自己PRでボランティア経験を効果的に伝えるための4つのステップ

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目次

  1. ボランティア経験の自己PRは能力や人柄が伝わる内容にしよう
  2. そもそもボランティアの定義って?
  3. 自己PRでボランティア経験をアピール! 面接官が抱く印象は? 
  4. 誠実なイメージ
  5. 問題意識が高いイメージ
  6. 積極的に動けるイメージ
  7. ボランティア経験が特に優遇される業界や企業の例
  8. ①福祉業界
  9. ②総合商社
  10. ③グローバルメーカー
  11. ボランティア経験が効果的なアピールになる基準は?  
  12. 主体的に行動していたか
  13. サークル活動など集団でおこなったボランティアか
  14. 大学在学時におこなったボランティアか
  15. 自己PRでボランティア経験を効果的に伝える4ステップ
  16. ①強みから伝える
  17. ②ボランティアの内容と始めた動機を伝える
  18. ③問題に対する行動・工夫した点と成果を伝える
  19. ④ボランティア経験を仕事へどう活かすのかを伝える
  20. 自己PRでボランティア活動を語る際の3つの注意点
  21. ①ボランティアの自慢話で終わらない
  22. ②ボランティアとビジネスの違いを知っておく
  23. ③論理的に伝えるためにPREP法を使用する
  24. ボランティア経験を伝える自己PRの例文10選
  25. 例文①協調性
  26. 例文②主体性
  27. 例文③チャレンジ精神
  28. 例文④計画性
  29. 例文⑤問題解決力
  30. 例文⑥企画力
  31. 例文⑦継続力
  32. 例文⑧視野の広さ
  33. 例文⑨責任感の強さ
  34. 例文⑩進捗管理力
  35. 選考突破できるボランティア経験の自己PRを作成しよう

ボランティア経験の自己PRは能力や人柄が伝わる内容にしよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。最近、就活生から自己PRに関して

「ボランティア経験は効果的な自己PRになるの?」
「ボランティア経験に対して面接官はどんな印象を抱くの?」

という質問をよく聞きます。結論から言うとボランティア経験は自己PRで使うことができます。ただ、ボランティア経験を自己PRで伝える人も多いので埋もれてしまったり、企業とのマッチしていないと判断されたりしないか不安ですよね。

しかし、大切なのは「ボランティアの内容」ではなく「行動のプロセス」です。ここを押さえておけば、ボランティアを題材としても他の学生と差がつく自己PRになります。この記事では、自己PRでのボランティア経験を効果的にアピールするためのコツや例文などをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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そもそもボランティアの定義って?

ボランティアとは、自らの意思により公共性の高い活動へ参加する人のこと、またはその活動のことです。

一口にボランティアといっても、さまざまな種類があります。

  • 地域の老人ホームや保育施設の手伝い
  • 小学生の学習指導
  • 児童自立支援施設での指導
  • 被災地でのボランティア活動
  • 発展途上国などへのボランティア活動

この他にも、多くのボランティア活動が存在します。賃金が発生したり、法に触れたりするような活動はボランティアには該当しません。

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自己PRでボランティア経験をアピール! 面接官が抱く印象は? 

自己PRでボランティア経験をアピールした際に、面接官はあなたにどんな印象を抱くのか気になりますよね。

自己PRの内容にもよりますが、主に3つの印象に分かれる場合が多いです。ここでは自己PRでボランティア経験を伝えた際に面接官が抱く印象を、一緒に見ていきましょう。

誠実なイメージ

自己PRでボランティア経験をアピールすると、誠実なイメージにつながりやすいですね。

なぜなら、無賃金で社会貢献をすることに抵抗がある人もいるためです。特に社会人は労働の対価として金銭を受け取って生活していますよね。社会人生活が長い人ほど、対価に見合った報酬を求める癖がついてしまった人もいるかもしれません

そのため、ボランティアのような見返りを求めない行動に対して、誠実なイメージを抱く面接官は多いでしょう。

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キャリアアドバイザー

全員ができることではないからこそ、学生の貴重な時間を使い、誰かのために無料で行動することに対して、リスペクトをしてくれる大人もいます。

問題意識が高いイメージ

自己PRでボランティア経験をアピールすると、高い問題意識を持っているイメージを与えられる可能性があります。

普段の生活から社会に対して広くアンテナを張っているとみなされやすく、「最低賃金の安さを改善するにはどうすべきか」「介護施設での事件は現場だけの問題か」など、日常やニュースから問題を感じ取れる学生だという印象にもつながるでしょう

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キャリアアドバイザー

また、問題に対してどう解決すべきかまで考えているとより評価が高いかもしれません。社会に対するアンテナの高さとその情報に対する的確な分析や解決方法が提示できれば、仕事でも重宝される人材になれる可能性は高いでしょう。

積極的に動けるイメージ

自己PRでボランティア経験をアピールすると、積極的に動けるイメージにつながる可能性があります。

ボランティア活動を受動的な動機で始める学生は珍しいのではないでしょうか。目標や目的がないと、サークルやボランティア団体に入ることすらないかもしれません。

活動内容も頼まれた業務をこなすアルバイトと異なり、指示を待つだけではなく、自分から動いて活動の幅を広げる場合もあります

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キャリアアドバイザー

仕事においても主体的に動けた方が指示を待つ人より成長スピードが早いですよね。そのため、入社してから活躍する姿を想像しやすいので就活で有利になりやすいです。

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ボランティア経験が特に優遇される業界や企業の例

ボランティア経験が特に優遇される業界や企業


ボランティア経験が特に優遇される業界や企業があります。業務・事業内容に関係するものは、面接官の納得感が得やすいかもしれません。

自分が志望している業界・企業の就職活動が有利になるか確認してみましょう。

①福祉業界

福祉業界ではボランティア経験が優遇される可能性がかなり高いです。なぜなら、ボランティアを通じて培ってきた経験と志望業界・職種に一貫性が生まれるためです

たとえば、学生時代に児童自立支援施設でのボランティア経験やアルバイト経験があれば、「学校生活にうまく適応できない子供や非行等行動上に問題がある子供の扱いに慣れている」というように一定のスキルがあるとみなされ、施設の就活で重宝されやすい傾向があります。

また納得感のある志望動機が作成できたり、この職種を目指して研鑽を積んできたことがボランティアの経歴・経験からわかったりします。そのため、ほかの業界より就活が有利になりやすいのです。

②総合商社

総合商社でもボランティア経験が優遇されるかもしれません。なぜなら、総合商社では発展途上国支援に関わっている場合があるためです。

総合商社ではビジネスとして雇用を生み出して発展途上国の経済発展に貢献しています。このような現地の生活水準の向上から、継続的な社会貢献をおこなうことに力を入れている企業もあるでしょう。

ボランティアの動機と志望動機の一貫性を持たせられるので、特に発展途上国でのボランティア活動は総合商社でアピールしやすいです

また、総合商社は事業のまとめ役として様々な関係者とビジネスを生み出す必要があります。そのため、発展途上国支援のみならず、行動力がある期待されるボランティア経験者は重宝されるでしょう。

③グローバルメーカー

グローバルメーカーではボランティア経験が優遇される可能性があります。

なぜなら、日本のものづくりは世界的に評価されており、製品を元に発展途上国の生活水準に貢献するという就活の軸にボランティア経験を活かせるためです。発展途上国でのボランティア経験で応募先企業の商品が使われていたことなど、志望動機にオリジナルの体験を入れられるのも大きなアピールになります

ボランティア経験からアピールできる問題解決能力は、メーカーの商品開発職や営業職、広報職など、どの職種でも役立つ汎用性の高い能力かもしれません。

問題解決能力についてさらに詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみて下さいね。

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加藤 大智

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SDGsに取り組む企業はボランティア経験が優遇されるかも

数ある企業の中でもSDGsに積極的に取り組んでいる企業は、ボランティア経験が優遇される可能性が高いでしょう。SDGsとは社会全体が協力して貧困や教育、自然環境などの課題を解決しようとするため国際社会共通の目標を指します。自社の事業や専門性を通して社会問題の解決や支援に取り組む企業は、社会活動に関心が高い学生を好む傾向にあるため、ボランティア経験が優遇されるのです。

企業がSDGsのどの分野に取り組んでいるか確認する
SDGsと聞くと、地球規模で何かとても大きな取り組みをイメージして自分には関係のないように思う学生もいるかもしれませんが、SDGsにはまちづくり、ジェンダー、海の豊かさ、陸の豊かさなど私たちの生活と密接に関わっています。経験したボランティアが、SDGsのどの分野に貢献しているのかを考えると、企業が力を入れている事業や取り組みとのつながりも明確になりますよ。

またSDGsに取り組んでいる企業以外でも、ボランティア活動をアピールすることで「他人任せにせず自分事として問題を捉えることのできる学生」として企業から評価されるケースもあるでしょう。

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自己PRを書こうとしても、ネタが思いつかなかったり、忙しくて手つかずのままだったりする人は多いでしょう。

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ボランティア経験が効果的なアピールになる基準は?  

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就活生

ボランティアサークル、友達に誘われて始めたって正直に話したらまずいですかね?

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キャリアアドバイザー

きっかけとしてはありだとは思いますが、その後活動の中でどのような行動を主体的にとったのかきちんと話すべきです。効果的なアピールをするためのコツを、いくつか伝授しますね。

ボランティア経験は効果的なアピールになりやすいですが、受動的なスタンスでの参加や自己完結してしまうような場合には評価が下がってしまう場合もあります。

応募先企業とはマッチしないと判断されてしまうかもしれません。効果的なアピールになる基準を押さえて、自己PRで伝えるボランティア経験を選定しましょう。

主体的に行動していたか

ボランティア経験が効果的なアピールになる基準は、主体的に行動していたかどうかです。

「友達から誘われて参加していた」という理由が中心になってしまうと、採用担当者から高い評価を得られるような自己PRにはならないかもしれません。受動的な姿勢では行動プロセスが説明しにくかったり、説得力のあるアピールをしにくかったりします。

しかし、きっかけは友人から誘いであっても、参加するうちに活動へのめり込んでいった人もいますよね。その場合は心境の変化も含めて、学んだことをアピールしてみましょう。

ボランティア中は周囲の人に気配りをするようにしていた、といった人はこちらの記事の解説も参考になりますよ。

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サークル活動など集団でおこなったボランティアか

ボランティア経験が効果的なアピールになる基準は、サークル活動など集団でおこなったボランティアかどうかです。

なぜなら、企業では他社と関わりながら、仕事をすることが大半なためです。個人としてどんなに優秀な人材でも、集団の中で能力を発揮することに意味を見出す企業もあります

たとえば、ボランティア先で集団をまとめた経験があったり、人間関係のトラブルを解決するために尽力した経験があったりすれば、協調性やリーダーシップなどをアピールできますね。

そのため、個人でおこなったボランティアよりサークル活動など集団で行ったボランティアの方が就活では有利かもしれません。

集団でおこなうボランティアの例
  • 海岸清掃
  • 児童館でのレクリエーション
  • 募金活動
  • 災害ボランティア

大学在学時におこなったボランティアか

ボランティア経験が効果的なアピールになる基準は、大学在学時におこなったボランティアかどうかです。自己PRは直近で最大のアピールができるものを伝えるのがベターです。

学生は4年も期間があれば、考え方や努力により能力も大きく成長します。採用担当者も今のあなたに近い情報から採用するかどうか判断したいと考えているでしょう。そのため、アピールには大学在学中におこなったボランティア経験を選びましょう。

大学受験前の経験では情報の鮮度が低い

大学受験前のボランティア経験では情報の鮮度が低いので、おすすめできません。

以前、「協調性」をアピールするために、高校時代の老人ホームのボランティア経験を語ってくれた就活生がいました。しかし、高校時代の単発のボランティアだったため、記憶が薄く、質問に上手く答えられませんでした。

企業の求める人物像に合わせて、自分の長所を決めるのは賢い戦略です。しかし、エピソードは鮮度が高く、記憶が濃いものを採用した方が得策かもしれません

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キャリアアドバイザー

自己PRでは面接官から深堀される傾向があります。質問の回答でさらにアピールを積み重ねるのがベターです。就活生にとっても一番のアピールの機会なので、しっかり答えられる内容を用意しましょう。

北浦 ひより

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どうしても見つからない場合は高校時代のエピソードでもOK

高校までは何かに打ち込んでおりアピールできるエピソードはあるものの、大学となるとあまり話す内容がないという人は比較的多いのではないでしょうか。

先ほどもお伝えした通り、話すエピソードにおいて大切なことは「情報の鮮度」です。もちろん大学時代のエピソードがあるに越したことはありませんが、それは鮮度が高い方がより学生自身が内容の濃いアピールをしやすくなるためです。つまり、高校のエピソードのほうが内容が濃く、詳細に語れるならばさらに過去のエピソードを採用してもかまいません。「大学の話だけしか話してはダメなのでは」と狭い視野で考えずに、自分を存分にアピールできるのはどれかという視点でエピソード選びをしてくださいね。

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自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけ裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが自動で完成します

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自己PRでボランティア経験を効果的に伝える4ステップ

自己PRでボランティア経験を効果的に伝える4ステップ

効果的なボランティア経験の自己PRを作成するには適切なステップを踏みましょう。必要な項目が抜けていたり、伝える順番が違ったりすると面接官の印象に残りにくくなる可能性があります。

面接官に好印象を与えるためにも、自己PRでボランティア経験を効果的に伝えるための4つのステップをあらかじめ覚えておきましょう。

①強みから伝える

まずは「私の強みは〇〇です」と自分のアピールポイントを簡潔に伝えましょう。前置きが長いと、「あの人は何を伝えたかったのか?」という印象になりかねません。

自分の強みを先に述べることで、採用担当者に「これから何を話そうとしているのか」が明確化されます。話の内容がスッと入ってくるのでおすすめですよ。

企業によって求める能力は異なるので、それぞれに合ったものを選びましょう。

ボランティア経験とつながる強みの例
  • 災害ボランティアと協調性:現地の方や初対面のボランティアの人と関わるため
  • 児童館ボランティアと視野の広さ:子供の異変に気づく機会があるかもしれないため
  • 開発途上国へのボランティアと責任感の強さ:使命感により行動し続ける人が多いため

企業が求める能力を把握しておく

自己PRを作成する前に企業が求める能力を把握しておくことは重要です。

なぜなら、優れた能力があっても応募先企業が求める人物像とかけ離れていれば、不採用になりかねないためです。

そこで自己分析によりボランティアで身についた自分の強みを把握したり、企業研究で企業が求める能力や業界の傾向を知っておきましょう。企業が求める人物像と自分の強みが合致する部分を探し、アピールできれば内定獲得に近づけるのではないでしょうか

自分の強みがわからない就活生はこちらからヒントを得られますよ。

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②ボランティアの内容と始めた動機を伝える

前述した通り、ボランティアは受動的な理由で始める人は少数派なので、始めた動機の説明はマストでしょう。実際、ボランティア活動をおこなう義務はありませんよね。

ここではボランティアのエピソードではなく、活動内容に絞って伝えるのをおすすめします。採用担当者にできるだけわかりやすく説明できるようにするためです。

例文 ボランティアのエピソード

私は災害ボランティアに参加しました。私は瓦礫撤去作業を担当していたところ、雨が降ってきたしまい作業が中断。そこで私は事前に用意してきた非常用の軽食を配り、ボランティアの方と打ち解けることができました。

例文 ボランティアの活動内容

私は災害ボランティアに参加しました。私が担当したのは瓦礫撤去作業でした。

始めた動機の思いの部分を詳細に話すことで、あなたの個性や現状に対する問題意識を明確に伝えられるかもしれません。むしろ、動機の部分を話さないと「何となくボランティアに取り組んでいたのか」とマイナス評価を受けてしまう可能性があるので、注意してくださいね。

③問題に対する行動・工夫した点と成果を伝える

問題に対する行動・工夫した点と成果を伝えましょう。なぜなら、採用担当者は就活生が問題に直面した時の対応から仕事上の課題にどう対処するかを判断するためです。

伝える際の流れは以下の通りです。

  1. ボランティアで直面した問題
  2. 問題に対する行動や工夫した点
  3. 行動した成果

ボランティア経験の中でぶつかった問題や課題への行動は「どこに問題の本質があったのか」「なぜ、そのアプローチを取ったのか」について考える必要があります

特に工夫した点は評価のポイントになることもあるのでより具体的に述べることをおすすめします。

行動のプロセスにフォーカスする

ボランティアそのものの内容より問題に対する行動のプロセスにフォーカスしましょう。なぜなら、物事への取り組み方を順序立てて伝えることであなたの人柄を伝えることができるからです。

たとえば「行動力がある」と語るだけでなく、実際に起こした行動を合わせてアピールした方が説得力がありますよね

物事への取り組み方は人柄を伝える大きな材料になります。そのため、具的的にボランティアでどんな行動・工夫をしたのかを説明してみてはいかがでしょうか。

④ボランティア経験を仕事へどう活かすのかを伝える

ボランティア経験を仕事へどう活かすのかを伝えましょう。なぜなら、採用担当者はあなたの将来の可能性を知りたいためです。

自己PRでは長所をアピールするだけで終わらずに、「自分の長所はこのような形で企業に貢献できる」というところまで伝えましょう。このまとめの部分は企業と就活生の能力がマッチするかを確かめる重要なポイントになります

前述した企業が求める能力を把握しておき、応募職種や事業内容に絡めたアピールで締めると好印象になりやすいですね。

北浦 ひより

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ボランティア経験で得た喜びは仕事でも活かせる

ボランティアを経験すると、世の中や人々の役に立っている実感や喜びを感じることができますよね。学生時代に、自分の存在が誰かの役に立っているという感覚を見出すことができると、感受性が豊かになり社会人になって仕事をするときに大いに活かせるはずです。

ボランティアは「人のために」仕事をする経験になる

たとえば、同じ仕事を任された2人がいたとして、Aさんは目の前の仕事を単なる作業と捉え、ただ何となくこなす日々。一方でBさんは、任された仕事が誰のために・何の役に立っているのか意義を見出してやりがいを感じながら働いているとします。

仕事をする際にはBさんのように、やりがいを持って働きたいですね。企業は利益を上げることはもちろん大切ですが、社会をもっと良くする、または問題を解決するといった使命感の基に成り立っています。ボランティアを経験すると社会経験が豊富になり、任された仕事に意義を見出しやすくなるので、有意義な仕事時間を過ごせることが期待できますよ。

自己PRでボランティア活動を語る際の3つの注意点

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キャリアアドバイザー

ボランティア経験を活かせる自己PRは作成できましたか?

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就活生

それがまだ作成できてなくて。企業でも社会貢献の精神で頑張りたいことを伝えたいとは思っています。

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キャリアアドバイザー

なるほど。しかし、社会貢献の精神は大切ですが、ボランティアとビジネスは違うことを念頭に置いて、自己PRは作成した方が良いかもしれませんね。

自己PRでボランティア活動を語る際には、ボランティアの内容や信念より、問題解決のために起こした行動のプロセスが大切です。注意点を把握しておくことで、好印象を与えられる自己PRを作成しやすくなりますよ。

①ボランティアの自慢話で終わらない

自己PRでボランティア活動を語る際には自慢話で終わらないようにしましょう。なぜなら、採用担当者はボランティア経験自体にはあまり興味がない場合が多いためです。

事実、リクルートの調査によると、企業が採用にあたり重視する項目は以下の通りでした。

一方、ボランティア経験を重視している企業は全体のわずか6%でした。重視されている内容とは言いにくいですよね。採用担当者が知りたいのは就活生の経験ではなく、経験をどのように仕事に活かせるかです。

「〇〇のボランティアで〜を経験した」という事実だけを言及した内容では単なる自慢話にしかなりません。そこで始めた動機や企業で強みを活かせるポイントを盛り込んで、魅力的な自己PRを作成しましょう。

②ボランティアとビジネスの違いを知っておく

ボランティアとビジネスの違いを知っておきましょう。学生の中には「ボランティアとビジネスの違いなんて、自分の稼いだお金だけで生活した経験がないうちはピンとこない」という人もいるかもしれませんね。

ボランティアのために企業は存在しているわけではありません。企業活動があるのは、社会に必要とされている活動の対価として、利益を得ているためです。一方、ボランティアには利益発生の仕組みがありません。

そのため、ボランティアの素晴らしさや経験を伝えるより、ボランティア経験が今の自分にどんな影響を与えたのかをアピールする方が良いでしょう

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キャリアアドバイザー

ただ、最近では「社会貢献」を企業理念に掲げる企業も多いです。それに伴い、ボランティア活動を推進している傾向もあります。

「ボランティア団体に勤めないの?」と言われたときの対策を

就活でボランティア活動をアピールすると、「ボランティア団体に勤めないの?」という質問をされる傾向があります。採用担当者は「企業は利益を求める団体であり、社会貢献だけが目的ではないこと」を伝えたいためです

そこで自分なりの回答を事前に見つけておいた方が良いでしょう。この頻出質問への回答例は以下の通りになります。

  • ビジネスと社会貢献を両立している御社に魅力を感じた。
  • ボランティアは継続的におこなわなければ意味がない。ビジネスとして今後は継続的に社会へ貢献したい。

面接の受け答え自体が苦手な学生はこちらも見てみてくださいね。

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③論理的に伝えるためにPREP法を使用する

PREP法

論理的に話すのが苦手な就活生もいるかもしれません。そこで論理的に伝えるためにPREP法を使用しましょう。PREP法のフレームワークを利用すれば、誰でも簡潔に論理的に話せるようになり、話の意図が伝わりやすくなりますよ

PREP法を使用した例文は以下の通りです。誰でも意識すればできるので、PREP法で話すことを練習してみてくださいね。

PREP法を使った自己PRの例文

・Point(結論):私の強みは〜です。
・Reason(理由):〜ためです。
・Example(具体例):〜というボランティアに参加し〜〇〇を学びました。
・Point(結論):〜(強み)を活かして、御社に貢献したいと考えています。

ボランティア経験を伝える自己PRの例文10選

ボランティア経験のエピソードを使った自己PRの例文を下記の強み別に紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

  1. 協調性
  2. 主体性
  3. チャレンジ精神
  4. 計画性
  5. 問題解決能力
  6. 企画力
  7. 経済力
  8. 責任感の強さ
  9. 進捗管理能力

ボランティア以外にも、ゼミや研究などほかの活動の自己PRも確認したい人は、こちらの記事からチェックしてみてくださいね。

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例文①協調性

例文

私の強みは協調性です。

昨年の震災ボランティアに参加しました。隣県の被害が大きく、持ちつ持たれつの精神で行動に移しました。そこで主に瓦礫の撤去や泥出しを担当し、被災者の方にも積極的に声をかけていました。すると、「余所者は邪魔だよ」と年配の方に怒られてしまいました。休憩中に謝りに行くと「被災者扱いされるのにうんざりした」とのことでした。それからは過度な干渉は辞めて、フラットな目線で対応しました。

最終的には多くの現地の方と仲良くなり、復旧作業に貢献できました。相手の考えを汲み、即座に対応する力は御社でも役立つと考えております。

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ボランティア中の失敗を糧に、その後の対応までしっかりとおこなったことがわかる例文ですね。人との関わりの中で良好な関係を築く力は、社会でも重宝されますよ。

協調性をアピールしたい学生はこちらの記事も参考にすると良いでしょう。

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例文②主体性

例文

私は強みは主体性です。昨年から老人ホームのボランティアを継続しています。私の祖父が認知症になり、自分の身近にある問題だと実感したためです。主に介護職の補助業務を担当しました。

最初は指示を仰ぎ、完璧にこなせればいいという考えでした。しかし、入居者の方から「生活がつまらない」と聞きました。そこで入居者の趣味に合わせた話のネタを仕入れたり、時には自宅のレコードやプロジェクターを持っていき、音楽・映画鑑賞会を企画したりしました。結果としては入居者の方から「新鮮な気持ちを思い出した」というお言葉を頂きました。

指示を待つだけではなく、相手のニーズに沿った行動を起こしていくことは御社でも役立つと考えております。

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問題を解決するために自分で創意工夫をした経験がアピールできています。顧客のニーズを読み取り、提案・実現できることは採用担当者の高い評価につながりやすいでしょう。

例文③チャレンジ精神

例文

私の強みはチャレンジ精神です。大学3年生の頃、カンボジアに学校を立てる経験をしました。ボランティアで現地に行き、生まれた場所のせいで教育が受けられらないことに憤りを感じたためです。そこで300万円程度の資金が必要なことがわかりました。

そこからNGO団体に所属して、自分でフリーランスとして収益を得るスキルを磨きました。結果、2年間で200万円程度の利益を出すことに成功して、全額を団体に寄付できました。チャレンジ精神により自分の限界を超えることができました。

御社でも自分の限界を決めず、天井知らずの成績を残したいと考えております。

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実際の体験から目標を見つけて、しっかりと達成する能力の高さが分かる例文ですね。入社後も積極的な行動で実績を残していくことが想像でき、期待値が高まります!

チャレンジ精神をアピールしたい学生はこちらの記事も読んでみてください。

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例文④計画性

例文

私の強みは計画性です。3年生の時に母子生活支援施設と老人ホームの両方のボランティアを経験しました。時間があるうちに、高齢化問題と母子家庭の現状をこの目で確認したいと思ったためです。どちらの施設でも業務の他にオリジナルのレクリエーションを担当させてもらえることになりました。

しかし、複数のボランティアを同時期にこなすには、スケジュール管理が必要でした。そこで、業務の重要度と優先度を把握して段取りをおこないました。結果的に期日よりレクリエーションの案はまとまり、どちらの施設でも好評なレクリエーションに仕上がりました。

業務の優先度と重要度を天秤にかけて、計画的に業務をこなす力は御社でも役立つと考えております。

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キャリアアドバイザー

自分のキャパシティをきちんと把握して、期限内に質の高いレクリエーションを提供しています。納期を守りつつ、質を担保できることは社会人として重宝されますよ。

計画性のアピールにはこちらの記事も役に立ちますよ。

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例文⑤問題解決力

例文

私の強みは問題解決能力です。

昨年の秋頃、友人の地元を助けたいと想いから台風の影響を受けた地域の災害ボランティアに参加しました。私は炊き出しの担当でしたが、材料が足りないことに気がつきました。そこで材料で代用できるレシピを考え、代表の方へ提案しました。結果的に満足してもらい、「美味しかった」という感想もいただきました。

このようなイレギュラーな事態への柔軟な対応は、御社の接客業務でも役立つと考えております。

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キャリアアドバイザー

イレギュラーな課題にも即座に対応したエピソードですね。会社で問題が起きた際にも先輩へ丸投げするのではなく、代案を提示できる人は周りからの信頼を得られますよ。

問題解決能力についてはこちらの記事でも解説をしていますよ。

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高橋 宙

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エピソードの登場人物が多すぎると自己PRの内容が伝わりづらくなる

応募書類の添削や面接練習をしていると、ボランティア経験者に共通する「誰かの役に立ちたい」といった温かい思いは大体伝わってくるものです。一方で具体的にどのような場面で、何をしたのかは伝わってこないケースもあります。

理由の1つに、登場人物が多すぎることがよくあります。ボランティア活動の背景には多くの人や組織、団体がチームでおこなっていることが多く、たとえば災害のボランティアを説明するときに①友人、②ほかのボランティアスタッフ、③医療従事者、④役場の人、⑤地域の人、⑤被災者など関わったすべての人を文章に盛り込んでしまうと、読み手が混乱し何を伝えたいのか曖昧になってしいます。

自己PRのエピソードは盛り込みすぎないのも1つのコツ

例文のように、最初の結論部分を説明できる場面にフォーカスを当てて自己PRをするようにすると良いでしょう。ボランティアではさまざまな人とかかわり、多くの経験を積んだかと思いますが、あれもこれも盛り込みすぎると、状況把握がしづらく印象度が低くなってしまいます。読み手が場面をイメージでき、かつわかりやすい表現ができるといいですね。

例文⑥企画力

例文

私の強みは企画力です。大学3年生の時に少年非行防止運動のイベントを企画・実行しました。少年非行の増加に歯止めをかけるきっかけを作りたいと思ったためです。ただ、お堅い内容ではイベントに人は集まりません。非行防止の内容を広めるには、子供から大人まで楽しめる内容を考える必要がありました。

そこで私は企画担当として保護司さんや他のサークルを交えて、イベントの内容を練りました。大人から子供まで分かるように絵本を作成して、ステージでは非行防止を題材にしたコントをおこないました。当日、満席で立ち見のお客さんが出るほどの盛況ぶりでした。

相手に退屈させず、わかりやすく訴求する能力は御社の営業職でも役立つと考えております。

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キャリアアドバイザー

伝えることの難しさを理解したうえで、趣向を凝らしたことがわかる例文ですね。外部の人に自社の商材や施策を分かりやすく訴求する能力はどの職種でも重宝されますよ。

例文⑦継続力

例文

私の強みは継続力です。私は中学生から児童ボランティア団体に所属していました。若いうちから後進の育成に力を入れたいと考えていたためです。

私は学習ボランティアでCさんという子によく勉強を教えていました。しかし、Cさんは6年生になると、算数の勉強についていけなくなりました。算数は継続が必要な教科です。そこで躓いた部分を見つけるため、一緒に5年生の内容から遡ったり、ヒアリングをしたりしました。すると、点数が著しく向上しました。継続してボランティアに通ったことと根気強く教えることが身を結びました。

根気強さを活かして、御社の営業職でも継続的な業績アップに貢献していきます。

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継続の大切さを自分と子供の成長により、体験したことがわかる例文でしたね。根気強さが伝わり、長期的に定着してくれそうな人だと評価されるかもしれません。

継続力についてはこちらの記事も参考にしてくださいね。

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例文⑧視野の広さ

例文

私の強みは視野の広さです。

私は2年間、児童館のボランティアへ定期的に参加していました。私自身、親の帰りが遅く、児童館で過ごした時間が長かったためです。ある日、いつも友達と遊んでいるAくんが本を黙々と読むようになりました。職員さんは勉強熱心になったと喜んでいましたし、元気な印象も受けました。ただ、Aくんといつもいた子供達の様子がおかしいと感じたときがありました。

子供に話を聞くと、同じゲームを買えないから仲間外れにしたそうです。そこで私は児童館内で「消しゴム飛ばし」ブームを起こしました。消しゴムならA君も参加でき、レアなものも安価で手に入ります。結果的にA君は元のグループの子供達と仲直りできました。

こうした異変に気づく能力はミスを未然に防げるため、御社の事務職で役立つと考えております。

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些細な変化に気づき、未然にトラブルを防げることが伝わる内容ですね。特に金融系などミスが許されない業種では重宝される能力なのでアピールに最適でしょう。

例文⑨責任感の強さ

例文

私の強みは責任感の強さです。

昨年の夏、開発途上国へのボランティアに参加しました。衣食住の状況をしっかり目で見ておく必要性を感じたためです。ある日、子供が怪我をしました。裸足のため、ガラスから出血したようです。そこで半数の子供が靴が買えないこと、不衛生から子供の死亡率の高さがつながっていることを知りました。

日本に帰ってきてから私は物品寄付のために、靴を集める活動を始めました。知人からもらったり、時にはクラウドファンディングで資金を調達したりしました。結果、200足近い子供用の靴を集めて、送ることに成功しました。

この責任感の強さがあれば、クライアントと自社の利益のために、どんな仕事も完遂させられると確信しております。

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キャリアアドバイザー

普通の人が行動に移せないことをやってのける使命感の強さとバイタリティーの高さが伝わる例文ですね。この人になら仕事を任せられる絶対的な安心感がありますね。

責任感をアピールしたい学生にはこちらの記事もおすすめです。

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例文⑩進捗管理力

例文

私の強みは進捗管理力です。

児童自立支援施設でレクリエーションを計画しました。施設外で遊べない子供達の気分転換になれば良いと考えたためです。当日まで2か月間と長丁場でした。長期間の準備は緊張感を削ぎます。そこで当日まで逆算したスケジュール表をメンバーに共有して、効率的に準備を進めました。

メンバーの時間割から調整して、放課後や空きコマを使いつつ、前倒し過ぎないように心がけました。結果、前日にぴったり準備は完了し、子供たちが喜ぶレクリエーションを提供できました。

このような逆算してスケジュールを立てる力は御社のディレクター職でも役立つと考えております。

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スケジュールを逆算したうえで、オーバーワークになりすぎないよう管理していますね。将来のチームリーダーの候補として重宝されそうな能力ですね。

選考突破できるボランティア経験の自己PRを作成しよう

自己PRでボランティアを題材にすると、能力や人柄が伝わり、応募企業の求める人物像とマッチしているかを判断してもらいやすくなります。

自己PRでは「大学在学時に集団の中で主体的な行動を取ったボランティア」を伝えましょう。大切なのは内容ではなく、「問題解決のために起こした行動のプロセス」です。

ほとんどの人が主体的な動機で始めるボランティアでも向き合い方は様々です。ボランティアへの向き合い方から企業とのマッチ度合いを判断します。

また、強みをどのようにして企業で活かすのかを最後にアピールすることも大切です。自己PRは企業に自分を売り込むためのものなので、企業での業績に貢献できると確信してもらえるようにアピールしましょう。

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