自己PRで「将棋」の経験を伝えるのはアリ? 注意点やアピールのコツも紹介

この記事にコメントしたキャリアアドバイザー

  • #面接官経験あり#自動車業界 出身
    新卒で自動車会社に入社。2021年には買取販売台数で前年比率全国178店舗中1位を記録。その後、現場責任者として新卒・中途教育に従事していた経験から、「人の人生の分岐点によりかかわりたい」と思い、ポートへ。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230209002-05661)
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  • #面接官経験あり
    幼少期からボーイスカウト活動をおこない、大学時代には子供たちを指導する立場を経験。思うように就活を進められなかった自身の経験から、自分と同じようにつらい就活を送る学生を1人でも少なくしたいという思いでポートに入社。主に文系学生の支援を担当。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230215001-05641)
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  • #面接官経験あり#人事経験あり
    大学では、カンボジアなど途上国の学力水準を向上させる学生団体を大学内で設立・運営。副代表をつとめる。そのかたわら軽音サークルに所属しライブ活動も展開。ポートに新卒入社。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230123001-05663)
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目次

  1. 「将棋」を題材にした自己PRに対する企業の印象
  2. アピールできる強み
  3. 論理的思考力・戦略性
  4. 分析力・改善力
  5. 注意点
  6. 趣味・娯楽レベルで終わらせない
  7. 一人で黙々と取り組んだだけのエピソードにしない
  8. おすすめの業界・職種・会社
  9. 論理的思考力や高い集中力が求められるIT・エンジニア職
  10. 手順を守って着実に仕事を進める生産管理・製造職
  11. 自己PRで「将棋」経験はどう伝えるべき? キャリアアドバイザーがアドバイス!
  12. 「将棋」の経験を題材にした自己PR例文
  13. 「将棋」の経験を題材にした自己PRを考えたい人はこちらの記事もチェック!
この記事でわかること
  • 「将棋」の経験を自己PRにする学生へのリアルな印象
  • 将棋の経験から強みを見出すコツ
  • 例に基づいたキャリアアドバイザーからのアドバイス
本記事の制作方法

※この記事では、現役キャリアアドバイザーに独自インタビュー。インタビューの音声データをもとに生成AIを駆使しながら再構成し、社内の編集者が編集・チェックしています。

インタビューでは「将棋」の経験から自己PRを考えようとしている学生を想定して編集者が質問。

「将棋は自己PRにするには弱いですか?」
「ただの遊びと思われてしまうでしょうか」

など、実際に学生からよく聞かれる質問を再現。面談のなかでキャリアアドバイザーが伝える生のアドバイスもたくさん紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

就活のプロの意見を参考に、高評価を勝ち取るための自己PRの伝え方を理解しましょう。

なお、自己PRの書き方や考え方などの大前提の部分が知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
就活の自己PR完全ガイド|26の強み別で書き方や例文を紹介

「将棋」を題材にした自己PRに対する企業の印象

プラスの印象

「自分がこう動いたら相手はどう出るか」という数手先のリスクや展開を予測するなど、あらゆる選択肢を想定・逆算して行動できそう

マイナスの印象

「趣味として楽しんでいた」だけだと遊びの域を出ず、仕事での再現性やインパクトに欠ける印象

成瀬 遼

成瀬 遼

将棋と聞くと、やはり趣味の一貫というイメージが強いですね。

「サロンでまったり打っていました」程度では自己PRにはしないほうが良いかもしれません。

ただ「プロを目指して真剣に打っていた」「組織に所属して勝つために切磋琢磨していた」というなら十分アピールになり得ると思います。

アピールできる強み

論理的思考力・戦略性

  • 盤面の展開や相手の動きを先読みし、ゴールから逆算して最適な一手を考える力をアピールしやすい

分析力・改善力

  • 過去の定石や基本を身につけ、課題を冷静に分析しながら棋力を高めていく姿勢をアピールしやすい

注意点

趣味・娯楽レベルで終わらせない

  • 大会の実績など客観的な成果がないと「楽しんでいただけ」ととらえられ、ビジネスにおける強みとして評価されにくい
    ⇒大会への出場・入賞実績や、プロを目指すレベルでのストイックな取り組みなど、客観的な実績をアピールする
成瀬 遼

成瀬 遼

趣味のレベルで「先を予測するリスク管理能力」といったアピールをされても、「いやいやそれはゲームでしょ」と思ってしまいます。

仕事でも活かせるというイメージを持ってもらうには、やはり高い実績が前提になってくるでしょう。

一人で黙々と取り組んだだけのエピソードにしない

  • 個人競技のイメージが強いため、「組織のなかで周囲と協力して働けるか」という点に不安を持たれやすい
    ⇒「部活で後輩の指導をおこない、チームの勝率アップに貢献した」など、周囲とかかわりながら成果を出したことを説明する

おすすめの業界・職種・会社

論理的思考力や高い集中力が求められるIT・エンジニア職

  • 先々のトラブルや構造を予測しながら複雑なロジックを組み立てることが求められる環境
  • 盤面を分析して最適解を導き出す論理的思考力や深い集中力が活きる

手順を守って着実に仕事を進める生産管理・製造職

  • 決められた手順を遵守し、トラブル防止や効率化に向けてコツコツと改善を積み重ねることが重視される
  • 着実な作業の積み重ねによって成果を維持・向上させる能力が重宝される

自己PRで「将棋」経験はどう伝えるべき? キャリアアドバイザーがアドバイス!

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!高い実績を残していることが前提になる

石川 愛

キャリアアドバイザー

石川 愛

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実績と本気度のアピールが重要!

「将棋」は、自己PRにするにはかなりハードルが高いと思います。

なぜなら、「サークルのみんなで毎日将棋を指しています」といった内容では、「趣味として楽しんでいただけ」というイメージが強いから。

もしどうしても将棋の経験から自己PRを考えたいという学生が来たら、私なら以下2点をアドバイスします。

①「全国大会やプロを目指し、高い成果を上げた」などの客観的な実績を盛り込む
②チームに貢献したエピソードを伝える


上記のような内容を盛り込めないようなら、自己PRにするのは避けたほうが良いでしょう。

高評価につながる! 「将棋」を題材にした自己PR例
【どのような状況だった?】
・将棋部に所属し、団体戦での全国大会出場を目標に掲げて日々練習に励んでいた

【どんなアクションを起こした?】
・チーム全体の勝率を上げるため、戦術の勉強会を企画した
・対局後には部員同士で盤面を振り返る時間を設け、お互いの弱点やミスの傾向を分析し合う環境を作った

【結果どうなった?】
・部員全体の基礎力が底上げされ、目標だった団体戦での全国大会出場を見事に達成した
⇒客観的な実績と周囲を巻き込んで「組織へ貢献したこと」が示せている点がGOOD!

このように「どれだけ本気で打ち込み、どんな思考プロセスで成果を上げたのか」「どのようにチームに貢献したか」を伝えられれば、仕事においても高い論理的思考力でチームを引っ張っていける人材として評価されるでしょう。

「将棋」の経験を題材にした自己PR例文

例文

私の強みは、状況を冷静に分析して改善につなげる「改善力」です。

大学の将棋部では、目標としていた上位リーグへの昇格に向け、部全体で練習に励んでいました。しかし毎年あと一歩のところで競り負けてしまい、昇格を逃し続けていました。

この状況をなんとかしたいと考えた私は、将棋のAI解析ソフトを使い、過去2年間、約200局分のデータをすべて分析しました。すると、「対局の終盤、残り時間がなくなって焦った際に判断ミスをして逆転負けしている」ケースが散見されることに気づきました。

そこで私は、持ち時間が少ない状態を再現した「スピード判断力トレーニング」を新しく考案し、日々の練習メニューに取り入れました。さらに、部員一人ひとりが自分の得意・不得意な盤面のパターンを見返せる「自己分析シート」を作って共有しました。

このような取り組みを続けた結果、部員の勝率が前年より20%上がり、目標であった上位リーグへの昇格を達成することができました。入社後もデータに基づいて問題の本質を見極め、改善に向けて行動することで、チームの成果に貢献してまいります。

上原 正嵩

上原 正嵩

チームで課題を解決する姿勢が感じられる、良い例文ですね。特に以下の2点が高評価ポイントです。

・敗因を客観的なデータをもとに分析し、そこから気づきを得られている
状況を改善するための案を考え、チーム全体に共有できている

このように、原因を突き止めたうえで的確な改善策を考えられる人は、入社後もチームの総合力を高められる人材として歓迎されるでしょう。

「将棋」の経験を題材にした自己PRを考えたい人はこちらの記事もチェック!

将棋の経験でアピールしやすい力として、分析力が挙げられます。分析力を自己PRにしたい人は、以下の記事も読んでみてください。
自己PRで分析力をアピールするには|OK・NG例文と注意点

また、将棋部で活動したことをアピールしたい人は、以下の記事も参考にしてみましょう。部活だからこそのアピールポイントや注意点を解説しています。
部活動で自己PRを魅力的に作るコツ| 強み早見表・例文付き

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