目次
- 「資格に落ちた経験」を話すガクチカの作り方を解説!
- 内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
- 【内定者例文①】27卒 立教大学 IT業界
- 【内定者例文②】26卒 東京農業大学 リース業界
- 【内定者例文③】26卒 文教大学 IT業界
- NG例文|アドバイザー添削付き
- ①落ちたところで終わって再挑戦していない
- ②単に「勉強時間を増やす」ことで克服している
- ③「他責思考」で不合格の言い訳をしている
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。ガクチカにおいて、資格取得に向けて努力した経験を話そうと考える学生は多いです。
しかし、そんなときに疑問に思うのが「資格に落ちた経験でもガクチカに使えるのか」ということ。
そこでこの記事では、実際に内定を獲得した26卒学生らの例文を厳選して紹介。ガクチカで「資格に落ちた経験」を語る際に押さえておきたいポイントやNG例について解説していきます。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
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「資格に落ちた経験」を話すガクチカの作り方を解説!
内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
【内定者例文①】
27卒 立教大学 IT業界
私は大学在学中、将来の選択肢を広げるために日商簿記検定の取得に力を入れました。
大学の講義に加え、自主的に1カ月間勉強して試験に臨みましたが、3回連続で不合格となり、大きな無力感を味わいました。
しかし、このまま諦めたくないという思いから、失敗の原因を冷静に見直しました。そこで、これまでは「問題のパターンを丸暗記する」という表面的な学習に終始していたことに気づきました。
そこで、応用問題にも対応できるよう「なぜその答えになるのか」を自分の言葉で説明できるまで本質を理解する勉強法へと切り替えました。さらに、過去の傾向と自分の誤答を分析し、苦手分野に特化した対策ノートを作成して学習の質を高めました。
その結果、4回目の試験では合格ラインを大幅に上回る成績で合格できました。
この経験から、課題に直面した際は努力の方向性を見極め、粘り強く取り組むことの重要性を学びました。
社会人としても、状況を冷静に分析して粘り強く課題に向き合い、お客様の期待を超える価値を提供することで貴社に貢献したいです。
キャリアアドバイザーが読み解く!粘り強く挑戦した経験が忍耐力を感じさせる
3回も不合格になりながらも、腐らずに努力を続け合格を果たした経験が、粘り強さや忍耐力を感じさせる良い例文ですね。
また、ただ闇雲に受験を繰り返し合格したのではなく、「丸暗記」という学習方法に原因があることを特定し、勉強方法を切り替え合格を果たしたという論理的なプロセスが語れている点も高評価です。
ただ数だけこなして合格した経験を話してしまうと、採用担当者には「論理的思考力に欠ける」と判断されてしまうリスクも。
そのため、この例文のように合格を目指す過程での自身の分析や思考を盛り込むことが、評価されるガクチカを作るためには重要ですよ。
目標に向けて粘り強く取り組む忍耐力に自信がある人は、以下の記事も参考にしてください。
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【内定者例文②】
26卒 東京農業大学 リース業界
私は大学で会計学に興味を持ち、所属組織でも会計を任されていたことから、日商簿記検定の取得を目指しました。
当初は基礎問題集の反復で対策し試験に臨みましたが、初見の応用問題に対応できず不合格になりました。そこで私は「基礎の暗記はできているが、応用力が不足している」と分析しました。
次回の試験に向け、本番形式の演習を中心に据え、誤答した箇所の周辺知識を徹底的に洗い直すよう学習法を修正した結果、満点で合格できました。
この経験から、挫折から課題を特定し、改善を重ねて目標を達成する力を得ました。
キャリアアドバイザーが読み解く!「落ちた原因」をはっきりと言語化しよう
ビジネスの現場では、「何が原因で失敗してしまったのか」を正確に言語化できる人材が評価されます。そのため、「資格に落ちた経験」をガクチカで話すなら、そこをはっきりと示すことが重要です。
この例文であれば、「基礎問題集の反復で対策していたために、応用問題に対応できなかった」と、不合格の原因を極めて具体的に言語化できていますよね。
また、「原因の分析」、「改善への施策」、「結果」という必須の要素が、端的にわかりやすく伝えられている点も好印象です。自身の経験を短くまとめられる人材に対して、企業は要約力に長けているというプラスの印象を抱きますよ。
【内定者例文③】
26卒 文教大学 IT業界
私が学生時代に最も力を入れて取り組んだことは、ITパスポートの資格取得です。大学で学んだITの知識を客観的な成果として証明したいと考え、受験を決意しました。
最初は参考書の通読と過去問演習を中心に学習を進めましたが、1回目の受験は不合格でした。振り返ると、出題範囲の広さに対してまとまった学習時間を確保できておらず、暗記が定着していなかったことが原因でした。
そこで、学習の効率化を図るため、表計算ソフトを用いて頻出用語や計算方法をまとめた自分専用の用語集を作成しました。
これをスマートフォンで閲覧できるようにし、通学の電車内や講義の空き時間などのスキマ時間を徹底的に活用して反復学習をおこないました。
その結果、知識が確実に定着し、大学3年の春に合格することができました。
この経験を通じて、限られたリソースのなかで目標を達成するためのタイムマネジメントと、自ら工夫して取り組む重要性を学びました。
キャリアアドバイザーが読み解く!効率化の視点で解決した経験が光る!
「まとまった学習時間を確保できない」という課題に対して、「スマホで見られる自分専用の用語集を作ってスキマ時間に見る」という効率化の視点から解決している点が印象的です。
企業に入社後もさまざまな業務が並行して進むなかで、特定のタスクに対し十分な時間が取れないということはよくあります。
そういった際、ただ残業時間を増やして対応するのではなく、こういった独自のアプローチで改善を図れる人材は企業に重宝されますよ。
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NG例文|アドバイザー添削付き
①落ちたところで終わって再挑戦していない
私は大学2年の時、IT業界への就職を有利にするために基本情報技術者試験の取得を目指しました。
毎日3時間の勉強を半年間続け、過去問も何周も解いて自信を持って試験に臨みましたが、結果は不合格でした。
非常に悔しい思いをしましたが、この試験は自分には難易度が高すぎると判断し、現在はより取得しやすいITパスポートの勉強に切り替えて取り組んでいます。
この経験から、自分に見合った目標設定の重要性を学びました。
執着心や忍耐力に欠ける印象に
たった一度の不合格で諦めてしまったというエピソードからは、目標に対する執着心や忍耐力の欠如を感じさせてしまいます。
「なぜ不合格になってしまったのか」を分析し、再度挑戦したエピソードを話すようにしましょう。
私は大学2年の時、IT業界への就職を有利にするために基本情報技術者試験の取得を目指しました。
毎日3時間の勉強を半年間続け、過去問も何周も解いて自信を持って試験に臨みましたが、結果は不合格でした。
悔しさをバネに原因を分析したところ、過去問の答えを暗記するだけで、アルゴリズムの根本的な仕組みを理解できていないことが課題だと気づきました。
そこで、プログラミング言語に実際に触れて動かしながら学ぶ実践的な学習法へ切り替えました。その結果、次回の受験では無事合格を果たすことができました。
貴社に入社後も、課題に対して冷静に原因を分析し、適切な施策を打つことで改善に貢献していきます。
②単に「勉強時間を増やす」ことで克服している
私は大学時代、日商簿記2級の試験に挑戦しました。しかし、1回目の受験では不合格になってしまいました。
原因は圧倒的な勉強量不足だと考えました。そこで、これまでは1日1時間だった勉強時間を、睡眠時間やアルバイトの時間を削って1日5時間に増やしました。
土日は10時間以上机に向かい、ひたすらテキストを読み込みました。
その結果、2回目の試験で合格することができました。貴社でも、どんな困難な業務であっても、人一倍時間をかけて努力し成果を出します。
「努力が足りなかった」と思われないよう注意
単に「勉強時間をたくさん増やした」という解決方法では、「1回目のときはやる気がなかったの?」と思われてしまうリスクがあります。また、効率化という視点にも欠けている印象です。
1回目の受験でも最大限努力したことを示しつつ、そこで足りなかったものを補うような形で語れると、採用担当者は好印象を抱きますよ。
私は大学時代、日商簿記2級の試験に挑戦しました。十分な勉強時間を確保し最大限努力しましたが、1回目の受験では惜しくも不合格になってしまいました。
そこで私は勉強の質に課題があると分析し、テキストを漫然と読む受け身の学習から、自身の弱点である「工業簿記」の仕訳プロセスを白紙に図解して論理構造を理解する、アウトプット中心の学習へと切り替えました。
また、勉強の時間帯にも着目し、一番集中できる午前中の時間に演習を限定することで集中力を高めました。
その結果、2回目の試験で合格しました。貴社でも生産性を意識し、効率的に成果を出します。
③「他責思考」で不合格の言い訳をしている
私は大学時代、FP2級の取得に力を入れました。
最初の試験では不合格になってしまいました。ちょうどその時期はアルバイト先の繁忙期と重なっており、店長にどうしてもシフトに入ってくれとお願いされ、十分な勉強時間が確保できなかったことが原因です。
また、その年の試験は例年に比べて難易度が異常に高く、過去問の傾向から大きく外れていた不運もありました。
しかし私は諦めず、次の試験では周囲の予定を調整し、無事に合格することができました。
貴社に入社後もこの粘り強さを活かして、プロジェクトに貢献していきます。
失敗は「自責の視点」で語ろう!
「店長に頼まれたから」「試験が難しかったから」といったように、不合格の要因を環境や他人のせいにするのは避けましょう。入社後も自身のミスや失敗の原因を、他人に押し付ける人物に見えてしまいます。
失敗を語る際に重要なのは常に自責の視点で語ること。自分のどこに至らない点があったのかを分析して、伝えましょう。
私は大学時代、FP2級の取得に力を入れました。
最初の試験では不合格になってしまいました。振り返ると、アルバイトの繁忙期と重なることを見越した長期的なスケジュール管理ができておらず、自身の計画性の甘さが原因でした。
そこで次回の試験に向けては、試験日から逆算して「週次・日次」のタスクに細分化し、急な予定変更にも対応できるよう週末にバッファを設ける計画を立てました。
この徹底したスケジュール管理により、2回目には無事合格を果たしました。
貴社に入社後もこの目標から逆算する計画性を活かして、プロジェクトを確実に遂行していきます。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「一度は落ちたものの最後には合格した話」ならOK!
キャリアアドバイザー
高橋 宙
プロフィールをみる結論から言うと、ただ「資格に落ちてあきらめた話」をするのは避けたほうが良いでしょう。企業側からすると「なんで合格するまで挑戦しなかったの?」「諦めが早いのかな?」といった懸念を抱かれるリスクがあります。
一方で、「一度は落ちたものの、そこから再起して合格を果たした話」であれば、むしろ積極的に伝えるべきです。仕事をするうえで、失敗や挫折というのは付き物。だからこそ、そういった際に適切な施策で再起できる学生に対して、採用担当者は好印象を抱きます。
そこで大切になるのが、「どうやって挫折から立ち上がり改善したのか」というプロセスを明確にすること。ここが曖昧だと「深く考えず再挑戦したらたまたま受かった」と思われてしまう可能性があるので注意してください。
再起のプロセスを可能な限り具体的に言語化することで、「入社後も活かせる再現性の高いスキル」として高く評価してもらえますよ。