、在庫管理システムなどが導入されている場合が多いため、システムに強い人は仕事に慣れるのも早いかもしれませんね

④情報システム

物流では、生産管理システム、受発注システムなど、情報システムによる効率化が進められており、それを支えているのはエンジニアです。業務を効率化するシステムを開発するだけでなく、実際の運用や保守をおこないます。

物流を支える情報システムの例
  • 倉庫管理システム
  • 在庫管理システム
  • 配送管理システム
  • 運賞管理システム

顧客の課題を解決するための方法としてシステムを開発するため、課題発見能力や論理的志向が求められる職種です。物流業界は常に人材不足に悩まされており、システムによる効率化は今後も加速していくでしょう。つまり、今後ますます需要が高まるポジションです。

⑤ドライバー

倉庫や物流センターから出庫された商品を、トラックで小売店や購入者のもとまで運ぶ仕事です。長距離の場合もあれば、ルート配送もあります。宅配便などの宅配もあり、積み荷の大きさや重量もさまざまです。

運転が好きな人にとって、魅力的な職種でしょう。また、ドライバーは基本的に一人で過ごす時間が長いため、人間関係で悩むことは少ないかもしれませんね。ただし、渋滞などのトラブルへの対応力や、業務時間が長いため体力も求められている仕事です。

乾 花穂子

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自分に合う仕事選びは自己分析と企業研究が大切

物流業界にはさまざまな職種があります。自分に合った仕事を見つけるためには、自己分析と企業研究をしましょう。自己分析で自分の強みを見つけ、企業研究を通じて本当に自分の強みの活かせる仕事かを確認します。物流業界の場合、同じ営業職でも企業によって業務内容や求められるスキルが異なるケースもあるからです。

たとえば海運の営業の場合、顧客はエネルギー会社や大手メーカーなどです。契約期間が数十年に及んだり、契約金額が億単位になったりするケースあります。「それくらい責任感のある仕事がしたい」学生は向いていますし「もう少し顧客と近い距離で信頼を築いていきたい」という学生は個人顧客のルート営業のほうが合っている可能性もあります。その企業で実際に従事する業務内容を確認して志望職種を決めると、自分に合った仕事が選びやすくなりますよ。

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物流企業で求められるスキルとは?

物流業界では、どの職種でも共通して求められるスキルに加えて、職種や業務内容によって求められるスキルは違います。業務で貢献してくれるだろうと面接官が思えるような素質や資格を志望動機でも伝えられれば、志望度の高さもアピールできるでしょう。

物流企業で求められるスキル
  • 【全職種共通】臨機応変な対応力
  • 【全職種共通】基本的なPCスキル
  • 【通関士の場合】通関士資格
  • 【海外貿易に関わる場合】英語力

臨機応変な対応力

物流の仕事は、計画通りに進まないことも多々あります。そのため、どんなトラブルが発生しても臨機応変に対応できる力が求められています。

物流で想定しうるトラブル
  • 渋滞
  • 商品の破損
  • 管理システムのエラー
  • ドライバーのケガや事故

物流は、保管から輸送までの全ての工程がつながっているため、どこかでトラブルが発生するとその後の工程に影響を与えてしまうのです。

また、IT技術の発達により、中長期的にも業務内容も変わってきます。人材不足を補うためにシステムを導入して効率化を図ったり、AIやロボットの存在も物流業界の中で大きくなってきています。

新しいテクノロジーやシステムにも対応していかなければならないため、変化を受け入れて対応していく力は必須だといえるでしょう

臨機応変な対応力のアピール方法についてはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

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基本的なPCスキル

物流管理は基本的にパソコンでおこないます。下記のスキルがあれば「基本的なパソコンの操作は問題ない」と面接で伝えられるでしょう。

基本的なPC操作
  • Wordで書類作成ができる
  • Excelでデータ入力ができる
  • メールの送受信が問題なくできる

Excelに関しては、どの関数が使えれば基本的な操作ができると言えるのかと悩んでいる声も聞きます。基本的なExcelスキルとしては、下記はできるようにしておきましょう。

基本的なExcelスキル
  • 書式設定ができる
  • 表の作成ができる
  • 四則演算ができる
  • 基本的な関数(SUM関数、AVERAGE関数)が使える
  • 画像、図形の挿入ができる
  • ヘッダーやフッターを調節できる

通関士資格

通関士資格は、輸出入業者であるメーカーや商社に代わって税関手続きなどを代行するために必要な国家資格です。海外への輸出入をおこなう企業にとって、通関士は必要不可欠な存在だといえます

通関士の業務
  • 通関書類の作成
  • 通関手続き
  • 通関申請が通らなかったときの対応

税関の「通関士試験受験者数及び合格率等の推移」によると、通関士資格の平均合格率は15.4%です。難易度としては高く、受験するのであればきちんと対策をして臨みましょう。

英語力

物流業界は、近年グローバル化しています。物流業界は国内で完結せずに海外とのやりとりも発生します。そのため、語学力があれば「貿易事務」などの仕事で海外との文書のやりとりやコミュニケーションに役立てるのです

英語力が求められる物流企業の求人情報では、TOEICの点数が記載されている場合があります。日本でTOEICを主催している一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によると、730点以上あれば英語での業務でも大きな支障はありません。もし記載がない場合は、730点以上あるとよいでしょう。

就活でのTOEICのアピール方法を解説しているコラムもあるので、確認してみてくださいね。

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志望動機に盛り込みたい物流業界のトレンド

業界トレンドを理解しておけば、業界の将来性についても想定できるようになります。また、トレンドを踏まえて志望動機を作成すれば、説得力も増すでしょう。

3PLの活用

3PLの仕組み

国土交通省の「3PL事業の総合支援」によると、3PL(サードパーティーロジスティクス)とは、物流部門をアウトソーシングして物流企業に委託して効率化を図ることです

物流企業が荷主企業から委託され、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案をおこないそれを実行します。

3PL事業促進の制作効果
  • 物流コストの軽減
  • 環境負荷の軽減
  • 地域経済の活性化

現在深刻な人手不足に悩まされている物流業界では、このような3PL事業の活用がトレンドとなっています。

作業効率化のためのスマートロジスティクス

AIやロボットをなどを駆使して作業効率を上げることを「スマートロジスティクス」といいます。ロジスティクスとは、物流管理を統合して効率化をすることを指します。

スマートロジスティクスの例
  • 日本通運:倉庫向け共同型ピッキングソリューション
  • 日立物流:物流センター管理システム
  • Hacobu:MOVO Fleet(車両管理システム)

物流業界が抱える「慢性的な人材不足」「ECの普及による小口発送の増加が原因の積載率の減少」などの課題を解決するために、最新テクノロジーによる自動化・効率化が役立っています。今後もスマートロジスティクスの傾向は継続し、ますます物流業務における自動化・無人化が進むでしょう

ドライバー不足を補うドローン宅配便

物流業界の輸送は、再配達の非効率性、交通渋滞、労働力不足という課題が存在します。この課題に対応するために、昨今はドローン宅配便の開発が進んでいます。

ドローンは短距離かつ軽量な荷物の輸送に適しており、小口輸送が増えた今、その活用による配達の一部自動化が期待されています。もちろん、配送センターからドローンを飛ばして運ぶのは距離がありすぎるので、トラックは必要です。

しかし、ドローン宅配便であればトラックで配達地域付近まで運んで一斉に自動操縦で飛ばすことで、一軒一軒訪問する必要がなくなるため、配送の大幅な効率化が望めるでしょう。

ドローン宅配便はまだ普及には至っていませんが、少しずつ実用化に向けて進められています。世界中の企業が参入して実用化を目指している領域でもあり、実用化されば社会に大きな影響を与えるでしょう。

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塩田 健斗

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業界トレンドと一緒に自分の人柄も伝えよう

業界トレンドを志望動機に盛り込むときは、自分の「実現したいビジョン」と一致しているものを伝えると良いでしょう。ビジョンを伝えることで、自分の人柄も伝わって一貫性のある志望動機になります。たとえば「人と人をつなげる仕事がしたい」「社会貢献がしたい」と考えているなら、その願いが叶えられるような、企業と消費者をつなぐ3PLなどの業界トレンドをもってきます。

また、物流業界のトレンドは先ほど紹介したものに加えて「モーダルシフト」というものがあります。これは、運送費用のコスト削減と環境負荷の軽減のためトラック輸送から海運や鉄道輸送にシフトすることです。「貨物量を確保するためにライバル企業であっても商品を一緒に運ぼう」と取り組まれています。

運送業界に入り、モーダルシフトの導入を進めることで「ライバル企業同士が協力しあう社会をつくることができる」「CO2削減に貢献できる」ようになりますよね。業界トレンドのメリットと自分の社会に対する考えなどを絡めて伝えると、自分の人柄が伝わりやすくなりますよ。

必ず書こう! 物流業界の志望動機に必要な要素

物流業界の志望動機に必要な4つの要素
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就活生

物流業界についてはわかりましたが、実際にどのような志望動機を書けばいいんですか?

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キャリアアドバイザー

これまでの業界の知識をふまえていれば、志望動機を書くのは難しくありません。必ず盛り込みたい要素を紹介していくので、一つひとつ考えながらまずは埋めてみてください。

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就活生

その要素を考えて順番に並べれば、魅力的な志望動機が作れるということですね。それなら私でもできそうです!

志望動機で重要なポイントは、下記の2点です。

  • 説得力がある
  • 志望度の高さが伝わる

この2点のポイントを押さえるために、論理的な構成で書くことと、理由やエピソードはより具体的にすることを意識していきましょう。

①なぜ物流業界を志望するのか

業界研究をしたうえで、物流業界を志望する理由を考えてみましょう。ここでのポイントは、なぜ他の業界ではなく、物流業界を選んだのかを明確に伝えられるようにしておくことです。

たとえば、「生活に密接にかかわるサービスをおこないたい」という志望理由では、他の食品業界でも叶えられてしまいます。物流のどの企業でも共通する「物を運ぶ」という視点は忘れずに考えると、物流業界ならではの志望動機になるでしょう

物流業界の志望動機の例
  • 物を運ぶことで貿易の活発化に貢献したい
  • 物資を正確にあらゆる場所に届けることで、人々の生活を支えたい
  • 輸出に関わって日本の経済を支えたい

②理由を裏付ける具体的なエピソード

理由は根拠を加えることによって、誰が読んでも納得する志望動機になります。「物流業界で働きたい理由」をさらに深掘りして、その考えに至った経緯を見つけましょう。深掘りの方法は下記を参考にしてみてくださいね。

具体的なエピソードの考え方の例

③なぜその企業でなければならないのか

志望動機では「なぜその企業でなければならないのか」は必須の要素です。採用担当者に「自社じゃなくても良いのではないか」と思われてしまう志望動機は、志望度の高さはアピールできないでしょう。

「その企業について調べた時間=志望度の高さ」だと判断されます。競合他社との違いを明確にして、その企業でなければならない理由を盛り込みましょう。誰が読んでも志望度が高いと判断されるように、根拠と一緒にその理由を提示することがポイントです。

④仕事を通して実現したい将来のビジョン

最後に、入社後に物流の仕事を通じて実現したい将来のビジョンを書きましょう。企業は志望度の高さだけでなく、自社とのマッチ度も重視します。このビジョンが、志望企業の理念や事業方針とマッチしていると、より志望度の高さがアピールできます

また、面接官が入社後のイメージができることもポイントです。実現したいことを明確に伝えられれば「モチベーションを持って働き、自社に貢献してくれそう」という印象につながるでしょう。

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吉川 智也

キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる

物流業界の志望動機は自分の強みも盛り込む

物流業界の志望動機を書くときのポイントは、自分の強みも盛り込むことです。志望動機の根拠として自分の強みが感じられるエピソードを持ってくると、自己アピールにもつなげられますよね。「自社で活躍できそうな人材だな」と採用担当者に思ってもらえます。

たとえば、大学時代に開発途上国へ留学した経験をアピールしたいなら「インフラの整っていない地域で物流の大切さを学んだので志望します」と盛り込めますし、部活のキャプテン経験を伝えたいなら「仲間と協力することでお互いの不足を補い価値が高められると考えるようになったので、人とのつながりが見える物流業界に入りたい」などとつなげることができます。

物流業界で魅力を感じる仕事内容を抽出し、そこに自分のアピールしたい経験と関連づけて書くようにしましょう。ただし志望動機で自己アピールをしすぎると、志望する理由が伝わりにくくなるのでバランスには注意してくださいね。

【シーン別】物流業界の志望動機の例文7選

業界理解、志望動機に必要な要素がわかっても、実際にまだ書けないという人もいるかもしれませんね。輸送方法別、職種別の志望動機を紹介していくので、参考にしながら自分の絞動機を考えていきましょう。

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輸送方法別の例文

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空運を志望する例文

例文

私は、日本の文化や技術を海外に伝えるかけはしになりたいと考え、航空輸送に携わりたいと思うようになりました。航空輸送では、その輸送スピードの速さから、鮮度が重要な生鮮食品など海運では取り扱うことができないものまで幅広い商品を輸送することができます。

大学では留学生の日本語クラスのボランティアをおこなっています。言語だけでなく文化も伝え、それに魅力を感じている留学生と話すなかで日本の魅力を再認識しました。さらに、日本の文化だけでなく「MADE IN JAPAN」の質に感動して「帰国してからも手に入ったらいいのに」という声を聞きました。自分の母国を褒めてもらうことに喜びを感じ、日本について伝えることにやりがいを感じました。

貴社は日本国内で唯一航空輸送に特化しており、生鮮食品から精密機器まで幅広い商品を取り扱っています。貴社の航空輸送を支えることで、日本の魅力を世界に伝えていきたいと考えて志望しました。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

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キャリアアドバイザー

海外との物流という観点の志望動機ですが、海運とは差別化できていることが良いポイントです。エピソードからも「日本の魅力を世界に伝えたい」という想いが伝わるため、説得力のある志望動機になっています。

陸運を志望する例文

例文

物資を正確にあらゆる場所に届けることで、人々の生活を支えたいと考え、物流業界を志望しています。

私は、自分の地元が田舎で交通の便がよくないことから、昔から本や雑誌などが発売日当日に店頭に並ばないことに不便を感じていました。インターネット通販が拡大してからは、地元でも注文してから最短1~2日で届くようになったことで、日々発展して生活を豊かにする物流に興味をもちました。日本の宅配に携わる中で、人々の生活を密接に支える仕事のできる物流は、やりがいを持って働ける環境だと考えます。

物を運ぶというサービスの中で顧客の満足度の部分を追求し、利益はその後ついてくるという貴社の理念に共感したため志望しました。「お客様ファースト」の視点を忘れずに、新しい技術の研究、システム開発をして日本の物流を支えることで人々の生活をさらに便利にしていきたいです。

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キャリアアドバイザー

物流業界の発展が自分の生活の質を向上させたことが伝わる志望動機です。また、企業理念に基づいた将来のビジョンが書かれているため、志望度の高さも伺えます。

海運を志望する例文

例文

物を運ぶことで日本の貿易の活発化に貢献したいと考えています。

私の地元には中部電力が存在し、その火力発電のための石炭がカタールから輸送されてきています。小学生のころに発電所の見学をし、世界から運ばれてきた資源で自分の生活に必須な電気が作られていることに感銘を受け、海運事業に憧れを抱くようになりました。

人々の生活に不可欠なものを支える仕事をしたいため、海運業に特化し日本の資源輸送をけん引する貴社で働きたいと考えています。日本の輸入や輸出を支える貴社で、通関の知識や語学力を活かして、国際物流の発展に貢献していきたいです。

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海運の大きな特徴である「資源の輸送」に焦点をあてた志望動機であるため、内容に一貫性と説得力があります。自分がその企業に貢献できるスキルもアピールできているため、好印象を与えられるでしょう。

志望する仕事別の例文

仕事ごとの特徴を押さえた例文を紹介していきます。物流企業で志望する仕事まで決まっている場合は、こちらの志望動機を参考にしてみてください。

物流コンサルタントを志望する例文

例文

私は企業の商品輸送のトラブルや課題を一つ一つ解決していくことで、その受け取り手である人々の生活の質の向上につなげたいと考えています。

私がインターンをしている家具の通販をおこなっていた企業では、工場から商品発送後の破損による返品が発生するため顧客満足度が低いという課題がありました。そんなときに物流コンサルタントに相談する機会があり、商品が工場から出たあとのどのようなタイミング、原因で破損しているのかを徹底的に分析したことで、解決することができました。

貴社では、これまで培ったノウハウや徹底的なデータ分析に基づくコンサルティングにより、企業の商品提供の質をサポートしている点に魅力を感じ志望しました。

大学で培ったデータ分析や論理的思考能力を糧に、物流コンサルタントとして一社でも多くの企業の課題解決をおこない、結果的にその商品の受け取り手の満足度向上に貢献したいです。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

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実際に志望している職種のサービスを経験しているというエピソードは、志望動機に説得力を生みますね。仕事を通して実現したいことも明確に書かれているため、入社後がイメージしやすいですね。

物流営業を志望する例文

例文

私は、国際物流事業に携わることで日本の貿易を支えたいと考えています。

大学の講義で島国である日本の経済や産業は、海外から輸入されてくる資源に頼りきっていることを知りました。また、世界で高く評価されている日本車などはその資源がなければ作ることもできません。資源を輸入し、商品を輸出する物流がどれだけ日本経済に与える影響が大きいかを実感し、そのスケールに魅力を感じています。

国際物流をけん引する貴社で、コミュニケーション能力やマーケティングの知識を活かして、物流営業として世界の企業とも協働していきたいと考えているため志望しています。営業として世界のネットワーク作りに携わり、日本経済の発展に貢献したいと考えています。

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物流業界に興味を持った理由から、コミュニケーション能力など自分の強みを活かせる職種を選択している志望動機ですね。この志望動機のように、自分の強みをアピールしつつ、職種の志望動機につなげても良いです。

倉庫管理を志望する例文

例文

私は、様々な業界の縁の下の力持ちの役割を果たす点に魅力を感じ、物流業界を志望しています。特に、倉庫管理は物流業界の中でも商品の付加価値を創造して顧客に貢献する仕事であるため、やりがいを感じられる仕事だと考えています。

大学でバレー部に所属し、マネージャーをしています。選手たちの体調を把握し徹底的なサポート、ときには選手一人ひとりに声掛けをし続けています。2年目にチームが全国大会を優勝した時に、自分が「縁の下の力持ち」としての役割にやりがいを感じるのだと認識しました。物流がなければ経済は成り立ちません。企業が作った商品を消費者に届けることで経済や産業を支えるなくてはならない業界です。

国内だけでなく近年アジアにも倉庫を設置しており、国際物流を支える倉庫業のリーディングカンパニーである貴社を志望しています。ただ保管するだけでなくモノの流れを生み出す倉庫管理に携わり、様々な商品を質の高い状態のまま消費者に届けることで、日本のインフラを支えたいです。

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この志望動機では、業界を志望する理由と自分の強みをつなげています。ただ強みをアピールするのではなく、自分のやりがいにつながると書くことで志望動機として自然な流れになっています。倉庫管理の特徴も含まれており、志望度の高さが伝わります。

情報システム担当を志望する例文

例文

私はシステム開発を通じ、物流をもっと便利に効率よくすることで社会に広く貢献したいと考えて物流業界を志望します。

時間にも余裕のある学生であるため、私はよく家族の宅配を代わりに受け取ることを頼まれます。先日、自宅に誰も戻れない状況で姉から「どうしても今日中に受け取らなければならない荷物があって午前中に届くから」とお願いされましたが、外出していて受け取れないこと困ったことがありました。

そんなときに、LINEで手軽にその日の午後に時間を指定し直すことができ、無事に受け取ることができました。以前だったら後日再配達になってしまうところ、アプリやシステムのおかげで、再配達の手間がなくなることが、ドライバーと自分の双方にとって大きなメリットが生まれていることに気づきました。

貴社は革新的なシステム開発を積極的におこなっており、それは実際に物流業界の人手不足の課題への対策としてに大きく貢献しております。貴社のお客様目線、従業員目線で開発されるシステムに貢献したいと考えて、志望いたしました。物流業界の人手不足や突発的なトラブルに対処できる画期的なシステムを開発し、物流業界のさらなる発展の一助となりたいです。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

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自分の日常生活の中で物流システムの重要性を感じたことが志望動機となっています。エピソードが具体的であるため、そのとき物流業界でシステムを作りたいと思ったきっかけが明確に伝わります。志望企業のシステムの特徴をとらえられているため、なぜその企業のシステム開発に携わりたいのかがわかりますね。

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物流業界の志望動機のNG例文3選

志望動機でよく見受けられるNGポイントは下記の2点です。

  • 上記で紹介した4つの要素のどれかが欠けている
    (物流業界の志望理由、その企業を志望する理由、エピソード、将来のビジョン)
  • 志望動機やエピソードに具体性がない

自分の志望動機と例文を照らし合わせてみて、当てはまる点があれば企業に提出する前に修正してくださいね。

①物流業界じゃなくても実現できるビジョン

例文

私は、グローバルに活躍できる人材になりたいと考え物流業界を選びました。

アメリカで海外インターンシップを経験し、実際にグローバルなビジネスを体感しました。入学当初から海外への憧れはありましたが、インターンを通して海外で仕事をすることのやりがいを感じることができました。この経験が世界を舞台に活躍したいと明確にかんがえるようになったきっかけです。

貴社は、海外に多くの拠点を持ち、海外赴任や海外出張が多々あるという点に魅力を感じています。これまで培った英語力を活かして、貴社のさらなる海外展開に貢献していきたいです。

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「英語を活かして海外で仕事をしたい」という志望動機は、物流だけでなく海外拠点をもつ企業や商社にもあてはまります。物流業界の志望動機として、海外との輸送を通して実現したいことを明確に書く必要がありますね。

➁その物流企業を選んだ理由がない

例文

私は、物流という社会のインフラにかかわることで、人々の生活をサポートしたいと考えて志望しました。

今はインターネット通販で注文すれば、当たり前に商品が届く時代になりました。私は、一人暮らしをする祖母に頼まれて、スーパーマーケットへの送迎をおこなっていました。しかし、ときには大学の講義などで送迎できないときもあり、不便を感じていました。そこでネットスーパーの利用を開始したところ、欲しいタイミングで買い物ができるようになり「とても便利な時代になった」と祖母は感銘を受けていました。

その便利な時代に大きく貢献している物流業界、とくにBtoCの宅配サービスに貢献することで生活を支えるインフラに関わりたいと考えています。

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エピソードに具体性があり、物流業界への想いは伝わります。しかし、その企業を志望する理由がないため「自社でなくてもよいのでは」と思われてしまう志望動機です。

③エピソードに具体性がない

例文

経済や企業を支える物流に携わることで、ビジネスの根幹に携わりたいと思ったため物流業界を志望しています。特に、物流コンサルタントとして顧客と近い距離で物流問題の解決に携わりたいと考えています。

物流コンサルタントとして企業の課題解決のためには、論理的思考力や分析力が必要だと思いますが、私はベンチャー企業インターンで培った分析力という強みが生かせると考えています。

私は、圧倒的なノウハウを誇る貴社で物流の悩みを解決しクライアント企業の成長に貢献したいです。

選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう

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物流コンサルタントを志望する根拠として自分の強みを伝えていますが、そのエピソードに具体性がありません。ただ自分の強みを提示してもそこに根拠がなければ、説得力のない志望動機になっていまいます。この例文の場合、分析力を発揮したエピソードを含めると良いですね。

物流業界を理解して説得力のある志望動機を作ろう

物流業界や志望企業に関する知識の量や質が、志望度に直結します。業界研究と企業研究を徹底することで、より説得力のある志望動機が書けるのです。

特に、物流業界は扱う商品や、輸送方法、職種によって仕事内容は全く違います。また、新しいテクノロジーが大きな影響を及ぼすため、業界のトレンドを把握しておくことも大切です。

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