1時間の面接は深掘り対応が重要! 絶対にやるべき5つの準備

この記事のアドバイザー

  • 上原 正嵩

    大学では、カンボジアなど途上国の学力水準を向上させる学生団体を大学内で設立・運営。副代表を… 続きを読む

  • 長尾 美慧

    大学卒業後、アミューズメント業界に就職。年間売上高2億円を超える2店舗兼任し、店舗立ち上げ… 続きを読む

  • 吉田 実遊

    大学時代はイベントなどを運営する学生団体の代表を務めた。マインドチェンジと工夫で誰でも活躍… 続きを読む

コラムの目次

  1. 1時間の面接では質問への深掘り対応がカギ
  2. そもそも面接時間が1時間は長い?
  3. 時間による面接の評価ポイントの違い
  4. 30分:質問に対する受け答えや第一印象がメイン
  5. 1時間:人柄やスキルまで深く見極める
  6. 面接時間が1時間になるのはどんな時? ケースごとに時間を解説
  7. 一次面接:30分程度
  8. 二次面接:30分~1時間
  9. 最終面接:企業の意図によって変動する
  10. 選考フローが極端に短い企業:1時間程度
  11. 中小企業:1時間程度
  12. 1時間の面接の流れを押さえよう
  13. 5分:自己紹介やアイスブレイク
  14. 45分:面接官からの質問
  15. 10分:逆質問
  16. 深掘り対応のためにやるべき5つの準備
  17. 回答に対する質問も考える
  18. 雑談への対応もする
  19. アピール内容を5W1Hで考える
  20. 企業への理解を深めておく
  21. 過去だけでなくビジョンへの回答も考える
  22. 深掘り必須! 面接で頻出の質問と予想される深掘り例
  23. ①自己紹介をお願いします
  24. ②志望動機を教えてください
  25. ③学生時代に頑張ったことは何ですか?
  26. ④自己PRをお願いします。
  27. 逆質問はマストで用意しておこう
  28. 採用担当への逆質問
  29. 現場社員への逆質問
  30. 役員への逆質問
  31. 1時間だからこそ注意したいポイント
  32. 姿勢や態度は一貫して意識
  33. 回答に矛盾が生じないよう注意
  34. 「面接1時間もかかった=合格」とは限らない! 長くなる理由を解説
  35. 応募者に興味がある
  36. 企業からの囲い込み
  37. 学生の話し方が下手
  38. 合否の決め手に欠ける
  39. そもそも予定時間が決まっている
  40. 面接官が1時間かけて何が知りたいかを考えて臨もう

1時間の面接では質問への深掘り対応がカギ

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

「次の面接、所要時間が1時間らしいのですがどんなことを聞かれるんでしょう」
「面接1時間って長くないですか?」

このような相談を受けることがあります。面接時間が1時間と聞くと、少し長いような気もしますよね。ただ、1時間もの時間を面接にかけるということは、その分面接官はあなたについて深く知ろうとしていると言えるでしょう。

そのため、30分程度の面接に比べて、一つの質問への深掘りを重ねてくると予想できます。つまり、1時間の面接を突破するカギは深掘りへの対応です。

この記事では、1時間の中でどんな質問が来てどんな深掘りをされるか、予想される例をいくつか紹介します。また、深掘りに対応するための準備についても併せてお伝えしますね。これから1時間の面接を控えている人はぜひ対策に役立ててください。

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そもそも面接時間が1時間は長い?

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就活生

今まで30分くらいの面接が多かったので、1時間って長いように感じます。

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キャリアアドバイザー

そうですね、でも1時間の面接は特別長いというわけではありませんよ。

面接時間が1時間もあると聞くと、長いイメージを抱く学生もいるでしょう。しかし、一般的に面接時間は30分~1時間とされています。

学生のスキルだけでなく、人柄やバックグラウンドなどを理解するためには、およそ1時間あれば良いと考えている企業が多いということ。1時間は長いと不安に感じずに、一般的な面接だという気持ちで臨めると良いでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

吉田 実遊プロフィール

自分に置き換えて考えてみよう! 1時間は特段長いわけではないとわかるはず

もしこの段階で「1時間は長い」と感じる場合は、洋服の試着や高価な買い物をするときに吟味に長時間費やした経験を思い出してみてください。本当にこれでいいのかどうか、意思決定をするためには何分あれば、そしてどのような情報があれば十分だったでしょうか。

採用活動をしている企業も同様の気持ちです。後述してありますが、特に採用人数が少ない会社であればあるほど、学生1人ひとりにかける面接時間が長くなる傾向があります。もしも替えがいないたった1人の新入社員が早期退職をしてしまったら、これまでかけてきたコストや今後その新入社員が貢献するであろう会社の経営に大きな影響を与えてしまうからです。

1時間は「確信を持つための時間」。特別長くも、良い・悪いわけでもない

面接をしている企業にとっては、「この人で大丈夫だ」と確信を持つための1時間は案外あっという間に過ぎてしまいます。面接にかける1時間は特段長いというわけではないことを押さえておきましょう。しかしもちろん、1時間取るから良い・悪いということではありません。企業によって特徴があることを念頭に置いて面接に臨んでくださいね。

時間による面接の評価ポイントの違い

時間による面接の評価ポイントの違い

面接時間は企業や段階によって30分や1時間とさまざま。時間が限られているということは、その中でできる質問にも限りがありますよね。

質問が違えば、その面接の中で知りたいことも違います。まずは30分と1時間、それぞれの面接で企業が評価しているポイントの違いを把握しておきましょう。

30分:質問に対する受け答えや第一印象がメイン

30分の面接では志望動機や自己PRなど、面接で頻出の質問を一通り投げかけられることが多いでしょう。まずはそれらの質問に対してしっかりとした回答を述べられているかが評価ポイントです。

加えて、話をするときの態度や話し方、細かなマナーも見られています。30分では時間の関係上、人柄や思考性について深く理解することは難しいと言えます。その分第一印象やその人が持つ雰囲気、最低限のマナーなどが注視されやすいのです

30分の面接についてはこちらの記事で詳しく解説しています。1時間との違いをより理解するために、一度目を通しておくと良いでしょう。

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1時間:人柄やスキルまで深く見極める

30分の面接では、聞いておくべき質問を一通りされても、そこからさらに「なぜ?」「どのように?」などと深掘りを重ねていく時間はないでしょう。

1時間の面接では倍の時間をかけて学生に質問を重ね、人柄や持っているスキル、そしてそれをどこで活かせそうかなど、学生について深く理解しようとします

キャリアアドバイザーコメント

吉田 実遊プロフィール

30分の面接はあくまで第一印象や実際の雰囲気、基礎的なマナーを重視

もちろん、応募者が多くてやむを得ず30分の面接にしている企業もあるでしょう。しかし、30分面接を指定する企業は、一般的には記載した通り第一印象を重視しています。30分という短時間の中で基本的な態度や言葉遣いにおけるマナー違反がないかどうかを見極めるほか、書類からは読み取れない雰囲気を感じ取り、社風とのマッチ度を図っています。

1時間では、企業が感じた印象と学生本来の姿との認識のすり合わせがある

時間が限られているため30分面接は企業が感じた印象は企業内で留まり判断がおこなわれてしまいがちです。しかし1時間面接の場合には、その印象が正しいのかどうかをすり合わせていく時間があります。

たとえば企業が学生に対して「少し慎重なところがあるかもしれない」と感じたら、そう感じたエピソードを深めて聞いてみる、などです。その結果、「慎重だと思ったけれども実は非常に大胆な一面がある。うちの〇〇部に合いそうだ」というように企業が認識を改めて評価につなげていく可能性もあるでしょう。

何事にも正解はありませんが、1時間の面接のほうがより多方面から個性を見出して評価をしています。つまり、学生にとっては軸を持ちながらもいろいろな引き出しを出せるかどうかが大切ともいえるでしょう。

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面接時間が1時間になるのはどんな時? ケースごとに時間を解説

面接時間が1時間は一般的だとはいっても、1時間になるケースにはある程度傾向があります。面接時間はどんなときに1時間になりやすいのか、そのケースを確認していきましょう。

一次面接:30分程度

一次面接は、選考フェーズの中でもっとも候補者が多い面接です。学生が多ければ、その分面接に足切り要素が強かったり、選考スケジュールを集中させることが多いです。そのため、一人一人の面接に時間をかけることが難しく、一次面接は30分程度になる傾向があります。

一次面接そのものの解説や突破のコツについてはこちらの記事で解説しています。

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二次面接:30分~1時間

一口に二次面接と言っても、企業によってその位置づけはさまざま。たとえば一次と最終の中間に位置する面接では、学生の持つスキルや人柄を理解する要素が強くなります。

そのため、学生のことをしっかり理解しようとすると、その分質問も深掘りが多くなるので面接は1時間程度になることが多いです。

一方選考フェーズが五次、六次などと長い場合の二次面接は、比較的一次面接の補完としての要素が強くなりがち。一次面接と同じような位置づけになるので、面接時間が30分程度になることもありますね。

二次面接についてはこちらの記事が詳しいです。理解を深めたい人はぜひ読んでみましょう。

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最終面接:企業の意図によって変動する

最終面接は企業の意図によってその位置づけが変わります。入社の意思確認のための面接であれば、30分ないし15分程度で終了することもあるでしょう。しかし、内定を出すか否か最終判断をする場であれば、学生をしっかり見極めるために1時間ほど時間をかけて面接をおこなうと考えられます

最終面接について詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてくださいね。

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選考フローが極端に短い企業:1時間程度

「書類選考⇒面接1回」「書類選考なし、面接2回」など選考フローが短いということは、学生を理解し採用するか決めるための機会が少ないということ。そのため、一回一回の面接にかける時間は長く、内容は濃くなります。

このような企業では選考フェーズにかかわらず面接時間は1時間程度になりがちです。

中小企業:1時間程度

中小企業は大手企業に比べて知名度が低く、また採用人数も少なめであることが多いです。そのため、応募者一人一人の人となりや意欲をしっかりと見定め、熟考したうえで判断を下します

そのため中小企業でも、面接時間は1時間程度になることが多いです。

1時間の面接の流れを押さえよう

面接時間の流れ

それでは、1時間の面接対策に向けて、まずは面接がどのような流れで進むのかを押さえましょう。今後控えている面接に向けて、イメージを少しでも膨らませられると良いですね。

5分:自己紹介やアイスブレイク

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面接官

まずは自己紹介をお願いします。

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就活生

就活大学文学部英米文学科の港太郎と申します。小学生からバスケットボールを始め、中学・高校では県の代表選手に選ばれたことがあります。部活引退後も、休日は同期とともにストリートバスケ大会に参加することが多いです。

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面接官

バスケが好きなんですね。私もBリーグが好きで、休日はよく観戦に行きます。Bリーグには興味ありませんか?

面接が始まると、まずは学生の情報確認がてら自己紹介を求められたり、自己紹介や履歴書の内容をもとに雑談が始まったりします。部活やアルバイトの経験、趣味について話が膨らむことで、緊張感もいくらかほぐれるのではないでしょうか

自己紹介を考える際はこちらの記事を参考にしてくださいね。

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45分:面接官からの質問

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面接官

~~~そうなんですね。ではどうしてうちの会社を志望したのですか?

アイスブレイクが終わると、いよいよ面接官からの質問に移ります。自己紹介やその後の逆質問の時間も踏まえると、およそ45分程が質問の時間と考えると良いですね。企業や状況によりますが、大体10個程度の質問が来ると考えておきましょう

雑談形式で質問されることもあれば、一問一答形式のこともあり、企業によってそれぞれ違います。ただし面接官が知りたいことは基本的に変わらないので、事前に頻出質問について回答を用意しておきましょう。

頻出質問はこちらの記事でまとめてあります。回答例も紹介しているので、ぜひ読んでおきましょう。

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10分:逆質問

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面接官

こちらからの質問は以上になりますが、港さんから聞いておきたいことはありますか?

面接では必ずと言っていいほど、終了間際に学生からの逆質問の時間が設けられます。逆質問は、自分の疑問を解消し理解を深めるための機会であるとともに、面接官に熱意や意欲を示すための絶好の機会でもあります。「特にありません」などとは答えずに、必ず質問をしてみましょう。

1時間の面接における逆質問の時間はおよそ10分。最低でも3個は質問ができると予想できるので、少し多めに5個は逆質問を用意しておくと安心ですね。

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キャリアアドバイザー

企業によっては、面接を通じて学生の企業理解を深めようという狙いから、逆質問の時間を15~20分程と少し長めに取る企業もありますよ。不安な人は、そのような場合に備えてもう少し逆質問を考えておけると良いでしょう。

逆質問を考える際はこちらの記事を参考にしてください。するべきではないNG質問についても紹介していますよ。

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深掘り対応のためにやるべき5つの準備

深掘り対応のためにやるべき5つの準備
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就活生

1時間の面接で問われることはわかりました。でも、そのためにどんなことをしておけば良いですか?

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キャリアアドバイザー

深掘りに対応できるよう、自分の解答をブラッシュアップする必要があります。やっておくべき準備を見てみましょう。

1時間の面接に臨む際は、深掘り対策がマストです。頻出の質問の回答に対し、「それはどうして?」などと深掘りされることが予測できます。それに備えてどういったことをやっておくべきなのか解説していきます。

回答に対する質問も考える

すべての質問について、一度の回答だけではなくその回答に対する質問がされるものと考えておきましょう。

「この回答だと、さらにどんな質問をされそうかな」と、回答から考えられる次の質問とその回答も予測しておきます。そうすれば、本番深掘りをされたとしても落ち着いて対応ができますよね。

回答に対する質問例
  • 志望動機を教えてください。
     ⇒同業他社よりどうしてうちなんですか?
     ⇒うちの魅力って何ですか?
  • 学生時代に頑張ったことは何ですか?
     ⇒どうしてそのアルバイトをしようと思ったんですか?
     ⇒その経験でのあなたの役割は何ですか?
     ⇒つらかったことは何ですか?
  • 自己PRをしてください。
     ⇒その強みはほかにどんなことに活かせそうですか?
     ⇒具体的に、志望する部署でどのように活かせそうですか?
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キャリアアドバイザー

自分だけでは思い浮かばないときは、周りの人に意見を聞いてみましょう。「この回答だとさらにどんなことが気になるかな?」などとたずねてみると良いですね。

質問ごとの深掘り例やそれに対する回答例については、記事の後半で解説しますね。

雑談への対応もする

1時間の面接は時間がたっぷりあるので、初めのアイスブレイクはもちろん途中で雑談が挟まれることもしばしば。面接官は雑談からもあなたの人柄を見ていますし、雑談のように気が緩む場面のほうが普段の姿を想像しやすいですよね。

雑談だからと言って油断するのではなく、相手の話に積極的に参加し、会話を弾ませることが重要です。面接官と雑談を交わすことによって、緊張感もほぐれ良い影響がもたらされることもありますよ。

またただの雑談だと思っても、面接官はそれまでのあなたの話を違った角度から確認している場合もあります。雑談もあなたへの深掘りだと思って、気を緩めず話に一貫性を持たせることも大切です。

雑談への対策
  • 時事問題や話題のニュースに目を通しておく
  • 趣味や特技、大学生活におけるトピックなどを準備する
  • 休日の過ごし方など、日常についても振り返っておく

アピール内容を5W1Hで考える

先ほど、回答に対してどんな質問が来るか事前に考えておこうとお話ししました。深掘った質問への回答を考える際は、もともとの回答を5W1Hの手法を使って深掘りしてみると良いですよ。

5W1H
  • いつ(When)
  • どこで(Where)
  • 誰が(Who)
  • 何を(What)
  • なぜ(Why)
  • どのように(How)

たとえば、「就活の軸は何か」という質問に対し「早くから裁量のある仕事ができること」と答えていたとします。これに対し5W1Hの手法を用いると、「なぜ」からは「そう感じた出来事やきっかけ」を、「いつ」からは「早くからの根拠」を考えておくことができます

1つの回答を5W1Hで分解して考えることで、深掘りにもきちんと対応することができますよ。

企業への理解を深めておく

深掘りと考えると、どうしても自分の過去の経験のブラッシュアップばかりを考えがちです。しかし、自分の話だけではなく企業についての鋭い質問が来ることも。

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就活生

私は御社の○○という事業に魅力を感じ、御社でその事業に携わりたいと思いました。

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面接官

うちにはこの事業をおこなうためにさまざまな部署がありますが、どのような角度でこの事業に携わりたいのですか?

このように、企業の内部情報がかかわる深掘りをされることもあるものです。深掘りをされたときに淀みなく答えられるよう、企業についても理解を深めておきましょう。

調べておくべき企業情報
  • 業務内容
  • 職務内容
  • IR情報
  • 業界での立ち位置
  • 同業他社との違い
  • 最新のニュース

過去だけでなくビジョンへの回答も考える

同じように、深掘りは自分の過去の経験だけではなくこれからの展望についてもされる可能性があります。自分の将来の目標やキャリアプランについても問われたときに答えられるようにしておきたいですね

回答の考え方は同じです。5W1Hの手法を使うと、自分がなぜそのような目標を持つのか、どのようにしてそのキャリアプランをかなえるのかなどが明確になりますよ。

例:部署のプロジェクトリーダーになる
  • いつ⇒2年目
  • なぜ⇒早い段階から裁量を持つことが仕事のモチベーションにつながるから
  • どのように⇒PDCAを回すことで、仕事のクオリティを上げ続ける

将来の目標を考える際はこちらの記事を参考にしてください。

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キャリアプランに関してはこちらの記事が詳しいです。ぜひ目を通しておきましょう。

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キャリアアドバイザーコメント

長尾 美慧プロフィール

企業に関する深掘りには、実際に行動したことをもとに話せるとベスト

自分のことを深堀りされた場合、対策をしていないと言葉に詰まってしまうことはあるかもしれません。そうはいっても答えは自分の中にあるのでなんとか捻りだして答えようと努められるでしょう。

一方で企業に関する質問、たとえば志望動機や入社後にやりたいことについて深堀りをされた場合、相手のことを知らなければ回答をすることができません。

ホームページ上の情報だけではなく、消費者向けメーカーであれば実際に商品を使う、不動産会社であれば建物に足を運んでみるなど、必ず自分で行動をしてください。そうしたエピソードを話すと「実際に行ってみてどうでしたか」などの質問を受けた際に話が弾むケースが多いです。

特に競合他社が多い場合には「なぜうちを志望しているのか」「ただ業界のイメージだけで決めていないか」など企業にとって気になるポイントは多数あります。その中で、自分が経験したことをもとに話を深めていくことができる学生は「本気度が高い」と評価をしてもらえる可能性が高まりますよ。

本番前に、面接偏差値を診断しておこう
39点以下は危険度MAX!

面接では注意すべきポイントが多くあります。自分の弱点を把握し適切に対策しておかなければ、面接を突破することはできません。

そこで活用したいのが、面接偏差値診断ツールの「面接力診断」です。
24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できます。

ツールでサクッと診断して、選考を突破しましょう。

深掘り必須! 面接で頻出の質問と予想される深掘り例

ここからは、実際に面接でよくされる質問と、1時間の面接で予想できる深掘り例について紹介していきます。自分の回答と照らし合わせながら深掘り対策を進めていきましょう。

①自己紹介をお願いします

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面接官

まずは自己紹介をお願いします。

初めの5分の自己紹介は、学生の印象を決める重要な場面です。それとともに、自己紹介からも深掘りをされることが考えられます。所要時間は5分ほどだとしても長すぎる自己紹介は控えたいところ。1分以内で簡潔にまとめるのが理想ですね。

こちらでは自己紹介を1分でするコツについて紹介しています。

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1分の自己紹介で面接官に伝えるべき3つの内容|OK・NG例文付き
例文

就活大学文学部英米文学科の港太郎と申します。小学生からバスケットボールを始め、中学・高校では県の代表選手に選ばれたことがあります。部活引退後も、休日は同期とともにストリートバスケ大会に参加することが多いです。

部活動では粘り強さが培われたのに加え仲間と同じ方向を向いて努力することの大切さを学びました。この学びとスキルを御社に活かしていきたいです。本日はよろしくお願いいたします。

深掘り例

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面接官

どうしてバスケを始めたのですか?

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就活生

親にすすめられたことがきっかけです。

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面接官

そうなんですね。大学までずっと続けてきた理由は何ですか?

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就活生

バスケそのものも非常に楽しかったですが、練習すればするだけ自分が成長していくのがわかるのが自分に合っていたからだと思っています。練習を重ねるたびにできる技が増えていくのがやりがいでした。

想定される深掘り例
  • バスケの魅力は何ですか?
  • 部活動以外にもアルバイトなどはされていましたか?
  • バスケを辞めたいと思ったことはありませんでしたか?

②志望動機を教えてください

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面接官

なぜ弊社を志望しているのですか?

志望動機はどの面接でも聞かれる質問の一つ。業界の知識についてや、「他社よりも自社が良いのか」という点で深掘りをされることが多いです。事前に業界はもちろん企業について理解を深めておくとともに、比較ができるよう同業他社についても同様に調べておけると良いですね。

刺さる志望動機の作り方はこちらの記事を確認してみてください。

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面接を突破する志望理由・志望動機の答え方|OK・NG例あり
例文

もともと、多くの人に新しい価値を提供したいという思いでIT業界を志望していました。その中でも御社を志望した理由は、個人の努力次第でさまざまな仕事に取り組むことができ、かつ営業として自分の頑張りが数字として見えることがやりがいにつながると考えたためです。

部活動の経験から、結果が目に見えることがやりがいであり、そのために結果を出すことにこだわり続けてきました。御社の風土や営業という職種が自身に合っているのに加え、いまだ進化を続けるIT業界であれば、私が掲げる新しい価値の提供もかなえられると考えています。

深掘り例

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面接官

今までにIT業界と携わったことはありますか?

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就活生

はい。大学の部活では、個人の技量や練習量などのデータをすべてあるシステムを使って管理していました。そのおかげで、ハードワークも防げたうえに効率の良い練習がおこなえ、チームの向上につながったことに感銘を覚えました。

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面接官

なるほど。IT業界にはたくさんの企業がありますが、その中でどうしてうちなのでしょう。

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面接官

個人の努力がしっかり結果に表れ、さまざまな仕事につながるという点に魅力を感じております。御社は、自分が今まで見てきた企業の中でもっともその傾向が強いと感じました。

かつ実際に座談会で社員の方々とお話しさせていただいたときに、皆さんの団結力が強く全員で同じ方向を向いて頑張れそうだと感じたのも理由の一つです。

想定される深掘り例
  • うちが第一志望ですか?
  • 同業他社と比べてうちの強みは何でしょうか。
  • 「新しい価値を提供したい」と考えたきっかけを教えてください。
  • 営業職はチームよりも個人で動くことが多いですが、モチベーションは保てますか?
  • 社員とはどのようなかかわり方をしていきたいですか?
  • 仲間と同じ方向を向いて頑張ることはあなたにとってどうして大切なのでしょうか?

③学生時代に頑張ったことは何ですか?

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面接官

学生時代に頑張ったことを教えてください。

学生時代に頑張ったことは、そのまま仕事への態度や向き合い方として捉えられるため、面接では必ずといっていいほどされる質問です。また仕事への向き合い方によって人柄もわかりやすいため深掘りもされがち。頑張れた理由や、それを始めたきっかけについて特に質問されやすいです

ガクチカを考えるときはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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「学生時代に最も打ち込んだこと」の伝え方ガイド|ない人の対処法
例文

学生時代にもっとも頑張ったのは部活動です。バスケ部に所属しており、大学では同期や先輩後輩、総勢50人と精力的に活動していました。私は中高と県の代表に選ばれた経験があったため、大学ではレギュラーの座を誰にも譲らないと決めていました。

しかし大学の部活もかなりレベルが高く、悠長にかまえている暇はなかったため、誰よりも練習することを心掛けていました。1年生時はひたすら量をこなすトレーニングをおこないましたが、思うようにスキルが伸びず悩むことがありました。

そのため、マネージャーや監督の知恵を借りて、量より質、自分の弱点をピンポイントで鍛える練習方法に変えたところ、自分のスキルがよりアップしたのを感じました。さらに何より私がここまでおごらずに頑張れたのは、志を同じくする仲間しかいなかったからこそだと感じています。

私はこの経験を通じて、何事も粘り強く努力することの大切さと、仲間と同じ方向を向いて頑張ることの大切さを学びました。

深掘り例

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面接官

自分のほうが経験もスキルも上なのに、思いあがらずに努力を重ねられたのはどうしてですか?

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就活生

周りもレベルが高く、また誰一人としてレギュラーになることとチームの勝利に対しての熱意がない人がいなかったからです。自分も悠長にかまえている暇はない、努力しなければと奮い立たされ、それが自分のモチベーションにつながりました。

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面接官

なるほど。では、周りの仲間がもしあなたの実力に参ってしまい努力をしないような環境であればどうでしたか?

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就活生

そういった環境であれば、自分もここまで頑張れてはいなかったかもしれません。だからこそ、同じ方向を向き同じ熱量で仕事に励める御社は自分に合っていると感じています。

想定される深掘り例
  • 学んだことをどのように活かせそうですか?
  • 具体的にどのような練習をしたのですか?
  • どうして他者へのアドバイスを求めたのですか?
  • 練習が合っていないと感じるきっかけは何でしたか?

④自己PRをお願いします。

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面接官

自己PRをお願いします。

自己PRでも深掘りをされることが多いです。企業としては、学生それぞれの強みはもちろん、それがどう自社に活かされるのかを知りたいところ。企業が求める人物像を理解したうえで、自分のアピールできる強みや将来像を詳細にイメージしましょう

効果的な自己PRを作る方法はこちらの記事で解説しています。併せて読んでおきましょう。

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就活で内定を掴む自己PRのテクニック|強み別の例文を13個を紹介
例文

私の強みは、目標に向かい粘り強く努力を重ねられることです。大学時代は、レギュラーの座を守り続けるという目標を1年生時から掲げていました。

2年生のとき、練習がうまく活かせておらず、停滞を感じている時期がありました。同期がめきめきと力をつけてきて、レギュラーの座が危うくなったときもあります。そこで、私は初めに立てた目標だけは絶対に通すために、練習方法を大きく変え、自分一人ではなく周囲の手も借りながら練習をおこなうようになりました。その結果、自分のスキルが向上し、レギュラーの座を守り抜くことができました。

このように、立てた目標に対して粘り強く取り組みその目標を達成できることが私の強みです。御社の営業職においてもノルマや目標にこだわり続け、売上に貢献していきます。

深掘り例

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面接官

その粘り強さは、自社でどのように活かせるでしょうか。

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就活生

まずは与えられたノルマや目標の達成を第一に考えます。目標の達成はそのまま御社の利益につながると思うからです。そのうえで、達成のために多角的に努力を重ねていきたいです。

想定される深掘り例
  • その粘り強さは部活いがにどんな場面で活かせましたか?
  • いつその強みを認識したのでしょうか?
  • 粘り強く取り組んでも結果が出なかった時はどうしますか?

逆質問はマストで用意しておこう

1時間の面接では、30分の面接と比べて逆質問の時間は長くなりやすいでしょう。そのため、質問内容を事前にしっかりと準備しておくことが大切です。

逆質問も評価対象である以上、ただ質問をすれば良いというわけではありません。ホームページ(HP)などでわかる質問をしては意欲のアピールも本末転倒ですし、面接官の役割上答えられない質問からは得られるものもありません。面接官の役割に応じて、どんな質問をするべきか解説しますね。

採用担当への逆質問

一次面接など、比較的早い選考フェーズでは人事などの採用担当が面接官になるケースが多いです。採用担当はその企業の窓口として、企業の魅力を多くの学生に伝えることが仕事の一つ。そのため、企業情報や社風などに関する質問をしてみると良いでしょう

しかし採用担当は、学生が入社後に働く部署の社員ではない場合がほとんど。就業後の仕事に関する質問をするのは控えたほうが良いでしょう。自分が実際に取り組む仕事ではないので、自分の将来像のイメージにつなげにくいです。

質問例
  • 御社の社風や従業員の雰囲気について教えてください。
  • 御社の企業理念に感銘を受けました。実際に働く中で理念を感じたエピソードはありますか?
  • 御社にはどのような部署があり、それぞれどのような役割を担っているのでしょうか。

現場社員への逆質問

現場社員は二次面接以降の面接を担当することが多いです。「一緒に働きたいか」という視点で学生を評価するので、それに合わせて「実際に働くことを想定した」質問をしてみると良いでしょう

経営に関することなどは現場社員に聞いてもわからないことが多いです。先輩や上司にあたることを考え、仕事にまつわる質問をしましょう。

質問例
  • 御社で活躍する社員にはどんな特徴がありますか?
  • もっともやりがいを感じるのはどんな時ですか?
  • 入社までに取っておくべき資格はありますか?

役員への逆質問

社長や幹部陣は採用における最終決定者です。ここで効果的な逆質問ができると強いアピールになりますね。ここでは、社長や幹部のキャリアに触れたり、会社経営についてや経営理念について聞いてみると良いでしょう。もし会社を創設した社長であれば、興味深い話が聞けるかもしれません。

会社のことに触れるといっても、HPや採用サイトからわかることを聞くのは避けましょう。ちょっと調べればわかる内容すら知らないと、志望意欲が低いと判断されてしまうかもしれません。

質問例
  • 経営ビジョンが○○である理由について教えてください。
  • 社長はこれまでどのようなキャリアを歩んできたのですか?
  • 今後会社を成長させるためにどのような策を考えられていますか?

社長や役員が面接官になることが多いのは最終面接です。最終面接ですると良い質問についてはこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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1時間だからこそ注意したいポイント

1時間だからこそ注意したいポイント

1時間の面接に慣れていなければ、面接の後半は疲れてしまい、注意力が散漫になってしまうことも考えられます。1時間の面接だからこそ気を付けるべきポイントがいくつかあるので紹介しますね。最後までここだけは押さえて集中力高く面接に臨みましょう。

姿勢や態度は一貫して意識

特に1時間に慣れていない場合、最初は集中していても、面接終盤になると集中力が持たないことも。また同じような内容の質問がされることもあるものです。疲労などが態度に出たり、適当に回答をしてしまわないよう、姿勢や態度は最後まで一貫して意識しましょう。

同じような質問を重ねられるのは、その分面接官があなたについてもっと知りたいと考えている証拠。どんな質問でも自分のことをアピールするという意欲を忘れずに、集中力高く面接に臨んでください

回答に矛盾が生じないよう注意

1時間の面接では、時間が長い分質問の数も多いでしょう。その場合、「初めは○○という軸を伝えていたのに、企業の魅力を▼▼と伝えてしまった」など、まれに回答に矛盾が起きてしまうことがあります。

回答への一貫性は非常に大切です。矛盾は志望意欲を疑われてしまう可能性がありますし、嘘をつく癖があるのかなと不審がられてしまうことも。質問に対する回答は一つ一つ確実に覚えておきましょう。集中力の低下も防げますよ。

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キャリアアドバイザー

事前に自己分析や企業研究を徹底しておけば、企業選びの基準や就活における軸などもきちんと固まるもの。さまざまな角度から質問をされても、矛盾ない回答ができますよ。

自己分析を徹底しておきたい人はこちらの記事を読んでみてください。

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「面接1時間もかかった=合格」とは限らない! 長くなる理由を解説

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就活生

この間の面接、1時間もかかったんです! こんな長かったのは初めてだから、もしかしたら合格ってことですかね!

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キャリアアドバイザー

面接時間が長い=合格とは限らないものです。どうして面接が1時間という長めの時間だったのか、考えられる理由を説明します。

今まで1時間も面接をしたことがなければ、面接時間を長く感じてしまうもの。かかる時間が長ければ、もしかしたら高い評価をしてくれているのかなと期待する学生もいることでしょう。

もちろん、面接の長さは合否にかかわっている可能性が高いですが、それが良い評価とは限りません。どうして面接時間が長くなるのか、その理由を知っておきましょう。

応募者に興味がある

質問をしていく中で、面接官がその学生に強い興味を持ったときは、面接時間が長くなる傾向があります。相手のことをもっと知りたいと思ったら、その分質問を重ねて理解を深めるものですよね

もちろんあなたに興味を持ったということは、好印象を持っていることが多いです。しかしその場合でも合格とは言い切れません。あくまでも時間ではなく受け答えの内容次第だということは押さえておきましょう。

企業からの囲い込み

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面接官

うちはこういう事業をやっていて、こういうことがやりがいに感じやすいです。社員はみんな仲が良くて働きやすい環境です。

面接官があなたに魅力を感じている場合、学生の志望度を上げようとして自社の魅力をアピールすることもあります。入社してほしいと思う気持ちが強いと、そのアピールにも熱が入り時間がかかってしまうこともあるものです

この場合は合格である可能性は高いと考えられるでしょう。ただし、合格が確約されているわけではありません。もしあなたの次に面接をした学生があなたよりも優秀であれば、相対的に落ちてしまうこともあります。合格を確信しすぎないようにしましょう。

学生の話し方が下手

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就活生

私は大学時代に~~という経験をして~~~、あのときはとてもつらかったのですがでもここでめげてはいられないと思い~~~私の強みである○○を活かして~~それでも結局良い結果は出なかったのですが非常に良い経験になったと思います。

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面接官

(強みをたずねたんだけど……結局何が強みなのかわからなかったな……。)

質問の数にかかわらず、学生の話が長かったり内容がまとまっていないと面接時間は長くなりがちです。話が長くなれば面接全体が長くなりますし、まとまっていなければ面接官が学生の話をうまく理解できずに、質問数が多くなったりして結果的に時間が長くなってしまいますよね

こういった場合は合否を定め切れません。コミュニケーション能力を重視する企業では不合格の可能性もありますし、うまく話せなくても、しっかりと熱意や魅力が伝えられれば合格ともなりえます。

合否の決め手に欠ける

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面接官

(う~ん……今一つ合否を決め切れないな。 もう少し質問を重ねてみよう。)

合否の決定打が見つからない場合も、面接時間は長くなりやすいです。特に選考フェーズが上がっていくほどその傾向は高くなります。面接では最終的に合否を出さなければなりませんから、合格にする明確な理由が必要だからです。

テンプレートのような回答だと、学生の魅力や人柄、熱意などが伝わりづらいため、判断材料が不足し合否を決め切れないことが多いです。またほかの学生との相対評価で合否を決める場合には、ほかに同じレベルの学生がいれば判断が難しくなりますね。

その結果、学生の人柄などを探ろうと質問数を増やしたりすることで、面接時間が長くなることがあります。つまり面接時間が長いということは、ボーダーラインにいる可能性も高いのです。

そもそも予定時間が決まっている

事前に学生には明かされていなかったものの、そもそも面接の時間を1時間と設けていたケースも考えられます。そのため、これまで30分程度の面接が多かった学生からすると、1時間の面接は余計に時間が長いと感じてしまうかもしれませんね

キャリアアドバイザーコメント

上原 正嵩プロフィール

説明が必要なエピソードを持っている人は面接時間が長くなりがち

意図せずに面接時間が長くなることもよく起こるもの。特に学生の話が長い場合には、企業が途中で話を中断をしにくいので自ずと長くなってしまうでしょう。

もちろん、「学生の話が長いこと」それ自体は必ずしもマイナスには働くとは限りません。たとえばマニアックな分野のゼミやサークルに入っていた場合にはその活動内容を具体的に説明をしたほうが伝わりやすいことも多いでしょう。面接官が納得できた場合には「説明が上手な人」という評価につながりますね。

時間の長さを合否の目安にしないことが大切

しかし、このような理由で面接時間が長くなった場合、企業が学生にしている質問数や内容自体は他の学生とあまり変わりません。そのことを認識せずに「企業は自分の話をよく聞いてくれたから好感触だ」と早合点することは危険です。

面接は言葉のキャッチボールが大切です。面接時間の長さで合否が決まるわけではありません。合否を検討する際は面接時間の長さで一喜一憂するのではなく、面接官の質問の意図を汲み取ったうえで誠実な対応ができていたかに着目するようにしましょう。

面接官が1時間かけて何が知りたいかを考えて臨もう

1時間の面接では、30分の面接とは面接官の知りたいことが違います。ただ1時間という時間を設けているわけではなく、1時間だからこそ知れることがあるのです。

1時間ではどのような質問がされるのか、何が知りたいのかをあらかじめ考えたうえで対策をするのが面接突破のカギです。存分に自分をアピールできるよう、万全の対策をして面接に臨みましょう。

【39点以下は危険度MAX!】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう!

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記事の監修責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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