面接で時事問題を聞かれたときは? 考察の方法や回答のコツも解説

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  • 大月 亮輝

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コラムの目次

  1. 面接で時事問題について聞かれることは多い
  2. 企業が時事問題について質問する意図を知ろう
  3. ①社会に対する興味や問題意識の高さを知りたい
  4. ②自分の意見を論理的に伝えられるかを見たい
  5. ③コミュニケーション能力があるかを知りたい
  6. ④物事に対する考え方や人柄を見たい
  7. 時事問題への質問に自信をもって回答するための3つの対策
  8. ①日頃から新聞やニュース記事を読んでおく
  9. ②志望する業界に関する話題は重点的にチェック
  10. ③ニュースに対して自分の意見を持つ癖をつける
  11. 面接で時事問題を答えるときの注意点
  12. ニュースの内容は簡潔に述べる
  13. 政治・宗教問題などセンシティブな話題は避ける
  14. 簡単4ステップ! 時事問題への効果的な回答の作り方
  15. ①ニュースの概要をまとめる
  16. ➁そのニュースに興味を持った理由を述べる
  17. ③社会や業界に対する影響を考察する
  18. ④自分の考えや意見を述べる
  19. 時事問題対策におすすめのサイト
  20. NewsPicks
  21. Yahoo! ニュース
  22. NHK 大学生とつくる就活応援ニュースゼミ
  23. 時事問題に対する面接での回答例文
  24. 新型コロナウイルス感染症による働き方の変化について
  25. 温暖化や環境問題について
  26. 各業界で話題の出来事について
  27. NG回答例
  28. 極端で偏った意見を述べる
  29. 批判意見を感情的に述べる
  30. 時事問題を自分事として捉えて面接で好印象を残そう

面接で時事問題について聞かれることは多い

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「面接で時事問題について聞かれることはあるんですか?」
「もし聞かれたらどうやって答えたらいいかわからないです……。」

就活生の中には、このように不安に思っている人もいるのではないでしょうか。確かに就活の面接では「時事問題」について聞かれることがあります。自己PRや学生時代に取り組んでいたこと、志望動機などであれば事前に準備をしておけますが、時事問題はどの話題が出るかがわからないため、何を聞かれるか心配になりますよね。

そこでこの記事では、時事問題について聞かれたときの対処法や回答方法、日頃からしておきたい対策を実例とともに解説します。

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企業が時事問題について質問する意図を知ろう

面接で企業が時事問題について問う4つの意図

学生のなかには、時事問題に関する質問に対して正しい見解が言えなかったと落ち込む人もいるかもしれません。しかし、面接官は必ずしも正しい答えを求めているわけではありません。

そもそも、「この時事問題に対してどう思うか」という問いに対する見解に、絶対的な正解はないといえます。まずは企業が面接で時事問題について聞く理由を押さえましょう。

①社会に対する興味や問題意識の高さを知りたい

社会人として働くためには、社会の課題や問題を自分事に置き換えて、最新の動向に合わせてビジネスをおこなっていかなければなりません

たとえば社外のクライアントと話す際に、社会の知識がなくては会話が成り立たないことも多々あるでしょう。また、営業であれば相手企業の業界について、技術者であれば世の中が注目している新しい技術について、常にアンテナを張っていなければビジネスチャンスを逃すことにつながります。

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時事問題について聞くときには、就活生の社会への問題意識を見ると同時に、情報感度も見ている可能性があります。

②自分の意見を論理的に伝えられるかを見たい

面接官はまた、就活生が自分の意見をもっているのかということも見ています。加えて面接官が知りたいのは、ニュースの内容についてロジカルに分析し、さらにそれをわかりやすく他者に伝える能力があるのかということです。

社内でのプレゼンや取引先とのやり取りの場などで、物事を筋道立てて話す力もビジネスパーソンにとっては重要な素養です。ロジカルに説明するためには、きちんとその問題の内容を理解し、自分の中で整理ができていないといけません。時事問題という1つのテーマを題材に、企業は学生の論理的思考力を図りたいのです。

③コミュニケーション能力があるかを知りたい

時事問題は世間共通の話題であり、社会人になってからも職場や営業先などで世間話の一環として話題に出ることがあります。そのため、企業側としては面接で時事問題について聞くことで、最低限のコミュニケーション能力の有無を測る指標となり得るのです。

円滑に世間話ができるコミュニケーション能力という意味では、特に個性的な回答である必要はありません。相手に嫌な思いをさせずに、自分の考えを伝えられることが大切です。

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面接官の表情を見ながら、言いすぎていないかなど空気を読むことも大切です。もし面接官が話の中で何か質問をしてきたときにはしっかりと聞き、質問の意図からはずれないように注意しながら回答しましょう。

④物事に対する考え方や人柄を見たい

志望動機などでは企業にしっかりとベクトルを合わせて話しますが、より一般的な時事問題についての話には、その人の日頃の考え方や人柄が反映されるものです。そして、面接官は物事に対する就活生の考え方を知りたいと思っています。

とはいえ無理して取り繕う必要はありません。自分を偽ると、質問を返されたときにボロが出たり、就職後に社風が合わずに苦労したりすることもあります。できるだけ率直に自分の考えを伝えましょう。

面接官が時事問題の回答から判断する人柄の例
  • 直感的な人
  • ロジカルな人
  • 情報のアンテナを常に貼っている人
  • 物事をシビアに見る人
  • 優しいが情に流されやすい人
  • 素直な人
  • 人の意見に左右されやすい人 など

面接で嘘をつくことのデメリットについてはこちらの記事を読んでみてください。

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加藤 大智プロフィール

答える際はあいまいな表現でなくはっきり自分の意見を述べよう

面接で時事問題の質問に答えるときは、自分の人柄が伝わるように「ハッキリ」と自分の考えを述べましょう。あいまいな表現をすると、面接官が自分の人柄をつかみにくくなるからです。選考において学生の人柄と自社とのマッチ度は合否の大きな判断基準ですが、人柄がわからないとその判断すらできずに不合格となってしまうことも考えられます。

建設的な意見も述べられるとさらにプラスの印象に

しかし、先ほど「④物事に対する考え方や人柄」で説明したように、時事問題に関して自分の考えを率直に話すことで「直感的な考え方をする学生かもしれない」と捉えられる可能性もあります。答え方によっては「情に流されやすい」というマイナスの印象につながることも考えられ、はっきりと率直に物事を述べてしまうことに不安を感じる学生もいますよね。

その際は「そのニュースを受けて自分にできること」など、建設的な意見も併せて答えられるようにしておきましょう。たとえば、人口減にともなう労働者人口の減少についてのニュースに興味を持っているなら「労働力を確保するためにも、働きやすい社会づくりに貢献したい」などと自分にできることも一緒に述べます。こうすることで、はっきりと物事を言い切りながらも物事を発展的かつ横断的に考えられるというプラスの印象につながりやすくなりますよ。

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時事問題への質問に自信をもって回答するための3つの対策

時事問題への質問に自信を持って回答するための3つの対策

時事問題はよく知らないと語ることが難しい話題も多く、何を質問されるのか不安になりますよね。しかし自分の意見に自信がないとはっきりと相手に意見を伝えることができず、企業に「この人を採用して大丈夫だろうか」と不安を与えてしまいます。

そこで、自信をもって時事問題への質問に回答するための対策方法を紹介します。

時事問題に限らない面接対策はこちらも参考にしてくださいね。

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①日頃から新聞やニュース記事を読んでおく

聞かれたニュースを知らなければ意見を述べることなどできないですよね。毎日、新聞やインターネットのニュースサイトでニュース記事を読む習慣をつけることは、社会人になるための準備としても重要です。ニュースはスマートフォンでも閲覧できるので、毎日の通学時などに目を通すようにしましょう。

ただし、タイトルだけ見てわかったつもりになるのは注意が必要です。タイトルは注目を惹くように作られているだけで、必ずしもニュースの内容をまとめたものではない場合があります。

また、ニュースの内容が途中で大きく展開している可能性があり、最後まで読まないと認識を誤ってしまうことも。読み込みが浅いと勘違いをしたまま話すことになり、面接官の深掘りに対応できない可能性があります。

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時事問題は、それぞれ話題が違うようでいてつながりがあることが多々あります。毎日ニュースを読むことで、最初はとっつきにくかった時事問題も体系的にすんなり頭に入るようになってきますよ。

②志望する業界に関する話題は重点的にチェック

面接時には志望先の業界に関連した時事問題について聞かれることが多くあります。また、改めて時事問題として聞かれることはなくても、会話の中で業界に関するニュースが話題にのぼることがよくあります。

そのため、志望先の業界に関連する話題はできる限り知っておくようにしましょう。特に業界の最新情報に関しては企業では一般常識として扱われているケースも多いので、口ごもってしまうと勉強不足と捉えられてしまいます

そんなときに便利なのが業界新聞です。さまざまな業界に特化した新聞が存在し、業界について重要な話題をまとめて知ることができます。

業界新聞の例
  • 医薬品/日刊薬業、医薬経済、薬事日報など
  • 繊維製品/繊維ニュース、繊研新聞、全国ドラ新聞など
  • 食料品/日本食糧新聞、食品産業新聞、冷凍食品新聞など
  • 金融/日本金融新聞、日本金融通信社ニッキン、金融経済新聞など
  • 自動車/日刊自動車新聞、自動車タイヤ新聞など
  • 溶接/溶接ニュース、溶接新報など
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Web上から業界に関するニュースを仕入れるのにもコツがあります。たとえばGoogleアラートで設定をしておくと、Web上で気になる業界のニュースを効率的にチェックできますよ。

各業界のトレンドについてはこちらの記事も参照してください。

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③ニュースに対して自分の意見を持つ癖をつける

メディアでニュースをチェックするときには、実際に面接で聞かれたときを想定して、どう話すか考えてみる癖をつけましょう。考えを記したメモを作っておくこともおすすめします。自宅にいるときであれば、実際の面接をイメージして声に出して答えてみましょう

上述のように面接官は「ニュースに対して就活生が理解をしているか」「自分なりの意見をもっているか」を見ています。普段からニュースを理解し、自分なりの考えをもつようにしておけば、本番で慌てることがありません。

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ニュースに対して「誰も考えつかないような自分だけの特殊な切り口」を持とうと気負う必要はありません。あまり偏った意見をもつと「思い込みが強い人」と判断されることもあるので、公平な視点を保ちつつ、自分なりの考えを織り込めるように意識するといいでしょう。

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塚田 未樹プロフィール

時事問題で自信を持って答えるには練習が必要

時事問題で自信を持って答えるためには、自分の考えを瞬間的にまとめる力をつけておくことが大切です。時事問題は範囲が広いので、企業から何を聞かれるか予測しにくいものですよね。その場その場で、聞かれたことに対して自分の考えを要約して話せる訓練はしておきましょう。

たとえば、友人と1対1で、お互いに時事問題について質疑応答の練習をするのもおすすめです。「温暖化のニュースでどう感じたか」「生態系に影響を与えることで応募企業にどんな影響が出るか」など、いくつかのニュースについて質問し合い、テンポよく答えられるように練習を重ねます。

練習では答えるだけでなくフィードバックし合うことも忘れずに!

正解がなく漠然としがちな時事問題について考えることで論理的思考力は鍛えられますし、話すことでアウトプット力が上がります。練習後はお互いに「内容がいい」「答え方がハキハキしていた」と自信につながる言葉をかけ合うなど、フィードバックの時間を設けることも忘れないでくださいね。

時事問題についてはこのような対策をすると、自分の考えを瞬時にまとめて話す力が身につきやすくなります。何度も練習を重ねることで、答え方に自信をつけておきましょう。

フィードバックの受け方やその後の役立て方についてはこちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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面接で時事問題を答えるときの注意点

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就活生

先日、時事問題について聞かれたときの回答がついつい長くなっちゃったんですよね……。

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時事問題については、限られた時間の中でニュースの背景と自分の意見を両方述べなければいけないので、けっこう苦手な人も多いみたいですよ。

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就活生

あと、いろんなニュースがある中でどんな話題がいいのかなとかも迷いました。

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キャリアアドバイザー

なるほど。では時事問題を回答する際のについての注意点についても、触れておきましょうか。

実は面接では時事問題だからといって、好きなニュースを選んでいいわけではありません。ここでは時事問題についての回答を考える際の注意点について解説しますね。

ニュースの内容は簡潔に述べる

ニュースはトピックスを絞って述べるようにしましょう。あれもこれもと話題を入れ込むと話が複雑でまとまりにくくなります。 特に導入では「私が最近に気になっているニュースは〇〇です」というように、結論を述べましょう。これから何について話すのかが明確になることで、その先の話が理解しやすくなります。

次にニュースの内容は要約して話します。具体的なまとめ方は後ろでお伝えしますが、はじめての相手が聞いても一度で理解できるように不要な情報はできるだけカットしましょう。

政治・宗教問題などセンシティブな話題は避ける

初対面の面接という場で政治・宗教問題などセンシティブな話題は避けましょう。政治や宗教に関する内容は、人によってスタンスや受け取り方が異なるため、場合によってはとてもセンシティブな部分に触れてしまうことがあります。

社会人になってからも、こうした話題は同僚や上司はもちろん、取引先との雑談としてふさわしくない場合があります。たとえば、気軽に特定の政党を批判してしまうと、面接官がその政党を支持していた場合、どうしても印象が悪くなってしまいますよね

短時間では中途半端な意見しか言えないために誤解を招いたり、場合によっては相手を傷つけたり怒らせたりしてしまう可能性もあることを心に留めておきましょう。

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簡単4ステップ! 時事問題への効果的な回答の作り方

時事問題への効果的な回答方法の作り方

短い時間の中でも、できるだけ自分の考えやなぜそう思うのかといった人柄をしっかり伝えるには、ただニュースを要約して話すだけでは不十分です。どのように回答するのがより効果的なのか、ここで押さえておきましょう。

①ニュースの概要をまとめる

ニュースの概要は、これから話すことについて共通認識をもつための確認作業です。あくまで本題はニュースに対するあなたの見解なので、ここで時間を取ってしまうと話し手にとっても聞き手にとっても時間と労力の無駄になります。

余計な情報量を増やさないよう簡潔に述べるために、5W1Hを取り入れましょう。また、日頃から見聞きしたニュースを自分の中でまとめる練習をしておくことをおすすめします。

実際に話すときには、落ち着いて、切れの良いところで一呼吸置くようにします。焦って話すと、聞き取りづらくなったりまとまりがなくなったりしやすくなります。

ニュースの概要を述べるときの5W1H
  • いつ(When)
  • どこで(Where)
  • 誰が(Who)
  • 何を(What)
  • なぜ(Why)
  • どうやって(How)

➁そのニュースに興味を持った理由を述べる

なぜ、自分がそのニュースに興味を持ったのかをできるだけ身近なエピソードを交えて話すようにしましょう。

たとえば、介護やユニバーサルデザインに関する話題であれば、自身の祖父母が入院をしたときのエピソードや、障害者施設にボランティアに行ったときなどの体験を交えると、より話に説得力が生まれます。

興味を持った理由も人となりが面接官に伝わるポイントとなりますので、丁寧に伝えたいところですね

③社会や業界に対する影響を考察する

面接官は、就活生がニュースを社会や業界と結びづけて考えられているかということも見ています。

時事問題が志望先の業界にとってどのような影響があるかを回答に加えることで、業界について興味を持ち、研究していることをアピールできます。また、業界のことだけでなく、社会全体について興味をもつ視野の広さも重要です。

ニュースを単体の事象として見るのではなく、その事象がどのように私たちの暮らしに関係し、各業界に影響するのかを関連づける練習をしておきましょう。

時事問題に対する社会の反応

時事問題に回答するときには、そのニュースに対する世論についても理解しているとアピールできるといいでしょう。社会人になってからも、消費者のニーズを汲み取る能力が求められるためです

ただ、社会の反応といっても、ネットの声やニュース番組のコメンテーターの論調は偏っている場合があることを念頭においておく必要があります。ひとつのメディアだけを信頼するのは避け、複数のメディアの声やアンケート結果、周囲の人々の声など、さまざまな角度から社会の反応を見ていくことが大切です。

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特に重要な話題に対しては、社会の声を裏付けるものとして、政府や行政、シンクタンクなどの客観性があるデータもチェックしておくといいでしょう。たとえばテレビやネットでは「〇〇業界は不況だ」との声が上がっていても、客観的データは「過去と比較した場合利益が上がっている」と示している場合があります。

社会に起こり得る変化

大きなニュースや社会の流れについては、できればある程度、将来的に起こりそうな点についても時事問題と絡めながら話せるとベストです。「現状をキャッチアップしたうえで、きちんと未来を見越せている」という印象につながりますよ

社会の変化や流れを知るには、関連ニュースを集めてみるのもおすすめです。「なぜ今、そのニュースの出来事が起こったのか」ということを考えたり、連動したニュースまでチェックしたりしていると、物事のつながりや時代の流れが見えるようになり、未来が予想しやすくなります。

社会に紐づいた時事問題から考えられる変化の例
  • コロナ禍でサービス業が不況に⇒仕事のあり方が変わり、ITに対応した事業がより強化される
  • オンライン教育の普及⇒教育の質を高めるため新しい教育コンテンツのニーズが高まる
  • 単身者世帯の増加⇒ファミリーを主要ターゲットとしないファミレスなどサービスの見直しや変革が求められる

業界に起こり得る変化

ビジネスパーソンであれば、業界にマイナスの状況が予想されるときには会社の資産を守ることを考え、プラスの状況が予想されるときにはどうやって利益を出すかを考えて行動することが求められます。そのようなビジネスセンスがあるのかどうかも、面接官の判断材料のひとつとなります。

大きな社会問題の流れの中でも、さらに各業界に特化した内容はしっかりと押さえておきたいところです。具体的な数字の動きがある場合は、上下変動の理由なども考えてみましょう

業界に紐づいた時事問題から考えられる変化の例
  • 木材の値段が高騰⇒住宅メーカーにおける価格調整や素材の見直しが求められる
  • EC業界が好調⇒より多様でわかりやすいサービスが求められる
  • ネット証券が好調⇒より多くの証券会社がネットに参入

④自分の考えや意見を述べる

客観的なニュースの内容やデータの理解だけでなく、面接では自分の考えや意見を盛り込みましょう。

考えを述べる際には自分の立場を明確にして話すと、考えが相手に伝わりやすくなります。たとえばコンビニなどのカード決済のニュースについて話す際、消費者の目線なのか、アルバイトしたときのサービス提供者としての目線なのかがはっきりしていると、面接官も混乱せずに話を聞くことができるでしょう。

自分の経験を振り返りながら、ニュースの内容を今一度見つめ直しましょう。

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キャリアアドバイザー

自分の考えに自信がないと、ニュース番組のキャスターや大手新聞の記事などの意見をそのまま話してしまう学生もいるかもしれませんね。しかし、同じ番組や新聞を面接官も見ていた場合、他人の意見の受け売りであることがバレて、印象を下げてしまう可能性があるので注意しましょう。

時事問題対策におすすめのサイト

就活中は何かと忙しく、家で新聞やテレビをゆっくりと見る時間がないという人もいるでしょう。その点、複数のメディアのニュースを集めたWeb上のニュースサイトであれば、移動の電車の中や休憩時間に気軽に読むことができます。

自分が気になる話題についてジャンルを登録しておけば、効率良く情報を手に入れることができます。ビジネスパーソンや就活生にとって気になる話題をオリジナルコンテンツとして紹介しているサイトもあるので、日頃からチェックしておきましょう。

NewsPicks

NewsPicksは2013年に創設された、ソーシャル型の掲載専門のネットニュース配信サイトです。ビジネスに役立つ経済ニュースをわかりやすく伝えているため、ビジネスパーソンはもちろん、これから社会に出る就活生にも人気です。

厳選した経済ニュースを配信しているため、国内外の重要な情報をまとめてチェックできます。基本的には無料で閲覧可能ですが、編集部オリジナルのコンテンツが読める有料購読オプションも用意されていますよ。気になるキーワードを登録してマイニュースを作成することもできるので、探す手間が省けて時間を有効に使うことができます

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キャリアアドバイザー

サイト内の有識者による客観的な分析も参考になるはずですよ。

Yahoo! ニュース

Yahoo! ニュースはポータルサイトの「Yahoo! JAPAN」が運営しているニュースサイトです。Yahoo! JAPANのトップページにニュースの項目が表示され、見たいニュースにアクセスすることができます。

大手新聞社やWeb専門ニュースサイトなど契約パートナーの媒体は数多くあり、最新のニュースがいち早く表示されます。ニュースは経済やスポーツ、国内などの項目に分かれているので、見たいニュースを手早く検索することが可能です。

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キャリアアドバイザー

手軽で便利な分、すでに利用している人も多いでしょう。ただし、コメント機能は偏った意見が多く集まっている場合もあるので、軽く参考にする程度に留めたほうが良いでしょう。

NHK 大学生とつくる就活応援ニュースゼミ

NHK 大学生とつくる就活応援ニュースゼミでは、NHKが運営するニュースサイトで、就活生が知っておきたいニュースを集めています。学生の質問にNHKの解説委員が答えるスタイルのページもあり、国内外で起きていることがわかりやすい作りになっています。

また、各界で活躍する先輩が就活を振り返る記事や、経営者が望む人材について語るコラム、インタビューページもあります。就活での自己PRの仕方を動画で解説したり、「人事担当者がこっそり教えるマストなニュースこの3本」などのコーナーもあり、就活生への手厚いバックアップも魅力です。

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キャリアアドバイザー

就活生がおさえておきたい時事問題を素早くチェックできますね。現時点での有効求人倍率など、今年の就職戦線に関するニュースもまとめて読むことができます。

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塚田 未樹プロフィール

ニュースの捉え方を変えて興味を持つことから始めよう

ニュースを習慣的にチェックするためには、まずは「ニュースに興味を持つこと」が大切です。興味があれば自主的にニュースを読むようになりますよね。

とはいえ、時事問題に興味のない学生に「興味を持ってください」と言っても持てないもの。そのため、まずはニュースに対する捉え方を変えましょう。ニュースは自分とは関係のない世界で起きているものではありません。自分の生活に直結するものです。

ニュースは自分や会社に影響することも。自分事に置き換えて考えよう

たとえば、ある法改正が施行されることになったら、これから自分が入社する会社の働き方や取引先の業績が大きく変わることもあります。取引先の業績が急激に下がることになったら、その取引先を担当している営業社員の前では「その法改正についての話題を振ることがタブー」になることもあります。時事問題は、会社の業績のみならず、社内での雑談にまで影響を及ぼします。

社会で起きていることは対岸の火事ではなく、自分の生活や会社の業績、社内での「あの人は空気を読んで話をするね」という評価に直結します。自分に影響を与えるニュースをチェックするようにしましょう。さらに、そのニュースに対してどう思うか、自分なりの意見を考えておくことまで習慣づけておくとなお良いですね。

時事問題に対する面接での回答例文

繰り返しにはなりますが時事問題に対する回答のポイントとしては「ニュースの内容を完結にまとめる」「理由と考えをしっかりと伝える」「社会や業界に与える影響についても盛り込む」ということが挙げられます。

もちろん、実際にはあなた自身の個性や業界、企業の特徴なども踏まえて回答する必要があります。以下を参考に、日々ニュースをチェックする中で回答を考えてみてください。

新型コロナウイルス感染症による働き方の変化について

2020年に始まった新型コロナウイルス感染症に関するテーマは面接でも話題になる可能性があります。ただし、ほかの就活生も話題にしている可能性が高いので、自分から持ち出すのは得策ではありません。あくまでも質問をされたら答えるというスタンスでかまいません。

もし面接官から新型コロナウイルス感染症に関する質問が出た場合には、医学的な内容や不確定な要素にはできるだけ触れないようにしながら、自分の経験を交えたオリジナリティのある回答をしたいところです

回答例

例文

私は新型コロナウイルス感染症による人々の暮らしの変化のなかでも、人々の働き方の変化に注視しています。私自身、大学の講義がオンラインに切り替わったり、父がテレワークをしたりするなど、コロナによって大きく生活が変わったと感じました。

コロナ禍が始まった2020年には、テレワーカーの割合が過去5年間で最高値を記録したというニュースを見ました。アフターコロナの世界でどの程度が通常業務に戻るかはわかりませんが、「働き方改革」の促進を考えても、今後テレワークという働き方が定着するのではないかと思っています。

一方テレワークによって、働く人のメンタル面のケア不足などが問題となっているようです。今後働き方改革を促進していくうえで、今一度考えなくてはいけない問題かと思います。

しかし私は、コワーキングスペースやリゾート地でのワ―ケーションなどの働く環境が生まれていることは、ビジネスチャンスにもなり得ると感じています。それぞれの人に合った環境によって、仕事がより楽しくクリエイティブになれば、世の中はもっと明るくなるのではないかと思いました。私も不動産業界において新たなテレワークに適した物件などの普及に携わりたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

ニュースのキーワードを盛り込み、きちんと情報を追っていることを示せていますね。まとめとしてコロナ禍においてもポジティブさが感じられる回答が好感を持てます。

回答例

例文

私はコロナ禍で影響を受けたインバウンド需要が回復できるかどうかについて気になっています。新型コロナウイルス感染症の影響で旅行業界は大きなダメージを受けたとも聞いています。

一方で、「コロナ収束後の観光旅行したい国」で日本は1位にランクされたという記事も読みました。私はもともと海外旅行が大好きなこともあり、その記事を読んだとき、世界が日本に対して興味を向けていることに感銘を受けました。日本を訪れたいと思う外国の方は依然多く、そのニーズをしっかりと取り込むことが、コロナ後の経済回復にとって重要な課題だと思います。

また、オンラインの海外旅行が人気を博しているというニュースは、私にとっては目から鱗でした。新しい国や土地を旅したいという気持ちは、これからもなくなることはないはずです。御社に入社後は今後の状況を見極めながら、日本への旅行を望む層に向けたアピールや、新たなサービスの提供を企画していけたらと考えています。

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記事を読んだときの感覚を織り交ぜながら、将来的な展望を語ることで、業界に対する志をアピールできています。

温暖化や環境問題について

環境問題は誰にとっても大きなかかわりのある問題であり、どんな業界も無関係ではいられないため、就活の面接時に出されやすいテーマのひとつです。ただし一口に環境問題といっても、地球温暖化、海洋汚染、ゴミ処理問題、大気汚染、森林破壊など、どのテーマから出てくるかは予想がつきにくいところです。

テーマが大きい分、自身の身近なエピソードを交えることで、考えに説得力や深みをもたせることができます。同時に、あなた自身が環境を大切にしている人だということも伝えられるでしょう。

環境問題のそれぞれの問題について、なんとなくわかったつもりになっていることも多いものです。この機会にしっかりと全体像を把握するとともに、環境省や住んでいる地域の自治体のサイトなどで、環境問題にかかわる身近な最新の話題についてチェックしておくこともおすすめします。

回答例

例文

地球温暖化が世界的な緊急の課題となっています。先日も政府がCO2の排出量を大幅に減らす目標を環境省や経済産業省の審議会に求めたというニュースを見ました。

私の家でも環境問題がよく話題にのぼります。そこで、家では断熱シートなどを利用してエアコンやストーブの温度設定を調節したり、水を流しっぱなしにしたりしないように注意しています。冷蔵庫の扉を開けっぱなしにしない、できるだけマイカーよりも公共交通を利用するなども、家族みんなで取り組むことで楽しさにつながり、今ではすっかり慣れて当たり前のことになりました。

そして、日常的にCO2の排出量を気にするようになったことで、街にいても「ここってこんなにエアコンを効かせる必要があるかな」「ここの照明はセンサー式にしたほうが、人がいないときに電気をつけっぱなしにしなくていいんじゃないかな」など、小さなことが気になるようになりました。

社会で働くようになってからも、小さいことから環境問題に取り組めるような社会人になりたいと思います。

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時事的な話題から、これからはどの業界にも必要になる、環境問題に対して敏感な感性をもつ人材であることをアピールしています。大きなテーマを話すより、身近に取り組んでいることを話すと説得力がありますね。

回答例

例文

環境問題に対処するため、国や自治体、企業単位でさまざまな対策がおこなわれているというニュースをよく目にします。そして私たちも日々の生活の中で、環境問題について取り組むべきだと考えています。

特にゴミの量については、年々減少傾向にはあるものの、20年後にはゴミ埋立地がいっぱいになるという試算もあるとのことです。本当に私たち一人ひとりが意識をもつことが大切だと考えさせられます。

一方で同じ環境問題でも、タバコのポイ捨てについては以前から罰則の話題も含めた啓もうがおこなわれ、ずいぶん減っているようです。私の住む地域ではポイ捨てゴミを拾うボランティアがあり、私も友人と参加しています。

人々の意識と行動を変えるには、継続的な働きかけが不可欠です。ゴミの問題についてはこれからも教育の現場や地域、メディアで根気よく伝え続けることが大切だと思っています。

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地域のボランティア活動に参加しているという行動力をアピールするとともに、「継続的な働きかけが必要である」という自分なりの意見も伝えています。

ボランティア経験の効果的な伝え方はこちらも参考にしてください。

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自己PRでボランティア経験を効果的に伝えるための4つのステップ

各業界で話題の出来事について

業界にかかわりの深いニュースがあると、面接時にたずねられることがあります。業界にかかわるニュースについては面接官をはじめ、相手企業の人たちの方が精通しているため、勘違いしたまま覚えていたり、知識がないにもかかわらず口先だけでごまかしたりするのは避けたいところです

あまり知ったかぶりをせず、まだまだ勉強中であるという謙虚な姿勢を見せることも大切です。

回答例

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面接官

当社では各国に駐在員を派遣していますが、ミャンマーのクーデターについてはどう思いますか?

例文

現地の治安について気になり、私も心を痛めています。治安部隊の発砲などもあり、できる限り暴力という手段に訴えずに、事態の収束が図られてほしいと考えています。

また、御社のような商社をはじめ多くの日系企業が現地に駐在員を配置しているということから、商社を志望する者として邦人の安全が守られてほしいと強く思いました。

そのためには、日常的な情報収集と、それをいかに共有するかということが重要だと考えます。それには、SNSや掲示板などもツールとして活かせるのではないかと感じています。また、有事のときの対応をいかに日頃から備えておくかにもかかっていると思います。

ミャンマーだけではなく世界中で情勢が大きく変わることがありますし、国内においても災害や感染症のまん延などによって、社会はさまざまに変化します。入社後は国内・国外問わず情勢について常に目を向け、危機管理を怠らないようにしたいと思っています。

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キャリアアドバイザー

国際的な問題について、一学生ができることはそうありません。状況を把握していることを伝えながら、情報の重要性や、SNSなどを活用した共有方法について意見を述べています。

回答例

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面接官

大手コンビニエンスストアチェーンFと、オンライン薬局のM社が共同で開発に取り組み、医療用医薬品や市販薬を24時間、店内のボックスで受け取れるようにするサービスの実験を始めたというニュースは、医薬品を扱う当社にとっても興味深いものでした。これについて、あなたはどう思いましたか?

例文

私自身もサークルやゼミ、アルバイトなどで帰りが遅くなるときがあり、コンビニで受け取れるサービスが広まればとても便利だと思います。就職してからだとなおさら欲しいサービスですね。

一方で、体に関することをすべてオンライン診療と薬のコンビニ受け取ることが習慣化してしまうと、自分では気づけない疾患を見過ごすのではないかという心配を持つ人も多いのではないでしょうか。また、法律を改正するかどうかの問題もあるかと思います。

対面の良さとオンラインの良さの両方をバランス良く生活に取り入れられるようになれるのが理想ですが、これからも注目していきたいところです。

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キャリアアドバイザー

1人の消費者としての素直な感想を述べつつ、問題になりそうな健康面や法律面についても認識していることを加えています。業界での実務経験がない中、具体的な見識までは持てなくても、その枠組みや理想形はイメージできていることをアピールしています。

NG回答例

時事問題でのNG回答の代表例が「著しく偏った意見を述べる」ことです。あまりにも偏っていると、一元的にしか物事を見られない人という印象を与えます

また、政治や宗教などに関する話題や、人が共感を得にくいような個人的な趣味やマニアックな話題も避けるべきです。

ここで具体的なNG回答例を紹介しますので、こうした回答に陥らないよう十分に注意しましょう。

極端で偏った意見を述べる

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面接官

男女共同参画社会についてどう思いますか?

例文

1986年に男女雇用機会均等法が施行され、あらゆる職場において男女の雇用均等が進められましたが、まだ十分とはいえません。国会議員においても、女性議員の数は3割に満たないと知りました。また、企業においても女性管理職の割合が5割を切っているところが多くあります。御社についても、男性管理職が多いと聞いています。

また、いまだにセクシャルハラスメントやマタニティーハラスメントもあり、女性が働きにくい環境だといえます。それは歴史的に男尊女卑という考えが日本にはあったうえ、男性は視野がとても狭いことからきていると考えられます。

多くの人が働きやすい環境を作るために、少なくとも速やかに各社とも女性管理職の割合を5割以上に引き上げるべきだと思います。

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キャリアアドバイザー

「男性は視野がとても狭い」という表現は、逆に男性差別といえる極端な意見です。また、企業がどんな努力をしているかも知らないまま「速やかに女性管理職の割合を5割以上に引き上げるべき」と批判しており、本当に入社を希望しているのか疑問に感じられてしまいます。

批判意見を感情的に述べる

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面接官

選挙の投票率が低い問題についてどう思いますか?

例文

先日、私の住んでいる〇〇市では市議選がおこなわれ、その際に投票率が非常に低く、さらには20歳代の投票率が低かったことに対して大きな憤りを感じました。

〇〇市では市議の多くはA党であるため、反対派の意見は通らず、ほぼA党の独裁となっています。私はB党を支持していますが、若者の多くはB党支持派なはずです。しかし、その若者が投票をしないようでは、いつまでも市政は変わりません。

国政においても私はB党を支持していますが、やはりそこではB党は少数であり、同じ状況となっています。

現在、政治は高齢者のことばかりを見ていますが、それは間違った政策です。未来を作るのは若者であり、高齢者へのサービスに対して多くの予算を割くのはやめるべきです。今後、若者がどんどん投票をおこなうことで、日本はより良い国になると思います。

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キャリアアドバイザー

政治についてどんな思想をもつかは個人の自由です。しかし、それだけが正しいと考え、人にも強要するのはNGです。同じトピックスを使うのであれば、投票するべき理由をより公平な視点から伝えられるようにしましょう。

そのほか、面接で使ってはいけないNGワードもこちらの記事で確認しておきましょう。

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キャリアアドバイザーコメント

大月 亮輝プロフィール

ニュースはプラスの要素を探しながら見よう

面接で時事問題に対するNG回答をしないために、普段から「そのニュースがもたらす社会にとってのプラスの影響」「自分にできること」を意識しながら見るようにしましょう。

ニュースに対する考えについて賛成か反対かなど選択肢を提示されたときは、どちらかのデメリットを根拠にして自分の意見を伝えることもありますよね。デメリットやマイナス面だけを伝えると、NG回答につながる可能性が高まります。物事を否定的に考える・偏った見方をしがちな人材とも捉えられかねません。

メリットとデメリット、どちらにも触れられると視野が広い印象に

どちらかに偏らず、メリットも伝えることで、幅の広い考え方をもっていることがアピールできますし、ポジティブな人柄や企画力もありそうな素質を伝えることができます。また自分にできることを話すことで、行動力もアピールしやすいでしょう。

ニュースのプラスの側面を探すようにすると「安易な批判」などのNG回答がしにくくなります。ポジティブで前向きな捉え方に変換できないかという視点をもってニュースを見ましょう。

ニュース記事に関するテーマについては、最後にこちらの記事でも理解を深めておきましょう。

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時事問題を自分事として捉えて面接で好印象を残そう

面接で時事問題について聞かれるとき、面接官は就活生の人柄や好奇心、最新情報をキャッチする力、コミュニケーション能力などを見ようとしています。各対策ももちろん重要ですが、大前提として常に時事問題を他人事ではなく自分事として考える習慣をつけるということも忘れてはいけません。

ぜひこの記事を参考に、日頃から当事者意識を持ってニュースに触れる練習をしてみてくださいね。

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記事の監修責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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