目次
- 有意義なインターンにするには質問の事前準備が必要不可欠!
- カテゴリー別! インターンを有意義にする質問100選
- ①事業や仕事内容
- ②社風や社内の雰囲気
- ③仕事のやりがいや大変なこと
- ④活躍している社員の特徴や求められるスキル
- ⑤福利厚生や休日の過ごし方
- ⑥先輩社員のキャリア
- 社員のプライベートに関する質問には慎重になろう
- インターンの質問で好印象を残すには? 「良い質問」の3つの特徴
- 目的がはっきりしている質問
- 実際に働いている人だからこそ回答できる質問
- 調べた内容をもとに自分なりの仮説を立てた質問
- インターンで質問するまでの準備
- 質問すべきタイミングを心得ておく
- 事前に企業についてリサーチしておく
- インターンで積極的に質問をして学びを得よう
有意義なインターンにするには質問の事前準備が必要不可欠!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。
今やインターンシップは多くの学生が参加する就職活動の一つですよね。実際、マイナビキャリアリサーチLabの「2025年卒 大学生 広報活動開始前活動調査」によると、インターンに参加した学生の割合は85.7%という結果が出ています。
インターンは企業での就業体験ができるだけでなく、実際に働いている先輩社員から仕事内容やその企業の実情について聞くことができる絶好の機会です。ただし、インターンを有意義なものにするには、積極的に質問をして企業理解を深めていく必要がありますよ。
この記事では、インターンをより充実させる質問例や、好印象な質問をするための準備などについて解説していきます。これからインターンに参加しようと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
有意義なインターンにするには、目的意識を持つことも大切です。目的が定まっていない場合には、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
関連記事
インターンの目的とは|持つべき心構えや充実度アップのコツを解説
インターンは目的を明確にして参加することで、格段に有意義なものになります! この記事ではインターンの目的、確認しておきたいこと、充実度を上げるコツをキャリアアドバイザーが解説します。 貴重な機会を活かして今後の就活に良い影響を与えましょう。
記事を読む

インターンシップの質問に関しては動画でも解説中‼
【完全無料】
大学生におすすめ!
就活準備で使いたい診断ランキング
1位:適職診断
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
2位:業界&職種マッチ度診断
興味のある業界・職種とあなたの相性を診断しましょう
3位:自己分析ツール
あなたの基本的な性格から、就活で使える強み・弱みを診断します
4位:エントリーシート作成ツール
業界特有の質問にも対応! そのまま使えるESが作れます
5位:マナー力診断
あなたのマナーは大丈夫?診断を受けて自分の苦手分野を把握しよう
【併せて活用したい!】
選考前に必ず使ってほしい厳選ツール
①自己PR作成ツール
自己PRがまとまらない人は、ツールを活用して自己PRを完成させよう
②志望動機作成ツール
5つの質問に答えるだけで、受かる志望動機を自動で作成します
カテゴリー別! インターンを有意義にする質問100選
リクナビが2024年卒の学生を対象に実施したアンケート結果によると、インターンに参加した際に一番多くした質問は「事業や仕事内容」に関することでした。
その次に「活躍している社員」や「社風」に関する質問が多く、さらには仕事や企業のことだけでなく「福利厚生」や「休日の過ごし方」について質問したという学生も一定数います。
ここからは、現役社会人の先輩がインターンに参加した際に実際に聞いた質問内容を参考に、インターンを有意義にするための質問例をカテゴリー別に100個紹介します。これらを参考にしながら、実際に質問したいことを整理しておきましょう。
①事業や仕事内容
- 現在どのような事業をおこなっていますか
- 今後5〜10年で注力していく事業は何ですか
- 御社の強みと弱みは何ですか
- 御社におけるこれからの課題は何ですか
- 御社の顧客のターゲット層を教えてください
- 御社の取引先や顧客に対する姿勢について教えてください
- 顧客からのフィードバックはどのように活用していますか
- ○○事業部と○○事業部が合併した経緯について教えてください
- 業界の○○という傾向に対して、御社で具体的に取り組んでいることはありますか
- 1日のスケジュールや仕事の流れを教えてください
- 月間(年間)の大まかな業務の流れを教えてください
- 目標とそれに向けた取り組みについて教えてください
- 御社で成果を出すために必要なことは何ですか
- ○○さんが担当している業務は、企業にとってどのような役割をはたしていますか
- 業務を試行錯誤していくなかで、つまずいた経験はなんですか
- 御社の過去の業績を振り返るなかで○○という業務に興味を持ったのですが、入社1年目からチャレンジは可能でしょうか
- チームで動く取り組みと、個人で動く取り組みはどちらの割合のほうが多いでしょうか
事業や仕事内容に関する質問は、実際の業務をイメージするのに役立ちます。その企業の現状と方向性を把握するために、自社の強みや弱み、中長期的な視点で注力していく事業などを聞くのもおすすめです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!事業や仕事内容に関するおすすめの質問
企業への関心や成長意欲が強く感じられることがポイント
今回紹介した質問のなかでも特におすすめなのは、「今後5〜10年で注力していく事業は何ですか」と「御社の過去の業績を振り返るなかで○○という業務に興味を持ったのですが、入社1年目からチャレンジは可能でしょうか」という質問です。
1つ目の質問は、学生が長期的な視点で会社の将来性に関心を持っていることがわかり、「早期離職のリスクが低い」という印象につながります。また、「会社全体の成長に貢献したい」という意欲も感じられるのも良いですね。
2つ目の質問からは、事前にしっかりと企業研究をしていることが伝わります。また、具体的な業務内容について深く理解しようとしたうえで、そこに挑戦したいという成長意欲が感じられる点が好印象です。
②社風や社内の雰囲気
- 職場での社員同士の呼び方について教えてください
- 社員同士で交流する頻度はどのくらいですか
- 部署を超えた交流はありますか
- 社員の仲を深めるためのイベントはありますか
- 部署(企業)全体の飲み会が実施されることはありますか
- 社内の風通しを良くするために取り組んでいることはありますか
- 女性社員や外国人社員が働きやすい環境づくりのために、具体的に取り組んでいることはありますか
- 御社の社風は○○であると認識しているのですが、実際○○さんはどのように感じられますか
- 部署によって文化や風土に違いがありますか
- 上司とどのくらいコミュニケーションをとりますか
- 同期とは仲が良いですか
- 昼休みや休憩時間はどのように過ごされていますか
- 社風や社内の雰囲気に関して、入社前と後でギャップを感じたことはありますか
- 現状、私と年齢の近い社員の方にはどのような方がいますか
- プロジェクトの進行中にチーム内で対立があったときは、どのように対処していますか
- 若手でも意見しやすい環境ですか
- 意欲があれば未経験でも挑戦できる環境ですか
- ○○さんの部署ではどのような性格の人が活躍していますか
社風や社内の雰囲気に関する質問は、実際の職場環境や人間関係を把握するのに役立ちます。社風や社内の雰囲気は人によって好みが分かれるため正解はありませんが、自分に合っているかどうかを見極めたいのであれば、積極的に質問してみましょう。
社風の分析方法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
関連記事
社風を科学しよう! 自分に合った企業が見つかる分析方法を徹底解説
入社後に後悔しないためにも、社風の理解はとても大切です。今回の記事ではキャリアアドバイザーが、なぜ社風を理解することが大切かを解説した上で、社風を把握するための切り口や方法を紹介していきます。業界ごとの社風の傾向も紹介しているので、自分に合った企業探しの参考にしてみてください。
記事を読む

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!社風に関する質問をする際のポイント
ポジティブな意図を伝えて具体的なエピソードを聞くのがカギ
社風についてたずねる際、今回紹介したなかでも「社内の仲を深めるためのイベントなどはありますか」という質問は、特に良いと思います。
この質問は、ポジティブな意図を明確に伝えることでより良い印象につながりますよ。たとえば、「社内での連携を深め、将来的には『周囲から慕われるような存在になりたいと』考えており、そのためにも積極的に社内イベントに参加したいと考えている」といった内容です。
さらに、社風について質問するときは、具体的なエピソードを聞くことを意識しましょう。たとえば、「1年目の新入社員の方が主体となって推進したプロジェクト事例はありますか?」や、面接官に「〇〇様が1年目のときに、特に風通しの良さを感じたエピソードがあれば教えていただけますでしょうか?」といった形で質問することで、面接官もより具体的なイメージを持ちやすく回答しやすいですよ。
③仕事のやりがいや大変なこと
- 仕事をしていてやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか
- 「この仕事をしていて良かった」と思う瞬間について教えてください
- この企業で働いているからこそ味わえるやりがいは何ですか
- いちばん達成感を感じた出来事は何ですか
- 自分の成長を実感できるのはどんな瞬間ですか
- ○○の業界で働くことの魅力は何ですか
- またやりたいと思う仕事はありますか
- 働くうえで大切にしていることを教えてください
- これまでの仕事でいちばん大変だったことは何ですか
- 忙しい時期はどのように仕事を進めていますか
- ○○の職種ならではの大変なことは何ですか
- チームで動く(個人で動く)からこそ大変なことはありますか
- 人間関係で難しさを感じるのはどんな瞬間ですか
- 社会人と学生は違うなと感じる瞬間はどのような瞬間ですか
- 特にプレッシャーを感じるのはどのような場面ですか
- モチベーションを維持するのに必要なことは何ですか
- 困難を乗り越えるには何が大切ですか
仕事のやりがいや大変なことに関する質問は、その仕事のリアルな側面を知ることができ、自分に向いているかどうかの判断に役立ちます。
なお、この類の質問をする際にあわせて押さえておきたいのが、やりがいや大変さを感じた時期の確認です。達成感や苦労を味わった仕事をいつの年次で経験したかを知ることができれば、入社後のイメージをより具体的につかめるようになりますよ。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!仕事のやりがいや大変なことに関するおすすめの質問
企業の社風や仕事内容への理解を深めよう
仕事のやりがいや大変なことを聞く際に、今回解説した質問のなかで特におすすめなのは、「一番達成感を感じた出来事は何ですか」と「この仕事をしていて良かったと思う瞬間について教えてください」の2つの質問です。
1つ目の質問では、面接官の成功体験を聞くことで、学生自身が「一日も早く自分も成功体験を積みたい」という意欲を示すことができますよ。また、具体的な仕事内容の理解を深めるうえでも有効な質問です。
2つ目の質問からは、企業は「この学生は自身の成長だけでなく、周囲への配慮や貢献意欲も大切にしているのだな」という印象が持てます。さらに、学生側にとっても、その企業がどのような価値観を大切にしているか理解する貴重な機会となり、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながりますよ。
④活躍している社員の特徴や求められるスキル
- 御社で活躍している社員の特徴は何ですか
- ○○事業で活躍しているのはどのような社員ですか
- 新卒社員が御社で活躍するうえで大切な心構えは何ですか
- ○○さんが考える、「この業界で長く活躍するために必要なもの」は何ですか
- ○○さんから見て、「この人はすごい」と思えるのはどのような人ですか
- 成果だけでなくプロセスが評価されることもありますか
- 御社ではどのようなスキルが求められますか
- 入社までに身に付けておいたほうが良いスキルはありますか
- 若いうちに伸ばしておくべきスキルはありますか
- 現在取得を目指している資格・スキルはありますか
- 一緒に働きたいと感じる、理想の後輩像を教えてください
- 業務の作業効率を上げるための、仕事の取り組みや工夫について教えてください
- ○○の資格を保持しているのですが、この資格を活かした業務にはどのようなものがありますか
- 留学経験で培った英語力が御社で役に立つ機会はありますか
- 私の強みは○○であると考えているのですが、この強みを実務で活かせる場面はありますか
- チームで働くうえで、○○さんが大切にしていることは何ですか
活躍している社員の特徴や求められるスキルに関する質問は、その企業が重要視していることを把握するのに効果的です。
たとえば、「他部署とも連携をとって積極的に意見を言える人」が活躍しているのであれば、その企業では「連携力」や「折衝能力」が求められると推測できますよ。
⑤福利厚生や休日の過ごし方
- 御社ならではの福利厚生はありますか
- 他社よりも手厚いと思える福利厚生があれば教えてください
- 有給休暇の取得率はどのくらいですか
- 産休・育休の取得率と復帰率はどのくらいですか
- 書籍購入制度など、資格取得をサポートしてくれる制度はありますか
- 社宅制度は活用されていますか
- 地方への転勤時のサポート内容を教えてください
- 社内で部活動やサークル活動などはありますか
- 社内イベントの内容を教えてください
- 副業は認められていますか
- 社員割引や提携施設の割引などはありますか
- 休日はどのように過ごされていますか
- 休日に勤務が発生する頻度はどのくらいですか
- どの時期に長期休暇を取る社員が多いですか
- 仕事の勉強につながる休日の過ごし方はありますか
- 仕事とプライベートのバランスはどのように取っていますか
- 休日にも社員同士のプライベートな交流はありますか
福利厚生や休日の過ごし方に関する質問は、働きやすさや社員のライフスタイルを把握するのに役立ちます。一般的なことだけでなく、その企業ならではの制度や取り組みを聞くのもおすすめです。
福利厚生の種類や把握方法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
関連記事
福利厚生の充実度は企業選びの重要要素! 利点や把握方法まで解説
福利厚生の充実度も企業選びの軸になる こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。 「福利厚生って企業によって全然違うので、よくわからない」「福利厚生が充実している企業ってやっぱり良いんですか?」 という就活生の声をよく […]
記事を読む

⑥先輩社員のキャリア
- どのようなきっかけで今の仕事に興味を持ったのですか
- 今の企業に入社した決め手は何でしたか
- この業種(職種)を選んだ理由は何ですか
- 新たなチャレンジをする際の不安や恐怖はどのようにして乗り越えてきましたか
- 決断に迷ったときは誰に相談しますか
- キャリアの選択に迷ったときに参考にした言葉や考え方などはありますか
- ○○さんが入社したときのおもな配属先の候補や、その後のキャリアについて教えてください
- これからどのような仕事がしてみたいですか
- ○○さんが目指している今後のキャリアの方向性を教えてください
- 大変なことを乗り越えるためのモチベーションはなんですか
- 環境が変わったときはどのように適応していますか
- 新卒社員の頃にやっておいて良かったと思うことは何ですか
- 今の企業に入社したことで、考え方や価値観が変わったことがあれば教えてください
- 社会人になってから新たに意識するようになったことはありますか
- キャリアアップするうえで、○○さんが意識して学んでいることは何ですか
インターンでの質問は、基本的に企業や組織の尺度での質問が中心となりますが、先輩社員個人の尺度での質問をするのもおすすめです。先輩社員の考え方や価値観を知ることで、自らの視野が広がることもありますよ。
まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう
自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや性格が分析され、向いている職業・向いていない職業が診断できます。
自分の適職・適さない職業を今すぐチェックしてみてください。
また、業界も含めてより向いている職業を知りたい場合は「業界&職種マッチ度診断」、業界研究や職種が決まっている場合は「志望動機作成ツール」がおすすめです。
社員のプライベートに関する質問には慎重になろう
インターンでは企業のことや社員のことまで幅広く質問したほうが良いですが、プライベートに関する質問については慎重になる必要があります。
プライベートに踏み込んだ質問をすると、社員を困らせてしまう可能性があります。社員と親しくなると気配りを忘れがちになるため、注意しましょう。
- 付き合っている人はいますか
- どの辺に住んでいますか
- 貯金はどれくらいありますか
インターンの質問で好印象を残すには? 「良い質問」の3つの特徴
インターンの質問は企業理解を深められる良い機会ですが、できれば質問を通じて好印象を残しておきたいと考える人もいますよね。
そこでここからは、好印象につながるインターンの良い質問の特徴を3つ紹介します。質問を考える際や実際に質問をする際は、これらの点も意識するようにしましょう。
目的がはっきりしている質問
質問を通じて好印象を残したいのであれば、質問の意図や目的を明確にしておきましょう。そのほうが相手も回答がしやすくなり、その後の会話もスムーズに進むため、コミュニケーション能力の高い学生という印象につながる可能性があります。
逆に極端に漠然とした質問は、相手を困らせたり思わぬ誤解を招いたりする可能性があるため、注意が必要です。
たとえば、以下の2通りの質問を比較してみましょう。
- A:御社の福利厚生について教えてください
- B:私は将来家庭を持ったときに、育児と仕事を両立させたいと考えているのですが、御社では子育てに関する福利厚生はありますか?
Aの聞き方では相手も回答がしづらいうえに、「待遇で就職先を選んでいるのでは?」といった疑いを持たれる恐れがあります。一方、Bの聞き方のように質問の意図を添えておけば、誤解を防ぎつつ適切な回答を得ることができます。
実際に働いている人だからこそ回答できる質問
企業に関する情報は説明会や公式サイトなどで入手できますが、それだけではその企業の実態を把握するのはなかなか難しいのが実情です。
その点、インターンに参加すれば、その企業で働く社員と直に接することができるため、実際に企業で働いているから聞きたい内容を質問をすることで、職場や仕事のリアルな側面を知ることができます。

キャリア
アドバイザー
現場で働く人への質問は、事前にしっかりとリサーチしておかないとなかなか思い付かないため、質問を通じてその企業に対する熱意を示すこともできますよ。
調べた内容をもとに自分なりの仮説を立てた質問
質問をする際はただ単に不明点や疑問点を聞くだけでなく、事前に調べた内容をもとに仮説を立てたうえで質問したほうが好印象につながりやすくなります。
たとえば、以下の2通りの質問例を比較してみましょう。
- A:この業界で長く活躍するために大切なことは何ですか?
- B:この業界で長く活躍するためには私は○○が大切だと考えているのですが、○○さんのお考えはいかがでしょうか?
Aの聞き方でも問題はありませんが、Bの聞き方は自分の意見を持ったうえで質問しているため、主体的な印象を残すことができます。

キャリア
アドバイザー
常に自分なりの仮説を立てて行動できる人は、社会に出てからも活躍しやすいため、今のうちに習慣化させておくことをおすすめします。
インターンで質問するまでの準備
インターンで良い質問をするためには、事前に質問内容を考えておくのはもちろんのこと、それ以外にもいくつかの準備が必要となります。
ここからは、インターンで質問するまでの準備について解説していくので、インターン参加までにしっかりと準備を進めておきましょう。
インターンの事前準備については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
関連記事
インターンの成功は事前の準備で決まる! 充実させるコツを徹底解説
インターン成功のカギは、事前の準備! 実は事前の準備次第で、インターンで学べることが大きく変わります。今回はインターンに必要な準備を3段階に分けてキャリアアドバイザーが解説していきます。しっかりと準備をして、万全な状態でインターンに臨みましょう。
記事を読む

質問すべきタイミングを心得ておく
インターンで質問する際は、タイミングの見極めも重要です。インターンで受け入れてくれているとは言え、社員は通常業務もこなす必要があるため、相手の事情も考慮せずにむやみやたらに質問をしてしまうと、社員からの印象を悪くしかねません。
積極的な質問は意欲を示すことができますが、タイミングを見誤るとかえって逆効果です。質問は社員の手が空いているタイミングを見計らってすることを心掛けましょう。
- インターンの開始前
- インターンの休憩時間
- インターン後

キャリア
アドバイザー
場当たり的に思いついたことを聞くのではなく、自分のなかである程度考えを整理してから質問したほうが良いですよ。
事前に企業についてリサーチしておく
インターンで良い質問をするには、事前の企業リサーチが欠かせません。
ホームページやパンフレットなどを見ればすぐにわかるような質問をしてしまうと、相手から「準備が不足しているのでは?」「興味がないのでは?」といった疑いを持たれ、マイナスイメージにつながる恐れがあります。
そういった事態を防ぐためにも、事前にその企業についてしっかりとリサーチをしたうえで、それでもわからなかったことを質問するようにしましょう。
- 企業のホームページや採用ページを確認する
- 先輩社員の紹介やインタビューページを確認する
- 就活口コミサイトをチェックする
企業分析の方法については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
関連記事
企業分析に効果大なフレームワークの活用術を伝授|8つの方法も紹介
企業分析はフレームワークを使うと周りと差別化することができます。この記事ではフレームワークを活用することのメリットや、おすすめフレームワーク8選をキャリアアドバイザーが解説します。用途に合わせてフレームワークを活用し、企業分析を効果的に進めましょう。
記事を読む

あなたが受けないほうがいい職業を確認しておこう
就活の成功は、自分に合う仕事・合わない仕事を知ることが鍵です。しかし、それがどんな仕事なのかが分からず悩む人も多いでしょう。
そんな時におすすめなのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みを分析したうえで、合う仕事・合わない仕事を診断できます。
早めに自分に合う仕事・合わない仕事を知って、就活を成功させましょう。
インターンで積極的に質問をして学びを得よう
インターンは就業体験ができるだけでなく、そこで働く社員の生の声を聞ける絶好のチャンスです。そのチャンスを最大限活かすためにも、インターン期間中は積極的に質問することをおすすめします。
ただし、効果的な質問をするには、聞いておきたい質問内容や質問をするときのコツをしっかりと押さえておくことが必要です。今回解説した内容を参考にしながら、ぜひ積極的にインターンで質問をし、新たな学びを得て選考に活かしましょう。ではわからない生の情報を得られる場ですので、インターン期間中は積極的に社員に質問をして、ぜひ新たな学びを得ましょう。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!社員に仕事内容を聞くときのポイント
キャリアアドバイザー
塩田 健斗
プロフィールをみる学生時代のことを質問して自分と重ね合わせよう
現在取り組んでいる仕事内容などを聞くことは、働くうえでのイメージ形成にもつながるので非常に良いと思います。ただ、大切なのはそれを知ったうえで「どのようなスキルや経験が自分に不足しているか」を具体的に考えることです。
たとえば、1年目から営業で成績を上げていた社員であれば、学生時代も同じように結果や成績にこだわって頑張っていた経験が多いと想像できるでしょう。しかし、1年目からマーケティングや企画の仕事をしている人は学生時代にどんな経験をしていたのかを明確にイメージできない人もいるかもしれません。
その不明確な部分をクリアにしない限り、企業に対して何をアピールすれば良いかわかりません。今から取り組むべきことを知るためにも、学生時代の経験について聞いてみましょう。