目次
- 履歴書の誤字・脱字によって選考が不利になる場合もある
- 誤字が原因で100%落ちるわけではない
- 企業の評価にどこまで影響する? 履歴書の誤字・脱字が与える4つの影響
- ①ケアレスミスを起こしそうと思われる
- ②ギリギリに準備したと感じる
- ③志望度が低いと受け取られる
- ④同じレベルの就活生と比較されると落ちる理由になる
- 誤字が一文字だけでも書き直すのがベター
- 訂正印や修正テープ・消えるボールペンは使っていいの?
- 訂正印の使い方
- 提出後に誤字に気づいたときの2つの対処法
- ①一筆をそえて新しい履歴書を送付する
- ②書き直した書類を本選考に持参する
- 誤字・脱字をとくに気を付けたい業界・職種例
- ①事務職や経理職
- ②編集者・記者・ライター職
- ③金融・医療業界など
- すぐに実践できる! 履歴書の誤字・脱字を防止する方法
- ①誤字・脱字をしやすい項目を押さえる
- ②期日に余裕をもって作成する
- ③下書きをする
- ④さまざまな視点で何回も読む
- ⑤誤字・脱字チェッカーを使う
- ⑥書き終わったら音読をする
- ⑦日を改めて読み直す
- ⑧知人や親に確認してもらう
- 履歴書の誤字・脱字チェックは慎重におこなおう
履歴書の誤字・脱字によって選考が不利になる場合もある
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。履歴書を書き終えたあとに誤字を見つけてしまったとき、
「一文字のためにすべて書き直したくない」
「送付した後に気づいたけど、訂正の連絡をしたり正しい履歴書を送るべきなのかな」
などと心配し、相談に訪れる就活生は多くいます。一文字くらいの誤字・脱字なら、そのまま提出してしまおうと考える就活生は意外と多いのではないでしょうか。履歴書は、就活中に企業に提出するいちばん最初の書類なので、皆さんの第一印象を左右するとても大切な書類です。
誤字・脱字を見つけたら、必ず正しい内容に書き直して完璧に仕上げることをおすすめします。また、企業に提出したあとに履歴書の誤字に気付いた場合でも、履歴書を再提出するなど対処法があります。「もう修正できないし仕方がない」と諦める前に、一緒に履歴書の誤字・脱字への対処法について確認していきましょう。
【完全無料】
大学3年生(26卒)におすすめ!
応募書類作成時に役立つ厳選ツール
活用すれば短時間で応募書類が完成します!
①自己PR作成ツール
自己PRが思いつかない人は、AIツールを活用して自己PRを完成させよう
②志望動機作成ツール
5つの質問に答えるだけで、AIが志望動機を自動で作成します
【こちらも要チェック!】
応募書類のお手本は以下を参考にしよう!
①内定者ES100選
大手内定者のESが見放題!100種類の事例から受かるESの作り方がわかります
②履歴書完全マニュアル
履歴書の書き方がわからない人は、履歴書完全マニュアルを確認にしよう
誤字が原因で100%落ちるわけではない
まず、知っておいてもらいたいのは、履歴書の誤字・脱字があっても選考に100%落ちるわけでないということ。ただし、履歴書に誤字・脱字がある人は、その後の選考で不利になる可能性が少なからずあります。これは履歴書に限らず、エントリーシート(ES)の誤字・脱字についても同様です。
履歴書やESは、企業がいちばん最初に目にする書類で、皆さんの人となりや志望度などを確認する大切な書類ですよね。どんなに就活生の皆さんが優秀で素敵な人だとしても、履歴書に誤字・脱字が見つかるとマイナスの印象を持たれてしまう可能性があるのです。
また、履歴書やESを郵送する際にも注意すべきマナーがあります。こちらの記事では郵送時のマナーやおすすめの郵送方法について詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください。
関連記事
履歴書をレターパックで出す際の注意点とメリット・デメリット
履歴書をレターパックで出す際はマナーに気をつけましょう。今回は履歴書をレターパックで郵送する際に気をつけたいことや、手順をキャリアアドバイザーが紹介していきます。履歴書をレターパックで送る際のメリットデメリットもしっかり理解して、マナーに気をつけて送付するようにしましょう。
記事を読む
履歴書はエクセルを使っても、作成することができます。エクセルで履歴書を作るメリットについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事
履歴書はエクセルで作っても大丈夫?メリットや作り方を紹介
エクセルで作成した履歴書はきれいで便利ですので、応募先の特色を踏まえて使用し選考を突破しましょう。 この記事では、エクセルで履歴書を作成するメリット、作成・提出方法などをキャリアアドバイザーが解説します。 魅力的な履歴書を作りたい人は参考にしてくださいね。
記事を読む
企業の評価にどこまで影響する? 履歴書の誤字・脱字が与える4つの影響
就活生
アドバイザー
落ち着いてください。誤字脱字は、誰にでもありうるミスです。
就活生
でも、誤字は落とされる原因になりますよね?
アドバイザー
必ずしもそうとは限りませんよ。まずは企業にどのような印象が持たれ、影響があるのか整理しましょう。
履歴書に誤字・脱字があると、その後の就活にさまざまなマイナスの影響を与える可能性があります。履歴書の記入ミスがあると、どのような印象を持たれやすいのか、一緒に確認していきましょう。
①ケアレスミスを起こしそうと思われる
履歴書に誤字・脱字があると、「この就活生は注意力がなさそう」「集中力がない人だ」など、マイナスな印象を持たれやすくなります。また記入ミスがあまりにも多いと「仕事でも同じようにケアレスミスをしそう」と思われ、最悪の場合、これが原因で書類選考で不採用にするケースもあるでしょう。
履歴書に誤字・脱字があるだけで、皆さんの日ごろのおこないや入社後の姿にまで悪い印象を持たれるのは避けたいですよね。
②ギリギリに準備したと感じる
履歴書の提出日までに時間があったにもかかわらず、あまりに誤字・脱字がひどいと「この就活生は提出前ギリギリに慌てて準備したのだろう」と思われる場合もあります。「計画的にスケジュールを組んで準備していれば、修正できたのでは?」と判断する採用担当者もいるでしょう。
そうした印象を持った採用担当者は「計画的に仕事を進めるのが苦手そう」「時間管理ができない人かもしれない」と思うかもしれません。
③志望度が低いと受け取られる
文字を間違えたまま履歴書を提出することで「自社への志望度が低い」と判断されるケースもあります。志望度が高ければ、履歴書やESは時間をかけて丁寧に書き、しっかり見直してから提出すると考えるのが普通だからです。
たった1枚の書類ですが、誤字があるだけで志望度が低いと判断されるのはもったいないですよね。
④同じレベルの就活生と比較されると落ちる理由になる
これまで誤字・脱字がある就活生が持たれる可能性のある印象について考えてきましたが、結果として選考の合否にかかわりやすいケースを考えてみましょう。
書類選考の通過枠が1つしかない企業で、ほぼ同じくらいのレベルの就活生が同時にエントリーしたときを想像してみましょう。もし2人の就活生の自己PRや志望動機が同じくらい魅力的だったとしても、片方の履歴書に誤字・脱字があまりにも多かったら、ミスが多い就活生を落とす理由の一つになってしまいますよね。
記入ミスがあるだけで選考に100%落ちるとは言いませんが、ほかの就活生と比べられたときに「誤字・脱字があること」が不利になるのは間違いありません。また、大手や人気企業では応募が殺到するため、履歴書やESの記入ミスを、最初の選考の足切りとして使うことも多いのも事実です。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
採用担当者からすると上述したような印象を持たれてしまうのですが、総じて「自社で活躍できない」「志望度が低い」と判断されてしまうため書類選考における通過率が下がる傾向にあります。
採用においては「利益を生み出せるか(活躍できるか)」と「一緒に働きたいか(ミスマッチがないか)」を面接官は見極めています。その中で細かなミスや準備不足が目立つと業務における支障が出てしまうことや、会社に対する熱量が低いと判断されかねないため不合格になってしまう可能性が高くなってしまいます。誤字脱字について「まぁいいや」「気づかれないだろう」と軽く考えすぎないことが重要です。
履歴書の提出期限が迫っている人必見!
今すぐ「履歴書マニュアル」を参考にしてください
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。
履歴書を書く時間がない人にオススメ履歴書マニュアル!
履歴書を作成する際のポイント網羅!マニュアルに乗っ取って作成すれば選考を突破できる履歴書が完成します。
今すぐ履歴書マニュアルを確認する【無料】
・何を書けばいいか分からない人
・効率良く、履歴書を書きたい人
たった3分で自己PRが完成!スマホで簡単に作れるお役立ちツールです。
誤字が一文字だけでも書き直すのがベター
もちろん誤字脱字で、これまで説明してきたような印象を持たれるとは限りません。一方で、その可能性はゼロとも言い切れません。ですので、「履歴書の誤字・脱字を直せばいいですか」と相談を受けた場合、たった一文字だとしても、基本的には新しい用紙に全部書き直すことをおすすめしています。
一文字でも書き間違えてしまったら、いさぎよく新しい用紙を用意してきれいに書き直すよう心掛けましょう。
また案外忘れがちになるのが履歴書の日付欄。こちらも間違ってしまうと一つのミスとなってしまいます。以下の記事を読んで、日付も完璧にしておきましょう。
関連記事
履歴書の日付は自分の手元から離れる日|間違ったときの対処法も紹介
履歴書に書く日付はきちんとマナーを守って提出することが大切です。 この記事では履歴書の日付を書く際のポイント、間違った時の対処法などをキャリアアドバイザーが解説します。 日付のミスが評価にかかわる業界もあるので注意してくださいね!
記事を読む
訂正印や修正テープ・消えるボールペンは使っていいの?
基本的には一から書き直すのがベストとお伝えしましたが、「締め切りがギリギリ」「予備の履歴書がない」などやむをえない場合があるでしょう。そのような場合を想定し、修正方法を正しく理解することが大切です。
まず履歴書など公的な文書で間違いを修正するとき、修正テープ、修正液は使ってはいけません。最近では、こすれば消せる便利な消えるボールペンなども売られていますが、改ざん防止の観点から、消えるボールペンは使ってはいけないルールとなっています。
そのほかにも、間違えた部分の紙を無理やりはがして上書きしたり、誤字の箇所に上から紙を貼ってごまかそうとする人もたまにいますが、これらはすべてNGです。誤字・脱字を見つけたら、新しい用紙に1から書き直すのが基本を押さえておきましょう。
なお、どうしても修正したい場合は「訂正印」を使うようにしてください。
訂正印の使い方
訂正印とは、文書の間違った箇所にハンコを押すことで「この誤字を直したのは本人であり、ほかの人が改ざんしたものではありません」と証明するためのものです。履歴書だけではなく、公的な文書や、ビジネスシーンで交わす契約書などでもよく使用します。
訂正印を押す手順としては、まず最初に間違った文字のうえから二重線を引きます。このとき、定規などを使って二重線を並行でまっすぐに引くのがポイントです。
二重線を引いたら、二重線に重ねる形か、二重線の近くにハンコを押します。そして正しい文字は、間違えた文字のすぐうえに書くようにしましょう。
訂正印で使用するハンコはシャチハタ(インクがハンコの中に内蔵されていて朱肉がいらないもの)でも構いません。履歴書の狭い行間からはみでないように、小さめのサイズのものを用意することをおすすめします。
提出後に誤字に気づいたときの2つの対処法
提出前に間違えに気付いたときは新しい履歴書を作成すれば良いですが、万が一、企業に提出後に誤字に気付いた場合どうしたらいいのでしょうか。ここでは、企業に提出したあとでも間に合う、履歴書の修正方法について説明します。
①一筆をそえて新しい履歴書を送付する
提出した履歴書に誤字・脱字があったことに気が付いたら、できるだけ早く新しい履歴書を用意して書き直しましょう。正しい履歴書を用意できたら、メールまたは郵送で再提出をします。
採用サイトなどのシステムを経由して応募した場合、1回書類を提出すると2度目の提出ができないケースもあります。そのときは、直接会社に電話して履歴書を再提出したい旨を伝えてから対応方法を確認すると良いでしょう。
「お世話になっております。2月24日に〇〇経由で履歴書を提出した、〇〇大学の港太郎と申します。履歴書の件でご質問があるのですが、採用担当の方いらっしゃいますでしょうか。」
「はじめまして。先日、xxナビ経由で履歴書を提出した〇〇大学のポート太郎です。実は、先日提出した履歴書の学歴欄に~~の書き損じがあったため、書き直した履歴書を再提出したくご連絡しました。大変申し訳ありません。▲▲ナビだと再提出ができなかったので、郵送にて再提出してもよいでしょうか。」
メールの場合は以下を参考にしてください。
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
履歴書再提出のお知らせ/○○大学 港 太郎
▲▲株式会社 採用ご担当者様
お世話になっております。2月24日に■■ナビ経由で履歴書を提出した、〇〇大学のポート太郎と申します。先日提出した履歴書に誤字があったため、履歴書を再提出したくご連絡しました。
〇修正箇所
学歴欄~行目、「xxx」を「yyy」に修正
お手数おかけしますが、こちらのメールに添付した履歴書にて書類選考をしていただけますでしょうか。ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――
メールの件名に何を記載するべきかわからないという就活生は以下の記事を参考にしてくださいね。
関連記事
就活メールの件名はコツを掴めば実は簡単! 具体例を交えて徹底解説
就活メールの件名には、メールの内容を要約して書くようにしましょう! 今回は就活メールの件名で気をつけたい5つの注意点や、件名をつける際の4つのルールを紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、シチュエーション別で具体例も紹介するので、就活メールを作成する際の参考にしてみてくださいね。
記事を読む
②書き直した書類を本選考に持参する
履歴書を提出してから本選考で会社に訪問する日まで時間がないときは、正しく書いた履歴書を本選考に持参する方法もあります。履歴書を持参するときは、履歴書が曲がらないようにクリアファイルに挟み、個人情報が見えないよう封筒に入れて持っていくと印象が良いです。
会場について採用担当に会ったら、選考に入る前に履歴書を再提出したい旨を申し出るようにしてください。
キャリアアドバイザーコメント吉田 実遊プロフィールをみる
なにか急ぎの事態や直接のお伝えが必要な内容であればお電話を差し上げてもよいかと思いますが、基本はメールでのご連絡が無難だと思います。
理由としては2点。1点目は緊急度の低い用件に関しては企業も忙しいためお手すきの際に確認いただいたほうが良いということ、2点目は口頭だけの共有だとエビデンスがないので齟齬が発生しやすいということです。どうしても直接謝ったほうが良いミスなど重要度も緊急度も高い内容なのであれば、メールをお送りし、お電話にて「先程メールにて送らせていただいた内容に関してですが~」というようにお電話でもお話をする、などの対応が良いでしょう。
なお、このような事態をおこさないためにもギリギリに準備をしないことと作成時から時間をおいて見直すことを推奨します!
明日が履歴書の提出日でも大丈夫!
マニュアルを使えば短時間で履歴書が完成します
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。
履歴書を書く時間がない人にオススメ履歴書マニュアル!
履歴書を作成する際のポイント網羅!マニュアルに乗っ取って作成すれば選考を突破できる履歴書が完成します。
今すぐ履歴書マニュアルを確認する【無料】
・何を書けばいいか分からない人
・効率良く、履歴書を書きたい人
具体的なエピソードがなくても受かる自己PRが作れる!
誤字・脱字をとくに気を付けたい業界・職種例
就活生が受ける業界や職種によっては、履歴書やESなどの誤字・脱字に対して厳しい評価をされる恐れがあります。書き間違えにとくに気を付けたい業界や職種について、ピックアップしてみました。
①事務職や経理職
事務職や経理職など管理系職種(バックオフィス)は、履歴書のミスにマイナス評価をする可能性が高いです。事務・管理系職種は、日々細かい手続きや計算、事務処理が発生する職種です。そのため、仕事において正確性や慎重さを重視する傾向があります。
事務系職種を志望している方は、細心の注意をはらって履歴書などの作成をしましょう。
事務職についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事
事務の仕事内容とは? 選び方や向いている人の特徴を解説
事務職とは誰かの仕事をサポートする仕事 こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から 「事務の仕事に就きたいです」「事務の仕事って具体的には何をするのでしょうか」 という声を聞くことがあります。事務職は、オフィ […]
記事を読む
②編集者・記者・ライター職
編集者や記者、ライター職は「文字」を扱う仕事です。そのため、たった1文字の書き間違えであっても見逃さず、マイナス評価をくだすこともあるでしょう。
新卒採用で編集者やライター職での求人はそれほど多くありませんが、会社の中に編集や校正担当がいる出版社やニュースメディアの事業を行う会社などを志望するときも注意が必要です。
③金融・医療業界など
金融業界はさまざまな個人情報や機密情報を扱い、書面でのやり取りも多く発生する業界です。たった1つのミスで、情報漏えい事故や多額の損失を起こしかねないため、細かいところまで丁寧に確認するスキルが必要になります。
また医療や保育など、人の命にかかわるような業界・職種でも同様に、小さなミスや変化を見逃さない力が重要視されます。このように日々緊張感をもって仕事に臨むことが求められる業界を受けるときは、履歴書をしっかり読み直すよう習慣づけましょう。
履歴書に時間がかかっている人は、「履歴書マニュアル」を活用しよう
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。
履歴書を書く時間がない人にオススメ履歴書マニュアル!
履歴書を作成する際のポイント網羅!マニュアルに乗っ取って作成すれば選考を突破できる履歴書が完成します。
今すぐ履歴書マニュアルを確認する【無料】
・何を書けばいいか分からない人
・効率良く、履歴書を書きたい人
具体的なエピソードがなくても受かる自己PRが作れる!
すぐに実践できる! 履歴書の誤字・脱字を防止する方法
「ミスをして何度も書き直してしまった」「間違った履歴書を提出してしまったので、もう二度とミスをしたくない」。そんな人ははじめから誤字・脱字のない履歴書を作成するに越したことがありません。
ここでは履歴書の書き間違えをなくす方法の中でも、今すぐ取り入れやすいもノウハウを紹介します。ぜひ上から順に試してみましょう。
①誤字・脱字をしやすい項目を押さえる
まず履歴書を書きはじめる前に、履歴書で間違えやすい項目はどこか理解する必要があります。間違えやすい場所やつまずきやすい場所は基本的に一緒なので、意識的に間違えないようにすることでミスは随分減ります。
表記や書き方が難しい学歴欄と資格欄については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事
履歴書における学歴欄の書き方|入学・卒業年がわかる早見表つき
学歴欄など履歴書の基本情報はミスなく記載しよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。みなさんは履歴書やエントリーシート(ES)の基本情報の欄を正しく記入できていますか? 自己PRやガクチカの内容に力を入れてるのに […]
記事を読む
関連記事
履歴書の資格欄を正しく書くには|優先度や書くことがない人の記入例
履歴書の資格欄は、正しいマナーを押さえて記入することで効果的にアピールできますよ! この記事では履歴書の資格欄の基本マナー、記入する資格の種類や優先度などをキャリアアドバイザーが解説します。 体裁を整えて面接官が読みやすい履歴書を作成しましょう。
記事を読む
- 長文を書くとき①「てにをは」にも特に気を付ける
- 長文を書くとき②主語と述語にねじれがないか確認する
- 学歴欄の年度記入欄:西暦と元号を混ぜて書いてしまったり、入学や卒業した年度を数え間違いに注意
特に「御社」と「貴社」の違いなどは学生がミスをしやすいポイントでもあるので下の記事を読んで予め対策をしておきましょう。
関連記事
「御社」「貴社」の違いは就活でマストの知識|使い分けのポイント
「御社」と「貴社」の使い分けに必須の知識 こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 就活シーンでは「御社」と「貴社」の使い分けに悩む就活生は意外と多くいるのではないでしょうか。一見、何気なく使っている言葉であっても意 […]
記事を読む
②期日に余裕をもって作成する
履歴書を作成するときは、提出期限に余裕をもって作成するのが大切です。多くの企業にエントリーをして就活が忙しくなってくると、つい履歴書の提出期限の当日まで手つかずで慌てることもありますよね。
履歴書だけでなく、ESや面接準備も、期限のギリギリにおこなうのは絶対にNGです。改めて自身の就活スケジュールを見直して、無理に選考を詰めすぎないよう調整をしてみてください。
③下書きをする
履歴書の誤字・脱字をなくすために、必ず下書きをすることをおすすめします。鉛筆や消えるボールペンで弱めの筆圧で下書きをして、下書きを消しながら清書していきます。この方法は、履歴書の予備がなかったりコピーNGの用紙に記入するときに有効です。
また、履歴書の予備用紙があるときは、見本として履歴書を1枚作成する方法もあります。正しい見本の履歴書を見ながら慎重に書き写していけば失敗を防ぐことができますが、下書きの内容が間違っていては本末転倒なので注意してくださいね。
下書きの方法はこちらの記事で解説していますよ。
関連記事
履歴書は下書きすべき? 下書きをするメリットと失敗しないコツを紹介
履歴書を書く際は下書き必須です。今回は履歴書の下書きをするメリットや、下書きを失敗しないための5つのコツを紹介します。また、キャリアアドバイザー監修のもと、下書きから履歴書を書く方法を5ステップで紹介していきますので、履歴書作成の参考にしてみてください。
記事を読む
下書きをする際は、文字の大きさにも気を配るようにしてくださいね。
関連記事
読まれる履歴書は文字の大きさが重要! 手書き・PC別で徹底解説
履歴書を書く時には文字の大きさが大切です。今回は手書き、パソコン作成別に企業が読みやすいと感じる履歴書の文字の大きさをキャリアアドバイザーが紹介していきます。バランスの良い文字サイズの3つの条件も紹介しているので、履歴書作成の際の参考にしてみてくださいね。
記事を読む
④さまざまな視点で何回も読む
間違えやすい項目を頭に入れて下書きを作成したら、いよいよ履歴書の清書に進みます。清書が終わったら、様々な視点で何回も読み返してミスがないか確認をしましょう。
また、雑誌やWebメディアの編集者は次のようなテクニックも使います。
- 指でなぞりながら1文字ずつ読んで確認する
- 熟語、名詞など単語のかたまりごとに間違いがないか確認する
- 流し読みをする
- パソコンと紙の両方で読む
このように、ただ1度読み上げるだけではなくて、さまざまな角度から確認することでミスの見落としを減らすことができます。ぜひ参考にしてみてください。
⑤誤字・脱字チェッカーを使う
自分の目で記入ミスがないか確認するのもいいですが、誤字・脱字を見つけてくれる便利なツールを使うのもおすすめです。いちばん簡単な方法としては、書き終わった文章をWordやGoogleドキュメントなど文書作成ツールに貼り付けて、スペルや文法ミスを自動でチェックするやり方です。
ただし、誤字チェックのツールを使っても、100%誤字を見つけられるわけではないので、必ず自分の目で最終確認をするようにしてください。
⑥書き終わったら音読をする
文章を音読すれば、目と耳の両方から情報が入ってくるので記入ミスを見つけやすくなります。また声に出して読むことで、一文が長すぎではないか・句読点の位置は不自然ではないかなどの確認もできるのでおすすめです。
黙読だと文を読み飛ばしてしまうこともありますが、声に出して読めば、漏れなくチェックをすることができます。
⑦日を改めて読み直す
夜遅い時間や、疲れている状態で履歴書を確認しても誤字・脱字を見つけにくいものです。できれば日を改めて、頭がすっきりした状態で見返すようにしてみましょう。時間を空けたほうが間違いが見つけやすくなり、文章全体の違和感やリズムが悪い箇所なども見直しやすくなります。
⑧知人や親に確認してもらう
自分ひとりでひと通り確認を終えたら、知人やご両親に最終チェックをお願いしてみましょう。自分で書いた文章を何度も読んでいると、見慣れてしまい間違いを見つけづらくなってしまうこともあるためです。
第三者の目線で誤字・脱字がないか、文章に違和感がないかチェックをしてもらいながら、あわせて自己PRや志望動機などのアドバイスをもらうのもおすすめです。
第三者に内容をチェックしてもらう添削については、こちらの記事が参考になりますよ。
関連記事
自己PR添削を効果的にする5つの秘訣|セルフ添削の方法も解説
自己PRの添削を効果的にすることで、書類選考突破率が格段にアップします! 今回は自己PRの添削をすることで得られる4つのメリットや、添削を効果的にするための5つの秘訣をキャリアアドバイザーが紹介していきます。自己PRが完成したばかりの人や書類選考が通らず悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
記事を読む
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
誤字脱字チェックにおいては、特に「③下書きをする」「⑤誤字・脱字チェッカーを使う」この2つのポイントがより効果的です。前提、人間はミスをする生き物です。そのミスを防ぐためにはミスを防ぐための仕組み、ルールが必要です。
下書きであれば誤字だったとしても書き直せますが、下書きしないで清書しようとすると間違ったときに最初からやり直しになってしまいますので結局二度手間になります。まずは下書きをした上で清書するほうがミスなく記入できるはずです。
また、Wordなどにタイピングして打ち込むことで細かい接続語のミスなどをチェックしてくれるので自分では気づかないミスにも気づくことができるのが特徴です。
また、履歴書を封筒に入れる場合には封筒の書き方にも注意が必要です。応募書類の封筒の書き方について知りたい学生は以下も参考にしてくださいね。
関連記事
応募書類の正しい封筒の書き方を解説|イラスト付き正解例あり
正しい封筒の書き方をマスターして企業に丁寧さをアピールしよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「応募書類の封筒のサイズは? 色は?」「面接官に手渡す場合って封筒はどうするのかな」 エントリーシート(ES)や […]
記事を読む
履歴書の誤字・脱字チェックは慎重におこなおう
履歴書の誤字・脱字が原因で不採用になるとは限りませんが、ちょっとした記入ミスのせいで印象がマイナスになってしまう可能性もあります。
企業に履歴書の提出を求められたら、提出期限に余裕をもって準備をして、下書きや音読など様々な方法で念入りに確認をしましょう。万が一間違いを見つけたら、訂正印や再提出など、場面にあった対処をすれば選考に不利にはなりません。
訂正印の使い方などは、今後のビジネスシーンでも活かされる知識なので、ぜひこの機会に覚えるようにしてくださいね。
提出前確認を!履歴書の誤字脱字に気づいた時の対応方法
履歴書を見直していたら誤字に気づきました……。